JPH0652798A - プラズマディスプレイ用基板のカラーフィルター形成方法 - Google Patents
プラズマディスプレイ用基板のカラーフィルター形成方法Info
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- JPH0652798A JPH0652798A JP4222239A JP22223992A JPH0652798A JP H0652798 A JPH0652798 A JP H0652798A JP 4222239 A JP4222239 A JP 4222239A JP 22223992 A JP22223992 A JP 22223992A JP H0652798 A JPH0652798 A JP H0652798A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- color filter
- filter
- conductive film
- forming
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性に優れるとともに出ガスがなく、しか
も膜厚均一性、解像性、加工精度においても満足のいく
プラズマディスプレイ用基板のカラーフィルターを形成
する。 【構成】 導電膜2を形成したガラス等の基板1を、耐
熱性のある着色剤を分散した電着液中に浸漬して電圧を
印加することにより、電気泳動法を利用して導電膜上に
フィルター材料層6を形成し、さらに焼成を通して有機
分を焼失すると同時に着色反応を促進することにより基
板上にフィルター部分7を形成する。
も膜厚均一性、解像性、加工精度においても満足のいく
プラズマディスプレイ用基板のカラーフィルターを形成
する。 【構成】 導電膜2を形成したガラス等の基板1を、耐
熱性のある着色剤を分散した電着液中に浸漬して電圧を
印加することにより、電気泳動法を利用して導電膜上に
フィルター材料層6を形成し、さらに焼成を通して有機
分を焼失すると同時に着色反応を促進することにより基
板上にフィルター部分7を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
パネル(以下、PDPと略す)を構成するプラズマディ
スプレイ用基板のカラーフィルター形成方法に関するも
のである。
パネル(以下、PDPと略す)を構成するプラズマディ
スプレイ用基板のカラーフィルター形成方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1は反射型蛍光面を有する従来のDC
型PDPの一構成例を示すもので、ガラスからなる平板
状の前面板11と背面板12が互いに平行にかつ対向し
て配設され、両者はその間に設けられたセル障壁13に
より一定の間隔に保持されている。また、前面板11の
背面には互いに平行な複数のライン状の陽極14が形成
されているとともに、背面板12の前面側には互いに平
行な複数のライン状の陰極15がこの陽極14と直交し
て形成されている。さらにセル障壁13の内面には蛍光
層16が隣接して形成されており、この蛍光層16には
各セル17毎に赤(R)、緑(G)、青(B)の発光色
の蛍光体が所定のパターンで振り分けて設けられてい
る。
型PDPの一構成例を示すもので、ガラスからなる平板
状の前面板11と背面板12が互いに平行にかつ対向し
て配設され、両者はその間に設けられたセル障壁13に
より一定の間隔に保持されている。また、前面板11の
背面には互いに平行な複数のライン状の陽極14が形成
されているとともに、背面板12の前面側には互いに平
行な複数のライン状の陰極15がこの陽極14と直交し
て形成されている。さらにセル障壁13の内面には蛍光
層16が隣接して形成されており、この蛍光層16には
各セル17毎に赤(R)、緑(G)、青(B)の発光色
の蛍光体が所定のパターンで振り分けて設けられてい
る。
【0003】上記従来のDC型PDPにおいては、陽極
14と陰極15の間に直流電源から所定の電圧を印加し
て電場を形成することにより、前面板11と背面板12
とセル障壁13とで構成される表示要素しての各セル1
7の内部で放電が行われる。そして、この放電により生
じる紫外線が蛍光層16を発光させ、前面板11を透過
する光を観察者が視認するようになっている。
14と陰極15の間に直流電源から所定の電圧を印加し
て電場を形成することにより、前面板11と背面板12
とセル障壁13とで構成される表示要素しての各セル1
7の内部で放電が行われる。そして、この放電により生
じる紫外線が蛍光層16を発光させ、前面板11を透過
する光を観察者が視認するようになっている。
【0004】また、図2は反射型蛍光面を有する従来の
AC型PDPの一構成例を示すもので、このAC型PD
Pにおいても先のDC型PDPと同様に、ガラスからな
る平板状の前面板21と背面板22が互いに平行にかつ
対向して配設され、両者はその間に設けられたセル障壁
23により一定の間隔に保持されている。そして、セル
障壁の下に書込み用の電極24が形成されており、また
前面板21の背面側にはセル25に一対ずつ対応して電
極26,27が平行に形成され、さらにその背面側に誘
電体層28及び保護層29が形成されており、セル障壁
23の内面及び背面板22の前面側に蛍光層30が形成
されている。
AC型PDPの一構成例を示すもので、このAC型PD
Pにおいても先のDC型PDPと同様に、ガラスからな
る平板状の前面板21と背面板22が互いに平行にかつ
対向して配設され、両者はその間に設けられたセル障壁
23により一定の間隔に保持されている。そして、セル
障壁の下に書込み用の電極24が形成されており、また
前面板21の背面側にはセル25に一対ずつ対応して電
極26,27が平行に形成され、さらにその背面側に誘
電体層28及び保護層29が形成されており、セル障壁
23の内面及び背面板22の前面側に蛍光層30が形成
されている。
【0005】上記従来のAC型PDPにおいては、前面
板21に形成された一対の電極26,27間に交流電源
から所定の電圧を印加して電場を形成することにより、
前面板21と背面板22とセル障壁23との間の表示要
素しての各セル25内で放電が行われる。そして、この
放電により生じる紫外線が蛍光層30を発光させ、前面
板21を透過する光を観察者が視認するようになってい
る。
板21に形成された一対の電極26,27間に交流電源
から所定の電圧を印加して電場を形成することにより、
前面板21と背面板22とセル障壁23との間の表示要
素しての各セル25内で放電が行われる。そして、この
放電により生じる紫外線が蛍光層30を発光させ、前面
板21を透過する光を観察者が視認するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
カラーPDPでは今までに様々な改良がなされてきた。
しかしながら、PDPの輝度が十分でないためもあって
コントラストが十分とれていないのが現状である。
カラーPDPでは今までに様々な改良がなされてきた。
しかしながら、PDPの輝度が十分でないためもあって
コントラストが十分とれていないのが現状である。
【0007】ディスプレイを見やすくするには、反射率
を低減しコントラストを向上させることが効果があり、
これを実現するための手段としては、 前面板にND(Neutral Dencity)フィルター特性を持
たせる。 前面板にNd2 O3 を入れ、発光体の主要スペクトル
以外のところで吸収特性を持たせる。 蛍光層以外の場所を低反射材料で埋める。すなわち、
ブラックマトリクスを形成する。 蛍光層に顔料を混合する。 蛍光層の前に顔料層を形成する。 赤,緑,青の各セルに対応して、発光スペクトル単一
波長だけ透過させるカラーフィルターを設ける。 等が考えられるが、PDPはCRTと異なり輝度にあま
り余裕がないため、輝度の減少を最低限に抑えてコント
ラストを上げるには、のブラックマトリクスとのカ
ラーフィルターが有効である。そして、カラーPDPに
おいては、視野角の点から考えると、前面板の内側にこ
れらを設ける必要がある。しかし、このために基板作成
の工程上450〜600℃程度、若しくはそれ以上の高
温に耐えるものであること及び出ガスがないことが要求
される。この点において、現在使用されている液晶表示
素子用のカラーフィルターをそのまま使用することはで
きない。
を低減しコントラストを向上させることが効果があり、
これを実現するための手段としては、 前面板にND(Neutral Dencity)フィルター特性を持
たせる。 前面板にNd2 O3 を入れ、発光体の主要スペクトル
以外のところで吸収特性を持たせる。 蛍光層以外の場所を低反射材料で埋める。すなわち、
ブラックマトリクスを形成する。 蛍光層に顔料を混合する。 蛍光層の前に顔料層を形成する。 赤,緑,青の各セルに対応して、発光スペクトル単一
波長だけ透過させるカラーフィルターを設ける。 等が考えられるが、PDPはCRTと異なり輝度にあま
り余裕がないため、輝度の減少を最低限に抑えてコント
ラストを上げるには、のブラックマトリクスとのカ
ラーフィルターが有効である。そして、カラーPDPに
おいては、視野角の点から考えると、前面板の内側にこ
れらを設ける必要がある。しかし、このために基板作成
の工程上450〜600℃程度、若しくはそれ以上の高
温に耐えるものであること及び出ガスがないことが要求
される。この点において、現在使用されている液晶表示
素子用のカラーフィルターをそのまま使用することはで
きない。
【0008】一方、材料をペースト化してスクリーン印
刷によってカラーフィルターを形成する方法が知られて
いるが、膜厚均一性、解像性、加工精度において、特に
大型化を考えた場合に必ずしも満足のいくものではな
い。
刷によってカラーフィルターを形成する方法が知られて
いるが、膜厚均一性、解像性、加工精度において、特に
大型化を考えた場合に必ずしも満足のいくものではな
い。
【0009】本発明は、上述のような背景に鑑みてなさ
れたものであり、耐熱性に優れるとともに出ガスがな
く、しかも膜厚均一性、解像性、加工精度においても満
足のいくカラーフィルターを形成できるプラズマディス
プレイ用基板のカラーフィルター形成方法を提供するこ
とを目的とする。
れたものであり、耐熱性に優れるとともに出ガスがな
く、しかも膜厚均一性、解像性、加工精度においても満
足のいくカラーフィルターを形成できるプラズマディス
プレイ用基板のカラーフィルター形成方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカラーフィルター形成方法は、導電膜を形
成したガラス等の基板を、耐熱性を有する着色剤を分散
した電着液中に浸漬して電圧を印加することにより、電
気泳動法を利用して導電膜上にフィルター材料層を形成
し、さらに焼成を通して有機分を焼失すると同時に着色
反応を促進することにより基板上にフィルター部分を形
成するものであり、具体的には次の3つの手法がある。
に、本発明のカラーフィルター形成方法は、導電膜を形
成したガラス等の基板を、耐熱性を有する着色剤を分散
した電着液中に浸漬して電圧を印加することにより、電
気泳動法を利用して導電膜上にフィルター材料層を形成
し、さらに焼成を通して有機分を焼失すると同時に着色
反応を促進することにより基板上にフィルター部分を形
成するものであり、具体的には次の3つの手法がある。
【0011】第1の手法は、カラーフィルターを形成す
る基板上に導電膜を形成し、さらにこの導電膜上のフィ
ルターを形成しない部位に非導電性層を形成した後、耐
熱性を有する着色剤を分散した電着液を介在させて電圧
を印加することにより導電膜上にフィルター材料層を形
成し、次いで焼成により有機分を焼失すると同時に着色
反応を促進してフィルター部分を形成することを特徴と
する。
る基板上に導電膜を形成し、さらにこの導電膜上のフィ
ルターを形成しない部位に非導電性層を形成した後、耐
熱性を有する着色剤を分散した電着液を介在させて電圧
を印加することにより導電膜上にフィルター材料層を形
成し、次いで焼成により有機分を焼失すると同時に着色
反応を促進してフィルター部分を形成することを特徴と
する。
【0012】また、第2の手法は、カラーフィルターを
形成する基板上にフィルターを形成すべきパターンで導
電膜をパターニングした後、耐熱性を有する着色剤を分
散した電着液を介在させて導電膜に選択的に電圧を印加
することにより導電膜上にフィルター材料層を形成し、
次いで焼成により有機分を焼失すると同時に着色反応を
促進してフィルター部分を形成することを特徴とする。
形成する基板上にフィルターを形成すべきパターンで導
電膜をパターニングした後、耐熱性を有する着色剤を分
散した電着液を介在させて導電膜に選択的に電圧を印加
することにより導電膜上にフィルター材料層を形成し、
次いで焼成により有機分を焼失すると同時に着色反応を
促進してフィルター部分を形成することを特徴とする。
【0013】また、第3の手法は、カラーフィルターを
形成する基板上に導電膜を形成した後、耐熱性を有する
着色剤と感光性樹脂組成物を分散した電着液を介在させ
て電圧を印加することにより導電膜上にフィルター材料
層を形成し、次いでマスクを介してパターン露光し、現
像した後で、焼成により有機分を焼失すると同時に着色
反応を促進してフィルター部分を形成することを特徴と
する。
形成する基板上に導電膜を形成した後、耐熱性を有する
着色剤と感光性樹脂組成物を分散した電着液を介在させ
て電圧を印加することにより導電膜上にフィルター材料
層を形成し、次いでマスクを介してパターン露光し、現
像した後で、焼成により有機分を焼失すると同時に着色
反応を促進してフィルター部分を形成することを特徴と
する。
【0014】そして、上記の各手法において、複数の異
なる透過波長をもつフィルター部分を同一基板上に形成
する場合には、上述の工程を必要な波長の数だけ繰り返
せばよいものである。
なる透過波長をもつフィルター部分を同一基板上に形成
する場合には、上述の工程を必要な波長の数だけ繰り返
せばよいものである。
【0015】また、これらの手法は、形成できる導電膜
のパターン、完成後のパネル構造等を考慮して、単独で
或いは複数を組み合わせることによりカラーフィルター
を形成できることは勿論である。
のパターン、完成後のパネル構造等を考慮して、単独で
或いは複数を組み合わせることによりカラーフィルター
を形成できることは勿論である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0017】(実施例1)図3及び図4は本発明の第1
の手法によるカラーフィルター形成方法の実施例を示す
工程図である。
の手法によるカラーフィルター形成方法の実施例を示す
工程図である。
【0018】本実施例では、まず、図3の(a)に示す
ように、ガラス等からなる平面状の基板1における蛍光
面を形成すべき面に導電膜2を形成する。この導電膜2
としては、例えば、可視光を透過する無機透明導電被膜
(ITO、ATO、ZnO、SnO2 )、焼成後に焼失
させることが可能な有機導電被膜などが考えられる。そ
して、この導電膜2上に(d)に示す如くフィルターを
形成する部分を残して非導電性層3を形成する。この非
導電性層3は、焼成工程後に出ガスの原因となる物質を
残さず、電着液に溶け出しさえしなければ無機又は有機
のいずれでも問題なく、そのパターニング手段も印刷
法、フォトリソ法等が考えられる。
ように、ガラス等からなる平面状の基板1における蛍光
面を形成すべき面に導電膜2を形成する。この導電膜2
としては、例えば、可視光を透過する無機透明導電被膜
(ITO、ATO、ZnO、SnO2 )、焼成後に焼失
させることが可能な有機導電被膜などが考えられる。そ
して、この導電膜2上に(d)に示す如くフィルターを
形成する部分を残して非導電性層3を形成する。この非
導電性層3は、焼成工程後に出ガスの原因となる物質を
残さず、電着液に溶け出しさえしなければ無機又は有機
のいずれでも問題なく、そのパターニング手段も印刷
法、フォトリソ法等が考えられる。
【0019】ここではパターニング精度の高さ、簡便
さ、多色付けの際の工程の簡略さを考慮して、ポジ型レ
ジストを使用することとして話しを進める。すなわち、
(b)に示すように、導電膜2上にポジ型レジストをス
プレー法、スピンナー法、ディップ法、印刷法、ブレー
ドコーター法、ロールコーター法などの任意のコーティ
ング法によって塗布して乾燥させることでレジスト層4
を形成した後、(c)に示すようにマスク5aを介して
紫外線で露光を行い、現像することによって(d)に示
す如くフィルターを形成する部位のレジスト層4を除去
してパターンを形成する。
さ、多色付けの際の工程の簡略さを考慮して、ポジ型レ
ジストを使用することとして話しを進める。すなわち、
(b)に示すように、導電膜2上にポジ型レジストをス
プレー法、スピンナー法、ディップ法、印刷法、ブレー
ドコーター法、ロールコーター法などの任意のコーティ
ング法によって塗布して乾燥させることでレジスト層4
を形成した後、(c)に示すようにマスク5aを介して
紫外線で露光を行い、現像することによって(d)に示
す如くフィルターを形成する部位のレジスト層4を除去
してパターンを形成する。
【0020】次に、所望の耐熱性を有する着色剤を分散
させた電着液中に、上記基板1を対設する一方の電極と
なるようにして浸漬した状態とし、対設した電極間に直
流電源を接続して所定の電圧を印加することによって、
図4の(e)に示す如く前記パターンにフィルター材料
層6が被着される。この場合、電着液中に浸漬して数秒
から数分の間通電するだけで、緻密でかつ均一な膜厚を
有するカラーフィルター材料層6がで形成できる。
させた電着液中に、上記基板1を対設する一方の電極と
なるようにして浸漬した状態とし、対設した電極間に直
流電源を接続して所定の電圧を印加することによって、
図4の(e)に示す如く前記パターンにフィルター材料
層6が被着される。この場合、電着液中に浸漬して数秒
から数分の間通電するだけで、緻密でかつ均一な膜厚を
有するカラーフィルター材料層6がで形成できる。
【0021】次いで、レジスト層4を剥離した後、焼成
によって有機分を焼失せしめ、着色反応を促進すること
によって、(f)に示すような耐熱性に優れ出ガスのな
い、膜厚均一性、解像性、加工精度においても満足のい
くフィルター部分7が形成される。
によって有機分を焼失せしめ、着色反応を促進すること
によって、(f)に示すような耐熱性に優れ出ガスのな
い、膜厚均一性、解像性、加工精度においても満足のい
くフィルター部分7が形成される。
【0022】多色のカラーフィルターの場合は、例えば
R,G,Bの透過波長をもつ着色剤をそれぞれ分散した
電着液に対して、非導電性層の形成から焼成までの工程
を繰り返せばよく、ポジ型レジストを使用する際は、図
3の(c)のマスクを介しての露光から図4の(e)の
電着までの工程を繰り返せばよい。さらに、ブラックマ
トリクスを入れる場合には、耐熱性の黒色着色剤を加え
た電着液について同様の工程を加えるようにする。これ
により、図4の(g)に示すように、3色のフィルター
部分7(R),7(G),7(B)及び黒色のフィルタ
ー部分7(Bl)が所望のパターンで配設された状態と
なる。
R,G,Bの透過波長をもつ着色剤をそれぞれ分散した
電着液に対して、非導電性層の形成から焼成までの工程
を繰り返せばよく、ポジ型レジストを使用する際は、図
3の(c)のマスクを介しての露光から図4の(e)の
電着までの工程を繰り返せばよい。さらに、ブラックマ
トリクスを入れる場合には、耐熱性の黒色着色剤を加え
た電着液について同様の工程を加えるようにする。これ
により、図4の(g)に示すように、3色のフィルター
部分7(R),7(G),7(B)及び黒色のフィルタ
ー部分7(Bl)が所望のパターンで配設された状態と
なる。
【0023】上記の着色剤としては、耐熱性の顔料であ
ればいずれも使用することができる。この場合、基板の
作製工程に依存するが450〜600℃程度の耐熱性が
あればよい。また、薄い膜厚で波長選択性が確保できる
色ガラスも使用することができる。また、発色とその安
定性、耐熱性、密着性、表面平滑性の向上のために低融
点のガラスフリットを混合することも有効である。
ればいずれも使用することができる。この場合、基板の
作製工程に依存するが450〜600℃程度の耐熱性が
あればよい。また、薄い膜厚で波長選択性が確保できる
色ガラスも使用することができる。また、発色とその安
定性、耐熱性、密着性、表面平滑性の向上のために低融
点のガラスフリットを混合することも有効である。
【0024】耐熱性顔料の種類は多いが、代表的なもの
としては、鉄系(赤)、アルミン酸マンガン系(桃
色)、金系(桃色)、アンチモン−チタン−クロム系
(橙色)、鉄−クロム−亜鉛系(褐色)、鉄系(褐
色)、チタン−クロム系(黄褐色)、鉄−クロム−亜鉛
系(黄褐色)、鉄−アンチモン系(黄褐色)、アンチモ
ン−チタン−クロム系(黄色)、亜鉛−バナジウム系
(黄色)、ジルコニウム−バナジウム系(黄色)、クロ
ム系(緑色)、バナジウム−クロム系(緑色)、コバル
ト系(青色)、アルミン酸コバルト系(青色)、バナジ
ウム−ジルコニウム系(青色)、コバルト−クロム−鉄
系(黒色)等があり、これらを混合して色調を合わせる
ことも可能である。そして、粒径1μm以上の粒子が全
粒子の10wt%以下であることが望ましい。すなわ
ち、粒径の大きな粒子が多いと透過度が低下して輝度の
低下をもたらすからである。さらに、粒径0.01〜
0.7μmの粒子が全粒子の20wt%以上であること
が望ましい。
としては、鉄系(赤)、アルミン酸マンガン系(桃
色)、金系(桃色)、アンチモン−チタン−クロム系
(橙色)、鉄−クロム−亜鉛系(褐色)、鉄系(褐
色)、チタン−クロム系(黄褐色)、鉄−クロム−亜鉛
系(黄褐色)、鉄−アンチモン系(黄褐色)、アンチモ
ン−チタン−クロム系(黄色)、亜鉛−バナジウム系
(黄色)、ジルコニウム−バナジウム系(黄色)、クロ
ム系(緑色)、バナジウム−クロム系(緑色)、コバル
ト系(青色)、アルミン酸コバルト系(青色)、バナジ
ウム−ジルコニウム系(青色)、コバルト−クロム−鉄
系(黒色)等があり、これらを混合して色調を合わせる
ことも可能である。そして、粒径1μm以上の粒子が全
粒子の10wt%以下であることが望ましい。すなわ
ち、粒径の大きな粒子が多いと透過度が低下して輝度の
低下をもたらすからである。さらに、粒径0.01〜
0.7μmの粒子が全粒子の20wt%以上であること
が望ましい。
【0025】色ガラスは着色機構からも種類が非常に多
い。また同じ原料でも条件によって色が変わる。一例を
示すと、フリットは珪酸(SiO2 )、酸化鉛(Pb
O)、酸化カリウム(K2 O5 )、硼酸(B2 O3 )、
フッ化アルミ(AlF3 )、酸化砒素(As2 O3 )等
を含むカリ鉛ガラスが主成分であり、原料としては、珪
石、鉛丹、黄色酸化鉛、鉛白、カリ硝石、硼酸、硼砂、
重炭酸ソーダ、フッ化物等が使用される。これに着色剤
として亜砒酸(白)、酸化錫(白)、酸化銅(緑)、酸
化コバルト(青)、重クロム酸カリ(黄色)、酸化アン
チモン(黄色)、酸化鉄(茶色)、二酸化マンガン(紫
色)、酸化ニッケル(紫色)、塩化金(赤)、ウラン酸
ソーダ(橙色)、セレン赤(朱赤色)等が組み合わされ
て混合される。そして、これらを混合し加熱溶融してガ
ラス化したものを冷却粉砕したものを使用する。
い。また同じ原料でも条件によって色が変わる。一例を
示すと、フリットは珪酸(SiO2 )、酸化鉛(Pb
O)、酸化カリウム(K2 O5 )、硼酸(B2 O3 )、
フッ化アルミ(AlF3 )、酸化砒素(As2 O3 )等
を含むカリ鉛ガラスが主成分であり、原料としては、珪
石、鉛丹、黄色酸化鉛、鉛白、カリ硝石、硼酸、硼砂、
重炭酸ソーダ、フッ化物等が使用される。これに着色剤
として亜砒酸(白)、酸化錫(白)、酸化銅(緑)、酸
化コバルト(青)、重クロム酸カリ(黄色)、酸化アン
チモン(黄色)、酸化鉄(茶色)、二酸化マンガン(紫
色)、酸化ニッケル(紫色)、塩化金(赤)、ウラン酸
ソーダ(橙色)、セレン赤(朱赤色)等が組み合わされ
て混合される。そして、これらを混合し加熱溶融してガ
ラス化したものを冷却粉砕したものを使用する。
【0026】前記の電着液としては、単純にこれらの着
色剤をイソプロピルアルコールに分散し、制御剤として
硝酸アルミニウム(Al(NO3 )3 ・9H2 O)等を
溶解したものでもよいが、特に複数の組成物を組み合わ
せる場合には、組成の均一性を保つため着色剤を焼成工
程で完全に焼失できる樹脂(又は樹脂溶液)に分散した
後にこれを電着液に分散した方がよい。
色剤をイソプロピルアルコールに分散し、制御剤として
硝酸アルミニウム(Al(NO3 )3 ・9H2 O)等を
溶解したものでもよいが、特に複数の組成物を組み合わ
せる場合には、組成の均一性を保つため着色剤を焼成工
程で完全に焼失できる樹脂(又は樹脂溶液)に分散した
後にこれを電着液に分散した方がよい。
【0027】[具体例]以下に、プラズマディスプレイ
用基板にブラックマトリクス付きの赤・緑・青のドット
パターンからなるカラーフィルターを形成した具体例を
示す。各色の顔料分散電着液は次のようにして作製し
た。
用基板にブラックマトリクス付きの赤・緑・青のドット
パターンからなるカラーフィルターを形成した具体例を
示す。各色の顔料分散電着液は次のようにして作製し
た。
【0028】「赤色フィルター用電着液」 金赤系ガラス粉末29.5wt%、ポリビニールアルコ
ール(クラレ224)2.7wt%、純水67.8wt
%を混合しボールミルにて分散する。この溶液を媒体C
H3 OHとともに電着液とする。 「緑色フィルター用電着液」 硫酸銅0.9wt%、酸化コバルト0.9wt%、酸化
クロム0.6wt%、ガラスフリット27.1wt%、
ポリビニールアルコール(クラレ224)2.7wt
%、純水67.8wt%を混合しボールミルにて分散す
る。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着液とする。 「青色フィルター用電着液」 コバルト系顔料4.4wt%、ガラスフリット25.1
wt%、ポリビニールアルコール(クラレ224)2.
7wt%、純水67.8wt%を混合しボールミルにて
分散する。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着液と
する。 「ブラックマトリクス用電着液」 コバルト−クロム−鉄系耐熱黒色顔料4.4wt%、ガ
ラスフリット25.1wt%、ポリビニールアルコール
(クラレ224)2.7wt%、純水67.8wt%を
混合しボールミルにて分散する。この溶液を媒体CH3
OHとともに電着液とする。
ール(クラレ224)2.7wt%、純水67.8wt
%を混合しボールミルにて分散する。この溶液を媒体C
H3 OHとともに電着液とする。 「緑色フィルター用電着液」 硫酸銅0.9wt%、酸化コバルト0.9wt%、酸化
クロム0.6wt%、ガラスフリット27.1wt%、
ポリビニールアルコール(クラレ224)2.7wt
%、純水67.8wt%を混合しボールミルにて分散す
る。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着液とする。 「青色フィルター用電着液」 コバルト系顔料4.4wt%、ガラスフリット25.1
wt%、ポリビニールアルコール(クラレ224)2.
7wt%、純水67.8wt%を混合しボールミルにて
分散する。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着液と
する。 「ブラックマトリクス用電着液」 コバルト−クロム−鉄系耐熱黒色顔料4.4wt%、ガ
ラスフリット25.1wt%、ポリビニールアルコール
(クラレ224)2.7wt%、純水67.8wt%を
混合しボールミルにて分散する。この溶液を媒体CH3
OHとともに電着液とする。
【0029】そして、ソーダライムガラスのカラーフィ
ルターを形成する面にEB蒸着法にてITO薄膜を形成
し、スピンナーにてポジ型レジスト(東京応化(株)製
「OFPR800」)を塗布、90℃で30分間乾燥し
た後、0.55mm×0.40mmのドットパターンの
マスクを介して中心波長405nmの紫外線を70mJ
/cm2 照射して露光し、現像液(東京応化(株)製
「NMD3」)にて現像した。これを赤色フィルター用
電着液中に正極として浸漬し、50VDCにて電着時間
15秒で電着層を形成した。
ルターを形成する面にEB蒸着法にてITO薄膜を形成
し、スピンナーにてポジ型レジスト(東京応化(株)製
「OFPR800」)を塗布、90℃で30分間乾燥し
た後、0.55mm×0.40mmのドットパターンの
マスクを介して中心波長405nmの紫外線を70mJ
/cm2 照射して露光し、現像液(東京応化(株)製
「NMD3」)にて現像した。これを赤色フィルター用
電着液中に正極として浸漬し、50VDCにて電着時間
15秒で電着層を形成した。
【0030】青色カラーフィルター、緑色カラーフィル
ターについても露光、現像、電着を同様に繰り返して行
った後、最後に全面露光してブラックマトリクス用電着
液中にて電着を行った。続いて、この基板を580℃に
て30分間焼成することによって、有機分を焼失すると
ともに着色剤を融着せしめてカラーフィルターを形成し
た。
ターについても露光、現像、電着を同様に繰り返して行
った後、最後に全面露光してブラックマトリクス用電着
液中にて電着を行った。続いて、この基板を580℃に
て30分間焼成することによって、有機分を焼失すると
ともに着色剤を融着せしめてカラーフィルターを形成し
た。
【0031】これにより、R,G,Bの3原色が視認さ
れるマトリクス状をしたカラープラズマディスプレイ用
基板のカラーフィルターを形成することができた。そし
て、この基板を前面板として使用することにより、コン
トラストの高いPDPを得ることができた。
れるマトリクス状をしたカラープラズマディスプレイ用
基板のカラーフィルターを形成することができた。そし
て、この基板を前面板として使用することにより、コン
トラストの高いPDPを得ることができた。
【0032】(実施例2)図5は本発明の第2の手法に
よるカラーフィルター形成方法の実施例を示す工程図で
ある。
よるカラーフィルター形成方法の実施例を示す工程図で
ある。
【0033】本実施例では、まず、図5の(a)に示す
ように、ガラス等からなる平板状の基板1上に導電膜2
をカラーフィルターを形成すべきパターンで形成する。
この場合、透過波長ごとに別々に電圧を印加できるよう
にパターニングする。次いで、耐熱性を有する着色剤を
分散した電着液を介在してパターンに選択的に電圧を印
加し、(b)に示すようにカラーフィルター材料層6を
形成する。
ように、ガラス等からなる平板状の基板1上に導電膜2
をカラーフィルターを形成すべきパターンで形成する。
この場合、透過波長ごとに別々に電圧を印加できるよう
にパターニングする。次いで、耐熱性を有する着色剤を
分散した電着液を介在してパターンに選択的に電圧を印
加し、(b)に示すようにカラーフィルター材料層6を
形成する。
【0034】多色のカラーフィルターを形成する場合に
は、それぞれの波長を透過する着色剤を分散した電着中
に浸漬し、パターンを選択して電圧を印加するプロセス
を波長の数だけ繰り返すことにより、(c)に示すよう
に各色のフィルター材料層6(R),6(G),6
(B)を形成すればよい。
は、それぞれの波長を透過する着色剤を分散した電着中
に浸漬し、パターンを選択して電圧を印加するプロセス
を波長の数だけ繰り返すことにより、(c)に示すよう
に各色のフィルター材料層6(R),6(G),6
(B)を形成すればよい。
【0035】最後に(d)に示すように、焼成によって
有機分を焼失すると同時にフィルター部分7(R),7
(G),7(B)を形成する。この形成方法では、特に
図示したような、前面板の電極に透明電極を使用したラ
インパターンのカラーPDPにおいてプロセス的に非常
に有利となる。
有機分を焼失すると同時にフィルター部分7(R),7
(G),7(B)を形成する。この形成方法では、特に
図示したような、前面板の電極に透明電極を使用したラ
インパターンのカラーPDPにおいてプロセス的に非常
に有利となる。
【0036】なお、本実施例において用いられる材料
は、導電膜、電着剤、着色剤ともに実施例1に示したも
のと同一でよい。
は、導電膜、電着剤、着色剤ともに実施例1に示したも
のと同一でよい。
【0037】[具体例]以下に、前面板に透明電極とし
てITOの電極をもつAC型のプラズマディスプレイ用
基板にカラーフィルターを形成した具体例を示す。各色
の電着液組成は実施例1の具体例に挙げたものと同じも
のを使用した。
てITOの電極をもつAC型のプラズマディスプレイ用
基板にカラーフィルターを形成した具体例を示す。各色
の電着液組成は実施例1の具体例に挙げたものと同じも
のを使用した。
【0038】ライン幅200μm、ラインピッチ300
μmのITO電極と引出し電極を形成したガラス基板を
正極として赤色フィルター電着液中に浸漬し、電極2本
おきに50VDCの電圧を印加し電着時間15秒にて電
着層を形成した。
μmのITO電極と引出し電極を形成したガラス基板を
正極として赤色フィルター電着液中に浸漬し、電極2本
おきに50VDCの電圧を印加し電着時間15秒にて電
着層を形成した。
【0039】青色カラーフィルター、緑色カラーフィル
ターについても電極を選択して同様に電着を繰り返し
た。そして、この基板を580℃にて30分間焼成する
ことによって、有機分を焼失するとともに着色剤を融着
せしめてカラーフィルターを形成した。
ターについても電極を選択して同様に電着を繰り返し
た。そして、この基板を580℃にて30分間焼成する
ことによって、有機分を焼失するとともに着色剤を融着
せしめてカラーフィルターを形成した。
【0040】これにより、R、G、Bの3原色が視認さ
れるライン状のカラーフィルターを形成することができ
た。この基板にショットガラスからなる誘電体層8と酸
化マグネシウムからなる保護層9をそれぞれEB真空蒸
着法にて形成し、図6に示すようなAC型PDPの前面
板とした。これにより、コントラストの高いAC型PD
Pを得ることができた。
れるライン状のカラーフィルターを形成することができ
た。この基板にショットガラスからなる誘電体層8と酸
化マグネシウムからなる保護層9をそれぞれEB真空蒸
着法にて形成し、図6に示すようなAC型PDPの前面
板とした。これにより、コントラストの高いAC型PD
Pを得ることができた。
【0041】(実施例3)図7は本発明の第3の手法に
よるカラーフィルター形成方法の実施例を示す工程図で
ある。
よるカラーフィルター形成方法の実施例を示す工程図で
ある。
【0042】本実施例では、まず、実施例1の場合と同
様、図7の(a)に示すように、ガラス等からなる平板
状の基板における蛍光面を形成すべき面に導電膜2を形
成する。この導電膜2上に、(b)に示すように、形成
後に耐熱性を有する着色剤と感光性樹脂組成物を分散し
た電着液を介在させて電圧を印加することによりカラー
フィルター材料層6を形成する。次いで、(c)に示す
ように、マスク5bを介して紫外線で露光を行った後、
現像することによって(d)に示す如くカラーフィルタ
ー材料層6の不要部分を除去し、その後、焼成によって
有機分を焼失すると同時に着色反応を促進せしめて
(e)に示すようなフィルター部分7を形成する。
様、図7の(a)に示すように、ガラス等からなる平板
状の基板における蛍光面を形成すべき面に導電膜2を形
成する。この導電膜2上に、(b)に示すように、形成
後に耐熱性を有する着色剤と感光性樹脂組成物を分散し
た電着液を介在させて電圧を印加することによりカラー
フィルター材料層6を形成する。次いで、(c)に示す
ように、マスク5bを介して紫外線で露光を行った後、
現像することによって(d)に示す如くカラーフィルタ
ー材料層6の不要部分を除去し、その後、焼成によって
有機分を焼失すると同時に着色反応を促進せしめて
(e)に示すようなフィルター部分7を形成する。
【0043】多色のカラーフィルターを形成する場合に
は、各色の透過波長をもつ着色剤と感光性樹脂組成物を
分散した電着液について上記電着工程から現像工程を繰
り返せばよい。さらに、ブラックマトリクスを入れる場
合には、耐熱性の黒色着色剤を加えた電着液をついて同
様の工程を加えるようにする。これにより(f)に示す
ように、3色のカラーフィルター部分7(R),7
(G),7(B)及び黒色のフィルター部分7(Bl)
が所望のパターンで配設されたものとなる。
は、各色の透過波長をもつ着色剤と感光性樹脂組成物を
分散した電着液について上記電着工程から現像工程を繰
り返せばよい。さらに、ブラックマトリクスを入れる場
合には、耐熱性の黒色着色剤を加えた電着液をついて同
様の工程を加えるようにする。これにより(f)に示す
ように、3色のカラーフィルター部分7(R),7
(G),7(B)及び黒色のフィルター部分7(Bl)
が所望のパターンで配設されたものとなる。
【0044】また、本実施例では、蛍光体のみを電着さ
せた基板を、感光性樹脂組成物に浸漬するか或いは感光
性樹脂組成物を電着法により被着した後、乾燥、露光、
現像を行っても同様な効果が得られる。
せた基板を、感光性樹脂組成物に浸漬するか或いは感光
性樹脂組成物を電着法により被着した後、乾燥、露光、
現像を行っても同様な効果が得られる。
【0045】本実施例で使用される感光性樹脂組成物と
しては、分散される物質に影響を受けない、発色に影響
を与えない、焼成時に焼失でき残さを殆ど残さない等の
条件を満たすものであればどのような感光性ポリマーを
用いてもよく、また、どのような光架橋剤を用いてもよ
い。特に、設備の簡便さ、経済性、作業上の安全性を考
慮すると、水溶性(水現像性)の感光性樹脂組成物が扱
いやすい。
しては、分散される物質に影響を受けない、発色に影響
を与えない、焼成時に焼失でき残さを殆ど残さない等の
条件を満たすものであればどのような感光性ポリマーを
用いてもよく、また、どのような光架橋剤を用いてもよ
い。特に、設備の簡便さ、経済性、作業上の安全性を考
慮すると、水溶性(水現像性)の感光性樹脂組成物が扱
いやすい。
【0046】感光性ポリマーとしては、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテ
ル、ポリビニルアセタール、ゼラチン、カゼイン、グリ
ュー、ポリエチレンオキシド等の単独重合体、或いはア
クリルアミド−ジアセトアミドの共重合体、マレイン酸
−メチルビニルエーテル共重合体、アクリルアミド−ビ
ニルアルコール共重合体、ポリイソプレン、ポリケイ皮
酸ビニル、ポリビニルアルコール、天然ゴム等が好まし
く用いられる。一方、光架橋剤としては、ジアゾ化合
物、アジド化合物等の有機硬化剤が好ましいが、市販の
レジストを活用してもよいことは言うまでもない。
ミド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテ
ル、ポリビニルアセタール、ゼラチン、カゼイン、グリ
ュー、ポリエチレンオキシド等の単独重合体、或いはア
クリルアミド−ジアセトアミドの共重合体、マレイン酸
−メチルビニルエーテル共重合体、アクリルアミド−ビ
ニルアルコール共重合体、ポリイソプレン、ポリケイ皮
酸ビニル、ポリビニルアルコール、天然ゴム等が好まし
く用いられる。一方、光架橋剤としては、ジアゾ化合
物、アジド化合物等の有機硬化剤が好ましいが、市販の
レジストを活用してもよいことは言うまでもない。
【0047】また、本実施例で使用する感光性樹脂組成
物は、上記の成分を必須成分とするが、その他従来公知
の添加剤はいずれも必要に応じて包含し得るものであ
る。
物は、上記の成分を必須成分とするが、その他従来公知
の添加剤はいずれも必要に応じて包含し得るものであ
る。
【0048】また、着色剤を感光性樹脂組成物に分散さ
せる方法としては、例えばボールミル、サンドミル、ロ
ールミル、スピードラインミル等がいずれも使用できる
が、本実施例においてはボールミルが適している。
せる方法としては、例えばボールミル、サンドミル、ロ
ールミル、スピードラインミル等がいずれも使用できる
が、本実施例においてはボールミルが適している。
【0049】[具体例]以下に、プラズマディスプレイ
用基板にブラックマトリクス付きの赤・緑・青のドット
パターンからなるカラーフィルターを形成した具体例を
示す。各色の顔料分散電着液は次のようにして暗室下で
作製した。
用基板にブラックマトリクス付きの赤・緑・青のドット
パターンからなるカラーフィルターを形成した具体例を
示す。各色の顔料分散電着液は次のようにして暗室下で
作製した。
【0050】「赤色フィルター用電着液」 金赤系ガラス粉末100g、ポリビニールアルコール
(クラレ224)5g、p−ジアゾジフェニルアミンの
ホルムアルデヒド縮合物(シンコー技研(株)製「D−
014」)0.5gを純水に加え、ボールミルにて分散
する。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着液とす
る。 「緑色フィルター用電着液」 硫酸銅3.1g、酸化コバルト3.1g、酸化クロム
2.0g、ガラスフリット91.8g、ポリビニールア
ルコール(クラレ224)5g、p−ジアゾジフェニル
アミンのホルムアルデヒド縮合物(シンコー技研(株)
製「D−014」)0.5gを純水に加え、ボールミル
にて分散する。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着
液とする。 「青色フィルター用電着液」 コバルト系顔料15g、ガラスフリット85g、ポリビ
ニールアルコール(クラレ224)5g、p−ジアゾジ
フェニルアミンのホルムアルデヒド縮合物(シンコー技
研(株)製「D−014」)0.5gを純水に加え、ボ
ールミルにて分散する。この溶液を媒体CH3 OHとと
もに電着液とする。 「ブラックマトリクス用電着液」 コバルト−クロム−鉄系耐熱黒色顔料15g、ガラスフ
リット85g、ポリビニールアルコール(クラレ22
4)5g、p−ジアゾジフェニルアミンのホルムアルデ
ヒド縮合物(シンコー技研(株)製「D−014」)
0.5gを純水に加え、ボールミルにて分散する。この
溶液を媒体CH3 OHとともに電着液とする。
(クラレ224)5g、p−ジアゾジフェニルアミンの
ホルムアルデヒド縮合物(シンコー技研(株)製「D−
014」)0.5gを純水に加え、ボールミルにて分散
する。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着液とす
る。 「緑色フィルター用電着液」 硫酸銅3.1g、酸化コバルト3.1g、酸化クロム
2.0g、ガラスフリット91.8g、ポリビニールア
ルコール(クラレ224)5g、p−ジアゾジフェニル
アミンのホルムアルデヒド縮合物(シンコー技研(株)
製「D−014」)0.5gを純水に加え、ボールミル
にて分散する。この溶液を媒体CH3 OHとともに電着
液とする。 「青色フィルター用電着液」 コバルト系顔料15g、ガラスフリット85g、ポリビ
ニールアルコール(クラレ224)5g、p−ジアゾジ
フェニルアミンのホルムアルデヒド縮合物(シンコー技
研(株)製「D−014」)0.5gを純水に加え、ボ
ールミルにて分散する。この溶液を媒体CH3 OHとと
もに電着液とする。 「ブラックマトリクス用電着液」 コバルト−クロム−鉄系耐熱黒色顔料15g、ガラスフ
リット85g、ポリビニールアルコール(クラレ22
4)5g、p−ジアゾジフェニルアミンのホルムアルデ
ヒド縮合物(シンコー技研(株)製「D−014」)
0.5gを純水に加え、ボールミルにて分散する。この
溶液を媒体CH3 OHとともに電着液とする。
【0051】まず、ガラス基板のカラーフィルターを形
成する面に0.4mm幅のITO薄膜パターンを形成し
た。これを赤色フィルター用電着液中に正極として浸漬
し、50VDCにて電着時間15秒で電着層を形成し
た。常温にて乾燥後、この電着層に整合させて0.55
mm×0.40mmのドットパターンのマスクを介して
350nm付近に最大波長をもつ紫外線を62mJ/c
m2 露光した。次いで、35℃の温水によるスプレー現
像を行って未露光部分を除去し、160℃にて乾燥させ
硬膜化を行った膜を形成した。
成する面に0.4mm幅のITO薄膜パターンを形成し
た。これを赤色フィルター用電着液中に正極として浸漬
し、50VDCにて電着時間15秒で電着層を形成し
た。常温にて乾燥後、この電着層に整合させて0.55
mm×0.40mmのドットパターンのマスクを介して
350nm付近に最大波長をもつ紫外線を62mJ/c
m2 露光した。次いで、35℃の温水によるスプレー現
像を行って未露光部分を除去し、160℃にて乾燥させ
硬膜化を行った膜を形成した。
【0052】青色カラーフィルター、緑色カラーフィル
ターについても電着露光、現像、電着を繰り返し、同一
ライン上に複数の透過波長をもつ着色剤を形成した後、
この基板を580℃にて30分間焼成することによっ
て、有機分を焼失するとともに着色剤を融着せしめてカ
ラーフィルターを形成した。
ターについても電着露光、現像、電着を繰り返し、同一
ライン上に複数の透過波長をもつ着色剤を形成した後、
この基板を580℃にて30分間焼成することによっ
て、有機分を焼失するとともに着色剤を融着せしめてカ
ラーフィルターを形成した。
【0053】これにより、R,G,Bの3原色が視認さ
れるマトリクス状をしたカラープラズマディスプレイ用
基板のカラーフィルターを形成することができた。そし
て、この基板を前面板として使用することによりコント
ラストの高いPDPを得ることができた。
れるマトリクス状をしたカラープラズマディスプレイ用
基板のカラーフィルターを形成することができた。そし
て、この基板を前面板として使用することによりコント
ラストの高いPDPを得ることができた。
【0054】また、電着液として着色剤300g、エチ
ルアルコール100g、Mg(NO3 )2 2gからなる
液を使用し、電極間に50VDCを5秒間印加し導電膜
上に着色剤を電着した後、ポリビニールアルコール(ク
ラレ224)5gとp−ジアゾジフェニルアミンのホル
ムアルデヒド縮合物(シンコー技研(株)製「D−01
4」)0.5gを純水に加えてなる5%水溶液の中に浸
漬するか、または、該水溶液を媒体CH3 OHとともに
電着液とした中で電着法にて感光性樹脂組成物を被着
し、乾燥、露光、現像を行っても同様な効果が得られ
た。
ルアルコール100g、Mg(NO3 )2 2gからなる
液を使用し、電極間に50VDCを5秒間印加し導電膜
上に着色剤を電着した後、ポリビニールアルコール(ク
ラレ224)5gとp−ジアゾジフェニルアミンのホル
ムアルデヒド縮合物(シンコー技研(株)製「D−01
4」)0.5gを純水に加えてなる5%水溶液の中に浸
漬するか、または、該水溶液を媒体CH3 OHとともに
電着液とした中で電着法にて感光性樹脂組成物を被着
し、乾燥、露光、現像を行っても同様な効果が得られ
た。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、耐熱性を有する着色剤を分散した電着液を使
用し、電着法にて着色剤を付着せしめ、さらに焼成を通
して有機分を焼失することによりフィルター部分を形成
するようにしたので、耐熱性に優れ、出ガスのない、膜
厚均一性、解像性、加工精度においても満足のいくプラ
ズマディスプレイ用基板のカラーフィルターを形成する
ことができる。
によれば、耐熱性を有する着色剤を分散した電着液を使
用し、電着法にて着色剤を付着せしめ、さらに焼成を通
して有機分を焼失することによりフィルター部分を形成
するようにしたので、耐熱性に優れ、出ガスのない、膜
厚均一性、解像性、加工精度においても満足のいくプラ
ズマディスプレイ用基板のカラーフィルターを形成する
ことができる。
【図1】従来のDC型プラズマディスプレイパネルの一
構成例を示す断面図である。
構成例を示す断面図である。
【図2】従来のAC型プラズマディスプレイパネルの一
構成例を示す断面図である。
構成例を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の手法によるカラーフィルター形
成方法の実施例を示す工程図である。
成方法の実施例を示す工程図である。
【図4】図3に続く工程図である。
【図5】本発明の第2の手法によるカラーフィルター形
成方法の実施例を示す工程図である。
成方法の実施例を示す工程図である。
【図6】第2の手法により形成されたカラーフィルター
を有する基板をAC型プラズマディスプレイパネルの前
面板としたものを示す断面図である。
を有する基板をAC型プラズマディスプレイパネルの前
面板としたものを示す断面図である。
【図7】本発明の第3の手法によるカラーフィルター形
成方法の実施例を示す工程図である。
成方法の実施例を示す工程図である。
1 基板 2 導電膜 3 非導電性層 6 フィルター材料層 7 フィルター部分
Claims (3)
- 【請求項1】 カラーフィルターを形成する基板上に導
電膜を形成し、さらにこの導電膜上のフィルターを形成
しない部位に非導電性層を形成した後、耐熱性を有する
着色剤を分散した電着液を介在させて電圧を印加するこ
とにより導電膜上にフィルター材料層を形成し、次いで
焼成により有機分を焼失すると同時に着色反応を促進し
てフィルター部分を形成することを特徴とするプラズマ
ディスプレイ用基板のカラーフィルター形成方法。 - 【請求項2】 カラーフィルターを形成する基板上にフ
ィルターを形成すべきパターンで導電膜をパターニング
した後、耐熱性を有する着色剤を分散した電着液を介在
させて導電膜に選択的に電圧を印加することにより導電
膜上にフィルター材料層を形成し、次いで焼成により有
機分を焼失すると同時に着色反応を促進してフィルター
部分を形成することを特徴とするプラズマディスプレイ
用基板のカラーフィルター形成方法。 - 【請求項3】 カラーフィルターを形成する基板上に導
電膜を形成した後、耐熱性を有する着色剤と感光性樹脂
組成物を分散した電着液を介在させて電圧を印加するこ
とにより導電膜上にフィルター材料層を形成し、次いで
マスクを介してパターン露光し、現像した後で、焼成に
より有機分を焼失すると同時に着色反応を促進してフィ
ルター部分を形成することを特徴とするプラズマディス
プレイ用基板のカラーフィルター形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222239A JPH0652798A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | プラズマディスプレイ用基板のカラーフィルター形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222239A JPH0652798A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | プラズマディスプレイ用基板のカラーフィルター形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652798A true JPH0652798A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16779291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4222239A Pending JPH0652798A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | プラズマディスプレイ用基板のカラーフィルター形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652798A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100327673B1 (ko) * | 1995-08-28 | 2002-08-21 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 플라즈마디스플레이패널 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP4222239A patent/JPH0652798A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100327673B1 (ko) * | 1995-08-28 | 2002-08-21 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 플라즈마디스플레이패널 |
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