JPS6231761A - 無段変速機の速度比制御装置 - Google Patents

無段変速機の速度比制御装置

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JPS6231761A
JPS6231761A JP60170933A JP17093385A JPS6231761A JP S6231761 A JPS6231761 A JP S6231761A JP 60170933 A JP60170933 A JP 60170933A JP 17093385 A JP17093385 A JP 17093385A JP S6231761 A JPS6231761 A JP S6231761A
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裕之 山口
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は工作機械、物流システム、車輌等に使用される
、一次側変速プーリと二次側変速プーリと両プーリ間に
掛け渡した無端ベルトとからなる無段変速機の速度比制
御装置に係るものである。
(従来の技術) 駆動軸に設けた一次側変速プーリと被動軸に設けた二次
側変速プーリとの間に無端ベルトを掛け渡すとともに、
各変速プーリは、前記各軸に固定されかつ該軸の回転中
心軸上に頂点を有する円錐面を有する固定プーリと、前
記回転中心軸上に頂点を有する円錐面を有し該円錐面を
固定プーリの前記円錐面に対向せしめて前記軸方向に摺
動自在の可動プーリと、前記軸に固定され前記可動プー
リを固定プーリに向けて押圧すべき油圧シリンダとから
なり、前記無端ベルトは固定プーリと可動プーリの前記
円錐面間に挟圧されて両変速プーリ間に動力を伝達し、
各変速プーリにおける半径方向位置を変更することによ
り、被動軸の駆動軸に対する回転速度比を無段階に変更
するようにした無段変速機は、工作機械、物流システム
または車輌等における変速機として公知である。
上記無段変速機の回転速度比は、無端ベルトが前記一次
側変速プーリと二次側変速プーリに巻き掛けられた位置
の半径比で定まり、この回転速度比は一次側変速プーリ
の固定プーリと可動プーリとにより無端ベルトを挟圧し
てベルトに作用せしめる力(以下この力をベルトに作用
する推力という)により定まり、回転速度比は、入力ト
ルクおよび駆動軸回転数が一定であれば一次側変速プー
リと二次側変速プーリとによる推力が釣り合ったところ
で一定に保持できる。そして無段変速機に配設された油
圧制御回路は、ポンプと、該ポンプにより吐出され主油
路に供給される油圧を所定の圧力(これをライン圧とい
う)に調整する圧力調整弁と、前記主油路と一次側変速
プーリに設けた油圧シリンダに連通せしめた第1の油路
との間に設けられ主油路内のライン圧の圧油を前記油圧
シリンダに供給しまたは該油圧シリンダから排出して該
油圧シリンダ内の圧力を変更すべくした速度比制御弁、
前記主油路内のライン圧の圧油を直接二次側変速プーリ
に供給する第2の油路、および二次側変速プーリの可動
プーリの位置を機械的に検出し、リンク機構により前記
圧力調整弁のばね変位量を調節してライン圧に速度比に
対応する成分をもたせる速度比フィードバック手段を備
え、電子制御回路から供給される制御信号により前記速
度比制御弁を制御して前記回転速度比を制御している。
そして一次側変速プーリの油圧シリンダに供給する油圧
を変えることにより前記一次側および二次側の変速プー
リによる推力の釣合いが崩れ、変速が行われるが、従来
は二次側変速プーリの油圧シリンダは直接主油路に連通
され、不釣合い推力の発生は専ら一次側変速プーリによ
り行われていた。
(発明の解決すべき問題点) 一次側変速プーリと二次側変速プーリおよびこれらの間
に掛け渡した無端ベルトとからなる無段変速機において
は、一次側および二次側の変速プーリによりベルトに作
用する推力が釣合っている状態より、一次側変速ブーり
の油圧シリンダに供給される油圧を高める方向に制御す
ると無段変速機は増速域となり、供給油圧を減する方向
に制御すると無段変速機は減速域となる。一方変速プー
リと無端ベルト間の動力伝達は、各変速プーリと無端ベ
ルト間に発生する摩擦力によって行なわれるから、前記
ベルトに作用する推力は、無端ベルトと変速プーリとの
接触面積と接触圧との関連による接触面圧によって定ま
る。そのため、上記無段変速機において動力伝達効率を
高めるためには、各変速プーリと無端ベルトとの間の接
触面圧を常に所定の接触面圧に維持しなければならない
ところで、一次側変速プーリの回転速度に対する二次側
変速プーリの回転速度の比、即ち回転速度比、が大とな
るに従って、二次側変速プーリと無端ベルトとの接触面
積は小となり、同時に速度比フィードバック手段により
主油路内のライン圧が低下せしめられるため、二次側変
速プーリによるベルトに作用する推力が小となる。従っ
て一次側変速プーリの油圧シリンダ内の圧力を制御して
一次側変速プーリによる推力を調整し、所望の回転速度
比を得るための推力調整範囲が狭くなる。
従って従来の制御装置においては所定の回転速度比を達
成するまでの変速時間が大となり、無段変速機の速度応
答性は必ずしも良好とはいえない。
このため速度応答性を良好とするために増速域における
二次側変速プーリの推力を大とする目的でライン圧を高
めることも考えられるが、この場合無端ベルトと変速プ
ーリに対する巻掛け半径の関係から、増速域での二次側
変速プーリと無端ベルトとの間の接触面圧が一次側変速
プーリと無端ベルトとの間の接触面圧に比して過大とな
る傾向があり、無端ベルトおよび二次側変速プーリの疲
労および摩耗を促進し、耐久性が低下する。
従って従来技術においては、一次側変速プーリによる推
力と二次側変速プーリによる推力との推力差を増速域に
おいても減速域においても同じ絶対量とするために差動
シリンダ方式を採用し、一次側変速プーリの油圧シリン
ダにおけるピストン面積を、二次側変速プーリの油圧シ
リンダにおけるピストン面積の2倍に構成していた。即
ち変速プーリと無端ベルトとの巻掛け部の接触面圧が必
要以上に高いと無端ベルトが変速プーリがら外れるとき
に大きな抵抗となって無段変速機の効率低下を招来する
とともに、接触面圧が低過ぎた場合には、無端ベルトと
変速プーリ間の摩擦力が低下して所定の動力が伝達でき
なくなり、無端ベルトが変速プーリに関しスリップする
。従って動力の伝達は無端ベルトと変速プーリとの摩擦
力、即ち各変速プーリの油圧シリンダに供給される圧力
と無端ベルトの巻掛け半径とによって定まること、およ
び前記回転速度比(巻掛け半径比)が推力差によって定
まることから、この推力差を限られた油圧シリンダ面積
で有効に得るためには、一次側変速プーリの油圧シリン
ダ面積を二次側変速プーリの油圧シリンダ面積の2倍程
度とする必要がある。このため無段変速機の小型化、軽
量化に支障を生ずる。
(問題点を解決するための手段) 本発明においては、一次側変速プーリの油圧シリンダに
送られる作動油の流量を制御する第1の制御弁(以下速
度比制御弁という)を設けるとともに、二次側変速プー
リの油圧シリンダに送られるライン圧を調圧制御する第
2の制御弁(以下張力制御弁という)を設け、がっ無段
変速機の一次側変速プーリおよび第二次変速プーリの現
実の回転速度比を演算する手段を電子制御回路手段に関
連せしめて設け、予め定めた目標速度比と前記一次側変
速プーリと二次側変速プーリの回転速度比(これを実速
度比という)との偏差に応じた第1の電気#御信号で前
記速度比制御弁により作動油の流量を制御するとともに
、上記実速度比の変化に対応せしめて予め定めた制御基
準量と上記目標速度比と実速度比との偏差の変化に対応
せしめて予め定めた応答改善補正量との和の電気信号で
前記張力制御弁により作動油の圧力を制御することによ
り、変速応答の遅れを改善するとともに、定速度比運転
時に各変速プーリと無端ベルトとの間に必要最小限の接
触面圧を保持できるようにし。
以て無段変速機の小型化、軽量化を図るものである。
(発明の作用) 本発明によるときは、一次側変速プーリと、二次側変速
プーリと、これらの間に掛け渡した無端ベルトとからな
る無段変速機の速度比を制御するにあたり、第1の制御
弁である変速比制御弁には。
予め定めた一次側変速プーリと二次側変速プーリとの間
の目標とする速度比に相当する目橿値と、現実の両変速
プーリ間の速度比に相当する現実値との偏度に対応した
第1の電気制御信号を供給されで、一次側変速プーリの
推力を目標値に追従して制御し、また第2の制御弁であ
る張力制御弁は、前記現実値に応じた電気信号と前記偏
差値に応じた電気信号の和からなる第2の電気制御信号
に対応した圧力を第2のシリンダ装置内に発生させて、
積極的にかつ単独に二次側変速プーリの前記第2のシリ
ンダ装置の圧力を制御し、目標値への変速応答を早める
とともに、第2のシリンダ装置内の圧力を制御させたこ
とにより、無段変速機のシフトダウン側、即ち無段変速
機の速度比を減少させる場合に、油圧制御回路内の作動
油圧力を全般的に変化せしめることなく、第2のシリン
ダ室内の圧力を単独に制御することにより、量変速プー
リと無段ベルトとの間の推力を必要最小限に調整し、す
べりがなく、かつ機械的損失を最小にするとともに、地
形の急変その他に対応するドライバビリティを向上せし
める。従って、二次側変速プーリに設けた第2のシリン
ダ装置のシリンダ面積に対して、一次側変速プーリに設
けた第1のシリンダ装置のシリンダ面積を、1.1ない
し1.6倍とすることができる。好ましくは1.3ない
し1.45倍である。
(実施例) 第1図に本発明の第1実施例の油圧制御回路図を示す。
無段変速機の一次側変速プーリ30は原動機の出力軸(
図示せず)に連結される入力軸1上に形成され、該入力
軸1に固定された固定シーブ31と、入力軸1の軸方向
に摺動自在にかつ該軸1とともに回転すべく設けられた
可動シーブ32と、入力@1と同心的に前記可動シーブ
32に固定されたシリンダ部材33と、入力軸1に固定
されて前記シリンダ部材33の内周面に液密に嵌合する
ピストン部材34と、前記シリンダ部材33とピストン
部材34との間に形成されるシリンダ室35と、該シリ
ンダ室35内に配置されて可動シーブ32を固定シーブ
31側に押圧する方向に弾発するスプリング36とを備
え、前記入力軸1には前記シリンダ室35に圧油を供給
する油路37がその軸心に形成されている。無段変速機
の二次側変速プーリ40は出力軸2上に形成され、該出
力軸2に固定された固定シーブ41と、出力軸2の軸方
向に摺動自在にかっ該軸2とともに回転すへく設けられ
た可動シーブ42と、出力軸2と同心的に前記可動シー
ブ42に固定されたシリンダ部材43と、出力1IIl
lI2に固定されて前記シリンダ部材43の内周面に液
密に嵌合するピストン部材44と、前記可動部材42、
シリンダ部材43およびピストン部材44との間に形成
されるシリンダ室45と、該シリンダ室45内に配置さ
れて可動シーブ42を固定シーブ41側に押圧する方向
に弾発するスプリング46とを備え、前記出力軸2には
前記シリンダ室45に圧油を供給する油路47がその軸
心に形成されている。各変速プーリ30゜40の固定シ
ーブ31,41および可動シーブ32.42には、それ
ぞれの対向面にその回転中心軸に頂点を有する凸なる円
錐面が形成され、従って各変速プーリ30,40はその
回転中心軸を含む断面において各シーブの円錐面が対向
したV字状を呈する間隔を形成し、この間隔に無端ベル
ト39が掛け渡される。無端ベルト39は、前記固定シ
ーブ31,41および可動シーブ32゜42に形成した
円錐面の傾斜角と同一の傾斜角を両面に形成した断面截
頭円錐形のゴム製無端ベルト、または断面を前記截頭円
錐形とした金属製の板状材ブロックを無端状に接続した
チェインまたは金属製の薄板よりなるベルトで連綴した
ものである。従って各変速プーリ30,40のシリンダ
室35.45内に圧油が導入されるときは、無端ベルト
39は各シリンダ35.45内の有効ピストン面積と圧
力の積に相当する力で固定シーブと可動シーブとの間に
挟圧され、一次側変速プーリ30と二次側変速プーリ4
oとにより無端ベルト39に加えられる推力が釣り合っ
た半径位置において、それぞれの変速プーリ30,40
に摩擦的に係止される。またスプリング36.46は、
各シリンダ室35.45内の圧油が排圧されたとき、無
端ベルト39の撓みを防止する最小限の挟持力を固定シ
ーブと可動シーブとの間に与えるものである。
上記各変速プーリ30,40のシリンダ室35゜45に
作動圧油を供給する油圧制御回路は、タンク3内の作動
油をフィルタ4を介して吸引し、主油路5に圧油を供給
するポンプ10、主油路5内の油圧が設定値以上に上昇
しないように制御するリリーフ弁90、前記一次側変速
プーリ30のシリンダ室35に連通する油路37に連結
された第1の油路6と前記主油路5との間に配設された
第、1の制御弁である速度比制御弁50、前記二次側変
速プーリ4oのシリンダ室45に連通する油路47に連
結された第2の油路7と前記主油路5との間に配設され
た第2の制御弁である張力制御弁70および速度比制御
弁50と張力制御弁70とに背圧を付与する第3の油路
8とからなる。ポンプ10は原動機により駆動される。
第1図に図示したポンプ10は周知のギヤポンプの形式
のものであって、ここでは詳細説明は省略する。リリー
フ弁90は、円筒形状の弁室91内に2個のランド92
.93を形成したスプール94と、該スプール94をそ
の軸方向の一方に弾発するスプリング95とを収納し、
該スプリング95の弾力によって一方のランド92が当
接される弁室91の一方端に形成した開口96と、2個
のスプール92.93によっては閉塞されない弁室91
の側方位置に形成した開口97とによって主油路5に連
通され、かつ他方のランド93の移動によって開口面積
が制御される弁室91の側方位置に形成した開口98を
介してタンク3への排出油路に連通されている。そして
前記リリーフ弁90は主油路5よりオリフィス99およ
び前記開口96を介してスプール94の一方のランド9
2の頭部に作用する油圧と、スプリング95の荷重との
釣り合いによって、スプール94が軸方向に移動し、主
油路5内の圧力が過大となったときはスプール94はス
プリング95の荷重に抗して移動し、開口97を開口9
8に連通させて主油路5内の圧力を低下させるものであ
る。
速度比制御弁50は、円筒形状の弁室51内に2個のラ
ンド52.53を形成したスプール54と、該スプール
54をその軸方向の一方に弾発するスプリング55を備
え、該スプリング55の弾力によって一方のランド52
が当接される弁室51の一方端に形成した開口56と、
他方のランド53の移動により開口面積が制御される弁
室51の側方位置に形成した開口57とを分岐油路58
により主油路5に連通させ、前記スプール54の移動に
よってランド52.53の何れによっても開口面積が制
御されない弁室51の側方位置に形成した開口59を前
記第1の油路6に連通せしめ、さらに前記一方のランド
52の移動により開口面積が制御されるように弁室51
の側方位置に形成した開口60を介して第3の油路8に
連通せしめる制御弁部61と、ソレノイド62と該ソレ
ノイド62に供給される制御電流Iviに比例した吸引
力によって移動せしめられる可動鉄心63と該可動鉄心
63の一端に形成した円錐弁64とよりなるソレノイド
弁65とを備え、該ソレノイド弁65の円錐弁64は、
前記開口56と該開口56に近接した位置に前記分岐油
路58に形成したオリフィス66との間において前記分
岐油路58に形成した開口67の開口面積を前記制御電
流Iνiに応じた吸引力と円錐弁64に作用する作動油
の圧力とによって定まる力がバランスするように開口面
積を制御して前記開口67を前記タンク3に連通せしめ
ている。なお前記第3の油路8にはオリフィス9,9が
設けられ、オリフィス9,9を介してタンク3に連通さ
れており、第3の油路8内には前記オリフィス9に基づ
く圧力差を生じた背圧が維持されている。
上記の速度比制御弁50においては、制御弁部61の開
口56とソレノイド弁65の円錐弁64の位置により定
められる前記開口56の内に作用する圧力に基いてスプ
ール54の一方のランド52の頭部に作用する作動油の
圧力と該頭部の受圧面積の積に相当するスプール54へ
の作用力と。
スプリング55の荷重との釣合う位置にスプール54が
位置せしめられる。従って主油路5内の制御圧が一定で
あるときは、スプール54のランド52に作用する作用
力が著しく小であるときは、前記他方のランド53は開
口57を閉塞して、一次側変速プーリ30のシリンダ室
35を油路37゜第1の油路6、弁室51および第3の
油路8を介して排圧しているが、ツルイド62への制御
電流Iviを変化せしめて可動鉄心63に作用する吸引
力を大とするときは、円錐弁64による開口67の開口
面積を小とし、オリフィス66前後の圧力を減少させて
開口56の部分における圧力を大とするに従い、スプー
ル54のランド52の端部に作用する作用力を増大し、
スプール54の前記一方のランド52による開口6oの
開口面積を小とするとともに、他方のランド53は開口
57を開放しはじめて次第に弁室51との連通面積を大
とするから、主油路5内の制御圧は前記開口60の開口
面積と開口57の開口面積とにより定まる流量の作動油
を一次側変速ブーリ30のシリンダ室35に供給する。
張力制御弁70は、円筒形状の弁室71内に2個のラン
ド72.73を形成したスプール74と、該スプール7
4をその軸方向の一方に弾発するスプリング75を収納
し、該スプリング75の弾力によって一方のランド72
が当接される弁室71の−刃端に形成した開口アロと、
前記スプール74の移動に際して前記ランド72および
他方のランド73の何れによっても開口面積が制御され
ないように弁室71の側方位置に形成した開ロア7とを
、前記第2の油路7に連通せしめ、前記スプール74の
一方のランド72の移動により開口面積が制御される弁
室71の側方位置に形成した開ロア8を分岐油路79に
より前記主油路5に連通させるとともに、スプール74
の他方のランド73の移動により開口面積が制御される
ように弁室71の側方位置に形成した開口80を前記第
3の油路8に連通させ、かつ前記スプリング75が収納
される弁室71の他方端に形成した開口81を、オリフ
ィス82を介して前記主油路5から分岐せしめた分岐油
路83に連通せしめた制御弁部84と、ソレノイド85
と、該ソレノイドに供給される制御電流Ipoに比例し
た吸引力によって移動せしめられる可動鉄心86と、該
可動鉄心85の一端に形成した円錐弁87とよりなるソ
レノイド弁88とを備え、該ソレノイド弁88の円錐弁
87は、前記分岐油路83の端部開口89の開口面精を
前記制御電流Ipoに応じた吸引力と前記円錐弁87の
受圧面に作用する圧力とがバランスするように前記開口
89の開口面積を制御して該開口89を前記タンク3−
に連通せしめている。
なお前記制御弁84の開口アロはオリフィス49を介し
て第2の油路7に連通せしめられている。
上記張力制御弁70においては、二次側変速プーリ40
のシリンダ室45に供給される油量に関係なく、該シリ
ンダ室45内の作動油の圧力をソレノイド85に供給す
る制御電流にほぼ比例して制御でき、該スプール74の
位置は、第2の油路7よりオリフィス49、開口アロを
介して前記スプール74の一方のランド72の頭部に作
用する圧力と該ランド72の受圧面積の積による力と、
前記スプリング75の荷重と開口81を介してスプール
74の他方のランド73の頭部に作用する圧力と該ラン
ド73の受圧面積の積による力との和に相当する力の釣
合いによって定められる。そして前記ランド73の頭部
に作用する圧力はソレノイド弁88のソレノイド85に
供給される制御信号工ρ0によって定まる吸引力に比例
して制御される。かつ、吸引力を大とすることによって
円錐弁87の受圧面に作用する圧力を増大させるように
該開口89の開口面積を小とし、前記スプール74の他
方のランド73の頭部に作用する力は大となり、一方の
ランド72による開ロア8の開口面積を大とするように
制御するとともに、他方のランド73による開口80の
開口面積を小とするように制御し、これら開ロア8.8
8の開口面積で定まる流量の作動油を二次側変速プーリ
40のシリンダ室45に供給する。即ち弾力制御弁70
においては、二次側変速プーリ40のシリンダ室45内
の圧力が制御弁部84のスプール74の一端にフィード
バックされ、該スプール74の他端に作用するスプリン
グ75の荷重とソレノイド弁88により制御される分岐
油路83内の圧力による荷重の和が前記フィードバック
荷重と釣り合うように、第2の油路7内の圧力が制御さ
れる。またスプリング75の荷重は、制御電流Ipoが
零またはその近傍のとき、前記シリンダ内の圧力を最小
値に保持する大きさとする。
第2図は第1図に示す油圧制御回路の変形例を示すもの
であって、速度比制御弁50′の構成のみが第1図のも
のと相違する。即ち図において2個のランド52.53
を有するスプール54′は弁室51′内においてソレノ
イド弁65′の可動鉄心63′と連杆により連結され、
ソレノイド弁65′のソレノイド62′は弁室51′を
囲繞する形に配設される。従って第1図に示す速度比制
御弁50のスプール54は、一方のランド52の頭部に
作用する圧力と他方のランド53の頭部に作用するスプ
リング55の荷重との釣り合いにより移動して、一次側
変速プーリ30のシリンダ室35の圧力を制御するが1
本変形例では前記ソレノイド弁65′がスプール54′
に付与する吸引力と前記スプリング55がスプール54
′に付与する荷重との釣り合いによりスプール54′が
移動して、一次側変速プーリ30のシリンダ室35の圧
力を制御することとなる。本変形例によると第1図の速
度比制御弁50においてソレノイド弁65が開口67を
開くことにより消費される作動油の消費量を減らすもの
である。なお本変形例におけるスプール54′のランド
52.53と開口57,59.60との関連によるシリ
ンダ室35の圧力制御の関連構成は、第1図に示す油圧
制御回路と何ら異なるところはない。
上記第1実施例および変形例は、入力軸1を電動機で駆
動される工作機械、物流機械等に適したものである。車
輌用として用いる場合は、入力軸をフルイドカップリン
グ等の流体伝達機構の出力軸に連結する。
以上かられかるように、速度比制御弁50゜50′およ
び張力制御弁7oは、それぞれに備えたソレノイド弁6
5,65’ 、88に供給される制御用電流I vi、
 I poの大きさにより、一次側変速プーリ30のシ
リンダ室35および二次側変速プーリ40のシリンダ室
45に供給される作動油の流量゛および圧力を制御する
ものである。
速度比制御弁50.50’および張力制御弁70の電気
的制御については後述する。
第3図は本発明の第2実施例の油圧制御回路図である。
第2実施例は第1図に示す第1実施例において、無段変
速機にクラッチを付設した点、該クラッチを制御する第
3の制御弁を設けた点およびポンプを容量制御型ポンプ
とした点において相違するが、残余の構成は前記第1実
施例と同一で ・ある。従って第1図と同一部分は同一
符号を付し、その説明は省略する。
第2実施例の入力軸1は、原動機の出力軸または該出力
軸に連結された軸11と同軸線上に配置されており、前
記出力軸11と一体的に回転すべくされたフランジ部材
12の内周面にスプライン嵌合された環状の圧力板13
と、入力軸1の外周面にスプライン嵌合された環状の摩
擦板14と、前記フランジ部材12に関し軸方向に移動
自在のピストン15と、該ピストン15とフランジ部材
12との間に形成されたシリンダ室16とによって、公
知の多板式のクラッチ17が形成される。
上記クラッチ17は第3の制御弁であるクラッチ制御弁
100により制御される、該制御弁100は、円筒状の
弁室101内に2個のランド102.103を形成した
スプール104と、前記一方のランド102に当接して
前記スプール104をその軸方向の一方に弾発するスプ
リング105とを収納し、該スプリング105を収納す
る前記弁室101の一方端に形成した開口106をオリ
フィス107を介して、また前記スプール104の移動
に際して前記ランド102および他方のランド103の
何れによっても開口面積が制御されないように弁室10
1の側方位置に形成した開口108を、それぞれ第4の
油路19によって前記クラッチ17のシリンダ室16に
連通せしめ、前記スプール104の一方のランド102
の移動により開口面積が制御される弁室101の側方位
置に形成した開口109を速度比制御弁5゜に連通する
主油路5よりの分岐油路58にオリフィス110を介し
て連通させ、前記スプリング105の弾力によって他方
のランド103が当接する弁室101の他方端に形成し
た開口111を。
前記分岐油路58にオリフィス112を介して連結した
油路113に連通せしめるとともに、前記他方のスプー
ル103の移動により開口面積が制御される弁室101
の側方位置に形成した開口114を油路115を介して
タンク3に連通させた制御弁部116と、ソレノイド1
17と該ソレノイド117に供給される制御電流Ipc
に比例した吸引力によって移動せしめられる可動鉄心1
18と該可動鉄心118の一端に形成した円錐弁119
とよりなるソレノイド弁120とを備え。
該ソレノイド弁120の円錐弁119は前記油路113
の端部に形成した開口121の開口面積を前記制御電流
Ipcに応じた吸引力と円錐弁119に作用する作動油
の圧力がバランスするように制御して、前記開口121
を前記油路115に連通せしめている。
上記クラッチ制御弁100においては、ソレノイド弁1
20のソレノイド118に供給される制御電流Ipcが
充分に大でその円錐弁119が開口121を閉塞してい
るときは、油路113内の圧力は上昇し、該圧力は開口
111を介してスプール104のランド103の頭部に
作用し、スプリング105を圧縮して開口109を開き
、分岐油路58内の制御圧の圧油を開口109、弁室1
01および第4の油路19を介してクラッチ17のシリ
ンダ室16に供給し、クラッチ17を係合せしめる。第
4の油路19内の圧力はオリフィス107および開口1
06を介して弁室101内に導入され、前記一方のラン
ド102の頭部にフィードバック圧として作用する。従
って制御弁部116のスプール104はランド103に
作用する油路113内の圧力と、ランド102に作用す
るフィードバック圧およびスプリング107の荷重の和
とが釣り合った位置にあり、かつクラッチ17のシリン
ダ室16内の圧力を、ソレノイド弁120のソレノイド
117に供給される制御電流Ipcに対応した圧力に制
御する。スプール104の中立位置においてはランド1
02゜103はそれぞれ開口109,114を閉塞して
圧油の流入流出を停止させ、第4の油路19の圧力を保
持する。制御電流Ipcを所定水準以下にまたは零近傍
まで低下させると、油路113内の圧力は低下し、スプ
ール104はスプリング105のバネ荷重により移動せ
しめられて、開口109を閉じた状態でランド103が
開口114を開き、第4の油路19内の圧油を油路11
5に排出し、クラッチを開放せしめる。
ポンプ130は、複数個の放射状溝内にそれぞれベーン
を挿入したロータ131を、その回転中心を断面円形の
ロータ室132の中心に対して偏心せしめて回転させる
ベーンタイプのロータリポンプであって、前記ロータ室
132を形成したポンプ枠体133をケーシング内で一
方向に摺動自在とすることにより、ロータ131の回転
中心とロータ室132の中心との偏心距離を零から所望
の最大値まで変化させ、ポンプ吐出量を可変とした可変
容量ポンプであって、容量制御弁140と組み合わせて
、主油路5内の制御圧を常に所定の設定圧に維持すべく
したものである。
即ちポンプ130のケーシング(図示せず)には、ポン
プ枠体133の摺動方向の両側に第1の圧力室134お
よび第2の圧力室135を形成するとともに第1の圧力
室134内にはポンプ枠体133にその摺動方向にバネ
荷重を及ぼすスプリング136を配設し、第1の圧力室
134内に供給する油圧とポンプ枠体133の受圧面積
との面積とスプリング136のバネ荷重の和と、第2の
圧力室135内に供給する油圧とポンプ枠体133の受
圧面積との積とが釣り合う位置にポンプ枠体133を位
置せしめる。
ポンプ130はタンク3内の作動油をフィルタ4を介し
て吸引し、主油路5に圧油を供給する。
主油路5から分岐した油路137はオリフィス138を
介して第2の圧力室135にポンプ吐出圧を供給する。
第1の圧力室134は油路139を介して容量制御弁1
40に連通される。
容量制御弁140は、円筒形状の弁室141内に2個の
ランド142,143を形成したスプール144と、該
スプール144をその軸方向の一方に弾発するスプリン
グ145とを収納し、該スプリング145の弾力によっ
て一方のランド142が当接される弁室141の一方端
に形成した開口146をオリフィス147を介して主油
路5に連通させ、前記開口146の頭部に主油路5内の
圧油が作用するようにされるとともに、スプール144
の移動により前記ランド142により開口面積が制御さ
れる弁室141の側方位置に形成した開口148を介し
て弁室141のランド142.143間に主油路5内の
圧油が制御されて導入するようにされ、またスプール1
44の移動によりランド142,143の何れによって
も開口面積が制御されないように弁室141の側方位置
に形成した開口149を介して、ランド142.143
間の圧油を前記油路139に供給するようにされ、他方
のランド143により開口面積が制御される弁室141
の側方位置に形成した開口150は、タンク3に連通す
る油路151に連通され、弁室141の他方端のスプリ
ング145を収容した室は前記油路151に連通されて
いる。
上記容量制御弁140は、スプール141の一方のラン
ド142の頭部に作用する主油路5より供給される圧油
の圧力と受圧面積の積に相当する力と、他方のランド1
43に作用するスプリング145のバネ荷重とが釣り合
った位置に移動し、主油路5内の圧力が低下するとスプ
リング145のバネ荷重によりスプール144が移動し
てランド142が開口148を開き、主油路5内の圧油
を弁室141、開口149.油路139を介してポンプ
130の第1の圧力室134内に供給し、主油路5内の
圧力が高まれば、スプール141はスプリング145の
バネ荷重に抗する方向に移動し、ランド142により開
口148を閉じるとともにランド143により開口15
0を開いて油路139を油路151に連通させて第2の
圧力室134内の圧力を低下させ、中立位置おいてスプ
ール144はランド142,143により開口148.
150を閉じる。このようにポンプ130の第1の圧力
室135には常に主油路5内の圧油が供給されているの
に対し、第2の圧力室134は、主油路5内の圧力が低
下したときは圧力を増大せしめられて、ロータ131の
回転中心とロータ室132の中心との偏心量を増す方向
にポンプ枠体133が移動し、主油路5内の圧力が増大
すると圧力を低下せしめられて前記偏心量を減少する方
向にポンプ枠体133が移動するから、ポンプ130は
主油路5内の作動油の消費量に応じた圧油を主油路5に
供給し、主油路5内の制御圧を一定に保つことができる
ものである。
本実施例は車輌用無段変速機として適したものである。
次に上記油圧制御回路の速度比制御弁50.50’およ
び張力制御弁70を電気的に制御する電子制御回路を第
4図により説明する。
主な電子制御回路はCVTコントローラユニット400
に組み込まれており、CVTコントローラユニット40
0では、目標速度比信号およびクラッチ制御信号を入力
信号とし、かつ一次側変速プーリ30および二次側変速
プーリ40の各々の回転数信号をフィードバック信号と
して、一次側変速プーリ30、二次側変速プーリ40お
よびクラッチ20(第2実施例のみ)の動作を制御して
いる。CVTコントローラユニット400は、CPU、
ROMおよびRAMからなる所謂マイクロコンピュータ
である演算処理部410を備え、この演算処理部410
のCPUに2つのI10ポート420および430が接
続されており。
I10ポート420にはD/Aコンバータ440および
450をそれぞれ介してバルブ駆動アンプ4′70が接
続サレ、I10ボート430には2チヤンネルのパルス
カウンタ460が接続されて構成されている。そして、
外部のメインコントローラ500から信号線407およ
び408を介してバルブ駆動アンプ470およびI10
ポート420にクラッチ制御信号および目標速度比信号
erが供給され、かつ一次側変速プーリ30および二次
側変速プーリ40に設けられた公知の回転数検出装置4
01.402および404.405から信号線403お
よび406を介してパルスカウンタ460の各チャンネ
ルに回転数信号がそれぞれ供給される。この回転数検出
装置は各変速プーリ30および4oの回転軸にそれぞれ
固定されて共回りする円板401および404と、各円
板401および404に対向するピックアップ402お
よび405とからなり、各変速プーリ30および40の
回転数に比例したパルス数の信号を出力する。
上記の構成において、入力信号としてメインコントロー
ラ500からI10ポート420を介して目標速度比信
号erが演算処理部410のCPUに読み込まれ、また
フィードバック信号として一次側変速プーリ30および
二次側変速プーリ40の各回転数に対応するパルス信号
がパルスカウンタ460の各チャンネルにそれぞれ入力
され、そこで単位時間当りのパルス数がそれぞれカウン
トされて各変速プーリ30および40の回転数を示す2
進数のデジタル信号となり、交互にI10ポート430
を介して演算処理部410のCPUに読み込まれる。そ
して、演算処理部410では第5図に示すフローチャー
トに従って演算処理を行ない、一次側変速プーリ(30
を動作させる速度比制御弁50(又は50′)および二
次側変速プーリ4oを動作させる張力制御弁70を制御
するデジタル信号をI10ボート420を介してD/A
コンバータ440および450にそれぞれ出力する。各
D/Aコンバータ440および450に入力された2つ
のデジタル制御信号は、それぞれアナログ信号である速
度比制御弁5゜(または50′)の制御信号電圧Epi
および張力制御弁70の制御信号電圧Epoに変換され
た後にバルブ駆動アンプ470に出力される。バルブ駆
動アンプ470では、上記各制御信号電圧Epiおよび
Epoの他に、外部のメインコントローラ500からク
ラッチ制御弁120の制御信号電圧Epcが入力され、
各信号を別々に電流増幅するとともに各制御弁の特性を
改善するためのディサ電流をそれぞれ付加した後、クラ
ッチ制御弁120、速度比制御弁50(または50′)
および張力制御弁70の各ソレノイドに制御信号Ipc
、IpiおよびIpoをそれぞれ出力する。
ヒ記電子制御回路の制御の流れは、次のとおりである(
第5図参照)。
201・・初期条件の設定。
202・・メインコントローラから指示された目標速度
比erを読み込む。
203・・カウンタから一次側変速プーリおよび二次変
速プーリの現実の回転数NiおよびNOを読み込む。
204・・・ステップ203で読み込んだ一次側変速プ
ーリおよび二次変速プーリの実際の回転数NiおよびN
oから現実の速度比 e=No/Niを演算する。
205・・ステップ202で読み込んだ目標速度比er
とステップ204で算出した現実の速度比eとから速度
比の偏差 Δe=er−eを演算する。
206・・・ステップ205で算出した速度比の偏差Δ
eに基づく一次側変速プーリの制御信号の補正量を算出
するための比例定数 に1を1Δe1の領域判別により決定する。
ここで比例定数に1は、偏差△eがわずかな値でも一次
側変速プーリが敏感に対応するように、1Δe1が小さ
い領域では比較的大きくかつ1Δe1が大きい領域では
比較的小さく設定されており、ROMに予め記憶されて
いる。
207・・ステップ205および206でそれぞれ算出
した速度比の偏差Δeおよび比例定数に1を用いて、一
次側変速プーリの制御信号Epitr Epi= EB
i+ K l・ΔEの演算式により算出する。ここでE
Biは一次側変速プーリを動作させる速度比制御弁のス
プール54を中立状態に保持するためのバイアス値であ
る。
208・・・ステップ204で算出した実際の速度比e
に対応する二次側変速プーリの制御信号の基準値EBO
をマツプ検索により決定する。この基準値EBOは実際
の速度比eに応じて適正なベルトの張力(プーリとベル
トとの面圧)が得られるように設定され、ROMにマツ
プとして予め記憶されている。
209・・・ステップ203で読み込んだ二次側変速ブ
ーりの現実の回転数NOから、二次側変速プーリの制御
信号の回転数(遠心力)による補正値Aを、予めROM
に記憶されたマツプを検索することにより決定する。
210・・・ステップ205で演算した速度比の偏差Δ
eに対して変速応答を改善させるための応答改善補正値
Bを、偏差Δeの領域判定および一次式等を用いて算出
する。
この応答改善補正量Bは偏差Δeが所定の±Δeaを超
えた場合にΔeの領域に応じて所定の一次式等で設定さ
れている。
211・・・ステップ208,209および210でそ
れぞれ算出した基準値EBO1回転数による補正値Aお
よび応答改善補正値Bを用いて二次側変速プーリの制御
信号Ep。
をEpo= EBO−A −Bの演算式により算出する
212・・・ステップ207および211でそれぞれ算
出した一次側変速プーリのおよび二次側変速プーリの制
御信号EpiおよびEp。
をバルブ駆動アンプ470に出力した後。
ステップ202に戻る。
第6図には、第4図に示す電子制御回路を使用する演算
処理の他のフローチャートを示す。第5図のフローチャ
ートにおいては一次側変速プーリと二次側変速プーリと
の回転速度比を算出してこれを目標速度比と比較してフ
ィードバック情報としていたが、第6図のフローチャー
トにおいては一次側変速プーリまたは二次側変速プーリ
の可動シーブの変位量が前記速度比と対応する点に着目
して、前記可動シーブの変位量Xを変位センサによって
検出するとともに、前記目標速度比に対応した目標変位
量Xrの図形を記憶せしめておき、変位センサで検出し
た変位量又と目標変位量Xrとの偏差に対して制御を行
なうようにしたものである。この演算処理方式によれば
、回転数をパルスで検出するものに比して、低速回転時
、特に車輌の発進時の偏差分解能が向上し、制御の不安
定減少を解消するとともに、制御精度を向上することが
できる。
(発明の効果) 従来技術においては、圧油源の圧力が直接二次側変速プ
ーリのシリンダ装置に導入されていたため、二次側変速
プーリの推力が一次側変速プーリとの間の速度比に反比
例した圧力により直接左右されるため、二次側変速プー
リの推力はある程度の変速応答を確保する関係から高い
値を余儀なくされており、しかも無段変速機のシフトダ
ウン側(一次側変速プーリの推力を低下せしめて速度比
を減少せしめる側)では、所望の速度比に到達するに、
一次側変速プーリの推力に対する二次側変速プーリの推
力の差を大きくとれないため、所望の短い時間を達成す
るには至っていない。
本発明においては、圧油源から一次側変速プーリおよび
二次側変速プーリのそれぞれのシリンダ装置に供給する
作動油は、一次側変速ブーりのシリンダ装置には第1の
制御弁を介し、二次側変速プーリのシリンダ装置には第
2の制御弁を介し、それぞれ単独に制御するから、二次
側変速プーリのシリンダ装置の圧力を無段変速機の使用
状態に応じて変化せしめることができるので、一次側変
速プーリの推力に関係する圧油源から供給される作動油
の圧力を下げることなく、第2の制御弁で単独に制御し
て、二次側変速プーリに対して必要とする推力を自由に
与えることができる。例えば定゛速度比運転の場合には
、二次側変速プーリのシリンダ装置の受圧面積を同一と
じ入場合、二次側変速プーリのシリンダ装置に供給する
作動油の圧力を従来技術のレベルより下げることによっ
て、無端ベルトの初期張力および無端ベルトと変速プー
リとの間の接触面圧を必要最小限にし、疲労、摩耗等の
軽減により無端ベルト等の耐久性を向上し、あるいは無
端ベルトと変速プーリとの間の機械的損失を低減させる
ことができる。一方速度比を変化させる過渡運転の場合
には、一次側変速プーリの推力変化による変速操作に加
えて、二次側変速プーリのシリンダ装置の圧力を変速時
の応答遅れに対応する圧力変化を加えることにより、二
次側変速プーリの推力変化を変速に加塩させることがで
きる。
そして本発明の一実施態様においては、第1の制御弁に
設けた第1のスプールを、圧油源より一次側変速プーリ
に設けられた第1のシリンダ装置に作動油を供給する油
路中に配置し、電子制御回路から制御機構に供給される
目標値と現実値との間の偏差に応じた第1の電気制御信
号の大きさに応じて移動させるときは、前記第1の電気
制御信号の大きさに対応した絞り開度を形成して、圧油
源からの作動油を第1のシリンダ装置に供給するから、
前記第1のスプールは予め定めた一次側変速プーリと二
次側変速プーリとの間の目標とする変速比に相当する目
標値と前記一次側変速プーリと二次側変速プーリとの間
の現実の変速比に相当する現実値との偏差に応じて移動
し、一次側変速プーリの推力を前記目標値に対応する推
力となるように制御する。一方、第2の制御弁に設けた
第2のスプールを、圧油源より二次側変速プーリに設け
られた第2のシリンダ装置に作動油を供給する油路中に
配置し 電子制御回路から制御機構に供給される前記現
実値に応じた電気(3号と上記偏差に応した′な気信号
の和かなる第2の電気制御信号に応じて移動させるとき
は、前記第2の電気制御信号の大きさに対応した絞り開
度を形成して、圧油源からの作動油を第2のシリンダ装
置に供給するから、二次側変速プーリの推力は現実の変
速比を推持するに必要とする推力のほかに前記目標値と
現実値との偏差に応じた推力が付加されることになり、
目標値への変速応答を極めて良好とすることができる。
また本発明の他の実施態様において、一次側変速プーリ
および第二次変速プーリの回転速度を検出する手段を電
子制御回路手段に関連せしめて設け、予め定めた目標速
度比の図形より読みだした目標速度比と前記一次側変速
プーリと二次側変速プーリの回転速度比(これを実速度
比という)との偏差に応じた第1の電気制御信号で前記
速度比制御弁によりイ1看ヴJ浦の流;役を制御すると
ともに、−)コシ実速度比の変化に対応せしめて予め定
めた制御基i<ij量と上記目標速度比と実速度比との
偏差の変化に対応せしめて予め定めた応答改再補正量と
の和の″セ気信号で前記張力制御弁により作動油の圧力
を制御するときは、変速応答の遅れを改善するとともに
、定速度化運転時に各変速プーリと無端ベルトとの間に
必要最小限の接触面圧を保持できるようにし、以て無段
変速機の小型化、軽量化を図るものである。
ここに目標速度比の図形とは次のようなものである。一
般にエンジンを最良燃費の状態で作動させるために横軸
をエンジン回転速度、縦軸をエンジン出力軸のトルクと
して表した当該エンジンの等燃料消費曲線と等馬力曲線
とから、燃料消費率Q(g/ps−h)と馬力(ps)
とを乗じた当該エンジンの燃料消費量Sを最小とする点
を結んだ線を画くことにより、各馬力に体し最小燃費と
なるエンジン運転状態を示す最良燃費動力線の図形が得
られる(エンジンの出力軸と無段変速機との間にフィル
ドカップリング等の流体伝達機構を組み合わせる場合は
、流体伝達機構の性能曲線と前記最良燃費動力線とから
、流体伝達機構の入力軸回転速度と出力トルクとを横軸
と縦軸とした最良燃費動力線が得られる)ことが知られ
ている。
一次側変速プーリと二次側変速プーリおよびこれらの間
に掛け渡した無端ベルトから無段変速機における回転速
度比は、一次側変速プーリの回転速度と二次側変速プー
リの回転速度との比であられ゛されるから、前記最良燃
費動力線の図形において横軸を二次側変速プーリの回転
速度で表すことにより、無段変速機の回転速度比をパラ
メータとする最良燃費動力線の図形が得られる。即ちエ
ンジントルクと無段変速機の二次側変速プーリの回転速
度とから、そのときの最小燃費となるエンジン運転状態
を示す速度比を読み出すことができる。
これを目標速度比という。
従って本発明を自動車用変速機に適用した場合は、地形
の急変等に伴う変速遅れを解消するとともに変速指令に
精度よく追従し、エンジンを最良燃費の状態で作動させ
、運航燃費を向上せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の油圧制御回路図、第2図
はその変形図、第3図は本発明の第2実施例の油圧制御
回路図、第4図は本発明の電子制御回路の一実施例の回
路図、第5図はその制御のフローチャート図、第6図は
第5図のフローチャートの変形例を示すフローチャート
図である。 なお図面中、次の符号はそれぞれ次の部分を示す。 1・・・入力軸、     2・・・出力軸、10.1
30・・・ポンプ、30・・・一次側変速プーリ、39
・・・無端ベルト、  40・・・二次側変速プーリ、
35.45・・・シリンダ室、 50.50’・・・第1の制御弁(速度比制御弁)、5
4・・・そのスプール(第1のスプール)、7o・・・
第2の制御弁(張力制御弁)、74・・・そのスプール
(第2のスプール)、65.88・・ソレノイド弁、 1100・・・CVTコントローラユニット、410・
・・演算処理部、 420.430・・・工/○ポート、 440.450・・・D/Aコンバータ、460・・・
パルスカウンタ。 470・・・バルブ駆動アンプ、 500・・・メインコントローラ、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力軸に設けた一次側変速プーリと、前記入力軸
    に平行に配置された出力軸に設けた二次側変速プーリと
    、前記両変速プーリ間に掛け渡した無端ベルトとから成
    り、前記各変速プーリは、前記それぞれの軸に固定され
    かつ一面を円錐面に形成した固定シーブと、前記それぞ
    れの軸と共に回転するとともにそれぞれの軸に軸方向に
    摺動自在に設けられ、かつ前記固定シーブの円錐面に対
    向する面を円錐面に形成した可動シーブとを備え、前記
    無端ベルトはその両側面に前記固定シーブおよび可動シ
    ーブの円錐面に摩擦係合すべき傾斜面を形成した無段変
    速機において、 前記無段変速機の一次側変速プーリと二次側変速プーリ
    との間の現実の速度比を演算する手段と、前記入力軸の
    入力トルクおよび出力軸の要求トルクに関連して予め定
    めた一次側プーリと二次側プーリとの間の目標とする速
    度比に相当する目標速度比と前記現実の速度比との偏差
    に応じた第1の電気制御信号を発生する手段と、前記現
    実の速度比に応じた電気信号と前記偏差に応じた電気信
    号の和からなる第2の電気制御信号を発生する手段とか
    らなる電子制御回路と、 圧油源と、前記入力軸に設けられ圧油源からの作動油の
    供給を受けて前記一次側変速プーリの可動シーブを該変
    速プーリの固定シーブに向けて押進せしめる第1のシリ
    ンダ装置と、前記出力軸に設けられ圧油源からの作動油
    の供給を受けて前記二次側変速プーリの可動シーブを該
    変速プーリの固定シーブに向けて押進せしめる第2のシ
    リンダ装置と、前記圧油源と前記第1のシリンダ装置と
    を結ぶ油路中に配置され、第1の電気制御信号に基づき
    第1のシリンダ装置に供給あるいは第1のシリンダ装置
    から排出する作動油の流量を制御する第1の制御弁と、
    前記圧油源と前記第2のシリンダ装置とを結ぶ油路中に
    配置され、第2の電気制御信号に応じて第2のシリンダ
    装置に供給する作動油の圧力を制御する第2の制御弁と
    よりなる油圧制御回路とを備えた無段変速機の速度比制
    御装置。
  2. (2)前記電子制御回路は、前記無段変速機の入力軸お
    よび出力軸の回転速度を検出する手段、前記一次側変速
    プーリと二次側変速プーリとの間の現実の速度比に相当
    する現実値を演算する手段、前記入力軸の入力トルクお
    よび出力軸の要求トルクに関連して予め定めた一次側変
    速プーリと二次側変速プーリとの間の目標とする速度比
    に相当する予め設定した目標値と前記現実値との間の偏
    差に応じた第1の電気制御信号を発生する手段、前記現
    実値に応じた電気信号と前記偏差に応じた電気信号の和
    からなる第2の電気制御信号を発生する手段、前記第1
    の電気制御信号を前記第1の制御弁に出力する手段およ
    び前記第2の電気制御信号を前記第2の制御弁に出力す
    る手段とからなり、前記油圧制御回路は、圧油源と、前
    記入力軸に設けられ圧油源からの作動油の供給を受けて
    前記一次側変速プーリの可動シーブを該変速プーリの固
    定シーブに向けて押進せしめる第1のシリンダ装置と、
    前記出力軸に設けられ圧油源からの作動油の供給を受け
    て前記二次側変速プーリの可動シーブを該変速プーリの
    固定シーブに向けて押進せしめる第2のシリンダ装置と
    、第1のスプールおよび前記第1の電気制御信号の大き
    さに応じて前記第1のスプールの移動量を制御する制御
    機構とよりなり、かつ前記第1のスプールを前記圧油源
    と前記第1のシリンダ装置とを結ぶ油路中に配置して圧
    油源より第1のシリンダ装置に供給あるいは第1のシリ
    ンダ装置から排出する作動油の流量を制御する第1の制
    御弁と、第2のスプールおよび前記第2の電気制御信号
    の大きさに応じた圧力を前記第2のスプールに作用させ
    る制御機構と、前記圧力とバランスさせる前記第2のシ
    リンダ装置内の圧力を前記第2のスプールに作用せしめ
    るフィードバック油路とよりなり、 かつ前記第2のスプールを前記圧油源と前記第2のシリ
    ンダ装置とを結ぶ油路中に配置して圧油源より第2のシ
    リンダ装置に供給する作動油の圧力を制御する第2の制
    御弁とよりなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の無段変速機の速度比制御装置。
  3. (3)前記油圧源として容量制御弁を有する可変容量形
    ポンプを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載の無段変速機の速度比制御装置。
  4. (4)前記二次側変速プーリに設けた第2のシリンダ装
    置のシリンダ面積に対して、一次側変速プーリに設けた
    第1のシリンダ装置のシリンダ面積を、1.1ないし1
    .6倍としたことを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の無段変速機の速度比制御装置。
  5. (5)前記無段変速機の入力軸はエンジンの出力軸に摩
    擦クラッチを介して係脱自在に連結され、前記油圧制御
    回路は前記圧油源から供給される作動油により前記摩擦
    クラッチを係合せしめる第3のシリンダ装置と、第3の
    スプールと第3の電気制御信号により該第3のスプール
    の移動量を制御する制御機構とよりなり、かつ前記第3
    のスプールを前記圧油源と前記第3のシリンダ装置とを
    結ぶ油路中に配置して前記圧油源より第3のシリンダ装
    置に供給する作動油の圧力を制御する第3の制御弁を含
    み、前記電子制御回路は、外部信号により定まる大きさ
    の前記第3の電気制御信号を発生する手段および該第3
    の電気制御信号を前記第3の制御弁に出力する手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項
    または第4項に記載の無段変速機の速度比制御装置。
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