JPH0652540A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0652540A JPH0652540A JP20366492A JP20366492A JPH0652540A JP H0652540 A JPH0652540 A JP H0652540A JP 20366492 A JP20366492 A JP 20366492A JP 20366492 A JP20366492 A JP 20366492A JP H0652540 A JPH0652540 A JP H0652540A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- particles
- recording medium
- tin dioxide
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 非磁性支持体上に磁性層と中間層とを有する
磁気記録媒体において、中間層が、アンチモンを含む二
酸化錫を被着した粒子を含む導電層である。 【効果】 本発明の磁気記録媒体は、表面平滑性を損な
うことなく、テープ耐久性を低く維持し、特にドロップ
アウトを低く維持する効果に優れる。
磁気記録媒体において、中間層が、アンチモンを含む二
酸化錫を被着した粒子を含む導電層である。 【効果】 本発明の磁気記録媒体は、表面平滑性を損な
うことなく、テープ耐久性を低く維持し、特にドロップ
アウトを低く維持する効果に優れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体に関し、さ
らに詳しくは、表面電気抵抗を低減した防埃性・電磁変
換特性に優れた磁気記録媒体に関する。
らに詳しくは、表面電気抵抗を低減した防埃性・電磁変
換特性に優れた磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気記録媒体は、ポリエチレン
テレフタレート等をフィルム状またはシート状に成形し
てなる支持体と、この支持体の上に磁性粉末を結合剤樹
脂とともに塗布することによって形成された磁性層とか
ら構成される。磁性層はその表面電気抵抗が高い(10
11〜1013Ω/sq)ために、帯電しやすく、塵埃が付
着してドロップアウト(dropout)の原因となったり、
記録再生時において放電によるノイズを発生したりす
る。
テレフタレート等をフィルム状またはシート状に成形し
てなる支持体と、この支持体の上に磁性粉末を結合剤樹
脂とともに塗布することによって形成された磁性層とか
ら構成される。磁性層はその表面電気抵抗が高い(10
11〜1013Ω/sq)ために、帯電しやすく、塵埃が付
着してドロップアウト(dropout)の原因となったり、
記録再生時において放電によるノイズを発生したりす
る。
【0003】磁性層の表面電気抵抗を低下させるため
に、支持体と磁性層との間に中間層を設け、該中間層中
に、米国特許第3440091号(特許日:1969年
4月22日)、特開昭55−55433、特開昭59−
110028、特開昭60−20316、特開昭60−
35323、特開昭60−38723、等にみられるカ
ーボンブラックや、特開昭57−60536号にみられ
る第4級アンモニウム塩や、特開昭60−45940に
みられる導電性ポリマーを含有させることが提案されて
いる。
に、支持体と磁性層との間に中間層を設け、該中間層中
に、米国特許第3440091号(特許日:1969年
4月22日)、特開昭55−55433、特開昭59−
110028、特開昭60−20316、特開昭60−
35323、特開昭60−38723、等にみられるカ
ーボンブラックや、特開昭57−60536号にみられ
る第4級アンモニウム塩や、特開昭60−45940に
みられる導電性ポリマーを含有させることが提案されて
いる。
【0004】カーボンブラックを含有させる場合、微粒
子粉末のために分散性に難があり、中間層の表面平滑性
が低下する。そのために、その上側に設ける磁性層表面
の平滑性も、該中間層の影響を受け、低下したものにな
りやすい。特に、VHS方式ビデオテープ、8ミリ方式
ビデオテープに代表される短波長期録画なされる品種で
は、これがしばしば重要な問題となる。たとえば、RF
出力が低下したり、S/Nが低下したりして、画質が劣
化する。
子粉末のために分散性に難があり、中間層の表面平滑性
が低下する。そのために、その上側に設ける磁性層表面
の平滑性も、該中間層の影響を受け、低下したものにな
りやすい。特に、VHS方式ビデオテープ、8ミリ方式
ビデオテープに代表される短波長期録画なされる品種で
は、これがしばしば重要な問題となる。たとえば、RF
出力が低下したり、S/Nが低下したりして、画質が劣
化する。
【0005】第4級アンモニウム塩を中間層に含有させ
た場合、これらの界面活性剤が本来的に塗膜中で移動し
やすいので、磁性層の表面に到達する。第4級アンモニ
ウム塩はイオン化傾向が強いために、磁性層の表面が湿
度の影響をつよく受けるようになり、最終的には耐久性
が低下することになる。
た場合、これらの界面活性剤が本来的に塗膜中で移動し
やすいので、磁性層の表面に到達する。第4級アンモニ
ウム塩はイオン化傾向が強いために、磁性層の表面が湿
度の影響をつよく受けるようになり、最終的には耐久性
が低下することになる。
【0006】導電性ポリマーを中間層に使用した場合、
導電性ポリマーでは表面電気抵抗が108 Ω/sq以下
にならない。このため、さらに表面電気抵抗を下げるた
めに導電性カーボンを含有する別の中間層も必要とす
る。また、塗膜強度の点で、これらの導電性ポリマーは
非常に弱いという欠点をもつ。
導電性ポリマーでは表面電気抵抗が108 Ω/sq以下
にならない。このため、さらに表面電気抵抗を下げるた
めに導電性カーボンを含有する別の中間層も必要とす
る。また、塗膜強度の点で、これらの導電性ポリマーは
非常に弱いという欠点をもつ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】表面性に優れ、かつ表
面電気抵抗を106 Ω/sq程度に制御された磁気記録
媒体の提供を目的とする。
面電気抵抗を106 Ω/sq程度に制御された磁気記録
媒体の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、係る状況
に鑑みて検討を重ねた結果、106 Ω/sq程度の表面
電気抵抗を有する磁気記録媒体を得るためには、特殊な
導電性粒子を含む導電性被膜を高分子からなる基体に形
成し、その上に磁性粒子を含む磁性塗膜層を形成すれば
よいことを見い出し、本発明を完成するに至った。
に鑑みて検討を重ねた結果、106 Ω/sq程度の表面
電気抵抗を有する磁気記録媒体を得るためには、特殊な
導電性粒子を含む導電性被膜を高分子からなる基体に形
成し、その上に磁性粒子を含む磁性塗膜層を形成すれば
よいことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】特殊な導電性粒子とは、アンチモンを含む
二酸化錫を表面に被着させた粒子を指す。どのような粒
子でも、アンチモンを含む二酸化錫の微粒子を表面に被
着させれば導電性が付与される。しかし、最終的な磁性
層の表面粗さを悪化させないためには、粒子サイズとし
て1μm以下、さらに好ましくは0.3μm以下がよ
い。このような意味で、アンチモンを含む二酸化錫の微
粒子を被着させる粒子として、硫酸バリウムが挙げられ
る。たとえば、アンチモンを含む二酸化錫の微粒子を硫
酸バリウム粒子の表面に被着する方法としては、アンチ
モンを含む二酸化錫のコロイド、好ましくは0.01μ
m以下のコロイドを用い、水溶液中で表面電荷をコント
ロールしながら硫酸バリウム粒子表面に沈着させた後、
濾過水洗し、150℃以上、さらに好ましくは300℃
以上で焼成する方法が考えられる。しかし、この製造方
法によって、本発明が制限を受けるものではない。粒子
に対し、アンチモンを含有する二酸化錫の好ましい付着
量の範囲は5〜400wt%、さらに好ましくは20〜
120wt%である。二酸化錫中に含有させるアンチモ
ンの量は、好ましくは1〜15%、さらに好ましくは2
〜10wt%である。
二酸化錫を表面に被着させた粒子を指す。どのような粒
子でも、アンチモンを含む二酸化錫の微粒子を表面に被
着させれば導電性が付与される。しかし、最終的な磁性
層の表面粗さを悪化させないためには、粒子サイズとし
て1μm以下、さらに好ましくは0.3μm以下がよ
い。このような意味で、アンチモンを含む二酸化錫の微
粒子を被着させる粒子として、硫酸バリウムが挙げられ
る。たとえば、アンチモンを含む二酸化錫の微粒子を硫
酸バリウム粒子の表面に被着する方法としては、アンチ
モンを含む二酸化錫のコロイド、好ましくは0.01μ
m以下のコロイドを用い、水溶液中で表面電荷をコント
ロールしながら硫酸バリウム粒子表面に沈着させた後、
濾過水洗し、150℃以上、さらに好ましくは300℃
以上で焼成する方法が考えられる。しかし、この製造方
法によって、本発明が制限を受けるものではない。粒子
に対し、アンチモンを含有する二酸化錫の好ましい付着
量の範囲は5〜400wt%、さらに好ましくは20〜
120wt%である。二酸化錫中に含有させるアンチモ
ンの量は、好ましくは1〜15%、さらに好ましくは2
〜10wt%である。
【0010】本発明において、非磁性支持体とは、ポリ
エステルフィルム、ポリイミドフィルム等の絶縁性フィ
ルムを指す。
エステルフィルム、ポリイミドフィルム等の絶縁性フィ
ルムを指す。
【0011】導電性被膜を形成するには、粒子の表面に
アンチモンを含む二酸化錫を被着させた粒子を、結合剤
樹脂と、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シクロヘキ
サノン、トルエン、メチルエチルケトン等の有機溶剤と
ともに充分分散させたのち、グラビア塗布その他の方法
により、乾燥膜厚が1μm以下、好ましくは0.1〜
0.5μm程度となるように支持体上に塗布し、乾燥す
ればよい。この際に使用される結合剤樹脂としては、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂等が挙げ
られる。これらのバインダー樹脂の分子中には、スルフ
ォン酸基、リン酸基、カルボン酸基等の酸基、第二、第
三、あるいは第四アンモニウム等のアルカリ基等を含ん
でいても、何ら問題ない。前者の酸基がナトリウムなど
の金属イオンを含み、塩を形成しても、さらには樹脂中
の第二、第三、第四アンモニウムなどと分子内錯塩を形
成している類のものであっても、何ら支障にならない。
アンチモンを含む二酸化錫を被着させた粒子を、結合剤
樹脂と、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シクロヘキ
サノン、トルエン、メチルエチルケトン等の有機溶剤と
ともに充分分散させたのち、グラビア塗布その他の方法
により、乾燥膜厚が1μm以下、好ましくは0.1〜
0.5μm程度となるように支持体上に塗布し、乾燥す
ればよい。この際に使用される結合剤樹脂としては、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂等が挙げ
られる。これらのバインダー樹脂の分子中には、スルフ
ォン酸基、リン酸基、カルボン酸基等の酸基、第二、第
三、あるいは第四アンモニウム等のアルカリ基等を含ん
でいても、何ら問題ない。前者の酸基がナトリウムなど
の金属イオンを含み、塩を形成しても、さらには樹脂中
の第二、第三、第四アンモニウムなどと分子内錯塩を形
成している類のものであっても、何ら支障にならない。
【0012】ついで、磁性粉末、結合剤樹脂、有機溶
剤、分散剤、その他の各種添加剤からなる磁性層を、前
述のように形成された導電性被膜上に常法により塗布
し、乾燥して磁性層を形成する。
剤、分散剤、その他の各種添加剤からなる磁性層を、前
述のように形成された導電性被膜上に常法により塗布
し、乾燥して磁性層を形成する。
【0013】この磁性塗料の成分については特に制限は
なく、従来使用されているものがいずれも使用できる。
すなわち、磁性粒子としては、酸化鉄(γ−Fe
2O3)、コバルト被着型酸化鉄(Co−Fe2O3)、酸
化クロム(Cr2 O)などや、強磁性金属あるいは合
金、すなわち、Fe、Co、Niの単体およびFe−C
o、Fe−Ni、Fe−Ni−Coなどの金属粉が挙げ
られる。これらの磁性粉には表面にAl、Si、Cr、
Zn、Cu、Zrなどの元素を複数種含むものもある。
酸化クロム、強磁性金属または合金などは、空気中で安
定に存在させるために、充分に表面酸化処理を行なわれ
た微粒子が使用される。結合剤樹脂としては、先と同様
に、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂等
が挙げられる。これらのバインダー樹脂の分子中には、
スルフォン酸基、リン酸基、カルボン酸基等の酸基、第
二、第三、もしくは第四アンモニウム等のアルカリ基等
を含んでいても何ら問題ない。前者の酸基がナトリウム
などの金属イオンを含み塩を形成しても、場合によって
は樹脂中の第二、第三、第四アンモニウムなどと分子内
錯塩を形成している類のものであっても何ら支障になら
ない。有機溶剤としては先と同様にテトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、シクロヘキサノン、トルエン、メチル
エチルケトン等を使用することができる。以下、この発
明の実施例について説明する。
なく、従来使用されているものがいずれも使用できる。
すなわち、磁性粒子としては、酸化鉄(γ−Fe
2O3)、コバルト被着型酸化鉄(Co−Fe2O3)、酸
化クロム(Cr2 O)などや、強磁性金属あるいは合
金、すなわち、Fe、Co、Niの単体およびFe−C
o、Fe−Ni、Fe−Ni−Coなどの金属粉が挙げ
られる。これらの磁性粉には表面にAl、Si、Cr、
Zn、Cu、Zrなどの元素を複数種含むものもある。
酸化クロム、強磁性金属または合金などは、空気中で安
定に存在させるために、充分に表面酸化処理を行なわれ
た微粒子が使用される。結合剤樹脂としては、先と同様
に、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂等
が挙げられる。これらのバインダー樹脂の分子中には、
スルフォン酸基、リン酸基、カルボン酸基等の酸基、第
二、第三、もしくは第四アンモニウム等のアルカリ基等
を含んでいても何ら問題ない。前者の酸基がナトリウム
などの金属イオンを含み塩を形成しても、場合によって
は樹脂中の第二、第三、第四アンモニウムなどと分子内
錯塩を形成している類のものであっても何ら支障になら
ない。有機溶剤としては先と同様にテトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、シクロヘキサノン、トルエン、メチル
エチルケトン等を使用することができる。以下、この発
明の実施例について説明する。
【0014】
(比較例1)飽和磁化125emu/g、抗磁力160
0Oeのメタル磁性粉(主成分は鉄)を以下の組成で塗
料化した。このメタル磁性塗料を厚さ7μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム基体に塗布後、カレンダー
処理を行なったのち、50℃にて24時間硬化反応を行
い、磁性層厚が2.6μmの磁気記録媒体を得た。 磁性粉粒子 100部 MR−110(塩ビ系樹脂)(日本ゼオン社製) 10部 TS−45(ポリウレタン樹脂)(大日本インキ化学工業製) 10部 研磨剤 5部 添加剤 5部 イソシアネート 4部 MEK 100部 トルエン 100部 シクロヘキサノン 100部
0Oeのメタル磁性粉(主成分は鉄)を以下の組成で塗
料化した。このメタル磁性塗料を厚さ7μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム基体に塗布後、カレンダー
処理を行なったのち、50℃にて24時間硬化反応を行
い、磁性層厚が2.6μmの磁気記録媒体を得た。 磁性粉粒子 100部 MR−110(塩ビ系樹脂)(日本ゼオン社製) 10部 TS−45(ポリウレタン樹脂)(大日本インキ化学工業製) 10部 研磨剤 5部 添加剤 5部 イソシアネート 4部 MEK 100部 トルエン 100部 シクロヘキサノン 100部
【0015】このものの表面電気抵抗値は5×1010Ω
/cm2 であった。さらにデッキ内での走行性を維持す
るためのバック層(カーボンブラックと結合剤樹脂を含
む)を0.5μm塗布し硬化反応を行なったのち(バッ
ク層の表面電気抵抗値は6×105Ω/cm2 であっ
た)、8mmにスリットしたものを市販の8mm用デッ
キにてドロップアウト(15μ秒−20dBの条件)を
測定したところ12個/分となった。このものを、通常
生活環境下(クリーン度500000程度)の空気を強
制的にデッキ内に送り込みながら100パス走行させた
のち、再びドロップアウトを測定したところ、33個/
分と増加した。これは、試験環境下の浮遊粒子がメタル
磁気層表面に走行中付着したためと考えられる
/cm2 であった。さらにデッキ内での走行性を維持す
るためのバック層(カーボンブラックと結合剤樹脂を含
む)を0.5μm塗布し硬化反応を行なったのち(バッ
ク層の表面電気抵抗値は6×105Ω/cm2 であっ
た)、8mmにスリットしたものを市販の8mm用デッ
キにてドロップアウト(15μ秒−20dBの条件)を
測定したところ12個/分となった。このものを、通常
生活環境下(クリーン度500000程度)の空気を強
制的にデッキ内に送り込みながら100パス走行させた
のち、再びドロップアウトを測定したところ、33個/
分と増加した。これは、試験環境下の浮遊粒子がメタル
磁気層表面に走行中付着したためと考えられる
【0016】(実施例1)平均粒径0.1μmの硫酸バ
リウム粒子の表面にアンチモンを小量含む二酸化錫の表
面処理をした粒子(三井金属製・比表面積19.5m2
/g、7wt%のアンチモンを含む二酸化錫を硫酸バリ
ウムに対し30wt%含む、すなわち硫酸バリウム、二
酸化錫及びアンチモンの重量比は100:(30−7/
30):7/30)を含む導電性塗料を以下の組成で作
成した。この導電性塗料を厚さ7μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム基体に塗布後、50℃にて24時
間硬化反応を行ない、膜厚が0.5μmの導電性フィル
ムを得た。このものの表面電気抵抗値は2×106Ω/
cm2 であった。 SnO2 (Sb)被着BaSO4 100部 MR−110(塩ビ系樹脂)(日本ゼオン社製) 60部 TS−45(ポリウレタン樹脂)(大日本インキ化学工業製) 15部 添加剤 1部 イソシアネート 15部 MEK 500部 トルエン 500部 シクロヘキサノン 500部
リウム粒子の表面にアンチモンを小量含む二酸化錫の表
面処理をした粒子(三井金属製・比表面積19.5m2
/g、7wt%のアンチモンを含む二酸化錫を硫酸バリ
ウムに対し30wt%含む、すなわち硫酸バリウム、二
酸化錫及びアンチモンの重量比は100:(30−7/
30):7/30)を含む導電性塗料を以下の組成で作
成した。この導電性塗料を厚さ7μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム基体に塗布後、50℃にて24時
間硬化反応を行ない、膜厚が0.5μmの導電性フィル
ムを得た。このものの表面電気抵抗値は2×106Ω/
cm2 であった。 SnO2 (Sb)被着BaSO4 100部 MR−110(塩ビ系樹脂)(日本ゼオン社製) 60部 TS−45(ポリウレタン樹脂)(大日本インキ化学工業製) 15部 添加剤 1部 イソシアネート 15部 MEK 500部 トルエン 500部 シクロヘキサノン 500部
【0017】この導電性被膜の上に、比較例1と同様の
メタル磁性塗料を塗布後、カレンダー処理を行なったの
ち50℃にて24時間硬化反応を行ない、磁性層厚が
2.6μmの磁気記録媒体を得た。このものの表面電気
抵抗値は、8×106Ω/cm2であった。さらに、比較
例1と同様のバック層を0.5μm塗布し硬化反応を行
なったのち、8mmにスリットしたものを市販の8mm
用デッキにてドロップアウト(比較例1と同様の条件)
を測定したところ、8個/分となった。さらに、比較例
と同様の条件下で、8mmデッキにて100パス走行さ
せたのち、再びドロップアウトを測定したところ、11
個/分となり、ドロップアウトの大きな増加がみられな
かった。また、初期特性を比較例1のテープを基準に比
較したところ、同様の値を示した。
メタル磁性塗料を塗布後、カレンダー処理を行なったの
ち50℃にて24時間硬化反応を行ない、磁性層厚が
2.6μmの磁気記録媒体を得た。このものの表面電気
抵抗値は、8×106Ω/cm2であった。さらに、比較
例1と同様のバック層を0.5μm塗布し硬化反応を行
なったのち、8mmにスリットしたものを市販の8mm
用デッキにてドロップアウト(比較例1と同様の条件)
を測定したところ、8個/分となった。さらに、比較例
と同様の条件下で、8mmデッキにて100パス走行さ
せたのち、再びドロップアウトを測定したところ、11
個/分となり、ドロップアウトの大きな増加がみられな
かった。また、初期特性を比較例1のテープを基準に比
較したところ、同様の値を示した。
【0018】(比較例2)平均粒径0.08μmのカー
ボンブラックを含む導電性塗料を以下の組成で、作成し
た。この導電性塗料を厚さ7μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルム基体に塗布後、50℃にて24時間硬
化反応を行ない、膜厚が0.5μmの導電性フィルムを
得た。このものの表面電気抵抗値は1×106Ω/cm2
であった 。 カーボンブラック 100部 MR−110(塩ビ系樹脂)(日本ゼオン社製) 60部 TS−45(ポリウレタン樹脂)(大日本インキ化学工業製) 15部 添加剤 1部 イソシアネート 15部 MEK 500部 トルエン 500部 シクロヘキサノン 500部
ボンブラックを含む導電性塗料を以下の組成で、作成し
た。この導電性塗料を厚さ7μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルム基体に塗布後、50℃にて24時間硬
化反応を行ない、膜厚が0.5μmの導電性フィルムを
得た。このものの表面電気抵抗値は1×106Ω/cm2
であった 。 カーボンブラック 100部 MR−110(塩ビ系樹脂)(日本ゼオン社製) 60部 TS−45(ポリウレタン樹脂)(大日本インキ化学工業製) 15部 添加剤 1部 イソシアネート 15部 MEK 500部 トルエン 500部 シクロヘキサノン 500部
【0019】この導電性被膜の上に、比較例1と同様の
メタル磁性塗料を塗布後、カレンダー処理を行なったの
ち50℃にて24時間硬化反応を行ない、磁性層厚が
2.6μmの磁気記録媒体を得た。このものの表面電気
抵抗値は、5×106Ω/cm2であった。さらに、比較
例1と同様のバック層を0.5μm塗布し硬化反応を行
なったのち、8mmにスリットしたものを市販の8mm
用デッキにてドロップアウト(比較例1と同様の条件)
を測定したところ10個/分となった。さらに、比較例
と同様の条件下で、8mmデッキにて100パス走行さ
せたのち、再びドロップアウトを測定したところ、9個
/分となり、ドロップアウトの大きな増加がみられなか
った。また初期特性を比較例1のテープを基準に比較し
たところ、−0.5dBとなった。これは、カーボンブ
ラックの表面性が、その上に塗布したメタル磁性層に影
響を及ぼしたためであると考えられる。
メタル磁性塗料を塗布後、カレンダー処理を行なったの
ち50℃にて24時間硬化反応を行ない、磁性層厚が
2.6μmの磁気記録媒体を得た。このものの表面電気
抵抗値は、5×106Ω/cm2であった。さらに、比較
例1と同様のバック層を0.5μm塗布し硬化反応を行
なったのち、8mmにスリットしたものを市販の8mm
用デッキにてドロップアウト(比較例1と同様の条件)
を測定したところ10個/分となった。さらに、比較例
と同様の条件下で、8mmデッキにて100パス走行さ
せたのち、再びドロップアウトを測定したところ、9個
/分となり、ドロップアウトの大きな増加がみられなか
った。また初期特性を比較例1のテープを基準に比較し
たところ、−0.5dBとなった。これは、カーボンブ
ラックの表面性が、その上に塗布したメタル磁性層に影
響を及ぼしたためであると考えられる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係わる導電層の導入により、初
期特性の劣化を伴うことなく、繰り返し走行後のドロッ
プアウトの増加のない磁気テープを得ることが可能にな
る。
期特性の劣化を伴うことなく、繰り返し走行後のドロッ
プアウトの増加のない磁気テープを得ることが可能にな
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に磁性層と中間層とを有
する磁気記録媒体において、中間層が、アンチモンを含
む二酸化錫を被着させた粒子を含む導電層であることを
特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 アンチモンを含む二酸化錫を被着させた
粒子が、硫酸バリウムであることを特徴とする請求項1
記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 アンチモンを含む二酸化錫が、水溶液中
において粒子に被着され、水洗後、焼成されたものであ
ることを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 アンチモンを含む二酸化錫が水溶液中で
コロイドであることを特徴とする請求項3記載の磁気記
録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20366492A JPH0652540A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20366492A JPH0652540A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652540A true JPH0652540A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16477812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20366492A Pending JPH0652540A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1742204A1 (en) * | 2005-07-04 | 2007-01-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20366492A patent/JPH0652540A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1742204A1 (en) * | 2005-07-04 | 2007-01-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
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