JPH0650406B2 - 画像形成法 - Google Patents

画像形成法

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JPH0650406B2
JPH0650406B2 JP60122310A JP12231085A JPH0650406B2 JP H0650406 B2 JPH0650406 B2 JP H0650406B2 JP 60122310 A JP60122310 A JP 60122310A JP 12231085 A JP12231085 A JP 12231085A JP H0650406 B2 JPH0650406 B2 JP H0650406B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアモルフアスシリコン(以後a−Siと呼ぶ)
感光体を用いた電子写真法における画像形成法に関す
る。
電子写真法としては、一般に光導電物質を用い、種々の
手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜
像をトナーを用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材
にトナー画像を転写した後、加熱或いは圧力により定着
した複写物を得るものである。加えて、転写の後に感光
体上に残存するトナーを除去する工程は、電子写真法に
おいて、実用上重要な工程である。光導電物質で、電子
写真用感光体として、現在公知のものは、Se,Cd
S,有機系感光体,a−Si等がある。a−Siにおい
ては、可視光領域全般にわたり高い感光度をもち、表面
硬度が高く、長寿命が期待されるが、生産性,コスト及
び性能面からa−Siの膜厚が限定され、表面電位が低
い上に暗減衰が速いといった傾向もある。このため、a
−Si感光体を用いた電子写真法においては摩擦帯電性
の高い樹脂をトナーの結着樹脂に用いることで実用化が
可能となった。しかしながら、コロナ放電によりa−S
i感光体表面を帯電させる際、オゾンの発生等による感
光体表面の劣化に対しては未だ充分な対策が講じられて
おらず、加えて高硬度の期待されるa−Siではある
が、その表面は、傷つき易く、目に見えない傷でも画像
に反映することがあるので、感光体表面の劣化部分を除
き、画像に反映する傷をつけず、感光体表面を常に望ま
しい状態に保つようなクリーニング工程が望まれてい
る。
本発明の目的はa−Si感光体に適したクリーニング工
程を含む画像形成法を提供することにある。
本発明は、a−Si感光体を潜像保持層として、ポリエ
ステルを結着樹脂として用いたトナーにチタン酸ストロ
ンチウムを外添することにより、a−Si感光体上の劣
化部分を除き、画像に悪影響を及ぼすことなしに、感光
体表面を常に望ましい状態に保つようなクリーニング工
程を含む画像形成法である。
a−Siはビツカース硬度で1500〜2000を有し
ており、今のところ最も耐久性、耐摩耗性を持つと言わ
れるCdS感光体の数倍である20〜50万枚の耐刷性
能を持っているが、その高感度さ故に、表面の微細な傷
及び劣化でさえ画像に悪影響を与える。
そこで本発明者等は、様々な樹脂及び無機化合物に検討
を加えたところ、a−Si感光体の劣化部分の除去は、
無機化合物の硬度の工程には依存せずに、トナー結着樹
脂としてポリエステル樹脂を用い、さらに該トナーとチ
タン酸ストロンチウムを組合わせることで効果的に所期
の目的が達成されることを知見し、本発明に到達したも
のである。ポリエステル樹脂と酸化セリウム,アルミ
ナ,ケイ酸アルミニウム等の微粉体では、感光体を傷つ
け画像に悪影響を与えるか、または、劣化部分を充分除
去することが困難であった。加えて、スチレン−アクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂においては、画像流れ及び濃度薄
等、画質が悪い上に、ポリエステル樹脂において効果的
であったチタン酸ストロンチウムを加えても、a−Si
感光体を充分クリーニングできず満足な結果を得られな
かった。
クリーニング方法としては、フアーブラシクリーニン
グ、磁気ブラシクリーニング、ブレードクリーニング及
び摺擦クリーニング等公知の方法を用いることができる
が、特に摺擦クリーニングがa−Si感光体に適してい
る。
ポリエステル樹脂を用いたトナーにチタン酸ストロンチ
ウムを外添することで、a−Si感光体表面を常に望ま
しい状態に保つことができるという事に対して明確な理
由はわからない。しかし、転写工程において、転写材の
裏側を高電位にすることにより、感光体上の負に帯電し
たトナーを転写材上に移す際、正に帯電したチタン酸ス
トロンチウム微粉末が、転写材上のトナーから感光体表
面または感光体上のトナーに移動するかまたは、外添の
際のばらつきにより、より多量のチタン酸ストロンチウ
ムが付着したトナーが転写の際、感光体表面に残るか、
いずれかの原因により、転写工程を終えた感光体上に
は、外添時よりも大きな割合で、チタン酸ストロンチウ
ムが残存する。実際、クリーニング装置に回収されたト
ナーは、外添量よりも高い割合でチタン酸ストロンチウ
ムが含まれていた。
以上のことから、a−Si感光体のクリーニング工程に
おいては、ポリエステル樹脂を用いたトナー自体と、外
添時よりも高い割合で存在するチタン酸ストロンチウム
微粉末の組み合わせが好結果をもたらし、a−Si感光
体のクリーニングに好適という結果が得られるものと考
えられる。
以下に本発明の方法について図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明に係る画像形成法が適用可能な複写装置
又は記録装置の一例の概略的な構成を示すものであり、
勿論これに限定されない。
1は潜像(静電像)保持体に相当し、光導電層を含む感
光体ドラムであり、ドラム状に限らずシート状、ベルト
状のものも可能である。2は周知の感光化帯電装置、3
は原稿像、又は光像、或いは画像信号により変調された
光ビーム等を投影する光像照射装置である。これにより
感光体1に静電像を形成する。4は現像装置であり、ト
ナー保持部材4aを有していてこれにより感光体1上の
静電像に従ったトナー粒子顕画像を形成する。5は斯か
るトナー像を転写材6に転写する装置である。尚、転写
性向上のため転写前にあらかじめ顕画像に、コロナ放電
等により電荷を付与する場合もある。又、感光体1上の
静電像を一旦別の像担持体に移し、これを現像装置4に
より顕画像とする。所謂静電像転写方式を採用すること
も可能である。7はトナー像を被転写部材6に定着する
ための定着装置であり、加熱加圧手段を有する少なくと
も2本のローラーから成っている。8は転写後の感光体
1上の残留トナーを清掃除去し、感光体1の再使用のた
めのウレタンゴムローラの如き摺擦手段を有するクリー
ニング装置である。
以下に本発明の方法に適用する電子写真法の各工程につ
いて説明する。
まず、電気的潜像の形成工程に用いる電子写真感光体
は、a−Si感光体を用いる。本発明に用いられるa−
Si感光体は、基板上に、光導電層として5〜20μ、
好ましくは10〜18μのa−Si層を有するものであ
る。この時必要に応じて、その特性を実用に適合させる
ため、水素、酸素、ホウ素、窒素、リン、その他の元素
を単独または複合してa−Si形成時に導入し、新たな
特性を付与しても良い。またa−Si感光体の構成とし
てa−Si層の下部に、電荷注入防止層をもうけ、基板
からの電荷の進入を防ぐことも出来る。
次に、本発明で用いる現像工程について具体的に例を挙
げて説明する。第2図に本発明で用いる現像工程の1実
施態様が断面図で示される。同図において潜像保持面1
が矢印方向に動くと、多極永久磁石9は回転しないよう
に固定されているので、トナー保持部材(スリーブ)で
ある非磁性円筒4bを潜像保持面1と同方向に回転する
ことにより、現像容器12から送られる一成分絶縁性磁
性トナー11を非磁性円筒面上に塗布しかつ円筒面とト
ナー粒子との摩擦によって、トナー粒子に静電像電荷と
逆極性の荷電を与える。さらに鉄製のドクターブレード
10を円筒表面に近接して(間隔50μ〜500μ)、
多極永久磁石9の一つの磁極(図示ではS極)位置に対
向して配置することにより、トナー層の厚さを薄く(3
0μ〜300μ)且つ均一に規制する。この円筒4bの
回転速度を調節することにより、トナー層の表層速度及
び好ましくは内部速度が静電像保持面の速度と実質的に
等速、もしくはそれに近い速度となる様にする。ドクタ
ーブレード10として鉄のかわりに永久磁石を用いて対
向磁極を形成してもよいし、ブレードに代えて他のトナ
ーコーテイング方式を用いてもよい。また、現像部にお
いて、トナー保持部材と静電保持面との間で交流バイア
スを印加してもよい。本発明に係る現像工程について
は、特開昭54−42141号公報、同55−1865
6号公報などに詳述されている。
本発明において、トナー用結着樹脂としてのポリエステ
ル樹脂は、それを構成する酸成分とアルコール成分のう
ち、酸成分としては、フタル酸類で代表されるジカルボ
ン酸類及びポリカルボン酸を主体として、またアルコー
ル成分としてエーテル化ジフエノール混合物を主体とす
る構成からなるものである。
特にエーテル化ジフエノールはおもに、プロポキシ化ビ
スフエノールからなり、一部エトキシ化ビスフエノール
を混合したものである。さらに、これら以外、特別成分
として、アルキル置換したジカルボン酸、ジオールを含
む。
ここでポリエステルの主要構成原料となるフタル酸系ジ
カルボン酸類としては1,2−ベンゼンジカルボン酸及
びその無水物、1,3−ベンゼンジカルボン酸、1,4
−ベンゼンカルボン酸及びこれらのエステル化物等が等
しく使用可能である。又、ジカルボン酸類のうち40モ
ル%未満の範囲であれば脂肪族系のジカルボン酸を混合
可能で、その例としては、フマル酸、マレイン酸、こは
く酸、シクロヘキサンジカルボン酸、マロン酸、グルタ
ール酸およびこれらの酸の無水物等が使用可能である。
エーテル化ジフエノールとして使用可能なものは、ポリ
オキシスチレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フエニル)プロパン、ポリヒドロキシブチレン(2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパン、ポ
リオキシエチレン(3)−2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(3)−
ビス(4−ヒドロキシフエニル)チオエーテル、ポリオ
キシエチレン(2)−2,6−ジクロロ−4−ヒドロキ
シフエニル、2′,3′,6′−トリクロロ−4′−ヒ
ドロキシフエニルメタン、ポリオキシプロピレン(3)
−2−ブロモ−4−ヒドロキシフエニル、4−ヒドロキ
シフエニルエーテル、ポリオキシエチレン(2,5)−
p,p−ビスフエノール、ポリオキシブチレン(4)ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)ケトン、ポリオキシスチ
レン(7)−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エーテ
ル、ポリオキシペンチレン(3)−2,2−ビス(2,
6−ジアイオド−4−ヒドロキシフエニル)プロパン及
びポリオキシプロピレン(2,2)2,2−ビス(4−
ヒドロキシフエニル)プロパンである。
エーテル化ジフエノールの一群はエーテル化ビスフエノ
ールである。好ましい群のエーテル化ビスフエノールは
エトキシ化またはプロポキシ化されたものであり、ビス
フエノール1モル当り2ないし3モルのオキシエチレン
又はオキシプロピレンを有し、置換基としてプロピレン
又はスルホン基をもつものである。この群の例はポリオ
キシエチレン(2,5)−ビス(2,6−ジブロモ−4
−ヒドロキシフエニル)スルホン、ポリオキシプロピレ
ン(3)−2,2−ビス(2,6−ジフルオロ−4−ヒ
ドロキシフエニル)プロパンおよびポリオキシエチレン
(1,5)−ポリオキシプロピレン(1,0)−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)スルホンである。
上式によって特徴づけられる群に入るエーテル化ビスフ
エノールの他の好ましい群は、ポリオキシプロピレン−
2,2′−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパンお
よびポリオキシエチレンまたはポリオキシプロピレン
2,2−ビス(4−ヒドロキシ、2,6−ジクロロフエ
ニル)プロパン(ビスフエノール1モル当りオキシアル
キレン単位数が2.1ないし2.5である)である。
3価以上のポリカルボン酸としては、そのエステルも含
め1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−
ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサン
トリカルボン酸、2,5,7−ナフタレンカルボン酸、
1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−
ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカル
ボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボ
キシルプロパン、1,3−ジカルボキシル−2−メチル
−2−メチレンカルボキシルプロパン、テトラ(メチレ
ンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタンテ
トラカルボン酸等が使用可能である。ポリカルボン酸の
うち少なくとも60モル%がトリメリツト酸、ピロメリ
ツト酸及びそれらの無水物から選ばれたものであるとよ
り好ましい。
又3価以上のポリオールとしては、炭素原子3ないし1
2個およびヒドロキシル基3ないし9個を含有するポリ
ヒドロキシ化合物が適用できる。ポリヒドロキシ化合物
の好ましい群は、糖アルコール類およびそれらの無水物
である。これらのポリヒドロキシ化合物の例は、ソルビ
トール、1,2,5,6−ヘキサンテトロール、グリセ
リン、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、キ
シリトール、蔗糖、1,2,4−ブタントリオール、
1,2,5−ペンタントリオール、エリトロ1,2,3
−ブタントリオールおよびトレオ1,2,3−ブタント
リオールである。ポリオールのうち、少なくとも60モ
ル%がグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ルから選ばれたものであるとより好ましい。
又、これらの3価以上のポリカルボン酸又は/およびポ
リオールは酸又は/およびアルコール成分中40モル%
を越えてはならない。
また、アルキル置換ジカルボン酸としては炭素数が6〜
18のアルキル基が置換されたコハク酸、マレイン酸、
フマル酸及びそれらの酸無水物等があげられ、アルキル
の炭素数が多いものほど少量の添加で有効な摩擦帯電能
力が得られる。作用が強すぎるとトナーの荷電が大きく
なりすぎ、転写時に問題が発生するのでその量は前記の
範囲を厳密に守る必要がある。
アルキル置換ジオールとしては炭素数6〜18のアルキ
ル基が置換されたグリコール類が等しく使用可能であ
り、特にエチレングリコールが好ましい。アルキル置換
ジカルボン酸と同様の作用効果をもつ。
チタン酸ストロンチウム微粒子は、平均粒径が、0.3
〜5.0、好ましくは0.3〜2.0μで、トナーに対
して1〜5重量%外添することが好ましい。また、粉体
の自由流動性改良の目的で疎水性コロイド状シリカ微粉
末をトナーにさらに外添して用いることもできる。
本発明で用いるトナーに使用可能な荷電制御剤としては
2価以上の金属を含む有機性の塩類ないしは錯体類があ
げられる。有効な金属種としてはAl,Ba,Ca,C
d,Co,Cr,Cu,Fe,Hg,Mg,Mn,N
i,Pb,Sn,Sr,Zn等の多価性のものがあげら
れる。有機金属化合物としては上記金属のカルボン酸
塩、アルコキシレート、有機金属錯体、キシレート化合
物が有効で、その例としては、酢酸亜鉛、酢酸マグネシ
ウム、酢酸カルシウム、酢酸アルミニウム、ステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸アルミニウム、アルミニウムイソプロポキシド、アル
ミニウムアセチルアセトナート、鉄(II)アセチルアセ
トナート、3,5−ジターシヤリ−ブチルサリチル酸ク
ロム、3,5−ジターシヤリ−ブチルステアリン酸クロ
ム等があり、特にアセチルアセトン金属錯体、サリチル
酸系金属塩が好ましい。その添加量は摩擦帯電性に悪影
響をさける為に、バインダー樹脂に対して4重量%を越
えてはならないし、又0.2%以下では実質的な効果が
消失する。
又、本発明の性能を損なわない範囲、すなわちバインダ
ー樹脂中40重量%以下で公知の熱可塑性樹脂、例えば
本発明外のポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、エチレン−エチルアクリレート樹脂、フエノール
樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、キシレン樹脂、ブチ
ラール樹脂等を混合又は変成により使用しても良い。こ
れら公知の熱可塑性樹脂の配合量はトナー用バインダー
中20重量%を越えないことがより好ましい。これらの
熱可塑性樹脂の中ではスチレン−アクリル系樹脂が好ま
しい。
本発明のトナーに用いる着色剤としては、公知のものが
すべて使用でき、例えば、カーボンブラツク、鉄黒、ニ
グロシン、ベンジジンイエロー、キナクリドン、ローダ
ミンB、フタロシアニンブルーなどがある。
また本発明のトナーを磁性トナーとして用いるために、
磁性粉を含有せしめてもよい。このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、
鉄、コバルト、ニツケルなどの強磁性金属の粉末もしく
はマグネタイト、ヘマタイト、フエライトなどの化合物
がある。酸化鉄系磁性体を着色剤として用いる時には、
トナー中に20〜80重量%含有するのが良い。
さらに本発明のトナーは必要に応じて鉄粉、ガラスビー
ズ、ニツケル粉、フエライト粉などのキヤリアー粒子と
混合されて電気的潜像の現像剤として用いられる。
現像工程で得られた現像画像は、コロナ転写、バイアス
ロール転写などの静電転写方式を用いて紙などの被転写
材へ転写される。
一方、被転写部材上の転写画像は、加圧加熱ロール方
法、オープンチヤンバー法、フラツシユ定着法などの公
知の方法によって定着される。
以下、樹脂製造例、実施例、比較例をもって具体的に本
発明を説明するが、これらは本発明を何ら限定するもの
ではない。なお使用部数はすべて重量部である。
〔製造例1〕 ポリオキシプロピレン(2,5)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフエニル)プロパン545部を四つ口フラス
コに入れ撹拌器、コンデンサー、温度計、ガス導入管を
セツトし、マントルヒーター内に置いた。反応容器内を
窒素ガス置換した後、内容物を50〜60℃になる様に
した時点で、テレフタル酸135部、C12のアルキル基
を置換したコハク酸(C1630)77部、トリメリ
ト酸38部を加えてヒドロキシル基1当量に対しカルボ
キシル基0.9当量になる様にした。この混合物系を2
10℃に加熱撹拌した。反応水を除去しつつ、約5時間
経過した後反応の終点を見るべく1時間毎に酸価測定に
よって反応を追跡した。酸価が約30になった時点で反
応物を室温に冷却した。その後常法により、ポリエステ
ル樹脂を得た。
〔製造例2〕 製造例1と同様の方式に従いポリオキシプロピレン
(2,5)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
プロパン545部をフラスコに入れ、窒素置換及び50
℃加熱を行なった。これにイソフタル酸135部、C12
のアルキル基で置換したコハク酸77部、トリメリト酸
38部を添加し、これら混合物を210℃に加熱撹拌し
て反応させ、反応終了後室温に冷却した。その後常法に
より、ポリエステル樹脂を得た。
(実施例1) 製造例1のポリエステル樹脂 100部 アセチルアセトン鉄 2部 カーボンブラツク 8部 上記組成からなる混合物をロールミルで加熱混練した。
これを放冷した後、カツターミルで粗砕物とし超音波ジ
エツトミルにより微粉砕し、平均粒径約8μのトナーと
した。
このトナーに平均粒径1.0μのチタン酸ストロンチウ
ムを3重量%加え、コーヒーミルで外添した。このよう
に得られたトナー15部を85重量部のキヤリアー鉄粉
と混合し、2成分現像剤とした。次いで、基板上に膜厚
15μより成るa−Si光導電層をそなえた感光ドラム
を具備した。NP−5000改造機を用い、繰り返し複
写による耐久試験を行なったところ、6万枚時でもa−
Si感光体に傷は現われず、画質も良好であり、a−S
i感光体表面上を観察したところ、劣化部分は見られな
かった。
(実施例2) 製造例1のポリエステル樹脂 100部 3,5−ジターシヤリーブチル サリチル酸クロム 3部 マグネタイト 60部 上記組成からなる混合物を常法に従って、平均粒径約1
0μの一成分磁性トナーを得た。
このトナーに平均粒径1.0μのチタン酸ストロンチウ
ムを3重量%外添した。これを用いて以下のようにして
評価試験を行なった。
アルミ基板上に1.0μの電荷注入防止層を持ち、さら
に膜厚20μを有し、ホウ素を導入したa−Si光導電
層を持った3層からなるa−Si感光ドラムの表面に、
ドラムの線表面速度168mm/secで+6KVのコ
ロナ放電により一様に帯電を行ない、次いで原画像照射
を行ない、感光体表面に潜像を形成する。第2図に示す
ようなスリーブ径50mm、スリーブ表面磁束密度70
0ガウス、鉄製穂切リブレードアルミニウム製スリーブ
間距離0.2mmの現像器をa−Si感光ドラム表面と
スリーブ間距離0.25mmに設定して前記現像剤を用
いて現像した。次いで転写紙の背面より+7KVの直流
を照射しつつ粉像を転写し、さらに加熱ローラー間を通
して定着した。尚クリーニング方法として第1図に示す
摺擦クリーニングを用いた。その結果、10万枚耐久の
後でも、画像には、ドラム傷が現われず、a−Si感光
体表面には、窒素酸化物等、コロナ放電による劣化成分
がほとんど観測されなかった。
(実施例3) 製造例2のポリエステル樹脂を用いることを除いては、
実施例1と同様に行なったところ、ドラム面の傷及び劣
化成分は観測されなかった。
(実施例4) 平均粒径2.0μのチタン酸ストロンチウム微粉末1重
量%外添することを除いては実施例2と同様に行なった
ところ、実施例と同様に良好な結果を得た。
(実施例5) 平均粒径1.0μのチタン酸ストロンチウムを5重量%
外添することを除いては、実施例2と同様に行なったと
ころ良好な結果を得た。
(比較例1) 従来多用されているスチレン−アクリル樹脂を用いるこ
とを除いては、実施例1と同様に行なったが、耐久1万
枚でドラム傷が生じ画質が悪化した。
(比較例2) エポキシ樹脂を用いることを除いては、実施例2と同様
に行なったが、耐久9000枚で、ドラム表面を調べた
ところ、コロナ放電による劣化部分が観測された。
(比較例3) チタン酸ストロンチウムを外添しないトナーを用いるこ
とを除いては、実施例2と同様に行ない、耐久2万枚で
ドラム表面を調べたところ劣化部分が認められた。
(比較例4) 平均粒径3μのチタン酸ストロンチウムを6重量%外添
することを除いては、実施例2と同様にしたところ、耐
久5000枚でドラム傷が発生した。
(比較例5) チタン酸ストロンチウムのかわりに酸化セリウムを外添
することを除いては、実施例2と同様にしたところ耐久
1万5千枚でドラム傷が発生した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成法が適用可能な複写装置の一
例を示す概略的な構成図を示す図である。 第2図は、本発明で用いる現像工程の1実施形態の断面
図を示す。 1……潜像保持体、 4……現像装置、 4a……トナー保持部材、 4b……非磁性円筒, 9……マグネツトロール、 10……ドクターブレード、 11……絶縁性磁性トナー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像保持層上に電気的潜像を形成する工程
    と、トナー保持部材上に配されたトナーが上記潜像を現
    像する工程と、得られたトナー像を被写体部材へ転写す
    る工程と、転写の後に潜像保持層表面に残存するトナー
    を除去する工程とからなる画像形成方法において、前記
    潜像保持層としてアモルフアスシリコン感光体を用い、
    該アモルフアスシリコン感光体に形成された潜像を、ト
    ナーの結着樹脂として(A)酸またはアルコール成分中
    40モル%以下の3価以上のポリカルボン酸および/ま
    たは3価以上のポリオールと、(B)60モル%以上が
    フタル酸系であるジカルボン酸類と、(C)酸またはア
    ルコール成分中30モル%以下のアルキル置換ジカルボ
    ン酸および/またはアルキル置換ジオールと、(D)エ
    ーテル化ジフエノール類と、を含有する系から得られる
    非線状化低融点ポリエステル樹脂を用いたトナーにチタ
    ン酸ストロンチウムの微粉体を添加したもので現像し、
    転写し、転写後に該感光体をクリーニングすることを特
    徴とする画像形成法。
  2. 【請求項2】チタン酸ストロンチウムが平均粒径0.3
    〜5.0μを有する特許請求の範囲第1項の画像形成
    法。
  3. 【請求項3】トナーに対し1〜5重量%のチタン酸スト
    ロンチウムを添加する特許請求の範囲第1項の画像形成
    法。
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