JPH0653861B2 - プライマー - Google Patents
プライマーInfo
- Publication number
- JPH0653861B2 JPH0653861B2 JP62269242A JP26924287A JPH0653861B2 JP H0653861 B2 JPH0653861 B2 JP H0653861B2 JP 62269242 A JP62269242 A JP 62269242A JP 26924287 A JP26924287 A JP 26924287A JP H0653861 B2 JPH0653861 B2 JP H0653861B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- concrete
- unsaturated
- isocyanate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、土木建築の分野、特にコンクリート建造物の
メンテナンス塗装用プライマーに関するものであり、今
迄密着性が全く期待できなかった濡れたコンクリート面
に対して頗る強く接着し、実用上十分な密着性を有する
コンクリート塗装に好適なプライマーに関するものであ
る。
メンテナンス塗装用プライマーに関するものであり、今
迄密着性が全く期待できなかった濡れたコンクリート面
に対して頗る強く接着し、実用上十分な密着性を有する
コンクリート塗装に好適なプライマーに関するものであ
る。
したがって、本発明の目的とするところは、濡れたコン
クリートあるいは経年変化したコンクリートとの密着性
に優れたプライマーを提供し、コンクリート構築物の劣
化防止、信頼性ある塗装システムの確立、塗装による美
観の向上をもたらそうとするものである。
クリートあるいは経年変化したコンクリートとの密着性
に優れたプライマーを提供し、コンクリート構築物の劣
化防止、信頼性ある塗装システムの確立、塗装による美
観の向上をもたらそうとするものである。
コンクリートに対する塗装は、配合や塗装の容易さか
ら、現段階ではエマルジョン型が中心となっているが、
実用上十分な密着性と硬さ、耐汚染性、および塩害に対
する防護能力を備えたうえに、特にコンクリートが水分
を含んでいる場合、極端には濡れている場合にもこれら
の特性を維持できる塗料は、現在のところ事実上未登場
であるといっても過言ではない。
ら、現段階ではエマルジョン型が中心となっているが、
実用上十分な密着性と硬さ、耐汚染性、および塩害に対
する防護能力を備えたうえに、特にコンクリートが水分
を含んでいる場合、極端には濡れている場合にもこれら
の特性を維持できる塗料は、現在のところ事実上未登場
であるといっても過言ではない。
コンクリートは金属と異なり、一種の多孔質体であり、
かつ無数のひび割れが現実には存在する。したがって、
これに対する塗料は、気孔やひび割れに対する追従性の
あることが要求され、塩害防止の目的をも果たす必要の
ある場合は、塩素イオン、水分、酸素などに対する侵入
防止能力を備えていなければならない。
かつ無数のひび割れが現実には存在する。したがって、
これに対する塗料は、気孔やひび割れに対する追従性の
あることが要求され、塩害防止の目的をも果たす必要の
ある場合は、塩素イオン、水分、酸素などに対する侵入
防止能力を備えていなければならない。
さらに他の問題としては、新しく打込んだコンクリート
の表面と、年月を経過したコンクリート表面では材料の
性質が異なり、特に古いコンクリートの補修などにおい
ては、良好な塗料の密着性をもたらすのは困難なことが
多い。
の表面と、年月を経過したコンクリート表面では材料の
性質が異なり、特に古いコンクリートの補修などにおい
ては、良好な塗料の密着性をもたらすのは困難なことが
多い。
このように本発明は、気孔やひび割れのあるコンクリー
トにも追随性よく均一に塗装されて水分、酸素その他の
侵入を防止でき、かつ表面が劣化した古い補修の対象と
なるコンクリートに対しても密着性の良いプライマーを
提供しようとするものである。
トにも追随性よく均一に塗装されて水分、酸素その他の
侵入を防止でき、かつ表面が劣化した古い補修の対象と
なるコンクリートに対しても密着性の良いプライマーを
提供しようとするものである。
コンクリート表面、特に湿潤面によく密着し、十分な耐
久性のある塗膜を形成させるために種々検討した結果、
本発明者らが見出した事実は、決定的に重要なものはコ
ンクリート面に含浸し、コンクリートと強固に接着する
プライマーの良、不良であって、この選択如何がコンク
リート塗料の成否を決定的に左右するということであ
る。
久性のある塗膜を形成させるために種々検討した結果、
本発明者らが見出した事実は、決定的に重要なものはコ
ンクリート面に含浸し、コンクリートと強固に接着する
プライマーの良、不良であって、この選択如何がコンク
リート塗料の成否を決定的に左右するということであ
る。
それ故に、本発明者らは信頼性のある接着性を得るため
のプライマー組成を種々検討した結果、 (A)一般式 〔但し、R1は水素またはメチル基、 Mは であり R2は炭素数2〜4のアルキレン基、nは0または1であ
り、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基である〕 で表される不飽和シラン化合物 5〜95重量%、およ
び (B)分子中に(メタ)アクリロイル基とイソシアナー
ト基を有する不飽和イソシアナート 95〜5重量% からなる不飽和化合物 100重量部、ならびに (C)有機過酸化物 0.2〜5重量部、を配合してなる
プライマー、 あるいは、これにさらに重合性単量体および該重合性単
量体に溶解する重合体をさらに配合することを特徴とす
るプライマーが、これらの目的のために好適であること
が判った。
のプライマー組成を種々検討した結果、 (A)一般式 〔但し、R1は水素またはメチル基、 Mは であり R2は炭素数2〜4のアルキレン基、nは0または1であ
り、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基である〕 で表される不飽和シラン化合物 5〜95重量%、およ
び (B)分子中に(メタ)アクリロイル基とイソシアナー
ト基を有する不飽和イソシアナート 95〜5重量% からなる不飽和化合物 100重量部、ならびに (C)有機過酸化物 0.2〜5重量部、を配合してなる
プライマー、 あるいは、これにさらに重合性単量体および該重合性単
量体に溶解する重合体をさらに配合することを特徴とす
るプライマーが、これらの目的のために好適であること
が判った。
これらのプライマーをコンクリート面に塗布、含浸さ
せ、アルコキシシラン基とコンクリート成分の結合と不
飽和基の重合とを同時に行うことにより、頗る強固にコ
ンクリートと密着した塗膜を得ることができることを見
出し、本発明を完成させることができた。
せ、アルコキシシラン基とコンクリート成分の結合と不
飽和基の重合とを同時に行うことにより、頗る強固にコ
ンクリートと密着した塗膜を得ることができることを見
出し、本発明を完成させることができた。
本発明で使用する不飽和シラン化合物は、次の一般式
(A)で表される。
(A)で表される。
〔但し、R1は水素またはメチル基、 Mは、 であり、R2は炭素数2〜4のアルキレン基、nは0また
は1であり、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基である〕 これらの不飽和シラン化合物は、カップリング剤として
市販されている。それらの代表例としては、例えば、ビ
ニルメトキシシラン、ビニルエトキシシラン、ビニル−
トリス(ベーターメトキシエトキシ)シラン、ガンマー
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ガンマー
メタクリロキシプロピルトリス(ベーターメトキシエト
キシ)シランがある。
は1であり、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基である〕 これらの不飽和シラン化合物は、カップリング剤として
市販されている。それらの代表例としては、例えば、ビ
ニルメトキシシラン、ビニルエトキシシラン、ビニル−
トリス(ベーターメトキシエトキシ)シラン、ガンマー
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ガンマー
メタクリロキシプロピルトリス(ベーターメトキシエト
キシ)シランがある。
本発明のプライマーは、不飽和シラン化合物単独で、コ
ンクリート、或はセメント基材の建築材料に含浸させる
こともできるが、好ましくは、その上にラジカル硬化型
樹脂を塗布、硬化させることにより、プライマーの不飽
和基と上塗り用樹脂とを共重合させ、最終的には含浸し
た樹脂が硬化することにより、目的を達することが可能
である。
ンクリート、或はセメント基材の建築材料に含浸させる
こともできるが、好ましくは、その上にラジカル硬化型
樹脂を塗布、硬化させることにより、プライマーの不飽
和基と上塗り用樹脂とを共重合させ、最終的には含浸し
た樹脂が硬化することにより、目的を達することが可能
である。
さらに本発明の効果を拡げ、どのような塗料を上塗りに
用いても十分に目的を達成できるようにするために、必
要に応じてラジカル発生触媒の併用、さらには分子中に
(メタ)アクリロイル基とイソシアナート基を有する不
飽和イソシアナートおよび不飽和シラン化合物と共重合
可能な重合性単量体の混合使用、または重合性単量体に
重合体を溶解させる、などの手段をとることができる。
用いても十分に目的を達成できるようにするために、必
要に応じてラジカル発生触媒の併用、さらには分子中に
(メタ)アクリロイル基とイソシアナート基を有する不
飽和イソシアナートおよび不飽和シラン化合物と共重合
可能な重合性単量体の混合使用、または重合性単量体に
重合体を溶解させる、などの手段をとることができる。
本発明の不飽和シラン化合物は、種々の手段で硬化可能
である。
である。
例えば、ラジカル発生剤はアゾ化合物でも良いが密着性
がばらつき易い。
がばらつき易い。
光反応開始剤も同様な傾向を示し、日光の当たる場合は
実用的であるが、曇り日或は光の当たらない部分では密
着性は十分ではなくなる。
実用的であるが、曇り日或は光の当たらない部分では密
着性は十分ではなくなる。
本発明の硬化剤としては、有機過酸化物を使用したレド
ックス系が好適である。それらの例としては、 (イ)アシルパーオキシド−芳香族3級アミン類、 (ロ)ハイドロパーオキシド−バナジウム、コバルト、
銅、マンガンの有機酸塩、またはキレート化合物、 (ハ)ケトンパーオキシド−コバルト、パナジウムの有
機酸塩またはキレート化合物、 があげられ、特に(ハ)は少量のスチレンが併用される
と特に有用なものとなる。
ックス系が好適である。それらの例としては、 (イ)アシルパーオキシド−芳香族3級アミン類、 (ロ)ハイドロパーオキシド−バナジウム、コバルト、
銅、マンガンの有機酸塩、またはキレート化合物、 (ハ)ケトンパーオキシド−コバルト、パナジウムの有
機酸塩またはキレート化合物、 があげられ、特に(ハ)は少量のスチレンが併用される
と特に有用なものとなる。
有機過酸化物としては、例えば次の種類があげられる。
(i)ケトンパーオキシド類 メチルエチルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパ
ーオキシド、メチルアセトアセテートパーオキシド、 (ii)ハイドロパーオキシド類 クメンハイドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパ
ーオキシド、 (iii)ジアシルパーオキシド類 ラウロイルパーオキシド、ベイゾイルパーオキシド、メ
タトリルパーオキシド、 (iv)パーオキシエステル類 t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキ
シ2エチルヘキサネート、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート、 これらは、単独でも使用できるが、必要に応じて混合使
用も可能である。ただし、ケトンパーオキシド、および
ハイドロパーオキシドはイソシアナート基と反応し、急
速にゲル化、時として発泡するので不飽和イソシアナー
トとの混合使用は困難であり、別々のノズルからのスプ
レー塗装に頼ることになる。
ーオキシド、メチルアセトアセテートパーオキシド、 (ii)ハイドロパーオキシド類 クメンハイドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパ
ーオキシド、 (iii)ジアシルパーオキシド類 ラウロイルパーオキシド、ベイゾイルパーオキシド、メ
タトリルパーオキシド、 (iv)パーオキシエステル類 t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキ
シ2エチルヘキサネート、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート、 これらは、単独でも使用できるが、必要に応じて混合使
用も可能である。ただし、ケトンパーオキシド、および
ハイドロパーオキシドはイソシアナート基と反応し、急
速にゲル化、時として発泡するので不飽和イソシアナー
トとの混合使用は困難であり、別々のノズルからのスプ
レー塗装に頼ることになる。
ジアシルパーオキシドはこのような現象を示さないの
で、どのような塗装システムをも採用することができ
る。
で、どのような塗装システムをも採用することができ
る。
有機過酸化物の使用量は、不飽和イソシアナートならび
に不飽和シラン化合物などの不飽和化合物の合計重量部
100部に対して0.2〜5重量部が用いられ、適当な量
は0.5〜3重量部である。
に不飽和シラン化合物などの不飽和化合物の合計重量部
100部に対して0.2〜5重量部が用いられ、適当な量
は0.5〜3重量部である。
本発明で用いる不飽和イソシアナート化合物(B)に
は、例えば次のような種類があげられる。(イ)イソシ
アナートエチルメタクリレート、(ロ)アクリル酸また
はメタクリル酸とモノエポキシ化合物とを反応させて得
られる不飽和アルコールに、多価イソシアナートを反応
させ、ウレタン結合を介して(メタ)アクリロイル基と
イソシアナート基とを1分子中に共有する不飽和イソシ
アナート。
は、例えば次のような種類があげられる。(イ)イソシ
アナートエチルメタクリレート、(ロ)アクリル酸また
はメタクリル酸とモノエポキシ化合物とを反応させて得
られる不飽和アルコールに、多価イソシアナートを反応
させ、ウレタン結合を介して(メタ)アクリロイル基と
イソシアナート基とを1分子中に共有する不飽和イソシ
アナート。
一例をあげれば次の反応により示される。
この種の不飽和イソシアナート化合物の製造において
は、不飽和アルコールとジイソシアナートの反応モル比
は、必ずしもヒドロキシル基とイソシアナート基とが等
量である必要はなく、遊離のジイソシアナートの存在は
許容される。
は、不飽和アルコールとジイソシアナートの反応モル比
は、必ずしもヒドロキシル基とイソシアナート基とが等
量である必要はなく、遊離のジイソシアナートの存在は
許容される。
反応は溶剤またはモノマーを使用してそれらの中で行
い、そのまま用いることが便利であるが、無溶剤で合成
することも不可能ではない。
い、そのまま用いることが便利であるが、無溶剤で合成
することも不可能ではない。
不飽和イソシアナートの合成に用いられる不飽和アルコ
ールとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートが
好適例としてあげられる。また、多価イソシアナートと
しては、2,4トリレンジイソシアナート、2,4トリ
レンジイソシアナートと2,6トリレンジイソシアナー
トとの混合物、トリジンジイソシアナート、ジフェニル
メタンジイソシアナート、パラフェニレンジイソシアナ
ート、1,5-ナフチレンジイソシアナート、1,6ヘキ
サメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナ
ート、キシリレンジイソシアナート、水素化キシリレン
ジイソシアナートが使用される。
ールとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートが
好適例としてあげられる。また、多価イソシアナートと
しては、2,4トリレンジイソシアナート、2,4トリ
レンジイソシアナートと2,6トリレンジイソシアナー
トとの混合物、トリジンジイソシアナート、ジフェニル
メタンジイソシアナート、パラフェニレンジイソシアナ
ート、1,5-ナフチレンジイソシアナート、1,6ヘキ
サメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナ
ート、キシリレンジイソシアナート、水素化キシリレン
ジイソシアナートが使用される。
不飽和シラン化合物(A)と不飽和イソシアナート化合
物(B)との混合割合は、コンクリートの状態によって
も相違するが、一般には、不飽和シラン5〜95重量
(%)、不飽和イソシアナート化合物95〜5(%)で
あり、好ましくは、不飽和シラン20〜80(%)、不
飽和イソシアナート化合物80〜20(%)である。
物(B)との混合割合は、コンクリートの状態によって
も相違するが、一般には、不飽和シラン5〜95重量
(%)、不飽和イソシアナート化合物95〜5(%)で
あり、好ましくは、不飽和シラン20〜80(%)、不
飽和イソシアナート化合物80〜20(%)である。
(B)成分の中で、ウレタン結合を有する不飽和イソシ
アナートがウレタン結合が存在するため、コンクリート
への接着性に優れている。
アナートがウレタン結合が存在するため、コンクリート
への接着性に優れている。
本発明で用いられる重合性単量体は、密着性を向上さ
せ、応力面を拡げる作用があり、不飽和イソシアナー
ト、不飽和シリルイソシアナートの不飽和結合、具体的
には(メタ)アクリロイル基と共重合可能なタイプであ
れば利用可能である。それらの例には、例えば次の種類
があげられる。
せ、応力面を拡げる作用があり、不飽和イソシアナー
ト、不飽和シリルイソシアナートの不飽和結合、具体的
には(メタ)アクリロイル基と共重合可能なタイプであ
れば利用可能である。それらの例には、例えば次の種類
があげられる。
スチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン、メタクリ
ル酸エステル類(メチルメタクリレート、イソプロピル
メタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチ
ルメタクリレート、ターシャリーブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート、ベンジルメタ
クリレート、シクロヘキシルメタクリレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジ
メタクリレート等)、アクリル酸エステル類(メチルア
クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、フェノキシエチ
ルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート等)、アクリロニト
リル、ビニルピロリドン。
ル酸エステル類(メチルメタクリレート、イソプロピル
メタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチ
ルメタクリレート、ターシャリーブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート、ベンジルメタ
クリレート、シクロヘキシルメタクリレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジ
メタクリレート等)、アクリル酸エステル類(メチルア
クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、フェノキシエチ
ルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート等)、アクリロニト
リル、ビニルピロリドン。
これらの重合性単量体の使用割合は、特に制限をする必
要はないが不飽和イソシアナートと不飽和シラン化合物
の合計量100重量部に対して、5部以上200部以下
が好適である。
要はないが不飽和イソシアナートと不飽和シラン化合物
の合計量100重量部に対して、5部以上200部以下
が好適である。
200部以上の使用が利用し得ないということではない
が、粘度が下がり、効果も幾分減少する傾向が見受けら
れる。
が、粘度が下がり、効果も幾分減少する傾向が見受けら
れる。
また5部以下では添加の意味が少ない。
さらに、重合性単量体に溶解する重合体を溶解し併用す
ることは、接着性向上に有用なことがある。
ることは、接着性向上に有用なことがある。
例えば、ポリメチルメタクリレートをメチルメタクリレ
ートに溶解した、いわゆるアクリルシロップに不飽和イ
ソシアナートの適量を混合し、ラジカル発生型硬化剤で
硬化させた塗膜は、濡れたコンクリートの面にも頗る良
く接着する。
ートに溶解した、いわゆるアクリルシロップに不飽和イ
ソシアナートの適量を混合し、ラジカル発生型硬化剤で
硬化させた塗膜は、濡れたコンクリートの面にも頗る良
く接着する。
ここで用いられる重合体としては、単量体に溶解可能な
タイプであれば、特に制限する必要はない。それらの例
には例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレ
ン、ポリ酢酸ビニル、アクリル酸ブチルとアクリロニト
リルの共重合ゴム、クロルスルホン化ポリエチレン、熱
可塑性の非結晶型ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル
共重合ポリマー、などがあげられる。
タイプであれば、特に制限する必要はない。それらの例
には例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレ
ン、ポリ酢酸ビニル、アクリル酸ブチルとアクリロニト
リルの共重合ゴム、クロルスルホン化ポリエチレン、熱
可塑性の非結晶型ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル
共重合ポリマー、などがあげられる。
本発明によるプライマーをコンクリートに塗装した後、
さらに所望の塗料で上塗りすることができ、上塗り塗料
との密着性も良好である。
さらに所望の塗料で上塗りすることができ、上塗り塗料
との密着性も良好である。
本発明によるプライマーはまた、必要に応じて、フィラ
ー、着色剤、補強材等を併用できることはもちろんであ
る。
ー、着色剤、補強材等を併用できることはもちろんであ
る。
次に本発明の理解を助けるために、以下に実施例を示
す。
す。
製造例 1 不飽和イソシアナート(B1)の合成 撹拌機、還流コンデンサー、ガス導入管付温度計、滴下
ロートを付した1セパラブルフラスコに、2,4−ト
リレンジイソシアナート174g、メチルパラベンゾキ
ノン0.05gを仕込み、乾燥空気中2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート144gを温度60℃で30分要して
滴下させる。
ロートを付した1セパラブルフラスコに、2,4−ト
リレンジイソシアナート174g、メチルパラベンゾキ
ノン0.05gを仕込み、乾燥空気中2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート144gを温度60℃で30分要して
滴下させる。
滴下終了後1時間同温度で反応し、次いでジブチル錫ジ
ラウレート1.2g加え、さらに1時間反応すると、不飽和
イソシアナート(B1)が、淡黄色液状で得られた。赤
外分析の結果、イソシアナート基の凡そ60(%)は反
応したものと判断された。
ラウレート1.2g加え、さらに1時間反応すると、不飽和
イソシアナート(B1)が、淡黄色液状で得られた。赤
外分析の結果、イソシアナート基の凡そ60(%)は反
応したものと判断された。
製造例 2 不飽和イソシアナート(B2)の合成 撹拌機、還流コンデンサー、ガス導入管付温度計、滴下
ロートを付した1セパラブルフラスコにメチルメタク
リレート82g、イソホロンジイソシアナート174
g、メチルパラベンゾキノン0.05gを仕込み、乾燥空気
中2−ヒドロキシエチルメタクリレート144gを温度
60℃で30分要して滴下させる。
ロートを付した1セパラブルフラスコにメチルメタク
リレート82g、イソホロンジイソシアナート174
g、メチルパラベンゾキノン0.05gを仕込み、乾燥空気
中2−ヒドロキシエチルメタクリレート144gを温度
60℃で30分要して滴下させる。
滴下終了後1時間同温度で反応し、次いでジブチル錫ジ
ラウレート1.2g加え、さらに1時間反応すると、不飽和
イソシアナート(B2)(メチルメタクリレート溶液)
が、淡黄色液状で得られた。赤外分析の結果、イソシア
ナート基の凡そ60(%)は反応したものと判断され
た。
ラウレート1.2g加え、さらに1時間反応すると、不飽和
イソシアナート(B2)(メチルメタクリレート溶液)
が、淡黄色液状で得られた。赤外分析の結果、イソシア
ナート基の凡そ60(%)は反応したものと判断され
た。
実施例 1 3日間室温で水中に浸漬させておいた30cm×30cm×
5cmのコンクリート板を、水中から引上げ、30分室温
で放置した後表面を木綿布で拭う。この表面に直ちに、 ガンマ−メタクリロキシプロピル トリメトキシシラン 100重量部 過酸化ベンゾイル(50%粉末) 5重量部 ジメチパラトルイジン 0.3重量部 の混合物を、50g/m2になるように塗装し、一夜放置し
た。
5cmのコンクリート板を、水中から引上げ、30分室温
で放置した後表面を木綿布で拭う。この表面に直ちに、 ガンマ−メタクリロキシプロピル トリメトキシシラン 100重量部 過酸化ベンゾイル(50%粉末) 5重量部 ジメチパラトルイジン 0.3重量部 の混合物を、50g/m2になるように塗装し、一夜放置し
た。
更に、ガラスフレークを含む塗装用樹脂として、昭和高
分子(株)製リポキシフレークコンパウンドFC−80
を100部に、化薬ヌーリー(株)製硬化剤#328E
を1.5部、ナフテン酸コバルト0.5部を加え、塗膜厚50
0μになるように塗装し、硬化させた。
分子(株)製リポキシフレークコンパウンドFC−80
を100部に、化薬ヌーリー(株)製硬化剤#328E
を1.5部、ナフテン酸コバルト0.5部を加え、塗膜厚50
0μになるように塗装し、硬化させた。
エルコメーターによる引張り接着テストでは、25〜3
0kgの接着強度を示し、5ヶ所の測定箇所全部が、深さ
1〜2mmのコンクリート破断であった。実施例 2 下記の混合物を用いて、実施例1と同様の方法で塗布試
験を行った。
0kgの接着強度を示し、5ヶ所の測定箇所全部が、深さ
1〜2mmのコンクリート破断であった。実施例 2 下記の混合物を用いて、実施例1と同様の方法で塗布試
験を行った。
ガンマ−メタクリロキシプロピル トリメトキシシラン 70重量部 メチルメタクリレート 30重量部 過酸化ベンゾイル(50%粉末) 5重量部 ジメチルアニリン 0.3重量部 エルコメータを使用した引張りによる密着テストでは、
35〜45kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から2〜3mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
35〜45kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から2〜3mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
実施例 3 実施例1の配合のうち、過酸化ベンゾイルを除いた、ガ
ンマ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランおよ
びジメチルパラトルイジンの混合物を同様に塗装後、フ
レークコンパウンドを塗装した。エルコメーターによる
接着強度では、5〜20kgと、やや強度は低下したが、
全部が0.5〜1mmのコンクリート破断であった。
ンマ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランおよ
びジメチルパラトルイジンの混合物を同様に塗装後、フ
レークコンパウンドを塗装した。エルコメーターによる
接着強度では、5〜20kgと、やや強度は低下したが、
全部が0.5〜1mmのコンクリート破断であった。
実施例 4 下記の混合物を用いて、実施例1と同様の方法で塗布試
験を行った。但し、刷毛塗りの厚みを70g/m2とした。
験を行った。但し、刷毛塗りの厚みを70g/m2とした。
ビニルメトキシシラン 50重量部 不飽和イソシアナート化合物(B1)(製造例1) 50重量部 過酸化ベンゾイル(50%粉末) 3重量部 ジメチルアニリン 0.2重量部 エルコメータを使用した引張りによる密着テストでは、
35〜45kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から1〜2mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
35〜45kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から1〜2mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
実施例 5 下記の混合物を用いて、実施例1と同様の方法で塗布試
験を行った。但し、刷毛塗りの厚みを70g/m2とした。
験を行った。但し、刷毛塗りの厚みを70g/m2とした。
ビニルエトキシシラン 50重量部 不飽和イソシアナート化合物(B2)(製造例2) (メチルメタクリレート溶液) 50重量部 過酸化ベンゾイル(50%粉末) 3重量部 ジメチルアニリン 0.2重量部 エルコメータを使用した引張りによる密着テストでは、
35〜45kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から1〜2mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
35〜45kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から1〜2mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
実施例 6 昭和電工建材(株)製ラムダサイジング(セメント−ア
スベスト系建材)を30cmに切断し、室温で3日間水中
に浸漬した。
スベスト系建材)を30cmに切断し、室温で3日間水中
に浸漬した。
引上げた直後、表面を乾いた布で拭い、直ちに次の配合
物を100g/m2になるように塗布、一昼夜放置して硬化
させた。
物を100g/m2になるように塗布、一昼夜放置して硬化
させた。
ガンマ−メタクリロキシプロピル トリス(ベー ターメトキシエトキシ)シラン 50重量部 約32%のポリメチルメタクリレート を含むアクリルシロップ 50重量部 (ポリメチルメタクリレート 32% メチルメタクリレートモノマー 68%) 過酸化ベンゾイル 5重量部 ジメチルアニリン 0.3重量部 エポキシ樹脂を接着剤に用いたエルコメータによる引張
り接着テストでは、5ヶ所の測定値がいずれも25kg以
上を示し、すべて材料破断であった。
り接着テストでは、5ヶ所の測定値がいずれも25kg以
上を示し、すべて材料破断であった。
実施例 7 下記の混合物を用いて、実施例1と同様の方法で塗布試
験を行った。但し、刷毛塗りの厚みを70g/m2とした。
験を行った。但し、刷毛塗りの厚みを70g/m2とした。
ガンマ−メタクリロキシプロピル トリメトキシシラン 50重量部 イソシアナートエチルメタクリレート 50重量部 過酸化ベンゾイル(50%粉末) 3重量部 ジメチルアニリン 0.2重量部 エルコメータを使用した引張りによる密着テストでは、
25〜35kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から1〜2mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
25〜35kg(5ヶの測定値範囲)を示し、全部がコン
クリートの表面から1〜2mmの深さに喰い込んで硬化し
た破断の様子を示した。
本発明によるプライマーは、特定の不飽和シラン化合物
単独および必要に応じて不飽和イソシアナート化合物か
ら、主として構成されており、重合性単量体も含有する
ので、気孔やひび割れのあるコンクリートや、経年変化
で表面が劣化したコンクリートにも良く浸透し硬化し、
さらに表面が濡れているコンクリートにも良く密着し
て、水分やガスの侵入を防止する塗膜を形成する。また
このプライマーは上塗り塗料との密着性も良好なので、
この上に所望の上塗りを施すことができ、コンクリート
構造物の劣化防止、美観の維持に役立つものである。
単独および必要に応じて不飽和イソシアナート化合物か
ら、主として構成されており、重合性単量体も含有する
ので、気孔やひび割れのあるコンクリートや、経年変化
で表面が劣化したコンクリートにも良く浸透し硬化し、
さらに表面が濡れているコンクリートにも良く密着し
て、水分やガスの侵入を防止する塗膜を形成する。また
このプライマーは上塗り塗料との密着性も良好なので、
この上に所望の上塗りを施すことができ、コンクリート
構造物の劣化防止、美観の維持に役立つものである。
Claims (2)
- 【請求項1】(A)一般式 〔但し、R1は水素またはメチル基、 Mは であり、 R2は炭素数2〜4のアルキレン基、nは0または1であ
り、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基である〕 で表される不飽和シラン化合物 5〜95重量%、およ
び (B)分子中に(メタ)アクリロイル基とイソシアナー
ト基を有する不飽和イソシアナート 95〜5重量% からなる不飽和化合物 100重量部、ならびに (C)有機過酸化物 0.2〜5重量部、を配合してなる
プライマー。 - 【請求項2】重合性単量体および該重合性単量体に溶解
する重合体をさらに配合することを特徴とする、特許請
求の範囲第1項に記載のプライマー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62269242A JPH0653861B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | プライマー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62269242A JPH0653861B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | プライマー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01113471A JPH01113471A (ja) | 1989-05-02 |
| JPH0653861B2 true JPH0653861B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=17469631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62269242A Expired - Lifetime JPH0653861B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | プライマー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653861B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4310005C2 (de) * | 1993-03-27 | 1996-09-05 | Degussa | Verfahren zur Imprägnierung von Baumaterialien sowie imprägniertes Baumaterial |
| JP6462349B2 (ja) * | 2014-12-18 | 2019-01-30 | 株式会社日本触媒 | セメント混和剤用ポリマー、セメント混和剤、およびセメント組成物 |
| CN109810241B (zh) * | 2018-12-28 | 2021-04-02 | 郑州轻工业学院 | 一种柔性聚氨酯型胺类固化剂及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60202156A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-12 | Du Pont Mitsui Fluorochem Co Ltd | セラミツクス基材用テトラフルオロエチレンコポリマ−粉体塗料プライマ− |
| JP2593301B2 (ja) * | 1986-06-13 | 1997-03-26 | 鐘淵化学工業株式会社 | 塗料用樹脂組成物 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP62269242A patent/JPH0653861B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01113471A (ja) | 1989-05-02 |
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