JPH0651533U - 複写機用弾性ロール - Google Patents

複写機用弾性ロール

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JPH0651533U
JPH0651533U JP9210392U JP9210392U JPH0651533U JP H0651533 U JPH0651533 U JP H0651533U JP 9210392 U JP9210392 U JP 9210392U JP 9210392 U JP9210392 U JP 9210392U JP H0651533 U JPH0651533 U JP H0651533U
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JP
Japan
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roll
elastic
convex portion
cleaning
elastic roll
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Application number
JP9210392U
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English (en)
Inventor
武男 伏木
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Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Vilene Co Ltd filed Critical Japan Vilene Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転が安定しており、各種性能に優れた複写
機用弾性ロールを提供すること。 【構成】 シャフト1の表面に、螺旋状の凸部3を有す
る弾性体層2を形成した複写機用弾性ロールである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複写機用の弾性ロールであり、より具体的には複写機の定着ロールに 残留したトナーを除去するクリーニングロール、残留したトナーを除去するクリ ーニングウエブを定着ロールに押圧する押圧ロール、或いは紙を搬送する際に使 用する搬送ロールなどとして使用できる弾性ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機の定着ロールに残留したトナーを除去するクリーニングロールとして、 例えば、特開昭61−102677号公報にはスプライン軸状のクリーニング材 が開示されている。しかしながら、このクリーニング材は軸方向に凸部と溝部と を有しているため、定着ロールに対して凸部が接触している時と溝部が接触して いる時では、クリーニング材の厚さが極端に違うため、クリーニング材の回転が 不安定で、均一にクリーニングできないという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の問題点を解決するためになされたものであり、弾性ロールの回 転が安定しており、均一にクリーニングできるクリーニングロール、均一に押圧 できるクリーニングウエブの押圧ロール、或いはスムーズに搬送できる紙の搬送 ロールなどの複写機用弾性ロールを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の複写機用弾性ロールは、シャフト1の表面に、螺旋状の凸部3を有す る弾性体層2を形成したものである。なお、弾性体層2の凸部3の表面部4のみ が研磨されていると、よりクリーニング性に優れている。
【0005】
【作用】
本考案の複写機用弾性ロール(以下、「弾性ロール6」という)を、定着ロー ルに残留したトナーを除去するクリーニングロールとして使用した場合をもとに して説明する。本考案の弾性ロール6は螺旋状の凸部3を有する弾性体層2を形 成しているため、常に連続的に多くの凸部3が定着ロールに接している。そのた め、弾性ロール6の回転が安定しており、しかも定着ロール及び弾性ロール6の 回転に伴って、定着ロール上のトナーを順次、少しづつかき取るため、クリーニ ング性にも優れている。また、弾性体層2の溝部5によるトナー保持性にも優れ ている。
【0006】 更に、本考案の弾性ロール6は弾性体を使用しており、定着ロールへの押圧力 が小さくて良いため、弾性体層2の回転が容易であり、磨耗も少なく、使用寿命 も長くなる。
【0007】 本考案の弾性ロール6における弾性体層2の凸部3は、定着ロールに連続的に 多くの点で接触するように、螺旋状に形成されている。この凸部3はどのような 断面形状でも良く、例えば、図2(a)のように、凸部3の表面部4に向かって 広がっており、溝部5が円弧状のもの、図2(b)のように、溝部5がU字状の もの、溝部5がV字状のもの、或いは図2(c)のように、凸部3の表面部4に 向かって真っ直ぐに伸びたもので、溝部5がV字状のもの、図2(d)のように 、溝部5が扇状のものでも良く、特に限定するものではない。なお、図2(a) 〜(d)には同じ形状で、同じ大きさの凸部3を有する弾性体層2を例示したが 、同じ形状や同じ大きさである必要はない。
【0008】 また、弾性体層2の断面における凸部3は1つ以上であれば良く、均一な螺旋 状を作る場合には、4つ以上、より好ましくは8つ以上である。なお、上限は特 にないが、製作上64個以下が適当であり、より好ましくは32個以下である。 また、凸部3は図1に示すように、シャフト1の軸方向に、連続した螺旋状態で あっても良いし、不連続な螺旋状態であっても構わない。なお、シャフト1の軸 の中点を境として、対称的な螺旋状態を形成するというように、規則的に螺旋状 態が変化しても構わない。この例の場合、シャフト1の軸の中点を境として右側 と左側には、方向のみが異なる等しい力が働くため、紙などを搬送する際に、安 定して紙を搬送することができるなどの特長がある。
【0009】 なお、溝部5から凸部3の表面部4までの高さは0.5〜6mmであるのが好ま しい。0.5mm未満であると、実質的に線的に定着ロールと接触することになる ため、クリーニング性に劣り、溝部5によるトナー保持性にも劣るためであり、 逆に、6mmを越えると、定着ロールと接触した際に、凸部3が折れ曲りやすく、 クリーニングが不安定になりやすいためである。
【0010】 また、凸部3は図1に示すように、凸部3の中心線間距離が10cmあたり4〜 50個の割合で螺旋状になっているのが好ましい。凸部3が10cmあたり4個よ りも少ないと、弾性ロール6の定着ロールとの接触点が少ないため、均一にクリ ーニングすることができず、逆に、凸部3が10cmあたり50個よりも多いと、 平滑になりすぎ、実質的に線的に接触することになり、力の逃げ場がなくなり、 弾性ロールの効果を発揮できなくなるためである。より好ましくは10cmあたり 、10〜35個である。
【0011】 本考案の弾性体としては、例えば、シリコーンゴム、天然ゴム、SBR、ブチ ルゴム、クロロプレンゴム、ポリサルファイド、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ア クリルゴム、ニトリルゴムなどがあるが、これらに限定されない。なお、定着ロ ールのクリーニングロールや、クリーニングウエブの押圧ロールとして使用する 場合には、耐熱性も必要であるため、シリコーンゴム、フッ素ゴムが好適に使用 できる。なお、弾性体に導電性を付与すると、除電性にも優れるため、カーボン ブラックなどの導電性粒子をこれら弾性体に混入することは、より好ましい実施 態様である。
【0012】 本考案の弾性体がアスカー硬度40゜以上であると、適度の弾性を有し、特に 凸部3の形状保持性にも優れているため、クリーニング性に優れ、しかも定着ロ ールへの押圧力は小さくて良いので、弾性ロール6の回転が容易で、磨耗も少な く、使用寿命も長くなる。また、弾性体がアスカー硬度40゜以上であると、弾 性体の研磨加工をしやすいという利点もある。なお、アスカー硬度とはアスカー 硬度計(高分子計器(株)製、アスカーC型)により測定した値である。
【0013】 また、本考案では凸部3の表面部4、つまり定着ロールと接触する部分のみを 研磨加工するのが好ましい。これは、本考案の弾性体層2は前記の弾性体を、例 えば、圧縮成形、射出成形、トランスファー成形、或いは押出成形などの成形方 法で得ることができるが、これらの成形方法によって得られる弾性体は表面がフ ィルム状のスキン層を形成しているため、定着ロールと接触する凸部3の表面部 4は研磨加工により摩擦抵抗をある程度高くして、滑ることなく回転を安定させ るのが好ましいが、スキン層、特に凸部3の表面部4と溝部5との境のスキン層 はトナーの除去を漏れなくするブレード効果があるため、表面部以外の部分は研 磨加工しないのが好ましい。
【0014】 本考案の弾性ロール6の製造方法は特に限定するものではないが、例えば、前 記のような弾性体を凸部3を有するように成形し、シャフト1を挿入した後に捩 り加工する方法、弾性体を凸部3を有するように押し出すと同時に捩り加工をし た後に、シャフト1に挿入する方法、断面においてシャフト軸方向に伸びる中空 部分を有する弾性体を成形し、シャフト1を挿入した後に、研磨や切削するなど の方法によって中空部分を溝部5として形成する方法、或いは断面形状がドーナ ッツ状の弾性体を成形し、シャフト1を挿入した後に、研磨や切削するなどの方 法によって溝部5を形成する方法などがある。
【0015】 なお、本考案の弾性ロール6の表面に織物、編物、不織布などの繊維シート、 特に、寸法安定性に優れた織物または不織布を巻回すれば、繊維によるトナー除 去性に優れているばかりでなく、繊維シートの多孔性を利用できるので、トナー 保持性や、紙から生じる屑の保持性などにも優れている。更に、繊維シートにシ リコーンオイルなどの離型剤を保持させることができるので、よりトナー除去性 を向上させることができる。
【0016】 また、上記の繊維シートを巻回した弾性ロール6を定着ロール用のクリーニン グロール或いはクリーニングウエブの押圧ロールとして使用する場合には、繊維 シート自体にも耐熱性が必要となるので、融点或いは分解点が200℃以上の、 例えば、メタ系アラミド繊維、パラ系アラミド繊維、ポリアミドイミド繊維、ポ リテトラフルオロエチレン繊維、芳香族ポリエーテルアミド繊維、ポリベンツイ ミダゾール繊維、ポリエステル繊維、ビニロン繊維などを構成繊維として使用す るのが好ましい。これら構成繊維を平織、綾織、朱子織などの織物、或いはニー ドルや流体流による絡合、熱融着性繊維による融着、耐熱性接着剤による接着な どの方法で不織布に加工し、弾性ロール表面に巻回する。
【0017】 以下に、本考案の弾性ロールの実施例を記載するが、以下の実施例に限定され るものではない。
【0018】
【実施例】
(実施例) ポリオルガノシロキサンを主原料とし、加硫剤、発泡剤を添加し、配合したア スカー硬度41゜のシリコーン組成物(信越化学工業(株)製、U−コンパウン ド)を準備した。直径20mmの金型の中心に直径6mmのシャフト用芯金部を置き 、これにV字状の金型8個を放射状に均等に配置した押出機で、上記シリコーン 組成物を押し出した後、300℃の熱処理炉で発泡、硬化させて、図2(c)に 示すような同一形状で同じ大きさの8個の連続した凸部3を有し、溝部5から凸 部3の表面部4までの高さ4mm、外径(対角上にある凸部3の表面部間の距離) 21mmの弾性体を得た。
【0019】 この凸部3を有する弾性体を300mmの長さに切断し、中心の中空部に、シリ コーン接着剤を塗布した直径6mmのアルミシャフト1を挿入した後、捩りを加え 、熱処理により接着した後、凸部3の表面部4のみを研磨加工し、10cmあたり 20個の凸部3を有する弾性ロール6を得た。
【0020】 この弾性ロール6を、複写機のテフロン離型処理された定着ロール(温度20 0℃)のクリーニングロールとして、12時間使用した後、12時間停止すると いうサイクルを30回繰り返し使用したが、定着ロール上には全くトナーが残留 せず、極めてトナー除去性に優れる弾性ロール6であった。
【0021】 (比較例) アルミシャフトの軸に対して捩りを加えない以外は実施例と全く同様にして、 シャフトの軸方向と平行な凸部を8個有する弾性体をシャフト表面に接着した弾 性ロールを得た。この弾性ロールを実施例と同様にトナー除去性について調べた ところ、弾性ロールの定着ロールへの押圧が不均一で、試験中に弾性ロールの回 転が停止などして、トナーが残留し、クリーニング性の悪いものであった。
【0022】
【考案の効果】
本考案の複写機用弾性ロールは螺旋状の凸部を有する弾性体層を形成している ため、常に連続的に多くの凸部が定着ロールに接している。そのため、弾性ロー ルの回転が安定しており、しかも定着ロール及び弾性ロールの回転に伴って、定 着ロール上のトナーを順次、少しづつかき取るため、クリーニング性にも優れて いる。また、弾性体層の溝部によるトナー保持性にも優れている。
【0023】 また、凸部の表面部のみが研磨加工された弾性体層であると、トナー除去のも れがなく、クリーニング性に優れた複写機用弾性ロールである。
【0024】 以上のように、本考案の複写機用弾性ロールは、定着ロールに残留したトナー を除去するクリーニングロール、残留したトナーを除去するクリーニングウエブ を定着ロールに押圧する押圧ロール、或いは紙を搬送する際に使用する搬送ロー ルなどとして、好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の複写機用弾性ロールの平面図
【図2】(a)弾性体ロールの断面図の一例 (b)弾性体ロールの断面図の一例 (c)弾性体ロールの断面図の一例 (d)弾性体ロールの断面図の一例
【符号の説明】
1 シャフト 2 弾性体層 3 凸部 4 表面部 5 溝部 6 弾性ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 111 // B65G 45/10

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト1の表面に、螺旋状の凸部3を
    有する弾性体層2を形成したことを特徴とする複写機用
    弾性ロール。
  2. 【請求項2】 弾性体層2の凸部3の表面部4のみが研
    磨されていることを特徴とする請求項1記載の複写機用
    弾性ロール。
JP9210392U 1992-12-21 1992-12-21 複写機用弾性ロール Pending JPH0651533U (ja)

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JPH0651533U true JPH0651533U (ja) 1994-07-15

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