JPH0539744U - 熱間金型の水冷装置 - Google Patents

熱間金型の水冷装置

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JPH0539744U
JPH0539744U JP9294491U JP9294491U JPH0539744U JP H0539744 U JPH0539744 U JP H0539744U JP 9294491 U JP9294491 U JP 9294491U JP 9294491 U JP9294491 U JP 9294491U JP H0539744 U JPH0539744 U JP H0539744U
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JP
Japan
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cooling
insert pin
water
cooling water
cavity
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JP9294491U
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English (en)
Inventor
久雄 上井
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱間金型の水冷装置の提供。 【構成】 金型1,2に形成した通孔2aに嵌挿され、
先端部がキヤビテイ3に臨む入子ピン4を有する熱間金
型の水冷装置において、入子ピン4に形成した凹所8,
18内に、蒸発部6a,16aをキヤビテイ3側として
ヒートパイプ6,16を挿入すると共に、該ヒートパイ
プ6,16の凝縮部6b,16bに冷却水を流通させる
冷却水流路7,22,23を設ける。 【効果】 ダイカスト法、溶湯鍛造法等の鋳造法又は樹
脂の射出成形法等の熱間で使用する金型の入子ピンにお
いて、入子ピンに所要の強度を確保することと、入子ピ
ンの先端部の冷却を図ることとが良好に両立する。その
結果、キヤビテイ内の冷却を促しつつ、入子ピンの過熱
に伴う曲がり変形などを抑制して、入子ピンの耐久性を
向上させることができる。また、製品内部の欠陥を減少
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダイカスト法、溶湯鍛造法等の鋳造法又は樹脂の射出成形等の熱間 で使用する金型の水冷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱間金型の水冷装置として、例えば図4に示すように鋳造金型に使用さ れるものが知られている。この入子ピン50は、固定金型51に形成した通孔5 2に嵌挿され、固定金型51と分割可能な可動金型53とで区画されるキヤビテ イ54に先端部が臨んでいる。入子ピン50には、基端面に開口する凹所55が 形成され、この凹所55内に外側水冷管56と内側水冷管57とからなる水冷管 組立体を配置してある。60はシールリングであり、63は入子ピン50を固定 金型51に固定するための支持プレートである。
【0003】 しかして、冷却水流入口61から内側水冷管57に供給した冷却水が、内側水 冷管57の先端から流出し、キヤビテイ54に臨む入子ピン50の先端部を冷却 した後、外側水冷管56と内側水冷管57との間に流入し、冷却水流出口62か ら外部に流出する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の熱間金型の水冷装置にあつては、入子ピン5 0の凹所55内に外側水冷管56と内側水冷管57とからなる水冷管組立体を配 置する構造であるため、入子ピン50の断面積が小さい場合、その水冷管組立体 を内部へ組み込むことが困難になるという技術的課題がある。
【0005】 すなわち、入子ピン50の先端部の直径D0 が小さいときには、先端近くにま で凹所55を形成することができない。これは、溶湯からの加熱及び加圧状態で 使用される入子ピン50に所要の強度を確保する観点から、先端近くにまで凹所 55を形成できないことに起因する。その結果、内側水冷管57が中間部にまで しか挿入されず、最も冷却が必要となる入子ピン50の先端部を冷却できず、入 子ピン50の過熱に伴う曲がり変形などを早期に発生させて、入子ピン50の寿 命低下を招来する要因となつている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構 成は、金型に形成した通孔に嵌挿され、先端部がキヤビテイに臨む入子ピンを有 する熱間金型の水冷装置において、入子ピンに形成した凹所内に、蒸発部をキヤ ビテイ側としてヒートパイプを挿入すると共に、該ヒートパイプの凝縮部に冷却 水を流通させる冷却水流路を設けることを特徴とする熱間金型の水冷装置である 。
【作用】
【0007】 先ず、型締めした両金型間のキヤビテイに、高温の溶融材料を可動マンドレル 等によつて押し込む。一方、冷却水流路に冷却水を供給し、ヒートパイプの凝縮 部を水冷する。 これにより、キヤビテイ内の溶湯等の溶融材料から熱的影響を受けて次第に昇 温する入子ピンの先端部が、ヒートパイプの蒸発部によつて良好に冷却される。
【0008】 このような入子ピンの先端部の冷却作用は、入子ピンの凹所にヒートパイプを 挿入することによつて良好に得られる。すなわち、比較的小径の入子ピン内に比 較的小径の凹所を形成し、この凹所内に細いヒートパイプを挿入し、入子ピンの 先端部から離れた位置でヒートパイプの凝縮部を水冷できる結果である。
【実施例】
【0009】 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1,図2は、本考案をダイカスト法の入子ピンに適用した第1実施例を示す 。図中において符号1,2は分割可能な金型を示し、一方の金型1が可動側に配 置され、他方の金型2が固定側に配置され、両金型1,2間にキヤビテイ3を画 成する。図2に示すように一方の金型1には、湯口1aが形成されると共にシリ ンダ部1bが形成され、シリンダ部1bに可動マンドレル5がスライド自在に嵌 挿される。
【0010】 そして、他方の金型2には、先端部がキヤビテイ3に臨む入子ピン4が装備さ れる。入子ピン4は、図1に示すように先端側から順次に、直径D0 の小径部4 a、中径部4b、大径部4c及び基端の外向きフランジ部4dが形成され、大径 部4cを他方の金型2の通孔2aに液密に嵌挿させて取付けられ、外向きフラン ジ部4dが他方の金型2と一体の支持プレート11に固定されている。
【0011】 そして、この入子ピン4には、基端面つまり外向きフランジ部4dに開口し、 小径部4aにまで達する凹所8を形成し、この凹所8内にヒートパイプ6を挿入 する。ヒートパイプ6は、一端側の蒸発部6aと他端側の凝縮部6bとを有し、 内部に内蔵した動作液がウイツクの毛細管現象によつて凝縮部6bから蒸発部6 aに向けて移動する。
【0012】 このようなヒートパイプ6は、入子ピン4の中心軸線方向に延在するように蒸 発部6a側から凹所8内に挿入し、凝縮部6b側端部を、栓体を兼ねる支持部材 12を介して入子ピン4の外向きフランジ部4dに液密に固定してある。但し、 ヒートパイプ6の蒸発部6aは、凹所8の先端部に広く密着させ、熱伝導度を向 上させることが望まれる。 そして、入子ピン4の大径部4cには、ヒートパイプ6の凝縮部6bに冷却水 を流通させる冷却水流路7を付属させる。冷却水流路7は、一側の冷却水流入路 7a及び他側の冷却水流出路7bからなり、凹所8を介して接続している。
【0013】 次に、上記実施例の作用について説明する。 両金型1,2を型締めし、かつ、可動マンドレル5を図1上にて右側に帰り作 動させて金型1の湯口1aを可動マンドレル5から解放した状態で、所定量の溶 湯を湯口1aからシリンダ部1b内に注入した後、可動マンドレル5を往き作動 させて溶湯をキヤビテイ3に押し込む。その際、可動マンドレル5がシリンダ部 1bをスライドする。
【0014】 一方、入子ピン4には、冷却水流入路7aから冷却水を供給する。冷却水流入 路7aから供給された冷却水は、凹所8の一部に入り、ヒートパイプ6の凝縮部 6bを水冷し、高温となつて冷却水流出路7bから外部に流出する。 しかして、入子ピン4のキヤビテイ3内に突出する先端部は、キヤビテイ3内 の溶湯から熱的影響を受けて過熱状態になる傾向を呈するが、ヒートパイプ6の 作用によつて良好に冷却される。すなわち、入子ピン4の先端部(小径部4a又 は中径部4b)の昇温により、ヒートパイプ6の蒸発部6aから動作液が蒸発し 、凝縮部6bに達して冷却されて凝縮液となり、ウイツクに戻される。凝縮部6 bは、冷却水流入路7aから供給される冷却水によつて冷却されるので、凝縮部 6bでの液化が促される。このようにして、入子ピン4の先端部、特に小径部4 aまで良好に冷却される。
【0015】 このような作用は、比較的小径の入子ピン4の小径部4a内にまで比較的小径 の凹所8を形成し、この凹所8に細いヒートパイプ6を挿入する結果として得ら れる。
【0016】 図3には、第2実施例を示し、第1実施例と同一部分には同一符号を付してそ れらの説明を省略する。この実施例にあつては、凹所18は、先端側から順次に 、小径部18a、中径部18b及び大径部18cに形成され、小径部18aは、 入子ピン4の小径部4aにまで達している。この凹所18の小径部18a内に比 較的短いヒートパイプ16が挿入固定される。すなわち、ヒートパイプ16は、 入子ピン4の中心軸線方向に延在するように蒸発部16aから凹所18の小径部 18aにまで挿入し、凝縮部16bを中径部18bに位置させてある。但し、ヒ ートパイプ16の蒸発部16aは、凹所18の小径部18aに広く密着させ、熱 伝導度を向上させることが望まれる。
【0017】 そして、入子ピン4の凹所18内には、外側水冷管19と内側水冷管20とか らなる水冷管組立体21を基端部側から挿入して配置してある。すなわち、内側 水冷管20は、外側水冷管19内に遊挿して基端部を外側水冷管19に液密に固 着し、内側水冷管20内に冷却水流入口22aに連通する冷却水流入路22を形 成し、内側水冷管20と凹所18の中径部18b及び大径部18cとの間、並び に内側水冷管20と外側水冷管19との間に、冷却水流出口23aに連通する冷 却水流出路23を形成している。この冷却水流入路22及び冷却水流出路23に よつて、ヒートパイプ16の凝縮部16bに冷却水を流通させる冷却水流路を形 成している。
【0018】 このような水冷管組立体21は、外側水冷管19をシールリング24を介在さ せて凹所18の大径部18cに液密に嵌挿し、外側水冷管19の先端部から突出 する内側水冷管20の先端部内に、ヒートパイプ16の凝縮部16bを遊挿して ある。
【0019】 上記構成の水冷装置を備える両金型1,2において、型締め後に溶湯をキヤビ テイ3に押し込むことにより、入子ピン4のキヤビテイ3内に突出する先端部が 、キヤビテイ3内の溶湯から熱的影響を受けて過熱状態になる傾向を呈する。
【0020】 しかして、冷却水流入口22aから内側水冷管20に供給した冷却水が、冷却 水流入路22を通つて内側水冷管20の先端から流出し、キヤビテイ3に臨む入 子ピン4の先端部付近を冷却した後、冷却水流出路23に流入し、冷却水流出口 23aから外部に流出する。その過程において、内側水冷管20の先端から流出 する冷却水によつて、ヒートパイプ16の凝縮部16bが水冷されるので、冷却 水の直接的冷却作用に加えてヒートパイプ16の蒸発部16aによる冷却作用に よつて、入子ピン4の先端部、特に直径D0 の小径部4aが良好に水冷される。
【0021】 ところで、上記の各実施例は、ダイカスト法に使用する入子ピン4に適用する ものとして説明したが、本考案は、溶湯鍛造法等の鋳造法又は樹脂の射出成形法 などの熱間で使用する金型に装備される入子ピンに対して広く適用が可能であり 、また、ここでの入子ピン4は、先端部がキヤビテイ3に臨んで製品の外形を区 画するものであればよい。
【考案の効果】
【0022】 以上の説明によつて理解されるように、本考案に係る熱間金型の水冷装置によ れば、ダイカスト法、溶湯鍛造法等の鋳造法又は樹脂の射出成形法等の熱間で使 用する金型の入子ピンにおいて、入子ピンに所要の強度を確保することと、入子 ピンの先端部の冷却を図ることとが良好に両立する。その結果、キヤビテイ内の 冷却を促しつつ、入子ピンの過熱に伴う曲がり変形などを抑制して、入子ピンの 耐久性を向上させることができると共に、製品の内部欠陥を減少させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例に係る熱間金型の水冷装
置を示す断面図。
【図2】 同じくダイカスト機の要部を示す断面図。
【図3】 本考案の第2実施例に係る熱間金型の水冷装
置を示す断面図。
【図4】 従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1,2:金型、1a:湯口、2a:通孔、3:キヤビテ
イ、4:入子ピン、5:可動マンドレル、6,16:ヒ
ートパイプ、6a,16a:蒸発部、6b,16b:凝
縮部、7:冷却水流路、7a:冷却水流入路、7b:冷
却水流出路、8,18:凹所、19:外側水冷管、2
0:内側水冷管、21:水冷管組立体、22:冷却水流
入路(冷却水流路)、23:冷却水流出路(冷却水流
路)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型に形成した通孔に嵌挿され、先端部
    がキヤビテイに臨む入子ピンを有する熱間金型の水冷装
    置において、入子ピンに形成した凹所内に、蒸発部をキ
    ヤビテイ側としてヒートパイプを挿入すると共に、該ヒ
    ートパイプの凝縮部に冷却水を流通させる冷却水流路を
    設けることを特徴とする熱間金型の水冷装置。
JP9294491U 1991-10-18 1991-10-18 熱間金型の水冷装置 Pending JPH0539744U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2439043A1 (de) * 2010-10-08 2012-04-11 ifw Manfred Otte GmbH Verfahren zur Kühlung eines Spritzgusswerkzeugs
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JP2021513472A (ja) * 2018-02-13 2021-05-27 ジー.エー. ローダース ホールディング ゲーエムベーハー アンド カンパニー ケージーG.A. Roders Holding Gmbh & Co. Kg 鋳型を冷却するための装置および方法
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