JPH0652138B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
冷凍サイクル装置Info
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- JPH0652138B2 JPH0652138B2 JP8645586A JP8645586A JPH0652138B2 JP H0652138 B2 JPH0652138 B2 JP H0652138B2 JP 8645586 A JP8645586 A JP 8645586A JP 8645586 A JP8645586 A JP 8645586A JP H0652138 B2 JPH0652138 B2 JP H0652138B2
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクル装置に関
するものである。
するものである。
従来の技術 従来、非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクルとしては第
3図の如き従来例が提案されている。すなわち、圧縮機
21と負荷側熱交換器22と主絞り装置23と熱源側熱
交換器24を順次環状に接続し、負荷側熱交換器22の
高圧出口と充填材25を充填した精留塔26とは途中加
熱器27を介して接続し、また精留塔26の下部と主回
路の熱源側熱交換器24の入口とは副絞り装置28を介
して接続するとともに、精留塔26の上部には冷却器2
9を介して、貯溜器30を設けた構成となっている。な
お、加熱器27及び冷却器29の熱源は圧縮機21の吐
出ガス及び吸入ガスを導き、精留作用の有無にかかわら
ず常に冷媒を流す構成としている。
3図の如き従来例が提案されている。すなわち、圧縮機
21と負荷側熱交換器22と主絞り装置23と熱源側熱
交換器24を順次環状に接続し、負荷側熱交換器22の
高圧出口と充填材25を充填した精留塔26とは途中加
熱器27を介して接続し、また精留塔26の下部と主回
路の熱源側熱交換器24の入口とは副絞り装置28を介
して接続するとともに、精留塔26の上部には冷却器2
9を介して、貯溜器30を設けた構成となっている。な
お、加熱器27及び冷却器29の熱源は圧縮機21の吐
出ガス及び吸入ガスを導き、精留作用の有無にかかわら
ず常に冷媒を流す構成としている。
この構成になる冷凍サイクルにおいて、暖房時の精留作
用時には、負荷側熱交換器22から出た高圧液冷媒の一
部が、加熱器27で加熱されて、一部ガスが発生し精留
塔26の下部に流入する。加熱器27で発生したガス成
分は精留塔26内を上昇し、冷却器29で凝縮液化し、
貯溜器30から精留塔26上部に還流して精留塔26内
を下降し、その時上昇ガスと物質、熱交換して精留作用
を行ない、貯溜器30には低沸点冷媒をより多く含んだ
非共沸混合冷媒が貯溜され、精留塔26下部からは高沸
点冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が副絞り装置2
8を通って主回路側冷媒と合流し、熱源側熱交換器24
に流入する。一方、精留分離を停止して、主回路濃度を
初期封入冷媒組成で運転する場合には、副絞り装置28
を開けて、分岐流量を多くし、加熱器27での発生ガス
量をなしにすることで、精留作用が停止する。
用時には、負荷側熱交換器22から出た高圧液冷媒の一
部が、加熱器27で加熱されて、一部ガスが発生し精留
塔26の下部に流入する。加熱器27で発生したガス成
分は精留塔26内を上昇し、冷却器29で凝縮液化し、
貯溜器30から精留塔26上部に還流して精留塔26内
を下降し、その時上昇ガスと物質、熱交換して精留作用
を行ない、貯溜器30には低沸点冷媒をより多く含んだ
非共沸混合冷媒が貯溜され、精留塔26下部からは高沸
点冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が副絞り装置2
8を通って主回路側冷媒と合流し、熱源側熱交換器24
に流入する。一方、精留分離を停止して、主回路濃度を
初期封入冷媒組成で運転する場合には、副絞り装置28
を開けて、分岐流量を多くし、加熱器27での発生ガス
量をなしにすることで、精留作用が停止する。
このようにして、主回路での暖房運転を行ないながら、
主回路での低沸点冷媒濃度を可変し、必要に応じて精留
作用を行ない、主回路が高沸点冷媒成分に富む時には低
暖房能力を得、一方主回路が初期封入冷媒組成の時には
高暖房能力を得るように冷凍サイクルを制御するもので
ある。
主回路での低沸点冷媒濃度を可変し、必要に応じて精留
作用を行ない、主回路が高沸点冷媒成分に富む時には低
暖房能力を得、一方主回路が初期封入冷媒組成の時には
高暖房能力を得るように冷凍サイクルを制御するもので
ある。
発明が解決しようとする問題点 ところが、上記のような構成では、負荷側熱交換器22
の高圧出口から精留塔26、さらに副絞り装置28を介
して熱源側熱交換器24に至る冷媒通路並びに貯溜器3
0を含めた冷媒通路(以下精留分離部と称す)は、主回
路とは高圧側は連通し、低圧側は副絞り装置28を介し
て連通しているために、精留分離が進行しているにもか
かわらず圧縮機21が暖房負荷に応じて停止した場合、
それまでに精留作用により貯溜器30に貯溜されていた
低沸点冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が主回路の
圧力均衡化とともに主回路に流れてしまい、次に圧縮機
が運転する場合には初期状態から精留を行わねばなら
ず、サーモによるON・OFFのような場合には、暖房
負荷の低上にもかかわらず高暖房能力運転側で運転を始
めるため、サーモのON・OFFの回数が増え、エネル
ギー消費により効率の悪い運転を行なうという問題を有
していた。また、精留の作用の有無にかかわらず、常に
圧縮機の吐出ガスを加熱器に、吸入ガスを冷却器に導い
て加熱・冷却を行なっているため、精留分離停止時に
は、放熱ロスおよび不必要な圧縮機の吸入圧力損失を生
ずるといった冷凍サイクル上効率の悪い問題点を有して
いた。
の高圧出口から精留塔26、さらに副絞り装置28を介
して熱源側熱交換器24に至る冷媒通路並びに貯溜器3
0を含めた冷媒通路(以下精留分離部と称す)は、主回
路とは高圧側は連通し、低圧側は副絞り装置28を介し
て連通しているために、精留分離が進行しているにもか
かわらず圧縮機21が暖房負荷に応じて停止した場合、
それまでに精留作用により貯溜器30に貯溜されていた
低沸点冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が主回路の
圧力均衡化とともに主回路に流れてしまい、次に圧縮機
が運転する場合には初期状態から精留を行わねばなら
ず、サーモによるON・OFFのような場合には、暖房
負荷の低上にもかかわらず高暖房能力運転側で運転を始
めるため、サーモのON・OFFの回数が増え、エネル
ギー消費により効率の悪い運転を行なうという問題を有
していた。また、精留の作用の有無にかかわらず、常に
圧縮機の吐出ガスを加熱器に、吸入ガスを冷却器に導い
て加熱・冷却を行なっているため、精留分離停止時に
は、放熱ロスおよび不必要な圧縮機の吸入圧力損失を生
ずるといった冷凍サイクル上効率の悪い問題点を有して
いた。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、精留分離の進行
中の任意の時間において主回路の低沸点冷媒濃度を保持
し、圧縮機のON・OFFを行なうような低負荷時にお
いてエネルギー消費効率の向上を図り、精留停止におい
てもエネルギー損失の少ない冷凍サイクルを提供しよう
とするものである。
中の任意の時間において主回路の低沸点冷媒濃度を保持
し、圧縮機のON・OFFを行なうような低負荷時にお
いてエネルギー消費効率の向上を図り、精留停止におい
てもエネルギー損失の少ない冷凍サイクルを提供しよう
とするものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、低沸点成分と高沸
点成分とからなる非共沸混合冷媒を循環させる圧縮機、
加熱器、負荷側熱交換器、主絞り装置、熱源側熱交換
器、冷却器を順次環状接続した主回路と、前記主回路の
過冷却領域の部分より二方弁を通り加熱器を経て精留塔
に入る配管と、前記精留塔より副絞り装置を通り主回路
の低圧部分に戻す配管と、前記精留塔上部から出て冷却
器、貯溜器に至りさらに精留塔上部に戻す配管を接続し
た副回路を設け、精留分離進行時の任意の時間におい
て、前記主回路の過冷却領域の部分に接続された前記二
方弁を閉じる構成としたものである。
点成分とからなる非共沸混合冷媒を循環させる圧縮機、
加熱器、負荷側熱交換器、主絞り装置、熱源側熱交換
器、冷却器を順次環状接続した主回路と、前記主回路の
過冷却領域の部分より二方弁を通り加熱器を経て精留塔
に入る配管と、前記精留塔より副絞り装置を通り主回路
の低圧部分に戻す配管と、前記精留塔上部から出て冷却
器、貯溜器に至りさらに精留塔上部に戻す配管を接続し
た副回路を設け、精留分離進行時の任意の時間におい
て、前記主回路の過冷却領域の部分に接続された前記二
方弁を閉じる構成としたものである。
作用 本発明は上記構成によって、精留分離が進行中にある任
意の時間において、精留分離部を主回路から遮断して、
主回路の低沸点冷媒濃度を任意に固定できる。なお、二
方弁とともに副絞り装置を開けることにより、副回路に
分岐する冷媒量が増えるので、加熱器の熱量では冷媒は
ガス化せず、主回路から流れた冷媒は液冷媒の状態で精
留塔に流れ一部は貯溜器に流れる。そのため、貯溜器の
冷媒組成も主回路、副回路の冷媒組成と同様となり、結
果として主回路の冷媒が初期封入冷媒組成に戻る。
意の時間において、精留分離部を主回路から遮断して、
主回路の低沸点冷媒濃度を任意に固定できる。なお、二
方弁とともに副絞り装置を開けることにより、副回路に
分岐する冷媒量が増えるので、加熱器の熱量では冷媒は
ガス化せず、主回路から流れた冷媒は液冷媒の状態で精
留塔に流れ一部は貯溜器に流れる。そのため、貯溜器の
冷媒組成も主回路、副回路の冷媒組成と同様となり、結
果として主回路の冷媒が初期封入冷媒組成に戻る。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図を参考に説明す
る。
る。
第1図において、1は圧縮機、2は第1の三方弁、3は
加熱器、4は第1の連通路である加熱器バイパス路、5
は負荷側熱交換器、6は主絞り装置、7は熱源側熱交換
器、8は第2の三方弁、9は冷却器、10は第2の連通
路である冷却器バイパス路であり、これらが環状に接続
されて主回路をなす。一方、11は二方弁、12は精留
塔、13は副絞り装置であり、これらが順次負荷側熱交
換器5の高圧出口と熱源側熱交換器7の間に接続され、
また、14は貯溜器であり精留塔12の上部に接続され
て、これらが精留分離部をなす。なお、前記加熱器3は
精留塔12の入口部分、前記冷却器9は精留塔12上部
の貯溜器14入口部分に置かれている。また、上記構成
において、暖房時の精留作用時および精留しない時につ
いて説明する。
加熱器、4は第1の連通路である加熱器バイパス路、5
は負荷側熱交換器、6は主絞り装置、7は熱源側熱交換
器、8は第2の三方弁、9は冷却器、10は第2の連通
路である冷却器バイパス路であり、これらが環状に接続
されて主回路をなす。一方、11は二方弁、12は精留
塔、13は副絞り装置であり、これらが順次負荷側熱交
換器5の高圧出口と熱源側熱交換器7の間に接続され、
また、14は貯溜器であり精留塔12の上部に接続され
て、これらが精留分離部をなす。なお、前記加熱器3は
精留塔12の入口部分、前記冷却器9は精留塔12上部
の貯溜器14入口部分に置かれている。また、上記構成
において、暖房時の精留作用時および精留しない時につ
いて説明する。
まず精留作用時には、圧縮機1から吐出された冷媒蒸気
は第1図に示す方向に開いている三方弁2を通って加熱
器3、負荷側熱交換器5を通り凝縮されて高圧液冷媒す
なわち過冷却領域の冷媒となる。次に主回路の過冷却領
域の部分より得られるこの高圧液冷媒の一部が二方弁1
1を通り、前記加熱器3で加熱されて一部ガスが発生
し、精留塔12の下部に流入する。
は第1図に示す方向に開いている三方弁2を通って加熱
器3、負荷側熱交換器5を通り凝縮されて高圧液冷媒す
なわち過冷却領域の冷媒となる。次に主回路の過冷却領
域の部分より得られるこの高圧液冷媒の一部が二方弁1
1を通り、前記加熱器3で加熱されて一部ガスが発生
し、精留塔12の下部に流入する。
なお、上述の主回路の過冷却領域の部分とは、主回路に
おいて、負荷側熱交換器5により凝縮された冷媒が主絞
り装置6に至るまでの配管部分に相当するが、冷媒は負
荷側熱交換器5の配管の途中においても高圧液冷媒すな
わち過冷却領域の冷媒となるもので、主回路の過冷却領
域の部分とは負荷側熱交換器5の配管の途中から主絞り
装置6にいたるまでの配管部分に相当する。加熱器3で
発生したガス成分は精留塔12内を上昇し、冷却器9で
冷却されて凝縮液化し、貯溜器14から精留塔12上部
に還流して精留塔12内を下降し、その時上昇ガスと物
質、熱交換して精留作用をなし、貯溜器14には低沸点
冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が貯溜され、精留
塔12下部からは高沸点冷媒をより多く含んだ非共沸混
合冷媒が副絞り装置13を通って主回路側冷媒と合流
し、熱源側熱交換器7に流入する。この時副絞り装置1
3の抵抗を主絞り装置6よりも大としておけば、循環冷
媒の大部分が主回路側を流れ、精留塔12内に流入する
冷媒は少なく、そのために精留塔12内での精留作用を
乱す事がなく安定な精留が行なえる。又この時副絞り装
置13の抵抗を可変にすると、加熱器3から発生するガ
ス量が変化し、例えば分岐流量を多くして発生ガス量を
少なくすると、精留分離での分離作用が進行せず、本実
施例のような、低沸点冷媒成分を貯溜する方式では貯溜
器14内の低沸点冷媒成分濃度が高くなく、それ故主回
路側濃度も低沸点冷媒成分の多い冷媒組成となる。逆に
分岐流量を少なくして発生ガス量を多くすると精留分離
での分離作用が進行し、主回路濃度を高沸点冷媒成分の
多い冷媒組成に変えることができる。
おいて、負荷側熱交換器5により凝縮された冷媒が主絞
り装置6に至るまでの配管部分に相当するが、冷媒は負
荷側熱交換器5の配管の途中においても高圧液冷媒すな
わち過冷却領域の冷媒となるもので、主回路の過冷却領
域の部分とは負荷側熱交換器5の配管の途中から主絞り
装置6にいたるまでの配管部分に相当する。加熱器3で
発生したガス成分は精留塔12内を上昇し、冷却器9で
冷却されて凝縮液化し、貯溜器14から精留塔12上部
に還流して精留塔12内を下降し、その時上昇ガスと物
質、熱交換して精留作用をなし、貯溜器14には低沸点
冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が貯溜され、精留
塔12下部からは高沸点冷媒をより多く含んだ非共沸混
合冷媒が副絞り装置13を通って主回路側冷媒と合流
し、熱源側熱交換器7に流入する。この時副絞り装置1
3の抵抗を主絞り装置6よりも大としておけば、循環冷
媒の大部分が主回路側を流れ、精留塔12内に流入する
冷媒は少なく、そのために精留塔12内での精留作用を
乱す事がなく安定な精留が行なえる。又この時副絞り装
置13の抵抗を可変にすると、加熱器3から発生するガ
ス量が変化し、例えば分岐流量を多くして発生ガス量を
少なくすると、精留分離での分離作用が進行せず、本実
施例のような、低沸点冷媒成分を貯溜する方式では貯溜
器14内の低沸点冷媒成分濃度が高くなく、それ故主回
路側濃度も低沸点冷媒成分の多い冷媒組成となる。逆に
分岐流量を少なくして発生ガス量を多くすると精留分離
での分離作用が進行し、主回路濃度を高沸点冷媒成分の
多い冷媒組成に変えることができる。
次に例えば暖房負荷が低下するとともに、分岐流量を調
節することで精留分離での分離作用が進行していき、任
意の時間経過後二方弁11を閉じ副絞り装置13を全閉
にする。すると精留分離部は主回路から遮断されて、主
回路および精留分離部それぞれの冷媒組成はそのままで
保持されることになる。そのため、暖房負荷の低下によ
って圧縮機1が停止した場合であっても主回路の冷媒組
成がそのまま保持されるので、圧縮機1の再起動の際に
も暖房負荷の状態に応じた運転が行えサーモのON・O
FFの回数が増えることなく、効率の良い運転が行え
る。一方、同時に三方弁2,8を時計方向に90°切り
換えて、加熱器3、冷却器9に冷媒が流入しないように
する。これにより、冷媒は加熱器バイパス路4および冷
却器バイパス路10を通り、精留分離での分離作用は停
止する。
節することで精留分離での分離作用が進行していき、任
意の時間経過後二方弁11を閉じ副絞り装置13を全閉
にする。すると精留分離部は主回路から遮断されて、主
回路および精留分離部それぞれの冷媒組成はそのままで
保持されることになる。そのため、暖房負荷の低下によ
って圧縮機1が停止した場合であっても主回路の冷媒組
成がそのまま保持されるので、圧縮機1の再起動の際に
も暖房負荷の状態に応じた運転が行えサーモのON・O
FFの回数が増えることなく、効率の良い運転が行え
る。一方、同時に三方弁2,8を時計方向に90°切り
換えて、加熱器3、冷却器9に冷媒が流入しないように
する。これにより、冷媒は加熱器バイパス路4および冷
却器バイパス路10を通り、精留分離での分離作用は停
止する。
また、精留分離を停止して、主回路の冷媒濃度を初期封
入冷媒組成で運転する場合には、二方弁11とともに副
絞り装置13を開けることにより、副回路に分岐する冷
媒量を増やせばよい。副回路に分岐する冷媒量を増やす
ことにより、加熱器3の熱量では冷媒がガス化せず、精
留作用が停止する。そして、主回路から流れた冷媒は液
冷媒の状態で精留塔12に流れ一部は貯溜器14に流れ
る。そのため、貯溜器14の冷媒組成も主回路、副回路
の冷媒組成と同様となり、結果として主回路の冷媒が初
期封入冷媒組成に戻る。この時、同時に三方弁2,8を
時計方向に90°切り換えて、加熱器3、冷却器9に冷
媒が流入しないようにする。また、精留塔12を主回路
の中間圧力で動作させる場合でも、精留塔12への分岐
流量が多いために精留塔12内での流れが乱され、精留
作用は停止する。
入冷媒組成で運転する場合には、二方弁11とともに副
絞り装置13を開けることにより、副回路に分岐する冷
媒量を増やせばよい。副回路に分岐する冷媒量を増やす
ことにより、加熱器3の熱量では冷媒がガス化せず、精
留作用が停止する。そして、主回路から流れた冷媒は液
冷媒の状態で精留塔12に流れ一部は貯溜器14に流れ
る。そのため、貯溜器14の冷媒組成も主回路、副回路
の冷媒組成と同様となり、結果として主回路の冷媒が初
期封入冷媒組成に戻る。この時、同時に三方弁2,8を
時計方向に90°切り換えて、加熱器3、冷却器9に冷
媒が流入しないようにする。また、精留塔12を主回路
の中間圧力で動作させる場合でも、精留塔12への分岐
流量が多いために精留塔12内での流れが乱され、精留
作用は停止する。
以上のように本実施例によれば、任意の時間に二方弁1
1と副絞り装置13を閉じることにより、主回路内の低
沸点冷媒濃度を最大、初期封入冷媒組成まで任意にしか
も、確実、安定にその濃度を保持することができる。ま
た、同時に三方弁2,8を切換えることにより、精留作
用停止の場合は加熱器3からの放熱ロス、冷却器9によ
る冷媒圧力損失の増加を防ぐことができる。
1と副絞り装置13を閉じることにより、主回路内の低
沸点冷媒濃度を最大、初期封入冷媒組成まで任意にしか
も、確実、安定にその濃度を保持することができる。ま
た、同時に三方弁2,8を切換えることにより、精留作
用停止の場合は加熱器3からの放熱ロス、冷却器9によ
る冷媒圧力損失の増加を防ぐことができる。
上記は暖房のみについて説明したが、次に冷房時に関し
て精留作用を行う場合について説明する。かかる場合は
四方弁等を付加して行なうがその構成動作を第2図に基
づいて説明する。
て精留作用を行う場合について説明する。かかる場合は
四方弁等を付加して行なうがその構成動作を第2図に基
づいて説明する。
第2図においては、四方弁を有するヒートポンプ式の空
気調和機における、周知の冷媒回路において低沸点冷媒
を貯溜する場合を示している。
気調和機における、周知の冷媒回路において低沸点冷媒
を貯溜する場合を示している。
暖房時については、上記の実施例において述べたので、
ここでは冷房運転時のみの動作等を説明する。
ここでは冷房運転時のみの動作等を説明する。
図において31は圧縮機、32は三方弁、33−2は冷
房運転時における加熱器、34は加熱器バイパス路、3
5は四方弁、36は負荷側熱交換器、37は主絞り装
置、38は熱源側熱交換器で、以上のもので主回路を構
成している。また48は二方弁、43は副絞り装置、4
7は暖房運転時に加熱器33−2への冷媒の進入を阻止
する逆止弁、45は精留塔、49は貯溜器である。また
40は冷却器であり負荷側熱交換器36から三方弁を通
じて導れる低温の冷媒により冷却動作を行う。
房運転時における加熱器、34は加熱器バイパス路、3
5は四方弁、36は負荷側熱交換器、37は主絞り装
置、38は熱源側熱交換器で、以上のもので主回路を構
成している。また48は二方弁、43は副絞り装置、4
7は暖房運転時に加熱器33−2への冷媒の進入を阻止
する逆止弁、45は精留塔、49は貯溜器である。また
40は冷却器であり負荷側熱交換器36から三方弁を通
じて導れる低温の冷媒により冷却動作を行う。
なお同図において33−1はヒートポンプ式の空調機で
暖房運転をする場合に用いられる加熱器、46は副絞り
装置で、44は冷房運転時において加熱器33−1への
冷媒の進入を阻止する逆止弁である。
暖房運転をする場合に用いられる加熱器、46は副絞り
装置で、44は冷房運転時において加熱器33−1への
冷媒の進入を阻止する逆止弁である。
以下冷房運転時における動作について説明する。
冷房の場合には、冷媒を圧縮機31、三方弁32、加熱
器38、四方弁35、熱源側熱交換器38、主絞り装置
37、負荷側熱交換器36、四方弁35、三方弁39、
冷却器40の順に流れることになる。この場合も暖房運
転時と同様であって、熱源側熱交換器38を通って凝縮
した高圧液冷媒の一部は二方弁48、逆止弁47を通
り、前記加熱器38−2で加熱されて一部ガスが発生
し、精留塔45の下部に流入する。精留塔45下部から
は高沸点冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が副絞り
装置43を通って主回路側の低圧側に戻され主回路側冷
媒と合流し、負荷側熱交換器36に流入する。これによ
り、冷房時においても必要に応じて副絞り装置43の絞
り量を調節することで主回路濃度を高沸点冷媒成分の多
い冷媒組成に変えることができる。また精留分離が進行
してから、二方弁42,48を閉じる。すると精留分離
部は主回路から遮断されて、主回路および精留分離部そ
れぞれの冷媒組成はそのままで保持されることになる。
一方、同時に三方弁32,39を時計方向に90°切り
換えて、加熱器38、冷却器40に冷媒が流入しないよ
うにする。これにより、冷媒は加熱器バイパス路34お
よび冷却器バイパス路41を通り、精留分離での分離作
用は停止する。
器38、四方弁35、熱源側熱交換器38、主絞り装置
37、負荷側熱交換器36、四方弁35、三方弁39、
冷却器40の順に流れることになる。この場合も暖房運
転時と同様であって、熱源側熱交換器38を通って凝縮
した高圧液冷媒の一部は二方弁48、逆止弁47を通
り、前記加熱器38−2で加熱されて一部ガスが発生
し、精留塔45の下部に流入する。精留塔45下部から
は高沸点冷媒をより多く含んだ非共沸混合冷媒が副絞り
装置43を通って主回路側の低圧側に戻され主回路側冷
媒と合流し、負荷側熱交換器36に流入する。これによ
り、冷房時においても必要に応じて副絞り装置43の絞
り量を調節することで主回路濃度を高沸点冷媒成分の多
い冷媒組成に変えることができる。また精留分離が進行
してから、二方弁42,48を閉じる。すると精留分離
部は主回路から遮断されて、主回路および精留分離部そ
れぞれの冷媒組成はそのままで保持されることになる。
一方、同時に三方弁32,39を時計方向に90°切り
換えて、加熱器38、冷却器40に冷媒が流入しないよ
うにする。これにより、冷媒は加熱器バイパス路34お
よび冷却器バイパス路41を通り、精留分離での分離作
用は停止する。
以上のように本実施例によれば、任意の時間に二方弁4
2,48を閉じることにより、主回路内の高沸点冷媒濃
度を最大から初期封入冷媒組成まで任意にしかも、確
実、安定にその濃度を保持することができる。また、同
時に三方弁32,39を切り換えることにより、精留作
用停止の場合は加熱器33からの放熱ロス、冷却器40
による冷媒圧力損失の増加を防ぐことができる等暖房の
ときと同じ効果を得ることができる。
2,48を閉じることにより、主回路内の高沸点冷媒濃
度を最大から初期封入冷媒組成まで任意にしかも、確
実、安定にその濃度を保持することができる。また、同
時に三方弁32,39を切り換えることにより、精留作
用停止の場合は加熱器33からの放熱ロス、冷却器40
による冷媒圧力損失の増加を防ぐことができる等暖房の
ときと同じ効果を得ることができる。
なお、上記各実施例においては、副回路を流れた冷媒を
主回路に戻す配管を熱源側熱交換器の入口付近に接続し
ているが、この配管は副回路を流れた冷媒を主回路に戻
すもので、主回路の低圧部分であれば良く、この配管が
主回路の熱源側熱交換器と圧縮機の間の低圧部分に接続
されている場合であっても、同様の作用効果が得られ
る。
主回路に戻す配管を熱源側熱交換器の入口付近に接続し
ているが、この配管は副回路を流れた冷媒を主回路に戻
すもので、主回路の低圧部分であれば良く、この配管が
主回路の熱源側熱交換器と圧縮機の間の低圧部分に接続
されている場合であっても、同様の作用効果が得られ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、低沸点成分と高沸点成分とから
なる非共沸混合冷媒を循環させる圧縮機、加熱器、負荷
側熱交換器、主絞り装置、熱源側熱交換器、冷却器を順
次環状接続した主回路と、前記主回路の過冷却領域の部
分より二方弁を通り加熱器を経て精留塔に入る配管と、
前記精留塔より副絞り装置を通り主回路の低圧部分に戻
す配管と、前記精留塔上部から出て冷却器、貯溜器に至
りさらに精留塔上部に戻す配管を接続した副回路を設
け、精留分離進行時の任意の時間において、前記主回路
の過冷却領域の部分に接続された前記二方弁を閉じるこ
とにより、主回路の分離濃度を初期封入冷媒組成から最
大高沸点冷媒濃度まで任意に設定でき、しかも確実、安
定にその濃度を保持することができる。そのため、暖房
負荷の低下によって圧縮機が停止した場合であっても主
回路の冷媒組成がそのまま保持されるので、圧縮機の再
起動の際にも暖房負荷の状態に応じた運転が行えサーモ
のON・OFFの回数が増えることなく、効率の良い運
転が行える。
なる非共沸混合冷媒を循環させる圧縮機、加熱器、負荷
側熱交換器、主絞り装置、熱源側熱交換器、冷却器を順
次環状接続した主回路と、前記主回路の過冷却領域の部
分より二方弁を通り加熱器を経て精留塔に入る配管と、
前記精留塔より副絞り装置を通り主回路の低圧部分に戻
す配管と、前記精留塔上部から出て冷却器、貯溜器に至
りさらに精留塔上部に戻す配管を接続した副回路を設
け、精留分離進行時の任意の時間において、前記主回路
の過冷却領域の部分に接続された前記二方弁を閉じるこ
とにより、主回路の分離濃度を初期封入冷媒組成から最
大高沸点冷媒濃度まで任意に設定でき、しかも確実、安
定にその濃度を保持することができる。そのため、暖房
負荷の低下によって圧縮機が停止した場合であっても主
回路の冷媒組成がそのまま保持されるので、圧縮機の再
起動の際にも暖房負荷の状態に応じた運転が行えサーモ
のON・OFFの回数が増えることなく、効率の良い運
転が行える。
さらに、主回路の加熱器の入口、出口の間に第1の連通
路を設け、主回路の冷却器の入口、出口の間に第2の連
通路を設け、第1の連通路と加熱器の入口もしくは出口
側配管の分岐部分に、加熱器の前後いずれかの配管と加
熱器の接続および前記加熱器の前後いずれかの配管と第
1の連通路の接続を択一的に選択する第1の三方弁を設
け、第2の連通路と冷却器の入口もしくは出口側配管の
分岐部分に、冷却器の前後いずれかの配管と冷却器の接
続および冷却器の前後いずれかの配管と第2の連通路の
接続を択一的に選択する第2の三方弁を設け、精留分離
停止時には、第1の三方弁により加熱器の前後いずれか
の配管と第1の連通路を接続し、第2の三方弁により冷
却器の前後いずれかの配管と前記第2の連通路を接続す
る構成により、加熱器からの放熱ロス、冷却器による冷
媒圧力損失の増加を防いでエネルギー損失の少ない運転
ができるものである。
路を設け、主回路の冷却器の入口、出口の間に第2の連
通路を設け、第1の連通路と加熱器の入口もしくは出口
側配管の分岐部分に、加熱器の前後いずれかの配管と加
熱器の接続および前記加熱器の前後いずれかの配管と第
1の連通路の接続を択一的に選択する第1の三方弁を設
け、第2の連通路と冷却器の入口もしくは出口側配管の
分岐部分に、冷却器の前後いずれかの配管と冷却器の接
続および冷却器の前後いずれかの配管と第2の連通路の
接続を択一的に選択する第2の三方弁を設け、精留分離
停止時には、第1の三方弁により加熱器の前後いずれか
の配管と第1の連通路を接続し、第2の三方弁により冷
却器の前後いずれかの配管と前記第2の連通路を接続す
る構成により、加熱器からの放熱ロス、冷却器による冷
媒圧力損失の増加を防いでエネルギー損失の少ない運転
ができるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す冷凍サイクル図、第2
図は本発明をヒートポンプ式の空調機に適用した場合の
冷凍サイクル図、第3図は従来例を示す冷凍サイクル図
である。 1……圧縮機、2……三方弁、3……加熱器、4……加
熱器バイパス路、5……負荷側熱交換器、6……主絞り
装置、7……熱源側熱交換器、8……三方弁、9……冷
却器、10……冷却器バイパス路、11……二方弁、1
2……精留塔、13……副絞り装置、14……貯溜器。
図は本発明をヒートポンプ式の空調機に適用した場合の
冷凍サイクル図、第3図は従来例を示す冷凍サイクル図
である。 1……圧縮機、2……三方弁、3……加熱器、4……加
熱器バイパス路、5……負荷側熱交換器、6……主絞り
装置、7……熱源側熱交換器、8……三方弁、9……冷
却器、10……冷却器バイパス路、11……二方弁、1
2……精留塔、13……副絞り装置、14……貯溜器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 13/00 341 E 9335−3L
Claims (2)
- 【請求項1】低沸点成分と高沸点成分とからなる非共沸
混合冷媒を循環させる圧縮機、加熱器、負荷側熱交換
器、主絞り装置、熱源側熱交換器、冷却器を順次環状接
続した主回路と、前記主回路の過冷却領域の部分より二
方弁を通り加熱器を経て精留塔に入る配管と、前記精留
塔より副絞り装置を通り主回路の低圧部分に戻す配管
と、前記精留塔上部から出て冷却器、貯溜器に至りさら
に精留塔上部に戻す配管を接続した副回路を設け、精留
分離進行時の任意の時間において、前記主回路の過冷却
領域の部分に接続された前記二方弁を閉じる構成とした
冷凍サイクル装置。 - 【請求項2】主回路の加熱器の入口、出口の間に第1の
連通路を設け、前記主回路の冷却器の入口、出口の間に
第2の連通路を設け、前記第1の連通路と前記加熱器の
入口もしくは出口側配管の分岐部分に、前記加熱器の前
後いずれかの配管と前記加熱器の接続および前記加熱器
の前後いずれかの配管と前記第1の連通路の接続を択一
的に選択する第1の三方弁を設け、前記第2の連通路と
前記冷却器の入口もしくは出口側配管の分岐部分に、前
記冷却器の前後いずれかの配管と前記冷却器の接続およ
び前記冷却器の前後いずれかの配管と前記第2の連通路
の接続を択一的に選択する第2の三方弁を設け、精留分
離停止時には、前記第1の三方弁により前記加熱器の前
後いずれかの配管と前記第1の連通路を接続し、前記第
2の三方弁により前記冷却器の前後いずれかの配管と前
記第2の連通路を接続する構成とした特許請求の範囲第
1項記載の冷凍サイクル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8645586A JPH0652138B2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8645586A JPH0652138B2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 冷凍サイクル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62242769A JPS62242769A (ja) | 1987-10-23 |
| JPH0652138B2 true JPH0652138B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=13887415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8645586A Expired - Lifetime JPH0652138B2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 冷凍サイクル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652138B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4465860B2 (ja) * | 2000-11-20 | 2010-05-26 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の冷凍装置 |
-
1986
- 1986-04-15 JP JP8645586A patent/JPH0652138B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62242769A (ja) | 1987-10-23 |
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