JPH0654077B2 - シ−ルド・トンネルの地中接合装置 - Google Patents

シ−ルド・トンネルの地中接合装置

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JPH0654077B2
JPH0654077B2 JP62056086A JP5608687A JPH0654077B2 JP H0654077 B2 JPH0654077 B2 JP H0654077B2 JP 62056086 A JP62056086 A JP 62056086A JP 5608687 A JP5608687 A JP 5608687A JP H0654077 B2 JPH0654077 B2 JP H0654077B2
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洋二 東
茂 西岳
繁輝 射場
雅彦 杉山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、1本のトンネルを2台のシールド機を用い
てトンネルの両端部から掘削して途中で接合する際のシ
ールド・トンネルの地中接合装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、トンネルを完成させるために、2台のシールド機
を用いることによりトンネルの両端部から掘削して途中
でシールド機を接合する工法としては、第11図に示す
ような、凍結工法を用いたものが知られている。
図において、符号Gは両端部から掘削してきたシールド
・トンネルの接合部付近の地山であり、地山G内では紙
面に対して右側に一方のトンネルTaを掘削したシール
ド機1と、左側に他方のトンネルTbを掘削したシール
ド機2とが所定の間隔(約30cm程度)の地山Giを残し
た状態で向かい合っている。シールド機1、2の後方に
形成されたトンネルTa、Tbの壁面は、セグメント3
a、3bによって覆工が行なわれている。また、シールド機
1、2の先端部には、スキンプレート1a、2aに対して所
定の傾斜角(α=17゜〜25゜)で、また周方向に所定の
ピッチで地山G内に穿孔式凍結管4a、4bが設置されてい
ると共に、スキンプレート1a、2bおよび最前部のセグメ
ント3a、3bには、その全内周面に貼り付け式冷却管(図
示略)が設置されている。これら穿孔式冷却管4a、4b及
び貼り付け式冷却管は、凍結プラント(図示略)に接続
されている。
そして、前記スキンプレート1a、2aに設置された穿孔式
冷却管4a、4b及び貼り付け式凍結管に、凍結プラントか
ら移送されるブラインを循環させ、これにより、トンネ
ル接合部の地山Giを囲むように、スキンプレート1a、2
aの外周部の地山に凍土Gfを形成した後、シールド機
1、2の前部5a、5bを解体し、次いで、前記シールド機
1、2間に残された地山Giを掘削し、その壁面を覆工
することにより左右から掘削してきたトンネルTaとT
bとを接合させて、シールド・トンネルを完成させるの
である。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、前記従来のシールド・トンネルの接合方法に
おいては、補助工法として前記穿孔式あるいは貼り付け
式冷却管を用いた凍結工法が適用されているが、この場
合、シールド機1、2間に隙間が残されたままとなって
おり、この隙間からの水や土砂の侵入を防止するため
に、シールド機1、2の接合部付近に大規模な凍土Gf
の形成を必要とし、そのために長期間の凍土形成期間や
多くの工費を要するとともに、接合作業中の凍土Gfの
維持のために温度計測等の管理が必要であること、さら
に、凍結時の凍土Gf膨張および解凍時の地盤沈下の恐
れがあること等さまざま問題点があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、トン
ネル接合部付近の地山Gに施工する凍土Gfを小規模な
ものとすることで、トンネルの接合作業に要する工費や
工期を大幅に低減することのできるシールド・トンネル
の地中接合装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 前記問題点を解決するために、本発明はトンネルの両端
部から掘削して、途中で接合させる2台シールド機の
内、少なくとも一方のシールド機のスキンプレート先端
部に設けられた筒状の接合部の内周面に沿って貼り付け
式冷却管を設けるとともに、接合部の外周面に凹凸部を
形成したことを特徴としている。
「作用」 接合部に設けられたスキンプレートが、トンネル接合部
周囲の地山に対する支保工として作用するとともに、そ
の内部に設けられた貼り付け式冷却管により、トンネル
接合部周囲の地山に凍土が形成され、そのために大きな
止水効果を有し、さらに、接合部のスキンプレートの外
周面に凹凸部が形成されていることにより、接合部が凍
土造成範囲の地山と大きな面積で接触し、凍土への熱の
伝達効率が向上して凍土の形成効果が促進されるととも
に、凍土とスキンプレートとの密着面積が充分設けられ
るので密着力が増強されることから、止水効果が大幅に
促進される。
「実施例」 以下、本発明の実施例を第1図ないし第10図を参照しな
がら説明する。これらの図において、前記第11図に示し
た構成要素と同一の要素については同一符号を付してあ
る。
まず、第1図ないし第6図を参照して第1の実施例を説
明すると、図において符号Gは両端部から掘削してきた
シールド・トンネルの接合部付近の地山であり、地山G
内では紙面に対して右側に第1のトンネルTaを掘削し
た第1のシールド機1と、左側に他方のトンネルTbを
掘削した第2のシールド機2とが所定の間隔を(約30cm
程度)の地山Giを残した状態で向かい合っている。ま
た、第1のシールド機1の後方に形成されたトンネルT
aの壁面は、セグメント3aによって覆工されているとと
もに、第2のシールド機2の後方に形成されたトンネル
Tbの壁面は、セグメント3bによって覆工が行なわれて
いる。そして、以上の構成において、第1のシールド機
1と第2のシールド機2は、築造すべきトンネルの両端
側からそれぞれトンネルTa、Tbを掘削してそれらを
途中で接合する構造の地中接合装置Sを構成している。
前記第1のシールド機1は、円筒状に形成された第1外
側スキンプレート(外筒)1aと、この内部に収納され、
第1のシールド機1の軸線方向に摺動自在な掘削装置本
体11とからなっている。前記掘削装置本体11は、略
円筒状に形成された第1スキンプレート(内筒)11a
と、その内部に設けられ、このスキンプレート11aと直
角に固定された円板状の第1仕切板13と、この仕切板
13の後方(トンネルTa側)に延在する前記第1スキ
ンプレート11aよりも小径な第1支持筒12で構成され
ている。
前記第1仕切板13の前部には、第1カッタ装置14
が、その軸体15が第1仕切板13に軸支されること
で、取り付けられている。前記第1支持筒12は、シー
ル機構を有する軸受部16を介して、前記第1のシール
ド機1の軸線方向に摺動自在に支持され、これにより第
1カッタ装置14を含む掘削装置本体11は、第1のシ
ールド機1の軸線方向に摺動自在に支持されている。
そして、第1スキンプレート11aは、第1図(b)に示すよ
うに、筒状の接合部を形成しており、その内周面に沿っ
て貼り付け式冷却管30が設けられているとともに、外
周面に凹凸部11bが形成されている。さらに、貼り付け
式冷却管30は、必要に応じて図示されない凍結プラン
トに接続されるようになっている。
第1のシールド機1には、その第1外側スキンプレート
1aの内周面中程に、第1スキンプレート補助リング10
が設けられ、この背面(トンネルTa側)には、その周
方向に間隔を置いて複数の第1推進ジャッキ17が固定
されている。また、このスキンプレート補助リング10
の後方には、同様に第1補助プレート18が設けられる
と共に、この補助プレート18には、前記第1のシール
ド機1前方に向って押出ジャッキ(駆動機構及び移動機
構)19が取り付けられ、この押出ジャッキ19の作用
端19aは前記第1仕切板13背面に当接されている。さ
らに、前記第1外側スキンプレート1aと第1スキンプレ
ート11aとの間の隙間には、たとえばウレタン製のリッ
プシール等の止水手段(図示略)が設けられている上
に、掘進中には、注油管(図示略)によりグリス等が給
脂され、該隙間に水などが侵入することを防いでいる。
そして、前記第1外側スキンプレート1aと掘削装置本体
11とは、通常の掘削時においては、図示しない固定手
段により固定されて一体となって動くように構成されて
いる。
一方、前記第2のシールド機2には、前記第1外側スキ
ンプレート1aと同径の円筒状に形成された第2外側スキ
ンプレート2aが設けられており、この外側スキンプレー
ト2a先端部には、これに直交するように第2仕切板23
が設けられている。また、この仕切板23の前部には、
第2カッタ装置24が、その軸体25が第2仕切板23
に軸支されることで、取り付けられている。また、第2
仕切板23の後方には、前記第2外側スキンプレート2a
より小径な第2支持筒22が設けられ、この支持筒22
が、シール機構を有する軸受部26を介して前記第2の
シールド機2の軸線方向に摺動自在に支持されること
で、前記第2カッタ装置24が、このシールド機2の軸
線方向に摺動自在に支持されている。
また、前記第2外側スキンプレート2aは、内周面の中程
に第2スキンプレート補助リング20を有しており、こ
のスキンプレート補助リング20の背面(トンネルTb
側)には、周方向にわたって複数の第2推進ジャッキ2
7が取り付けられている。また、このスキンプレート補
助リング20の後方には、前記第1のシールド機1と同
様に、第2補助プレート28が設けられると共に、この
補助プレート28には、前記第2のシールド機2前方に
向って引き込みジャッキ29(移動機構)が取り付けら
れ、この引き込みジャッキ29の作用端29aは前記第2
仕切板23背面に当接されている。また、第2外側スキ
ンプレート2aと第2カッタ装置24とは、通常の掘削時
においては図示されない固定手段により固定されて一体
となって動くように構成されている。
次に、第2図ないし第6図を用いて本発明の地中接合方
法について説明する。
(i)一本のトンネルを、まず、紙面に対して右側から
第1のシールド機1を用いて第1カッタ装置14により
地山Gを掘削し、その掘削した坑の壁面にセグメント3a
により覆工を行い、そのセグメント3aに反力を取って第
1推進ジャッキ17を作動させることにより一方のトン
ネルTaを築造していくと共に、左側から第2のシール
ド機2を用いて第2カッタ装置24により地山Gを掘削
し、その掘削した坑の壁面にセグメント3bの覆工を行
い、そのセグメント3bに反力を取って第2推進ジャッキ
27を作動させることにより他方のトンネルTbを築造
していく。そして、接合地点において第1のシールド機
1と第2のシールド機2とを、第2図に示すように、所
定長さの地山Gi(約30cm)を残して対向させる。
(ii)次に、第1のシールド機の第1外側スキンプレー
ト1aと掘削装置本体11との固定手段、および第2のシ
ールド機2の第2外側スキンプレート2aと第2カッタ装
置24との固定手段を解除する。
(iii)次に、第3図に示すように、第1及び第2外側
スキンプレート1a、2aはそのままの状態で、前記引き込
みジャッキ29を駆動することで、第2カッタ装置24
を第2外側スキンプレート2aに対して摺動させながら、
前記第2スキンプレート補助リング20と当接する位置
まで後退させると同時に、第1カッタ装置14及び押出
ジャッキ19を駆動することで、2台のシールド機1、
2間に残された地山Giを掘削しつつ、掘削装置本体1
1を、その第1スキンプレート11aを第1外側スキンプ
レート1aに対して摺動させながら前進させる。
(iv)前記掘削装置本体11の第1スキンプレート11aが
摺動移動して、第4図に示すように、ちょうど第1及び
第2外側スキンプレート1a、2aとの隙間をまたいでこれ
を塞ぐ位置に達したならば、掘削装置本体11の前進を
停止する。また同時に、前記第1スキンプレート11aの
内周面に設けられた貼り付け式冷却管30内に、図示さ
れない凍結プラントから移送されたブラインを循環さ
せ、これによりトンネル接合部の地山Giを囲むよう
に、第1及び第2外側スキンプレート1a,2aの外周部の
地山に凍土Gfを形成する。
(v)次に、第5図に示すように、掘削装置本体11を、
その第1スキンプレート11aを残した状態で解体すると
同時に、第2のシールド機2の第2カッタ装置24及び第
1、第2推進ジャッキ17,27も解体する。
これにより、トンネルTaとトンネルTbとが貫通して
一本のトンネルが形成される。
(vi)その後、第1及び第2外側スキンプレート1a、2a
の間に形成される隙間をその内側から覆う状態で残った
前記第1スキンプレート11aの両端部を、それぞれこの
第1外側スキンプレート1a、2aの内側から溶接して固定
する。これにより、この第1スキンプレート11aはちょ
うどスリーブ状をした重ね継手として作用する。
(vii)そして最後に、スキンプレートの内側の壁面に
コンクリート31を打設することにより接合部の施工を
完了させる。
したがって、本発明のシールド・トンネルの地中接合装
置Sによれば、シールド機1,2間の外側スキンプレー
ト1a,2aの間の隙間を、第1スキンプレート11aによって
内側から覆うことにより、前記隙間にかかる土水圧を支
持することができるとともに、シールド機1,2の接合
部付近に小規模な凍土Gfを形成することにより、止水
効果を向上させることができる。このように、小規模な
凍土を形成するだけで、十分な止水効果を得ることがで
きるため、地山の凍結に要する工費や工期を大幅に低減
することができる。さらに、本発明の場合には、第1の
スキンプレート11aの外周面に凹凸部11bが形成されてい
るために、第1のスキンプレート11aと凍土造成範囲の
地山との接触面積が増大し、地山への熱の伝達効率が向
上して凍土の形成効果が促進されるとともに、凍土とス
キンプレート11aとの密着面積が充分設けられるので密
着力が増強されることから、止水効果が大幅に促進され
る。またその結果、第5図、第6図に示すようにコンク
リート31の打設に際して冷却管30が取り外された場
合にも、止水効果が有効に保持されてコンクリート31
の打設に支承を生じさせることがない。
以下、第7図ないし第10図を用いて本発明のシールド
・トンネルの地中接合装置の他の実施例を説明する。こ
れらの図において、前記第1の実施例に示した構成要素
と同一の要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。
まず、第7図を用いて本発明の第2の実施例を説明する
と、本発明の地中接合装置Sは、第2のシールド機2の
先端部がアサガオ状に拡径しうるように、スキンプレー
ト2aの先端部に、周方向に互いに重なりあうとともに、
複数枚に分割されて円筒状に形成された拡径ブレード3
5を備えており、第1のシールド機1のスキンプレート
1aの先端部には、その内周面に沿って貼り付け式冷却
管30が設けられているとともに、外周面に凹凸部11a
が形成された構成となっている。
そして、両端部からトンネルを掘削してきた第1,第2
のシールド機1,2を接合する際には、第2のシールド
機2のカッタ装置24の先端刃を縮小してスキンプレー
ト2aの内側に収納するとともに、前記第1のシールド機
1のカッタ装置14を前進させながら掘進し、ついで、
第2のシールド機2の拡径ブレード35をアサガオ状に
拡径させた後、第1のシールド機1の先端刃を縮小させ
るとともに、第1のシールド機を推進させることにより
シールド機1,2を接合させ、さらに、拡径ブレード3
5を第1のスキンプレート1aの先端部に密着させた後、
前記スキンプレート1aの先端部に設けられた貼り付け式
冷却管30内に、図示されない凍結プラントから移送さ
れたブラインを循環させ、これによりトンネル接合部の
地山Giを凍結させ、シールド機1,2の接合部付近に
小規模な凍土Gfを形成する。以下、前記第1の実施例
と同様に、スキンプレートを残したまま第1,第2のシ
ールド機を解体するとともに、前記スキンプレートの内
側にコンクリートを打設することによって、前記接合部
の壁面を覆工するようにしている。
したがって、この第2の実施例においても、前記第1の
実施例と同様の作用,効果を有するものとなっている。
つぎに、第8図を用いて本発明の第3の実施例を説明す
ると、本発明の地中接合装置Sは、先端部に嵌合凸部3
6が形成された第1のスキンプレート1aを有するとと
もに、嵌合凸部36の内側に収納可能となるように先端
刃(図示せず)が縮小自在に構成された第1のカッタ装
置14を有する第1のシールド機1と、先端部の内側に
嵌合凸部36と嵌合する嵌合凹部37が形成された第2
のスキンプレート2aを有するとともに、第1のカッタ装
置14と同様に先端刃(図示せず)が縮小自在に構成さ
れた第2のカッタ装置24を有する第2のシールド機2
とからなっている。そして、第1のシールド機1のスキ
ンプレート1aの先端部の嵌合凸部36には、内周面に沿
って貼り付け式冷却30が設けられているとともに、外
周面には凹凸部11aが形成されてた構成となってい
る。
そして、両端部から掘進してきた第1のシールド機1と
第2のシールド機2とを接合させる際には、第1及び第
2のシールド機のカッタ装置14,24の先端刃を縮小
させ、嵌合凸部36を嵌合凹部37に嵌合させることに
より、第1のスキンプレート1aと第2のスキンプレート
2aとを連結させて接合部を周囲の地山から遮断した後、
前記スキンプレート1aの先端部に設けられた貼り付け式
冷却管30内に、図示されない凍結プラントから移送さ
れたブラインを循環させ、これによりトンネル接合部の
地山Giを凍結させ、シールド機1,2の接合部付近に
小規模な凍土Gfを形成する。以下、前記第1の実施例
と同様に、スキンプレート1a,2aを残したまま第1,第
2のシールド機を解体するとともに、前記スキンプレー
ト1a,2aの内側にコンクリートを打設することによっ
て、前記接合部の壁面を覆工するようにしている。
したがって、この第3の実施例においても、前記第1の
実施例と同様の作用,効果を有するものとなっている。
つぎに、第9図を用いて本発明の第4の実施例を説明す
ると、本発明の地中接合装置Sは、先端部が外筒36と
内筒37とにより二重に形成されたスキンプレート1aを
有する第1のシールド機1と、先端部38が第1のシー
ルド機1の外筒36より小径に形成されたスキンプレー
ト2aを有するシールド機2とからなっている。そして、
前記外筒36は内筒37の内側に設けられたジャッキ3
9,39,・・によって、シールド機1の軸線方向に沿
って前方へ摺動自在に支持されており、第2のシールド
機2のスキンプレート2aの先端部には内周面に沿って貼
り付け式冷却管30が配設されているとともに、外周面
には凹凸部11aが形成された構成となっている。
そして、それぞれのシールド機1,2により両端部から
掘削してきたトンネルを接合る際に、第1のシールド機
1の外筒36をシールド機1の軸線に沿って前方へ摺動
させることによって、第1のシールド機1と第2のシー
ルド機2との間の隙間を覆った後、貼り付け式冷却管3
0に図示されない凍結プラントから移送されたブライン
を循環させ、これによりトンネル接合部の地山Giを凍
結させ、シールド機1,2の接合部付近に小規模な凍土
を形成する。以下、前記第1の実施例と同様に、スキン
プレート1a,2aを残したまま第1,第2のシールド機を
解体するとともに、前記スキンプレート1a,2aの内側に
コンクリートを打設することによって、前記接合部の壁
面を覆工するようにしている。
したがって、この第4の実施例においても、前記第1の
実施例と同様の作用,効果を有するものとなっている。
最後に、第10図を用いて本発明の第5の実施例を説明
すると、本発明の地中接合装置Sは、スキンプレートの
先端部が外筒41と内筒42とにより二重に形成されて
いるとともに、外筒41と内筒42との間に貫入リング
43が格納された第1のシールド機1と、スキンプレー
トの先端部が第1のシールド機1と同径の外筒43と内
筒44とにより二重に形成された第2のシールド機2と
からなっている。そして、前記貫入リング43は外筒4
1と内筒42との間に設けられたジャッキ45,45,
・・によって、シールド機1の軸線方向に沿って前方へ
摺動自在に支持されており、貫入リング43の外周面に
は凹凸部11aが形成されている。また、第1のシール
ド機1と第2のシールド機2のスキンプレート1a,2aの
先端部の内筒42,44には、その内周面に沿って貼り
付け式冷却管30,30が排泄されているとともに、外
周面には凹凸部11a,11aが形成された構成となってい
る。
なお、前記貼り付け式冷却管30を内筒42,44の内
周面に設ける代わりに、第10図に示すように、第2の
シールド機2の外筒43と内筒44との間に貼付冷却管
30aを設けるようにしてもよい。
そして、それぞれのシールド機1,2により両端部から
掘削してきたトンネルを接合する際に、第1のシールド
機1の貫入リング43をシールド機1の軸線に沿って前
方へ摺動させることによって、第1のシールド機1と第
2のシールド機2との間の隙間を覆った後、貼り付け式
冷却管30に図示されない凍結プラントから移送された
ブラインを循環させ、これによりトンネル接合部の地山
Giを凍結させ、シールド機1,2の接合部付近に小規
模な凍土を形成する。以下、前記第1の実施例と同様
に、スキンプレート1a,2aを残したまま第1,第2のシ
ールド機を解体するとともに、前記スキンプレート1a,2
aの内側にコンクリートを打設することによって、前記
接合部の壁面を覆工するようにしている。
したがって、この第5の実施例においても、前記第1の
実施例と同様の作用,効果を有するものとなっている。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、少なくとも一方
のシールド機のスキンプレート先端部に設けられた筒状
の接合部に、その内周面に沿って貼り付け式冷却管を設
けたものであるので、周囲の地山からトンネル接合部に
対して作用する土水圧を前記筒状の接合部によって支持
することができる。従って、スキンプレート内筒に設け
られた貼り付け式冷却管による前記凍土の形成規模を、
止水効果が期待できる程度の小規模なものにしうるの
で、トンネル接合作業に要する工費や工期を大幅に低減
することが可能である。また、前記凍土形成規模の小規
模化により、従来の凍結工法で必要とされていた穿孔式
冷却管が不要となり、その設置に要する工期、コストが
不要となると共に、凍土の温度計測管理の省力化が可能
となり、かつ、凍結時の凍土膨張及び解凍時の地盤沈下
の恐れが解消される、等の優れた効果を奏する。さら
に、本発明においては、スキンプレートの筒状の接合部
の外周面に沿って凹凸部が形成されているため、接合部
と地山との接触面積が増大し、その分、熱の伝達効率が
向上し、凍土造成期間をさらに短縮することができると
ともに、凍土とスキンプレートとの密着面積が充分設け
られるので密着力が増強されることから、止水効果が大
幅に促進される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例を示すものであ
り、シールド・トンネルの地中接合装置を示す側断面
図、第1図(b)は内側に貼り付け式冷却管が設けられる
とともに、外周面に凹凸部が形成された接合部の拡大断
面図、第2図ないし第6図はそれぞれ本発明のシールド
・トンネルの地中接合装置を用いてシールド・トンネル
を接合させるところを説明するための側断面図、第7図
は第2の実施例を示す図であり、シールド・トンネルの
地中接合装置を示す側断面図、第8図は第3の実施例を
示す図であり、シールド・トンネルの地中接合装置を示
す側断面図、第9図は第4の実施例を示す図でありシー
ルド・トンネルの地中接合装置を示す側断面図、第10
図は第5の実施例を示す図であり、シールド・トンネル
の地中接合装置を示す側断面図、第11図は従来のシー
ルド・トンネルの地中接合方法を説明する側断面図であ
る。 S……地中接合装置、Gi……地山、Ta,Tb……トンネ
ル、1……第1のシールド機、1a……第1外側スキンプ
レート、2……第2のシールド機、2a……第2外側スキ
ンプレート、3a,3b……セグメント、11a……筒状の接合
部、11b……凹凸部、14,24……カッタ装置、30……貼
り付け式冷却管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 射場 繁輝 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 杉山 雅彦 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 丹羽 章夫 東京都千代田区丸の内2丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−75290(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部に設けられたカッタ装置により地山を
    掘削しつつ、内部で一次覆工用のセグメントを組み立て
    ながら地中を推進するシールド機を2台一組として備
    え、築造すべきトンネルの両端部からそれぞれトンネル
    を掘削してそれらを途中で接合する構造の地中接合装置
    であって、前記少なくとも一方のシールド機のスキンプ
    レート先端部に設けられた筒状の接合部の内周面に沿っ
    て貼り付け式冷却管が設けられるとともに、接合部の外
    周面には凹凸部が形成されていることを特徴とするシー
    ルド・トンネルの地中接合装置。
JP62056086A 1987-03-11 1987-03-11 シ−ルド・トンネルの地中接合装置 Expired - Lifetime JPH0654077B2 (ja)

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JPS6375290A (ja) * 1986-09-16 1988-04-05 清水建設株式会社 シ−ルド・トンネルの地中接合工法及び地中接合装置

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