JPH0652109U - トロイダルコア使用のコイル部品 - Google Patents
トロイダルコア使用のコイル部品Info
- Publication number
- JPH0652109U JPH0652109U JP092136U JP9213692U JPH0652109U JP H0652109 U JPH0652109 U JP H0652109U JP 092136 U JP092136 U JP 092136U JP 9213692 U JP9213692 U JP 9213692U JP H0652109 U JPH0652109 U JP H0652109U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- rubber cover
- winding
- core case
- coil component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 26
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 19
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 15
- 239000012778 molding material Substances 0.000 claims description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トロイダルコアに巻線を巻回したコイル部品に
おいて、巻線巻回によるずれを生じることのない構造の
ゴム製カバーを有し、もってコイル部品の封入固定用絶
縁樹脂の収縮時に発生するコアへの圧力を緩和する機能
がコア全周に均一に発揮されて特性のばらつきを少なく
することができるコイル部品を提供する。 【構成】トロイダルコア1を収容するコアケース2内に
ゴム製カバー6を被せる。ゴム製カバー6は、コアケー
ス2の外周面および両側面にそれぞれ対面する外周面部
6aおよび両側面部6bを有し、かつ前記両側面部に開
口部6cを有する。側面の開口部6cを開いてコアケー
ス2に被せる。ゴム製カバー6の外側に巻線3を巻回す
る。
おいて、巻線巻回によるずれを生じることのない構造の
ゴム製カバーを有し、もってコイル部品の封入固定用絶
縁樹脂の収縮時に発生するコアへの圧力を緩和する機能
がコア全周に均一に発揮されて特性のばらつきを少なく
することができるコイル部品を提供する。 【構成】トロイダルコア1を収容するコアケース2内に
ゴム製カバー6を被せる。ゴム製カバー6は、コアケー
ス2の外周面および両側面にそれぞれ対面する外周面部
6aおよび両側面部6bを有し、かつ前記両側面部に開
口部6cを有する。側面の開口部6cを開いてコアケー
ス2に被せる。ゴム製カバー6の外側に巻線3を巻回す
る。
Description
【0001】
本考案は、ノイズフィルタやチョークコイル等のトロイダルコア使用のコイル 部品に係り、特に外装体であるケース内に樹脂により封入固定されるものに関す る。
【0002】
従来のこの種のコイル部品を図3(A)に示す。このコイル部品は、ノイズフ ィルタのチョークコイルとして用いられるもので、フェライト成形体でなるトロ イダルコア1を電気絶縁性のコアケース2内に収容し、その上に巻線3を巻回し た後、コアケース2および巻線3の全周にシリコン樹脂を塗布してコイル部品封 入固定用絶縁樹脂収縮時の圧力を緩和するバッファ層4を形成したものである。 5はこのコイル部品を取付ける部材の一例である端子素材であり、該端子素材5 の樹脂内にモールドされる中間部分の取付け孔5dに前記コアケース2の外周に 突設した一対の取付け部2aを押し嵌めて固定する例を示している。
【0003】 ここで、シリコン樹脂を塗布してバッファ層4を形成する理由をより詳しく説 明すると、このコイル部品をその外装体であるケース(図示せず)に収容して絶 縁樹脂をケース内に注入し硬化させることにより封入固定する場合、絶縁樹脂の 硬化時における収縮により、図3(B)の矢印X、Yに示すようにフェライト製 トロイダルコア1に圧力が加わり(特に矢印Xで示す半径方向に圧縮する力が矢 印Yで示す軸心方向に作用する力の約2倍と大きく、また、コア1の内周面には コア圧縮力は作用しない)、インダクタンスが大幅に減少することを防止するた めである。
【0004】 このように、従来は巻線後に溶融状態のシリコン樹脂を塗布し、乾燥させてバ ッファ層4を形成しているが、しかし、バッファ層4を均一な厚みに塗布するこ とが困難で、部分的に厚さが不足したり、部品間でバッファ層4の厚みにばらつ きを生じてインダクタンスの低減度合がばらつくという問題点があった。また、 塗布作業が必要であって、作業性が悪く、さらに、乾燥作業への移行への時間管 理や乾燥中における部品相互の付着を防止する管理等、管理項目が多いという問 題点があった。
【0005】 このような問題点を解決することを目的として、本考案者は、図3(C)、( D)に示すようなゴム製カバー6x付きコイル部品を開発し、実願平4−254 76号として提案している。このゴム製カバー6xは、前記コアケース2の外周 面および両側面にそれぞれ対面する外周面部6aおよび両側面部6bを有し、外 周部6aのコアケース2の取付け部2aに相当する箇所に開口部6dを設けたも のであり、該カバー6xの外周部6aの開口部6dを手または治具等で押し開い てコアケース2に被せ、巻線3はカバー6の側面部6cに通してこのカバー6の 外側に巻く。
【0006】 しかしこの構造のゴム製カバー6Xを使用すると、巻線3を巻くことにより、 巻線3の締め付け力によってゴム製カバー6Xの開口部6d側が矢印aで示すよ うに巻線3側に引き寄せられてずれ、ゴム製カバー6Xの頂部bが膨らむように 変形する。このため、前記封入固定用絶縁樹脂の収縮時における応力緩和作用が 不均一になり、コイル部品の特性(インダクタンス)に影響を与えるという問題 点があった。また、ゴム製カバー6Xの頂部bが膨らむことにより、この頂部b を封入固定用絶縁樹脂によって覆うことができず、露出してしまい、体裁が悪い という問題点もあった。
【0007】 本考案は、上記問題点に鑑み、トロイダルコアに巻線を巻回したコイル部品に おいて、巻線巻回によるずれを生じることのない構造のゴム製カバーを有し、も ってコイル部品の封入固定用絶縁樹脂の収縮時に発生するコアへの圧力を緩和す る機能がコアケース全周に均一に発揮されて特性のばらつきを少なくすることが できるコイル部品を提供することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するため、本考案は、トロイダルコアを樹脂成形材でなるコア ケース内に収容したトロイダルコア使用のコイル部品において、前記コアケース に被せるゴム製カバーを備え、該ゴム製カバーは、前記コアケースの外周面およ び両側面にそれぞれ対面する外周面部および両側面部を有し、かつ前記両側面部 に開口部を有し、該ゴム製カバーの外側に巻線を巻回してなることを特徴とする 。
【0009】
本考案のコイル部品においては、ゴム製カバーの側面部に設けた開口部を開い てコアケースに被せてコアケースの外側全周を覆い、その上に巻線を巻回する。 ゴム製カバーはコアケースの全周を覆うため、巻線をゴム製カバーの上に巻回し た際にゴム製カバーがずれることがない。
【0010】
図1(A)は本考案によるコイル部品の一実施例を示す側面図、同(B)はそ の一部破断平面図、(C)は(A)のE−E断面図である。また、図2は本実施 例の部品構造を示す斜視図である。図1、2において、図3と同じ符号は同じ構 成材を示すもので、電気絶縁性樹脂成形体でなるコアケース2は、図2に示すよ うに、片面開口でかつ中心に巻線3を挿通する筒部2bを有し、外周面に対をな す押し嵌め式の取付け部2aを突設し、外周に巻線3のずれを防止する凸条2c を形成している。2dはコアケースの蓋であり、該コアケース2は電気絶縁性樹 脂でなり、フェライト製トロイダルコア1を該コアケース2に収容した後にコア ケース2の開口面の段差付き嵌合部2eに嵌め込んで開口面を閉塞するものであ る。
【0011】 6は本考案によるゴム製カバーであり、該ゴム製カバー6は、蓋2dを含むコ アケース2の外周面および両側面にそれぞれ対面する外周面部6aおよび両側面 部6bを有し、かつ両側面部6bに前記筒部2bの径にほぼ等しい内径の開口部 6cを設けたものである。
【0012】 該ゴム製カバー6の取付けは、コアケース2内にトロイダルコア1を収容した 後、蓋2dでコアケース2の開口面を塞ぎ、ゴム製カバー6の側面部6bの開口 部6cを手または治具で開いてコアケース2全体に被せることにより行う。なお この作業を自動装着機を用いて行う場合もある。そして、図1に示すように、巻 線3をゴム製カバー6の上から巻回し、端子素材5の中間部の矩形部5cの取付 け孔5dにカバー6で覆われている取付け部2aを押し嵌める。この場合、取付 け部2aはゴム製カバー6によって覆われているが、該カバー6は弾性を有する ので、取付け孔5dに押し嵌める際に取付け部2aを覆っているカバー6が収縮 して押し嵌めることができる。巻線3の両端3a、3bを端子素材5に設けられ ている所定の穴に挿入してはんだ付けし、所定の型内にこのコイル部品を他の部 品とともにセットして型内に溶融状態の樹脂を注入し、硬化させて成形する。こ の場合、コイル部品はコアケース2の取付け部2aが端子素材5に固定されてい るので、樹脂注入圧によってコイル部品が端子素材5上で位置ずれしない。端子 素材5は成形後に図1(B)の線7に示す箇所で切断することにより、巻線3の 両端に接続された端子5a、5bを形成する。
【0013】 このように、ゴム製カバー6でコアケース2を覆うことにより、モールド樹脂 の収縮時に発生する力は、主としてゴム製カバー6の収縮によって吸収され、コ ア1のインダクタンス低下が防止される。具体例をのべると、外径が13mm、 幅が6mmのフェライトコアについて、コアケース2のみ装着してゴム製カバー 6を装着しない場合には、成形前と成形後では約60%のインダクタンス低減が 生じたが、コアケース2の上に約1mmの肉厚でJISAの硬度規格が約55の ゴム製カバー6を装着した場合には、インダクタンスの低下は約30%となり、 JISAの硬度規格が約35のものではこの低下は0%となり、顕著な効果が得 られた。このような結果から、カバー6として使用するゴムの強度は、JISA の硬度規格が10〜50程度とすることが好ましい。
【0014】 本考案は、トルイダルコア1に一対の巻線3を施すコモンモードチョークコイ ル等にも用いられる。
【0015】
本考案は、ゴム製カバーを樹脂収縮時の圧力緩和に使用するものであり、ゴム 製カバーは肉厚が均一なものが得られるので、部品間で圧力緩和作用がばらつく ことがない上、ゴム製カバーが巻線によってずれることがなく、コアケースの全 周にわたり均一なインダクタンス低減防止効果が得られると共に、信頼性が向上 する。
【0016】 また、ゴム製カバーコアケースに被せて装着する構造であるから、樹脂の塗布 等の手作業を要せず、コアケースに容易に組み付けることができ、作業性が良く 、乾燥工程等の煩わしい管理等を必要としない。
【図1】(A)は本考案によるコイル部品の一実施例を
示す側面図、同(B)はその一部破断平面図、(C)は
(A)のE−E断面図である。
示す側面図、同(B)はその一部破断平面図、(C)は
(A)のE−E断面図である。
【図2】本実施例の分解斜視図である。
【図3】(A)は従来のコイル部品の正面図、(B)は
コアにかかる応力の説明図、(C)は本考案者が既に開
発しているゴム製カバーを示す斜視図、(D)は該ゴム
製カバーの問題点を説明するコイル部品の正面図であ
る。
コアにかかる応力の説明図、(C)は本考案者が既に開
発しているゴム製カバーを示す斜視図、(D)は該ゴム
製カバーの問題点を説明するコイル部品の正面図であ
る。
1 トルイダルコア 2 コアケース 2a 取付け部 3 巻線 5 端子素材 6 ゴム製カバー 6a 外周面部 6b 側面部 6c 開口部
Claims (1)
- 【請求項1】トロイダルコアを樹脂成形材でなるコアケ
ース内に収容したトロイダルコア使用のコイル部品にお
いて、前記コアケースに被せるゴム製カバーを備え、該
ゴム製カバーは、前記コアケースの外周面および両側面
にそれぞれ対面する外周面部および両側面部を有し、か
つ前記両側面部に開口部を有し、該ゴム製カバーの外側
に巻線を巻回してなることを特徴とするトロイダルコア
使用のコイル部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP092136U JPH0652109U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | トロイダルコア使用のコイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP092136U JPH0652109U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | トロイダルコア使用のコイル部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652109U true JPH0652109U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=14046022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP092136U Pending JPH0652109U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | トロイダルコア使用のコイル部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652109U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000260624A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-09-22 | Hitachi Metals Ltd | トロイダル状フェライトコア |
| JP2021150314A (ja) * | 2020-03-16 | 2021-09-27 | 株式会社村田製作所 | インダクタ部品 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0221721B2 (ja) * | 1981-08-14 | 1990-05-16 | Yunaitetsudo Kingudamu Atomitsuku Enaaji Oosoritei |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP092136U patent/JPH0652109U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0221721B2 (ja) * | 1981-08-14 | 1990-05-16 | Yunaitetsudo Kingudamu Atomitsuku Enaaji Oosoritei |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000260624A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-09-22 | Hitachi Metals Ltd | トロイダル状フェライトコア |
| JP2021150314A (ja) * | 2020-03-16 | 2021-09-27 | 株式会社村田製作所 | インダクタ部品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5028904A (en) | Inductance coil | |
| US20020005773A1 (en) | Moulded coil and production method thereof | |
| JPH0652109U (ja) | トロイダルコア使用のコイル部品 | |
| JPH0655216U (ja) | トロイダルコア使用のコイル部品 | |
| JP3602193B2 (ja) | 樹脂モールドトランス | |
| JPH0577908U (ja) | トロイダルコア使用のコイル部品 | |
| US4145805A (en) | Method of making a reed relay with molded bobbin | |
| JPH06251958A (ja) | モールドトランス | |
| JPH02101940A (ja) | モータ用固定子及びその製造方法 | |
| JPH07249527A (ja) | 磁 心 | |
| JP3250431B2 (ja) | トランス | |
| JP2922506B1 (ja) | 改良された電流安定装置およびその製造方法 | |
| JP2604017B2 (ja) | モールド形電気機器の製造方法 | |
| JP3487429B2 (ja) | モータ用コイル及びその製造方法 | |
| JPH04206705A (ja) | インダクタ及びその製造方法 | |
| KR200161729Y1 (ko) | 래피드스타트식 형광등용 안정기 | |
| JP3731172B2 (ja) | 電磁弁用ソレノイドにおけるコイルリード線出し口のブッシング構造 | |
| JPH0219943Y2 (ja) | ||
| JPH06295827A (ja) | モールドトランス | |
| JPH0546265Y2 (ja) | ||
| JPH0238425Y2 (ja) | ||
| JPH04206904A (ja) | ノイズ防止用コアの固定方法 | |
| JPS6387719A (ja) | モ−ルドコンデンサの製造方法 | |
| JPH06260352A (ja) | トランス | |
| JP4174744B2 (ja) | コイルの耐湿処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980120 |