JPH0652033B2 - 掘削と杭埋設を行う機械装置 - Google Patents
掘削と杭埋設を行う機械装置Info
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- JPH0652033B2 JPH0652033B2 JP61025271A JP2527186A JPH0652033B2 JP H0652033 B2 JPH0652033 B2 JP H0652033B2 JP 61025271 A JP61025271 A JP 61025271A JP 2527186 A JP2527186 A JP 2527186A JP H0652033 B2 JPH0652033 B2 JP H0652033B2
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- excavating
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- excavation
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Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は地中に穴を掘り、その掘った穴に杭を埋める
ために用いられる掘削と杭埋設を行う機械装置に関す
る。
ために用いられる掘削と杭埋設を行う機械装置に関す
る。
「従来の技術」 従来より、例えば建築の基礎工事を行うために杭を埋設
することが行われていた。この場合大きな振動や騒音を
発生しないように、最近では穴を掘り、その穴内に杭を
埋設することが行われている。従来においては穴を掘る
掘削機と、その掘った穴内に杭を埋設する杭埋設機とは
別の機械で構成されていた。また、従来から穴を掘る掘
削機として、スキット上に立てられた掘削タワと、その
掘削タワに案内されて上下動可能に設けられ、連結され
掘削ロッドに対し上方より回転力を与える回転装置と、
その回転装置を上下に駆動する給進装置と、掘削ロッド
を保持し、これを上記回転装置の直下に回動位置させる
ことができる供給装置と、上記スキットに取付けられ、
上記回転装置の直下に位置された掘削ロッドを把持する
ことができるロッドクランプを少なくとも有する掘削機
が知られている。
することが行われていた。この場合大きな振動や騒音を
発生しないように、最近では穴を掘り、その穴内に杭を
埋設することが行われている。従来においては穴を掘る
掘削機と、その掘った穴内に杭を埋設する杭埋設機とは
別の機械で構成されていた。また、従来から穴を掘る掘
削機として、スキット上に立てられた掘削タワと、その
掘削タワに案内されて上下動可能に設けられ、連結され
掘削ロッドに対し上方より回転力を与える回転装置と、
その回転装置を上下に駆動する給進装置と、掘削ロッド
を保持し、これを上記回転装置の直下に回動位置させる
ことができる供給装置と、上記スキットに取付けられ、
上記回転装置の直下に位置された掘削ロッドを把持する
ことができるロッドクランプを少なくとも有する掘削機
が知られている。
しかし、これらの従来の掘削機においてはいずれも多数
の掘削ロッドを継ぎ足して穴を掘削した後、掘削ロッド
を回収する際にはロッドクランプで下の掘削ロッドを掴
み、その状態でロッドクランプに把持されていない回転
装置直下の掘削ロッドを回転装置を逆転させることによ
り、回転装置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドと
の切り離し作業を実行する機構になっていた。
の掘削ロッドを継ぎ足して穴を掘削した後、掘削ロッド
を回収する際にはロッドクランプで下の掘削ロッドを掴
み、その状態でロッドクランプに把持されていない回転
装置直下の掘削ロッドを回転装置を逆転させることによ
り、回転装置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドと
の切り離し作業を実行する機構になっていた。
「発明が解決しようとする課題」 従来のように穴を掘る掘削機と杭埋設機とは別の機械で
構成されていると、掘削機で穴を掘った後に掘削機を別
の場所に移動させ、杭埋設機をこの穴の位置に持ってこ
なければならず、例えば三方がビルで囲まれた狭い土地
では機械の交換作業が行えず杭埋設作業は困難であっ
た。
構成されていると、掘削機で穴を掘った後に掘削機を別
の場所に移動させ、杭埋設機をこの穴の位置に持ってこ
なければならず、例えば三方がビルで囲まれた狭い土地
では機械の交換作業が行えず杭埋設作業は困難であっ
た。
また、掘削ロッドを回収する際に従来の掘削機では、下
の掘削ロッドをロッドクランプで掴み、その状態でロッ
ドクランプに把持されていない回転装置直下の掘削ロッ
ドを回転装置を逆転させることにより、掘削ロッド間の
切り離し作業を実施する構造となっているので、回転装
置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドとの間で強固
にねじ結合されていると回転装置直下の掘削ロッドの回
転が円滑でなくなり、その結果、回転装置を逆転により
回転装置直下の掘削ロッドと回転装置の間でのねじ結合
が緩むケースが発生したり、また同時に回転装置直下の
掘削ロッドとその下の掘削ロッドとねじ結合も緩むケー
スも発生し、掘削ロッドの機械的な回収が不可能になっ
たり、目的とする回転装置直下の掘削ロッドが落下した
りして、このロッドの回収作業を人手によらねばならな
くなるという問題点が発生する。
の掘削ロッドをロッドクランプで掴み、その状態でロッ
ドクランプに把持されていない回転装置直下の掘削ロッ
ドを回転装置を逆転させることにより、掘削ロッド間の
切り離し作業を実施する構造となっているので、回転装
置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドとの間で強固
にねじ結合されていると回転装置直下の掘削ロッドの回
転が円滑でなくなり、その結果、回転装置を逆転により
回転装置直下の掘削ロッドと回転装置の間でのねじ結合
が緩むケースが発生したり、また同時に回転装置直下の
掘削ロッドとその下の掘削ロッドとねじ結合も緩むケー
スも発生し、掘削ロッドの機械的な回収が不可能になっ
たり、目的とする回転装置直下の掘削ロッドが落下した
りして、このロッドの回収作業を人手によらねばならな
くなるという問題点が発生する。
この発明の目的は、穴の掘削の杭の埋設が一台の機械で
実施でき、しかも掘削ロッドの回収の際に確実に回転装
置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドとの間のねじ
結合のみを緩め得る掘削と杭埋設を行う機械装置を提供
することである。
実施でき、しかも掘削ロッドの回収の際に確実に回転装
置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドとの間のねじ
結合のみを緩め得る掘削と杭埋設を行う機械装置を提供
することである。
「課題を解決するための手段」 この発明の掘削と杭埋設を行う機械装置は、(1)スキッ
ト上に立てられた掘削タワと、(2)掘削タワに案内され
て上下動可能に設けられ、連結された掘削ロッドまたは
杭に対し上方より回転力を与える回転装置と、(3)その
回転装置を上下に駆動する給進装置と、(4)掘削ロッド
または杭を保持し、その掘削ロッドまたは杭を上記回転
装置の直下に回動位置させ、またその位置から離れた位
置に位置させることができる供給装置と、(5)上記回転
装置の下側に設けられ、かつ上記掘削タワに案内されて
上下動可能に設けられたチャッキングと、(6)上記スキ
ットに取付けられ、上記回転装置の直下に位置された掘
削ロッドを把持することができるロッドクランプを有
し、(7)かつ前記チャッキングが、上記回転装置の直下
に位置された掘削ロッドを掴み機構と、かつその掴み機
構をわずか回動し掘削ロッドをその掘削ロッドの軸心の
回りでわずか回転運動を行わせる機構とを備えているこ
とを特徴とする掘削と杭埋設を行う機械装置である。
ト上に立てられた掘削タワと、(2)掘削タワに案内され
て上下動可能に設けられ、連結された掘削ロッドまたは
杭に対し上方より回転力を与える回転装置と、(3)その
回転装置を上下に駆動する給進装置と、(4)掘削ロッド
または杭を保持し、その掘削ロッドまたは杭を上記回転
装置の直下に回動位置させ、またその位置から離れた位
置に位置させることができる供給装置と、(5)上記回転
装置の下側に設けられ、かつ上記掘削タワに案内されて
上下動可能に設けられたチャッキングと、(6)上記スキ
ットに取付けられ、上記回転装置の直下に位置された掘
削ロッドを把持することができるロッドクランプを有
し、(7)かつ前記チャッキングが、上記回転装置の直下
に位置された掘削ロッドを掴み機構と、かつその掴み機
構をわずか回動し掘削ロッドをその掘削ロッドの軸心の
回りでわずか回転運動を行わせる機構とを備えているこ
とを特徴とする掘削と杭埋設を行う機械装置である。
この発明によれば、スキット上に掘削タワが立てられ、
その掘削タワにパワスイベルのような回転装置が上下で
きるように設けられ、その回転装置に掘削ロッドあるい
は杭を連結することができ、その連結した掘削ロッドや
杭に回転を与えることができる。
その掘削タワにパワスイベルのような回転装置が上下で
きるように設けられ、その回転装置に掘削ロッドあるい
は杭を連結することができ、その連結した掘削ロッドや
杭に回転を与えることができる。
更に給進装置により回転装置を上下に移動できる。
また上記スキット上に設けられた供給機構は、掘削ロッ
ドまたは杭を保持してその保持した掘削ロッドや杭をほ
ぼ水平面内で回動して上記回転装置の直下に、つまり掘
削位置を杭埋設位置に回動移動し、あるいはこれから離
れた位置に回動させることができる。従って、その供給
機構の回動位置を選ぶことによって前方のみならず、横
方向あるいは斜め後ろ方向など各種方向から掘削ロッド
や杭を供給機構に取付け、その供給機構により掘削ロッ
ドや杭を回動して回転装置の直下にもち来してその掘削
ロッドや杭を回転装置に連結させることができ、従って
壁に接近した場所においても、そのままの状態で掘削ロ
ッドの回収や杭の供給が可能であり、この発明の掘削と
杭埋設を行う機械装置を移動させることなく、掘削ロッ
ドによる掘削作業や杭の埋設作業を実施することができ
る。
ドまたは杭を保持してその保持した掘削ロッドや杭をほ
ぼ水平面内で回動して上記回転装置の直下に、つまり掘
削位置を杭埋設位置に回動移動し、あるいはこれから離
れた位置に回動させることができる。従って、その供給
機構の回動位置を選ぶことによって前方のみならず、横
方向あるいは斜め後ろ方向など各種方向から掘削ロッド
や杭を供給機構に取付け、その供給機構により掘削ロッ
ドや杭を回動して回転装置の直下にもち来してその掘削
ロッドや杭を回転装置に連結させることができ、従って
壁に接近した場所においても、そのままの状態で掘削ロ
ッドの回収や杭の供給が可能であり、この発明の掘削と
杭埋設を行う機械装置を移動させることなく、掘削ロッ
ドによる掘削作業や杭の埋設作業を実施することができ
る。
更にこの発明においては掘削りロッドや杭の接続をねじ
結合により行うことによって少ない人手で遠隔操作また
は自動的に作業することができるようにされている。即
ち、回転装置の下側においてこれと同時に上下でき、か
つ回転装置に対して上下できるように掘削ロッド用のチ
ャッキングが設けられている。そのチャッキングは掘削
ロッドを掴むことができ、かつその掴み機構を回動でき
るようにされている。更にチャッキングの下において掘
削ロッドを固定することができるロッドクランプがスキ
ットに取付けられている。従って、更に掘削ロッドを継
ぎ足す場合には、掘削を進めて回転装置を最下端まで移
動させた状態においてロッドクランプによって掘削に使
用している掘削ロッドを固定し、この状態で回転装置と
掘削ロッドとのねじ結合を回転装置を逆転することによ
って外し、その後回転装置を最上端に上げて供給機構に
よって新たな掘削ロッドをもち来たしてそれをチャッキ
ングによって保持し、そのチャッキングを上に移動さ
せ、回転装置を回転してチャッキングに保持された掘削
ロッドをねじ結合によって連結し、その後チャッキング
による掴みを開放し、更に回転装置を下げた後、ロッド
クランプで保持されている掘削ロッドに対して、回転装
置による回転により上の掘削ロッドと下の掘削ロッドと
をねじ結合し、更にロッドクランプを開放して掘削を進
めることができる。このようにして次々と掘削ロッドを
連結して掘削を行うことができ、この場合掘削ロッドの
連結を、その掘削位置において人手によっていちいち行
うことなく自動的に、あるいは操作室からの遠隔操作に
よって行うことができる。
結合により行うことによって少ない人手で遠隔操作また
は自動的に作業することができるようにされている。即
ち、回転装置の下側においてこれと同時に上下でき、か
つ回転装置に対して上下できるように掘削ロッド用のチ
ャッキングが設けられている。そのチャッキングは掘削
ロッドを掴むことができ、かつその掴み機構を回動でき
るようにされている。更にチャッキングの下において掘
削ロッドを固定することができるロッドクランプがスキ
ットに取付けられている。従って、更に掘削ロッドを継
ぎ足す場合には、掘削を進めて回転装置を最下端まで移
動させた状態においてロッドクランプによって掘削に使
用している掘削ロッドを固定し、この状態で回転装置と
掘削ロッドとのねじ結合を回転装置を逆転することによ
って外し、その後回転装置を最上端に上げて供給機構に
よって新たな掘削ロッドをもち来たしてそれをチャッキ
ングによって保持し、そのチャッキングを上に移動さ
せ、回転装置を回転してチャッキングに保持された掘削
ロッドをねじ結合によって連結し、その後チャッキング
による掴みを開放し、更に回転装置を下げた後、ロッド
クランプで保持されている掘削ロッドに対して、回転装
置による回転により上の掘削ロッドと下の掘削ロッドと
をねじ結合し、更にロッドクランプを開放して掘削を進
めることができる。このようにして次々と掘削ロッドを
連結して掘削を行うことができ、この場合掘削ロッドの
連結を、その掘削位置において人手によっていちいち行
うことなく自動的に、あるいは操作室からの遠隔操作に
よって行うことができる。
掘削が終了し、掘削ロッドを回収する場合においてもロ
ッドクランプとチャッキングと回転装置の動きを制御す
ることにより掘削ロッドを確実に回収することができ
る。つまり下の掘削ロッドをロッドクランプで保持し、
上の掘削ロッド、つまり回転装置に連結されている掘削
ロッドをチャッキングで保持し、チャッキングの掴み機
構を回動する。つまり回転装置、例えばパワスイベルを
自由に回転できる状態にして、掘削ロッドを掴んだ状態
でチャッキングにより掘削ロッドを回転する。この操作
で上の掘削ロッドと回転装置との間のねじ結合が緩むこ
となく、上の掘削ロッドと下の掘削ロッドとのねじ結合
が緩められる。このねじ結合が緩められた状態でチャッ
キングによる保持を緩め、回転装置を逆転させることに
よって上の掘削ロッドと下の掘削ロッドとのねじ結合を
完全に外す。更に上の掘削ロッドをチャッキングで掴ん
だ状態で回転装置を逆転することによって回転装置と上
の掘削ロッドとのねじ結合が解除される。このように一
度上の掘削ロッドと下の掘削ロッドとのねじ結合を緩め
た状態で回転装置による逆回転が与えられるので、回転
装置と回転装置直下の掘削ロッドとねじ結合を緩めるこ
となく、確実に回転装置直下の掘削ロッドとその下の掘
削ロッドとの間のねじ結合を解放することができる。こ
の作業の後チャッキングを供給機構の位置まで降下さ
せ、チャッキングによる保持を開放し、掘削ロッドを供
給装置に戻す。更に回転装置を下の掘削ロッドの位置ま
で降下させ、回転装置を回転させ、下の掘削ロッドを回
転装置にねじ結合し、ロッドクランプによる保持を開放
し、回転装置を上昇させ上記の手順を繰り返すことによ
って掘削ロッドを回収する。
ッドクランプとチャッキングと回転装置の動きを制御す
ることにより掘削ロッドを確実に回収することができ
る。つまり下の掘削ロッドをロッドクランプで保持し、
上の掘削ロッド、つまり回転装置に連結されている掘削
ロッドをチャッキングで保持し、チャッキングの掴み機
構を回動する。つまり回転装置、例えばパワスイベルを
自由に回転できる状態にして、掘削ロッドを掴んだ状態
でチャッキングにより掘削ロッドを回転する。この操作
で上の掘削ロッドと回転装置との間のねじ結合が緩むこ
となく、上の掘削ロッドと下の掘削ロッドとのねじ結合
が緩められる。このねじ結合が緩められた状態でチャッ
キングによる保持を緩め、回転装置を逆転させることに
よって上の掘削ロッドと下の掘削ロッドとのねじ結合を
完全に外す。更に上の掘削ロッドをチャッキングで掴ん
だ状態で回転装置を逆転することによって回転装置と上
の掘削ロッドとのねじ結合が解除される。このように一
度上の掘削ロッドと下の掘削ロッドとのねじ結合を緩め
た状態で回転装置による逆回転が与えられるので、回転
装置と回転装置直下の掘削ロッドとねじ結合を緩めるこ
となく、確実に回転装置直下の掘削ロッドとその下の掘
削ロッドとの間のねじ結合を解放することができる。こ
の作業の後チャッキングを供給機構の位置まで降下さ
せ、チャッキングによる保持を開放し、掘削ロッドを供
給装置に戻す。更に回転装置を下の掘削ロッドの位置ま
で降下させ、回転装置を回転させ、下の掘削ロッドを回
転装置にねじ結合し、ロッドクランプによる保持を開放
し、回転装置を上昇させ上記の手順を繰り返すことによ
って掘削ロッドを回収する。
また、穴の掘削のための掘削ロッドの接続と同様にして
ロッドクランプの代わりに、杭を保持する杭クランプを
設け、杭を回転装置に接続する杭接続具を回転装置の下
に取付けることにより杭の接続を行うことができる。即
ち、前記した供給装置に載置された杭を杭接続具により
取付け、杭クランプで下の杭を保持した状態で供給装置
から供給された杭を回転装置を回転させることにより、
杭同志をねじ結合して接続し、この工程を繰り返し次々
に杭を継ぎ足して掘削した穴の中に杭を埋設することが
できる。
ロッドクランプの代わりに、杭を保持する杭クランプを
設け、杭を回転装置に接続する杭接続具を回転装置の下
に取付けることにより杭の接続を行うことができる。即
ち、前記した供給装置に載置された杭を杭接続具により
取付け、杭クランプで下の杭を保持した状態で供給装置
から供給された杭を回転装置を回転させることにより、
杭同志をねじ結合して接続し、この工程を繰り返し次々
に杭を継ぎ足して掘削した穴の中に杭を埋設することが
できる。
「実施例」 杭埋設手順 この発明による掘削と杭埋設を行う機械装置を説明する
前に、穴を掘り、その穴を杭に埋設する手順を第1図を
参照して説明する。まず第1図Aに示すようにオーガ1
1によって表層土部に穴12を掘り、その後その穴12
の入口の周縁部にケーシング13を嵌め込んで穴12の
崩れを防止し、その状態で下端にピット14を付けた掘
削ロッド16を回転しながら穴12を掘り下げ、かつこ
れと共に高粘性の掘削液、一般に泥水に適当な増粘剤な
どを混ぜたものを高圧噴射して掘削液による掘削を行
う。その掘削の進行に従って次々と掘削ロッド16を接
ぎ足しながら掘削をすると共に、その掘削液を穴12か
ら吸い上げて掘削した土を取り出し、かつ穴12内は掘
削液17で充満した状態とする。このようにして所定の
深さまで掘削を行うと、穴12の最下端部は広げて球根
部18とする。掘削ロッドの回収の始めの一定期間はピ
ット14を上昇させながら回転させ、かつ掘削液を噴射
させて掘削し、このようにして穴径が拡大された球根部
18を形成した後、その掘削ロッド16を次々と回収す
る。その際に球根部18は掘削液を根固め液で置換し、
その上の部分は掘削液を周辺固定液で置換する。第1図
Cに示すように掘削ロッドの回収が終わった後に第1図
Dに示すように杭19を順次穴12内に沈設していく。
この杭19は例えば既成の鉄筋コンクリートパイルであ
る。この際下端の杭19には外周に袋21がかぶせられ
てある。杭19の沈設を終了すると第1図Eに示すよう
に順次連結された杭19の内部を通じてセメントを入
れ、袋21内にセメントを充満し、球根22を形成して
杭の埋設を終了する。
前に、穴を掘り、その穴を杭に埋設する手順を第1図を
参照して説明する。まず第1図Aに示すようにオーガ1
1によって表層土部に穴12を掘り、その後その穴12
の入口の周縁部にケーシング13を嵌め込んで穴12の
崩れを防止し、その状態で下端にピット14を付けた掘
削ロッド16を回転しながら穴12を掘り下げ、かつこ
れと共に高粘性の掘削液、一般に泥水に適当な増粘剤な
どを混ぜたものを高圧噴射して掘削液による掘削を行
う。その掘削の進行に従って次々と掘削ロッド16を接
ぎ足しながら掘削をすると共に、その掘削液を穴12か
ら吸い上げて掘削した土を取り出し、かつ穴12内は掘
削液17で充満した状態とする。このようにして所定の
深さまで掘削を行うと、穴12の最下端部は広げて球根
部18とする。掘削ロッドの回収の始めの一定期間はピ
ット14を上昇させながら回転させ、かつ掘削液を噴射
させて掘削し、このようにして穴径が拡大された球根部
18を形成した後、その掘削ロッド16を次々と回収す
る。その際に球根部18は掘削液を根固め液で置換し、
その上の部分は掘削液を周辺固定液で置換する。第1図
Cに示すように掘削ロッドの回収が終わった後に第1図
Dに示すように杭19を順次穴12内に沈設していく。
この杭19は例えば既成の鉄筋コンクリートパイルであ
る。この際下端の杭19には外周に袋21がかぶせられ
てある。杭19の沈設を終了すると第1図Eに示すよう
に順次連結された杭19の内部を通じてセメントを入
れ、袋21内にセメントを充満し、球根22を形成して
杭の埋設を終了する。
概略 この発明の掘削と杭埋設を行う機械装置は第2図に外観
を示すように可動体31上に取付けられている。可動体
31は無限軌道車とした場合であり、この可動体31上
にスキット(架台)32が取付けられ、スキット32は
アウトリガー33によって地上に保持することができ
る。
を示すように可動体31上に取付けられている。可動体
31は無限軌道車とした場合であり、この可動体31上
にスキット(架台)32が取付けられ、スキット32は
アウトリガー33によって地上に保持することができ
る。
スキット32の上には掘削タワ34が立てられ、掘削タ
ワ34には上下できるように回転装置、例えばパワスイ
ベル35が上下自在に取付けられている。このパワスイ
ベル35は掘削タワ34の上端に取付けられた給進装置
36によって上下に駆動される。またパワスイベル35
はその回転軸を回転することができる。つまりパワスイ
ベル35の回転軸に掘削ロッド取付けてパワスイベル3
5を回転し、給進装置36によりパワスイベル35を押
し下げて掘削し、あるいは杭をパワスイベル35に取付
けて穴内に杭を沈設するようにされる。
ワ34には上下できるように回転装置、例えばパワスイ
ベル35が上下自在に取付けられている。このパワスイ
ベル35は掘削タワ34の上端に取付けられた給進装置
36によって上下に駆動される。またパワスイベル35
はその回転軸を回転することができる。つまりパワスイ
ベル35の回転軸に掘削ロッド取付けてパワスイベル3
5を回転し、給進装置36によりパワスイベル35を押
し下げて掘削し、あるいは杭をパワスイベル35に取付
けて穴内に杭を沈設するようにされる。
更に供給機構37がスキット32上に設けられ、供給機
構37は掘削ロッドあるいは杭を保持してこれをほぼ水
平面内で回動することができ、その回動によりその掘削
ロッドあるいは杭をパワスイベル35の直下に持ち来す
ことができる。スキット32上には操作員が乗車して操
作を行うための操作室38が設けられてある。更にスキ
ット32上にクレイン39が取付けられ、クレイン39
によって杭や掘削ロッドの供給機構37に対する取付
け、取外しを行うことができる。また各種シリンダなど
を制御するための各種制御弁などがスキット32上の弁
収容部41内に収容され、その制御用油タンク40が設
けられている。
構37は掘削ロッドあるいは杭を保持してこれをほぼ水
平面内で回動することができ、その回動によりその掘削
ロッドあるいは杭をパワスイベル35の直下に持ち来す
ことができる。スキット32上には操作員が乗車して操
作を行うための操作室38が設けられてある。更にスキ
ット32上にクレイン39が取付けられ、クレイン39
によって杭や掘削ロッドの供給機構37に対する取付
け、取外しを行うことができる。また各種シリンダなど
を制御するための各種制御弁などがスキット32上の弁
収容部41内に収容され、その制御用油タンク40が設
けられている。
掘削位置合わせ 掘削に当たってその掘削位置に正しく掘削ロッドを位置
させる必要があるが、可動体31による移動制御だけで
は高い精度でその位置合わせをすることは困難であり、
そのため可動体31上において掘削タワ34を正確に水
平面内で位置制御することができるようにされている。
またその掘削を正しく垂直に行うためにスキット32を
正確に水平に保持する必要がある。まず掘削タワ34を
正確に位置させるための位置合わせ手段を説明する。
させる必要があるが、可動体31による移動制御だけで
は高い精度でその位置合わせをすることは困難であり、
そのため可動体31上において掘削タワ34を正確に水
平面内で位置制御することができるようにされている。
またその掘削を正しく垂直に行うためにスキット32を
正確に水平に保持する必要がある。まず掘削タワ34を
正確に位置させるための位置合わせ手段を説明する。
即ちこの掘削と杭埋設を行う機械装置は第3図乃至第5
図に示すようにスキット32は下部スキット32aとそ
の上に配された上部スキット32bとにより構成した場
合であり、これら各スキット32a,32bは第6図及
び第7図に示すようにそれぞれほぼ方形状をしており、
かつ枠状に作られて軽量化された場合である。上部スキ
ット32b上の一端に掘削タワ34が取付けられてお
り、この上部スキット32bの掘削タワ34が立てられ
ている側の端部を前方側とする。またこの上部スキット
32bの前方端はスイベル35の直下に取付けられた掘
削ロッドなどが通ることができるように半円形状切欠き
43が形成されている。
図に示すようにスキット32は下部スキット32aとそ
の上に配された上部スキット32bとにより構成した場
合であり、これら各スキット32a,32bは第6図及
び第7図に示すようにそれぞれほぼ方形状をしており、
かつ枠状に作られて軽量化された場合である。上部スキ
ット32b上の一端に掘削タワ34が取付けられてお
り、この上部スキット32bの掘削タワ34が立てられ
ている側の端部を前方側とする。またこの上部スキット
32bの前方端はスイベル35の直下に取付けられた掘
削ロッドなどが通ることができるように半円形状切欠き
43が形成されている。
下部スキット32aに少なくとも1本、この例では2本
の案内ロッド44a,44bが第4図及び第7図に示す
ように保持される。これら案内ロッド44a,44bは
前後方向に延長し、かつその後方端部において軸ピン4
5a,45bを回動中心としてほぼ水平面内で回動でき
るようにされている。これら案内ロッド44a,44b
は下部スキット32aに形成された孔46a,46b内
に配され、その孔内で第4図において前方端が左右方向
に回動できるように下部スキット32aに保持される。
の案内ロッド44a,44bが第4図及び第7図に示す
ように保持される。これら案内ロッド44a,44bは
前後方向に延長し、かつその後方端部において軸ピン4
5a,45bを回動中心としてほぼ水平面内で回動でき
るようにされている。これら案内ロッド44a,44b
は下部スキット32aに形成された孔46a,46b内
に配され、その孔内で第4図において前方端が左右方向
に回動できるように下部スキット32aに保持される。
上部スキット32bはこれら案内ロッド44a,44b
上に保持され、かつこれら案内ロッドに沿って移動でき
るようにされている。即ち、これら案内ロッド44a,
44b上にそれぞれ保持リング47a,47bが通さ
れ、保持リング47a,47b上に上部スキット32b
が固定されている。下部スキット32aの前後方向の中
間に設けられた補強片48と上部スキット32bの前方
部との間に移動用シリンダ49が取付けられ、移動用シ
リンダ49を伸縮することによって上部スキット32b
は下部スキット32aに対して案内ロッド44a,44
b上を移動することができる。つまり上部スキット32
bを前後方向に移動させることができる。
上に保持され、かつこれら案内ロッドに沿って移動でき
るようにされている。即ち、これら案内ロッド44a,
44b上にそれぞれ保持リング47a,47bが通さ
れ、保持リング47a,47b上に上部スキット32b
が固定されている。下部スキット32aの前後方向の中
間に設けられた補強片48と上部スキット32bの前方
部との間に移動用シリンダ49が取付けられ、移動用シ
リンダ49を伸縮することによって上部スキット32b
は下部スキット32aに対して案内ロッド44a,44
b上を移動することができる。つまり上部スキット32
bを前後方向に移動させることができる。
また下部スキット32aの前方端部と一方の案内ロッド
44bの前方端部との間に回動用シリンダ51が連結さ
れ、その回動用シリンダ51を伸縮することによって案
内ロッド44bが水平面内で軸ピン45bを中心に回動
し、従って上部スキット32bが下部スキット32aに
対して回動し、つまり掘削タワ34を第4図において左
右方向に移動させることができる。
44bの前方端部との間に回動用シリンダ51が連結さ
れ、その回動用シリンダ51を伸縮することによって案
内ロッド44bが水平面内で軸ピン45bを中心に回動
し、従って上部スキット32bが下部スキット32aに
対して回動し、つまり掘削タワ34を第4図において左
右方向に移動させることができる。
またこの例においては上部スキット32bの後方端部に
おいて案内ロッド44a,44bにリング52a,52
b(52aは図示せず)が挿通され、これらリング52
a,52bは、上部スキット32bの後方端部に取付け
られたシリンダ53a,53bと連結され、これらシリ
ンダ53a,53bのロツドを強く引き上げることによ
って案内ロッド44a,44bの位置を固定することが
できるようにされている。
おいて案内ロッド44a,44bにリング52a,52
b(52aは図示せず)が挿通され、これらリング52
a,52bは、上部スキット32bの後方端部に取付け
られたシリンダ53a,53bと連結され、これらシリ
ンダ53a,53bのロツドを強く引き上げることによ
って案内ロッド44a,44bの位置を固定することが
できるようにされている。
このような構成で移動用シリンダ49を伸縮することに
よって掘削タワ34を前後方向に移動調整することがで
き、かつ回動用シリンダ51を伸縮させることによって
掘削タワ34の左右方向の位置を調整することができ
る。
よって掘削タワ34を前後方向に移動調整することがで
き、かつ回動用シリンダ51を伸縮させることによって
掘削タワ34の左右方向の位置を調整することができ
る。
なお掘削タワ34は第3図に示すようにシリンダ54に
よって点線34′と示すように後方にほぼ水平の状態に
倒すことができるようにされており、掘削タワ34をス
キット上に立てた状態においてはピン55を挿入してそ
の立てた状態を安定に保持するようにすることができ
る。クレイン39もシリンダ56により図において前方
側に倒してほぼ水平に倒すことができる。クレイン39
はその長さを伸縮することができ、かつ360°にわた
って回転することができるものである。操作室38は上
部スキット32b上に設けられ、クレイン39は下部ス
キット32a上に取付けられている。掘削ロッドを垂直
に掘り進めるためにスキット32を水平に保持するため
の構成は後で説明する。
よって点線34′と示すように後方にほぼ水平の状態に
倒すことができるようにされており、掘削タワ34をス
キット上に立てた状態においてはピン55を挿入してそ
の立てた状態を安定に保持するようにすることができ
る。クレイン39もシリンダ56により図において前方
側に倒してほぼ水平に倒すことができる。クレイン39
はその長さを伸縮することができ、かつ360°にわた
って回転することができるものである。操作室38は上
部スキット32b上に設けられ、クレイン39は下部ス
キット32a上に取付けられている。掘削ロッドを垂直
に掘り進めるためにスキット32を水平に保持するため
の構成は後で説明する。
供給機構 パワスイベル35の回転軸57の下に掘削ロッドあるい
は杭を持ち来してこれに連結して掘削あるいは杭の沈設
を行うが、パワスイベル35の位置に掘削ロッドや杭を
供給機構37により供給するようにする。供給機構37
は掘削ロッドまたは杭をパワスイベル35の下の位置か
ら水平面内で回動することができ、適当に回動した位置
においてクレインにより掘削ロッドや杭を供給機構から
取り外すことができ、また供給機構に取付けることがで
きるようにされている。また供給機構37はこの例にお
いては複数の掘削ロッドを保持し、掘削ロッドを自動的
に順次供給し、また回収することができるようにした場
合である。
は杭を持ち来してこれに連結して掘削あるいは杭の沈設
を行うが、パワスイベル35の位置に掘削ロッドや杭を
供給機構37により供給するようにする。供給機構37
は掘削ロッドまたは杭をパワスイベル35の下の位置か
ら水平面内で回動することができ、適当に回動した位置
においてクレインにより掘削ロッドや杭を供給機構から
取り外すことができ、また供給機構に取付けることがで
きるようにされている。また供給機構37はこの例にお
いては複数の掘削ロッドを保持し、掘削ロッドを自動的
に順次供給し、また回収することができるようにした場
合である。
このためのロッド保持機構58が第3図乃至第5図に示
すように上部スキット32b上に水平面内で回動自在に
設けられる。例えば第4図に示すように掘削タワ34は
2本の案内支柱34a,34bが上部スキット32b上
に平行に立てられ、その両端が連結部34cで連結され
て構成されており、その一方の案内支柱34bに第9図
に示すようにこれとほぼ平行にして揺動軸59が回動自
在に保持される。揺動軸59にはその上端部及び下端部
にそれぞれ保持腕61a,61bが取付けられ、保持腕
61a,61b間に回動軸62が回動自在に保持され
る。回転軸62の下端部には円形支持板63がその中心
に回転軸62が挿通した状態で固定されており、回転軸
62の上端部には円形保持板64がその中心部に挿通さ
れ、回動自在に保持されている。
すように上部スキット32b上に水平面内で回動自在に
設けられる。例えば第4図に示すように掘削タワ34は
2本の案内支柱34a,34bが上部スキット32b上
に平行に立てられ、その両端が連結部34cで連結され
て構成されており、その一方の案内支柱34bに第9図
に示すようにこれとほぼ平行にして揺動軸59が回動自
在に保持される。揺動軸59にはその上端部及び下端部
にそれぞれ保持腕61a,61bが取付けられ、保持腕
61a,61b間に回動軸62が回動自在に保持され
る。回転軸62の下端部には円形支持板63がその中心
に回転軸62が挿通した状態で固定されており、回転軸
62の上端部には円形保持板64がその中心部に挿通さ
れ、回動自在に保持されている。
保持板64は第10図に示すようにその一部に出し入れ
用切欠き65が形成されている。この回転軸62の中間
部において仮留め機構66が設けられる。仮留め機構6
6は第10図に示すように周方向に対し斜めに突出した
爪67を持つ固定板68が回転軸62に固定されると共
に、これと近接対向して回動板69が回動自在に回転軸
62に保持される。回動板69は第11図に示すように
等角間隔で突起71を持つものである。第9図乃び第1
1図に示すように固定板68と回動板69との間にシリ
ンダ72が取付けられ、シリンダ72を伸縮制御するこ
とによって回動板69を固定板に対してある角度回動を
することができ、つまり爪67と突起71との間に掘削
ロッドを挟み保持し、またその保持を解除することがで
きる。
用切欠き65が形成されている。この回転軸62の中間
部において仮留め機構66が設けられる。仮留め機構6
6は第10図に示すように周方向に対し斜めに突出した
爪67を持つ固定板68が回転軸62に固定されると共
に、これと近接対向して回動板69が回動自在に回転軸
62に保持される。回動板69は第11図に示すように
等角間隔で突起71を持つものである。第9図乃び第1
1図に示すように固定板68と回動板69との間にシリ
ンダ72が取付けられ、シリンダ72を伸縮制御するこ
とによって回動板69を固定板に対してある角度回動を
することができ、つまり爪67と突起71との間に掘削
ロッドを挟み保持し、またその保持を解除することがで
きる。
第9図に示すように支持板63上には位置決め用凹部7
3が等角間隔に形成されており、この凹部73内に掘削
ロッド16の下端を挿入位置決めさせることができる。
また保持板64の周縁に下側に周鍔74が形成されてい
る。更に保持板64には上下に延長したクラッチ用シリ
ンダ75が取付けられ、クラッチ用シリンダ75のロッ
ドの上端に保持腕61aに形成した孔76内に挿入して
保持腕61aと係合することができる。クラッチ用シリ
ンダ75のロッドの下端は、回転軸62に固定したクラ
ッチ板77の等間隔の孔78内に選択的に挿入させるこ
とがてきる。つまりクラッチ用シリンダ75のロッドを
上側に移動させると保持板64は保持腕61aと連結さ
れ、クラッチ板77との連結は外れ、逆にクラッチ用シ
リンダ75のロッドを下側に移動させるとクラッチ板7
7の孔78に挿入されてクラッチ板77と連結されて保
持腕61aとの連結は外れる。
3が等角間隔に形成されており、この凹部73内に掘削
ロッド16の下端を挿入位置決めさせることができる。
また保持板64の周縁に下側に周鍔74が形成されてい
る。更に保持板64には上下に延長したクラッチ用シリ
ンダ75が取付けられ、クラッチ用シリンダ75のロッ
ドの上端に保持腕61aに形成した孔76内に挿入して
保持腕61aと係合することができる。クラッチ用シリ
ンダ75のロッドの下端は、回転軸62に固定したクラ
ッチ板77の等間隔の孔78内に選択的に挿入させるこ
とがてきる。つまりクラッチ用シリンダ75のロッドを
上側に移動させると保持板64は保持腕61aと連結さ
れ、クラッチ板77との連結は外れ、逆にクラッチ用シ
リンダ75のロッドを下側に移動させるとクラッチ板7
7の孔78に挿入されてクラッチ板77と連結されて保
持腕61aとの連結は外れる。
第12図に示すように保持腕61bと回転軸62との間
に回転用シリンダ79が連結されてある。回転軸62に
回動アーム80が回動自在に保持され、回動アーム80
に、ロッドを上下させるシリンダ81が取付けられ、ま
た保持腕61bにロッドを上下させるシリンダ82が取
付けられる。シリンダ81,82は第9図に示すように
支持板63の下に等角間隔に形成された係合孔83と選
択的に係合することができる。爪68,突起71,位置
決め用凹部73,クラッチ板77の孔78,係合孔83
などは掘削ロッドの保持可能な本数、この例では12だ
けそれぞれ設けられている。
に回転用シリンダ79が連結されてある。回転軸62に
回動アーム80が回動自在に保持され、回動アーム80
に、ロッドを上下させるシリンダ81が取付けられ、ま
た保持腕61bにロッドを上下させるシリンダ82が取
付けられる。シリンダ81,82は第9図に示すように
支持板63の下に等角間隔に形成された係合孔83と選
択的に係合することができる。爪68,突起71,位置
決め用凹部73,クラッチ板77の孔78,係合孔83
などは掘削ロッドの保持可能な本数、この例では12だ
けそれぞれ設けられている。
掘削ロッド16を出し入れ用切欠き65の位置において
その下端を支持板63の位置決め用凹部73の一つに挿
入し、かつ仮留め機構66の爪67と突起71との間に
配置する。この状態でシリンダ72を制御して爪67と
突起71とにより掘削ロッド16を挟み保持する。次に
クラッチ用シリンダ75のロッドを上側に移動してその
上端を保持腕61aの孔76に結合し、つまり保持板6
4が回動しないようにし、下側に設けてあるシリンダ8
1のロッドを上側に突出して供給孔83に挿入し、シリ
ンダ82のロッドを引っ込め、この状態で回転用シリン
ダ79を制御すると支持板63,回転軸62が一定角
度、例えば30°回転させ、保持板64は先に述べたよ
うに保持腕61aに固定されているため支持板63上に
配され、かつ仮留め機構66で保持された掘削ロッド1
6が回転軸62と共に回動する。その後シリンダ81の
ロッドを引っ込め、シリンダ82のロッドを上昇させて
係合孔83に挿入し、この状態で回転用シリンダ79を
逆に制御すると回転軸62上の回動アーム80のみを復
帰させることができ、先に回動した掘削ロッド16の回
動位置を保持したままである。このようにしてシリンダ
81,82を逆に制御すると共に回転用シリンダ79を
制御することによってこの支持板63上に配した掘削ロ
ッド16を保持板64の周鍔74の内側に回動位置させ
る。この状態で仮留め機構66による保持を解いても掘
削ロッド16の上端部は保持板64の周鍔74の存在に
よって倒れることなく保持板64と支持板63との間に
掘削ロッド16が保持される。このようにして掘削ロッ
ド16は例えば30°角間隔で回転軸62の回りに12
本を保持させることができる。
その下端を支持板63の位置決め用凹部73の一つに挿
入し、かつ仮留め機構66の爪67と突起71との間に
配置する。この状態でシリンダ72を制御して爪67と
突起71とにより掘削ロッド16を挟み保持する。次に
クラッチ用シリンダ75のロッドを上側に移動してその
上端を保持腕61aの孔76に結合し、つまり保持板6
4が回動しないようにし、下側に設けてあるシリンダ8
1のロッドを上側に突出して供給孔83に挿入し、シリ
ンダ82のロッドを引っ込め、この状態で回転用シリン
ダ79を制御すると支持板63,回転軸62が一定角
度、例えば30°回転させ、保持板64は先に述べたよ
うに保持腕61aに固定されているため支持板63上に
配され、かつ仮留め機構66で保持された掘削ロッド1
6が回転軸62と共に回動する。その後シリンダ81の
ロッドを引っ込め、シリンダ82のロッドを上昇させて
係合孔83に挿入し、この状態で回転用シリンダ79を
逆に制御すると回転軸62上の回動アーム80のみを復
帰させることができ、先に回動した掘削ロッド16の回
動位置を保持したままである。このようにしてシリンダ
81,82を逆に制御すると共に回転用シリンダ79を
制御することによってこの支持板63上に配した掘削ロ
ッド16を保持板64の周鍔74の内側に回動位置させ
る。この状態で仮留め機構66による保持を解いても掘
削ロッド16の上端部は保持板64の周鍔74の存在に
よって倒れることなく保持板64と支持板63との間に
掘削ロッド16が保持される。このようにして掘削ロッ
ド16は例えば30°角間隔で回転軸62の回りに12
本を保持させることができる。
回転軸62の中間部には杭押え84が保持され、抗押え
84の可動部84aをシリンダ85により制御すること
によって杭19を挟み保持することができる。クラッチ
用シリンダ75の下端をクラッチ板77の孔78に第9
図に示したように挿入した状態において先に述べたよう
にシリンダ81,82とシリンダ79とを制御すること
によってロッド保持機構58全体を回動軸62を中心回
転させることができる。つまり出し入れ用切欠き65の
角度位置を保持アーム61aに対して任意に設定するこ
とができる。
84の可動部84aをシリンダ85により制御すること
によって杭19を挟み保持することができる。クラッチ
用シリンダ75の下端をクラッチ板77の孔78に第9
図に示したように挿入した状態において先に述べたよう
にシリンダ81,82とシリンダ79とを制御すること
によってロッド保持機構58全体を回動軸62を中心回
転させることができる。つまり出し入れ用切欠き65の
角度位置を保持アーム61aに対して任意に設定するこ
とができる。
第9図及び第12図に示すように掘削タワの案内支柱3
4bと保持腕61bの端部との間に揺動用シリンダ86
が取付けられてあり、揺動用シリンダ86を制御するこ
とによってロッド保持機構58全体を揺動軸59の回り
に回動させることができる。つまりロッド保持機構58
をほぼ水平面内で例えば90°程度回転させることがで
きる。この回動により第4図及び第5図に示すようにロ
ッド保持機構58をスイベル35の直下の位置に回動さ
せたり、これに対して外れた位置に、つまりクレイン3
9側に回動させることができる。従って掘削ロッド16
や杭19をこの機械の前方端部、つまり掘削ロッドによ
る掘削位置や杭を沈設する位置に限らず、自由な位置
(方向)からロッド保持機構58に対して掘削ロッドを
保持させ、また、このロッド保持機構58から外したり
杭をロッド保持機構58に保持させる作業をクレインを
使って行うことができる。
4bと保持腕61bの端部との間に揺動用シリンダ86
が取付けられてあり、揺動用シリンダ86を制御するこ
とによってロッド保持機構58全体を揺動軸59の回り
に回動させることができる。つまりロッド保持機構58
をほぼ水平面内で例えば90°程度回転させることがで
きる。この回動により第4図及び第5図に示すようにロ
ッド保持機構58をスイベル35の直下の位置に回動さ
せたり、これに対して外れた位置に、つまりクレイン3
9側に回動させることができる。従って掘削ロッド16
や杭19をこの機械の前方端部、つまり掘削ロッドによ
る掘削位置や杭を沈設する位置に限らず、自由な位置
(方向)からロッド保持機構58に対して掘削ロッドを
保持させ、また、このロッド保持機構58から外したり
杭をロッド保持機構58に保持させる作業をクレインを
使って行うことができる。
チャッキング 更に、この機械においては掘削ロッド16をパワスイベ
ルに対して自動的にまたは遠隔操作により取付けあるい
は取り外すことができ、かつ杭19もパワスイベル35
に対して取付けることができる。第3図、第4図に示す
ようにパワスイベルマウント88が案内支柱34a,3
4b間にわたってこれを案内されて上下できるように取
付けられ、そのパワスイベルマウント88にパワスイベ
ル35が取付けられている。そのパワスイベルマウント
88の下にチャッキングマウント89がシリンダ91
a,91bによってパワスイベルマウント88に対して
上下できるように取付けられている。チャッキングマウ
ント89も案内支柱34a,34bに上下自在に案内保
持されている。
ルに対して自動的にまたは遠隔操作により取付けあるい
は取り外すことができ、かつ杭19もパワスイベル35
に対して取付けることができる。第3図、第4図に示す
ようにパワスイベルマウント88が案内支柱34a,3
4b間にわたってこれを案内されて上下できるように取
付けられ、そのパワスイベルマウント88にパワスイベ
ル35が取付けられている。そのパワスイベルマウント
88の下にチャッキングマウント89がシリンダ91
a,91bによってパワスイベルマウント88に対して
上下できるように取付けられている。チャッキングマウ
ント89も案内支柱34a,34bに上下自在に案内保
持されている。
チャッキングマウント89にチャッキング91が保持さ
れ、第15図、第16図、第16図Aに示すようにロッ
ド保持機構58をパワスイベル35の下に位置させた状
態において1本の掘削ロッドがチャッキング91に挿通
でき、その掘削ロッド16をチャッキング91でき掴む
ことができる。チャッキングマウント89はロッド保持
機構58の邪魔にならないようにその外周に位置してい
る。
れ、第15図、第16図、第16図Aに示すようにロッ
ド保持機構58をパワスイベル35の下に位置させた状
態において1本の掘削ロッドがチャッキング91に挿通
でき、その掘削ロッド16をチャッキング91でき掴む
ことができる。チャッキングマウント89はロッド保持
機構58の邪魔にならないようにその外周に位置してい
る。
チャッキング91は掘削ロッド16を掴んだ状態で回動
することができるものである。すなわち、円筒状ロッド
案内90a,90bが上下に同軸心上に配列されてチャ
ッキングマウント89に取付けられ、ロッド案内90
a,90bに形成された開口にシリンダ92及び係合片
94が垂直軸心を中心に回動自在に保持され、そのシリ
ンダ92は前記開口を通じてロッド案内90a,90b
内に入ることができ、つまりロッド案内90a,90b
に挿通された掘削ロッドをシリンダ92で係合片94に
押えて掘削ロッドを掴むことができる。係合片94は前
方に突出し、可動シリンダ95のチューブに固定された
突起96と係合している。可動シリンダ95は左右に動
くことができるようにチャッキングマウント89に保持
され、その両側のロッド95a,95bはチャッキング
マウント89に固定されている。よって可動シリンダ9
5の例えば図においてロッド95a側に油圧を供給し、
ロッド95b側の油圧を減少すると可動シリンダ95の
チューブは図において右側に移動し、シリンダ92bで
掴んだ掘削ロッド16が図において反時計方向に回動さ
せることになる。逆の方向に掘削ロッドを回動させるに
はシリンダ95のロッド95b側に油圧を供給すればよ
い。なおチャッキングマウント89には後述するチェー
ンが通る孔97が開けられている。
することができるものである。すなわち、円筒状ロッド
案内90a,90bが上下に同軸心上に配列されてチャ
ッキングマウント89に取付けられ、ロッド案内90
a,90bに形成された開口にシリンダ92及び係合片
94が垂直軸心を中心に回動自在に保持され、そのシリ
ンダ92は前記開口を通じてロッド案内90a,90b
内に入ることができ、つまりロッド案内90a,90b
に挿通された掘削ロッドをシリンダ92で係合片94に
押えて掘削ロッドを掴むことができる。係合片94は前
方に突出し、可動シリンダ95のチューブに固定された
突起96と係合している。可動シリンダ95は左右に動
くことができるようにチャッキングマウント89に保持
され、その両側のロッド95a,95bはチャッキング
マウント89に固定されている。よって可動シリンダ9
5の例えば図においてロッド95a側に油圧を供給し、
ロッド95b側の油圧を減少すると可動シリンダ95の
チューブは図において右側に移動し、シリンダ92bで
掴んだ掘削ロッド16が図において反時計方向に回動さ
せることになる。逆の方向に掘削ロッドを回動させるに
はシリンダ95のロッド95b側に油圧を供給すればよ
い。なおチャッキングマウント89には後述するチェー
ンが通る孔97が開けられている。
従って掘削ロッド16の一つをスイベルの回動軸57の
直下に位置させてかつその位置おおいてロッド保持機構
の保持板64における出し入れ用切欠き65をチャッキ
ング91と対向させ、この状態でシリンダ91a,91
bを制御してチャッキングマウント89を保持板64よ
りも下に位置させ、ロッド保持機構58に保持されてい
る1本の掘削ロッド16をチャッキング91の孔98内
に挿通する。その後シリンダ92a,92bを制御して
その掘削ロッド16を掴み、かつこの状態でチャッキン
グマウント89をシリンダ91a,91bを制御してチ
ャッキング91を上に移動させ、スイベルマウント88
に近づけ、つまりチャッキング91で掴んで掘削ロッド
16の1本をスイベル35の回転軸57に近づけると共
にスイベル35を回転させることによってそのスイベル
回転軸57の下端部に形成された雄ねじ99を掘削ロッ
ド16の上端に形成された雌ねじ101(第17図)内
にねじ込み、スイベル回転軸57の雄ねじ99と掘削ロ
ッド16の雌ねじ101に大きな力を与えないで確実に
掘削ロッド16をスイベル回転軸57に接続する。ロッ
ド保持機構58を回動してその接続された掘削ロッド以
外のものをパワスイベル35の位置より外す。以下ロッ
ド保持機構58をパワスイベルの直下より外すことを復
帰動作と言う。その後パワスイベルを下し、既に地中内
に入っている掘削ロッドの上端側にパワスイベルに接続
された掘削ロッドを近づけて、かつパワスイベル35を
回転させて今接続した掘削ロッドの下端に形成された雄
ねじ102(第17図)を、既に地中内に挿入した最上
端の掘削ロッドの上端雌ねじ101にねじ結合して接続
する。この場合その接続を完全にするために地中側にあ
る掘削ロッドをロッドクランプによって保持してしま
う。
直下に位置させてかつその位置おおいてロッド保持機構
の保持板64における出し入れ用切欠き65をチャッキ
ング91と対向させ、この状態でシリンダ91a,91
bを制御してチャッキングマウント89を保持板64よ
りも下に位置させ、ロッド保持機構58に保持されてい
る1本の掘削ロッド16をチャッキング91の孔98内
に挿通する。その後シリンダ92a,92bを制御して
その掘削ロッド16を掴み、かつこの状態でチャッキン
グマウント89をシリンダ91a,91bを制御してチ
ャッキング91を上に移動させ、スイベルマウント88
に近づけ、つまりチャッキング91で掴んで掘削ロッド
16の1本をスイベル35の回転軸57に近づけると共
にスイベル35を回転させることによってそのスイベル
回転軸57の下端部に形成された雄ねじ99を掘削ロッ
ド16の上端に形成された雌ねじ101(第17図)内
にねじ込み、スイベル回転軸57の雄ねじ99と掘削ロ
ッド16の雌ねじ101に大きな力を与えないで確実に
掘削ロッド16をスイベル回転軸57に接続する。ロッ
ド保持機構58を回動してその接続された掘削ロッド以
外のものをパワスイベル35の位置より外す。以下ロッ
ド保持機構58をパワスイベルの直下より外すことを復
帰動作と言う。その後パワスイベルを下し、既に地中内
に入っている掘削ロッドの上端側にパワスイベルに接続
された掘削ロッドを近づけて、かつパワスイベル35を
回転させて今接続した掘削ロッドの下端に形成された雄
ねじ102(第17図)を、既に地中内に挿入した最上
端の掘削ロッドの上端雌ねじ101にねじ結合して接続
する。この場合その接続を完全にするために地中側にあ
る掘削ロッドをロッドクランプによって保持してしま
う。
ロッドクランプ ロッドクランプ103は第3図、第4図に示すように上
部スキット32bの前方端位置において第7図に示した
切欠き43の両側においてシリンダ104a,104b
が上部スキット32bに取付けられ(第18図、第19
図参照),シリンダ104a,104bのロッドには押
え具105a,105bが取付けられ、これら押え具1
05a,105bは相対向する面がほぼ共通の円筒面を
形成するようになっており、その円筒面の軸心方向はス
イベル回転軸上下方向とされている。その押え具105
a,105bの上側には案内片106a,106bがそ
れぞれ固定されており、これら案内片106a,106
b間にスイベル回転軸57に釣り下げられた掘削ロッド
が案内されて降下できるようにされている。
部スキット32bの前方端位置において第7図に示した
切欠き43の両側においてシリンダ104a,104b
が上部スキット32bに取付けられ(第18図、第19
図参照),シリンダ104a,104bのロッドには押
え具105a,105bが取付けられ、これら押え具1
05a,105bは相対向する面がほぼ共通の円筒面を
形成するようになっており、その円筒面の軸心方向はス
イベル回転軸上下方向とされている。その押え具105
a,105bの上側には案内片106a,106bがそ
れぞれ固定されており、これら案内片106a,106
b間にスイベル回転軸57に釣り下げられた掘削ロッド
が案内されて降下できるようにされている。
更にシリンダ104a,104bの各チューブは押え具
105a,105b側にそれぞれ延長され、延長部10
7a,107bとされており、これら延長部は押え具1
05a,105bがそれぞれ嵌合されてこれに案内され
るようになされ、かつその際に案内片106a,106
bと対向して延長部107a,107bにはそれぞれ第
3図、第18図A,第19図Aに示すように切欠き10
8が形成されている。切欠き108により案内片106
a,106bが案内され、かつシリンダ104a,10
4bを伸縮してもそのロッドが回転することなく案内片
106a,106bは常に対向し、かつ上側に位置して
いる。押え具105a,105bの間に掘削ロッドが位
置しており、その掘削ロッド16をシリンダ104a,
104bを制御して挟み保持して固定することができ、
この固定した状態においてスイベル35を回転してその
上側のスイベル回転軸57に連結された掘削ロッドとロ
ッドクランプ103により保持された掘削ロッドとをね
じ結合接続することができる。この際ロッドクランプ1
03はその回転力を受けるが、その回転力は押え具10
5a,105bと延長部107a,107bとの嵌合部
によって受けられ、シリンダ104a,104bのロッ
ドには殆ど達しない、従ってシリンダのシールが前記回
転力により劣化されるおそれはない。なおこの例では案
内片106a,106bの固定片110a,110bが
切欠き108に位置し、案内片の回転止めとした場合で
ある。
105a,105b側にそれぞれ延長され、延長部10
7a,107bとされており、これら延長部は押え具1
05a,105bがそれぞれ嵌合されてこれに案内され
るようになされ、かつその際に案内片106a,106
bと対向して延長部107a,107bにはそれぞれ第
3図、第18図A,第19図Aに示すように切欠き10
8が形成されている。切欠き108により案内片106
a,106bが案内され、かつシリンダ104a,10
4bを伸縮してもそのロッドが回転することなく案内片
106a,106bは常に対向し、かつ上側に位置して
いる。押え具105a,105bの間に掘削ロッドが位
置しており、その掘削ロッド16をシリンダ104a,
104bを制御して挟み保持して固定することができ、
この固定した状態においてスイベル35を回転してその
上側のスイベル回転軸57に連結された掘削ロッドとロ
ッドクランプ103により保持された掘削ロッドとをね
じ結合接続することができる。この際ロッドクランプ1
03はその回転力を受けるが、その回転力は押え具10
5a,105bと延長部107a,107bとの嵌合部
によって受けられ、シリンダ104a,104bのロッ
ドには殆ど達しない、従ってシリンダのシールが前記回
転力により劣化されるおそれはない。なおこの例では案
内片106a,106bの固定片110a,110bが
切欠き108に位置し、案内片の回転止めとした場合で
ある。
第3図、第19図に示すようにこのロッドクランプ10
3の押え具105a,105bの直下においてゴムのよ
うな弾性リング109が保持具111に嵌着保持されて
いる。その弾性リング109内にスイベル35により保
持された掘削ロッドが弾性的に接触して挿通されるよう
に位置決めされている。従ってこの掘削ロッド16を回
収する際にこの弾性リング109を掘削ロッドが通過す
るため、その際に掘削ロッド16についた泥が除去さ
れ、チャッキング91やロッドクランプ103における
保持を確実に行うことができる。
3の押え具105a,105bの直下においてゴムのよ
うな弾性リング109が保持具111に嵌着保持されて
いる。その弾性リング109内にスイベル35により保
持された掘削ロッドが弾性的に接触して挿通されるよう
に位置決めされている。従ってこの掘削ロッド16を回
収する際にこの弾性リング109を掘削ロッドが通過す
るため、その際に掘削ロッド16についた泥が除去さ
れ、チャッキング91やロッドクランプ103における
保持を確実に行うことができる。
ロッドクランプ103によって掘削ロッドを保持し、か
つスイベル35を自由に回転できる状態にしてチャッキ
ング91でスイベル回転軸と接続した掘削ロッドを掴
み、第15図、第16図において説明した可動シリンダ
を制御することによって、上側の掘削ロッドを回動し、
つまり上側の掘削ロッドとロッドクランプ103によっ
て保持されている掘削ロッドとのねじ結合をゆるめるこ
とができる。そのゆるめた状態においてチャッキング9
1による保持もゆるめ、かつスイベル35を逆回転する
ことによってロッドクランプ103によって保持された
掘削ロッドとスイベル回転軸57に接続された掘削ロッ
ドとの間のねじ結合を外し、更に前述したロッド保持機
構58から掘削ロッドをスイベル回転軸57に接続した
操作と逆の操作によって、スイベル回転軸57に接続さ
れた掘削ロッドをロッド保持機構58に保持させること
によって掘削ロッドの回収を行うことができる。
つスイベル35を自由に回転できる状態にしてチャッキ
ング91でスイベル回転軸と接続した掘削ロッドを掴
み、第15図、第16図において説明した可動シリンダ
を制御することによって、上側の掘削ロッドを回動し、
つまり上側の掘削ロッドとロッドクランプ103によっ
て保持されている掘削ロッドとのねじ結合をゆるめるこ
とができる。そのゆるめた状態においてチャッキング9
1による保持もゆるめ、かつスイベル35を逆回転する
ことによってロッドクランプ103によって保持された
掘削ロッドとスイベル回転軸57に接続された掘削ロッ
ドとの間のねじ結合を外し、更に前述したロッド保持機
構58から掘削ロッドをスイベル回転軸57に接続した
操作と逆の操作によって、スイベル回転軸57に接続さ
れた掘削ロッドをロッド保持機構58に保持させること
によって掘削ロッドの回収を行うことができる。
ロッドクランプ103は杭を埋設する際に邪魔になるた
め、ロッドクランプ103を、前記位置から外すことが
できるようにされてある。すなわち第18図、第18図
A,第19図に示すように、ロッドクランプ103(シ
リンダ104a,104b)は可動板301上に取付け
られ、可動板301はその両側部が案内レール302
a,302bにより案内され、上部スキット32b上を
前後に移動できるように保持され、可動板301と上部
スキット32bとの間に連結されたシリンダ303を制
御することにより、第18図の点線位置まで可動板30
1引き込めることができる。弾性リング109も可動板
301に取付けられてある。
め、ロッドクランプ103を、前記位置から外すことが
できるようにされてある。すなわち第18図、第18図
A,第19図に示すように、ロッドクランプ103(シ
リンダ104a,104b)は可動板301上に取付け
られ、可動板301はその両側部が案内レール302
a,302bにより案内され、上部スキット32b上を
前後に移動できるように保持され、可動板301と上部
スキット32bとの間に連結されたシリンダ303を制
御することにより、第18図の点線位置まで可動板30
1引き込めることができる。弾性リング109も可動板
301に取付けられてある。
第19図に示すようにピット付掘削ロッドの中間部にフ
ランジ16aが形成されており、この掘削ロッドをこれ
に弾性リング109を通した状態でパワスイベルに取付
け、その弾性リング109を、保持具111の高さに位
置させた状態でロッドクランプ103を前方に移動させ
て保持具111内に弾性リング109を嵌合させること
ができる。また掘削ロッドの回収時にその逆の操作によ
り弾性リング109も回収することができる。
ランジ16aが形成されており、この掘削ロッドをこれ
に弾性リング109を通した状態でパワスイベルに取付
け、その弾性リング109を、保持具111の高さに位
置させた状態でロッドクランプ103を前方に移動させ
て保持具111内に弾性リング109を嵌合させること
ができる。また掘削ロッドの回収時にその逆の操作によ
り弾性リング109も回収することができる。
第3図乃至第5図に示すように掘削タワ34の上、つま
り連結部34c上に給進装置36が取付けられており、
給進装置36は例えば油圧モータ113の回転軸にスプ
ロケット114が取付けられ、そのスプロケット114
は駆動軸115に取付けられた大きいスプロケット11
6にチェーン117により結合されて駆動軸115は減
速され、その駆動軸115の両端部にスプロケット11
8a,118bがそれぞれ取付けられ、これらスプロケ
ット18a,118bにそれぞれチェーン119a,1
19bが取付けられて更に減速されている。このチェー
ン119a,119bの各一端はスイベルマウント88
に固定され、他端は案内支柱34a,34bの下端部に
それぞれ取付けられたスプロケット121a,121b
をそれぞれ巡って更にチャッキングマウント89の孔9
7を通ってスイベルマウント88に固定されている。従
って給進装置36の油圧モータ113を一方に回転し、
スイベルマウント88を降下し、逆方向に回転させてス
イベルマウント88を上昇させる。このようにしてスイ
ベル35を上下させることができる。なおこのスイベル
35の上下量を測定するため、また掘削ロッドによる掘
削深度を測定するため、例えば油圧モータ113の回転
軸上にロータリエンコーダ122が取付けられている。
り連結部34c上に給進装置36が取付けられており、
給進装置36は例えば油圧モータ113の回転軸にスプ
ロケット114が取付けられ、そのスプロケット114
は駆動軸115に取付けられた大きいスプロケット11
6にチェーン117により結合されて駆動軸115は減
速され、その駆動軸115の両端部にスプロケット11
8a,118bがそれぞれ取付けられ、これらスプロケ
ット18a,118bにそれぞれチェーン119a,1
19bが取付けられて更に減速されている。このチェー
ン119a,119bの各一端はスイベルマウント88
に固定され、他端は案内支柱34a,34bの下端部に
それぞれ取付けられたスプロケット121a,121b
をそれぞれ巡って更にチャッキングマウント89の孔9
7を通ってスイベルマウント88に固定されている。従
って給進装置36の油圧モータ113を一方に回転し、
スイベルマウント88を降下し、逆方向に回転させてス
イベルマウント88を上昇させる。このようにしてスイ
ベル35を上下させることができる。なおこのスイベル
35の上下量を測定するため、また掘削ロッドによる掘
削深度を測定するため、例えば油圧モータ113の回転
軸上にロータリエンコーダ122が取付けられている。
パワスイベル スイベル35はスイベルマウント88上において油圧モ
ータ124が取付けられ、第20図に示すようにその回
転軸に歯車125が取付けられ、歯車125は大歯車1
26と噛合されており、その大歯車126上の回転軸が
スイベル回転軸57と連結されている。従って油圧モー
タ124の回転によってスイベル回転軸57が減速回転
される。この時の回転量や回転速度は歯車125と連結
されたロータリエンコーダ128によって測定すること
ができるようにされている。
ータ124が取付けられ、第20図に示すようにその回
転軸に歯車125が取付けられ、歯車125は大歯車1
26と噛合されており、その大歯車126上の回転軸が
スイベル回転軸57と連結されている。従って油圧モー
タ124の回転によってスイベル回転軸57が減速回転
される。この時の回転量や回転速度は歯車125と連結
されたロータリエンコーダ128によって測定すること
ができるようにされている。
またこの機械においてはピット14(第1図B)の回転
により掘削すると同時に掘削液を高圧噴射して掘削す
る。そのためにスイベル回転軸57は第20図に示すよ
うに二重管とされ、中心に孔をもつ内管129が通って
おり、その内管129と外管131との間に筒状通路1
32が形成されており、大歯車126のケース133よ
り上方に外管131が突出し、その突出端部にジョイン
ト部134が回転自在に被されている。通路132内に
それぞれ液を供給するためにジョイント部134上端に
高圧管連結部135a及びジョイント部134の側部に
低圧管連結部135bがそれぞれ設けられてある。
により掘削すると同時に掘削液を高圧噴射して掘削す
る。そのためにスイベル回転軸57は第20図に示すよ
うに二重管とされ、中心に孔をもつ内管129が通って
おり、その内管129と外管131との間に筒状通路1
32が形成されており、大歯車126のケース133よ
り上方に外管131が突出し、その突出端部にジョイン
ト部134が回転自在に被されている。通路132内に
それぞれ液を供給するためにジョイント部134上端に
高圧管連結部135a及びジョイント部134の側部に
低圧管連結部135bがそれぞれ設けられてある。
内管129内に高圧掘削液を供給し、筒状通路132に
低圧で大量に周辺固定液やセメントミルクなどが供給さ
れる。なお、このスイベル回転軸の内管129内からの
高圧掘削液及び筒状通路132からの低圧液を通すため
掘削ロッド16も第17図に示すように、二重管とされ
てある。
低圧で大量に周辺固定液やセメントミルクなどが供給さ
れる。なお、このスイベル回転軸の内管129内からの
高圧掘削液及び筒状通路132からの低圧液を通すため
掘削ロッド16も第17図に示すように、二重管とされ
てある。
杭接続治具 杭をパワスイベル35に接続するためには、杭接続治具
をパワスイベル35に接続して行う。杭接続治具137
は第21図Aに示すようにほぼ円筒状をしており、その
筒状体138の上面は上板139で塞がれ、その上板1
39の中心に連結雌ねじ141が固定されており、この
連結雌ねじ141によりパワスイベルの回転軸の雄ねじ
99または掘削ロッドの下端雄ねじ102をねじ結合さ
せることができる。更にこの例においてはこの治具13
7を最終杭とパワスイベルとの接続にも利用できるよう
にした場合であって、筒状体138の内周面に円筒雌ね
じ142がねじ143により取外し自在に取付けられて
いる。その円筒雌ねじ142に杭19の上端部の雄ねじ
144をねじ結合することができる。つまり杭19は第
22図に示すようにその上端部には雄ねじ144が作ら
れており、下端部にこの雄ねじ144とねじ結合するこ
とが可能な雌ねじ145が作られており、またこの杭1
9には中心孔が貫通されている。
をパワスイベル35に接続して行う。杭接続治具137
は第21図Aに示すようにほぼ円筒状をしており、その
筒状体138の上面は上板139で塞がれ、その上板1
39の中心に連結雌ねじ141が固定されており、この
連結雌ねじ141によりパワスイベルの回転軸の雄ねじ
99または掘削ロッドの下端雄ねじ102をねじ結合さ
せることができる。更にこの例においてはこの治具13
7を最終杭とパワスイベルとの接続にも利用できるよう
にした場合であって、筒状体138の内周面に円筒雌ね
じ142がねじ143により取外し自在に取付けられて
いる。その円筒雌ねじ142に杭19の上端部の雄ねじ
144をねじ結合することができる。つまり杭19は第
22図に示すようにその上端部には雄ねじ144が作ら
れており、下端部にこの雄ねじ144とねじ結合するこ
とが可能な雌ねじ145が作られており、またこの杭1
9には中心孔が貫通されている。
一方最終杭、つまりいちばん上に埋設る杭は、例えば第
21図Bに示すようにその上端に外周径よりも小さい径
の筒状突部146が突出形成されており、その筒状突部
146の側面に一対のピン147が180°離れて突出
固定されている。杭接続治具137は筒状体138の内
側において内筒148が同心的に取付けられ、その内筒
148には第21図Cに示すようにその下端面よりほぼ
L字状の切欠き149が180°離れて形成されてお
り、このL字状切欠き149(図においては逆L字状と
なっている)に最終杭19のピン147を挿入結合する
ことができる。
21図Bに示すようにその上端に外周径よりも小さい径
の筒状突部146が突出形成されており、その筒状突部
146の側面に一対のピン147が180°離れて突出
固定されている。杭接続治具137は筒状体138の内
側において内筒148が同心的に取付けられ、その内筒
148には第21図Cに示すようにその下端面よりほぼ
L字状の切欠き149が180°離れて形成されてお
り、このL字状切欠き149(図においては逆L字状と
なっている)に最終杭19のピン147を挿入結合する
ことができる。
杭クランプ 第3図、第4図、第23図に示すようにロッドクランプ
103の下において杭クランプ151が設けられる。こ
の杭クランプ151は軸152を中心に回動アーム15
3が回動自在に設けられ、アーム153の一端はシリン
ダ154に連結され、アーム153の他端に杭押え15
5が取付けられる。杭押え155は杭19の周面に沿う
ような形状とされている。このような回動アーム15
3,シリンダ154,杭押え155が対向して一対設け
られている。よってその両シリンダ154を制御するこ
とによって杭19を両側から挟んで保持することができ
る。
103の下において杭クランプ151が設けられる。こ
の杭クランプ151は軸152を中心に回動アーム15
3が回動自在に設けられ、アーム153の一端はシリン
ダ154に連結され、アーム153の他端に杭押え15
5が取付けられる。杭押え155は杭19の周面に沿う
ような形状とされている。このような回動アーム15
3,シリンダ154,杭押え155が対向して一対設け
られている。よってその両シリンダ154を制御するこ
とによって杭19を両側から挟んで保持することができ
る。
掘削ロッド16をスイベル回転軸57に接続する場合と
同様に杭19をスイベル回転軸57に接続する場合は、
回転軸57に予め杭接続治具137を接続しておき、こ
の状態においてロッド保持機構58の杭押え84に杭1
9を保持させ、その状態でその杭19に杭接続治具13
7をスイベル35の回転により回転して保持した杭19
にねじ結合させて接続する。その後、その下の杭を杭ク
ランプ151で保持し、その状態でスイベルを降ろし回
転させてスイベルと接続した上側の杭を下側の杭にねじ
結合させる。
同様に杭19をスイベル回転軸57に接続する場合は、
回転軸57に予め杭接続治具137を接続しておき、こ
の状態においてロッド保持機構58の杭押え84に杭1
9を保持させ、その状態でその杭19に杭接続治具13
7をスイベル35の回転により回転して保持した杭19
にねじ結合させて接続する。その後、その下の杭を杭ク
ランプ151で保持し、その状態でスイベルを降ろし回
転させてスイベルと接続した上側の杭を下側の杭にねじ
結合させる。
水平制御 次にスキット32を水平に保持する制御について説明す
る。例えばスキット32を保持するアウトリガーを第2
4図に示すように前方側のアウトリガー33a,33b
と後方側のアウトリガー33c,33dとの四つのアウ
トリガーで保持する場合を例とする。交差する二つの直
線の交差点に傾斜計を設けるが、この例においてはアウ
トリガー33aと33bとを結ぶ線161上に傾斜計1
62を設け、その傾斜計162によって直線161の水
平面に対する傾斜角を検出するようにし、またこの線1
61と直角な線163の水平面に対する傾斜を傾斜計1
62で検出する。傾斜計162の支持部は例えば第3図
中の操作室38内に設けられている。
る。例えばスキット32を保持するアウトリガーを第2
4図に示すように前方側のアウトリガー33a,33b
と後方側のアウトリガー33c,33dとの四つのアウ
トリガーで保持する場合を例とする。交差する二つの直
線の交差点に傾斜計を設けるが、この例においてはアウ
トリガー33aと33bとを結ぶ線161上に傾斜計1
62を設け、その傾斜計162によって直線161の水
平面に対する傾斜角を検出するようにし、またこの線1
61と直角な線163の水平面に対する傾斜を傾斜計1
62で検出する。傾斜計162の支持部は例えば第3図
中の操作室38内に設けられている。
傾斜計162によって直線161の水平面に対する検出
傾斜角に対応してアウトリガー33aと33dを制御し
て水平とするが、その場合傾斜計162とアウトリガー
33a及び33dとの各距離a及びdに対応してその
a:dの比率をもってアウトリガー33aと33dの一
方を例えば上昇させると他方を下げるように制御するこ
とによって少ない制御量で直線161を水平にする。ま
た直線163の水平面に対する傾斜を補正するためにア
ウトリガー33b,33cを結ぶ線を直線163に投影
した時のアウトリガー33b,33cと傾斜計162と
の距離b,cに対応して同様にアウトリガー33b,3
3cを互いに逆に制御する。つまりアウトリガー33b
と33cを結ぶ線と直線161との交点とアウトリガー
33b,33c間の距離b′,c′に応じて直線163
の水平面に対する傾斜を補正するようにすればよい。
傾斜角に対応してアウトリガー33aと33dを制御し
て水平とするが、その場合傾斜計162とアウトリガー
33a及び33dとの各距離a及びdに対応してその
a:dの比率をもってアウトリガー33aと33dの一
方を例えば上昇させると他方を下げるように制御するこ
とによって少ない制御量で直線161を水平にする。ま
た直線163の水平面に対する傾斜を補正するためにア
ウトリガー33b,33cを結ぶ線を直線163に投影
した時のアウトリガー33b,33cと傾斜計162と
の距離b,cに対応して同様にアウトリガー33b,3
3cを互いに逆に制御する。つまりアウトリガー33b
と33cを結ぶ線と直線161との交点とアウトリガー
33b,33c間の距離b′,c′に応じて直線163
の水平面に対する傾斜を補正するようにすればよい。
これらアウトリガー33a乃至33dに対する制御はそ
のアウトリガーの最初の張り出しの際には高速に行い、
水平保持のための僅かなずれの補正制御は少しずつ高精
度に制御する。このような点からこれらアウトリガー3
3a乃至33dに対する駆動シリンダ164a乃至16
4d(第25図)にはそれぞれそのアウトリガーを上下
するための切替え用バルブ165a乃至165dがそれ
ぞれ各シリンダに対する油圧通路に設けられ、またこれ
ら上下切替え用バルブ165a乃至165dに共通の油
圧通路に高速制御用バルブ166が挿入され、このバル
ブ166と並列に低速制御用バルブ167が設けられ
る。更に高速制御用バルブ166の切替え用バルブ16
5a〜165d側の油圧通路にその油圧を検出する圧力
スイッチ168が設けられている。圧力スイッチ168
はそれぞれ検出した油圧の圧力が所定値以上でバルブ1
66による制御からバルブ167による制御に切替え
る。
のアウトリガーの最初の張り出しの際には高速に行い、
水平保持のための僅かなずれの補正制御は少しずつ高精
度に制御する。このような点からこれらアウトリガー3
3a乃至33dに対する駆動シリンダ164a乃至16
4d(第25図)にはそれぞれそのアウトリガーを上下
するための切替え用バルブ165a乃至165dがそれ
ぞれ各シリンダに対する油圧通路に設けられ、またこれ
ら上下切替え用バルブ165a乃至165dに共通の油
圧通路に高速制御用バルブ166が挿入され、このバル
ブ166と並列に低速制御用バルブ167が設けられ
る。更に高速制御用バルブ166の切替え用バルブ16
5a〜165d側の油圧通路にその油圧を検出する圧力
スイッチ168が設けられている。圧力スイッチ168
はそれぞれ検出した油圧の圧力が所定値以上でバルブ1
66による制御からバルブ167による制御に切替え
る。
「発明の効果」 以上述べたように、この発明による掘削・杭埋設機にお
いては、掘削ロッドまたは杭を保持し、その掘削ロッド
または抗を上記回転装置の直下に回動位置させることが
できる供給装置を有しているので、供給機構の上に保持
した掘削ロッドまたは杭をほぼ水平面内に回動して上記
回転装置の直下に、つまり掘削位置や杭埋設位置に回動
移動し、あるいはこれら離れた位置に回動させることが
できる。従って、その供給機構の回動位置を選ぶことに
よって前方のみならず、横方向にあるいは斜め後ろ方向
など各種方向から掘削ロッドや杭を供給機構に取付け、
その供給機構により掘削ロッドや杭を回動して回転装置
の直下にもち来してその掘削ロッドや杭を回転装置に連
結させることができる。このような作業が可能であるか
ら、穴を掘った位置からこの発明の装置を移動すること
なく、そのままの状態で掘削ロッドの回収や杭の供給が
可能であり、この発明の装置を移動させることなく、掘
削ロッドによる掘削作業や杭の埋設作業を実施すること
ができる。それ故、壁に接近した場所においてもこの発
明の掘削と杭埋設を行う機械装置を移動させることな
く、掘削ロッドによる掘削作業や杭の埋設作業を実施す
ることができる。
いては、掘削ロッドまたは杭を保持し、その掘削ロッド
または抗を上記回転装置の直下に回動位置させることが
できる供給装置を有しているので、供給機構の上に保持
した掘削ロッドまたは杭をほぼ水平面内に回動して上記
回転装置の直下に、つまり掘削位置や杭埋設位置に回動
移動し、あるいはこれら離れた位置に回動させることが
できる。従って、その供給機構の回動位置を選ぶことに
よって前方のみならず、横方向にあるいは斜め後ろ方向
など各種方向から掘削ロッドや杭を供給機構に取付け、
その供給機構により掘削ロッドや杭を回動して回転装置
の直下にもち来してその掘削ロッドや杭を回転装置に連
結させることができる。このような作業が可能であるか
ら、穴を掘った位置からこの発明の装置を移動すること
なく、そのままの状態で掘削ロッドの回収や杭の供給が
可能であり、この発明の装置を移動させることなく、掘
削ロッドによる掘削作業や杭の埋設作業を実施すること
ができる。それ故、壁に接近した場所においてもこの発
明の掘削と杭埋設を行う機械装置を移動させることな
く、掘削ロッドによる掘削作業や杭の埋設作業を実施す
ることができる。
また、この発明による掘削と杭埋設を行う機械装置にお
いては、回転装置の下側に設けられ、かつ上記掘削タワ
に案内されて上下動可能に設けられた掘削ロッド用のチ
ャッキングが、回転装置の直下に位置された掘削ロッド
を掴む機構と、かつその掴み機構を回動し掘削ロッドを
掘削ロッドの軸心の回りで回転運動を行わせる機構を備
えているので、掘削ロッドの回収の際に回転装置と回転
装置直下の掘削ロッドとのねじ結合を緩めることなく、
確実に回転装置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッド
との間のねじ結合を解放することができるので、掘削ロ
ッドの回収も人手によっていちいち行うことなく自動的
に、あるいは操作室からの遠隔操作によって行うことが
できる。
いては、回転装置の下側に設けられ、かつ上記掘削タワ
に案内されて上下動可能に設けられた掘削ロッド用のチ
ャッキングが、回転装置の直下に位置された掘削ロッド
を掴む機構と、かつその掴み機構を回動し掘削ロッドを
掘削ロッドの軸心の回りで回転運動を行わせる機構を備
えているので、掘削ロッドの回収の際に回転装置と回転
装置直下の掘削ロッドとのねじ結合を緩めることなく、
確実に回転装置直下の掘削ロッドとその下の掘削ロッド
との間のねじ結合を解放することができるので、掘削ロ
ッドの回収も人手によっていちいち行うことなく自動的
に、あるいは操作室からの遠隔操作によって行うことが
できる。
即ち、掘削が終了し、掘削ロッドを回収する場合、ロッ
ドクランプとチャッキングと回転装置とを次のように制
御することによって実施する。つまり下の掘削ロッドを
ロッドクランプで保持し、上の掘削ロッド、つまり回転
装置に連結されている掘削ロッドをチャッキングで保持
し、チャッキングの掴み機構を回動する。つまり回転装
置、例えばパワスイベルを自由に回転できる状態にし
て、掘削ロッドを掴んだ状態でチャッキングにより掘削
ロッドを回動する。この操作で上のロッドと回転装置と
の間のねじ結合が緩むことなく、上の掘削ロッドと下の
掘削ロッドとのねじ結合が緩められる。このねじ結合が
緩められた状態でチャッキングによる保持を緩め、回転
装置を逆回転させることによって上の掘削ロッドと下の
掘削ロッドとのねじ結合を完全に外す。更に上の掘削ロ
ッドをチャッキングで掴んだ状態で回転装置を逆転する
ことによって回転装置と上の掘削ロッドとのねじ結合が
解除される。このように一度上の掘削ロッドと下の掘削
ロッドとのねじ結合を緩めた状態で回転装置による逆回
転が与えられるので、回転装置と回転装置直下の掘削ロ
ッドとのねじ結合を緩めることなく、確実に回転装置直
下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドとの間のねじ結合
を解放することができる。
ドクランプとチャッキングと回転装置とを次のように制
御することによって実施する。つまり下の掘削ロッドを
ロッドクランプで保持し、上の掘削ロッド、つまり回転
装置に連結されている掘削ロッドをチャッキングで保持
し、チャッキングの掴み機構を回動する。つまり回転装
置、例えばパワスイベルを自由に回転できる状態にし
て、掘削ロッドを掴んだ状態でチャッキングにより掘削
ロッドを回動する。この操作で上のロッドと回転装置と
の間のねじ結合が緩むことなく、上の掘削ロッドと下の
掘削ロッドとのねじ結合が緩められる。このねじ結合が
緩められた状態でチャッキングによる保持を緩め、回転
装置を逆回転させることによって上の掘削ロッドと下の
掘削ロッドとのねじ結合を完全に外す。更に上の掘削ロ
ッドをチャッキングで掴んだ状態で回転装置を逆転する
ことによって回転装置と上の掘削ロッドとのねじ結合が
解除される。このように一度上の掘削ロッドと下の掘削
ロッドとのねじ結合を緩めた状態で回転装置による逆回
転が与えられるので、回転装置と回転装置直下の掘削ロ
ッドとのねじ結合を緩めることなく、確実に回転装置直
下の掘削ロッドとその下の掘削ロッドとの間のねじ結合
を解放することができる。
第1図は掘削、杭埋設の工程を説明するための断面図、
第2図はこの発明による掘削と杭埋設を行う機械装置の
外観を示す斜視図、第3図はその掘削と杭埋設を行う機
械装置の側面図、第4図は第3図の右側面図、第5図は
第3図の平面図、第6図は下部スキットと上部スキット
との連結状態を示す側面図、第7図は第6図の平面図、
第8図は第6図のAA線断面図、第9図は供給機構の一
例を示す縦断面図、第10図は第9図の平面図、第11
図は第9図のBB線断面図、第12図は第9図のCC線
断面図、第13図は第9図のDD線断面図、第14図は
第十三図の正面図、第15図はチャッキング91の平面
図、第16図は第15図の正面図、第16図Aはチャッ
キング91のPP線断面図、第17図は操作ロッドを示
す図、第18図はロッドクランプ103の右半分を断面
とした平面図、第18図Aは第18図のHH線断面図、
第19図は第18図の一部を断面とした正面図、第19
図Aは第19図のFF線断面図、第20図はパワスイベ
ル35の一半部を断面とした正面図、第21図Aは杭接
続治具137を示す断面図で、中間杭との接続状態を示
し、同図Bは最終杭との接続状態を示し、同図Cは同図
Bを90°回転した状態を示す図、第22図は中間杭を
示す正面図、第23図は杭クランプ151の一部を示す
正面図、第24図はアウトリガーと傾斜計との関係を示
す平面図、第25図はアウトリガーに対する駆動シリン
ダと切替えバルブとの関係を示す図である。
第2図はこの発明による掘削と杭埋設を行う機械装置の
外観を示す斜視図、第3図はその掘削と杭埋設を行う機
械装置の側面図、第4図は第3図の右側面図、第5図は
第3図の平面図、第6図は下部スキットと上部スキット
との連結状態を示す側面図、第7図は第6図の平面図、
第8図は第6図のAA線断面図、第9図は供給機構の一
例を示す縦断面図、第10図は第9図の平面図、第11
図は第9図のBB線断面図、第12図は第9図のCC線
断面図、第13図は第9図のDD線断面図、第14図は
第十三図の正面図、第15図はチャッキング91の平面
図、第16図は第15図の正面図、第16図Aはチャッ
キング91のPP線断面図、第17図は操作ロッドを示
す図、第18図はロッドクランプ103の右半分を断面
とした平面図、第18図Aは第18図のHH線断面図、
第19図は第18図の一部を断面とした正面図、第19
図Aは第19図のFF線断面図、第20図はパワスイベ
ル35の一半部を断面とした正面図、第21図Aは杭接
続治具137を示す断面図で、中間杭との接続状態を示
し、同図Bは最終杭との接続状態を示し、同図Cは同図
Bを90°回転した状態を示す図、第22図は中間杭を
示す正面図、第23図は杭クランプ151の一部を示す
正面図、第24図はアウトリガーと傾斜計との関係を示
す平面図、第25図はアウトリガーに対する駆動シリン
ダと切替えバルブとの関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 孝幸 山口県下関市彦島江の浦町6丁目16番1号 三菱重工業株式会社内 (72)発明者 青柳 雅也 山口県下関市彦島江の浦町6丁目16番1号 三菱重工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−19092(JP,U) 特公 昭54−15242(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】スキット上に立てられた掘削タワと、 その掘削タワに案内されて上下動可能に設けられ、連結
された掘削ロッドまたは杭に対し上方より回転力を与え
る回転装置と、 その回転装置を上下に駆動する給進装置と、 掘削ロッドまたは杭を保持し、その掘削ロッドまたは杭
を上記回転装置の直下に回動位置させ、またその位置か
ら離れた位置に位置させることができる供給装置と、 上記回転装置の下側に設けられ、かつ上記掘削タワに案
内されて上下動可能に設けられたチャッキングと、 上記スキットに取付けられ、上記回転装置の直下に位置
された掘削ロッドを把持することができるロッドクラン
プを有し、 かつ前記チャッキングが、上記回転装置の直下に位置さ
れた掘削ロッドを掴む機構と、かつその掴み機構をわず
か回動して掘削ロッドをその掘削ロッドの軸心の回りで
わずか回転運動を行わせる機構とを備えていることを特
徴とする掘削と杭埋設を行う機械装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61025271A JPH0652033B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 掘削と杭埋設を行う機械装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61025271A JPH0652033B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 掘削と杭埋設を行う機械装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62185917A JPS62185917A (ja) | 1987-08-14 |
| JPH0652033B2 true JPH0652033B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=12161364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61025271A Expired - Fee Related JPH0652033B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 掘削と杭埋設を行う機械装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652033B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01256694A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-13 | Kazuya Haraguchi | 鋼管構真柱拡大根固コンクリート杭等に使用する架台 |
| JP4848875B2 (ja) * | 2006-07-26 | 2011-12-28 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 捩り共振を防止した二重接続軸 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415242A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-05 | Shimano Industrial Co | Derailer for bicycle |
| JPS6119092U (ja) * | 1984-07-04 | 1986-02-04 | 東京瓦斯株式会社 | 横穴掘削用掘削具着脱装置 |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP61025271A patent/JPH0652033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62185917A (ja) | 1987-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |