JPH0651076B2 - 掛ふとん用ポリエステル繊維ステープル綿 - Google Patents

掛ふとん用ポリエステル繊維ステープル綿

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JPH0651076B2
JPH0651076B2 JP15782790A JP15782790A JPH0651076B2 JP H0651076 B2 JPH0651076 B2 JP H0651076B2 JP 15782790 A JP15782790 A JP 15782790A JP 15782790 A JP15782790 A JP 15782790A JP H0651076 B2 JPH0651076 B2 JP H0651076B2
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JP
Japan
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fiber
dimensional
cotton
crimp
staple cotton
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JP15782790A
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JPH0347294A (ja
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義堅 大野
千宏 杉江
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は掛ふとん用途に適したステープル綿に関するも
のであり、従来一般に使用されているポリエステル繊維
綿に比べて、より優れた用途性を有するポリエステル繊
維綿を提供することを目的とするものである。
〔従来の技術〕
ポリオレフイン繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポリ
エステル繊維などの合成繊維綿はその優れた嵩高性でも
つてそれぞれの寝装用途に広く用いられて来ており、特
に近年その性能を更に高めるべく複合紡糸、非対称冷却
紡糸などを用いた立体捲縮を有する合成繊維綿が開発さ
れ汎用化されつゝある。しかしながら、こゝで一方向の
みからなる順方向型立体捲縮による合成繊維綿は捲縮数
を下げていくと製品の無荷重時の嵩高性は向上するもの
の、単繊維間の絡合性が低下するあまり製綿時の取扱い
性が悪くなり、また荷重をかけた時の嵩減少(いわゆる
ヘタリ)が大きくなる。逆に捲縮数を上げて行くと製綿
時の取扱い性と耐ヘタリ性は改良されるものの、荷重重
時の嵩高性が低下してしてしまう。結局のところいづれ
の条件をとつても、無荷重時嵩高性と耐ヘタリ性・製綿
時取扱い性の双方を満足するステープル綿が得られてい
ない。
これらの欠点を改良すべく、繊維の中空化、単繊維度、
繊維長、油剤の変更などの各種の試みがなされているも
のの上述の矛盾点を解決するにいたつていない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこれらの問題点を解決すべく種々検討を重ねた
結果完成されたものであり、すなわち、立体捲縮を有す
るポリエステル繊維ステープル綿であって、該繊維綿中
に順方向型立体捲縮繊維が90%以下50%以上、反転
型立体捲縮繊維が10%以上50%以下の割合で存在す
ることを特徴とする掛ふとん用ポリエステル繊維ステー
プル綿である。
潜在的に立体捲縮性能を有する合成繊維の紡糸原糸を延
伸機械捲縮することによつて立体性をおびた波形捲縮
(反転型立体捲縮)が得られることは、たとえば特公昭
51−48091に述べられている。しかしながらこの
ような反転型立体捲縮のみを有するステープル綿では、
製品綿の無荷重時嵩高性が低く、従つて実用化し難い。
本発明者はこうした技術的背景を充分解析し検討を進め
た結果反転型捲縮は必ずしも延伸後の機械捲縮のみによ
つて得られるものではなく、立体的潜在捲縮性能を有す
る紡糸原糸を延伸後緊張状態下に加圧ローラーにて加圧
することによつて得られること、しかも驚くべきことに
は捲縮機のスタフインボックスからの逆加圧をしない場
合には該加圧ローラーの加圧力を変更することによつて
順方向型立体捲縮繊維と反転型立体捲繊維との混合比に
任意に変更し得ること、しかも双方の立体捲縮繊維をき
わめて均質に混合させ得ることが見出した。
なお前述の特公昭51−48091による方法で延伸後
捲縮機を用いると安定して捲縮機にフイードし捲縮をか
ける状況下ではまづ殆んど全量が反転型立体捲縮繊維と
なつてしまうために順方向型立体捲縮繊維と反転型立体
捲縮繊維との均質の混合物を得ることが出来ないが、捲
縮機のスタツフアーを開放にさえしなければ、捲縮機の
ニツプローラーを金属加圧ローラーの代用としてもよ
い。
例えば非対称冷却により潜在捲縮性能を付与された10
0万Drの紡糸原糸を2.5倍に延伸した後、圧力可変の
金属ローラーに通し、次いで160℃の弛緩熱処理を実
施して捲縮を発現させた場合の反転型立体捲縮繊維の比
率と金属ローラーの加圧力との関係は第1図 に示したようになる。
第1図から容易に理解できるように反転型立体捲縮繊維
の発生割合は金属ローラーの加圧長1cm当り加圧力80
KG/cm迄は殆んどなく、これから加圧力増加とともに
徐々に増加して、加圧力180KG/cm以上ではほとん
ど90%以上となる。このようにしてつくつたステープ
ル綿は反転型立体捲縮繊維の割合が高くなるにつれて製
品綿の無荷重時嵩に対する荷重時嵩の低下割合が小さ
く、つもり耐ヘタリ性に強くなつており、しかも無荷重
時嵩の低下は若干あるものの順方向型立体捲縮ステープ
ル綿において捲縮数を増加させた場合に比べるとはるか
に優れた無荷重時嵩高性を示している。
たとえば掛ふとん用、ぬいぐるみ、詰綿用途など無荷重
もしくは小荷重領域での崇高性を要求される分野の反転
型立体捲縮繊維の混合比は10%以上50%以下が望ま
しい。
以上のように、反転型立体捲縮繊維の混合割合を最適比
に設定することによつて、掛けふとんにきわめて適した
ステープル綿を供給することができる。
また第1図から分るように反転型立体捲縮繊維の割合は
紡糸原糸の有する潜在捲縮性能の強さの程度と加圧ロー
ラーの加圧力を固定することによつて任意の比で得られ
る。
また本分中に述べている順方向型立体捲縮とは螺旋様立
体捲縮のことであり、反転型立体捲縮とは各捲縮形態が
オメガ型(Ω)に反転している立体捲縮のことであり、
両者は繊維束単位でいづれかの捲縮形態を示すので視覚
により容易に計数可能であり、両者の混合比の算定がで
きる。
更に本分中で対象とする潜在捲縮性能を有する繊維は複
合紡糸によるもの、非対称冷却紡糸によるもの、その他
何でもよく、繊維繊度、繊維断面形状も特に問わない。
実施例1 固有粘度0.60のポリエチレンテレフタレートを溶融
し、中空型吐出孔を有する紡糸口金を通して溶融紡出し
非対称急冷却した。得られた未延伸糸を集束して未延伸
トウとなし、2.5倍延伸した。しかる後1対の金属加
圧ロールを通し、さらに160℃の弛緩熱処理を実施し
た。更に57mmに切断して中空ステープル綿を製造し
た。
更に該ステープル綿を製綿し初期荷重時(0.5g/cm
2)と荷重時(10g/cm2)の成形品比容積を測定した
結果を第1表に示す。なお比較例として加圧金属ロール
を通さないもの、加圧金属ロールを通さず捲縮数を増加
させたもの、および捲縮機スタツフインボツクスを作動
せしめて正規の機械捲縮を付与せしめたものを加えた。
第1表から次のことが文る。即ち (1) No.1は初期嵩充分なものの、荷重時嵩が低くヘタ
リが大きすぎる。
(2) No.2、No.3は初期嵩が大で、成型品のまとまり
もあり荷重時嵩もかなり高い。特に掛ふとん用途にきわ
めて適している。
(3) No.4、No.5は初期嵩が劣るものである。
(4) No.6、No.8、No.9はいずれも荷重時嵩が充分で
あるが、初期嵩が低すぎるために掛ふとん用途への商品
価値がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は潜在捲縮性能を付与した合成繊維原糸を延伸後
緊張状態下で加圧ローラーにて加圧した場合の加圧力
と、その後の弛緩熱処理により発現する立体捲縮繊維中
に占める反転型立体捲縮繊維の割合とを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立体捲縮を有するポリエステル繊維ステー
    プル綿であって、該繊維綿中に順方向型立体捲縮繊維が
    90%以下50%以上、反転型立体捲縮繊維が10%以
    上50%以下の割合で存在することを特徴とする掛ふと
    ん用ポリエステル繊維ステープル綿。
JP15782790A 1990-06-15 1990-06-15 掛ふとん用ポリエステル繊維ステープル綿 Expired - Lifetime JPH0651076B2 (ja)

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JP19140781A Division JPS5891855A (ja) 1981-11-27 1981-11-27 寝装用ポリエステル繊維ステープル綿およびその製造法

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JPH0347294A JPH0347294A (ja) 1991-02-28
JPH0651076B2 true JPH0651076B2 (ja) 1994-07-06

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