JPH0652080B2 - 給水装置の予測末端圧力一定制御装置 - Google Patents

給水装置の予測末端圧力一定制御装置

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JPH0652080B2
JPH0652080B2 JP59245932A JP24593284A JPH0652080B2 JP H0652080 B2 JPH0652080 B2 JP H0652080B2 JP 59245932 A JP59245932 A JP 59245932A JP 24593284 A JP24593284 A JP 24593284A JP H0652080 B2 JPH0652080 B2 JP H0652080B2
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speed
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ポンプを可変速運転して給水する給水装置に
おいて、給水管路の抵抗曲線に沿つて給水末端での圧力
が一定となるようにポンプの回転数を制御すべくなした
予測末端圧力一定制御装置に関する。
〔発明の背景〕
給水装置は、エレクトロニクスが発展し、かつ電子部品
のコストパーフオーマンスの向上等によつてポンプの制
御方式が多々採用されている。従来の制御方式にあつて
は、種々のものが提案され、実用に供されているが、吐
出し圧力を制御するものとして吐出し圧力一定制御と、
予測末端圧力一定制御とがある。
前者は、使用水量の変動に応じてポンプの回転数を変え
ることにより、吐出し圧力を一定に保つようにするもの
で、比較的に安価でかつ制御が簡単と云うメリツトがあ
るが、ポンプの変速範囲が狭く、ポンプの始動回数が多
くなるため、省電力の効果が少ない。
一方、後者は、給水末端での吐出し圧力を一定に保つも
ので、その従来例を第1図に示す。同図において、1は
受水槽、3はポンプ、2はポンプ3の吸込側と受水槽と
を連結する吸込管、6はポンプ3の吐出し側に逆止め弁
4、仕切弁5を介して連結した給水管である。7は給水
管6の途中位置に取付けかつ吐出し圧力に比例した電気
信号を発する圧力センサ、8は給水管の途中位置に取付
けかつ吐出し流量に比例した電気信号を発する流量セン
サ、9はポンプ3を駆動する変速モートルである。
Xは流量センサ8からの検出信号を読取りかつ後述する
関数式Ha+aQに代入して目標圧力に変換する関数
演算器、Cは変換された目標圧力Hと圧力センサ7に
よつて検出された吐出し圧力Hとを比較して、その偏差
(H−H)を増幅する比較器、Yは比較器Cの出力信
号を設定されたゲインと積分時間とによつて速度指令信
号を発する比例積分器、Zは比例積分器Yの出力信号に
基づいて変速モートル9の回転を制御する速度制御手段
である。
第2図は横軸に吐出し流量Qをかつ縦軸に吐出し圧力H
をとつたポンプの運転特性曲線図である。Aは変速モー
トル9が回転速度Nmaxで運転している場合のポンプ
3のQ−H性能曲線を示し、以下同様にB,C,D,E
は夫々回転速度がN,N,N,Nで運転してい
る場合のポンプ3のQ−H性能曲線を示す。またHaは
ポンプ3の実揚程に末端での所要圧力を加えた圧力を示
し、Fは給水管路の抵抗曲線を示す。なお、Hは給水
位から最高位の水栓までの実揚程に最高位の水栓を開い
たときの所要末端圧力を加えた値であるが、後述のよう
に本願の実施例においては、第5図の特性が第6図の特
性に実験により置き換えられ、そこで求められたK1,K
がメモリに記憶され演算に利用されるので、後述の実
施例では、Hそのものは演算に利用されることはな
い。したがって、末端吐出圧Hの設定は特に必要とし
ない。この抵抗曲線Fは使用する管材,直径,形状など
の定数によつて決まる。従つて、予め抵抗曲線Fを予測
した場合の実際の抵抗分はaQで与えられる。なおa
は管路系数、nは定数で一般的には2である。
即ち、管路抵抗は吐出し流量Qの増加に伴なつて増加す
る。例えば、吐出し流量Q点における管路抵抗は、H
t−Haであり、吐出し量が0になると0である。この
ことから、目標圧力HはHa+aQで与えられる。
今、使用水量がQ、変速モートル9の回転速度がNm
ax、ポンプ3のQ−H性能曲線がAでa点で運転して
いるとする。この状態から、使用水量がQになると、
ポンプ3の吐出し圧力がQ−H性能曲線Aにそつて上昇
するので、上昇圧Hとなり、点a′となる。この上昇
圧Hを圧力センサ7が検出し、吐出し流量Qを流量
センサ8が検出する。そして、流量センサ8からの検出
信号を関数演算器Xが読取り、かつ上記式に代入して目
標圧力H(=Ha+aQ)を求め、比較器Cが前記
目標圧力Hと圧力センサ7によつて検出された圧力H
との偏差H−Hを求め、該偏差H−Hに基づ
いて比較積分器Yが速度制御手段Zに速度を指令するこ
とにより、変速モートル9の回転速度がNとなり、か
つポンプのQ−H性能曲線がBとなり、運転点a′より
b点へ移る。従つて、使用水量が変化した場合、管路抵
抗が流量の変化に伴なつて変化するので、変速モートル
9の回転速度を抵抗曲線Fに沿つて制御することによ
り、管路末端における吐出し圧力を一定に保つことがで
きる。給水管路の抵抗は流量が少ない程小さいから、吐
出し流量が少なくなるにつれて目標圧力Hも下がり、
これに伴って変速モートル9の回転速度が下がるので、
それだけ省電力の点では有利である。
しかし乍ら、上記に示す予測末端圧力一定制御装置は、
関数演算器X,比較器C,比例積分器Y等の機器が必要
な上、制御が複雑であるため、設備費が高くつく問題が
ある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情に鑑み、マイクロコンピュータを使
用してある初期状態における末端吐出圧力を一定に精度
良く保持することができる安価で簡単な構成の給水装置
の末端圧力一定制御装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
前記の目的を達成せんがため、本発明は、使用水量の変
化に応じて可変運転されるポンプをある回転数N(以
下、後述の実施例と対照させるために符号を付加してあ
る。)及び吐出し流量Qで運転しているときの給水経
路の仮想した管路抵抗曲線F(H=H+aQ
により求められるポンプ吐出し圧力Hである目標圧
力、回転数Nが無変化でポンプの吐出し流量QがQ
′に変化したときに前回のサンプリング時の流量Q
から前記管路抵抗曲線Fに基づいて求められる現在の目
標圧力として記憶している圧力値Hと流量が変化して
″となった今回のサンプリング時に実際に検出され
た圧力値Hとの差である吐出し圧力差Δh(=H−
)、及び回転数Nが無変化でポンプの吐出し流量
がQ′に変化したときに、前回のサンプリング時
の流量Qに基づいて前記管路抵抗曲線Fから求められ
た現在の目標圧力として記憶している圧力値Hと流量
が変化してQ′となって今回のサンプリング時に前記
管路抵抗曲線Fから求められたポンプ吐出し圧力H
との差ΔH(=H′−H)である目標圧力差等のパ
ラメータから給水管路の給水末端での圧力を予測し、こ
の圧力が一定となるようにポンプの回転数を制御する給
水装置の予測末端圧力一定制御装置において、前記ポン
プを駆動する変速モートルの回転数を制御する可変速駆
動部と、前記ポンプの吐出側に設置され、前記ポンプか
らの吐出し圧力を検出し得る圧力センサと、該圧力セン
サの検出信号を読み取るとともに、前記吐出し圧力差と
前記目標圧差との関係、及び前記吐出し圧力差と指令速
度差との関係をそれぞれ求め、さらに前記吐出し圧力差
と前記2つの関係とから現在の指令速度差及び現在の目
標圧力差を求め、現在の指令速度差に基づいて前記可変
速駆動部に送るべき指令速度を求めて前記可変速駆動部
に速度信号を送り、かつ現在の目標圧力差に基づいて次
回の目標圧力値を逐次設定するマイクロコンピュータと
を備えていることを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施の一例を第3図乃至第7図について
説明する。
この給水装置は、第3図に示すように、変速モートル9
によつてポンプ3が駆動されることにより、受水槽1内
の水が吸込管2を介してポンプ3の吸込側に吸い込ま
れ、かつポンプ3の吐出し側より逆止め弁4、仕切弁5
を介して給水管6を通り、給水末端に供給される。その
場合、使用水量の変化に応じて変速モートル9の回転数
が制御されることによりポンプ3を可変運動できるよう
にしている。
しかして、本実施例の予測末端圧力一定制御装置は、大
略すると、変速モートル9の回転数を制御する可変速駆
動部10と、ポンプ3の吐出し側に設置され、ポンプ3
からの吐出し圧を検出し得る圧力センサ7と、該圧力セ
ンサ7からの検出信号を読取り、かつ前記可変速駆動部
10に速度信号を送るマイクロコンピユータ(以下、マ
イコンと略称す)20とからなつている。
第4図は予測末端圧力一定制御装置の回路図を示してい
る。同図において、電源30は配線用遮断器31,電磁
開閉器32のメーク接点32a,可変速駆動部10をな
す可変周波インバータ,サーマルリレー33を介して変
速モートル9を駆動できるように接続されている。
そして、前記メーク接点32aと配線用遮断器32との
間には、メーク接点32aを切換えする為の回路40が
接続されている。該回路40は、後述するマイコン20
の出力ポート20eに抵抗41を介してベースが接続さ
れたNPNトランジスタ42と、該トランジスタ42の
コレクタに抵抗43を介して接続された電磁リレー44
と、一方に電磁リレー44のメーク接点44a,電磁開
閉器32,サーマルリレー33が直列に接続され、かつ
他方にトランス45,安定化電源46が接続されたリレ
ースイツチ47とからなつている。前記回路40は、リ
レースイツチ47を閉成した状態にあるとき、マイコン
20からNPNトランジスタ42オンの信号が入力され
ると、電磁リレー44が励磁されてそのメーク接点44
aが閉成されると供に、電磁開閉器32が励磁されてそ
のメーク接点32aが閉成されることにより、可変周波
インバータ10を介して変速モートル9を駆動させる。
また、マイコン20からNPNトランジスタ42オフの
信号が入力されると、電磁リレー44が消磁されてその
メーク接点44aが開成されると共に、電磁開閉器32
が消磁されてそのメーク接点32aが開成されることに
より、可変周波インバータ10を介して変速モートル9
の駆動を停止させる。
前記マイコン20は、圧力センサ7にインタフエース5
1を介して接続された入力ポート20aと、データの書
込み及び読出しを行うメモリ20bと、該メモリ20b
のプログラムに従つて入力ポート20aより必要なデー
タを取込むと共に、メモリ20bとの間でデータの授受
を行つて処理する中央演算処理部20cと、該中央演算
処理部20cによつて処理されたデータを、インタフエ
ース52を介して可変周波インバータ10に出力する第
1の出力ポート20d及びNPNトランジスタ42に出
力する第2の出力ポート20eとからなつている。な
お、マイコン20はリレースイツチ47を閉成したと
き、トランス45,安定化電源46を介して電源が投入
される。
本実施例の予測末端圧力一定制御装置の制御動作を説明
する前に、第5図及び第6図を用いて本発明の原理を述
べる。今、第5図に示すように、使用水量がQi,変速
モートル9の運転速度がNi,ポンプ3のQ−H性能曲
線がIで、抵抗曲線F上の交点Oiで運転しているもの
とする。この状態にあるとき、使用水量がQi′に増加
すると、吐出し圧力は4hだけ低下し、運転点はOi
からOiに変わる。
しかし、抵抗曲線Fに沿つて圧力制御するには、運転点
がOiにならなければならず、そのため、変速モート
ル9の回転速度を4Nだけ上げ、目標圧力を今の目標
圧力より4H高くする必要がある。
また、使用水量がQi″に減少した場合、吐出し圧力が
4h高くなり、運転点がOiからOiに変わる。従
つて、抵抗曲線Fに沿つて圧力制御するには、運転点が
Oiにこなければならず、そのため、変速モートル9
の回転速度を4N下げ、目標圧力を4H低くする必
要がある。
これら吐出し圧力の変化と目標圧力の変化との関係、ま
た吐出し圧力の変化と回転速度の変化との関係を夫々プ
ロツトし、グラフに表わした場合、第6図(a)及び(b)に
示す如くなる。この関係は、次式で与えられる。
ΔN=−K・Δh……(1) ΔH=−K・Δh……(2) ここで、Δhは吐出し圧力差であつて圧力センサ7から
の吐出し圧と目標圧力との偏差、ΔNは指令速度差であ
つて前記吐出し圧力差に基づいて求める変速モートルの
現在の回転数と変更すべき回転数との偏差、ΔHは目標
圧力差で前記吐出し圧力と変更すべき吐出し圧力との偏
差である。
なお、K,Kは比例定数であり、給水系によつて給
水管路の抵抗曲線Fの傾きが変動するので、その変動に
応じて適宜に変えることができる。
上記(1)及び(2)式は、第6図に基づいて求められ
る。そして、第6図は第5図に基づいて求められる。ま
ず、第5図から第6図を求める方法について説明する。
第6図(a)は、ポンプの回転数Nが一定の条件で吐
出し圧力の変化Δhと目標圧力差の変化ΔHとの関係を
表している。
ポンプの回転数Nが一定の条件で流量Qが変化し、第
5図の特性曲線Iに沿って圧力Hが変化する場合を考え
る。
(イ)前回と今回のサンプリング時に流量Qの変化がな
い場合 特性曲線Iと管路抵抗曲線F(H=Ha+aQ)は
流量QのときOで交差しているので、それぞれの曲
線の圧力は一致し、すなわち吐出し圧力の目標値H
(管路抵抗曲線Fにより求めらる値)と実際の吐出し
圧力H(特性曲線Iによって得られる値)は一致し、吐
出し圧力Δh=0となる。また前回のサンプリング時と
今回のサンプリング時に流量Qの変化がなければ(Qi
=Qi′)、目標圧力Hも変化せず(H
′)、したがって、目標圧力差ΔH=0となる。
すなわち、Δh=0、ΔH=0となり、この場合は、第
6図(a)の原点(0,0)になる。
(ロ)前回のサンプリング時に対し、今回のサンプリン
グ時の流量Qが増加した場合 特性曲線Iは右下がりの特性曲線なので、第5図のよう
に流量QがQ′のように増加すると、実際に検出さ
れる吐出し圧力は、前回のサンプリング時の目標圧力H
に対して特性曲線Iに沿ってΔhだけ減少し、従っ
て吐出し圧力差Δhは負の値になる。
これに対し、管路抵抗曲線F(H=Ha+aQ)は
右上がりの特性曲線なので、流量QのときHに対し
て流量QがQ′のように増加すると、目標圧力は管
路抵抗曲線Fに沿ってOi2に移ってH′となり、この
ときの圧力H′と流量Qのときの圧力Hとの差、
すなわち目標圧力差ΔH=H−H′はΔHのよう
に正の値になる。
このようにポンプの回転数が一定の条件で流量Qが増
加すると、ΔHは(流量Qを媒介変数として)右下が
りのΔhの関数になる(第6図(a)のΔh<0の領
域)。
(ハ)前回のサンプリング時に対し今回のサンプリング
時に流量Qの増加した場合 特性曲線Iは右上がりの特性曲線なので、第5図のよう
に流量QがQ″のように減少すると実際に検出され
る吐出し圧力は、前回のサンプリング時の目標圧力H
に対して特性曲線に沿ってΔhだけ増加し、従って吐
出し圧力差Δhは正の値になる。
これに対し、管路抵抗曲線F(H=Ha+aQ)は
右上がりの特性曲線なので、流量Qのときの圧力H
との差、すなわち目標圧力差ΔHはΔHのように正の
値になり、流量QがQ″のように減少すると、目標
圧力は管路抵抗曲線Fに沿ってOi4の点に移り、このと
きの圧力H′は流量Qのときの圧力HよりΔH
だけ減少し、すなわち目標圧力差ΔH=H′−H
負の値になる。
このようにポンプの回転数が一定の条件でΔHとΔhの
関係を求めると、ΔHは(流量Qを媒介変数として)
右下がりのΔhの関数になる(第6図(a)のΔh>0
の領域)。
(ニ)流量Qを中心に流量が微小変化した場合 以上(イ)、(ロ)、(ハ)を踏まえ、前回のサンプリ
ング時に対し今回のサンプリング時に流量Qが増加また
は減少した場合に、その流量Qの変化幅の小さい範囲
を考えるとΔHとΔhの関係は1次関数で近似できる。
この関数をグラフ化すると、Δh=0(原点)を第5図
の流量Qの点に対応して描くことができ、第6図
(a)のようになる。
この関係を式で表すと(2)式のようになる。(2)式
においてKは実験によって求められる値である。すな
わち第6図(a)の特性は実験により得られ、その特性
曲線の傾きからKが求められる。
同様に指令速度差ΔNとΔhの関係も第6図(b)のよ
うにグラフ化できる。これを次に説明する。
第6図(b)は、ポンプの回転数が一定条件の下で、吐
出し圧力の変化Δhと指令速度差の変化ΔNとの関係を
表している。ポンプの回転数が一定の条件では、流量Q
が変化すると圧力Hが変化する。
(イ)前回と今回のサンプリング時に流量Qの変化がな
い場合 特性曲線Iと管路抵抗曲線F(H=Ha+aQ)は
流量Qのとき点Oで交差しているので、それぞれの
曲線の圧力は一致し、すなわち吐出し圧力の目標値H
(管路抵抗曲線Fにより求められる値)と実際の吐出し
圧力H(特性曲線Iによって得られる値)は一致し、吐
出し圧力Δh=0となる。また前回のサンプリング時と
今回のサンプリング時に流量Qの変化がなければ(Qi
=Qi′)、指令速度Nも変化せず、したがって指令
速度差ΔN=0である。
すなわち、Δh=0、ΔN=0となり、この場合は、第
6図(b)の原点(0,0)になる。
(ロ)前回のサンプリング時に対し、今回のサンプリン
グ時の流量Qが増加した場合 特性曲線Iは右下がりの特性曲線なので、第5図のよう
に流量QがQ′のように増加すると、実際に検出さ
れる吐出し圧力は、前回のサンプリング時の目標圧力H
に対して特性曲線Iに沿ってΔhだけ減少し、従っ
て吐出し圧力差Δhは負の値になる。
これに対し、流量Qのとき指令速度はNであり、流
量QがQ′のように増加すると、管路抵抗曲線Fに
沿ってOi2に移り指令速度はN′となる。したがっ
て、流量Qのときの指令速度Nと流量Q′のとき
の指令速度N′の差ΔN=N′−Nは正の値ΔN
になる。
このようにポンプの回転数が一定の条件で流量Qが増
加すると、ΔNは流量Qを媒介変数として右下がりの
Δhの関数になる(第6図(b)のΔh<0の領域)。
(ハ)前回のサンプリング時に対し今回のサンプリング
時に流量Qの増加した場合 特性曲線Iは右下がりの特性曲線なので、第5図のよう
に流量QがQ″のように減少すると実際に検出され
る吐出し圧力は、前回のサンプリング時の目標圧力H
に対して特性曲線に沿ってΔhだけ増加し、従って吐
出し圧力差Δhは正の値になる。
これに対し、流量Qのとき指令速度はNであり、流
量QがQ″のように減少すると、管路抵抗曲線Fに
沿ってOi4点に移り、指令速度はN″となる。したが
って流量Qのときの指令速度Nと流量Q″のとき
の指令速度N″の差ΔN=N″−Nは負の値ΔN
になる。
このようにポンプの回転数が一定の条件で流量Qが減
少すると、ΔNは(流量Qを媒介変数として)右下が
りのΔhの関数になる(第6図(a)のΔh>0の領
域)。
(ニ)流量Qを中心に流量が微小変化した場合 以上(イ)、(ロ)、(ハ)を踏まえ、前回のサンプリ
ング時に対し今回のサンプリング時に流量Qが増加また
は減少した場合に、その流量Qの変化幅の小さい範囲
を考えるとΔNとΔhの関係は1次関数で近似できる。
この関数をグラフ化すると、Δh=0(原点)を第5図
の流量Qの点に対応して描くことができ、第6図
(b)のようになる。
この関係を式で表すと(1)式のようになる。(1)式
においてKは実験によって求められる値である。すな
わち第6図(b)の特性は実験により得られ、その特性
曲線の傾きからKが求められる。
即ち、吐出し圧力差Δhを測定し、該吐出し圧力差Δh
をもとに上記(1)式の関係により、今運転している速度
より速度差ΔNを加減し、同様に上記(2)式の関係によ
り測定した吐出し圧力差Δhをもとに、今の目標圧力に
目標圧力差ΔHを加減することにより、抵抗曲線F上に
ポンプ3の所望の運転点がくるように予測末端圧力一定
制御を行うことができるようになつている。
従つて、前記マイコン20は、使用水量が変動した場
合、現在の吐出し圧力Hと目標圧力Hとを比較して吐
出し圧力差Δhを求め、該吐出し圧力差Δhを上記
(1),(2)式に代入することにより指令速度差ΔH,目標
圧力差ΔHを求める。そして、指令速度差ΔNに基づい
て可変周波インバータ10に送るべき指示速度を求める
ことにより、ポンプ3の運転を希望の速度に可変させ、
かつ目標圧力差ΔHに基づいて次回の目標圧力を設定す
ることができるようになつている。そのため、マイコン
20には吐出し圧力差Δhを求める演算部と、指令速度
差ΔN及び目標圧力差ΔHを求める演算部と、これら指
令速度差ΔN,目標圧力差ΔHに基づいて指示速度,目
標圧力を求める演算部とを有している。
次に、第7図を用いて予測末端圧力一定制御装置の動作
を詳細に説明する。この場合、マイコン20にはフロー
チヤートに従つて制御できるように予めプログラムされ
ているものとする。
また説明を簡単にする為、第5図に示すように、使用水
量がQi、変速モートル9の運転速度がNi,ポンプ3
のQ−H性能曲線がIで、抵抗曲線F上の交点Oiで運
転しているものとする。
第7図において、初期設定及び現運転状態の動作は本発
明の要旨とは無関係であるため説明を省略し、ステツプ
101から述べる。
ステツプ101で初期目標圧力Hを設定し、ステツプ
102で圧力センサ7によつて給水圧力Hを検出し、ス
テツプ103で初期目標圧力Hと給水圧力Hとの大小
を比較する。例えば使用水量が減少しQi″になつた場
合、給水圧力HはOi点まで上昇するので、初期目標
圧力Hより大きい圧力となる。なお、前記初期目標圧
力Hは、ポンプ起動初期の運転速度に対応する値とし
てメモリに予め記憶されており、起動時に該メモリから
読み出されて設定される。
その結果、ステツプ104で給水圧力Hから初期目標圧
力Hを減算して給水圧力差Δhを求め、ステツプ10
5で該給水圧力差Δhに基づいて(1)式より指定速度差
ΔNを求める。そして、ステツプ106で現在の可変モ
ートル9の回転速度(N)に前記指令速度差ΔNを加算
して指令速度Nを求め、この指令速度Nを第4図に示す
マイコン20の第1の出力ポート20dよりインタフエ
ース52を介して可変周波インバータ10に出力する。
この場合Δh=H−H>0となる。これにより、可変
周波インバータ10が変速モートル9の回転速度を指令
速度Nに減速する。
しかる後、ステツプ107で前記給水圧力差Δhに基づ
いて(2)式より目標圧力差ΔHを求め、ステツプ108
においてステツプ101で得た初期目標圧力Hに前記
目標圧力差ΔHを加算して次の目標圧力Hを設定す
る。この場合、Δh=H−H>0なのでΔH<0とな
り、目標圧力Hは|Δh|だけ小さくなる。次いで、
ステツプ114で変速モートル9が指令速度Nに達する
のに必要な時間Δtだけ待つた後、ステツプ102以降
の処理を実行する。
なお、ステツプ103で目標圧力Hと給水圧力Hとを
比較した結果、等しい場合には、現在の指令速度N及び
目標圧力Hを維持させる。
一方、ステツプ103で初期目標圧力Hと給水圧力H
とを比較した結果、使用水量の増大によつて給水圧力H
が初期目標圧力Hより小さい場合には、ステツプ10
9〜113の処理を実行する。即ち、現在運転中の速度
(N)に指令速度差ΔNを加算した回転速度Nで変速モー
トル9を制御し、かつ現在の目標圧力Hに目標圧力差
ΔHを加算して次の目標圧力Hを更新する。
従つて、使用水量の変化に応じて給水圧が変わつても、
抵抗曲線Fとポンプ3のQ−H性能曲線とが一致する位
置にポンプを制御することができるので、給水末端での
圧力をほぼ一定にすることができる。また、マイコン2
0を使用することにより、従来のような関数演算器X,
比較器C,比例積分器Y等の機器が不要になるばかりで
なく、流量センサ8も不要になるので、制御装置の構成
機器を簡素化することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、マイクロコンピュータを
使用し、ポンプ吐出側の圧力が目標値である管路抵抗曲
線上にくるように微分値によって制御するので、ある初
期状態における末端圧力を一定に精度良く保持すること
ができるととに、制御装置の構成機器を簡素化すること
ができるので、安価で簡単な構成の給水装置の末端圧力
一定制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給水装置の制御装置を示すブロツク図、
第2図は給水装置の動作を説明するための運転特性図、
第3図は本発明による給水装置の予測末端圧力一定制御
装置の一実施例を示すブロツク図、第4図は予測末端圧
力一定制御装置の回路図、第5図は予測末端圧力一定制
御装置におけるポンプの運転特性を示す説明図、第6図
(a)は吐出し圧力差と目標圧力差との関係を示す説明
図、同図(b)は吐出し圧力差と指示速度差との関係を示
す説明図、第7図は制御動作の手順を示すフローチヤー
トである。 1……貯水槽、2……吸込管、3……ポンプ、6……給
水管、7……圧力センサ、9……変速モートル、10…
…可変速駆動部(可変周波インバータ)、20……マイ
クロコンピユータ、Δh……吐出し圧力差、ΔH……目
標圧力差、ΔN……指示速度差、F……給水管路の抵抗
曲線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプをある回転数及び吐出し流量で運転
    しているときの給水経路の仮想した管路抵抗曲線により
    求められるポンプ吐出し圧力である目標圧力、回転数が
    無変化でポンプの吐出し流量が変化したときに前回のサ
    ンプリング時の流量から前記管路抵抗曲線に基づいて求
    められた現在の目標圧力として記憶している圧力値と流
    量が変化した今回のサンプリング時に実際に検出された
    圧力値との差である吐出し圧力差、及び回転数が無変化
    でポンプの吐出し流量が変化したときに前回のサンプリ
    ング時の流量に基づいて前記管路抵抗曲線から求められ
    た現在の目標圧力として記憶している圧力値と流量が変
    化した今回のサンプリング時に前記管路抵抗曲線から求
    められるポンプ吐出し圧力との差である目標圧力差等の
    パラメータから給水管路の給水末端での圧力を予測し、
    この圧力が一定となるようにポンプを可変運転する給水
    装置の予測末端圧力一定制御装置において、 前記ポンプを駆動する変速モートルの回転数を制御する
    可変速駆動部と、 前記ポンプの吐出側に設置され、前記ポンプからの吐出
    し圧力を検出し得る圧力センサと、 該圧力センサの検出信号を読み取るとともに、前記吐出
    し圧力差と前記目標圧差との関係、及び前記吐出し圧力
    差と指令速度差との関係をそれぞれ求め、さらに前記吐
    出し圧力差と前記2つの関係とから現在の指令速度差及
    び現在の目標圧力差を求め、現在の指令速度差に基づい
    て前記可変速駆動部に送るべき指令速度を求めて前記可
    変速駆動部に速度信号を送り、かつ現在の目標圧力差に
    基づいて次回の目標圧力値を逐次設定するマイクロコン
    ピュータと、 を備えていることを特徴とする給水装置の予測末端圧力
    一定制御装置。
JP59245932A 1984-11-22 1984-11-22 給水装置の予測末端圧力一定制御装置 Expired - Lifetime JPH0652080B2 (ja)

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