JPH0653328U - ショルダーベルトアンカー調節装置 - Google Patents

ショルダーベルトアンカー調節装置

Info

Publication number
JPH0653328U
JPH0653328U JP9297692U JP9297692U JPH0653328U JP H0653328 U JPH0653328 U JP H0653328U JP 9297692 U JP9297692 U JP 9297692U JP 9297692 U JP9297692 U JP 9297692U JP H0653328 U JPH0653328 U JP H0653328U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
release lever
lock release
guide rail
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9297692U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2576559Y2 (ja
Inventor
修 ▲徳▼川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP1992092976U priority Critical patent/JP2576559Y2/ja
Publication of JPH0653328U publication Critical patent/JPH0653328U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576559Y2 publication Critical patent/JP2576559Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドボタンの動きに応じたロック部材の
上下ストローク量を最小限としながらロック部材のロッ
ク解除に必要な上下ストローク量を確保することがで
き、安価で小型のショルダーベルトアンカー調節装置を
提供する。 【構成】 作動片7a,7a がロックピン6に係合し中間部
で回動可能に支持されるロック解除レバー7と、該ロッ
ク解除レバー7の押圧部7bと当接すると共にスリーブナ
ット5の外周部に沿って移動可能なスライドピース19
と、該スライドピース19をボルト軸方向に移動させるこ
とによってロック解除レバー7をロック解除方向に回動
させる操作手段とをガイドレール17に沿って移動可能な
スライドベース2に設けると共に、ロック解除レバー7
を弾性的な可撓性を有する材料で形成し、操作手段の動
きに応じて回動するロック解除レバーの作動片7a,7a の
揺動可能ストローク量をロックピン6の移動可能ストロ
ーク量より大きく設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用シートベルト装置に用いられ、乗員の体格等に応じて肩ベル トの支持高さを調節することができるショルダーベルトアンカー調節装置の改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の乗員等を座席に安全に保持するためのシートベルト装置としては 、連続ウェビングを用いて三点式シートベルト装置としたものがある。この種の シートベルト装置では、乗員の体格に合わせてウェビングの有効長を調節すると 共に、乗員の肩部分へ正確にウェビングを装着するために、センターピラーへ取 り付けるスルーアンカーを上下方向に自由に移動させて肩ベルトの支持高さを調 節可能としたショルダーベルトアンカー調節装置が種々採用されている。
【0003】 この様なショルダーベルトアンカー調節装置としては、例えば実開平4−62 254号公報等に開示されているショルダーベルトアンカー調節装置がある。該 ショルダーベルトアンカー調節装置は、複数の嵌合孔が形成されたレール(ガイ ドレール)と、ブッシュとスリーブナットを有し前記ガイドレールに沿って移動 可能なスライドプレート(スライドベース)と、頭部に大径フランジ部を有し軸 部が前記スライドプレートのブッシュ孔と嵌合すると共にガイドレールの嵌合孔 に嵌合し得るロック部材であるロックピンと、前記ロックピンを常にロック方向 に付勢するばねと、一端部が前記ロックピンの大径フランジ部に当接し中間部で 回動可能に支持されるロック解除レバーと、前記スライドベースのスリーブナッ トに螺着されたボルトに遊嵌され鍔部が前記ロック解除レバーの他端部と当接し ているボルト軸方向に移動可能なカラーと、ウェビングを支持し前記ボルトに揺 動自在に取り付けられたスルーアンカーと、前記ボルトに遊嵌されボルト軸に直 交する方向へ摺動可能に付勢されて前記カラーと係合するスライドボタンとを備 えている。
【0004】 そして、スライドボタンを押圧すると、該スライドボタンと係合するカラーが ボルト軸方向に移動し、一端部がカラーと当接しているロック解除レバーを回動 させることによって、該ロック解除レバーの他端部がロックピンの大径フランジ 部をばねの付勢力に抗して持ち上げ、ロックピンの軸部をガイドレールの嵌合孔 より抜き出してロック解除する。
【0005】 そこで、前記スライドベースの位置調節を行う際には、乗員がスライドボタン を押圧しながらスライドベースを所望の位置まで摺動させた後、スライドボタン から手を放すことによって、ロックピンがガイドレールの嵌合孔に嵌合し、スラ イドベースをガイドレールの所望の位置に拘束することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如きショルダーベルトアンカー調節装置においては、操 作手段であるスライドボタンの動きをロックピンの上下動に変換する構成部品の 部品点数が多く、スライドボタンの動きに応じたロックピンの移動可能ストロー ク量が各構成部品の寸法のバラツキにより大きく変化してしまうという問題があ った。特に、ロックピンの移動可能ストローク量が足りず、ロックピンの軸部が ガイドレールの嵌合孔から抜け出せない場合にはスライドベースの位置調節がで きなくなってしまうので、予めロックピンの移動可能ストローク量を大きく設定 するか、各構成部品の寸法精度を高める必要がある。
【0007】 ところが、各構成部品の寸法精度を高めることは加工上難しく、製造コストが 上昇してしまう。又、スライドボタンの動きに応じたロックピンの上下ストロー ク量を大きく設定するためには、ロックピンの上下動空間を大きくとる必要があ るが、スライドベースの上方スペースから見て、ロックピンの上下動空間を大き くとることは困難である。
【0008】 そこで、本考案の目的は上記課題を解消することにあり、操作手段であるスラ イドボタンの動きに応じたロック部材の上下ストローク量を最小限としながら前 記ロック部材のロック解除に必要な上下ストローク量を確保することができ、安 価で小型のショルダーベルトアンカー調節装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、複数の係止部が形成されたガイドレールと、該ガイドレ ールに沿って移動可能なスライドベースと、該スライドベースの貫通孔を貫通し てガイドレールの係止部に係合することにより該スライドベースの移動を阻止し 得るロック部材と、該ロック部材を常にロック方向に付勢するばねと、一端部が 前記ロック部材に係合し中間部で回動可能に支持されるロック解除レバーと、該 ロック解除レバーの他端部と当接すると共に前記スライドベースに固定されたボ ルトの軸方向に沿って移動可能なカラー部材と、前記ボルトに揺動自在に取り付 けられてウェビングを支持するスルーアンカーと、前記カラー部材をボルト軸方 向に移動させることによって前記ロック解除レバーをロック解除方向に回動させ る操作手段とを備えたショルダーベルトアンカー調節装置であって、前記ロック 解除レバーが弾性的な可撓性を有する材料で形成されると共に、前記操作手段の 動きに応じて回動する前記ロック解除レバーの一端部の揺動可能ストローク量が 前記ロック部材の移動可能ストローク量より大きく設定されていることを特徴と するショルダーベルトアンカー調節装置により達成される。
【0010】
【作用】
即ち、上記構成によれば、前記ロック部材の移動可能ストローク量を上回るよ うに予め設定した前記ロック解除レバーの一端部の揺動可能ストローク量のラッ プ量分は、該ロック解除レバーの一端部が撓むことによって吸収されるので、該 ロック部材はその上下動空間を必要以上に大きくとる必要がない。また、前記操 作手段の各構成部品の寸法バラツキによって、前記ロック解除レバーの一端部の 揺動可能ストローク量が少なくなっても、予め前記ラップ量分は前記ロック部材 の移動可能ストローク量より大きく設定されているので、ロック部材は前記ガイ ドレールの係止部からのロック解除に必要な移動可能ストローク量も確保できる 。
【0011】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例を詳細に説明する。図1はショル ダーベルトアンカー調節装置1の部分分解縦断面図、図2及び図3はそれぞれ本 考案によるショルダーベルトアンカー調節装置1の分解部分断面正面図、図4及 び図5は図1におけるショルダーベルトアンカー調節装置1のA−A断面矢視図 及びB−B断面矢視図である。
【0012】 ショルダーベルトアンカー調節装置1は、ガイドレール17が長手方向を上下 方向とし、その上端部及び下端部を車室内におけるセンターピラー29にボルト 12で締結して車体に固定されている。該ガイドレール17は断面略コ字形状の 鋼板からなり、その底部には長手方向に配設された複数の係止部である係止孔1 1を有すると共に、その両側端には屈曲形成されたガイドフランジ17aを備え ている。
【0013】 前記係止孔11は、下半分が半円断面で上半分が矩形断面とされており、該矩 形断面部の上縁には後述するスライド部材4が下方から上方へ位置調節される際 に、ロック部材であるロックピン6のロック解除操作なしに移動できるようにロ ックピン6の底面よりセンターピラー側に延びた傾斜面11aを切り曲げにより 形成している。更に、該傾斜面11aは、その形成の際にセンターピラー側への 出っ張り量を抑えるために、傾斜面11aの反対側の面がガイドレール面と平行 なテーパ面となるよう押さえられている。
【0014】 尚、該ガイドレール17の両側端下部には、スライド部材4がガイドレール1 7の下方より外れないようにするストッパー17bが形成されている。また、該 ガイドレール17の車室内側は、後述するスライド部材4を移動可能とする窓孔 を備えたアッパーガーニッシュ16により覆われている。 前記ガイドレール17に案内されて上下方向へ移動可能に設けられるスライド 部材4は、スライドベース2とスライダー3とが面接状態で固定され構成されて いる。前記スライドベース2は、ガイドレール17の底部とガイドフランジ17 aとにより囲まれたガイドレール17の内部空間の厚みより薄い肉厚の金属平板 を長方形に形成したもので、この内部空間内に位置し、幅方向端部がガイドフラ ンジ17aに対向している。前記スライダー3は合成樹脂製の長方形の枠体で、 中央部上面側における幅方向の両端部には長手方向へ延びる係合縁部3aが形成 され、長手方向端部近傍の下面側における幅方向両端部には長手方向へ延びる係 合縁部3bが形成されており、該係合縁部3a,3bと前記スライドベース2の 幅方向端部とにより、前記ガイドレール17のガイドフランジ17aに遊嵌状態 で嵌合し得るコ字状溝が形成される。これにより、スライドベース2は車室内方 向(図1中の矢印X方向)に作用する荷重をガイドフランジ17aを介してガイ ドレール17に支持させることができる。
【0015】 前記スライドベース2の長手方向一端部には後述するスルーアンカー組体42 を構成するボルト9が螺着されるスリーブナット5が固着され、他端部には前記 ロックピン6を支持すべくバーリング加工された支持孔2aが形成されている。 前記スライダー3は、前記スライドベース2の支持孔2a及びスリーブナット 5の各部位と対応した略方形の開口を有し、その側壁中央部の内側にはロック解 除レバー7を回動可能に支持するためのレバー支持部3cが互いに対向するよう に突設されている。
【0016】 前記ロック解除レバー7は、前記スライダー3のレバー支持部3cに支持され る中間部からスライド部材4の幅方向両端縁に沿って上方へ延びる一対の作動片 7a,7aと、中間部より下方で前記スリーブナット5の外周部を囲むように配 置されて各作動片7a,7aを連結する押圧部7bとからなる略U字形状を有し ている。該ロック解除レバー7の中間部はスライドベース2側に凸状となるよう に湾曲形成されており、ロック解除レバー7は該中間部を回動中心としてスライ ドベース2上で揺動回転可能である。そして、前記作動片7a,7aの各揺動先 端部が後述するロックピン6の翼部6bに係合し、前記押圧部7bが前記スリー ブナット5に遊嵌された円環状のカラー部材であるスライドピース19に当接す る。尚、該ロック解除レバー7は、図示の如く作動片7aが大きく湾曲させられ ると共に弾性的な可撓性を有する材料で形成されており、スライド本体4の厚さ 方向に撓むことができる。
【0017】 図5に示すように、前記スライドベース2の支持孔2a内にはロックピン6が 摺動自在に嵌合している。該ロックピン6は、前記ガイドレール17の係止孔1 1に係合し得る軸部6cと、頭部に形成した抜け止め用の大径フランジ部6aと 、該大径フランジ部6aの上面側に半径方向外方へ突設した一対の翼部6bとを 有する。そこで、該翼部6bの下面は、前記スライドベース2の上面との間に空 間を有し、該空間に配設された前記作動片7a,7aの各揺動先端部と係合して いる。尚、軸部6cは、支持孔2a及び係止孔11とスムーズに係合し、且つ金 属音が発生しないように合成樹脂製の被覆体で覆われている。
【0018】 そして、前記ロックピン6は、圧縮コイルばねからなるリターンスプリング8 の付勢力により前記係止孔11との係合方向に付勢されている。そこで、通常状 態ではロックピン6の軸部6cがスライドベース2の支持孔2aを貫通してスラ イド部材4の外方へ突出し、前記ガイドレール17の係止孔11内に進入するよ うになっている。
【0019】 従って、前記ロック解除レバー7は、作動片7a,7aの各揺動先端部がロッ クピン6の翼部6bに押圧されてセンターピラー側へ回動付勢されるので、押圧 部7bが車室内側に回動され、前記スライドピース19の押圧部19aに当接す る(図4、参照)。 前記スライド部材4の車室内側には、前記スライドピース19の外周部をスリ ーブナット5から脱落しないように押さえると共に、前記リターンスプリング8 の端部を押さえるカバー23がタッピングスクリュー24によってスライドベー ス2に固定される。更に、該カバー23はスライド部材4との間でロアガーニッ シュ10を挟持し、固定している。
【0020】 前記スリーブナット5には、シートベルトの肩ベルトを支持するスルーアンカ ー組体42が取付けられている。該スルーアンカー組体42は、ウェビング22 を支持すべくボルト9の頸部に揺動自在に取り付けられたスルーアンカー21と 、前記ロックピン6のロック状態を解除すべく前記スライドピース19をセンタ ーピラー側に移動させ、前記ロック解除レバー7をロック解除方向に回動させる 操作手段とによって構成されている。
【0021】 前記操作手段は、ショルダーベルトアンカー調節装置1の幅方向に移動可能な 一対の操作ボタン13と、該操作ボタン13に連係して前記スライドピース19 をセンターピラー側へ移動させる円環状のカムプレート25と、これら操作ボタ ン13及びカムプレート25を摺動可能に支持し、皿子ネジ15によって前記ス ルーアンカー21と固定されるロアカバー14とから構成されており、これらは ロアカバー14に取付けられるアッパーカバー27に被われている。
【0022】 前記操作ボタン13は、図3及び図4に示すようにロアカバー14により案内 されてスライド部材4の幅方向へ移動可能な一対の中空部材からなり、該操作ボ タン13は圧縮コイルばねからなるリターンスプリング18により互いに離間す る方向へ付勢されている。そして、この操作ボタン13には、ロアカバー14と スリーブナット5に案内されてボルト9の軸方向に移動可能な前記カムプレート 25が連係されている。即ち、一方の操作ボタン13(図3中、左側の操作ボタ ン)の内方にはカムプレート25を挟むようにほぼ中央部まで対向する他方の操 作ボタン13に向かって延びる一対の壁部13aが配設されており、該壁部13 aの下方縁には傾斜部13bが形成されている。一方、カムプレート25の外周 部には半径方向外方へ突出した一対の軸部25aが形成されており、前記壁部1 3aの傾斜部13bに対向している。従って、通常状態から一対の操作ボタン1 3を挟持するようにして互いに近接する方向へ移動させれば、前記傾斜部13b がカムプレート25の軸部25aと摺接し、該カムプレート25をセンターピラ ー側に押し下げる。
【0023】 次に、上記ショルダーベルトアンカー調節装置1の位置調節方法について説明 する。 スルーアンカー21に支持されているウェビング22の位置を下方から上方へ 調節する際には、上述のようにスライド部材4はロックピン6のロック解除操作 なしに移動できる。そこで、スルーアンカー組体42をそのまま上方に移動させ れば、ロックピン6がリターンスプリング8の付勢力によって当初係合していた 係止孔11より上方に位置する他の係止孔11に順次挿通され、スライド部材4 の下方向移動が適宜位置で拘束される。
【0024】 また、スルーアンカー21に支持されているウェビング22の位置を上方から 下方へ調節するためには、一対の操作ボタン13を挟持すればよい。 一対の操作ボタン13を挟持し、リターンスプリング18の付勢力に抗して各 操作ボタン13を互いに近接する方向へ移動すると、前記傾斜部13bがカムプ レート25の軸部25aと摺接しながら該カムプレート25をセンターピラー側 に押し下げる。そこで、図6に示すように、前記スライドピース19の上縁部が 該カムプレート25の下縁部に押圧され、該スライドピース19はセンターピラ ー側に押し下げられる。そして、センターピラー側に押し下げられたスライドピ ース19は、押圧部19aがロック解除レバー7の押圧部7bをセンターピラー 側へ押圧する。そこで、中間部を回動中心としてレバー支持部3cに回動可能に 支持されたロック解除レバー7は、作動片7a,7aの各揺動先端部がリターン スプリング8の付勢力に抗して車室内側に回動する。そして、作動片7a,7a の各揺動先端部と翼部6bで係合しているロックピン6が車室内側に持ち上げら れ、軸部6cがガイドレール17の係止孔11から抜き出される。
【0025】 ところで、前記ロックピン6は、図7に示すように、上端部が前記カバー23 の内壁に当接した際に、軸部6cがガイドレール17の係止孔11から確実に抜 き出され、ロック解除されるために必要な移動可能ストローク量を確保されてい る。また、前記ロック解除レバー7は、作動片7a,7aの各揺動先端部の揺動 可能ストローク量が前記ロックピン6の移動可能ストローク量を上回るように予 め設定されており、そのラップ量分は該作動片7a,7aがスライド本体4の厚 さ方向に撓むことによって吸収されている。即ち、軸部6cがガイドレール17 の係止孔11から確実に抜き出されるように、作動片7a,7aの揺動可能スト ローク量を大きくとる場合にも、ロックピン6はその移動可能ストローク量を必 要以上に大きくする必要がなく、大きな上下動空間を必要としないので、スライ ド部材4をコンパクトすることができる。
【0026】 また、前記作動片7a,7aの揺動可能ストローク量は、前記操作手段の各構 成部品の寸法バラツキによって変化するが、前記作動片7a,7aの揺動可能ス トローク量が基準ストローク量より少なくなっても、予め前記ラップ量分は前記 ロックピン6の移動可能ストローク量より大きく設定されているので、ロックピ ン6は前記ガイドレール17の係止孔11からのロック解除に必要な移動可能ス トローク量を確保される。
【0027】 従って、前記操作手段の各構成部品の寸法精度を高めることなく、ロックピン はロック解除のために必要な移動可能ストローク量を確実に確保される。 次いで、操作ボタン13を挟持しながらスルーアンカー組体42をガイドレー ル17の下方に移動させ、ウェビングの位置が着用する乗員の肩に対し適当な位 置まで移動したら、操作ボタン13から手を離す。すると、リターンスプリング 8の付勢力によりロックピン6の軸部6cは所定の係止孔11に係合し、スライ ド部材4の下方向移動を拘束する。
【0028】 尚、上記実施例のスライド部材を構成するスライドベース及びスライダー、ロ ック部材、ロック解除レバー及びカラー部材等は、上記実施例の形状に限定され るものではなく、種々の変更が可能であることは勿論であり、ロック解除レバー を回動させる操作手段も上記実施例の手段に限定されない。
【0029】
【考案の効果】 本考案によれば、スライドベースの移動を阻止し得るロック部材の移動可能ス トローク量を上回るように予め設定したロック解除レバーの一端部の揺動可能ス トローク量のラップ量分が、該ロック解除レバーの一端部が撓むことによって吸 収されるので、該ロック部材はその上下動空間を必要以上に大きくとる必要がな い。また、前記ロック解除レバーをロック解除方向に回動させる操作手段の各構 成部品の寸法バラツキによって、ロック解除レバーの一端部の揺動可能ストロー ク量が少なくなっても、予め前記ラップ量分はロック部材の移動可能ストローク 量より大きく設定されているので、ロック部材は前記ガイドレールの係止部から のロック解除に必要な移動可能ストローク量も確保できる。そこで、操作手段の 各構成部品の寸法精度を高めることなく、ロック部材のロック解除に必要な上下 ストローク量を確保することができる。
【0030】 従って、操作手段であるスライドボタンの動きに応じたロック部材の上下スト ローク量を最小限としながら前記ロック部材のロック解除に必要な上下ストロー ク量を確保することができ、安価で小型のショルダーベルトアンカー調節装置を 提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に基づくショルダーベルトア
ンカー調節装置の部分分解縦断面図である。
【図2】図1に示したショルダーベルトアンカー調節装
置の分解部分断面正面図である。
【図3】図1に示したショルダーベルトアンカー調節装
置の分解部分断面正面図である。
【図4】図1に示したショルダーベルトアンカー調節装
置のA−A断面矢視図である。
【図5】図1に示したショルダーベルトアンカー調節装
置のB−B断面矢視図である。
【図6】図1に示したショルダーベルトアンカー調節装
置の要部拡大縦断面図である。
【図7】図1に示したショルダーベルトアンカー調節装
置の要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 ショルダーベルトアンカー調節装置 2 スライドベース 2a 支持孔 3 スライダー 4 スライド部材 5 スリーブナット 6 ロックピン 7 ロック解除レバー 7a 作動片 7b 押圧部 8 リターンスプリング 9 ボルト 10 ロアガーニッシュ 11 係止孔 11a 傾斜面 12 ボルト 13 操作ボタン 14 ロアカバー 15 皿子ネジ 16 アッパーガーニッシュ 17 ガイドレール 18 リターンスプリング 19 スライドピース 21 スルーアンカー 22 ウェビング 23 カバー 24 タッピングスクリュー 25 カムプレート 27 アッパーカバー 42 スルーアンカー組体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の係止部が形成されたガイドレール
    と、該ガイドレールに沿って移動可能なスライドベース
    と、該スライドベースの貫通孔を貫通してガイドレール
    の係止部に係合することにより該スライドベースの移動
    を阻止し得るロック部材と、該ロック部材を常にロック
    方向に付勢するばねと、一端部が前記ロック部材に係合
    し中間部で回動可能に支持されるロック解除レバーと、
    該ロック解除レバーの他端部と当接すると共に前記スラ
    イドベースに固定されたボルトの軸方向に沿って移動可
    能なカラー部材と、前記ボルトに揺動自在に取り付けら
    れてウェビングを支持するスルーアンカーと、前記カラ
    ー部材をボルト軸方向に移動させることによって前記ロ
    ック解除レバーをロック解除方向に回動させる操作手段
    とを備えたショルダーベルトアンカー調節装置であっ
    て、前記ロック解除レバーが弾性的な可撓性を有する材
    料で形成されると共に、前記操作手段の動きに応じて回
    動する前記ロック解除レバーの一端部の揺動可能ストロ
    ーク量が前記ロック部材の移動可能ストローク量より大
    きく設定されていることを特徴とするショルダーベルト
    アンカー調節装置。
JP1992092976U 1992-12-28 1992-12-28 ショルダーベルトアンカー調節装置 Expired - Fee Related JP2576559Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992092976U JP2576559Y2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ショルダーベルトアンカー調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992092976U JP2576559Y2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ショルダーベルトアンカー調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0653328U true JPH0653328U (ja) 1994-07-19
JP2576559Y2 JP2576559Y2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=14069433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992092976U Expired - Fee Related JP2576559Y2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ショルダーベルトアンカー調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576559Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2576559Y2 (ja) 1998-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1503923B1 (en) Seat belt height adjuster
US7182370B2 (en) Height adjuster or adjustable turning loop
US6802109B2 (en) Self-locking fixing loop with strap adjustment
US8523229B1 (en) Seatbelt height adjuster assembly
JPS6348734B2 (ja)
JPH01273749A (ja) 支持高さ可変式ウエビング支持装置
JPS61160337A (ja) 安全ベルト案内装置の高さ調節装置
JPH0431184Y2 (ja)
EP0290621A1 (en) Anchor device for seat belts
JPH0653328U (ja) ショルダーベルトアンカー調節装置
JP2000168497A (ja) シートベルトショルダアジャスタ構造
US5393098A (en) Seat belt height adjuster
JP3929566B2 (ja) ショルダーベルトアンカー調節装置
KR19980070466A (ko) 차량 안전 벨트 시스템의 편향을 맞추기 위한 조절 장치
US5366244A (en) Flexible height adjuster for a vehicle safety belt
US7523530B2 (en) Buckle device
JPH0519023U (ja) シヨルダーベルトアンカー調節装置
US4848796A (en) Device for adjusting the position of a strap return element of a vehicle safety belt
JPH04123858U (ja) シヨルダーベルトアンカー調節装置
JPH0554461B2 (ja)
US4858954A (en) Device for adjusting the position of a strap return element of in particular an automobile vehicle safety belt
JP2540018Y2 (ja) シートベルトの高さ調整装置
JP2001030876A (ja) シートベルト用ショルダーハイトアジャスタ
JPH076035Y2 (ja) シートベルト用ショルダーアンカーアジャスター
JPH0546974Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees