JPH0653724B2 - システアミン又はその塩類の製造方法 - Google Patents
システアミン又はその塩類の製造方法Info
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- JPH0653724B2 JPH0653724B2 JP60031412A JP3141285A JPH0653724B2 JP H0653724 B2 JPH0653724 B2 JP H0653724B2 JP 60031412 A JP60031412 A JP 60031412A JP 3141285 A JP3141285 A JP 3141285A JP H0653724 B2 JPH0653724 B2 JP H0653724B2
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- hydrogen sulfide
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- cysteamine
- mercaptoethyl
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はN−ビニルアセトアミドを出発原料とし、硫化
水素をラジカル付加し、N−(β−メルカプトエチル)
アセトアミドを合成しこれを加水分解して、システアミ
ン又はその塩類を高収率で製造するための新規な方法に
関する。
水素をラジカル付加し、N−(β−メルカプトエチル)
アセトアミドを合成しこれを加水分解して、システアミ
ン又はその塩類を高収率で製造するための新規な方法に
関する。
(従来技術と問題点) システアミンおよびその塩類は医薬品および農薬の中間
体として、又放射線防護物質として極めて有用な物質で
ある。
体として、又放射線防護物質として極めて有用な物質で
ある。
システアミンおよびその塩類の製造法としては、以下の
ような方法がある。
ような方法がある。
1.エチレンイミン硫化水素を付加する方法 (J.Chem.Soc.,1994,5.) 2.エチレンイミンとケトンの付加体に硫化水素を反応さ
せこれをハロゲン化水素酸で加水分解する方法 (特公昭54-41569) 3.アミノアルキル硫酸エステルと水硫化アルカリ又は多
硫化アルカリと反応させる方法 (特公昭55-11506) (日化誌,1979,(1)P149〜151) 4.2-アルキル-2-オキサゾリンと硫化水素を反応させこ
れを塩酸水溶液中で加水分解する方法 (特開昭54-128509) 5.2-メルカプトチアゾリンを経由する方法 (J.Org.Chem.,25 869(1960)) (特開昭59-231064) 1.2の方法は発ガン性のあるイミンを原料として使用す
る欠点を有している。
せこれをハロゲン化水素酸で加水分解する方法 (特公昭54-41569) 3.アミノアルキル硫酸エステルと水硫化アルカリ又は多
硫化アルカリと反応させる方法 (特公昭55-11506) (日化誌,1979,(1)P149〜151) 4.2-アルキル-2-オキサゾリンと硫化水素を反応させこ
れを塩酸水溶液中で加水分解する方法 (特開昭54-128509) 5.2-メルカプトチアゾリンを経由する方法 (J.Org.Chem.,25 869(1960)) (特開昭59-231064) 1.2の方法は発ガン性のあるイミンを原料として使用す
る欠点を有している。
3.4.5の方法はエタノールアミンを出発原料としうるの
でこの欠点を補っているが、3の方法ではスルフィドの
副生がさけられない事。酸・アルカリ多消費型である
事。4.5は工程数が多い事。など工業的製造法としては
問題点を有し満足しうるものではない。
でこの欠点を補っているが、3の方法ではスルフィドの
副生がさけられない事。酸・アルカリ多消費型である
事。4.5は工程数が多い事。など工業的製造法としては
問題点を有し満足しうるものではない。
(本発明による解決手段) 本発明者らは、これら先行技術の問題点を解決する方法
として入手容易な、N−ビニルアセトアミドを出発原料
とし、これに位置選択的に硫化水素が付加しうる事を見
い出し、その結果高収率で得られたN−(β−メルカプ
トエチル)アセトアミドを加水分解によりシステアミン
又はその塩類を効率的に製造しうる方法を完成した。
として入手容易な、N−ビニルアセトアミドを出発原料
とし、これに位置選択的に硫化水素が付加しうる事を見
い出し、その結果高収率で得られたN−(β−メルカプ
トエチル)アセトアミドを加水分解によりシステアミン
又はその塩類を効率的に製造しうる方法を完成した。
本発明は、一般式 (式中、Rはアルキル基を示す。)で表わされるN−ビ
ニルアルキルアミドに硫化水素をラジカル付加して、一
般式 (式中、Rは前記の通り。)で表わされるN−(β−メ
ルカプトエチル)アルキルアミドを合成し、これを加水
分解してシステアミンHS−CH2CH2−NH2又
は、その塩類を製造する方法に関する。
ニルアルキルアミドに硫化水素をラジカル付加して、一
般式 (式中、Rは前記の通り。)で表わされるN−(β−メ
ルカプトエチル)アルキルアミドを合成し、これを加水
分解してシステアミンHS−CH2CH2−NH2又
は、その塩類を製造する方法に関する。
本発明に使用する原料のN−ビニルアセトアミドは、ア
セトアルデヒドのアセトアミド付加体の熱分解により製
造する事が出来る。
セトアルデヒドのアセトアミド付加体の熱分解により製
造する事が出来る。
N−ビニルアセトアミドに硫化水素をラジカル的に付加
させN−(β−メルカプトエチル)アセトアミドを高収
率で製造するためには、原料のN−ビニルアセトアミド
の重合、生成物の原料への付加、マルコニコフ型の硫化
水素の付加などの副反応を抑制し、反応条件を最適に設
定することが重要である。
させN−(β−メルカプトエチル)アセトアミドを高収
率で製造するためには、原料のN−ビニルアセトアミド
の重合、生成物の原料への付加、マルコニコフ型の硫化
水素の付加などの副反応を抑制し、反応条件を最適に設
定することが重要である。
反応は、溶媒の存在下又は過剰の液化硫化水素存在下で
実施する方が好ましい。
実施する方が好ましい。
溶媒を使用する場合には原料と反応したり、目的の反応
を阻害するような負の影響のある溶媒はさけるべきで炭
化水素溶剤、エステル類、アルコール類など一般的な溶
剤から、前述の条件に合うものを選び使用する。
を阻害するような負の影響のある溶媒はさけるべきで炭
化水素溶剤、エステル類、アルコール類など一般的な溶
剤から、前述の条件に合うものを選び使用する。
例えば、酢酸ブチル、ベンゼン、メタノール、1.4-ジオ
キサンなどを溶媒として使用しうる。
キサンなどを溶媒として使用しうる。
N−ビニルアセトアミドと硫化水素の比は、N−(β−
メルカプトエチル)アセトアミドの選択率を高くするた
めに、硫化水素過剰の方が好ましく、通常2〜100倍の
過剰率で反応を実施する。硫化水素の過剰率が減少する
と重合反応が進行しポリマーが副生する。
メルカプトエチル)アセトアミドの選択率を高くするた
めに、硫化水素過剰の方が好ましく、通常2〜100倍の
過剰率で反応を実施する。硫化水素の過剰率が減少する
と重合反応が進行しポリマーが副生する。
反応の開始は、ラジカル開始剤を使用すれば十分である
が、これに限ることはない。開始剤は一般に使用される
過酸化物、過酸エステル、アゾ化合物等が使用される。
が、これに限ることはない。開始剤は一般に使用される
過酸化物、過酸エステル、アゾ化合物等が使用される。
反応温度は使用するラジカル開始剤により影響を受ける
が、高温で短時間の反応の方が良い成績を示す傾向があ
り、50〜120℃で実施しうる。
が、高温で短時間の反応の方が良い成績を示す傾向があ
り、50〜120℃で実施しうる。
圧力は硫化水素の量、温度により変化するが、加圧系の
方が好ましく、常圧ないし50Kg/cm2程度の加圧下で実施
する。
方が好ましく、常圧ないし50Kg/cm2程度の加圧下で実施
する。
N−(β−メルカプトエチル)アセトアミドの加水分解
は酸又はアルカリの存在下水溶液中で不活性ガス雰囲気
下で通常の方法で実施しうる。
は酸又はアルカリの存在下水溶液中で不活性ガス雰囲気
下で通常の方法で実施しうる。
システアミンの鉱酸塩を得るためにはその鉱酸存在下で
加水分解するのが有利である。
加水分解するのが有利である。
この場合、鉱酸はN−(β−メルカプトエチル)アセト
アミドに対し、1.0〜10当量好ましくは、1.0〜2.0当量
加え30℃〜200℃で加水分解をおこなう。
アミドに対し、1.0〜10当量好ましくは、1.0〜2.0当量
加え30℃〜200℃で加水分解をおこなう。
次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例1 50ccオートクレーブに酢酸ブチル20m、N−ビニルア
セトアミド12mmo、硫化水素250mmo、AIBN32mg
を充填し、100℃、22〜25Kg/cm220分反応をおこなっ
た。
セトアミド12mmo、硫化水素250mmo、AIBN32mg
を充填し、100℃、22〜25Kg/cm220分反応をおこなっ
た。
反応後反応液を分析したところN−ビニルアセトアミド
の変化率は92%、N−(β−メルカプトエチル)アセト
アミドの選択率は93%であった。
の変化率は92%、N−(β−メルカプトエチル)アセト
アミドの選択率は93%であった。
この反応液を蒸留し、N−(β−メルカプトエチル)ア
セトアミドを分離した。
セトアミドを分離した。
このN−(β−メルカプトエチル)アセトアミド0.92g
をサンプリングし、水2mに溶かし、濃塩酸2mを
加え4時間100℃窒素気流下加熱した。
をサンプリングし、水2mに溶かし、濃塩酸2mを
加え4時間100℃窒素気流下加熱した。
反応後水、塩酸を除去し、システアミン塩酸塩を分離し
た。
た。
システアミン塩酸塩0.83gを得た。
実施例2 50ccオートクレーブに酢酸ブチル20m、N−ビニルア
セトアミド12mmo、硫化水素73mmo、AIBN30mgを
充填し90℃、8Kg/cm260分反応をおこなった。
セトアミド12mmo、硫化水素73mmo、AIBN30mgを
充填し90℃、8Kg/cm260分反応をおこなった。
(反応後反応液を分析したところN−ビニルアセトアミ
ドの変化率は98%、選択率は85%であった。) この反応液の溶媒を留去したものに5規定塩酸4mを
加え、2時間窒素気流下で100℃に加熱した。
ドの変化率は98%、選択率は85%であった。) この反応液の溶媒を留去したものに5規定塩酸4mを
加え、2時間窒素気流下で100℃に加熱した。
反応後水、塩酸を留去して得られる白色粗結晶をエタノ
ールにて再結晶することによりシステアミン塩酸塩1.03
gを得た。
ールにて再結晶することによりシステアミン塩酸塩1.03
gを得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−122063(JP,A) 湊宏訳「フリーラジカルの化学」(株) 東京化学同人発行1968.11.5P.84
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (式中、Rはアルキル基を示す。)で表わされるN−ビ
ニルアルキルアミドに硫化水素をラジカル付加して、一
般式 (式中、Rは前記の通り。)で表わされるN−(β−メ
ルカプトエチル)アルキルアミドを合成し、これを加水
分解してシステアミンHS−CH2CH2−NH2又
は、その塩類を製造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031412A JPH0653724B2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | システアミン又はその塩類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031412A JPH0653724B2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | システアミン又はその塩類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61191672A JPS61191672A (ja) | 1986-08-26 |
| JPH0653724B2 true JPH0653724B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=12330539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60031412A Expired - Fee Related JPH0653724B2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | システアミン又はその塩類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653724B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57122063A (en) * | 1981-12-14 | 1982-07-29 | Dow Chemical Co | Manufacture of 2-mercaptoethylamine hydrochloride |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP60031412A patent/JPH0653724B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 湊宏訳「フリーラジカルの化学」(株)東京化学同人発行1968.11.5P.84 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61191672A (ja) | 1986-08-26 |
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