JPH065130Y2 - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JPH065130Y2
JPH065130Y2 JP1989064066U JP6406689U JPH065130Y2 JP H065130 Y2 JPH065130 Y2 JP H065130Y2 JP 1989064066 U JP1989064066 U JP 1989064066U JP 6406689 U JP6406689 U JP 6406689U JP H065130 Y2 JPH065130 Y2 JP H065130Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
pipe
temperature control
peripheral surface
guide hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989064066U
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English (en)
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JPH034008U (ja
Inventor
光雄 小倉
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は射出成形用金型など、温調用流体の流路をもつ
成形用金型に関する。
[従来の技術] 射出成形においては金型の冷却には一般に水が用いら
れ、金型に設けられた冷却孔内に水を流すことにより冷
却している。ところで射出成形のサイクルアップを図る
には、キャビティの形状や肉厚に応じて均一に能率よく
冷却が行なわれるように冷却孔の配置を設計する必要が
ある。しかし実際面では多くの障害があって均一な温度
コントロールは極めて困難である。
すなわち精密金型になるほど金型には入れ子、押出しピ
ン、駒分割、多くの突出ピンなどがあり、これらを移動
自在に収納する多くのガイド孔が設けられている。した
がって冷却孔はこれらのガイド孔を避けて設ける必要が
あり、配置の位置の自由度が小さく冷却できる範囲には
限度があった。また、入子などをもつ場合はその入子な
どにも冷却回路を設けることが望ましいが、入子の大き
さ、位置などによっては冷却回路を設けることが困難で
ある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、冷却孔
などの温調孔の配置位置の自由度を増大させることを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の成形用金型は、押出しピンなどが移動するガイ
ド孔と、冷却水などの温調用流体の流路となる温調孔
と、をもつ金型であって、 温調孔内に金属製パイプが挿通され温調孔とガイド孔と
の干渉部分ではパイプが凹状に変形してパイプの外周表
面がガイド孔の内周表面を構成しパイプ内を温調流体が
流れる構成とするとともに、パイプの外周表面と温調孔
の内周表面との間には熱伝導性に優れたペースト状物が
充填されていることを特徴とする。
ガイド孔とは、入子、押出しピン、駒、突出ピンなどが
移動自在に収納された孔をいう。また、温調用流体とし
ては、水、油などの液体が代表的であるが、場合によっ
ては空気などの気体を用いることができる。
温調孔は前記温調用流体の流路となる孔であるが、本考
案の最大の特徴は、この温調孔内に金属製パイプが挿通
され、そのパイプ内を温調用流体が流れる構成としたと
ころにある。そして温調孔とガイド孔とが干渉する干渉
部分では温調孔が破れてガイド孔と連通するが、パイプ
が凹状に塑性変形され、パイプの外周表面がガイド孔の
内周表面を構成するとともに、その部分で狭くはなるが
温調用流体の流路も確保される。
パイプは温調用流体と金型との熱交換を速やかに行なわ
せるために、熱伝導率の高い材質の金属あるいはその合
金から形成するのが好ましい。このような金属としては
例えば銅、アルミニウムなどが例示される。またパイプ
の肉厚は塑性変形により損傷しない範囲で薄くすること
が望ましい。さらに、パイプの外周表面と温調孔の内周
表面とは密着していることが望ましい。もし隙間が生じ
る場合には、熱伝導率の高いサーモグリス、サーモセメ
ントなどをその隙間に充填することが望ましい。
[作用] 温調孔とガイド孔とが干渉した部分では温調孔とガイド
孔とが連通し、そのままでは温調用流体がガイド孔内に
漏れてしまう。しかしながら本考案の成形用金型では、
温調孔内に挿通されたパイプ内を温調用流体が流れる。
そして温調孔とガイド孔との干渉部分では、パイプが凹
状に塑性変形されているのでガイド孔内に突出すること
がなく、パイプの外周表面がガイド孔の内周表面を構成
している。したがってパイプ内に温調用流体の流路を確
保しつつ、ガイド孔内の押出しピンなどの移動が可能で
ある。
[考案の効果] したがって本考案の成形用金型によれば、ガイド孔の有
無をほとんど気にすることなく温調孔を形成することが
でき、従来不可能であった位置などにも温調孔を設ける
ことができるなど温調孔の配置の自由度が高い。また入
子に温調孔を設けることが困難な場合でも、入子のガイ
ド孔にパイプを表出させることによりパイプ表面と入子
とを接触させることができるので、入子の熱交換を効率
良く行なうことができる。さらに、パイプの外周表面と
温調孔の内周表面との間には熱伝導性に優れたペースト
状物が充填されているので、パイプ内を流れる流体と金
型との熱交換が円滑に行われる。したがって温調性能が
向上し、サイクルタイムの短縮、均一な温調による成形
体の性能向上などを図ることができる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
(実施例1) 第1図および第2図に本考案の一実施例の成形用金型の
要部断面図を示す。この成形用金型には押出しピン10
と入子ピン20が、それぞれ互いに平行なガイド孔1、
2に軸方向に移動自在に挿通されている。また、この金
型にはガイド孔1、2と直交する方向に延びる冷却孔3
が設けられ、冷却孔3はガイド孔1、2と部分的に干渉
してその部分で互いに連通している。
ここで冷却孔3内には銅製パイプ30が挿通され、第3
図に示すようにパイプ30と冷却孔3との間の隙間は注
入孔4から注入されたサーモグリス40によって充填さ
れている。これによりパイプ30と金型とは密接し、熱
の伝導移動が良好となるように構成されている。
冷却孔3がガイド孔1、2と干渉する部分では、パイプ
30に凹部31、32が形成されている。すなわち凹部
31、32の外周表面はガイド孔1、2の内周表面にほ
ぼ沿い、ガイド孔1、2の機能を維持しつつパイプ30
の閉空間も維持されている。この凹部31、32は、第
4図に示すように冷却孔3にパイプ30を挿通した後、
ポンチ5をガイド孔1、2に挿入する。これによりパイ
プ30は塑性変形して凹部31、32を形成することが
できる。また、第5図に示すように、パイプ30を適当
な型6に保持し、所定の先端形状をもつポンチ60で打
つことにより形成することもできる。
このように構成された本実施例の金型では、ガイド孔
1、2の冷却孔3との干渉部分における内径はパイプ3
0が部分的に変形して形成された凹部31、32により
確保されているため、押出しピン10と入子ピン20は
正常に機能することができる。そして従来はガイド孔
1、2の存在する部分には冷却孔3を設けることが困難
であったが、本実施例では従来困難であった部分に冷却
孔3を設けることができ、パイプ30内に水を流すこと
によりその部分を冷却することができる。
(実施例2) 本実施例では、第6図に示すように、傾斜押出しコア7
0を収納するガイド孔7に2つの冷却孔3が干渉してい
る。そして冷却孔3に挿通されたそれぞれのパイプ30
の外周表面にはそれぞれ凹部33が形成され、凹部33
が傾斜押出しコア70に接して傾斜押出しコア70の冷
却を可能としている。
(実施例3) 本実施例では、第7図に示すように、入子80を収納す
るガイド孔8に冷却孔3が干渉している。そして冷却孔
3に挿通されたパイプ30の外周表面には凹部33が形
成され、凸部33が入子80に接して入子80の冷却を
可能としている。
上記実施例で明らかなように本考案の金型によれば、ガ
イド孔近傍に冷却孔を設けるこうができ冷却孔の配置の
自由度が高く、従来冷却が困難であった傾斜押出しコア
や入子などの冷却も可能となる。
なお、上記実施例ではガイド孔と冷却孔の軸がねじれの
位置であったが、本考案はこれに限定されるものではな
く、ガイド孔と冷却孔の軸が平行に並んだ構成とするこ
とも出来る。この場合は前記凹部は溝状となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例の金型に関し、第1
図はその要部断面図、第2図は第1図のA−A断面図、
第3図はその要部断面図である。第4図および第5図は
パイプに凹部を形成する方法を示す説明図である。第6
図および第7図はそれぞれ他の実施例の金型の要部断面
図である。 1、2、7、8……ガイド孔 3……冷却孔(温調孔) 30……パイプ 31、32、33……凹部 70……傾斜押出しコア 80……入子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出しピンなどが移動するガイド孔と、冷
    却水などの温調用流体の流路となる温調孔と、をもつ金
    型であって、 該温調孔内には金属製パイプが挿通され該温調孔と該ガ
    イド孔との干渉部分では該パイプが凹状に変形され該パ
    イプの外周表面が該ガイド孔の内周表面を構成し該パイ
    プ内を該温調流体が流れる構成とするとともに、該パイ
    プの外周表面と該温調孔の内周表面との間には熱伝導性
    に優れたペースト状物が充填されていることを特徴とす
    る成形用金型。
JP1989064066U 1989-06-01 1989-06-01 成形用金型 Expired - Lifetime JPH065130Y2 (ja)

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JP1989064066U JPH065130Y2 (ja) 1989-06-01 1989-06-01 成形用金型

Publications (2)

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JPH034008U JPH034008U (ja) 1991-01-16
JPH065130Y2 true JPH065130Y2 (ja) 1994-02-09

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JPS5967216U (ja) * 1982-10-27 1984-05-07 池田物産株式会社 成形型の調温構造

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JPH034008U (ja) 1991-01-16

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