JPH065067Y2 - 工作機械のフレーム構造 - Google Patents

工作機械のフレーム構造

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JPH065067Y2
JPH065067Y2 JP9893290U JP9893290U JPH065067Y2 JP H065067 Y2 JPH065067 Y2 JP H065067Y2 JP 9893290 U JP9893290 U JP 9893290U JP 9893290 U JP9893290 U JP 9893290U JP H065067 Y2 JPH065067 Y2 JP H065067Y2
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JP
Japan
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frame
base
adhesive
frame structure
machine tool
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JP9893290U
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JPH0457334U (ja
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富夫 小出
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、旋盤や、マシニングセンタ、その他の工作
機械において、ベースとその上に固定されるフレームと
で構成されるフレーム構造に関するものである。
〔従来の技術〕
旋盤等の工作機械において、ベースとその上に固定され
るフレームとで本体が構成されるものがある。前記フレ
ームは、形状が複雑で、また振動を吸収する必要がある
ため、一般に鋳鉄で鋳造される。フレームのベースとの
接合面は、鋳ばなしのままでは精度が出ないため、平面
加工して黒皮を削り取る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、フレームは、一般に大形状の重力物であるた
め、平面加工に手間がかかり、製作時間が長くなるとい
う問題点がある。
この考案の目的は、製作時間の短縮が図れる工作機械の
フレーム構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の工作機械のフレーム構造は、ベース上に高さ
調整部品を介してフレームを載置し、前記ベースとフレ
ームとの間の空間の外周を囲む囲枠を設け、この囲枠内
に接着剤を充填したものである。
〔作用〕
この構成によると、高さ調整部品でフレームの高さ調整
をして接着剤を充填することにより、接着剤の硬化後は
その調整した高さでフレームがベースに固定される。
接着剤は、充填時は自由に流動してフレームの表面にな
じむため、フレームを鋳ばなしのままの粗面としても、
フレームとベースとの組立精度が得られる。
〔実施例〕
この考案一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
する。この実施例は、2軸のタレット旋盤に適用した例
である。
ベース1上に、ベッドとなる2個の独立したフレーム2
を左右に並べて配置し、各フレーム2に主軸台3および
タレットスライド4を設置してある。タレットスライド
4は、工具が装着されるタレット5を搭載したものであ
り、フレーム2のレール6を設置されて、モータ7によ
り進退駆動される。各主軸台3の主軸8を駆動する主軸
モータ9(第2図)は、フレーム2の背面に突設した取
付枠10に設置され、ベルト機構(図示せず)を介して
回転伝達する。
ベース1は、形鋼からなる枠組体11の上面に鋼板製の
天板12を張ってなる薄箱状のベース本体13と、その
内部に充填したコンクリート14とで構成される。枠組
体11の両側の側枠材11aは後方に長く延出してお
り、前端付近にアジャスタボルトからなる調整脚16
(第1図)が補強部材15と共に取付けてある。
フレーム2のベース1への設置は、次のように行われ
る。ベース1の上面に、外周枠17aおよび内周枠17
bからなる二重の囲枠17が2個並べて突設され、各フ
レーム2の底部が各囲枠17の外周枠17a内に嵌め込
まれる。内周枠17bは、外周枠17aよりも低く形成
してある。両枠17a,17bは鋼板等で形成されて天
板12に溶接されている。各フレーム2は、高さ調整部
品であるアジャスタボルト18が、底板2aの四隅に下
方へ突出させて取付けてあり、これらアジャスタボルト
18を介してベース1上に載置される。アジャスタボル
ト18は、フレーム2の設置時の高さ調整に用いられる
ものであり、高さ調整後に、囲枠17の外周枠17aと
内周枠17bとの間に接着剤19が隙間なく充填され
る。
接着剤19は、流動モルタル状、モルタル状、ペイント
状、またはペースト状等の粘度の高い流動状のものであ
って、硬化性のものが用いられる。この実施例では、接
着剤19に、日本シーカ株式会社製の「シーカジュア4
2」を用いている。これは、2成分型エポキシ樹脂と充
填剤とを主成分とする無溶剤型で流動モルタル状のもの
であり、接着強さは20kgf/cm2以上得られ、かつ機械
強度は、圧縮強度が900kg/cm2以上、曲げ強度が30
0kg/cm2以上得られる。また圧縮弾性係数にも優れてい
る。
この構成のフレーム構造によると、アジャスタボルト1
8で高さ調整して接着剤19を充填するので、接着剤1
9の硬化後はその調整した高さでフレーム2がベース1
に接着固定される。
接着剤19は、充填時は自由に流動してフレーム2の表
面になじむため、鋳造品からなるフレーム2を鋳ばなし
のままの粗面としても、フレーム2とベース1との組立
精度が十分に得られる。そのため、フレーム2のベース
1との接合面につき、黒皮を削り取って平坦加工する必
要がなく、製作時間が短縮される。フレーム2は、大形
状の重量物であるため、取扱や機械加工が困難である
が、このように機械加工の工程が削減できるため、製作
時間の短縮効果が大きい。
また、接着剤19は吸振性を有しているため、フレーム
2の振動がベース1に伝達することが抑制され、したが
って2個のフレーム2の間で振動が相互に干渉すること
が少なくて、2本主軸8による同時加工が精度良く行え
る。
なお、前記実施例では高さ調整部品としてアジャスタボ
ルト18を用いたが、組立時においてフレーム2の高さ
を調整できる部品であれば、どのようなものであっても
良い。
また、囲枠17は、前記実施例のように二重にしたもの
に限らず、外周枠17aのみで構成してフレーム2とベ
ース1との間の全体に接着剤19を充填するようにして
も良い。また、囲枠17はフレーム2とベース1との間
の複数箇所に設け、各々に接着剤19を充填するように
しても良い。さらに、囲枠17はベース1に固定せず、
フレーム2とベース1との位置決めを別の部材、例えば
ベース1に設けた突片等で行うようにしても良い。
また、前記実施例は2軸旋盤に適用した場合につき説明
したが、この考案は工作機械一般に適用できる。例え
ば、フレーム2は、フライス盤のコラムのような部品で
あっても良い。
〔考案の効果〕
この考案の工作機械のフレーム構造は、ベース上に高さ
調整部品を介してフレームを載置し、ベースとフレーム
の間に接着剤を充填したものであるため、フレームが鋳
ばなしのままの粗面であっても、接着剤がフレーム表面
に自由になじんで硬化することにより、十分な組立精度
が得られる。そのため、フレームのベースとの接合面を
平面加工する必要がなく、製作時間が短縮されるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の破断正面図、第2図はそ
の破断側面図、第3図は同じくそのベースの平面図であ
る。 1……ベース、2……フレーム、3……主軸台、5……
タレット、17……囲枠、17a……外周脚、17b…
…内周脚、18……アジャスタボルト(高さ調整部
品)、19……接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース上に高さ調整部品を介してフレーム
    を載置し、前記ベースとフレームとの間の空間の外周を
    囲む囲枠を設け、この囲枠内に接着剤を充填した工作機
    械のフレーム構造。
JP9893290U 1990-09-19 1990-09-19 工作機械のフレーム構造 Expired - Lifetime JPH065067Y2 (ja)

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JPH0457334U JPH0457334U (ja) 1992-05-18
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