JPH0654399A - 聴取位置自動補正装置 - Google Patents
聴取位置自動補正装置Info
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- JPH0654399A JPH0654399A JP4202563A JP20256392A JPH0654399A JP H0654399 A JPH0654399 A JP H0654399A JP 4202563 A JP4202563 A JP 4202563A JP 20256392 A JP20256392 A JP 20256392A JP H0654399 A JPH0654399 A JP H0654399A
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Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は聴取位置に対してスピーカが非対称
な場合に遅延によって音場を補正し、任意の非対称性に
対して自動的に音場を補正することを目的とする。 【構成】 聴取位置に対して非対称に配置されるステレ
オ用スピーカが形成する音像を補正する聴取位置補正装
置に、ステレオ用スピーカに対して指向性を有しかつ聴
取位置に設置される遅延検出用マイクロフォン103、
104と、遅延検出用マイクロフォン103、104に
より検出された信号波形の相互関数を計算して信号波形
間の遅延時間を求めるステレオ信号相互相関計算部30
7と、各ステレオ信号形成ラインに設けられ前記ステレ
オ信号相互相関計算部307により遅延時間を制御され
聴取位置での音像を補正する可変ディレイ手段205及
び206とを設ける。
な場合に遅延によって音場を補正し、任意の非対称性に
対して自動的に音場を補正することを目的とする。 【構成】 聴取位置に対して非対称に配置されるステレ
オ用スピーカが形成する音像を補正する聴取位置補正装
置に、ステレオ用スピーカに対して指向性を有しかつ聴
取位置に設置される遅延検出用マイクロフォン103、
104と、遅延検出用マイクロフォン103、104に
より検出された信号波形の相互関数を計算して信号波形
間の遅延時間を求めるステレオ信号相互相関計算部30
7と、各ステレオ信号形成ラインに設けられ前記ステレ
オ信号相互相関計算部307により遅延時間を制御され
聴取位置での音像を補正する可変ディレイ手段205及
び206とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は聴取位置に対してスピー
カが非対称な場合に遅延によって音場を補正し、特に本
発明では任意の非対称性に対して自動的に音場を補正す
ることができる聴取位置自動補正装置に関する。
カが非対称な場合に遅延によって音場を補正し、特に本
発明では任意の非対称性に対して自動的に音場を補正す
ることができる聴取位置自動補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような技術として以下に説明す
るものがあった。図5は従来の聴取位置補正装置を示す
図である。本図に示す聴取位置補正装置では、例えば自
動車100のような車室内にハンドルの前の運転席10
2のドライバが左右のドアに設置されたステレオR及び
L用のスピーカ103及び104からステレオ音R、L
を聞く場合には、前記ステレオ用スピーカ103及び1
04の位置が聴取位置である運転席に対して非対称であ
るため、前記ステレオ用スピーカ104から運転席まで
の距離は、前記ステレオ用スピーカ103から運転席ま
での距離よりもΔLだけ大きい。このままだと前記ステ
レオ用スピーカ104からの音が運転席に遅れて届くか
ら両者のステレオ用スピーカで形成する音像には偏りが
生じる。以下にこの偏りを説明する。
るものがあった。図5は従来の聴取位置補正装置を示す
図である。本図に示す聴取位置補正装置では、例えば自
動車100のような車室内にハンドルの前の運転席10
2のドライバが左右のドアに設置されたステレオR及び
L用のスピーカ103及び104からステレオ音R、L
を聞く場合には、前記ステレオ用スピーカ103及び1
04の位置が聴取位置である運転席に対して非対称であ
るため、前記ステレオ用スピーカ104から運転席まで
の距離は、前記ステレオ用スピーカ103から運転席ま
での距離よりもΔLだけ大きい。このままだと前記ステ
レオ用スピーカ104からの音が運転席に遅れて届くか
ら両者のステレオ用スピーカで形成する音像には偏りが
生じる。以下にこの偏りを説明する。
【0003】図6は図5における聴取位置の非対称性に
よる音像の偏りとその補正を示す図である。図5におけ
る運転席102でのドライバの左右の耳にマイクロフォ
ン107及び108を設けて到来する、例えばインパル
音を観測すると、図6(a)、(b)に示すように、左
のマイクロフォン107からの信号は右のマイクロフォ
ン108からの信号よりも、前記距離の差ΔLに起因し
て所定時間差Δtだけ遅れる。この遅れのために音像は
正面からではなく右側に音像が偏る。このため、図6
(c)に示すように、ステレオ用スピーカ103への信
号をΔtだけ強制的に遅らす。すなわち、各ステレオ用
スピーカ103及び104に対して信号を出力するCD
プレーヤ等からの音源105と前記ステレオ用スピーカ
103との間にディレイ回路106を挿入して、ステレ
オ用スピーカ103からの音とが前記距離ΔL相当する
Δtだけ遅れるようにして、両者のステレオ用スピーカ
が形成する音像が運転席に対して正面方向すなわち丁度
ハンドルの方向にあるようにしている。
よる音像の偏りとその補正を示す図である。図5におけ
る運転席102でのドライバの左右の耳にマイクロフォ
ン107及び108を設けて到来する、例えばインパル
音を観測すると、図6(a)、(b)に示すように、左
のマイクロフォン107からの信号は右のマイクロフォ
ン108からの信号よりも、前記距離の差ΔLに起因し
て所定時間差Δtだけ遅れる。この遅れのために音像は
正面からではなく右側に音像が偏る。このため、図6
(c)に示すように、ステレオ用スピーカ103への信
号をΔtだけ強制的に遅らす。すなわち、各ステレオ用
スピーカ103及び104に対して信号を出力するCD
プレーヤ等からの音源105と前記ステレオ用スピーカ
103との間にディレイ回路106を挿入して、ステレ
オ用スピーカ103からの音とが前記距離ΔL相当する
Δtだけ遅れるようにして、両者のステレオ用スピーカ
が形成する音像が運転席に対して正面方向すなわち丁度
ハンドルの方向にあるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の聴取位
置補正装置では、自動車等の製造時のように当初からC
Dプレーヤ、スピーカ等を設置する場合には自動車等の
寸法、形状等のデータが予め分かっているから一旦遅延
時間を決定すれば以後同一の設定を行えばよい。しかし
ながら、自動車等の購入後にその車用として専用設計さ
れていないCDプレーヤ、スピーカ等を設置しようとす
ると、さまざまな自動車等の形状、寸法、CDプレーヤ
等の配置に対して設定が変わるのに対応できないという
問題が生じる。
置補正装置では、自動車等の製造時のように当初からC
Dプレーヤ、スピーカ等を設置する場合には自動車等の
寸法、形状等のデータが予め分かっているから一旦遅延
時間を決定すれば以後同一の設定を行えばよい。しかし
ながら、自動車等の購入後にその車用として専用設計さ
れていないCDプレーヤ、スピーカ等を設置しようとす
ると、さまざまな自動車等の形状、寸法、CDプレーヤ
等の配置に対して設定が変わるのに対応できないという
問題が生じる。
【0005】したがって本発明は上記問題点に鑑みステ
レオ用CDプレーヤ等の配置の非対称性を容易に補正で
きる聴取位置自動補正装置を提供することを目的とす
る。
レオ用CDプレーヤ等の配置の非対称性を容易に補正で
きる聴取位置自動補正装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、聴取位置に対して非対称に配置されるス
テレオ用スピーカが形成する音像を補正する聴取位置補
正装置に、遅延検出用マイクロフォン、ステレオ信号相
互相関計算部及び可変ディレイ手段を設ける。前記遅延
検出用マイクロフォンは前記ステレオ用スピーカに対し
て指向性を有しかつ前記聴取位置に設置され、音源から
の再生音が検出される。
決するために、聴取位置に対して非対称に配置されるス
テレオ用スピーカが形成する音像を補正する聴取位置補
正装置に、遅延検出用マイクロフォン、ステレオ信号相
互相関計算部及び可変ディレイ手段を設ける。前記遅延
検出用マイクロフォンは前記ステレオ用スピーカに対し
て指向性を有しかつ前記聴取位置に設置され、音源から
の再生音が検出される。
【0007】前記ステレオ信号相互相関計算部は該遅延
検出用マイクロフォンにより検出された信号波形の相互
関数を計算して前記信号波形間の遅延時間を求める。前
記可変ディレイ手段は各ステレオ信号形成ラインに設け
られ前記ステレオ信号相互相関計算部により遅延時間を
制御され聴取位置での音像を補正する。
検出用マイクロフォンにより検出された信号波形の相互
関数を計算して前記信号波形間の遅延時間を求める。前
記可変ディレイ手段は各ステレオ信号形成ラインに設け
られ前記ステレオ信号相互相関計算部により遅延時間を
制御され聴取位置での音像を補正する。
【0008】
【作用】本発明の聴取位置自動補正装置によれば、前記
ステレオ用スピーカに対して指向性を有しかつ前記聴取
位置に設置される前記遅延検出用マイクロフォンによっ
て音源からの再生音が検出され、前記ステレオ信号相互
相関計算部によって該遅延検出用マイクロフォンにより
検出された信号波形の相互関数が計算されて前記信号波
形間の遅延時間が求められ、各ステレオ信号形成ライン
に設けられた前記可変ディレイ手段によって、前記ステ
レオ信号相互相関計算部によりその遅延時間が制御され
聴取位置での音像が補正される。したがって車両との形
状、寸法等の変化に対して左右のステレオ信号の遅れを
相互相関により自動的に求めて遅延時間を調整するの
で、車両毎の遅延時間の設定が容易になる。前記音源と
してインパルス、M系列信号等を使用することによりS
/Nが改善され、相互相関の精度の計算精度が向上でき
る。これにより左右の遅延時間がより正確に求めること
ができる。
ステレオ用スピーカに対して指向性を有しかつ前記聴取
位置に設置される前記遅延検出用マイクロフォンによっ
て音源からの再生音が検出され、前記ステレオ信号相互
相関計算部によって該遅延検出用マイクロフォンにより
検出された信号波形の相互関数が計算されて前記信号波
形間の遅延時間が求められ、各ステレオ信号形成ライン
に設けられた前記可変ディレイ手段によって、前記ステ
レオ信号相互相関計算部によりその遅延時間が制御され
聴取位置での音像が補正される。したがって車両との形
状、寸法等の変化に対して左右のステレオ信号の遅れを
相互相関により自動的に求めて遅延時間を調整するの
で、車両毎の遅延時間の設定が容易になる。前記音源と
してインパルス、M系列信号等を使用することによりS
/Nが改善され、相互相関の精度の計算精度が向上でき
る。これにより左右の遅延時間がより正確に求めること
ができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る聴取位置自動補
正装置を示す図である。なお全図を通じて同様の構成要
素については同一参照番号又は記号をもって表す。本図
に示す聴取位置自動補正装置については、一例としての
CDオーディオ装置に使用された場合について説明され
る。本実施例に係るCDオーディオ装置は、音源105
からのステレオ信号Rch、Lchの折り返しをそれぞ
れ防止する低域通過フィルタ201及び202と、該低
域通過フィルタ201及び202からのアナログ信号を
ディジタル信号にそれぞれ変換するA/D変換器203
及び204(Analog to Digital Converter)と、該A/
D変換器203及び204からのディジタル信号をそれ
ぞれ遅延する可変ディレイ手段205及び206と、該
可変ディレイ手段205及び206で遅延されたディジ
タル信号をアナログ信号にそれぞれ変換するD/A変換
器207及び208(Digital to Analog Converter)
と、該D/A変換器207及び208からのアナログ信
号の高周波成分をそれぞれ除去する低域通過フィルタ2
09及び210と、電気信号をスピーカ103及び10
4によりステレオ音Rch、Lchにそれぞれ再生する
ために該低域通過フィルタ209及び210からの信号
をそれぞれ電力増幅する電力増幅器211及び212と
を含む。
説明する。図1は本発明の実施例に係る聴取位置自動補
正装置を示す図である。なお全図を通じて同様の構成要
素については同一参照番号又は記号をもって表す。本図
に示す聴取位置自動補正装置については、一例としての
CDオーディオ装置に使用された場合について説明され
る。本実施例に係るCDオーディオ装置は、音源105
からのステレオ信号Rch、Lchの折り返しをそれぞ
れ防止する低域通過フィルタ201及び202と、該低
域通過フィルタ201及び202からのアナログ信号を
ディジタル信号にそれぞれ変換するA/D変換器203
及び204(Analog to Digital Converter)と、該A/
D変換器203及び204からのディジタル信号をそれ
ぞれ遅延する可変ディレイ手段205及び206と、該
可変ディレイ手段205及び206で遅延されたディジ
タル信号をアナログ信号にそれぞれ変換するD/A変換
器207及び208(Digital to Analog Converter)
と、該D/A変換器207及び208からのアナログ信
号の高周波成分をそれぞれ除去する低域通過フィルタ2
09及び210と、電気信号をスピーカ103及び10
4によりステレオ音Rch、Lchにそれぞれ再生する
ために該低域通過フィルタ209及び210からの信号
をそれぞれ電力増幅する電力増幅器211及び212と
を含む。
【0010】さらに前記CDオディオ装置は、運転席の
ドライバの左右の耳の付近に設置設置されかつ前記ステ
レオ用スピーカ103及び104からの音に対してそれ
ぞれ指向性を有する遅延検出マイクロフォン106及び
107からの信号をそれぞれ増幅する増幅器301及び
302と、該増幅器301及び302からの信号の高周
波成分をそれぞれ除去する低域通過フィルタ303及び
304と、該低域通過フィルタ303及び304からの
アナログ信号をディジタル信号にそれぞれ変換するA/
D変換器305及び306と、該A/D変換器305及
び306からのディジタル信号を用いて相互相関を計算
しこの結果に基づき前記可変ディレイ手段205及び2
06のディレイ時間を制御するステレオ相互相関計算部
307とを含む。以上の構成で可変ディレイ手段205
及び206はDSP(Digital Signal Processor) で形
成される。ステレオ信号相互相関計算部307はマイコ
ン又はDSPで形成される。マイコンとするのは音声信
号を直接処理するのではないのでそれほどの速度が要求
されず、動作制御に用いられる通常マイコンでも実現で
きるからである。尚、A/D変換器203及び204の
出力は音場制御に使用されるが、その使用は本発明とは
直接関係しないので省略する。次にステレオ相互相関計
算部307について説明する。
ドライバの左右の耳の付近に設置設置されかつ前記ステ
レオ用スピーカ103及び104からの音に対してそれ
ぞれ指向性を有する遅延検出マイクロフォン106及び
107からの信号をそれぞれ増幅する増幅器301及び
302と、該増幅器301及び302からの信号の高周
波成分をそれぞれ除去する低域通過フィルタ303及び
304と、該低域通過フィルタ303及び304からの
アナログ信号をディジタル信号にそれぞれ変換するA/
D変換器305及び306と、該A/D変換器305及
び306からのディジタル信号を用いて相互相関を計算
しこの結果に基づき前記可変ディレイ手段205及び2
06のディレイ時間を制御するステレオ相互相関計算部
307とを含む。以上の構成で可変ディレイ手段205
及び206はDSP(Digital Signal Processor) で形
成される。ステレオ信号相互相関計算部307はマイコ
ン又はDSPで形成される。マイコンとするのは音声信
号を直接処理するのではないのでそれほどの速度が要求
されず、動作制御に用いられる通常マイコンでも実現で
きるからである。尚、A/D変換器203及び204の
出力は音場制御に使用されるが、その使用は本発明とは
直接関係しないので省略する。次にステレオ相互相関計
算部307について説明する。
【0011】図2は二つの遅延検出マイクロフォンの信
号波形x(t)及びy(t)とそのサンプル値系列を示
す図である。本図に示す二つの信号波形x(t)及びy
(t)はそれぞれRch、Lchの遅延検出マイクロフ
ォン106及び107からの信号波形を示し、それらの
サンプル波形値をxp 、yp (p=0,1,2,…,N-1)とする
と、この数値系列xp 、yp との間の相互相関関数rxy
(k) は以下の式のように表せ、ステレオ相互相関計算部
307では以下の式により相互相関関数を計算する。
号波形x(t)及びy(t)とそのサンプル値系列を示
す図である。本図に示す二つの信号波形x(t)及びy
(t)はそれぞれRch、Lchの遅延検出マイクロフ
ォン106及び107からの信号波形を示し、それらの
サンプル波形値をxp 、yp (p=0,1,2,…,N-1)とする
と、この数値系列xp 、yp との間の相互相関関数rxy
(k) は以下の式のように表せ、ステレオ相互相関計算部
307では以下の式により相互相関関数を計算する。
【0012】
【数1】
【0013】このように表せる相互相関関数rxy(k) は
片方の波をkサンプル値分だけずらしたときの二つの波
の間のパワーであり、したがってkの関数である。また
二つの波が完全に一致したときにはその値は1になる。
図3は相互相関の計算により得られた結果を示す図であ
る。本図に示すように、相互相関関数は3msecのと
ころにピークがあり、これはLch用の遅延検出マイク
ロフォン107からの信号波形がRch用の遅延検出マ
イクロフォン106の信号波形よりΔt=3msec遅
れていることを意味する。したがって、この両者の信号
波形の遅れがステレオ相互相関計算部307により得ら
れたら、この結果によりステレオ相互相関計算部307
はこの遅延時間(Δt)を前記可変ディレイ手段205
及び206に設定する。次に可変ディレイ手段205
(206)の説明をする。
片方の波をkサンプル値分だけずらしたときの二つの波
の間のパワーであり、したがってkの関数である。また
二つの波が完全に一致したときにはその値は1になる。
図3は相互相関の計算により得られた結果を示す図であ
る。本図に示すように、相互相関関数は3msecのと
ころにピークがあり、これはLch用の遅延検出マイク
ロフォン107からの信号波形がRch用の遅延検出マ
イクロフォン106の信号波形よりΔt=3msec遅
れていることを意味する。したがって、この両者の信号
波形の遅れがステレオ相互相関計算部307により得ら
れたら、この結果によりステレオ相互相関計算部307
はこの遅延時間(Δt)を前記可変ディレイ手段205
及び206に設定する。次に可変ディレイ手段205
(206)の説明をする。
【0014】図4は可変ディレイ手段の構成を示す図で
ある。本図に示す可変ディレイ手段205(206)
は、サンプリング周期に基づきディジタル信号(デー
タ)を逐次遅延して記憶する遅延メモリ400と、該遅
延メモリ400に記憶されたディジタル信号を任意に読
出す読出し部401を含む。ステレオ相互相関計算部3
07で得られた遅延時間(Δt)に対応して記憶されて
いる遅延メモリ400のディジタル信号の読み出しは、
具体的にはバーチャルシフトを用いたアドレッシングを
行う系において、データ入力アドレスに対応する出力ア
ドレスの相対データサンプル数を遅延させて設定する。
これにより運転席での左右のスピーカ103及び104
からの到来音の到来時間が一致しすなわち到来時間差が
なくなり音像はドライバの正面に形成される。かくして
聴取位置での遅延時間の調整が自動的に行われることが
可能になる。なお可変ディレイ手段205及び206の
双方の遅延時間を調整するようにしても同様の効果が得
られる。
ある。本図に示す可変ディレイ手段205(206)
は、サンプリング周期に基づきディジタル信号(デー
タ)を逐次遅延して記憶する遅延メモリ400と、該遅
延メモリ400に記憶されたディジタル信号を任意に読
出す読出し部401を含む。ステレオ相互相関計算部3
07で得られた遅延時間(Δt)に対応して記憶されて
いる遅延メモリ400のディジタル信号の読み出しは、
具体的にはバーチャルシフトを用いたアドレッシングを
行う系において、データ入力アドレスに対応する出力ア
ドレスの相対データサンプル数を遅延させて設定する。
これにより運転席での左右のスピーカ103及び104
からの到来音の到来時間が一致しすなわち到来時間差が
なくなり音像はドライバの正面に形成される。かくして
聴取位置での遅延時間の調整が自動的に行われることが
可能になる。なお可変ディレイ手段205及び206の
双方の遅延時間を調整するようにしても同様の効果が得
られる。
【0015】本実施例の変形として図1に示すCD音源
に代えて、インパルス又はM系列信号等を再生し、これ
を左右の耳の位置で遅延検出用マイクロフォン(10
3、104により収録し、左右の相互相関を計算するよ
うにしてもよい。これによりCD音源よりもS/Nが改
善されるため遅延時間の決定の精度が向上する。
に代えて、インパルス又はM系列信号等を再生し、これ
を左右の耳の位置で遅延検出用マイクロフォン(10
3、104により収録し、左右の相互相関を計算するよ
うにしてもよい。これによりCD音源よりもS/Nが改
善されるため遅延時間の決定の精度が向上する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両との形状、寸法等の変化に対して左右のステレオ信号
の遅れを相互相関により自動的に求めて遅延時間を調整
するので、車両毎の遅延時間の設定が容易になる。
両との形状、寸法等の変化に対して左右のステレオ信号
の遅れを相互相関により自動的に求めて遅延時間を調整
するので、車両毎の遅延時間の設定が容易になる。
【図1】本発明の実施例に係る聴取位置自動補正装置を
示す図である。
示す図である。
【図2】二つのマイクロフォンの信号波形x(t)及び
y(t)とそのサンプル値系列を示す図である。
y(t)とそのサンプル値系列を示す図である。
【図3】相互相関の計算により得られた結果を示す図で
ある。
ある。
【図4】可変ディレイ手段の構成を示す図である。
【図5】従来の聴取位置補正装置を示す図である。
【図6】図5における聴取位置の非対称性による音像の
偏りとその補正を説明する図である。
偏りとその補正を説明する図である。
103、104…ステレオ用スピーカ 105…音源 106、107…遅延検出用マイクロフォン 205、206…可変ディレイ手段 307…ステレオ信号相互相関計算部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 5/027 Z 8421−5H H04S 7/00 F 8421−5H
Claims (2)
- 【請求項1】 聴取位置に対して非対称に配置されるス
テレオ用スピーカが形成する音像を補正する聴取位置補
正装置であって、 前記ステレオ用スピーカに対して指向性を有しかつ前記
聴取位置に設置され音源からの再生音を検出する遅延検
出用マイクロフォン(106,107)と、 該遅延検出用マイクロフォン(106,107)により
検出された信号波形の相互関数を計算して前記信号波形
間の遅延時間を求めるステレオ信号相互相関計算部(3
07)と、 各ステレオ信号形成ラインに設けられ前記ステレオ信号
相互相関計算部(307)により遅延時間を制御され聴
取位置での音像を補正する可変ディレイ手段(205及
び206)とを備える聴取位置自動補正装置。 - 【請求項2】 前記音源として少なくともインパルス、
ピンクノイズ、M系列信号を使用する請求項1記載の聴
取位置自動補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4202563A JPH0654399A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 聴取位置自動補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4202563A JPH0654399A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 聴取位置自動補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654399A true JPH0654399A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16459569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4202563A Withdrawn JPH0654399A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 聴取位置自動補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654399A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100607999B1 (ko) * | 2004-08-14 | 2006-08-02 | 삼성전자주식회사 | 양 스피커들 상호간의 지연시간 검출방법 및 그 장치 |
| JP2008060675A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Sony Corp | 音声再生装置、音声再生方法 |
| JP2024001902A (ja) * | 2022-06-23 | 2024-01-11 | フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 | 音響処理システム及び音響処理方法 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4202563A patent/JPH0654399A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100607999B1 (ko) * | 2004-08-14 | 2006-08-02 | 삼성전자주식회사 | 양 스피커들 상호간의 지연시간 검출방법 및 그 장치 |
| JP2008060675A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Sony Corp | 音声再生装置、音声再生方法 |
| JP2024001902A (ja) * | 2022-06-23 | 2024-01-11 | フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 | 音響処理システム及び音響処理方法 |
| US12581261B2 (en) | 2022-06-23 | 2026-03-17 | Faurecia Clarion Electronics Co., Ltd. | Sound processing system and sound processing method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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