JPH0652134B2 - 空気調和装置の風向変更装置 - Google Patents

空気調和装置の風向変更装置

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JPH0652134B2
JPH0652134B2 JP333288A JP333288A JPH0652134B2 JP H0652134 B2 JPH0652134 B2 JP H0652134B2 JP 333288 A JP333288 A JP 333288A JP 333288 A JP333288 A JP 333288A JP H0652134 B2 JPH0652134 B2 JP H0652134B2
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牧男 竹内
登 山口
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空気調和装置の風吹出口から吹き出す温風や
冷風の風向きを変更する風向変更装置の改良に関し、特
に、その風向きの制御精度の向上対策に関する。
(従来の技術) 従来より、この種の空気調和装置の風向変更装置とし
て、例えば実開昭60−178742号公報に開示され
るように、風吹出口に風向変更羽根を回転自在に配置
し、この風向変更羽根の軸の一端に回転モータを連結し
て、風向変更時には、該回転モータにより風向変更羽根
の傾斜角度を適宜変更して、風吹出口から吹き出す風の
風向きを変更するようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、風向変更羽根の傾斜角度を回転モータで複数
段階(例えば3段階や4段階)に制御する場合、各段階
での傾斜角度にズレが生じるときには、風向が所期の風
向に対して大きく外れる関係上、その傾斜角度は精度良
く制御することが望まれる。
しかるに、回転モータをギヤードモータで構成する場
合、このギヤードモータは、その特性上、その始動時に
微小時間(0.数秒間)の間だけ逆回転し、その後に正
回転して風向変更羽根を正方向に駆動する関係上、回転
モータの始動時を基準として風向変更羽根が要求傾斜角
度になるまでの回転モータの駆動時間を予め設定して傾
斜角度を変更する型式のものでは、上記回転モータの逆
回転時間に応じた傾斜角度だけ風向変更羽根の傾斜角度
にズレが生じて、その制御精度が低下するという欠点が
あった。このことは、ギヤードモータに逆回転防止用の
爪を備えたものでも同様であり、このものでは、その遊
び分だけ逆回転すると共に、この遊びにバラツキが存在
するから、この遊びのバラツキを予め見込んでモータ始
動時から要求傾斜角度までのモータ駆動時間を大きく設
定すると、その遊びのバラツキに応じた時間分だけ傾斜
角度に大きなズレが生じることになる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、回転モータ(ギヤードモータ)に予め基準回転位
置を設定しておき、風向変更羽根の傾斜角度の変更時
(風向変更時)には、ギヤードモータの始動後、その基
準回転位置を検出して、この基準回転位置をモータ駆動
時間の設定基準として風向変更羽根を要求傾斜角度に制
御するようにすることにより、ギヤードモータの始動時
での逆回転時間に起因する傾斜角度のズレを低減して、
風向変更羽根を要求傾斜角度に精度良く制御することに
ある。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するため、本発明の解決手段は、第1
図に示すように、風吹出口(7a)に配置された風向変更羽
根(10)の傾斜角度をギヤードモータよりなる回転モータ
(15)により複数段階に変更して、上記風吹出口(7a)から
吹き出す風の風向を変更するようにした空気調和装置の
風向変更装置を対象とする。そして、上記回転モータ(1
5)の基準回転位置を検出する回転位置検出手段(22)と、
上記風向変更羽根(10)の傾斜角度の変更時に回転モータ
(15)を始動させる始動制御手段(30)と、該始動制御手段
(30)による回転モータ(15)の作動中に、上記回転位置検
出手段(22)により回転モータ(15)の基準回転位置が検出
された時点から時間計測を開始して、風向変更羽根(10)
の要求傾斜角度に対応する時間経過時に回転モータ(15)
の作動を停止させる停止制御手段(31)とを設ける構成と
したものである。
(作用) 以上の構成により、本発明では、風向の変更時には、回
転モータ(ギヤードモータ)(15)が始動制御手段(30)で
始動制御されて、その微小時間の間だけ逆回転した後、
正回転して風向変更羽根(10)の傾斜角度が変更される。
そして、上記回転モータ(15)の作動中にて回転位置検出
手段(22)が上記回転モータ(15)の基準回転位置を検出す
ると、この回転モータ(15)の基準回転位置にて初めて時
間計測が開始されて、風向変更羽根(10)の要求傾斜角度
に対応する時間だけ経過した時点で、停止制御手段(31)
により上記回転モータ(15)の作動が停止制御される。そ
の結果、風向変更羽根(10)の傾斜角度が要求傾斜角度に
変更されて、風吹出口(7a)から吹き出す風の風向が変更
されることになる。
その際、回転モータ(15)は、その特性上から、その始動
時には微小時間の間だけ逆回転するものの、この逆回転
が終了した回転モータ(15)の正転作動中にて、その基準
回転位置を検出した時点を基準として風向変更羽根(10)
の要求傾斜角度までの時間経過時に回転モータ(15)の駆
動が停止するので、その始動時の逆回転に拘らず、風向
変更羽根(10)の傾斜角度を要求傾斜角度に精度良く位置
付けることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基いて説明
する。
第2図は天井埋込み型の空気調和装置(A)の内部構成を
示し、(1)は本体ケーシング、(2)は該本体ケーシング
(1)で形成される内部空間(3)の上部に図中左右に配置さ
れた2台の室内熱交換器、(4)は該両熱交換器(2),(2)
間に配置された送風ファンである。上記内部空間(3)
は、2台の熱交換器(2),(2)の下方に配置した仕切板
(5)によって仕切られて、仕切板(5)の内方には、下端部
に吸込口(6a)を有する吸込通路(6)が形成されていると
共に、外方には、下端部に第3図に示す如く四方に風吹
出口(7a)を有する吹出通路(7)が形成されている。そし
て、送風ファン(4)の作動により、吸込口(6a)から吸込
んだ空気を吸込通路(6)から熱交換器(2),(2)に流通さ
せて熱交換した後、この冷風又は温風を吹出通路(7)を
経て風吹出口(7a)から室内に吹出すようにしている。
而して、上記吹出通路(7)の4つの風吹出口(7a)には、
各々第4図にも示す如く、該各風吹出口(7a)から吹き出
す風の風向を複数段階(例えば5段階)に変更するため
の板状の風向変更羽根(10)…が該風吹出口(7a)に沿って
配置されている。該各風向変更羽根(10)は、各々、その
両端が軸受(11)…で回転可能に支持されていると共に、
互いに第5図に詳示する自在継手(12)…及び、この自在
継手(12)間を連結するロッド(13),(13)やクランク(14)
により一体的に連動連結されている。また、所定の風向
変更羽根(10),(10)間の連結部(本体ケーシング(1)のコ
ーナ部)には、風向変更羽根(10)の傾斜角度を変更する
ためのギヤードモータよりなる回転モータ(15)が配置さ
れている。該回転モータ(15)は、始動時に微小時間の間
だけ逆回転する特性を有すると共に、第6図に示すよう
に、その軸芯に対して偏心した位置に取付けたピン(16)
に第1ロッド(17)及び、該第1ロッド(17)に回動自在に
連結した第2ロッド(18)を介して上記クランク(14)が回
動自在に連結されていて、該回転モータ(15)の回転動作
に基いてクランク(14)を回転させて、4つの風向変更羽
根(10)の傾斜角度を一体的に変更するように構成されて
いる。
上記回転モータ(15)は、第7図に示すように、その軸芯
に取付けたカム部材(20)と、該カム部材(20)の回転動作
に応じて該カム部材(20)に係合してON-OFF動作するマイ
クロスイッチ21とを有していて、該カム部材20によるマ
イクロスイッチ21のON/OFF動作により、このON時点及び
OFF時点での回転モータ(15)の位置を各々第1基準回転
位置、第2基準回転位置として検出するようにした回転
位置検出手段(22)を構成している。そして、上記マイク
ロスイッチ(21)のON-OFF動作に基いて回転モータ(15)の
回動動作とその停止とが制御される。
つまり、第8図に示すように、回転モータ(15)の給電回
路(23)にはリレー(RY)の常開接点(RY-1)が介設され、該
リレー(RY)の作動は、上記マイクロスイッチ(21)のON-O
FF信号が入力されるコントローラ(25)で制御される。
次に、上記コントローラ(25)による回転モータ(15)の作
動制御を第9図及び第10図のフローチャートに基い
て、第11図を参照しながら説明する。
先ず、第11図で風向変更羽根(10)の5段階の設定傾斜
角度に対応する回転モータ(15)上の位置を各々P00
01,P02,P03,P04と付して、風向変更羽
根(10)の傾斜角度が例えば基準傾斜角度P00にあると
した場合、これを第2設定傾斜角度P02に変更すると
きには、第9図において、スタートした後、ステップS
でリレー(RY)をON作動させて回転モータ(15)を始動し
た後、ステップSでマイクロスイッチ(21)がON作動し
たか否かを判別し、ON作動した時点、つまり回転モータ
(15)の第1回転基準位置にあるYESのときを待って、ス
テップSでタイマをカウントして時間計測を開始し、
ステップSでこの回転基準位置から第2設定傾斜角度
02までの時間t02の経過を待って、ステップS
でリレー(RY)をOFF作動させて回転モータ(15)の回転動
作を停止させ、終了する。
また、例えば上記第2設定傾斜角度P02から他の設定
傾斜角度(例えば第4設定傾斜角度P04)に変更する
ときには、第10図において、スタートした後、ステッ
プSでリレー(RY)をON作動させて回転モータ(15)を始
動した後、基準傾斜角度P00の通過を判別すべく、ス
テップSでマイクロスイッチ(21)がOFF作動したか否
かを判別し、OFF作動すれば第2基準回転位置にあると
判断して、ステップSでタイマをカウントして時間計
測を開始し、ステップSでこの第2基準回転位置から
基準傾斜角度P00までの時間t00を経過すれば、基
準傾斜角度P00を通過したと判断する。
その後は、ステップSでマイクロスイッチ(21)のON作
動により回転モータ(15)が第1回転基準位置にあるか否
かを判別し、第1回転基準位置にあるYESの場合には、
ステップSでタイマにより時間計測を開始して、ステ
ップSでこの第1回転基準位置から第4設定傾斜角度
04までの時間t04の経過を待って、ステップS
でリレー(RY)をOFF作動させて回転モータ(15)の回転動
作を停止させ、終了する。
よって、上記制御フローにおいて、第9図及び第10図
の各ステップSにより、風向変更羽根(10)の傾斜角度
の変更時には、リレー(RY)のON制御によりその常開接点
(RY-1)を閉じて給電回路(23)を形成して、回転モータ(1
5)を始動させるようにした始動制御手段(30)を構成して
いる。
また、第9図のステップS〜S及び、第10図のス
テップS〜Sにより、上記始動制御手段(30)による
回転モータ(15)の作動中にて、上記回転位置検出手段(2
2)のマイクロスイッチ(21)のON作動信号及びOFF作動信
号を受けて、このマイクロスイッチ(21)のON/OFF作動信
号を受けた時点、つまり回転モータ(15)の基準回転位置
にて時間計測を開始して、風向変更羽根(10)の要求傾斜
角度に対応する時間t00,t01,t02,t03
はt04の経過時に回転モータ(15)の回転作動を停止さ
せるようにした停止制御手段(31)を構成している。
したがって、上記実施例においては、風向の変更時に
は、ギヤードモータよりなる回転モータ(15)が始動制御
手段(30)により始動制御される。この時、ギヤードモー
タの特性上、微小時間の間だけ逆転した後に、正回転動
作に移行して風向変更羽根(10)の傾斜角度が変更され
る。
そして、上記回転モータ(22)の作動中にて、回転位置検
出手段(22)のマイクロスイッチ(21)のON/OFF作動によっ
て上記回転モータ(15)の第1又は第2基準回転位置が検
出されると、停止制御手段(31)により、この各基準回転
位置にてタイマによる時間計測が開始され、その後、風
向変更羽根(10)の要求傾斜角度P00,P01
02,P03又はP04に対応する時間t00,t
01,t02,t03又はt04が経過すると、この時
点で回転モータ(15)の作動が停止制御されて、風向変更
羽根(10)は要求傾斜角度P00,P01,P02,P
03又はP04に位置付けられることになる。その結
果、本体ケーシング(1)下面の4つの吹出口(7a)…から
吹き出す風の風向が変更される。
その際、回転モータ(15)の始動時には、この回転モータ
(15)が逆回転するため、従来の如くこの始動時を基準に
各設定傾斜角度P00〜P04までに要するタイマ時間
(モータ駆動時間)を予め設定するものでは、その回転
モータ(15)の逆転時間に応じた分だけ風向変更羽根(10)
の傾斜角度にズレが生じるものの、本発明では、回転モ
ータ(15)の正転作動中に、その第1又は第2基準回転位
置を検出した時点から各設定傾斜角度P00〜P04
でに要するタイマ時間t00〜t04を予め設定してい
るので、回転モータ(15)の始動時の逆転動作に拘らず、
風向変更羽根(10)の傾斜角度を要求傾斜角度P00〜P
04に精度良く制御することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の空気調和装置の風向変更
装置によれば、ギヤードモータよりなる回転モータの回
転動作に基いて風向変更羽根の傾斜角度を変更して、風
吹出口からの風向を複数段階に変更する場合、上記回転
モータの始動後、その基準回転位置を検出した時点から
の各設定傾斜角度までのモータ駆動時間を設定したの
で、ギヤードモータの始動時での逆回転時間に起因する
傾斜角度の制御のズレを防止でき、傾斜角度制御を精度
良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図ないし第11図は本発明の実施例を示し、第2図
は天井吊下げ型の空気調和装置の縦断側面図、第3図は
本体ケーシング下面の底面図、第4図は風向変更羽根の
配置図、第5図は自在継手の斜視図、第6図は回転モー
タと風向変更羽根との連結の様子を示す側面図、第7図
は回転モータの内部の概略構成示す図、第8図は回転モ
ータの作動制御を示す電気回路図、第9図及び第10図
はコントローラによる風向変更羽根の傾斜角度制御を示
すフローチャート図、第11図は作動説明図である。 (7)…吹出通路、(7a)…風吹出口、(10)…風向変更羽
根、(15)…回転モータ、(20)…カム部材、(21)…マイク
ロスイッチ、(22)…回転位置検出手段、(25)…コントロ
ーラ、(30)…始動制御手段、(31)…停止制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 元志 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】風吹出口(7a)に配置された風向変更羽根(1
    0)の傾斜角度をギヤードモータよりなる回転モータ(15)
    により複数段階に変更して、上記風吹出口(7a)から吹き
    出す風の風向を変更するようにした空気調和装置の風向
    変更装置であって、上記回転モータ(15)の基準回転位置
    を検出する回転位置検出手段(22)と、上記風向変更羽根
    (10)の傾斜角度の変更時に回転モータ(15)を始動させる
    始動制御手段(30)と、該始動制御手段(30)による回転モ
    ータ(22)の作動中に、上記回転位置検出手段(22)により
    回転モータ(15)の基準回転位置が検出された時点から時
    間計測を開始して、風向変更羽根(10)の要求傾斜角度に
    対応する時間経過時に回転モータ(15)の作動を停止させ
    る停止制御手段(31)とを備えたことを特徴とする空気調
    和装置の風向変更装置。
JP333288A 1988-01-11 1988-01-11 空気調和装置の風向変更装置 Expired - Lifetime JPH0652134B2 (ja)

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JP3408983B2 (ja) * 1999-01-25 2003-05-19 三菱電機株式会社 天井埋込型空気調和機

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