JPH06507417A - リポソーム型プロスタグランジン製剤 - Google Patents

リポソーム型プロスタグランジン製剤

Info

Publication number
JPH06507417A
JPH06507417A JP4512039A JP51203992A JPH06507417A JP H06507417 A JPH06507417 A JP H06507417A JP 4512039 A JP4512039 A JP 4512039A JP 51203992 A JP51203992 A JP 51203992A JP H06507417 A JPH06507417 A JP H06507417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pge
blood
liposomes
prostaglandin
adhesion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4512039A
Other languages
English (en)
Inventor
オストロ,マルク,ジェイ
Original Assignee
ザ リポソーム カンパニー,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ リポソーム カンパニー,インコーポレイテッド filed Critical ザ リポソーム カンパニー,インコーポレイテッド
Publication of JPH06507417A publication Critical patent/JPH06507417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/557Eicosanoids, e.g. leukotrienes or prostaglandins
    • A61K31/5575Eicosanoids, e.g. leukotrienes or prostaglandins having a cyclopentane, e.g. prostaglandin E2, prostaglandin F2-alpha
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/557Eicosanoids, e.g. leukotrienes or prostaglandins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
    • A61K9/1277Preparation processes; Proliposomes
    • A61K9/1278Post-loading, e.g. by ion or pH gradient
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/08Vasodilators for multiple indications
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リポソーム プロスタグランジン′ 且皿五圀互 本発明は、リポソーム型プロスタグランジン製剤に関し、更に詳しくは、細胞活 性化/接着症候群(cell activation/adhesion sy ndromeS)の治療でのかがる製剤の使用に関するものである。
旦ユ凹背量 プロスタグランジン並びにエイコサトリエン酸、アラキドン酸及びエイコサペン タエン酸の関連生成物は、炭素数20の必須脂肪酸から得られるため、パエイコ サノイド”と呼ばれる化合物の類に属している。プロスタグランジン、プロスタ サイクリン(プロスタグランジンエ系)、トロンボキサン、ロイコトリエンを始 めとするエイコサノイドの構造と合成をもっと完全に考察するためには、ここに 参照のために引用した、Gi1man等編、グツドマン、ギルマンの治療の薬理 学原論(Goodman and Gi1man’s The Pharmac ological Ba5is of Therapeutics) 、第8版 、Pergamon Press、ニューヨーク、6oo〜611頁(1990 )を参照のこと。本考察の目的のためには、′プロスタグランジン”という用語 は、プロスタサイクリン、トロンボキサン、リボキシン、ロイコトリエンとして 同定されているエイコサノイドを含むものとする。
上記Gilman等で考察されているように、プロスタグランジンは、実質的に 全てのヒトの組織及び体液中で見出されている物質であり、事実上あらゆる生体 機能を含む広範囲にわたる作用をもたらす。プロスタグランジンは、通称ブロス タン酸を有する化合物と類似体であると考えることができ、構造的には、1つの シクロペンタン環と2つの側鎖を含んでいる。プロスタグランジンは、一般に、 アルファベットで示され、シクロペンタン環上の置換により区別されるいくつか の種類に大きく分かれる。E及びD系のプロスタグランジンは、ヒドロキシケト ンであり、一方、Fプロスタグランジンは、ジオールである。
D、E及びF系の化合物は、G及びHプロスタグランジンの代謝生成物であり、 A、B及びCの種類のプロスタグランジンは、対応するE系の化合物から順次得 られる。プロスタサイクリン(PCI)とトロンボキサンも、G及びH系プロス タグランジンから得られる。大きく分けた種類は、下付き添字1.2又は3で示 される側鎖の二重結合の数に応じて、更に細分される。プロスタグランジンEl  (”PGE、” )は、本発明において特に重要である。
これらのプロスタグランジンは、血管拡張作用、末梢血循環の改善、抗脂肪分解 などのさまざまな生理作用を有している。プロスタグランジンは、動脈管、流産 のほかに工期分娩誘導をもたらす子宮収縮の刺激、気管支喘息の治療、動物の胃 潰瘍の抑制などの多くの状態において、治療的に適用されることが知られている 。
細胞活性化及び接着は、ここではパ細胞活性化/接着症候群″と総称することに する種々の医学的病状に影響を及ぼす、重要な問題である。ある種の細胞は、そ の細胞の接着部位が活性化されると、他の細胞に対して高い接着性を示すことが 認められている。例えば、血管の、複数の、心臓周囲の、又は腹部内皮細胞のよ うな内皮細胞は、インターロイキン−1(IL−1)又は腫瘍壊死因子−アルフ ァ(TNF−アルファ)及び/又は菌体内毒素などのサイトカインによって活性 化される。同様に、血球、特に好中球と血小板は、GM−C3F、菌体内毒素、 細菌性化学誘引剤、TNF−アルファ等の作動物質、特に補体のC5a成分によ って活性化される。補体とは、ある種の細菌及び特定の補体結合性抗体により感 作されることのできる他の細胞を破壊する熱不安定性物質を意味する用語である 。活性化された好中球及び血小板は、接着部位を有しており、それにより、血球 が互いにくっつくか、あるいは同様に活性化された内皮細胞に接着する。これら の接着により、血管の内皮細胞に接着して、集塊が形成され、肺や心臓に見られ るような小さい血管が填塞することとなり、その結果、脱顆粒〔スーパーオキシ ドアニオン(02−)、蛋白分解酵素のような、細胞損傷のメゾイエイタ−の放 出〕が生ずる。これらの作動物質は、血管内皮及び周辺組織を破壊し、毛細血管 損傷の原因ともなる。
このような填塞及び脱顆粒の一つの発現は、成人呼吸窮迫症候群(ARDS)で あり、これは、肺の小さい血管が遮断されて、その結果、活性化された好中球に より内皮細胞が破壊されることによるものである。もう一つ別の発現は、小さい 血管が内皮損傷を受けるリウマチ様血管炎又は全身性血管炎である。細胞活性化 /接着症候群に起因する組織損傷により、虚血あるいは外傷性ショックや火傷の ような他の破壊状態により損傷を受けた組織の壊死面積が増大する結果ともなり つる。これは、損傷を受けた組織が、更に多量の接着活性化物質、例えばC5a を放出し、これが、上述のように、細胞活性化/接着症候群効果により、局所的 、全身的共に、更に別の損傷の原因となるからである。つまり、C5aやその他 の活性化物質を放出し、それらが、細胞活性化/接着症候群により更に組織損傷 を引き起こし、更に多くの活性化物質を放出するという組織損傷の破壊サイクル がある。
このサイクル効果は、全身性エリテマトーデス(SLE)に関して、Abram son等、“補体分裂生成物及びSLEの病因(Complement 5pl it Products and the Pathogenesis of  5LE)”、 Ho5pital Practice、23 (12):45〜 56 (1988)で考察されている。この論文では、補体の血管内活性化が、 C3a、C5a及びその他の補体分裂生成物のようなアナフイラトキシンの血行 内への放出を誘発するものと仮定している。分裂生成物は、好中球や血小板のよ うな炎症細胞を引きつけて活性化し、それらを凝集させ、血管内皮に接着させ、 小さい血管を閉塞させ、有毒メゾイエイタ−(例えば、02−、エラスターゼ、 メタロプロテアーゼ)を放出させる。このように、循環補体の活性化によって、 閉塞性血管障害、好中球の脱顆粒及び広く拡がった組織障害が生じる。
このように、細胞活性化/接着症候群は、例えば、菌体内毒素やC5aによる細 胞の活性化を特徴とするものである。この活性化が、内皮及び周辺組織を破壊す ることになる有毒メゾイエイタ−放出の原因となる。とりわけ、本発明が関連す る細胞活性化/接着症候群の中には、次のものがある。
1、閉塞血管の再潅流、又は移植手術や血流が一時的に止まる他の手術に付随す る再潅流に関連する障害のような、再潅流障害2、菌体内毒素を血行内に放出す る感染のような1敗血症性シヨツク3、心筋梗塞 4、成人呼吸窮迫症候群(ARDS) 5、リウマチ様血管炎 6、全身性血管炎 7、循環免疫複合体を含む狼癒 8、外傷後ショック、及び 9、火傷 10、血管形成後の再狭窄 細胞活性化/接着症候群の影響については、心臓再潅流障害に関して、Seew aldt−Becker等、゛′再潅流障害に及ぼす抗接着性抗体の影響(Ef fect of Anti−Adhesive Antibodies on  Reperfusion Injury)″、Springer等編、白血球接 着分子(Leukocyte Adhesion Mo1ecules)、Sp ringer−Verlag、 ニューヨーク、138〜148頁(1990) で、更に考察されている。血管に閉塞がある場合は、その下流側に血液が流れな い虚血組織のほかに、罹患血管の内皮細胞にも必然的に損傷がある。物理的又は 化学的手段によるなどして、閉塞が取り除かれた場合は、一般に、内皮細胞には 更に損傷がある。このような損傷を受けた細胞が、好中球及び血小板における活 性化を順次引き起こす。つい゛で、これらの活性化された細胞により、活性化/ 接着細胞損傷が生じ、これを血流の回復後の“″再潅流障害”と言う。
罹患血管の再潅流後、できるだけ速く血流を回復して、虚血による一層の組織損 傷を防ぐことが重要である。しかし、好中球と内皮細胞との間の細胞接着が強く なると、以前からの虚血性領域での急速な再潅流が抑制されるということがわか っており、“非再潅流現象(no−reflow phenomenon) ” と呼ぶことがある。この現象は、活性化された好中球と血小板の凝集による毛細 血管閉塞によっても影響を受ける。
更に、好中球と内皮細胞との間の接着は、毛細血管組織を損傷し、損傷を受けた 細胞から放出される細胞障害の種々のメゾイエイタ−を冠状動脈組織に到達させ 、一層の障害を起こさせる。
再潅流障害及び他の細胞活性化/接着症候群の影響については、Springe r等編、′病気と治療における接着(Adhesion in Disease  andTherapy)”、白血球接着分子(Leukocyte Adhe sion Mo1ecules)、Springer−Verlag、ニューヨ ーク、85〜156頁(1990)でも考察されている。
プロスタグランジン、特にPGE、は、細胞活性化/接着症候群のサイクルによ る損傷を低減させる潜在的有用性(potential utility)を有 していることがわかっている。活性化物質の受容体を持っている同じ細胞が、プ ロスタグランジンの受容体を持っていることもわかっている。PGE、PCIの ようなプロスタグランジンが、これらのプロスタグランジン受容体に付着すると 、細胞間接着部位を不活性化すると考えられている。この機構は、プロティンキ ナーゼAによる環状ANIPの細胞内濃度の増加であると考えられている。しか し、この機構にもかかわらず、重要な点は、プロスタグランジン受容体の活性化 によって、細胞の接着部位が不活性化されるということである。このように、細 胞のプロスタグランジン部位を活性化することのできる化学薬品であれば、種々 の細胞活性化/接着症候群の破壊サイクルを破ることができる。そのような化学 薬品は、プロスタグランジンであるには及ばず、細胞プロスタグランジン受容体 を活性化することができる物質であればよい。
閉塞された血管を再び開放した後、冠状動脈疾病の治療で生じるような再潅流障 害を低減させるためにプロスタグランジンを使用することが、Jugdutt等 、″意識のある犬での冠状動脈閉塞後のプロスタサイクリン、プロスタグランジ ンE、プロスタグランジン心筋梗塞サイズの相違(Dissimilar of  Prostacyclin、 Prostaglandin E Prost aglandin Myocardial Infarct 5ize aft er Coronary 0cculusion in Con5cious  Dogs)”、 C1rculation Re5earch (サーキュレー ション−リサーチ)、49 (3)、6g5〜700 (1981)で考察され ている。この論文では、冠状動脈の周りに閉塞わな(occluder 5na re)を置くことによる心筋梗塞のシミュレーション後に再潅流した犬において 、PGE、とPGI、は、共に、梗塞サイズを小さくする顕著な効果を有してい ることがわかった。報告されたテストでは、6時間にわたる連続動脈注入により プロスタグランジンを投与して、比較的多量の薬剤を投与する結果となった。こ の連続注入を行う理由は、PGE。
のようなプロスタグランジンは生体内での半減期が極めて短く、有効血中濃度を 維持するためには連続的に補給しなければならないからである。更に、プロスタ グランジンは、血液が肺を通過すると、急速に不活性化し、そのため、より簡単 な静脈内投与よりも動脈注入が必要になると考えられている。更に、PGE、が 生体内に高濃度に分布していると、低血圧、頻脈、下痢などの全身的な影響が生 じることが知られている。
このように、プロスタグランジンをベースとした薬剤の開発には種々の問題が存 在するのである。プロスタグランジンは非常に不安定であり、そのままでは、薬 剤学的に許容されつる製剤に製造するのが困難である。治療投与量において、プ ロスタグランジンは、低血圧、反射性頻脈、下痢、潮紅、傾眠、妊婦の流産を引 き起こし、薬剤の95%は、肺、肝臓及び腎R(大部分は肺)を最初に通過した 際に取り除かれてしまうため、連続注入が必要となる。
プロスタグランジンを少量投与するために提案されている一つの方法は、水鳥( Mizushima)等、“結合組織疾患に付随する末梢血管病における脂質マ イグロスフェアに取り入れられたリボ−PGE、、PGE、のマルチセンター二 重盲検制御試験(A Multicenter Double B11nd C ontrolled 5tudy of Lipo−PGE、 、 PGE、  Incorporated in LipidMicrospheres、 i n Peripheral Vascular Disease 5econd ary to Connective Ti5sue Disorders)” 、J+Rheumato1..14:97〜101(1987)に示されている 。この文献及び更にそこに引用されている引例では、薬剤を“リボ−PGE、’ として搬送することが考察されており、この薬剤は、″′脂質マイクロスフェア ”の形をしていることが示されており、“′リポソームに類似”しているとして 記載されている。実際のところ、水鳥等に発行された米国特許第4,493,8 47号に記載されているように、′リポーPGE、”は、PGE、を含む脂肪エ マルジョンであり、リポソームではない。しかしながら、このようなエマルジョ ンは、本発明で用いるリポソームにカプセル化したPGE、の安定性を示さない 。
リポソームは、取り込まれた水性容積を含む完全に閉鎖された脂質単分子膜であ る。リポソームは、単ラメラ小胞(1個の二分子膜を有する)であっても、多重 ラメラ小胞(複数の膜状二分子膜が、水性層により、それぞれ隣接する膜から分 離されていることを特徴とする玉葱状構造物)であってもよい。二分子膜は、疎 水性尾”領域と親水性頭”領域とを有する2つの脂質単分子膜で構成されている 。膜状二分子膜の構造は、脂質単分子膜の疎水性(非極性)′尾”が二分子膜の 中心に向かって配向し、一方、親水性“頭″が水性相に向かって配向するように なっている。
一つの種類のリポソームは、米国特許第5,030,453号に記載されている ように、実質的に同じラメラ溶質分布を有していることを特徴とするものである 。この種類のリポソームは、Lenk等、米国特許第4,522,803号で定 義されているような安定複ラメラ小胞(S P LV) 、 Fountain 等、米国特許第4,588,578号に記載されているような単相性小胞、及び Cu1lis等、米国特許第4゜975.282号に記載されているような、小 胞を少なくとも1回の凍結解凍サイクルに付する凍結解凍多重ラメラ小胞(FA TMLV)と呼ばれる。これらの米国特許は、全て、ここに参照のために記載し た。
リポソーム個体群のラメラ性(lamel 1arity)を減らしてもよく、 単ラメラ小胞は、ここに参照のために引用したCu1lis等、米国特許第5, 008,050号に記載されているような、リポソームを加圧下にフィルターか ら押し出す押出法を用いて、製造することができる。
リポソーム−薬剤搬送系においては、薬剤のような生物活性剤をリポソーム中に 取り込むが、あるいはリポソームと結合させて、治療しようとする患者に投与す る。例えば、Rahman等、米国特許第3,993.754号; 5ears 等、米国特許第4,145,410号; Papahadjopoulos等、 米国特許第4,235,871号; 5chneider等、米国特許第4,1 14,179号; Lenk等、米国特許第4,522゜803号:及びFou ntain等、米国特許第4,588,578号参照。
ここに参照のために引用した、1988年5月18日出願、1992年1月21 日発行のLenk等、米国特許第5,082,664号(1988年12月1日 に対応PCT出願公開第WO38109170号として公開)には、他のプロス タグランジン及びエイコサノイドのほかに、PGE、をリポソーム内にカプセル 化する方法が開示されている。
刀1塚と【匠 本発明の一態様によれば、抗細胞活性化/接着症候群有効量の、リポソームと結 合したプロスタグランジンを投与する工程を含む、ヒトを始めとする動物の細胞 活性化/接着症候群を治療する方法が提供される。本発明のある特定の実施態様 においては、プロスタグランジンは、リポソーム内にカプセル化される。
本発明のある特定の実施態様では、方法は、下記のものからなる群から選ばれた 細胞活性化/接着症候群を治療することに関するものである。
1、閉塞血管の再潅流、又は移植手術や血流が一時的に止まる他の手術に付随す る再潅流に関連する障害のような、再潅流障害2、菌体内毒素を血行内に放出す る感染のような、敗血症性ショック 3、心筋梗塞 4、成人呼吸窮迫症候群(ARDS) 5、リウマチ様血管炎 6、全身性血管炎 7、循環免疫複合体を含む狼癒 8、外傷後ショック、及び 9、火傷 10、血管形成後の再狭窄 本発明によれば、有効量のプロスタグランジンをリポソーム形態で搬送して、プ ロスタグランジンを遊離又は非結合形態で投与した場合よりも実質的に少ない投 与量率で、細胞活性化/接着症候群を治療できることがわかった。特定の理論や 機構に拘束されることなく、リポソームは、活性化された細胞に特に引きつけら れ、活性化された表面に付着するものと考えられる。従って、プロスタグランジ ンは、障害の部位で容易に用いることができ、その抗細胞接着作用を発揮する。
接着活性化細胞にリポソームが引きつけられることに関する一つの理論は、リポ ソームが、血液中のフィブロネクチンとビトロネクチンによってオプソニン作用 を受けるというものである。オプソニン作用は、細菌が、食細胞によってより効 率的に飲み込まれ易くなるように、変えられる過程である。このようにオプソニ ン作用を受けたリポソームは、フィブロネクチンとビトロネクチンの受容体を示 す活性化された好中球に引きつけられ易くなり、それによって、結合プロスタグ ランジンを罹患部位へ搬送する。
上で考察したように、生体内での遊離プロスタグランジンの代謝が速いため、治 療中の患者の有効血中濃度を維持するには、比較的多量のこれらの薬剤を長時間 連続注入する必要がある。しかし、高血中濃度のプロスタグランジンによって、 低血圧、頻脈、下痢が生ずるため、遊離の形態で有効量のプロスタグランジンを 投与することは、実行不可能であった。更に、プロスタグランジンのコストが高 いため、このように多量の投与を行うと、とても手が出せない高価なものとなる 。
プロスタグランジンを、本発明のリポソーム型プロスタグランジン製剤で投与す ると、目的とする生物活性効果を得るために必要とするプロスタグランジンの全 投与量は、はるかに少なくなる。同時に、プロスタグランジンがリポソームと結 合しているため、血流中の遊離プロスタグランジンの量は、低血圧や下痢などの 副作用を防いだり、あるいはできるだけ少なくするのに十分な低濃度に維持され る。このように、本発明の方法は、低コストで、副作用の少ないプロスタグラン ジンの有効投与を助ける。事実、多くの治療において、本発明は、おそらく、プ ロスタグランジンを投与する唯一の有効な方法を提供するであろう。
リポソーム−PGE、は、プロスタグランジンをベースにした薬剤の開発に関連 した問題を克服する。薬剤をリポソーム膜内に挿入した後、凍結乾燥するため、 分子が水から遮蔽され、長期間の保存に際し加水分解しない。リポソーム−PG E、は、冷凍温度では、1.5年間安定に保たれることができ、室温では、少な くとも1年間は安定であろう。リポソームPGE、は、ARDSの予防及び治療 にも有効であり、治療量を投与した場合、遊離PGE、に通常関連する血圧低下 、心拍数増加又は下痢をまったく示さない。一つの理論は、PGE、がリポソー ムに結合しているので、その薬物動態挙動が、薬剤ではなく、主としてリポソー ムによって指令されるというものである。従って、リポソーム−PGE、は、遊 離の薬剤はど速くは血液から取り除かれず、そのため、数時間又は数日にわたっ て注入する代わりに、急速注入で投与することができる。
PGE、は、好中球と血小板の両者の凝集及びこれらの細胞の活性化された血管 内皮細胞への結合の有効な抑制剤であることがわかっている。それは、炎症を防 ぐ、即ち予防の能力と、多くの因子の中のどれかによって一旦始まった炎症を消 す、即ち治療の能力を有している。
従来、この可能性については、上記の製剤の中毒及び薬理問題のために、調べら れていなかったが、リポソーム−PGE、がこれらの問題を克服した。
皿皿五皿皿 第1図は、本発明により作られたリポソーム−PGE、 (L−PGE、)の血 小板凝集に及ぼす影響を示す図式表示である。各対のカラムA、Bは、市販の凝 集刺激剤、コラーゲン及び046613、をそれぞれ用いたテストを示す。量は 、対照、即ちL−PGE、無しで投与された各刺激剤のパーセントとして表され る。投与量は、テスト動物1kg当たりの薬剤μgで示される。テスト4は、テ スト3と同じL−PGE、投与量であるが、90分遅<(+90分)測定した。
第2図は、処理及び対照大における実験の継続時間に対する心拍数(回/分)を 示すグラフである。継続時間は、実験の進行に相対的な時間で表される。血管の 急性閉塞(ACUTE 0CCL)後、テスト薬剤の1回量を投与した(DO3 EI )。次のテスト時点は、閉塞から1時間及び2時間後(OCCL IHR ,0CCL 2HR)であり、その後、急性再潅流(ACUTE REPER) を行い、次いで、潅流から30分、1時間及び2時間後(REPER30MIN 、 REPERIHR,REPER21(R)に行った。これらの図の全てにお いて示されるテスト投与量は、リポソーム−PGE、(L−PGE、)、対照、 単純リポソーム(PN−LIPO)及び非カプセル化PGE1である。各テスト について、テスト動物の数(N)を示す。
第3図は、第2図に示したものと同じ実験について、実験の継続時間に対する左 心房内圧を水銀のミリメーター(mmHg)で示すグラフである。
第4図は、テスト動物における梗塞サイズを、危険ゾーンに対するパーセント( INFARCT 5IZE/ZONE AT RISK (%))として示すグ ラフである。P値は、テスト結果の差が、偶然の結果である確率の統計的な計算 である。0.06未満のP値は、値に有意差があると考えられることを示す。
第5図は、テスト動物の心筋組織からのミエロペルオキシダーゼ放出を、組織1 00ミリグラム当たりの標準単位(u/100mg組織)として測定して示すグ ラフである。テストサンプルは、テスト動物の心臓の4つの部分から採取した。
梗塞ゾーン(A)、境界ゾーン(B)、危険領域(C)及び対照ゾーン(D)第 6図は、リポソーム−PGE、で前処理されたラットの皮膚熱損傷の後に、肺損 傷が防止されることを示す図式表示である。このグラフは、パーセントアルブミ ン漏れ(%ALBUMIN LEAK)を、テスト動物の血液中の放射性トレー サーの1分出たりのカウント数(cpm)に対する右肺内のトレーサーの1分出 たりのカウント数の比として示す。
C0NTR0Lは、熱的な損傷を受けていない動物、BURNは、熱的に損傷さ れた動物、L−PGE1+ BURNは、損傷され、L−PGEIを投与された 動物である。
第7図は、6μg/kgのリポソームPGEI投与と比較して、■L−1を気管 内投与したラットにおける空のリポソーム又は遊離PGE、の肺漏れ(lung  1eak)に及ぼす影響を示す図式表示である。肺漏れは、血液中の放射性ト レーサーの1分出たりのカウント数(CPM)に対する肺内のそれの比として表 す。
且皿五詳星1皿皿 本発明によれば、抗細胞活性化/接着症候群有効量の、リポソームと結合したプ ロスタグランジンを投与する工程を含む、ヒトを始めとする動物の細胞活性化/ 接着症候群を治療する方法が提供される。がかる治療は、現在ある症状の治療だ けでなく、このような症候群の発生を防ぐため、あるいはそれらの発病度を減ら すための、ががるリポソームプロスタグランジンの予防投与をも含むものである 。
本発明のある特定の実施態様では、方法は、下記のものからなる群から選ばれた 細胞活性化/接着症候群を治療することに関するものである。
1、閉塞血管の再潅流、又は移植手術や血流が一時的に止まる他の手術に付随す る再潅流に関連する障害のような、再潅流障害2、菌体内毒素を血行内に放出す る感染のような、敗血症性ショック 3、心筋梗塞 4、成人呼吸窮迫症候群(ARDS) 5、リウマチ様血管炎 6、全身性血管炎 7.1環免疫複合体を含む狼癒 8、外傷後ショック、及び 9、火傷 10、血管形成後の再狭窄 炎症の結果としての組織破壊は、種々の状態の病因、中でも再潅流障害、成人呼 吸窮迫症候群(ARDS)、敗血症性ショック、炎症性腸疾患及びリウマチ様血 管炎と結びついている。炎症の過程は、破壊酸素種(02−)及び分解酵素を、 好中球、通常は侵入する病原体に対する体の防御の第一線であると考えられる白 血球、から放出することによって終了する複雑な一連の事象を含んでいる。炎症 過程においては、正常な免疫反応が活性化されるが、標的は、細菌の代わりに宿 主組織である。
炎症の過程は、傷害、細胞活性化、細胞−細胞接着、組織損傷のメゾイエイタ− の細胞放出の4つに分けることができる。傷害の原因は、病気によって異なる。
例えば、ARDSは、大きい外傷や敗血症のような因子によって引き起こされ、 心臓再潅流障害は、冠状動脈を閉塞している血栓の溶解又は除去が原因となり、 再狭窄は、血管形成がら生じる血管損傷の結果であり、敗血症性ショックは、あ る種の血液感染の結果として生ずることが多い。
傷害が一度起こると、インターロイキンl (IL−1)、腫瘍壊死因子(TN F)、補体活性化の結果として作られるペプチド(C5a及びC3a、アナフロ トキシンとも呼ばれる)、菌体内毒素などの体液メゾイエイタ−が血液内に放出 されて、好中球と血小板(両方とも白血球)及び血管壁を内張すしている内皮細 胞を活性化する。これらの細胞は、全て、各活性化物質に特異的な受容体を有し ている。活性化物質と受容体との間に一旦結合が起こると、細胞が、6オンとな った”又は活性化された状態に切り替わる。活性化された細胞に起こる大きな変 化の一つは、新しく作られた受容体かあるいは細胞表面にすでに存在する休眠受 容体の活性化が発現することである。多くのこのような受容体は、それぞれ、他 の細胞の相補分子(リガンド)と関連して存在する。これらの受容体−リガント 対が、好中球と内皮細胞の間、好中球と好中球の間、血小板と内皮細胞の間、及 び血小板と血小板の間(血小板凝集)の結合を媒介することができる。
炎症の過程の最後の段階は、血管壁を内貼りしている内皮細胞に結合している好 中球かあるいは血小板(大部分は好中球)からの02−及び分解酵素の放出を含 む。これらの因子の放出が内皮細胞を破壊し、炎症細胞を周辺組織内へ管外遊出 させ、その結果、組織を破壊することになる。
血小板凝集、血小板の相互接着、は、これらの同一過程の多くによって引き起こ すことができる。しかし、02−又は分解酵素の放出の代わりに、血小板凝集が 、動脈を閉塞する血栓を形成することになり、再閉塞及び/又は再梗塞が起こる 結果となるかもしれない。
肺が、罹患した主器官であれば、その状態をARDSと言う。急激な血圧低下の ような他の兆候があれば、その状態は、ショックとして知られる。敗血症/外傷 症候群は、外傷及び感染のような傷害にかかっており、ショック及び器官障害が 起こる可能性がある状態で、TNF、IL−1等のような因子が放出されている 、広範なグループの患者に関係する。
患者が、ARDS、例えば、外傷、火傷、敗血症、脂味、酸素過剰症になりつる 傷害にかかつている場合、肺以外の多くの体内器官が侵されることができる。こ の状態の原因及び臨床コースは、大幅に変わりつる。例えば、重い感染症患者の 場合、菌体内毒素が細菌細胞壁から放出され、炎症カスケードが開始し、敗血症 性ショックとなる。また、敗血症/外傷症候群は、感染に対する因果関係で限定 されることはないので、菌体内毒素は含まれないが、それにもかかわらず、TN F、IL−1補体、ロイコトリエンなどの因子の放出が引き起こされることが可 能である。敗血症/外傷症候群に含まれる論理及び生物学は、ARDSのそれに 匹敵し、唯一の相違は、カスケードの最終標的が肺だけでなく、多数の器官であ るということである。
血管形成術は、閉塞された血管内に風船を挿入し、閉鎖された血管を開くために ふくらませる技術である。この技術は、冠状動脈疾病の処理ではまったく普通に なっているが、この処置後6カ月の期間内に、治療した患者の33%を超える者 が、前に開いた血管の再狭窄及び再閉塞を経験している。この状態は、風船処置 の結果しばしば生じる血管内皮への損傷から始まる。露出した細胞外基質は、数 層の活性化された血小板と急速に結合するであろう。血小板が一旦結合すると、 種々の成長因子を放出して、血管が再閉塞されるようになる点まで、血管の下に ある平滑筋細胞が成長することになるであろう。血小板が細胞外マトリックスと 結合するのを防ぐことによって、再狭窄が生ずることになる事象のカスケードを 壊すことができる。このように、血管形成処置の時点において、血小板結合を防 ぐ薬剤を急速投与することによって、再狭窄を防ぐことができるであろう。
最近、 De 5ervi等、European Heart Journal 、’PTCAを受けている不安定狭心症患者におけるプロスタグランジンE投与 :予備結果(Prostaglandin E administration  in unstable angina patientsundergoi ng PTCA)″、1990年8月、が、血管形成術前及び後に。
PGE、を冠状動脈内注入で投与した不安定狭心症患者の臨床試験結果を発表し た。この研究の結果から、PGE、での治療を24時間続けただけでも、PGE 、治療群における血管形成術後6力月の再狭窄の割合が、未治療対照群に対して ほとんど50%低下することがわかった。
急性心筋梗塞(もつと一般的には、心臓発作という)は、通常は血栓によって生 ずる、心臓筋肉への血液供給の遮断に関連する。もし、あまりにも長い間、血液 が心臓に到達するのが妨げられると、患者は死亡するであろう。冠状動脈の閉塞 が起こった場合は、組織プラスミノーゲン活性因子(LPA)やストレプトキナ ーゼなどの血栓溶解剤で患者を治療して、血栓を溶解するか、あるいは遮断それ 自体を取り除いてもよい。両方の例において、心臓の虚血性(酸素欠乏の)領域 への血流を再開する。心臓へのこの血流再開を、再潅流という。再潅流は、患者 の生命を救うために必要であるけれど、それが、更に再潅流障害と呼ばれる心臓 筋肉に対する障害を引き起こす。再潅流障害は、炎症カスケードの最後の結果で あるということが知られている。
血栓除去に続く再潅流障害の問題に加えて、心筋梗塞に罹っている患者は、他の 第二の問題で苦しむかもしれない。例えば、心臓への正常血流が回復した後、好 中球と血小板の両方が活性化される。活性化された血小板は、しばしば互いに接 着し、冠状動脈を再閉塞し始め、心臓への血流速度が時間につれて低下する状態 となる。ある場合には、完全な再閉塞が起こるであろう。内皮細胞への好中球結 合を防止することに加えて、PGE、は、血小板凝集を防ぎ、非再潅流現象をな くすことはできなくても、それを減らすものである。
Sharma等、The American Journal of Card iology、”急性心筋梗塞での冠状動脈内プロスタグランジンE3およびス トレプトキナーゼ(Intracoronary Prostaglandin  EI Plus 5treptokinase in Acute Myoc ardial Infraction) ”、58春、1161頁、1986年 12月、は、急性心筋梗塞の臨床装置(setting)において、冠状動脈内 ストレプトキナーゼと共に、PGE、を徐々に冠状動脈内注入で投与することに より、冠状動脈内ストレプトキナーゼを単独で投与した対照群と比較して、ポジ ティブな臨床結果が得られることを示している。この結果から、再潅流までの時 間が短くなり、必要なストレプトキナーゼ投与量が減少し、10日後に開いた血 管のパーセンテージが高くなり、駆出分画が高くなることがわかった。この研究 の欠点は、薬剤を冠状動脈内注入で徐々に投与しなければならず、それはわずら れしく、専用の設備及び高度に訓練された要員を必要とするということである。
また、このアプローチでは、顕著な血圧低下を知ることができるように、PGE 、の投与量を注意深く滴定する必要がある。
リポソームPGE、は、好中球と血小板の両方に対して、実質的に同等に働くこ とができる点で特異的である。
炎症のメゾイエイタ−の好中球による細胞外放出を、環状アデノシン−リン酸( cAMP)及び環状グアノシン−リン酸(cGMP)の細胞内蓄積の増加及び消 耗によって変えることができる。cAMPの増加は、炎症のメゾイエイタ−の放 出を低減させ、一方、cGMPの濃度増加は、これらのメゾイエイタ−の排出を 高める。c A M Pの細胞内濃度を高めることにより炎症を消すことができ るので、最初は炎症を起こさせる因子であるにもかかわらず、cAMPを“°万 能オフスイッチ(universal off−switch) ”と言うこと もある。重要なことは、PGE、のようないくつかのプロスタグランジンがc  A M Pを増加させて、PGE、を抗炎症剤として使用するための理論的根拠 を与えているということである。PGE、は、”万能スイッチオフ”を活性化す ることのできる作用物質であると考えることができる。PGE、は、細胞−細胞 結合を媒介するのに必要な受容体の活性化を防ぐことによって、好中球及び血小 板の内皮細胞との結合のほかに、それら自身との結合を抑制することが、現在、 生体外でわかっている。この抑制は、細胞内c A M Pの増加と一致する。
細胞−細胞結合がなければ、02−及び種々の分解酵素のような補助因子を放出 することができず、組織損傷は排除される。従って、PGE、は、有効な抗炎症 剤として、実際に作用する。媒介因子がIL−1、TNF、補体、ロイコトリエ ンあるいはその他のものであるかどうかにかかわらず、炎症を防ぐと共に、炎症 を消すことができる。
本発明で用いられるリポソームは、リポソームと結合した生物活性エイコサノイ ド、特にプロスタグランジンを提供する。かかる結合としては、リポソームの外 部又は内部膜表面とプロスタグランジンとの結合のほかに、リポソーム内へのプ ロスタグランジンの取り込みを挙げることができる。
本発明の方法で使用するのに好ましいプロスタグランジンの中には、E系(PG E)及びI系(PCI又はプロスタサイクリン)のプロスタグランジンがあり、 プロスタグランジンE、は、細胞活性化/接着症候群の治療に特別な効用を示す 。このようなプロスタグランジンは、細胞上の接着レセプター部位を不活性化す ることがわかっている。上で考察したように、プロスタグランジンは、次には接 着部位の不活性化をもたらすことになる細胞上のプロスタグランジンレセプター 部位を活性化すると理論づけられる。この結果は、有効なプロスタグランジン部 位活性化物質である非プロスタグランジン化合物によっても達成することができ る。即ち、そのような化合物は、本発明の方法のたメニハ、゛′プロスタグラン ジンー有効(prostaglandin−effective)”であると考 えることができる。このため、本発明の方法に関しては、プロスタグランジンと いう用語は、このようなプロスタグランジン−有効化合物を含むものとする。
リポソームと結合したプロスタグランジンの゛抗細胞活性化/接着症候群有効量 ″は、当業者が容易に決定できる。ある特定の症候群について、選ばれたリポソ ームプロスタグランジンの投与量決定試験を行い、有効、非毒性投与量水準を決 定する。下記実施例3で考察する抗潅流障害治療については、投与量決定試験を 用いて、適当な投与量を決定し、動物体重1kg当たりPGE、が約0.5ug であった。
このような投与量決定は、他の症候群についても、同じ方法で容易に実施するこ とができる。
製剤の投与形態によって、化合物が搬送される生体内の部位及び細胞が決まる。
本発明のリポソームは、単独で投与することもできるが、一般には、目的とする 投与経路及び標準的な医薬プラクティスに関連して選ばれた医薬担体と混合して 投与される。製剤は、非経口で、例えば、動脈内又は静脈内に注射してもよい。
非経口投与に関しては、例えば、他の溶質、例えば、溶液を等張にするのに十分 な塩又はグルコースを含んでもよい無菌水溶液の形で使用することができる。本 発明のプロスタグランジンE1リポソームは、例えば、体重1kg当たり約0. 5ugの投与量で、10分間にわたって、1日1回又は2回、非経口投与しても よい。当業者であれば、製剤の特殊な性質に応じて、他の使用法を考えることが できるであろう。
本発明のリポソームは、任意の公知のリポソーム形成方法によって形成すること ができ、上で考察し、ここに参照のために引用したLenk等、米国特許第5, 082,664号に開示されている方法に従って、生物活性剤を装填することが できる。更に、イオン化しうる抗腫瘍剤についての同様な方法が、Ba1ley 等、PCT出願第86101102.1986年2月27日、で考察されており 、ここに参照のために引用する。
一般に、本発明の実施に際しては、発明の背景において述べたリポソーム形成方 法の任意のものを用いることができるが、単ラメラ小胞を形成する方法が好まし く、最も好ましくは、大半ラメラ小胞である。
これらの単ラメラ小胞を形成する好ましい方法は、生物活性剤を装填するために 、Ba1ly等(上記)に記載されているような膜内外濃度勾配を用いるBat zri等、Biochim、et Biophys、 Acta、、 298  : 1015(1973)の技術と同様な、エタノール中の脂質と生物活性剤( 薬剤、特にプロスタグランジン)との結合である。
この技術においては、脂質とプロスタグランジンを、エタノールのような水混和 性有機溶剤に共に溶解し、次いで第1の水溶液に徐々に加える。ブチル化ヒドロ キシトルエン(BHT)のような防腐剤を、溶液中の脂質と任意に混合すること ができる。第1の水溶液は、乾燥保護剤を含むべきであり、更に、酢酸塩、クエ ン酸塩、リン酸塩などの緩衝液を含んでもよい。乾燥保護剤は、スクロース、マ ルトース、ラクトース、デキストロースなどの糖類、又はスクロース、マルトー ス、ラクトース若しくはデキストロースのいずれかとマニトールとの組合せのよ うな糖類の組合せであってもよい。マルトースを用いるのが好ましい。その他の 糖類としては、例えば、マンノース、ガラクトース、ラフィノース、トレハロー スを挙げることができる。一方、デキストラン、アルブミン、ポリビニルアルコ ールのような他の保護剤を用いてもよい。緩衝液は、相対的に酸性、即ち約5. 0未満のpHを有していてもよい。
得られたリポソーム分散液は、例えばフィルター、好ましくは細孔サイズが11 00nのものから押し出すことによって、更に均質な個体群に粉砕してもよい。
このフィルターは、直路(straight pass)型であるか、あるいは 屈曲路Qortuous pass)型である。この方法で用いられる好ましい フィルターは、アノチックセパレーション(Anotec 5eparatio n)製のアノボア(Anopore) (商標)フィルターのような酸化アルミ ニウム多孔フィルムである。これらのフィルターについては、同時係属米国特許 出願第071593,200号、1990年10月5日出願、で考察されている 。
このようなリポソーム個体群は、先に、ここに参照のために記載したCu1li s等、米国特許第5,008,050号の押出方法により形成することができる 。このような押出方法では、リポソームを加圧下でフィルターに通し、それによ って、サイズに関して均一なリポソーム個体群が形成される。押出は、例えば、 直路膜フイルタ−(例えば、Nuclepore (登録商標)ポリカーボネー トフィルター)や屈曲路フィルター(例えば、NucleporeRMembr afil (商標)フィルター(混合セルロースエステル))などのフィルター に、1回又は数回通すことによって実施することができる。リポソームをフィル ターに2回以上通す場合は、必要な通過回数は、目的とするリポソームのサイズ を達成するのに必要な回数によって決められるであろう。
本発明で用いられるフィルターサイズは、最終リポソーム製品の目的とするサイ ズに従って選択される。本発明においては、平均直径が約200nm未満のリポ ソームが好ましい。本発明の個々のリポソームは、直径が約500nmであるこ とが好ましく、直径が1100n〜300nmであることが好ましい。本発明に おいては、直径が約200nm未満のリポソームが特に好ましい。なぜならば、 このサイズのリポソームは、肺の毛細血管床を通過することが知られており、そ のために、他の器官及び組織へ通過できるからである。従って、約1100nの 細孔サイズを有するフィルターが、押出工程で使用するのに選ばれる。
上記のような均質サイズ分布にリポソームをの大きさを減少させる他の方法とし ては、超音波処理、フレンチプレス技術、流体力学的剪断、例えばコロイドミル やガラリン(Gaulin)ホモジナイザーを用いる均質化、あるいはその他の 技術がある。
得られたサイズを減少されたリポソームは、サイズに関して均質であることが望 ましく、平均直径が約200nmであり、約20nmから約500nmの範囲で 、ガウスサイズ分布を有していることが好ましい。このサイズ減少生成物は、更 に水溶液で希釈し、乾燥し、使用まで貯蔵することができる。サイズ減少リポソ ームは、例えば、220nmミリパック (Millipak)フィルター(ミ リポア社(Millipore。
Inc、) 、 Bedford、 MA)に通すことによって、除菌してもよ い。
使用直前に、凍結乾燥した生成物を、pHが相対的に酸性である、即ち約5.0 未満である水溶液で再構成してもよい。このような外部媒体のpH調整によって 、生物活性剤(プロスタグランジン)が、リポソーム膜内及び/又はリポソーム 膜を透して分配され、プロスタグランジンがリポソーム内へ有効に装填される。
プロスタグランジン結合リポソームは、技術上知られている任意の方法で脱水又 は凍結乾燥してもよい。この乾燥操作では、リポソーム懸濁液に乾燥保護剤を添 加することが必要である。この乾燥保護剤は、リポソーム内の脂質の再配列を防 ぐので、乾燥操作中及び脱水中、サイズ及び含有量が保持される。このような乾 燥保護剤にとって適当な特性は、強い水素結合受容体であり、リポソーム二分子 膜成分の分子内間隔を維持する立体化学的特徴を持っているということである。
一群の乾燥保護剤である糖類は、リポソーム製剤に含まれた場合、再水和後のリ ポソーム粒子サイズを維持するのに特に有用であることがわかっている。この特 定の群の糖類としては、例えば、デキストロース、スクロース及びマルトースが 挙げられ、これらは、水性相の約5〜約20重量%、好ましくは約10重量%で 用いることができる。用いることのできる他の糖類は、マンノース、ガラクトー ス、ラフィノース、トレハロース、ラクトース又はトリオース類である。マニト ールは、糖類のうちの任意のものと組み合わせて用いることができるが、驚くべ きことに、単独で用いた場合は、リポソームサイズを維持するのに成功しないこ とが知られている。マニトールは、約0〜2%濃度、好ましくは1%濃度で、糖 類と併用することができる。用いる糖類の全濃度は、約5%から約20%、好ま しくは10%から12%、最も好ましくは約10%の範囲である。BHTやED TAのような防腐剤が、例えば、エタノール1mL当たりBHT5mg、10% デキストロース中0.01%EDTAで、製剤に更に含まれてもよい。尿素、ア ルブミン、デキストラン又はポリビニルアルコールなどの他の物質を用いてもよ い。
本発明のリポソームの脱水又は凍結乾燥は、リポソームを脱水又は凍結乾燥する ことについて、技術上知られている任意の方法により行うことができる。脱水に 関しては、例えば、ここに参照のために記載したJanoff等、米国特許第4 ,880,635号の方法に従って、リポソームを乾燥することができる。
脱水又は凍結乾燥技術にかかわらず、この方法により、サンプルの含水量が約2 %未満、好ましくは約1%未満に低下する。この方法を用いて、0〜2%の含水 量、好ましくは0〜1%の含水量となる点まで、リポソームプロスタグランジン 製剤を凍結乾燥する。
凍結乾燥したプロスタグランジン−リポソーム製剤は、6℃又は25℃で貯蔵し た場合、少なくとも1年間は安定であることができる。
高速液体グロマトグラフィ−(HPLC)分析を用いる製剤の安定性検討から、 6℃で1年間貯蔵した後、PGE、の分解生成物は存在しなかったことがわかっ ている。
凍結乾燥リポソームを使用しようとする場合は、水溶液、例えば蒸留水、注射用 蒸留水(WFI)又は緩衝液若しくは上述のような適当なpHの水溶液をリポソ ームに加えて、再水和を行う。次いで、穏やかに撹拌することにより、リポソー ムを水溶液中に再懸濁させることができる。再水和は、約25℃で行うことがで きる。
次の実施例は、説明の目的でのみ与えられるものであり、発明の範囲を限定しよ うとするものではない。
叉施■土 1500mLバッチのリポソームPGE、を、次の成分で構成した。
500mL 成分 当たり mL当たり マルトース−水和物 150.Og 100mgエタノール(無水) 8.38 mL 0.00558mLPGE、 15mg O,O1mg 注射用蒸留水、USP qs1500mL調製: 注射用蒸留水1350mLをビーカーに加え、30分以上窒素を吹き込んでセッ トした。マルトース(ジェイ、ティー、ベイカー(J、 T。
Baker) 、 Phillipsburg NJ) 150 gをこの水に 加え、窒素吹き込みを続けながら、溶解するまで混合した。これにより、pH4 ,81で1440mLの混合物が得られた。
別のビーカー内で、卵ホスファチジルコリン(EPC)(日本油脂、兵庫、日本 )7.06gをエタノール(無水)6mLと合わせて、溶解するまで混合した。
この混合物に、PGE、15mgを加えて、溶解するまで混合し、残りの2.3 7mLのエタノールを、秤量容器中に残ったPGE、を洗浄するのに使用して、 混合物に加えた。
このエタノール溶液を、10mL容量のガラス注射器に吸引して、14ゲージの カニユーレを通し、11分間かけて、急速な混合を行いつつ、窒素吹き込みを続 けながら、マルトース溶液にゆっくり注入した。エタノールを添加し、急速混合 すると、この溶液は濁り、リポソームの形成を示した。次いで、最終容積が15 00mLとなるように、残りの注射用蒸留水懸濁液をで希釈した。
次いで、リポソーム分散液を、細孔サイズが0.2umのNuclep。
re (登録商標)ポリカーボネート直路型フィルター(Nuclepore、 PIeasanton CA)がら3回押し出した後、相当する0、1umフィ ルターから5回押し出した。得られたリポソームの粒子サイズは、準弾性光散乱 (Q E L S ) (Nicomp Particle 5izer)を用 いて測定し、0゜169um(標準偏差0.041)であった。次いで、サイズ 処理を行ったリポソーム分散液を220nmミリパック(Millipak)除 菌フィルターに通した。最後に、分散液を10.5mLずつバイアルに満たし、 実施例2として記載された方法に従って凍結乾燥し、凍結乾燥品を作った。これ は、すぐに使うこともできるし、将来の使用のために貯蔵することもできる。
凍結乾燥品をl OmLの0,01M酢酸緩衝液(pH4,3)で再水和して、 pHが約4.3の懸濁液を得た。リポソーム内へのPGE1の取り込みを、HP LCで測定し、有効PGE、の少なくとも98パーセントが、再水和分散液1m L当たりPGE、約9.Ougの濃度で、リポソーム内に取り込まれていること がわかった。
l凰廻l 凍結乾燥工程 上が分かれた(split−top)ブチルゴム栓付きの、容積が50mLのフ リント(Flint)凍結乾燥バイアルに、PGE、を含む水性懸濁リポソーム 10.5mLを満たした。これらのバイアルを、凍結乾燥機(PV−24スト− ゲス(Stok6s)凍結乾燥機)内の棚に載せた。バイアルを、0℃に1.5 時間保持した。次いで、0.8℃/分の速度で、棚の温度を一45℃に下げ、1 時間保持し、その後、100100uの真空をかけた。次いで、真空をloou mHgとしたまま、0゜5℃/分の速度で、棚の温度を一28℃に上げた。
バイアルを、1100uの真空で、−28℃に50時間保持した。
次いで、0.5℃/分の速度で、棚の温度を+25℃に上げ、22時間保持した 。次いで、部分真空下で、バイアルに栓をした。
1作土皿梗皇 尖り偲l リポソームPGE、の生体内テスト 実施例1の再水和リポソームを、閉塞した血管に起因する心筋梗塞の治療に付随 する再潅流障害を低減させる手段として、生体内でテストした。合計53匹の調 整した25〜35kgの犬について、投与量決定試験及び梗塞試験を行った。次 の理由のある犬は分析から除外された。梗塞ゾーンへの広い側副核化(coll atralization) (4) 、剖検における心臓虫(hearLwo rms) (1)及び閉塞中の心停止(1)。
40匹の犬が生き残り、そのうちの27匹が分析に適していた。その内訳は対照 、リポソームPGE、、リポソーム一対照(空リポソーム)の各群で7匹ずつ、 PGE、一対照(遊離P G E、 )群で6匹であった。
まず、投与量決定試験を行い、心筋梗塞試験で用いる適当な投与量を決定した。
増加量のリポソームPGE、を投与し、心拍数、平均動脈圧、心送血量及び肺毛 細管楔入圧を測定した。血小板凝集試験のために、血液サンプルも間隔をおいて 採取した(第1図)。巨丸剤として、10〜20分にわたって、2.Oug/k gを超える投与を行うと、著しい頻脈及び心送血量の顕著な増加(2倍)を伴う 一時的低血圧が生ずる。0.1ug/kgで、血小板凝集が部分的に抑制され、 0.6ug/kgで、全体的に抑制される。0.5ug/kgを10分にわたっ て投与すると、心拍数と心送血量がわずかに増えるだけであるように見える。潜 在的結果を最適にするために、リポソームPGE、を0.5ug/kgずつ、2 回に分けて投与することを選んだ。
1回目の注射は、梗塞関連動脈の閉塞直後に投与し、2回目は、再潅流直前に投 与した。この治療規制(regimen)が、虚血の期間及び再潅流の初期期間 を通じて、効果を確実なものとしたようである。リポソームPGE、の効果は、 投与後、しばらくの間持続するように思われた。この観察結果は、血小板凝集並 びに内皮細胞及び細胞外マトリックスへの接着に直接関係する、再潅流後の閉塞 及び血管形成に続く再狭窄に対して重要である。リポソームPGE、、遊離PG E、、空リポソーム及び対照群が心拍数に及ぼす影響を検討した。テスト犬は、 ナトリウムベンドパルビタールで麻酔をかけ、静脈内ベンドパルビタール及びイ ノバー(Inovar) (登録商標)(ドロペリドール/フェンダニール)投 与を続けた。左下行大動脈を結紮することによって、動脈閉塞をシミュレートし た。結紮10分後に、0.5ug/kgのリポソーム結合PGE、を、第1群の 犬に10分にわたって静脈内投与し、第2群の対照動物は、処理しないままにし た。リポソーム注入は、心拍数を増加させる傾向があり、その増加は、少量のイ ノバーを追加投与することにより部分的に打ち消された。テストから、実験を通 じわかった。閉塞100分後に、2回目の0.5ug/kgを、1o分にわたっ て投与した。2時間後、結紮を取り除いて、血管を急性再潅流させた。2時間後 に、犬を安楽死させ、心筋梗塞損傷について心臓を調べた。その結果を第2図に まとめる。遊離PGE、を投与された群は、最初の投与後に心拍数の顕著な上昇 を示し、再潅流まで続いた。
この上昇は、残りの3群の動物には、どれにも認められなかった。この上昇は、 血管拡張による代償性頻脈に起因している。
対照群には、合計7匹の犬が含まれ、7匹の犬をリポソームPGE1で処理した 。テスト期間中、平均大動脈圧は、相対的に一定のままであり、対照群と処理群 との間には、有意差はなかった。閉塞後、平均左動脈圧は、各群で上昇したが、 群間に有意差はなかった。結果を第3図にまとめる。
予想されるように、+5umの放射性マイクロスフェアで測定した場合、心筋血 流は、閉塞後のすべての群の動物において、著しい増加を示した。リポソームP GE、の微小血管拡張作用が最小であることを示唆しているテスト動物において 、リポソームPGE、注入後の側副血流に著しい改善はなかった。
再潅流により、対照動物に比較して、処理犬において血流が著しく増加した。心 臓の検査から、危険領域のパーセント(即ち、虚血中の低流量の面積)として表 される心筋梗塞サイズが、未処理対照犬に比較して、リポソームPGE、で処理 した犬では、約50%小さくなったようであることがわかった。更に、リポソー ムPGE、の投与によって、血液中の血小板凝集がほとんど全部抑制された。
リポソームPGE、、遊離PGE、、空リポソーム又は食塩水のいずれかを投与 した4群の犬についての結果を、第4図にまとめる。リポソームPGE、は、そ れぞれ、10分にわたる2回の0,5ug/kg注入で、合計投与量1.oug /kgにて投与された。遊離PGE1は、lug/kg/分、9 u g /  k gの合計投与量で、90分にわたって連続的に注入された。
また、心臓の虚血組織内への白血球浸潤を測定するためのテストも行った。動物 から心臓を摘出した直後に、l)梗塞ゾーン、2)危険領域内の梗塞ゾーンの境 界ゾーン、3)危険(虚血)領域(C)及び4)危険領域の外側の対照ゾーンか らサンプルを得た(危険領域は、閉塞血管によって供給される心臓の部分であっ た。)。液体窒素を用いて組織をフラッシュ凍結し、分析するまで、−70℃に 保持した。
次いで、ミエロペルオキシダーゼ(好中球にたけ見出される酵素)活性を、4つ のゾーンのそれぞれについて、各動物心臓にて分析した。
最初に、6匹の対照動物をこの方法でテストした。これらのうちの1匹(表の対 照4)は、テストを通じて異常であると考えられたが、完全を期して表に含めた 。リポソームPGE、で処理した動物の内の4匹(リボ1〜4)だけがこの試験 のこの部分に含まれた。この結果を表1に示す。ミエロペルオキシダーゼの濃度 は、比較のために、酵素の任意量位で表されている。
心筋組織から放出されたミエロペルオキシダーゼ対照1 22,8 17,8  1,1 1.3対照2 18.2 0 6 0 対照3 23.3 29,0 17.9 0.7対照4 0 0 0 0 対照5 23.5 24,4 19.6 3.9対照6 2.7 3.0 1, 2 1.7平均 15,1 12.4 7.6 1.3標準 10.9 13. 0 8,9 1.5リボ1 1,7 0 0 0.6 リポ4 2.7 0.5 0 0.2 平均 1.9 0.2 0 0.3 標準 0.7 0.3 0 0.3 各群で更にほかの犬もテストした。テストした4群のそれぞれにおいて、分析に 適した犬全体の結果を、第5図にまとめる。
上記の表において、ダッシュは、その特定の値について測定を行わなかったこと を示す。
’ ARDS ARDSは、外傷、火傷、敗血症、脂味、酸素過剰症を含むが、これらに限定さ れるものではない各種の傷害に付随する状態である。この状態は、毛細血管損傷 による間質性水腫を特徴としている。一旦肺に液体がたまると、呼吸が困難にな り、5〜60%の患者が死亡する。
破滅的結末となる一連の事象は、最初の傷害の性質によって変わり得る。C3a 、C5a、IL−1,TNFなとの因子は、好中球を活性化する。PGE、の作 用の態様は、細胞活性化の機構とは無関係である。PGE、の存在下では、好中 球を活性化することができず、すでに活性化していれば、消されて病気を防ぐ。
熱損傷又はIL−1の直接気管内注入によって肺損傷が起こっているARDSに ついて、鋸歯類モデルで試験を行った。次の実施例でわかるように、リポソーム PGE、の投与は、肺内への液体の漏れを防ぎ、肺内への好中球の流入を著しく 低減させる。
災施立工 ARDSの予防についての生体内テスト実施例1の再水和リポソームPGE、を 、成人呼吸窮迫症候群(ARDS)の発症に対する予防薬として、生体内でテス トした。テストラットを、それぞれ7又は8匹の3群に分け、熱損傷(70℃の 水に45秒間浸すことによる)と同時又はその後で、8 u g / k gの リポソームPGE、か食塩水のいずれがで処理した。第1の群は、リポソームP GE、で処理し、第2の群は、リポソームPGE、で処理しないが、同じ外傷を 与え、第3の群は、処理もせず、外傷を起こさせることもしなかった。ラットを 犠牲にする1時間前に、肺内への液体漏れのマーカーとして、1251−アルブ ミンを静脈注射した。熱損傷から4時間後に、動物を犠牲にした。この試験の結 果を第6図にまとめる。
このような外傷を起こさせることの結果が、罹患動物の肺内でアルブミン濃度が 増えることによって証明されているように、ARDSの発症であるということが 知られている。未処理の外傷を起こさせた動物は、すべて肺内で高いアルブミン 濃度を示した。更に、これらの7匹のテスト動物のうち、6匹が死亡した。リポ ソームPGE、で処理した動物のアルブミン濃度は、外傷を起こさせなかった対 照群の濃度と略同程度に低いか、あるいはそれよりも低いことがわかった。更に 、7匹のPGE、処理動物では、外傷の結果として死亡したものはなかった。こ れらの結果は、ARDSの発症に対する予防薬として、リポソームPGE、が有 効であることを示している。
1鳳烈旦 IL−1の気管内注入によって生じたARDSの治療に関する生体内テスト: 組替えIL−1の気管内点滴注入によって、好中球の流入及びラットの肺損傷が 生じる(第7図)。リポソームPGE、処理によって、肺損傷及び好中球流入を 引き起こすIL−1が減少するであろう。50ngの市販インターロイキン1  (IL−1)又は食塩水(対照群で)をラットの気管内に点滴投与して、肺内へ の好中球流入及び気泡内への液体の漏れを起こさせた。IL−1を与えたラット へのIL−1点滴注入から2.5時間後に、実施例1の再水和リポソームPGE 、、遊離PGE、又は空リポソームのいずれかの6 u g / k gを静脈 内処理で投与した。これらのラットのうち、食塩水のみを与えたちの40匹、I L−1を与え、処理しなかったちの54匹、IL−1を与え、リポソームPGE 、で処理したもの6匹、IL−1を与え、空リボソームで処理したちの6匹、及 びIL−1を与え、遊離PGE、で処理したちの6匹を分析した。
IL−1を投与して4時間半後に、多くの好中球がすでに組織内に浸透した後、 血流内のマーカーとして、125Iアルブミンをラットに注射した。アルブミン を注射して1時間半後に、動物を犠牲にし、肺を取り除き、組織内の同位元素の 量を測定することにより、肺内への液体の漏れを定量した。肺内の標識125I −アルブミンの1分光たりのカウント数(cpm)を血流中の標jll125I −アルブミンで割って、肺漏れ指数を計算した。肺漏れを第7図のY軸に示す。
第7図に示すように、IL−1を点滴注入して、処理を行わないことによって、 肺漏れが、擬似処理をした(sham)即ち食塩水を投与した動物よりも多く、 2.5倍に増える。しかし、IL−1の点滴注入後、リポソームPGE、処理を 行った場合は、肺漏れ指数は、擬似の処理をした対照で見られたものと同じであ った。重要なことは、遊離PGE、での処理も、空リポソームでの処理も、肺漏 れに影響を及ぼさなかったということである。
この一連の事象は、臨床セツティング(setting)において起こるかもし れないことを示している。損傷を引き起こし、適当な診断を行った後で、処理を 開始した。
ここで用いられてきた用語及び語句は、説明の用語として使用されているもので あって、限定するものではなく、このような用語及び語句の使用には、記載され た特徴の如何なる均等物又はその一部を排除する意図はなく、請求された本発明 の範囲内で、種々の変更が可能であると認識される。
0 り ロ り ロ 的 ロ り ロ ”r (”) cf) (’J (N 〒− 〒−(3nSSIl凸w oo  1/n)ヨ5VOIXO)JEdol:I人W第6図 ”P<0.06 (由1TIIJ/−刺内d01圃馴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳動物の細胞活性化/接着症候群を治療するために製造された、リボソー ムと結合したプロスタグランジンを含む組成物。
  2. 2.プロスタケランジンが、該リボソーム内にカプセル化されることによって結 合している請求の範囲1記載の組成物。
  3. 3.哺乳動物がヒトである請求の範囲1記載の組成物。
  4. 4.細胞活性化/接着症候群が、再潅流障害、敗血症性ショック、心筋梗塞、成 人呼吸窮迫症候群、リウマチ様血管炎、全身性血管炎、狼瘡、外傷後ショック、 火傷及び血管形成術後の再狭窄からなる群がら選ばれる請求の範囲1記載の組成 物。
  5. 5.細胞活性化/接着症候群が、再潅流障害である請求の範囲4記載の組成物。
  6. 6.細胞活性化/接着症候群が、成人呼吸窮迫症候群である請求の範囲4記載の 組成物。
JP4512039A 1991-05-07 1992-05-07 リポソーム型プロスタグランジン製剤 Pending JPH06507417A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US69731491A 1991-05-07 1991-05-07
US697,314 1991-05-07
US87620092A 1992-04-30 1992-04-30
US876,200 1992-04-30
PCT/US1992/003895 WO1992019243A1 (en) 1991-05-07 1992-05-07 Liposomal prostaglandin formulations

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06507417A true JPH06507417A (ja) 1994-08-25

Family

ID=27105991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4512039A Pending JPH06507417A (ja) 1991-05-07 1992-05-07 リポソーム型プロスタグランジン製剤

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP0512916B1 (ja)
JP (1) JPH06507417A (ja)
KR (1) KR100300772B1 (ja)
AT (1) ATE176401T1 (ja)
AU (1) AU664704B2 (ja)
CA (1) CA2108788C (ja)
DE (1) DE69228332T2 (ja)
DK (1) DK0512916T3 (ja)
ES (1) ES2128343T3 (ja)
FI (1) FI934913A0 (ja)
GR (1) GR3029641T3 (ja)
IE (1) IE921461A1 (ja)
MX (1) MX9202131A (ja)
NO (1) NO306048B1 (ja)
WO (1) WO1992019243A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5925375A (en) * 1987-05-22 1999-07-20 The Liposome Company, Inc. Therapeutic use of multilamellar liposomal prostaglandin formulations
US5811118A (en) * 1987-05-22 1998-09-22 The Liposome Company, Inc. Methods of treatment using unilamellar liposomal arachidonic acid metabolite formulations
US5882678A (en) * 1990-01-12 1999-03-16 The Liposome Co, Inc. Interdigitation-fusion liposomes containing arachidonic acid metabolites
US5610148A (en) * 1991-01-18 1997-03-11 University College London Macroscopically oriented cell adhesion protein for wound treatment
US5629287A (en) * 1991-01-18 1997-05-13 University College London Depot formulations
ES2179831T3 (es) 1992-09-29 2003-02-01 Inhale Therapeutic Syst Liberacion en los pulmones de fragmentos activos de hormona paratiroidiana.
US5853755A (en) * 1993-07-28 1998-12-29 Pharmaderm Laboratories Ltd. Biphasic multilamellar lipid vesicles
AU8130894A (en) * 1993-11-04 1995-05-23 Liposome Company, Inc., The Methods of treatment using unilamellar liposomal arachidonic acid metabolite formulations
CA2175350A1 (en) * 1993-11-16 1995-05-26 Andrew S. Janoff Interdigitation-fusion liposomes containing arachidonic acid metabolites
AU682753B2 (en) * 1994-01-11 1997-10-16 Liposome Company, Inc., The Treatment using arachidonic acid metabolite and particulate formulations
NZ281112A (en) 1994-03-07 1998-04-27 Inhale Therapeutic Syst Powdered insulin delivered as an aerosol
US5718917A (en) * 1995-12-15 1998-02-17 Harvard Scientific Corporation PGE-1 containing lyophilized liposomes for use in the treatment of erectile dysfunction
US6001333A (en) * 1997-09-12 1999-12-14 See; Jackie R. Methods of preparing micro encapsulated agents for use in the detection of tumors by CT imaging
US6565885B1 (en) 1997-09-29 2003-05-20 Inhale Therapeutic Systems, Inc. Methods of spray drying pharmaceutical compositions
US20060165606A1 (en) 1997-09-29 2006-07-27 Nektar Therapeutics Pulmonary delivery particles comprising water insoluble or crystalline active agents
US6309623B1 (en) 1997-09-29 2001-10-30 Inhale Therapeutic Systems, Inc. Stabilized preparations for use in metered dose inhalers
US7871598B1 (en) 2000-05-10 2011-01-18 Novartis Ag Stable metal ion-lipid powdered pharmaceutical compositions for drug delivery and methods of use
JP2005514393A (ja) 2001-12-19 2005-05-19 ネクター セラピューティクス アミノグリコシドの肺への供給
WO2008018932A2 (en) * 2006-05-01 2008-02-14 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Method and use of nano-scale devices for reduction of tissue injury in ischemic and reperfusion injury
EP3658134A4 (en) * 2017-07-24 2021-05-05 Pharmosa Biopharm Inc. LIPOSOME COMPOSITIONS WITH WEAK ACID MEDICINAL PRODUCTS AND USES THEREOF

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58222014A (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 Taisho Pharmaceut Co Ltd プロスタグランジンe↓1脂肪乳剤
EP0153858A3 (en) * 1984-02-29 1985-12-11 The Upjohn Company The therapeutic use of prostaglandins
US4820732A (en) * 1985-10-04 1989-04-11 The Upjohn Company Method and compositions for reducing dysfunction in angioplasty procedures
WO1988009170A1 (en) * 1987-05-22 1988-12-01 The Liposome Company, Inc. Prostaglandin-lipid formulations

Also Published As

Publication number Publication date
DE69228332T2 (de) 1999-09-16
NO306048B1 (no) 1999-09-13
EP0512916A2 (en) 1992-11-11
AU664704B2 (en) 1995-11-30
DK0512916T3 (da) 1999-09-20
WO1992019243A1 (en) 1992-11-12
KR100300772B1 (ko) 2001-10-22
DE69228332D1 (de) 1999-03-18
EP0512916A3 (en) 1992-12-09
MX9202131A (es) 1993-04-01
GR3029641T3 (en) 1999-06-30
FI934913A7 (fi) 1993-11-05
EP0512916B1 (en) 1999-02-03
FI934913L (fi) 1993-11-05
AU2027392A (en) 1992-12-21
NO934016L (no) 1993-11-05
CA2108788C (en) 2003-09-30
IE921461A1 (en) 1992-11-18
ES2128343T3 (es) 1999-05-16
ATE176401T1 (de) 1999-02-15
CA2108788A1 (en) 1992-11-12
FI934913A0 (fi) 1993-11-05
NO934016D0 (no) 1993-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06507417A (ja) リポソーム型プロスタグランジン製剤
ES2532595T3 (es) Composición farmacéutica que contiene una nanopartícula de estatina encapsulada
WO2019141271A1 (zh) 用于靶向活化cd44分子的脂质体纳米载体递送系统、其制备方法和用途
Kandregula et al. Exploration of lipid-based nanocarriers as drug delivery systems in diabetic foot ulcer
KR100355246B1 (ko) 단층라멜라리포좀성아라키돈산대사물질조성물을사용한치료방법
US5811118A (en) Methods of treatment using unilamellar liposomal arachidonic acid metabolite formulations
Hinkle et al. Nano encapsulated novel compound SA-10 with therapeutic activity in both acute and chronic murine hindlimb ischemia models
Gong et al. Platelet shipped IL-10 enhances drug delivery for attenuating I/R-or UUO-induced renal injury
JP2001509169A (ja) Cm101/gbs毒素を用いた創傷治癒促進法
KR20080044845A (ko) 철 킬레이트제를 포함하는 약학적 조성물
Uhl et al. Reduction of skin flap necrosis by transdermal application of buflomedil bound to liposomes
JP2001514229A (ja) 心臓血管疾患の阻害剤としての硫酸化されたオリゴ糖の使用
US20260069710A1 (en) Liposomal nanocarrier delivery system for targeting active cd44 molecule, preparation method therefor, and uses thereof
CN114025746A (zh) 抗血栓形成剂的可注射聚合物纳米颗粒组合物及其方法
US9962393B1 (en) Method for treating vascular disease by administering a liposomal prostaglandin composition
RU2461383C2 (ru) Плазмозамещающий препарат с реологическими и гемодинамическими свойствами: состав и средство для лечения
US8865178B2 (en) Compositions and methods for wound healing
CN120053664A (zh) 一种软硬纳米粒组合载药形成的药物组合物及其应用
CN120617283A (zh) 基于dna损伤激活nkt细胞的抗白血病药物组合物及其应用
SU1699343A3 (ru) Способ получени антигипоксического средства в липосомальной форме
CN116585304A (zh) 一种急性肝损伤保护药物及其制备方法
JPH0925239A (ja) 脳血管攣縮治療剤
CN101327249A (zh) 丹参提取物治疗败血症的应用
BRPI0703747B1 (pt) Forma farmacêutica, processo de obtenção de forma farmacêutica e uso
Jain Drug Delivery to the Cardiovascular System