JPH0650685B2 - ガス絶縁機器 - Google Patents
ガス絶縁機器Info
- Publication number
- JPH0650685B2 JPH0650685B2 JP23203388A JP23203388A JPH0650685B2 JP H0650685 B2 JPH0650685 B2 JP H0650685B2 JP 23203388 A JP23203388 A JP 23203388A JP 23203388 A JP23203388 A JP 23203388A JP H0650685 B2 JPH0650685 B2 JP H0650685B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絶縁ガスを充填した密封容器に変圧器等の複数
の電気機器を収納し、該容器表面からの熱放散により冷
却を図る自冷式ガス絶縁機器の改良に関し、容器内部の
絶縁ガス温度の均等化を図り、冷却を効果的に行なうこ
とを目的としたものである。
の電気機器を収納し、該容器表面からの熱放散により冷
却を図る自冷式ガス絶縁機器の改良に関し、容器内部の
絶縁ガス温度の均等化を図り、冷却を効果的に行なうこ
とを目的としたものである。
従来のこの種のものは特に内部温度の均一化は考慮され
ておらず、単に容器を大型化し、表面の放熱面積を大き
くする程度の処置がとられるのみであった。
ておらず、単に容器を大型化し、表面の放熱面積を大き
くする程度の処置がとられるのみであった。
この場合、次の欠点が免かれなかった。すなわち、 (1)容器内部で上下の絶縁ガスの温度差が大きいため
全体としての放熱効率が悪く、極めて不経済ある。
全体としての放熱効率が悪く、極めて不経済ある。
(2)このようなガス絶縁機器の一例として、同一発明
者、同一出願人による特許出願(特願昭63−1246
60号)に示す同一容器に2台の変圧器を上下に配置し
たものがある。この場合、下部変圧器から発生した熱が
上部変圧器で生じた熱に加わり、上部が高温度となる。
このため、上部変圧器では下部変圧器に比べて電流密度
を低くし、あるいは磁束密度を低下させ、大型化すると
いう欠点を承知の上で発熱量の低減を図るといった不経
済な手段を取らざるを得なかった。
者、同一出願人による特許出願(特願昭63−1246
60号)に示す同一容器に2台の変圧器を上下に配置し
たものがある。この場合、下部変圧器から発生した熱が
上部変圧器で生じた熱に加わり、上部が高温度となる。
このため、上部変圧器では下部変圧器に比べて電流密度
を低くし、あるいは磁束密度を低下させ、大型化すると
いう欠点を承知の上で発熱量の低減を図るといった不経
済な手段を取らざるを得なかった。
本発明は上記の欠点を解消するため、容器内に水平方向
に熱遮蔽板を設け、内部を上下に仕切って絶縁ガスの流
通を遮断し、下部区画の熱が上部区画に影響を及ぼさな
いようにして熱放散を効果的に行なうものである。
に熱遮蔽板を設け、内部を上下に仕切って絶縁ガスの流
通を遮断し、下部区画の熱が上部区画に影響を及ぼさな
いようにして熱放散を効果的に行なうものである。
第1図(a)および(b)は、本発明を上記特許出願の
装置に適用した実施例を示す正面断面図および側面断面
図である。ガス充填密封構造の容器1内において、大容
量の変圧器2を下部に、小容量の変圧器3を上部に設
け、中間に熱遮蔽板4を取り付けて容器内部を水平に仕
切り、上部区画5aおよび下部区画5bとし、絶縁ガス
の上下の流通を遮断する。
装置に適用した実施例を示す正面断面図および側面断面
図である。ガス充填密封構造の容器1内において、大容
量の変圧器2を下部に、小容量の変圧器3を上部に設
け、中間に熱遮蔽板4を取り付けて容器内部を水平に仕
切り、上部区画5aおよび下部区画5bとし、絶縁ガス
の上下の流通を遮断する。
この場合、変圧器2,3の取り付けは適宜構造によるこ
とができるが、図示の場合は次のようにされている。す
なわち、6aないし6dは鉄心締付金具であり、変圧器
2は鉄心締付金具6aを介して容器1の底板1aで支持
すると共に、変圧器3は支持金物7により容器の蓋板1
bで吊り下げて支持する。また、変圧器2は鉄心締付金
具6bを介し、変圧器3は同じく6cを介して、予め固
定金物8で容器側壁1cに取り付けた上記熱遮蔽板4に
よりそれぞれ振れ止めを施す。かくして、熱遮蔽板4に
は余り大きな力は加わらない構造にされている。
とができるが、図示の場合は次のようにされている。す
なわち、6aないし6dは鉄心締付金具であり、変圧器
2は鉄心締付金具6aを介して容器1の底板1aで支持
すると共に、変圧器3は支持金物7により容器の蓋板1
bで吊り下げて支持する。また、変圧器2は鉄心締付金
具6bを介し、変圧器3は同じく6cを介して、予め固
定金物8で容器側壁1cに取り付けた上記熱遮蔽板4に
よりそれぞれ振れ止めを施す。かくして、熱遮蔽板4に
は余り大きな力は加わらない構造にされている。
熱遮蔽板4には鉄板等の補強材(図示せず)を付加して
十分な機械的強度を持たせ、固定金物8により容器側壁
1cに固定し、上下区画間を遮断する。また熱遮蔽板4
には貫通孔4a,4bを設けて一次リード線9および二
次リード線10を貫通させる。ただし、この貫通孔4
a,4bは各リード線9,10との間に適宜空隙を設け
て僅かの絶縁ガスの流通を可能にし、温度変化により上
下区画の絶縁ガスに圧力差が生じるおそれのないように
する。なお11は一次L形コネクタ、12は二次ブッシ
ングである。
十分な機械的強度を持たせ、固定金物8により容器側壁
1cに固定し、上下区画間を遮断する。また熱遮蔽板4
には貫通孔4a,4bを設けて一次リード線9および二
次リード線10を貫通させる。ただし、この貫通孔4
a,4bは各リード線9,10との間に適宜空隙を設け
て僅かの絶縁ガスの流通を可能にし、温度変化により上
下区画の絶縁ガスに圧力差が生じるおそれのないように
する。なお11は一次L形コネクタ、12は二次ブッシ
ングである。
第2図は上記実施例において、変圧器2および3に各一
定負荷を加えた場合の実測結果に基づき、容器内部の最
終温度上昇値を推定し、本発明による温度上昇値低下作
用を説明するための曲線図である。
定負荷を加えた場合の実測結果に基づき、容器内部の最
終温度上昇値を推定し、本発明による温度上昇値低下作
用を説明するための曲線図である。
ここで縦軸hは容器内部の高さで、h0は容器内最高
部、h1は熱遮蔽板4の取り付け高さを示し、横軸Tは
温度上昇値である。実線で示すように、熱遮蔽板4を設
けない従来の場合は容器内最上部でT1と高温度にな
り、上部の変圧器3付近でかなりの高温度になる。よっ
て、巻線の電流密度を下げる等の手段により巻線の温度
上昇を低く抑える必要があった。
部、h1は熱遮蔽板4の取り付け高さを示し、横軸Tは
温度上昇値である。実線で示すように、熱遮蔽板4を設
けない従来の場合は容器内最上部でT1と高温度にな
り、上部の変圧器3付近でかなりの高温度になる。よっ
て、巻線の電流密度を下げる等の手段により巻線の温度
上昇を低く抑える必要があった。
これに対し、破線で示す本発明による場合は熱遮蔽板4
を設けたため、下部区画5bにおいて変圧器2により加
熱された絶縁ガスは上部区画5aに移動することなくそ
のまま滞留する。このため熱は上部区画5aに影響を及
ぼすことなく、容器下部区画5bの表面より効果的に放
散される。すなわち、従来は比較的低温度に保たれ、効
果的な熱放散が行なわれなかった容器の下部区画5b表
面から有効な熱放散が行なわれる。かくして上部区画5
aの上部付近でも温度上昇値はT2にとどまり、すぐれ
た冷却特性を得ることができる。
を設けたため、下部区画5bにおいて変圧器2により加
熱された絶縁ガスは上部区画5aに移動することなくそ
のまま滞留する。このため熱は上部区画5aに影響を及
ぼすことなく、容器下部区画5bの表面より効果的に放
散される。すなわち、従来は比較的低温度に保たれ、効
果的な熱放散が行なわれなかった容器の下部区画5b表
面から有効な熱放散が行なわれる。かくして上部区画5
aの上部付近でも温度上昇値はT2にとどまり、すぐれ
た冷却特性を得ることができる。
なお上記実施例は、容器に電気機器として2台の変圧器
を上下に設けた場合を説明したが、本発明は複数台の電
気機器を上下に収納した場合に適用し、各電気機器ごと
に容器内部を水平方向に仕切り、効果的に冷却させるこ
とができる。また、収納した電気機器の発熱量に対し、
その区画の放熱量が少ない場合、適宜ガス流通路を設け
て該区画の絶縁ガスを、収納電気機器の発熱量が放熱量
に比べて少ない他区画に流通させ、全体として効率よく
冷却させることができる。
を上下に設けた場合を説明したが、本発明は複数台の電
気機器を上下に収納した場合に適用し、各電気機器ごと
に容器内部を水平方向に仕切り、効果的に冷却させるこ
とができる。また、収納した電気機器の発熱量に対し、
その区画の放熱量が少ない場合、適宜ガス流通路を設け
て該区画の絶縁ガスを、収納電気機器の発熱量が放熱量
に比べて少ない他区画に流通させ、全体として効率よく
冷却させることができる。
以上説明したように、本発明による熱遮蔽板を設けて容
器内部を電気機器ごとに水平方向に仕切り、絶縁ガスの
上下の流通を遮断することにより、絶縁ガスの温度を、
従来のように上部が特に高温度になる等のおそれなく平
均化し低下させることができ、変圧器の巻線については
電流密度、鉄心については磁束密度を増加させることが
可能となり、機器の小形化、軽量化および低価格化を図
ることができる。
器内部を電気機器ごとに水平方向に仕切り、絶縁ガスの
上下の流通を遮断することにより、絶縁ガスの温度を、
従来のように上部が特に高温度になる等のおそれなく平
均化し低下させることができ、変圧器の巻線については
電流密度、鉄心については磁束密度を増加させることが
可能となり、機器の小形化、軽量化および低価格化を図
ることができる。
第1図(a)は本発明の実施例を示す正面断面図、同
(b)は側面断面図、第2図は本発明による容器内部の
温度上昇値の低下を説明するための曲線図である。 1……密封容器、2,3……変圧器、4……熱遮蔽板。
(b)は側面断面図、第2図は本発明による容器内部の
温度上昇値の低下を説明するための曲線図である。 1……密封容器、2,3……変圧器、4……熱遮蔽板。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁ガスを充填した容器に収納され発熱を
上記絶縁ガスを通じて該容器表面から放散させる電気機
器よりなる自冷式ガス絶縁機器において、絶縁ガスを充
填した密封容器と、上記密封容器内に上下に設けた複数
の電気機器と、上記密封容器内に取付けられ上記電気機
器ごとに上記密封容器内部を水平方向に仕切り上記絶縁
ガスの流通を遮断する熱遮蔽板と、上記熱遮蔽板により
仕切られた区画のうち、収納した上記電気機器の発熱量
が該区画の上記容器表面からの熱放散量に比べて大きい
区画の絶縁ガスを、収納電気機器の発熱量に比べてその
区画の容器表面からの熱放散量が大きな区画に流通させ
る流通路とを具備することを特徴とするガス絶縁機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23203388A JPH0650685B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ガス絶縁機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23203388A JPH0650685B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ガス絶縁機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0281411A JPH0281411A (ja) | 1990-03-22 |
| JPH0650685B2 true JPH0650685B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=16932919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23203388A Expired - Fee Related JPH0650685B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | ガス絶縁機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650685B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012110732A1 (fr) | 2011-02-14 | 2012-08-23 | Ceca S.A. | Utilisation de dispersions de polymeres comme fluides d'echange thermique |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2599028B2 (ja) * | 1990-11-08 | 1997-04-09 | 元田電子工業株式会社 | 動いている平面の水準測定方法及び水準傾きの検出装置 |
| CN117711778B (zh) * | 2023-11-26 | 2024-06-11 | 哈工科讯(沈阳)智能工业技术有限公司 | 一种具有远程监控功能的变压器 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP23203388A patent/JPH0650685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012110732A1 (fr) | 2011-02-14 | 2012-08-23 | Ceca S.A. | Utilisation de dispersions de polymeres comme fluides d'echange thermique |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0281411A (ja) | 1990-03-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |