JPH065095B2 - 自動車用ベルト式無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents
自動車用ベルト式無段変速機の油圧制御装置Info
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- JPH065095B2 JPH065095B2 JP59012017A JP1201784A JPH065095B2 JP H065095 B2 JPH065095 B2 JP H065095B2 JP 59012017 A JP59012017 A JP 59012017A JP 1201784 A JP1201784 A JP 1201784A JP H065095 B2 JPH065095 B2 JP H065095B2
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- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
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- B60W30/18—Propelling the vehicle
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- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W10/00—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
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- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W10/00—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
- B60W10/10—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of change-speed gearings
- B60W10/101—Infinitely variable gearings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
-
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車用ベルト式無段変速機の油圧制御装置
に関し、特に、伝動ベルトの張力を制御するために理想
的な圧に近似したライン圧を発生させる油圧回路技術に
関するものである。
に関し、特に、伝動ベルトの張力を制御するために理想
的な圧に近似したライン圧を発生させる油圧回路技術に
関するものである。
従来の技術 ベルト式無段変速機は、一般に、入力側プーリおよび出
力側プーリに巻き掛けられた伝動ベルトと、それら入力
側プーリおよび出力側プーリの溝幅をそれぞれ変更する
油圧シリンダとを備えており、従動側に位置する油圧シ
リンダに供給されるライン圧によって伝動ベルトの張力
が制御されるようになっている。通常、そのライン圧
は、オイルポンプの駆動損失を軽減し且つベルト式無段
変速機の耐久性を高めるために、第1図の理想曲線に沿
って変化させられることにより、伝動ベルトのすべりが
発生しない範囲で可及的に低い圧となることが望まれ
る。なお、第1図は、伝達トルクT(ただしT1>T2)
をパラメータとする変速比γ(入力軸回転速度Nin/出
力軸回転速度Nout)と理想とする適切なライン圧Pl0
との関係を示している。
力側プーリに巻き掛けられた伝動ベルトと、それら入力
側プーリおよび出力側プーリの溝幅をそれぞれ変更する
油圧シリンダとを備えており、従動側に位置する油圧シ
リンダに供給されるライン圧によって伝動ベルトの張力
が制御されるようになっている。通常、そのライン圧
は、オイルポンプの駆動損失を軽減し且つベルト式無段
変速機の耐久性を高めるために、第1図の理想曲線に沿
って変化させられることにより、伝動ベルトのすべりが
発生しない範囲で可及的に低い圧となることが望まれ
る。なお、第1図は、伝達トルクT(ただしT1>T2)
をパラメータとする変速比γ(入力軸回転速度Nin/出
力軸回転速度Nout)と理想とする適切なライン圧Pl0
との関係を示している。
このため、従来のベルト式無段変速機の油圧制御回路で
は、伝達トルクTに対応したスロットル開度θを表すス
ロットル圧Pthを発生するスロットル弁と、変速比γを
表す変速比圧Pγを発生する変速比検出弁と、上記スロ
ットル圧Pthおよび変速比圧Pγを受けて作動すること
により前記ライン圧を発生する調圧弁とが設けられてい
る。この調圧弁は、上記スロットル圧Pthを受けて上記
スロットル開度θが大きくなるほどライン圧Plを上昇
させる推力を発生する受圧面(面積A3)と上記変速比
圧Pγを受けて変速比γが増速側に変化するほどライン
圧Plを下降させる推力を発生する受圧面(面積A2−
A1)とライン圧Plのフィードバック圧を受ける受圧
面(面積A1)とを有するスプール弁子と、ライン圧P
lが上昇する方向の所定の推力Wをスプール弁子に付与
するスプリングとを備えており、たとえば(1)に示す降
圧方向の推力と(2)に示す昇圧方向の推力とが平衡する
位置、すなわち(3)式が成立する位置にスプール弁子が
駆動されることにより(4)式に示すライン圧Plが得ら
れるようになっている。
は、伝達トルクTに対応したスロットル開度θを表すス
ロットル圧Pthを発生するスロットル弁と、変速比γを
表す変速比圧Pγを発生する変速比検出弁と、上記スロ
ットル圧Pthおよび変速比圧Pγを受けて作動すること
により前記ライン圧を発生する調圧弁とが設けられてい
る。この調圧弁は、上記スロットル圧Pthを受けて上記
スロットル開度θが大きくなるほどライン圧Plを上昇
させる推力を発生する受圧面(面積A3)と上記変速比
圧Pγを受けて変速比γが増速側に変化するほどライン
圧Plを下降させる推力を発生する受圧面(面積A2−
A1)とライン圧Plのフィードバック圧を受ける受圧
面(面積A1)とを有するスプール弁子と、ライン圧P
lが上昇する方向の所定の推力Wをスプール弁子に付与
するスプリングとを備えており、たとえば(1)に示す降
圧方向の推力と(2)に示す昇圧方向の推力とが平衡する
位置、すなわち(3)式が成立する位置にスプール弁子が
駆動されることにより(4)式に示すライン圧Plが得ら
れるようになっている。
A1・Pl+(A2−A1)・Pγ ・・・(1) A3・Pth+W ...(2) A1・Pl+(A2−A1)・Pγ =A3・Pth+W ・・・(3) Pl=(A3/A1)・Pth −[(A2−A1)/A1]・Pγ+W/A1
・・・(4) 発明が解決すべき課題 したがって、上記のような従来の油圧制御回路において
は、ライン圧Plが上記(4)式に伴って速度比の増速側
(最小値側)への変化に伴って直線的に低下するように
調圧されることから、伝動ベルトのすべりを発生させな
い条件であるPl>Pl0を全域にわたって満足させつ
つPl0に接近させるために第4図および第5図の実線
に示されるようにライン圧Plの変化特性が設定される
ので、斜線に示すように大きな差が発生し、ベルト張力
の不用な増加による耐久性の低下や、オイルポンプの駆
動損失の増加による燃料消費効率の低下という問題が生
じていた。
・・・(4) 発明が解決すべき課題 したがって、上記のような従来の油圧制御回路において
は、ライン圧Plが上記(4)式に伴って速度比の増速側
(最小値側)への変化に伴って直線的に低下するように
調圧されることから、伝動ベルトのすべりを発生させな
い条件であるPl>Pl0を全域にわたって満足させつ
つPl0に接近させるために第4図および第5図の実線
に示されるようにライン圧Plの変化特性が設定される
ので、斜線に示すように大きな差が発生し、ベルト張力
の不用な増加による耐久性の低下や、オイルポンプの駆
動損失の増加による燃料消費効率の低下という問題が生
じていた。
これに対し、特開昭58−94664号公報に記載され
た油圧制御装置では、変速比γが増速側となるほど低下
する変速比圧Pγとスロットル開度θが大きくなるほど
高くなるスロットル圧Pthに基づいて、変速比が増速側
となるほど低くなるライン圧Plを発生させる調圧弁を
備えて、伝動ベルトの張力制御を行っている。このよう
な油圧制御装置によれば、変速比γが増速側に変化する
ときに所定の値に到達すると、変速比圧Pγはそれ以後
に変化しないため、ライン圧Plも同様に変化が停止さ
れて折れ点が生じる。したがって、前記の第4図、第5
図に示したような、変速比変化範囲全域にわたってライ
ン圧Plが直線的に変化する油圧制御に比較して、ライ
ン圧PlをPl0に接近させることが可能となって、上
述のような問題が低減される。
た油圧制御装置では、変速比γが増速側となるほど低下
する変速比圧Pγとスロットル開度θが大きくなるほど
高くなるスロットル圧Pthに基づいて、変速比が増速側
となるほど低くなるライン圧Plを発生させる調圧弁を
備えて、伝動ベルトの張力制御を行っている。このよう
な油圧制御装置によれば、変速比γが増速側に変化する
ときに所定の値に到達すると、変速比圧Pγはそれ以後
に変化しないため、ライン圧Plも同様に変化が停止さ
れて折れ点が生じる。したがって、前記の第4図、第5
図に示したような、変速比変化範囲全域にわたってライ
ン圧Plが直線的に変化する油圧制御に比較して、ライ
ン圧PlをPl0に接近させることが可能となって、上
述のような問題が低減される。
しかしながら、上記油圧制御装置では、スロットル開度
θが異なる場合すなわち伝達トルクTが異なる場合にも
上記折れ点が常に一定の変速比γに対応して生じ、ま
た、Plの傾きは調圧弁の構造によって定められて一定
である。そのため、例えば、第4図、第5図において、
T=T1のときにPl0に近似させる場合には、折れ点
が変速比γの比較的最小値側に位置することになり、こ
のとき、T=T2の場合のPl0に近似させることが不
可能となる。すなわち、変速比変化範囲全域にわたって
は、PlをPl0に近似させられないという問題があっ
た。
θが異なる場合すなわち伝達トルクTが異なる場合にも
上記折れ点が常に一定の変速比γに対応して生じ、ま
た、Plの傾きは調圧弁の構造によって定められて一定
である。そのため、例えば、第4図、第5図において、
T=T1のときにPl0に近似させる場合には、折れ点
が変速比γの比較的最小値側に位置することになり、こ
のとき、T=T2の場合のPl0に近似させることが不
可能となる。すなわち、変速比変化範囲全域にわたって
は、PlをPl0に近似させられないという問題があっ
た。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、変速比変化範囲全域にわたっ
て、伝動ベルト張力を制御するための理想曲線に近接し
たライン圧が得られる自動車用ベルト式無段変速機の油
圧制御装置を提供することにある。
その目的とするところは、変速比変化範囲全域にわたっ
て、伝動ベルト張力を制御するための理想曲線に近接し
たライン圧が得られる自動車用ベルト式無段変速機の油
圧制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、入力側プーリおよび出力側プーリに巻き掛けられた
伝動ベルトと、それら入力側プーリおよび出力側プーリ
の溝幅をそれぞれ変更する油圧シリンダとを備えた自動
車用ベルト式無段変速機において、前記油圧シリンダの
うち伝動ベルト張力を制御するための油圧シリンダへス
ロットル開度の増加につれて増加するライン圧を供給す
る形式の油圧制御装置であって、(a)前記ライン圧を減
圧することにより、無段変速機の変速比が増速側になる
ほど増加する変速比圧を出力する変速比検出弁と、(b)
前記変速比圧を受ける受圧面を有する弁子を備え、その
弁子の作動に従って、前記変速比圧が増加するのに伴っ
て前記ライン圧を低い値となるように調圧する調圧弁と
を含むことにある。
は、入力側プーリおよび出力側プーリに巻き掛けられた
伝動ベルトと、それら入力側プーリおよび出力側プーリ
の溝幅をそれぞれ変更する油圧シリンダとを備えた自動
車用ベルト式無段変速機において、前記油圧シリンダの
うち伝動ベルト張力を制御するための油圧シリンダへス
ロットル開度の増加につれて増加するライン圧を供給す
る形式の油圧制御装置であって、(a)前記ライン圧を減
圧することにより、無段変速機の変速比が増速側になる
ほど増加する変速比圧を出力する変速比検出弁と、(b)
前記変速比圧を受ける受圧面を有する弁子を備え、その
弁子の作動に従って、前記変速比圧が増加するのに伴っ
て前記ライン圧を低い値となるように調圧する調圧弁と
を含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、ライン圧を減圧することにより変速
比が増速側となるほど増加する変速比圧が変速比検出弁
から出力されるので、調圧弁からは、その変速比圧に基
づいて変速比が増速側となるのに関連して低下し、所定
の変速比以下では変速比圧と等しくなるライン圧が発生
させられる。上記ライン圧は伝達トルクをパラメータと
して変速比に対する値が設定されるものであるため、上
記所定の変速比は伝達トルクに応じて変更される。すな
わち、変速比圧により変化させられるライン圧の折れ点
はライン圧が高くなるほどすなわちスロットル弁開度が
大きくなるほど変速比減少側すなわち増速側へ変更され
る。したがって、例えば、変速比が上記所定の変速比に
なったとき、すなわち変速比圧とライン圧が等しくなっ
たときに、ライン圧が理想圧に略等しい値にまで低下し
ているように上記ライン圧の設定をすることにより、調
圧弁からは理想曲線に近似したライン圧が出力されるの
で、ライン圧を理想圧以上に維持しつつ理想圧とライン
圧との差を変速比変化範囲全域にわたって小さくでき、
ベルト張力の不要な増加による耐久性の低下や、オイル
ポンプの駆動損失の増加による燃料消費効率の低下が好
適に改善される。
比が増速側となるほど増加する変速比圧が変速比検出弁
から出力されるので、調圧弁からは、その変速比圧に基
づいて変速比が増速側となるのに関連して低下し、所定
の変速比以下では変速比圧と等しくなるライン圧が発生
させられる。上記ライン圧は伝達トルクをパラメータと
して変速比に対する値が設定されるものであるため、上
記所定の変速比は伝達トルクに応じて変更される。すな
わち、変速比圧により変化させられるライン圧の折れ点
はライン圧が高くなるほどすなわちスロットル弁開度が
大きくなるほど変速比減少側すなわち増速側へ変更され
る。したがって、例えば、変速比が上記所定の変速比に
なったとき、すなわち変速比圧とライン圧が等しくなっ
たときに、ライン圧が理想圧に略等しい値にまで低下し
ているように上記ライン圧の設定をすることにより、調
圧弁からは理想曲線に近似したライン圧が出力されるの
で、ライン圧を理想圧以上に維持しつつ理想圧とライン
圧との差を変速比変化範囲全域にわたって小さくでき、
ベルト張力の不要な増加による耐久性の低下や、オイル
ポンプの駆動損失の増加による燃料消費効率の低下が好
適に改善される。
ここで、好適には、前記変速比検出弁は、ベルト式無段
変速機のプーリの溝幅に関連し、変速比が減速側となる
ほど絞りを通して供給されるライン圧の作動油を逃がす
ことにより絞りの下流側に変速比圧を発生させるように
構成される。このように構成された変速比検出弁から出
力される変速比圧Pγは、変速比の減少(増速側への変
化)に伴い一定の割合で直線的に増加するが、その変速
比の減少に伴って調圧弁により前記(4)式にしたがって
ライン圧が減少させられるので、所定の変速比γ1にお
いてライン圧Plと一致し、これ以上増加しない。そし
て、これ以後は、変速比の増速側への変化に拘わらずラ
イン圧Plを上回らないので、ライン圧Plは次式(5)
にしたがって調圧される。すなわち、スロットル開度θ
が一定であれば、第6図および第7図にそれぞれ示すよ
うにライン圧Plは変速比γの増速側への変化に拘わら
ず、ライン圧Plが変速比圧Pγと一致した以後には一
定値となる。
変速機のプーリの溝幅に関連し、変速比が減速側となる
ほど絞りを通して供給されるライン圧の作動油を逃がす
ことにより絞りの下流側に変速比圧を発生させるように
構成される。このように構成された変速比検出弁から出
力される変速比圧Pγは、変速比の減少(増速側への変
化)に伴い一定の割合で直線的に増加するが、その変速
比の減少に伴って調圧弁により前記(4)式にしたがって
ライン圧が減少させられるので、所定の変速比γ1にお
いてライン圧Plと一致し、これ以上増加しない。そし
て、これ以後は、変速比の増速側への変化に拘わらずラ
イン圧Plを上回らないので、ライン圧Plは次式(5)
にしたがって調圧される。すなわち、スロットル開度θ
が一定であれば、第6図および第7図にそれぞれ示すよ
うにライン圧Plは変速比γの増速側への変化に拘わら
ず、ライン圧Plが変速比圧Pγと一致した以後には一
定値となる。
Pl=(A3/A2)・Pth+W/A2・・・(5) 第6図および第7図において、破線はライン圧Plが充
分に高い状態における変速比圧Pγの変化特性を示して
おり、その変化特性の傾斜は、変速比検出弁のスプリン
グの設定荷重、弁子の受圧面積、ポート位置などにより
任意に設定され得るものである。このように変速比圧P
γは任意に設定可能なものであることから、第6図およ
び第7図はその変速比圧Pγの変化特性が異なる場合に
ついてそれぞれ示されている。各図において、変速比γ
が大きい(減速側)領域ではPγ<Plであるので、調
圧弁により生成されるライン圧Plは(4)式で定義され
る値となるが、変速比γが小さい(増速側)領域ではP
γ=Plとなるので、(5)式で定義される値となり、ラ
イン圧Plは折線特性となる。したがって、ライン圧P
lと理想圧Pl0との差は、第6図および第7図の斜線
に示すように好適に減少するので、伝動ベルトの耐久性
が向上するとともに、オイルポンプの駆動損失による燃
料消費効率の低下を防止することができる。
分に高い状態における変速比圧Pγの変化特性を示して
おり、その変化特性の傾斜は、変速比検出弁のスプリン
グの設定荷重、弁子の受圧面積、ポート位置などにより
任意に設定され得るものである。このように変速比圧P
γは任意に設定可能なものであることから、第6図およ
び第7図はその変速比圧Pγの変化特性が異なる場合に
ついてそれぞれ示されている。各図において、変速比γ
が大きい(減速側)領域ではPγ<Plであるので、調
圧弁により生成されるライン圧Plは(4)式で定義され
る値となるが、変速比γが小さい(増速側)領域ではP
γ=Plとなるので、(5)式で定義される値となり、ラ
イン圧Plは折線特性となる。したがって、ライン圧P
lと理想圧Pl0との差は、第6図および第7図の斜線
に示すように好適に減少するので、伝動ベルトの耐久性
が向上するとともに、オイルポンプの駆動損失による燃
料消費効率の低下を防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第8図において、流体クラッチ10は、機関のクランク
軸12および遊星歯車機構14に対して同軸的に設けら
れ、機関動力をクランク軸12から遊星歯車機構14に
伝達する。遊星歯車機構14は、CVT16の入力軸1
8に固定されているサンギヤ20、このサンギア20に
噛み合う第1のプラネタリギヤ22、この第1のプラネ
タリギヤ22に噛み合う第2のプラネタリギヤ24、こ
の第2のプラネタリギヤ24の噛み合うリングギヤ2
6、第1および第2のプラネタリギヤ22,24を回転
可能に支持し流体クラッチ10に連結しているキャリア
28、リングギヤ26の固定を制御する後進用ブレーキ
30、およびCVT16の入力側固定プーリ32とキャ
リヤ28との接続を制御する前進用クラッチ34を備え
ている。CVT16の入力軸18は、遊星歯車機構14
に対して同軸的に設けられ、出力軸36は入力軸18に
対して平行に設けられ、入力側固定プーリ32および出
力側固定プーリ38はそれぞれ入力軸18および出力軸
36に固定されている。入力側可動プーリ40および出
力側可動プーリ42はそれぞれ、入力側固定プーリ32
および出力側固定プーリ38に対向的に且つ入力軸18
および出力軸36に軸線方向へ移動可能に、回転方向へ
固定的に設けられる。ベルト44は、等脚台形の横断面
を有し、側面において入力側固定プーリ32、出力側固
定プーリ38、入力側固定プーリ40、および出力側可
動プーリ42のテーパ状押圧面に摩擦接触する。入力側
可動プーリ40および出力側可動プーリ42の軸線方向
位置はそれぞれ入力側油圧シリンダ46および出力側油
圧シリンダ48の油圧Pin,Poutにより制御される。
カウンタ軸50は出力軸36に対して平行に設けられ、
出力軸36の歯車52に噛み合う歯車54と、作動装置
56のリングギヤ58に噛み合う歯車60とを有してい
る。アクスル軸62,64は、カウンタ軸50に対して
平行に差動装置56から延び、機関動力を左右の駆動輪
へ伝達する。
軸12および遊星歯車機構14に対して同軸的に設けら
れ、機関動力をクランク軸12から遊星歯車機構14に
伝達する。遊星歯車機構14は、CVT16の入力軸1
8に固定されているサンギヤ20、このサンギア20に
噛み合う第1のプラネタリギヤ22、この第1のプラネ
タリギヤ22に噛み合う第2のプラネタリギヤ24、こ
の第2のプラネタリギヤ24の噛み合うリングギヤ2
6、第1および第2のプラネタリギヤ22,24を回転
可能に支持し流体クラッチ10に連結しているキャリア
28、リングギヤ26の固定を制御する後進用ブレーキ
30、およびCVT16の入力側固定プーリ32とキャ
リヤ28との接続を制御する前進用クラッチ34を備え
ている。CVT16の入力軸18は、遊星歯車機構14
に対して同軸的に設けられ、出力軸36は入力軸18に
対して平行に設けられ、入力側固定プーリ32および出
力側固定プーリ38はそれぞれ入力軸18および出力軸
36に固定されている。入力側可動プーリ40および出
力側可動プーリ42はそれぞれ、入力側固定プーリ32
および出力側固定プーリ38に対向的に且つ入力軸18
および出力軸36に軸線方向へ移動可能に、回転方向へ
固定的に設けられる。ベルト44は、等脚台形の横断面
を有し、側面において入力側固定プーリ32、出力側固
定プーリ38、入力側固定プーリ40、および出力側可
動プーリ42のテーパ状押圧面に摩擦接触する。入力側
可動プーリ40および出力側可動プーリ42の軸線方向
位置はそれぞれ入力側油圧シリンダ46および出力側油
圧シリンダ48の油圧Pin,Poutにより制御される。
カウンタ軸50は出力軸36に対して平行に設けられ、
出力軸36の歯車52に噛み合う歯車54と、作動装置
56のリングギヤ58に噛み合う歯車60とを有してい
る。アクスル軸62,64は、カウンタ軸50に対して
平行に差動装置56から延び、機関動力を左右の駆動輪
へ伝達する。
第9図においてオイルポンプ70はストレーナ72を介
して吸い込んだオイルを加圧してライン圧油路74へ供
給する。スロットルバルブ76は、吸気通路のスロット
ル開度θに関係したスロットル圧Pth(第2図)を出力
ポート78に発生する。スロットルバルブ76のスプー
ル77は、スロットルカム79からスロットル開度θの
増大につれて増大する作用力と制御ポート81からフィ
ードバック圧としてのスロットル圧Pthとを対向的に受
け、ライン圧油路74と出力ポート78との接続を制御
する。マニュアルバルブ80は、シフトレバーのD(ド
ライブ)、N(ニュートラル)、R(リバース)、およ
びP(パーキング)レンジに関係して軸線方向位置を制
御され、Dレンジ時にはスロットル圧Pthを前進用クラ
ッチ34の油圧シリンダへ導き、Rレンジ時ではライン
圧Plを後進用ブレーキ30の油圧シリンダへ導く。リ
リーフ弁83は、ライン圧Plが所定値以上になるとラ
イン圧油路74のオイルを逃がす安全弁としての機能を
有する。
して吸い込んだオイルを加圧してライン圧油路74へ供
給する。スロットルバルブ76は、吸気通路のスロット
ル開度θに関係したスロットル圧Pth(第2図)を出力
ポート78に発生する。スロットルバルブ76のスプー
ル77は、スロットルカム79からスロットル開度θの
増大につれて増大する作用力と制御ポート81からフィ
ードバック圧としてのスロットル圧Pthとを対向的に受
け、ライン圧油路74と出力ポート78との接続を制御
する。マニュアルバルブ80は、シフトレバーのD(ド
ライブ)、N(ニュートラル)、R(リバース)、およ
びP(パーキング)レンジに関係して軸線方向位置を制
御され、Dレンジ時にはスロットル圧Pthを前進用クラ
ッチ34の油圧シリンダへ導き、Rレンジ時ではライン
圧Plを後進用ブレーキ30の油圧シリンダへ導く。リ
リーフ弁83は、ライン圧Plが所定値以上になるとラ
イン圧油路74のオイルを逃がす安全弁としての機能を
有する。
二次油圧油路82はオリフィス84を介してライン圧油
路74へ接続され、セカンダリプレッシャレギュレータ
バルブ86は、オリフィス88を介して二次油圧油路8
2へ接続されている制御室90を有し、制御室90の油
圧とバネ92の荷重とに関係して二次油圧油路82とド
レン94との接続を制御し、二次油圧油路82の油圧を
所定値に維持する。潤滑油油路95はセカンダリプレッ
シャレギュレータバルブ86を介して二次油圧油路82
へ接続されている。ロックアップ制御弁96は、二次油
圧油路82を流体クラッチ10に並列なロックアップク
ラッチ98の係合側および解放側へ選択的に接続する。
電磁弁100はロックアップ制御弁96の制御室102
とドレン104との接続を制御し、電磁弁100がオフ
(非励磁)である場合はロックアップクラッチ98の解
放側へ二次油圧油路82からの油圧が伝達されて機関動
力が流体クラッチ10を介して伝達され、電磁弁100
がオン(励磁)である場合はロックアップクラッチ98
の係合側およびオイルクーラ106へ二次油圧油路82
からの油圧が供給されて機関動力はロックアップクラッ
チ98を介して伝達される。リリーフ弁107はクーラ
圧を制御する。
路74へ接続され、セカンダリプレッシャレギュレータ
バルブ86は、オリフィス88を介して二次油圧油路8
2へ接続されている制御室90を有し、制御室90の油
圧とバネ92の荷重とに関係して二次油圧油路82とド
レン94との接続を制御し、二次油圧油路82の油圧を
所定値に維持する。潤滑油油路95はセカンダリプレッ
シャレギュレータバルブ86を介して二次油圧油路82
へ接続されている。ロックアップ制御弁96は、二次油
圧油路82を流体クラッチ10に並列なロックアップク
ラッチ98の係合側および解放側へ選択的に接続する。
電磁弁100はロックアップ制御弁96の制御室102
とドレン104との接続を制御し、電磁弁100がオフ
(非励磁)である場合はロックアップクラッチ98の解
放側へ二次油圧油路82からの油圧が伝達されて機関動
力が流体クラッチ10を介して伝達され、電磁弁100
がオン(励磁)である場合はロックアップクラッチ98
の係合側およびオイルクーラ106へ二次油圧油路82
からの油圧が供給されて機関動力はロックアップクラッ
チ98を介して伝達される。リリーフ弁107はクーラ
圧を制御する。
変速比制御装置108は、第1および第2のスプール弁
110,112、第1および第2の電磁弁114,11
6を備えている。第1の電磁弁114がオフである期間
は第1のスプール弁110のスプールは室117のスロ
ットル圧Pthによりバネ118の方へ押圧されており、
ポート119のライン圧Plは第1のスプール弁110
のポート120を介して第2のスプール弁112とポー
ト122へ送られ、ポート124とドレン126との接
続は断たれている。第1の電磁弁114がオンである期
間は室117の油圧が第1の電磁弁114のドレン12
8を介して排出され、第1のスプール弁110のスプー
ルはばね118により室117の方へ押圧され、ポート
120にはライン圧Plが生じず、ポート124はドレ
ン126へ接続される。また、第2の電磁弁116がオ
フである期間は第2のスプール弁112のスプールは室
128のスロットル圧Pthによりばね130の方へ押圧
され、ポート122とポート132との接続は断たれ、
ポート134はポート136へ接続されている。ポート
132,134は油路138を介してCVT16の入力
側油圧シリンダ46へ接続されている。第2の電磁弁1
16がオンである期間は第2のスプール弁112のスプ
ールはばね130により室128の方へ押圧され、ポー
ト122はポート132へ接続され、ポート134はポ
ート140へ接続される。ポート136はポート124
へ接続され、ポート140はオリフィス142を介して
ポート124へ接続されている。したがって第1の電磁
弁114がオフで且つ第2の電磁弁116がオンである
期間は入力側油圧シリンダ46へオイルが速やかに供給
され、変速比γは下降する。第1の電磁弁114がオフ
で且つ第2の電磁弁116がオフである期間は入力側油
圧シリンダ46へのオイルの供給および入力側油圧シリ
ンダ46からのオイルの排出は行われず、CVT16の
変速比γは一定に保持される。第1の電磁弁114がオ
ンで且つ第2の電磁弁116がオンである場合、入力側
油圧シリンダ46のオイルはオリフィス142を介して
排出されるので、CVT16の変速比γは緩やかに上昇
する。第1の電磁弁114がオンで且つ第2の電磁弁1
16がオフである期間は入力側油圧シリンダ46のオイ
ルはオリフィス142を介さずに排出されるので、CV
T16の変速比γは急激に上昇する。
110,112、第1および第2の電磁弁114,11
6を備えている。第1の電磁弁114がオフである期間
は第1のスプール弁110のスプールは室117のスロ
ットル圧Pthによりバネ118の方へ押圧されており、
ポート119のライン圧Plは第1のスプール弁110
のポート120を介して第2のスプール弁112とポー
ト122へ送られ、ポート124とドレン126との接
続は断たれている。第1の電磁弁114がオンである期
間は室117の油圧が第1の電磁弁114のドレン12
8を介して排出され、第1のスプール弁110のスプー
ルはばね118により室117の方へ押圧され、ポート
120にはライン圧Plが生じず、ポート124はドレ
ン126へ接続される。また、第2の電磁弁116がオ
フである期間は第2のスプール弁112のスプールは室
128のスロットル圧Pthによりばね130の方へ押圧
され、ポート122とポート132との接続は断たれ、
ポート134はポート136へ接続されている。ポート
132,134は油路138を介してCVT16の入力
側油圧シリンダ46へ接続されている。第2の電磁弁1
16がオンである期間は第2のスプール弁112のスプ
ールはばね130により室128の方へ押圧され、ポー
ト122はポート132へ接続され、ポート134はポ
ート140へ接続される。ポート136はポート124
へ接続され、ポート140はオリフィス142を介して
ポート124へ接続されている。したがって第1の電磁
弁114がオフで且つ第2の電磁弁116がオンである
期間は入力側油圧シリンダ46へオイルが速やかに供給
され、変速比γは下降する。第1の電磁弁114がオフ
で且つ第2の電磁弁116がオフである期間は入力側油
圧シリンダ46へのオイルの供給および入力側油圧シリ
ンダ46からのオイルの排出は行われず、CVT16の
変速比γは一定に保持される。第1の電磁弁114がオ
ンで且つ第2の電磁弁116がオンである場合、入力側
油圧シリンダ46のオイルはオリフィス142を介して
排出されるので、CVT16の変速比γは緩やかに上昇
する。第1の電磁弁114がオンで且つ第2の電磁弁1
16がオフである期間は入力側油圧シリンダ46のオイ
ルはオリフィス142を介さずに排出されるので、CV
T16の変速比γは急激に上昇する。
変速比検出弁146は第10図に詳細が示されている。
スリーブ148,150は弁孔152内に同軸的に配置
され、スナップリング154により軸線方向へ固定され
ている。棒156は、スリーブ148の端部を貫通し、
ばね座158を固定されている。別の棒160は、両端
部においてそれぞれ入力側可動プーリ40および棒15
6に結合し、棒156を入力側可動プーリ40の軸線方
向変位量に等しい変位量だけ軸線方向へ移動させる。ス
プール162は、ランド164,166を有し、スリー
ブ150内に軸線方向へ移動可能に嵌合している。ラン
ド164はランド164とランド166との間の空間1
68を油室170へ連通させる通路172を有し、ラン
ド166は空間168へのスリーブ150のポート17
4の開口面積を制御する。ポート174はスリーブ14
8の外周の空間を介してドレン176へ接続されてい
る。油室170は変速比圧Pγを発生する出力ポート1
78を有し、出力ポート178はオリフィス180を介
してライン圧油路74へ接続されている。ばね182は
ばね受け158とスリーブ150との間に設けられて棒
156をスリーブ148から押し出す方向へ付勢し、ば
ね184はばね受け158とスプール162のフランジ
186との間に設けられてスプール162を油室170
の方へ付勢する。
スリーブ148,150は弁孔152内に同軸的に配置
され、スナップリング154により軸線方向へ固定され
ている。棒156は、スリーブ148の端部を貫通し、
ばね座158を固定されている。別の棒160は、両端
部においてそれぞれ入力側可動プーリ40および棒15
6に結合し、棒156を入力側可動プーリ40の軸線方
向変位量に等しい変位量だけ軸線方向へ移動させる。ス
プール162は、ランド164,166を有し、スリー
ブ150内に軸線方向へ移動可能に嵌合している。ラン
ド164はランド164とランド166との間の空間1
68を油室170へ連通させる通路172を有し、ラン
ド166は空間168へのスリーブ150のポート17
4の開口面積を制御する。ポート174はスリーブ14
8の外周の空間を介してドレン176へ接続されてい
る。油室170は変速比圧Pγを発生する出力ポート1
78を有し、出力ポート178はオリフィス180を介
してライン圧油路74へ接続されている。ばね182は
ばね受け158とスリーブ150との間に設けられて棒
156をスリーブ148から押し出す方向へ付勢し、ば
ね184はばね受け158とスプール162のフランジ
186との間に設けられてスプール162を油室170
の方へ付勢する。
以上の構成の変速比検出弁146の作動は以下のようで
ある。例えば、入力側固定プーリ32に対する入力側可
動プーリ40の変位量が増大するにつれて変速比γは増
大する。入力側可動プーリ40の変位量の増大により棒
156はスリーブ148から押し出されるので、油室1
70の方向へのばね184によるスプール162の付勢
力は低下する。この結果、スプール162は棒156の
方へ移動し、ランド166はポート174の開口面積を
増大させてオイルの排出流量を増大させるので、出力ポ
ート178の変速比圧Pγは低下する。
ある。例えば、入力側固定プーリ32に対する入力側可
動プーリ40の変位量が増大するにつれて変速比γは増
大する。入力側可動プーリ40の変位量の増大により棒
156はスリーブ148から押し出されるので、油室1
70の方向へのばね184によるスプール162の付勢
力は低下する。この結果、スプール162は棒156の
方へ移動し、ランド166はポート174の開口面積を
増大させてオイルの排出流量を増大させるので、出力ポ
ート178の変速比圧Pγは低下する。
変速比検出弁146から出力される変速比圧Pγは、出
力ポート178の油圧媒体の排出量を制御することによ
り生成されるので、上限をライン圧に規定される。すな
わち、上述の作動とは反対に変速比圧Pγは変速比γが
増速側となるほど増加するが、変速比γが更に減少して
所定の変速比になって変速比圧Pγがライン圧Plに等
しくなると、それ以下の範囲では一定の値になるように
変化させられる。第6図および第7図の破線は、変速比
圧Pγと変速比γとの2つの関係を例示している。後述
されるようにライン圧Plは変速比γの減少につれて減
少するが、変速比圧Pγがライン圧Plに等しくなる変
速比γ1(この変速比γ1はスロットル圧Pth、したが
って伝達トルクTの関係である。)に低下すると、それ
以下の変速比範囲ではPγ=Plとなる。
力ポート178の油圧媒体の排出量を制御することによ
り生成されるので、上限をライン圧に規定される。すな
わち、上述の作動とは反対に変速比圧Pγは変速比γが
増速側となるほど増加するが、変速比γが更に減少して
所定の変速比になって変速比圧Pγがライン圧Plに等
しくなると、それ以下の範囲では一定の値になるように
変化させられる。第6図および第7図の破線は、変速比
圧Pγと変速比γとの2つの関係を例示している。後述
されるようにライン圧Plは変速比γの減少につれて減
少するが、変速比圧Pγがライン圧Plに等しくなる変
速比γ1(この変速比γ1はスロットル圧Pth、したが
って伝達トルクTの関係である。)に低下すると、それ
以下の変速比範囲ではPγ=Plとなる。
再び第9図に戻ってカットオフバルブ190は、変速比
制御装置108の室117,128へ連通している室1
92,194の油圧に関係して運動するスプール196
を有し、第1の電磁弁114がオンで且つ第2の電磁弁
116がオフである期間、すなわちCVT16の変速比
γを急激に上昇させる必要の期間だけ、変速比圧Pγが
プライマリレギュレータバルブ198へ伝達させるのを
阻止する。
制御装置108の室117,128へ連通している室1
92,194の油圧に関係して運動するスプール196
を有し、第1の電磁弁114がオンで且つ第2の電磁弁
116がオフである期間、すなわちCVT16の変速比
γを急激に上昇させる必要の期間だけ、変速比圧Pγが
プライマリレギュレータバルブ198へ伝達させるのを
阻止する。
ベルト44の張力を調節するライン圧Plを発生させる
調圧弁としてのプライマリレギュレータバルブ198
は、スロットル圧Pthを供給されるポート200、変速
比圧Pγを供給されるポート202、ライン圧油路74
へ接続されているポート204、オイルポンプ70の吸
入側へ接続されているドレン206、およびオリフィス
208を介してライン圧Plを供給されている室21
0、軸線方向へ運動してポート204とドレン206と
の接続を制御するスプール212、スロットル圧Pthを
受けてスプール212を室210の方へ付勢するスプー
ル214、およびスプール212を室210の方へ付勢
するばね216を備えている。スプール212,214
のランドの各横断面積を下のランドから順番にA1,A
1,A1,A2,A3(但し、A1<A2<A3)、お
よびばね216の荷重をWとそれぞれ定義すると、均衡
関係から次式が成立する。
調圧弁としてのプライマリレギュレータバルブ198
は、スロットル圧Pthを供給されるポート200、変速
比圧Pγを供給されるポート202、ライン圧油路74
へ接続されているポート204、オイルポンプ70の吸
入側へ接続されているドレン206、およびオリフィス
208を介してライン圧Plを供給されている室21
0、軸線方向へ運動してポート204とドレン206と
の接続を制御するスプール212、スロットル圧Pthを
受けてスプール212を室210の方へ付勢するスプー
ル214、およびスプール212を室210の方へ付勢
するばね216を備えている。スプール212,214
のランドの各横断面積を下のランドから順番にA1,A
1,A1,A2,A3(但し、A1<A2<A3)、お
よびばね216の荷重をWとそれぞれ定義すると、均衡
関係から次式が成立する。
W+A3・Pth=A1・Pl+(A2+A1)・Pγ
・・・(6) この(6)式をPlについて定義したのが前述の(4)式であ
る。
・・・(6) この(6)式をPlについて定義したのが前述の(4)式であ
る。
したがって、変速比圧Pγは第6図或いは第7図の破線
のように定義されているので、Pγ<Plである変速比
範囲ではライン圧Plは(4)式により定義され、Pγ=
Plである変速比範囲ではライン圧Plは(5)式により
定義される。このため、ライン圧Plは変速比γの減
少、即ち増速側への変化に従って当初は直線的に減少
し、Pγ=Plとなると一定値となる折線特性に沿って
変化するので、第6図あるいは第7図の斜線に示すよう
に、伝達トルクTおよび変速比γに関連してベルト44
の張力を必要かつ充分な値に維持するために適切なライ
ン圧Pl0とライン圧Plとの差が変速比変化範囲にわ
たって好適に減少させられている。したがって、ベルト
張力の不要な増加による耐久性の低下や、オイルポンプ
の駆動損失の増加による燃焼消費効率の低下が好適に改
善されるのである。また、(4)式或いは(5)式から明らか
なように、ライン圧Plはスロットル圧Pthの関数でも
あるため、Pγ=Plとなる変速比γは、スロットル圧
Pthに応じて変化させられる。したがって、スロットル
圧Pthに応じて第6図,第7図のライン圧Plの折れ点
が可変になって、ライン圧Plが高くなるほどすなわち
スロットル開度θが大きくなるほど、変速比減少側すな
わち増速側に変更されるため、異なるスロットル開度θ
に対応する個々の最適ライン圧線にライン圧Plを近似
させることが可能となる。
のように定義されているので、Pγ<Plである変速比
範囲ではライン圧Plは(4)式により定義され、Pγ=
Plである変速比範囲ではライン圧Plは(5)式により
定義される。このため、ライン圧Plは変速比γの減
少、即ち増速側への変化に従って当初は直線的に減少
し、Pγ=Plとなると一定値となる折線特性に沿って
変化するので、第6図あるいは第7図の斜線に示すよう
に、伝達トルクTおよび変速比γに関連してベルト44
の張力を必要かつ充分な値に維持するために適切なライ
ン圧Pl0とライン圧Plとの差が変速比変化範囲にわ
たって好適に減少させられている。したがって、ベルト
張力の不要な増加による耐久性の低下や、オイルポンプ
の駆動損失の増加による燃焼消費効率の低下が好適に改
善されるのである。また、(4)式或いは(5)式から明らか
なように、ライン圧Plはスロットル圧Pthの関数でも
あるため、Pγ=Plとなる変速比γは、スロットル圧
Pthに応じて変化させられる。したがって、スロットル
圧Pthに応じて第6図,第7図のライン圧Plの折れ点
が可変になって、ライン圧Plが高くなるほどすなわち
スロットル開度θが大きくなるほど、変速比減少側すな
わち増速側に変更されるため、異なるスロットル開度θ
に対応する個々の最適ライン圧線にライン圧Plを近似
させることが可能となる。
なお、変速比検出弁146において弁固着が生じたり、
変速比検出弁146からプライマリレギュレータバルブ
198までの変速比圧Pγの伝達回路に油漏れが生じ
て、ポート202の変速比圧Pγが異常低下すると、ラ
イン圧Plは上昇するので、弁固着等の異常が生じて
も、ベルト44の滑りを回避してベルト44の損傷を防
止することができる。
変速比検出弁146からプライマリレギュレータバルブ
198までの変速比圧Pγの伝達回路に油漏れが生じ
て、ポート202の変速比圧Pγが異常低下すると、ラ
イン圧Plは上昇するので、弁固着等の異常が生じて
も、ベルト44の滑りを回避してベルト44の損傷を防
止することができる。
また、プライマリレギュレータバルブ198において互
いに対向的なスロットル圧Pthおよび変速比圧Pγは共
にバルブ198の一方の端部からスプール212に作用
するので、スロットル圧Pthおよび変速比圧Pγを受け
るランドの横断面積を大きい値に設定することができ、
制御精度を向上させることができる。
いに対向的なスロットル圧Pthおよび変速比圧Pγは共
にバルブ198の一方の端部からスプール212に作用
するので、スロットル圧Pthおよび変速比圧Pγを受け
るランドの横断面積を大きい値に設定することができ、
制御精度を向上させることができる。
第1図は伝達トルクをパラメータとしてCVTの変速比
と理想とする適切なライン圧との関係を示すグラフ、第
2図はスロットル開度とスロットル圧との関係を示すグ
ラフ、第3図はCVTの変速比と変速比圧との関係を示
すグラフ、第4図は大きい伝達トルクに適合させた場合
の生成ライン圧の特性を示すグラフ、第5図は小さい伝
達トルクに適合させた場合の生成ライン圧の特性を示す
グラフ、第6図および第7図は本発明における生成ライ
ン圧の特性をそれぞれ例示するグラフ、第8図はCVT
を含む全体の動力伝達装置の概略図、第9図は油圧制御
回路図、第10図は制御圧発生弁としての変速比検出弁
の詳細図である。 16:CVT 38:出力側固定プーリ 42:出力側可動プーリ 44:(伝動)ベルト 48:油圧シリンダ 74:ライン圧油路 76:スロットルバルブ 146:変速比検出弁 198:プライマリレギュレータバルブ(調圧弁) 212:スプール。
と理想とする適切なライン圧との関係を示すグラフ、第
2図はスロットル開度とスロットル圧との関係を示すグ
ラフ、第3図はCVTの変速比と変速比圧との関係を示
すグラフ、第4図は大きい伝達トルクに適合させた場合
の生成ライン圧の特性を示すグラフ、第5図は小さい伝
達トルクに適合させた場合の生成ライン圧の特性を示す
グラフ、第6図および第7図は本発明における生成ライ
ン圧の特性をそれぞれ例示するグラフ、第8図はCVT
を含む全体の動力伝達装置の概略図、第9図は油圧制御
回路図、第10図は制御圧発生弁としての変速比検出弁
の詳細図である。 16:CVT 38:出力側固定プーリ 42:出力側可動プーリ 44:(伝動)ベルト 48:油圧シリンダ 74:ライン圧油路 76:スロットルバルブ 146:変速比検出弁 198:プライマリレギュレータバルブ(調圧弁) 212:スプール。
Claims (1)
- 【請求項1】入力側プーリおよび出力側プーリに巻き掛
けられた伝動ベルトと、該入力側プーリおよび出力側プ
ーリの溝幅をそれぞれ変更する油圧シリンダとを備えた
自動車用ベルト式無段変速機において、前記油圧シリン
ダのうち伝動ベルト張力を制御するための油圧シリンダ
へスロットル開度の増加につれて増加するライン圧を供
給する形式の油圧制御装置であって、 前記ライン圧を減圧することにより、無段変速機の変速
比が増速側になるほど増加する変速比圧を出力する変速
比検出弁と、 前記変速比圧を受ける受圧面を有する弁子を備え、該弁
子の作動に従って、前記変速比圧が増加するのに伴って
前記ライン圧を低い値となるように調圧する調圧弁と を含むことを特徴とする自動車用ベルト式無段変速機の
油圧制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59012017A JPH065095B2 (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 自動車用ベルト式無段変速機の油圧制御装置 |
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