JPH0652076U - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
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- JPH0652076U JPH0652076U JP9242192U JP9242192U JPH0652076U JP H0652076 U JPH0652076 U JP H0652076U JP 9242192 U JP9242192 U JP 9242192U JP 9242192 U JP9242192 U JP 9242192U JP H0652076 U JPH0652076 U JP H0652076U
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- magnetic tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープの暗色テープ部と透明なリーダテ
ープ部の双方を考慮したフィルタを選定して、薄手磁気
テープを組み込むことができる技術を提供する。 【構成】 リーダテープ部を検知するための光路に60
乃至80%透過率の減光フィルタ12を介設する。光を
減光フイルタ12で減光した分だけ磁気テープの厚さを
薄くすることができる。従って、容易に磁気テープカセ
ットの収録時間の延長が図れる。
ープ部の双方を考慮したフィルタを選定して、薄手磁気
テープを組み込むことができる技術を提供する。 【構成】 リーダテープ部を検知するための光路に60
乃至80%透過率の減光フィルタ12を介設する。光を
減光フイルタ12で減光した分だけ磁気テープの厚さを
薄くすることができる。従って、容易に磁気テープカセ
ットの収録時間の延長が図れる。
Description
【0001】
本考案は、薄手磁気テープに対応する磁気テープカセットの改良に関する。
【0002】
図4は従来の磁気テープカセットの斜視図である。磁気テープカセット100 は、アッパシェル101、ロアシェル102、ガードパネル103、磁気テープ 104、テープリール105,105(図5参照)などからなっており、ガード パネル103を開けた状態で磁気テープ104が露出する。即ち図4は、ガード パネル103を上方に開き、磁気テープ104を磁気ヘッドの備わったシリンダ へ巻回することの出来る状態図でもある。
【0003】 図5は従来の磁気テープカセットの内部平面図であり、ロアシェル102の中 央部には光電管挿入孔111が設けられていて、テープデッキに磁気テープカセ ットが装填されると、この光電管挿入孔111に光電管が入る構造になっている 。光電管挿入孔111のスリット112からでた光は、矢印、の通りに直進 してテープ検出窓113,114を通過し、受光センサ115,116に到達す る。
【0004】 黒又は褐色のベースに磁性体を塗布したテープ部(以下、「濃色テープ部」と 記す。)の両端に透明なリーダテープ部を付設した磁気テープ(磁気テープは濃 色テープ部とリーダテープ部とからなる。)において、不透明な濃色テープ部で は前記受光センサ115,116への光は遮断され、リーダテープ部では光は通 過する。従って、受光センサ115,116に入光があったときにリールハブの 回転を停止すれば、磁気テープの両端(特にリーダテープ部)に過大な引張力を 与えることなくテープ走行を円滑に止めることができる。
【0005】 一方、磁気テープカセットの収録時間の長時間化が進み、そのために磁気テー プの厚さを薄くすることの市場の要請がある。 しかし、従来の磁気テープカセットでは、磁気テープを薄くすると光透過率( 以下、単に「透過率」と記す。)が上昇し、磁気テープの濃色テープ部が光路を 避ぎっているにもかかわらず受光センサ115,116が光を感知してしまうと いう欠点があった。
【0006】 そこで、特開昭56−61071号が提案され、光路に光透過率0.5〜10 %の光シールド用フィルタを設けるとよいとされている。 光シールド用フィルタが光の殆どを遮ってしまうため、センサは濃色テープ部 をモニタしていると判断する。従って磁気テープの濃色テープ部を限りなく薄く できるというものである。
【0007】
反面、透明なリーダテープ部が光路を遮った場合にも光の殆どが遮られ、セン サには0.5〜10%相当の光しか入光しないため、リーダテーブ部の検出が難 しくなった。 即ち、光シールド用フィルタを採用する場合には、濃色テープ部と透明なリー ダテープ部の双方を考慮したフィルタの選定が必要となる。
【0008】 そこで本考案の目的は、濃色テープ部と透明なリーダテープ部の双方を考慮し たフィルタを選定して、薄手磁気テープを組み込むことができる技術を提供する ことである。
【0009】
上記目的を達成するべく本考案は、リーダテープ部を検知するための光学手段 に係る光路に60乃至80%透過率の減光フィルタを介設したことを特徴とする 。
【0010】
【作用】 光電管からの光を減光フイルタで減光した分だけ磁気テープの厚さを薄くする ことができる。
【0011】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。図は符号の向きに見る ものとする。 図1は本考案に係るテープカセット内部平面図であり、磁気テープカセット1 は、図4,図5で述べたものと同様にロアシェル2に図示せぬアッパシェル、ガ ードパネルなどを取り付けてなり、ロアシェル2の中央部には光電管挿入孔3が 設けられていて、テープデッキに磁気テープカセットが装填されると、この光電 管挿入孔3に光電管が入る構造になっている。光電管挿入孔3のスリット4を通 った光は、矢印,の通りに直進してテープ検出窓4,5を通過し、受光セン サ6,7に到達する。
【0012】 図2は本考案のテープカセットにおけるテープ検出窓の拡大図であり、上記テ ープ検出窓4の手前(上流側)に縦溝10,11が設けられ、これら縦溝10, 11に、光電管13(図1参照)からの光を減光調節するための減光フイルタ1 2が挿入される。 縦溝10,11は、溝巾が減光フイルタ12の厚みとほぼ同一寸法でハメアイ はスキマ嵌めとされている。 減光フイルタ12は、矩形の薄板であるが次に述べる切欠きや穴が設けられて いる。図4に示したガードパネル103はロックプレート片118,119でロ ックされる。これらロックプレート片118,119との干渉を避けるための切 欠き14及び通孔15が減光フィルタ12に開けられている。
【0013】 次に作用を説明する。透過率の大きい薄い磁気テープを使用した場合、図1に おいて中央の光電管13から発する光は矢印の如く直進し減光フイルタ12を 通過しセンサ6に至るが、もし減光フイルタ12の手前(上流側)に濃色テープ 部があれば光はカットされる。同じように減光フイルタ12の手前(上流側)に 透明なリーダテープ部があれば、光は通過し受光センサ6に至る。 従来の厚い磁気テープをロアシェル2に組込む場合には、減光フイルタ12を 外す若しくは挿入しなければよい。
【0014】 次に減光フイルタ12の特性について表1、表2、表3で説明する。
【0015】
【表1】
【0016】 表1は磁気テープの規格を示す。例えば透明なリーダテープ部の透過率は50 %以上、濃色テープ部の透過率は0.8%以下である必要がある。
【0017】
【表2】
【0018】 表2は減光フイルタとリーダテープ部の組合せデータを示す。 実施例1は透過率70%の減光フィルタを装着した場合であり、このときはリ ーダテープ部に要求される透過率は71.4%である。 実施例2は透過率60%の減光フィルタを装着した場合であり、このときはリ ーダテープ部に要求される透過率は83.3%である。 実施例3は透過率80%の減光フィルタを装着した場合であり、このときはリ ーダテープ部に要求される透過率は62.5%である。
【0019】 比較例1は減光フィルタが無い場合であり、便宜上減光フィルタの透過率を1 00%で表した。 比較例2は透過率55%の減光フィルタを装着した場合であり、このときはリ ーダテープ部に要求される透過率は90.9%である。
【0020】
【表3】
【0021】 表3に減光フイルタと濃色テープ部の組合せデータを示す。 減光フィルタの透過率を70%とした実施例1の場合は、濃色テープ部の透過 率は1.14%まで許容される。濃色テープ部の透過率がテープの厚さに反比例 すると仮定すると、従来の許容透過率が0.8%であるから実施例1では従来の 0.70倍の厚さ(=0.8÷1.14)、即ち約30%テープ厚さを薄くする ことができる。 同様に減光フィルタの透過率を60%とした実施例2の場合は、濃色テープ部 の透過率は1.33%まで許容され、従来の0.60倍の厚さ(=0.8÷1. 33)、即ち約40%テープ厚さを薄くすることができる。 また減光フィルタの透過率を80%とした実施例3の場合は、濃色テープ部の 透過率は1.0%まで許容され、従来の0.80倍の厚さ(=0.8÷1.0) 、即ち約20%テープ厚さを薄くすることができる。
【0022】 一方、減光フィルタの透過率を55%とした比較例2の場合は、濃色テープ部 の透過率は1.45%まで許容され、従来の0.55倍の厚さ(=0.8÷1. 45)即ち約45%テープ厚さを薄くすることができる。 しかし、リーダテープ部に要求される透過率は比較例2では90%を越えてお り、透明度のよい素材が必要となり、且つテープ使用中に付く擦り傷はそれほど 許されない。 従って、減光フィルタは実施例1に示すものを中心に、透過率60乃至80% の範囲から選択すべきである。60%未満ではテープの厚さを薄くする効果が薄 れ、又、80%を越えると素材が限定され且つ信頼性が薄れるからである。
【0023】 なお、濃色テープ部の片面に塗布した磁性体は比例的に厚みを変えることはで きないので、上述の様に正確に反比例させて厚さを変えることはできないがその 傾向は正しい。 そこで、表2、表3のデータに基づき仕様を決定し、実証試験をすれば適当な 減光フィルタと濃色テープ部とリーダテープ部の組合わせが容易に選べる。
【0024】 図3は本考案の磁気テープカセットの別実施例図であり、減光フィルタ17を 光電管挿入孔3に嵌合したものである。この別実施例によれば図2に示した縦溝 10,11は不要となるから、図5に示した従来品に減光フィルタ17を追加す るだけで本考案が実現できる。 よって、減光フィルタ12,17の取り付け位置は特に限定されるものではな く、要は光電管13と受光センサ6,7との間に光路を横断する状態で設けられ ればよい。
【0025】
以上に述べた通り本考案は、リーダテープ部を検知するための光路に60乃至 80%透過率の減光フィルタを介設したので、光を減光フイルタで減光した分だ け磁気テープの厚さを薄くすることができる。従って、容易に磁気テープを薄く し、磁気テープカセットの収録時間の延長が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るテープカセット内部平面図
【図2】本考案のテープカセットにおけるテープ検出窓
の拡大図
の拡大図
【図3】本考案の磁気テープカセットの別実施例図
【図4】従来の磁気テープカセットの斜視図
【図5】従来の磁気テープカセットの内部平面図
1…磁気テープカセット、2…ロアシェル、3…光電管
挿入孔、6,7…受光センサ、12,17…減光フィル
タ、13…光電管、101…アッパシェル、104…磁
気テープ、105…テープリール。
挿入孔、6,7…受光センサ、12,17…減光フィル
タ、13…光電管、101…アッパシェル、104…磁
気テープ、105…テープリール。
Claims (1)
- 【請求項1】 ロアシェルとアッパシェルとの間に一対
のテープリールを収納し、これらテープリールに褐色や
黒色等の濃色テープ部を掛け渡し、この濃色テープ部の
両端に、光学的手段でテープエンドを識別するための透
明なリーダテープ部を設けた磁気テープカセットにおい
て、この磁気テープカセットは、上記光学手段に係る光
路の途中に減光フィルタを介設し、この減光フィルタの
透過率を60乃至80%にしたことを特徴とする磁気テ
ープカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242192U JPH0652076U (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 磁気テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242192U JPH0652076U (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652076U true JPH0652076U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=14053960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9242192U Pending JPH0652076U (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 磁気テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652076U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61192095A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-26 | Toshiba Corp | テ−プカセツト |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP9242192U patent/JPH0652076U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61192095A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-26 | Toshiba Corp | テ−プカセツト |
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