JPH0650422U - 農用カッターにおける固定刃取付装置 - Google Patents
農用カッターにおける固定刃取付装置Info
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 農用カッターの固定刃と回転刃との刃台わせ
調整が、楽に、かつ迅速・適確に行なえ、しかも、作業
中に狂いを生ぜしめないようにする。 [構成] 固定刃5を組付ける取付機枠bには、固定刃
5の刃身50を当接する固定刃取付座7を、回転刃41
の回動軌跡Wの外周側に設ける。固定刃取付座7に、固
定刃5の刃身50を前記回動軌跡Wの外周側から当接し
て峰部に寄る側をセットボルト6で閉じ合わせる。固定
刃取付座7にそれの内側から調節ボルト8を螺合してそ
れの先端部80を固定刃5の刃身50の刃部52に寄る
部位に衝合させて組付面70から引き離す方向に押し出
す。
調整が、楽に、かつ迅速・適確に行なえ、しかも、作業
中に狂いを生ぜしめないようにする。 [構成] 固定刃5を組付ける取付機枠bには、固定刃
5の刃身50を当接する固定刃取付座7を、回転刃41
の回動軌跡Wの外周側に設ける。固定刃取付座7に、固
定刃5の刃身50を前記回動軌跡Wの外周側から当接し
て峰部に寄る側をセットボルト6で閉じ合わせる。固定
刃取付座7にそれの内側から調節ボルト8を螺合してそ
れの先端部80を固定刃5の刃身50の刃部52に寄る
部位に衝合させて組付面70から引き離す方向に押し出
す。
Description
【0001】
本考案は、藁稈・牧草等を切截する農用カッターにおける固定刃取付装置につ いての改良に関する。
【0002】
農用カッターAは、通常、図1に示している如く、カッター本体1を装架せる 機枠2に、軸受支持部材3を左右に一対に対向させて組付け(図面上一方は省略 している)、この軸受支持部材3に左右の軸端部を軸受30を介して軸支せる主 軸aを、前記カッター本体1の主体たる機体1a内に装設せる切截室10の軸芯 部位に貫通させて、その主軸aの切截室10内を横切る部位に刃物取付金40を 組付けて、それの回動端部に回転刃41を組付け、本体1の機内に設けた送込ロ ール11・11が収蔵軸架される送込ロール室12と前記切截室10との間に、 取付機枠bを前述の機枠2に固定させて設け、この取付機枠bに前記回転刃41 と対向する固定刃5を組付けておいて、供給樋1bから供給されて送込ロール1 1・11により切截室10内に送込まれる被切截資料を、主軸aの駆動により回 転する回転刃41と機枠2に固定してある固定刃5とにより切断して、排出樋1 Cに排出するよう構成してある。
【0003】 そして、作業中における回転刃41および固定刃5の摩耗に対処するために行 なう回転刃41と固定刃5との刃合わせの調節は、図2に示している如く、主軸 aの軸端部を軸支する軸受支持部材3を、機枠2に前後方向(図1において左右 方向)に変位調節自在に組付けておいて、この軸受支持部材3を前後に動かすこ とで、主軸aおよび刃物取付金40ごと回転刃41を前後方向に動かして、回転 刃41の回動軌跡を、固定刃5に対し進退させることによって行なうようにして いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上述の如く、主軸aの軸受支持部材3を機枠2に対して前後にスライド調節す ることで行なう刃合わせ調節は、軸受支持部材3を組付けているボルト20…を 緩めて、軸受支持部材3を、機枠2に形成してある組付座21の上面に沿いスラ イドすることで回転刃41の回動軌跡と固定刃5との間隙を調整した後、その状 態位置にボルト20の締付けで固定するようにすることから、このボルト20の 締付けの際に狂いがでる場合が多く、調整作業か甚だ面倒な問題がある。また、 調整を終えた後も、作業中に回転刃41と固定刃5との間に噛み込まれる被切截 資料の圧力で、軸受支持部材3が固定刃5から離れる方向に押し出されるように なることでずれてくる場合が多く、そのため作業中に刃合わせの間隙に狂いが生 じてくる問題がある。
【0005】 本考案は、従来手段に生じているこれらの問題を解消せしめるためになされた ものであって、固定刃5と回転刃41との刃合わせ調整の作業が、楽にかつ、迅 速・適確に行なえ、しかも、作業中に狂いが生じないようにする新たな手段を提 供することを目的とする。
【0006】
そして、本考案においては、この目的を達成するための手段として、主軸に刃 物取付金を介して装着した回転刃と対向さす固定刃を組付けるよう機体に固定装 設する取付機枠には、側面視において、主軸中心に回動する回転刃の回動軌跡の 外周側に向かう部位に、固定刃の刃身の一方の側壁面を当接する組付面が前記回 動軌跡の接線方向に沿うように固定刃取付座を装設し、それの前記組付面に、固 定刃の刃身の一方の側壁面の両端部を、刃部が回転刃の回動方向と対向する姿勢 として当接し、その刃身の峰部に寄る側をセットボルトにより固定刃取付座に閉 じ合わせ、固定刃取付座にはそれの内側から調節ねじを螺合し、その調節ねじの 先端部を組付面に当接する前記固定刃の刃身の側壁面の刃部に寄る部位に衝合さ せてなる農用カッターにおける固定刃取付装置を提起し、また、この固定刃取付 用の機枠を、主軸の軸受支持部材に一体または一体的に連結しておく農用カッタ ーにおける固定刃取付装置を提起するものである。
【0007】
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は、従前手段のものと同効 の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
【0008】 図3は本考案を実施せる農用カッターAの一部破断した側面図で、同図におい て、1はカッター本体、2は機枠、aは主軸、5は固定刃、bは固定刃5の取付 機枠、41は回転刃を示す。
【0009】 機枠2は、図例のものは定置型のもので、綱板等の金属材により横倒しの角筒 状に形成してあって、内腔には原動機取付ベッド22が装設してある。
【0010】 カッター本体1は、鋼板等の金属材により機筺状に形成した機体1aの内部に 、図4に示している如く、主軸aに刃物取付金40を介して組付けられる回転刃 41と機体1aに固定して設けられる固定刃5とよりなる切截機構を収蔵する切 截室10と、送込ロール11・11を収蔵する送込ロール室12とを、前後(図 において左右)に並列させて設け、機体1aの前面側(図において右面側)に前 記送込ロール室12に被切截資料を供給する供給樋1bの基端部を接続し、機体 1aの後面側に、切截室10内で切截処理された被切截資料の排出を誘導する排 出樋1cの基端部を接続し、機体1aの左右の側面には、前記機枠2の原動機取 付ベッド22に組付ける原動機(モーターM)の出力軸と前述の主軸aとを伝導 するための伝導機構を収蔵する伝導ケース1d(図5)と、主軸aと前述の送込 ロール11・11とを伝導する伝導機構を収蔵する伝導ケース1e(図3)とを 設けることで構成してあり、その機体1aの下面を前述の機枠2の上面の台座に 組付けセットすることで、機枠2に支架せしめてある。
【0011】 そして、切截機構および送込ロール11・11を駆動するための前述の主軸a は、機体1a内に装設する切截室10の左右の側板13(一方は図面上省略して いる)の各外面に、軸受支持部材3をそれぞれ一体的に組付けておいて、これに 軸受30を介して該主軸aの左右の軸端部をそれぞれ軸支することで、カッター 本体1側の機体1aに軸架せしめてある。
【0012】 また、切截機構の固定刃5は、前述の軸受支持部材3に一体に連続させて形成 することで、機体1aの左右の両側に該機体1aと一体的に連結する状態に設け た左右の取付機枠b(一方は図面上省略している)間に渡架し、その固定刃5の 左右の両端部をセットボルト6によりこの取付機枠bに止着することで機体1a に対し一体的に固定して装着するようにしてある。
【0013】 そして、このセットボルト6による組付けの際、取付機枠bには、主軸a中心 に回動する回転刃41の回動軌跡Wを基準としてそれの外周側に向かう側に、図 6に示している如く、固定刃5の刃身50の一方の側壁面51を当接する組付面 70が、前記回動軌跡Wの接線方向に沿うようになる固定刃取付座7を形設して おいて、それの組付面70に、前記回動軌跡Wの外側から固定刃5の刃身50の 左右の両端部の前記側壁面51を刃部52が上向きとなる姿勢で当接し、その固 定刃5の刃身50の刃部52と反対側の背峰側に寄せた部位に、前記セットボル ト6を挿通するボルト穴53を設けて、それに前述の回動軌跡Wの外側から前記 セットボルト6を挿通し、それを取付機枠bの前記固定刃取付座7の下端側に寄 せた部位に設けたボルト穴71に螺合していくことで固定刃5の取付けを行なう ようにし、かつ、取付機枠bの前記固定刃取付座7には、それの上端側に寄せた 部位に調節ねじ穴72を装設しておいて、そこに調節ねじ8を、固定刃取付座7 の内側から螺合して、その調節ねじ8の先端部80を、該固定刃取付座7の組付 面70とそこに当接している固定刃5の刃身50の側壁面51との間に突き出し 、前述のセットボルト6により固定刃取付座7に背峰側に寄る部位か緊縛された 状態にある固定刃5の刃身50の刃部52に寄る側を、該固定刃取付座7の組付 面70から引き離すように押し出していくようにし、これにより、固定刃5の刃 先を回転刃41の刃先の回動軌跡Wに対し進退する方向に動かし、刃合わせの調 節を行なうようにしてある。
【0014】 この手段において、固定刃取付座7を形設する取付機枠bは、主軸aを軸支す る軸受支持部材3と別体に形成して、機体1aに一体的に組付けるようにする場 合がある。
【0015】 この場合は、回転刃41と固定刃5との刃合わせ調節を、前述の調節ねじ8の 調節操作で、固定刃5の刃身50の刃部52側を、固定刃取付座7の組付面70 に対し進退させることによって行なえる利益だけが得られ、固定刃5と回転刃4 1との間に被切截資料が噛込むことにより主軸aの軸受支持部材3と固定刃5の 取付機枠bとが引き離される方向の圧力を受けたときに、その固定刃5を組付け ている取付機枠bが主軸aの軸受支持部材3と一緒に動くようになって調整した 固定刃5と回転刃41の刃合わせに狂いを生ぜしめないようにする利益は得られ ないようになる。
【0016】
以上説明したように、本考案による農用カッターにおける固定刃取付装置は、 固定刃5の刃身50の両端部を、取付機枠bに設けた固定刃取付座7の組付座7 0に、回転刃41の回動軌跡Wの外周側から当接して、刃身50の峰部に寄る側 をセットボルト6により組付座70に閉じ合わせて、その固定刃5の刃身50の 刃部52に寄る側を、固定刃取付座7の内側から螺合した調節ねじ8により組付 座70から引き離す方向に押し出すようにしているのだから、調節ねじ8をまわ すだけの作動で、固定刃5の刃先が回転刃41の回動軌跡Wに対し進退して刃合 わせ調節が行なえるようになり、この刃合わせの作業が楽にかつ迅速・適確に行 なえるようになる。
【0017】 また、固定刃5を組付ける取付機枠bを、回転刃41が刃物取付金40を介し て組付けられる主軸aの軸受支持部材3に一体または一体的に連結していること から、回転刃41と固定刃5との間に披切截資料が噛込むことで、回転刃41と 固定刃5とを引き離す方向に圧力が働いたとき主軸aの軸受支持部材3と固定刃 5の取付機枠bとが一緒に動くようになって、調整した刃合わせに狂いが生じな いようになる。
【0018】
【図1】従前手段の一部破断した側面図である。
【図2】同上の要部の分解した斜視図である。
【図3】本考案を実施せる農用カッターの一部破断した
左側面図である。
左側面図である。
【図4】同上の要部の縦断側面図である。
【図5】同上の一部破断した右側面図である。
【図6】同上の要部の拡大した側面図である。
A…農用カッター、W…回動軌跡、a…主軸、b…取付
機枠、1…カッター本体、1a…機体、1b…供給樋、
1c…排出樋、1d…伝導ケース、1e…伝導ケース、
2…機枠 20…ボルト、21…組付座、22…原動機
取付ベッド、3…軸受支持部材、30…軸受、40…刃
物取付金、41…回転刃、5…固定刃、50…刃身、5
1…側壁面、52…刃部、53…ボルト穴、6…セット
ボルト、7…固定刃取付座、70…組付面、71…ボル
ト穴、72…調節ねじ穴、8…調節ねじ、80…先端
部、
機枠、1…カッター本体、1a…機体、1b…供給樋、
1c…排出樋、1d…伝導ケース、1e…伝導ケース、
2…機枠 20…ボルト、21…組付座、22…原動機
取付ベッド、3…軸受支持部材、30…軸受、40…刃
物取付金、41…回転刃、5…固定刃、50…刃身、5
1…側壁面、52…刃部、53…ボルト穴、6…セット
ボルト、7…固定刃取付座、70…組付面、71…ボル
ト穴、72…調節ねじ穴、8…調節ねじ、80…先端
部、
Claims (2)
- 【請求項1】 主軸aに刃物取付金40を介して装着し
た回転刃41と対向さす固定刃5を組付けるよう機体1
aに固定装設する取付機枠bには、側面視において、主
軸a中心に回動する回転刃41の回動軌跡Wの外周側に
向かう部位に、固定刃5の刃身50の一方の側壁面51
を当接する組付面70が前記回動軌跡Wの接線方向に沿
うように固定刃取付座7を装設し、それの前記組付面7
0に、固定刃5の刃身50の一方の側壁面51の両端部
を、刃部52が回転刃41の回動方向と対向する姿勢と
して当接し、その刃身50の峰部に寄る側をセットボル
ト6により固定刃取付座7に閉じ合わせ、固定刃取付座
7にはそれの内側から調節ねじ8を螺合し、その調節ね
じ8の先端部80を組付面70に当接する前記固定刃5
の刃身50の側壁面51の刃部52に寄る部位に衝合さ
せてなる農用カッターにおける固定刃取付装置。 - 【請求項2】主軸aに刃物取付金40を介して装着した
回転刃41に対向させる固定刃5を組付ける取付機枠b
を、前記主軸aの軸受30を支持する軸受支持部材3に
一体または一体的に連続させて機体1aに装設したこと
を特徴とする農用カッターにおける固定刃取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406934U JP2550131Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 農用カッターにおける固定刃取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406934U JP2550131Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 農用カッターにおける固定刃取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650422U true JPH0650422U (ja) | 1994-07-12 |
| JP2550131Y2 JP2550131Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=18516554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990406934U Expired - Fee Related JP2550131Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 農用カッターにおける固定刃取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550131Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP1990406934U patent/JP2550131Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2550131Y2 (ja) | 1997-10-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |