JPH0654797A - ガス通気装置 - Google Patents
ガス通気装置Info
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- JPH0654797A JPH0654797A JP4209062A JP20906292A JPH0654797A JP H0654797 A JPH0654797 A JP H0654797A JP 4209062 A JP4209062 A JP 4209062A JP 20906292 A JP20906292 A JP 20906292A JP H0654797 A JPH0654797 A JP H0654797A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】内部汚染が未然に防止されるようになるガス通
気装置の提供。 【構成】ボンベ2の気体を人体または動物の腹腔3内に
供給するとともに気体の供給量を加減して腹腔3内を所
定の圧力に維持する本体10と、前記腹腔3内の気体を外
部に排気する排気手段40とを有するガス通気装置1に対
して、気体の供給の停止時に前記腹腔3から気体が逆流
するのを防止する逆流防止手段としてバイパス管30を設
ける。レーザーメスや凝固装置等の器具が使用され、ガ
ス通気装置1が供給する気体とは別の気体が腹腔3内に
供給され、腹腔3内の空気圧が上昇し、本体10が気体の
供給を停止しても、逆流防止手段によって腹腔3内の気
体が本体10側へ流入することが未然に防止され、感染症
の患者を手術しても病原体が侵入せず、汚染が防止され
る。
気装置の提供。 【構成】ボンベ2の気体を人体または動物の腹腔3内に
供給するとともに気体の供給量を加減して腹腔3内を所
定の圧力に維持する本体10と、前記腹腔3内の気体を外
部に排気する排気手段40とを有するガス通気装置1に対
して、気体の供給の停止時に前記腹腔3から気体が逆流
するのを防止する逆流防止手段としてバイパス管30を設
ける。レーザーメスや凝固装置等の器具が使用され、ガ
ス通気装置1が供給する気体とは別の気体が腹腔3内に
供給され、腹腔3内の空気圧が上昇し、本体10が気体の
供給を停止しても、逆流防止手段によって腹腔3内の気
体が本体10側へ流入することが未然に防止され、感染症
の患者を手術しても病原体が侵入せず、汚染が防止され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス通気装置に係り、人
体または動物の腹腔内部を内視鏡で検査または手術する
際に利用できる。
体または動物の腹腔内部を内視鏡で検査または手術する
際に利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、内視鏡で腹腔内部を覗きながら施術
する手術が行われている。このような手術は、腹腔内に
二酸化炭素 (CO2)ガス等の不活性ガスを供給して腹部
を膨らませ、この状態で腹部にパイプ状の通気器を穿刺
し、外部操作可能な鉗子やメス等を前述の通気器に挿入
して行われる。このような手術によれば、腹部を大きく
切開することがなく、手術による切開創が極めて小さく
なるため、術後の回復が早い等のメリットがある。
する手術が行われている。このような手術は、腹腔内に
二酸化炭素 (CO2)ガス等の不活性ガスを供給して腹部
を膨らませ、この状態で腹部にパイプ状の通気器を穿刺
し、外部操作可能な鉗子やメス等を前述の通気器に挿入
して行われる。このような手術によれば、腹部を大きく
切開することがなく、手術による切開創が極めて小さく
なるため、術後の回復が早い等のメリットがある。
【0003】このような手術では、腹部を膨らませるた
めにガス通気装置が利用される。ガス通気装置は、気体
供給源であるボンベ等の気体を腹腔内に供給しつつ、腹
腔内の気体圧力を調整するものである。
めにガス通気装置が利用される。ガス通気装置は、気体
供給源であるボンベ等の気体を腹腔内に供給しつつ、腹
腔内の気体圧力を調整するものである。
【0004】一方、手術には、正確かつ迅速な手術が可
能となるレーザーメスや、プラズマ凝固装置等の器具が
使用される。レーザーメスは、使用の際に先端部分をア
ルゴン(Ar)ガス等で冷却する必要があり、プラズマ
凝固装置は、Arガス中に発生させたプラズマで血液を
凝固させるものである。
能となるレーザーメスや、プラズマ凝固装置等の器具が
使用される。レーザーメスは、使用の際に先端部分をア
ルゴン(Ar)ガス等で冷却する必要があり、プラズマ
凝固装置は、Arガス中に発生させたプラズマで血液を
凝固させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ーメスや凝固装置等の器具を使用すると、ガス通気装置
が供給する気体とは別の気体が腹腔内に供給されるた
め、ガス通気装置が気体供給を停止しても、腹腔内の気
体圧力が上昇してしまい、腹腔内の気体がガス気装置内
へ流入することがある。ここで、レーザーメス等で腹腔
内の組織を切削すると、ウイルスや病原菌等の病原体が
腹腔内に飛び散り、これらの病原体が腹腔内から流出す
る気体とともにガス通気装置内に侵入するため、従来の
ガス通気装置では、感染症患者の手術により内部が汚染
されるという問題がある。
ーメスや凝固装置等の器具を使用すると、ガス通気装置
が供給する気体とは別の気体が腹腔内に供給されるた
め、ガス通気装置が気体供給を停止しても、腹腔内の気
体圧力が上昇してしまい、腹腔内の気体がガス気装置内
へ流入することがある。ここで、レーザーメス等で腹腔
内の組織を切削すると、ウイルスや病原菌等の病原体が
腹腔内に飛び散り、これらの病原体が腹腔内から流出す
る気体とともにガス通気装置内に侵入するため、従来の
ガス通気装置では、感染症患者の手術により内部が汚染
されるという問題がある。
【0006】一方、腹腔内の気体圧力を外部に逃がすリ
リーフ弁を設け、腹腔内の気体圧力を所定値に維持する
ものがある。しかし、このようなガス通気装置おいて
も、内部が腹腔内と連通されており、気体の供給停止時
には、内部の気体圧力が腹腔内の気体圧力の変化に追従
して変動する。この圧力変動の遅れにより、腹腔内の気
体が当該ガス通気装置側へ流入することがあるため、内
部汚染を防止できない。
リーフ弁を設け、腹腔内の気体圧力を所定値に維持する
ものがある。しかし、このようなガス通気装置おいて
も、内部が腹腔内と連通されており、気体の供給停止時
には、内部の気体圧力が腹腔内の気体圧力の変化に追従
して変動する。この圧力変動の遅れにより、腹腔内の気
体が当該ガス通気装置側へ流入することがあるため、内
部汚染を防止できない。
【0007】本発明の目的は、内部汚染が未然に防止さ
れるようになるガス通気装置を提供することにある。
れるようになるガス通気装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、気体供給源か
らの気体を人体または動物の腹腔内に供給するとともに
気体の供給量を加減して腹腔内を所定の圧力に維持する
本体と、前記腹腔内の気体を外部に排気する排気手段と
を有するガス通気装置であって、気体の供給の停止時に
前記腹腔から前記本体への気体の逆流を防止する逆流防
止手段を有することを特徴とする。
らの気体を人体または動物の腹腔内に供給するとともに
気体の供給量を加減して腹腔内を所定の圧力に維持する
本体と、前記腹腔内の気体を外部に排気する排気手段と
を有するガス通気装置であって、気体の供給の停止時に
前記腹腔から前記本体への気体の逆流を防止する逆流防
止手段を有することを特徴とする。
【0009】ここで、前記逆流防止手段としては、前記
本体の少なくとも一部をバイパスするとともに途中に絞
りを有するガスライン、あるいは、前記ガス通気装置お
よび腹腔の間のガスラインに設けられるとともに、当該
ガス通気装置の気体供給停止により閉鎖する電磁弁等が
採用できる。
本体の少なくとも一部をバイパスするとともに途中に絞
りを有するガスライン、あるいは、前記ガス通気装置お
よび腹腔の間のガスラインに設けられるとともに、当該
ガス通気装置の気体供給停止により閉鎖する電磁弁等が
採用できる。
【0010】また、前記排気手段としては、腹腔内に接
続されて気体の排出路となる可撓性のある管と、この管
に装着されてその途中部分を潰すことで気体の流通を止
める操作器とを有するものが採用できる。
続されて気体の排出路となる可撓性のある管と、この管
に装着されてその途中部分を潰すことで気体の流通を止
める操作器とを有するものが採用できる。
【0011】
【作用】このような本発明では、ガス通気装置により、
腹腔内に気体を供給して腹部を膨張させ、腹部に対して
手術を行えるようにする。そして、手術の開始により、
レーザーメスや凝固装置等の器具の操作が開始され、ガ
ス通気装置が供給する気体とは別の気体の供給により、
腹腔内の気体圧力が上昇する。この気体圧力の上昇に対
し、ガス通気装置は、気体の供給を停止したうえで、排
気手段を開放して気体圧力を所定の圧力値に維持する。
腹腔内に気体を供給して腹部を膨張させ、腹部に対して
手術を行えるようにする。そして、手術の開始により、
レーザーメスや凝固装置等の器具の操作が開始され、ガ
ス通気装置が供給する気体とは別の気体の供給により、
腹腔内の気体圧力が上昇する。この気体圧力の上昇に対
し、ガス通気装置は、気体の供給を停止したうえで、排
気手段を開放して気体圧力を所定の圧力値に維持する。
【0012】この際、気体の供給が停止しても、逆流防
止手段によって腹腔内の気体が当該ガス通気装置側へ流
入することが未然に防止され、レーザーメス等の使用に
より腹腔内に飛び散った病原体がガス通気装置内に侵入
することがなくなり、これにより前記目的が達成され
る。
止手段によって腹腔内の気体が当該ガス通気装置側へ流
入することが未然に防止され、レーザーメス等の使用に
より腹腔内に飛び散った病原体がガス通気装置内に侵入
することがなくなり、これにより前記目的が達成され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例のガス通気装置1が示され
ている。ガス通気装置1は、気体供給源であるボンベ2
内の気体を腹腔3に供給しつつ、腹腔3内の気体圧力を
調整する本体10と、この本体10を制御する制御装置20と
を有するものである。
明する。図1には、本実施例のガス通気装置1が示され
ている。ガス通気装置1は、気体供給源であるボンベ2
内の気体を腹腔3に供給しつつ、腹腔3内の気体圧力を
調整する本体10と、この本体10を制御する制御装置20と
を有するものである。
【0014】本体10の上流側には、ボンベ圧力計11、1
次減圧弁12および2次減圧弁13が設けられている。ボン
ベ圧力計11は、ボンベ2から吐出された気体の圧力を計
るものである。1次減圧弁12は、ボンベ2の高圧気体を
所定の中間圧力値まで減圧するものである。2次減圧弁
13は、中間圧力値に減圧された気体を所定の圧力値まで
最終減圧するものである。
次減圧弁12および2次減圧弁13が設けられている。ボン
ベ圧力計11は、ボンベ2から吐出された気体の圧力を計
るものである。1次減圧弁12は、ボンベ2の高圧気体を
所定の中間圧力値まで減圧するものである。2次減圧弁
13は、中間圧力値に減圧された気体を所定の圧力値まで
最終減圧するものである。
【0015】2次減圧弁13の下流側には、制御用電磁弁
14、流量センサ15、流量制御弁16、および、圧力センサ
17が設けられている。
14、流量センサ15、流量制御弁16、および、圧力センサ
17が設けられている。
【0016】制御用電磁弁14は、腹腔3内の気体圧力に
応じた制御装置20の指令により開閉動作するものであ
る。制御用電磁弁14の開閉によって、腹腔3内の気体圧
力が調整されるようになっている。流量センサ15は、腹
腔3へ供給されている気体の流量を検知するものでであ
り、流量センサ15が検知した流量値を制御装置20に出力
するようになっている。流量制御弁16は、腹腔3へ供給
される気体の流量が所定の量に維持されるように、制御
装置20の指令により開閉動作するものである。圧力セン
サ17は、制御用電磁弁14の閉鎖時に腹腔3内の気体圧力
を検知し、検知した圧力値を制御手段20に出力するもの
である。圧力値を受けた制御手段20は、当該圧力値に応
じて制御用電磁弁14を開閉させるようになっている。
応じた制御装置20の指令により開閉動作するものであ
る。制御用電磁弁14の開閉によって、腹腔3内の気体圧
力が調整されるようになっている。流量センサ15は、腹
腔3へ供給されている気体の流量を検知するものでであ
り、流量センサ15が検知した流量値を制御装置20に出力
するようになっている。流量制御弁16は、腹腔3へ供給
される気体の流量が所定の量に維持されるように、制御
装置20の指令により開閉動作するものである。圧力セン
サ17は、制御用電磁弁14の閉鎖時に腹腔3内の気体圧力
を検知し、検知した圧力値を制御手段20に出力するもの
である。圧力値を受けた制御手段20は、当該圧力値に応
じて制御用電磁弁14を開閉させるようになっている。
【0017】制御用電磁弁14の上流部と流量制御弁16の
下流部とは、バイパス管30で連結されている。バイパス
管30は、途中に設けた絞り弁31によって気体の微小流量
を通過させるようにしたものである。このバイパス管30
によって、本体10の気体の供給停止時において、腹腔3
内の気体が本体10側に流入することを未然に防止する逆
流防止手段が構成されている。
下流部とは、バイパス管30で連結されている。バイパス
管30は、途中に設けた絞り弁31によって気体の微小流量
を通過させるようにしたものである。このバイパス管30
によって、本体10の気体の供給停止時において、腹腔3
内の気体が本体10側に流入することを未然に防止する逆
流防止手段が構成されている。
【0018】本体10と腹腔3とを結ぶガスライン18の途
中には、腹腔3内の気体を外部に排気する排気手段40が
接続されている。ガスライン18は、シリコンゴム等から
なる可撓性を有する管状部材である。排気手段40は、ガ
スライン18を分岐させる三方継手41と、ガスライン18と
同一材料の管状部材からなる排気路42と、この排気路42
の途中部分を押し潰して閉鎖する電磁式操作器43とを有
するものである。
中には、腹腔3内の気体を外部に排気する排気手段40が
接続されている。ガスライン18は、シリコンゴム等から
なる可撓性を有する管状部材である。排気手段40は、ガ
スライン18を分岐させる三方継手41と、ガスライン18と
同一材料の管状部材からなる排気路42と、この排気路42
の途中部分を押し潰して閉鎖する電磁式操作器43とを有
するものである。
【0019】三方継手41は、図2に示されるように、排
気路42が接続される分岐部41A の内部に絞り部41B が設
けられたものである。電磁式操作器43は、排気路42が挿
通される挿通部44、この挿通部44に向かって進退するプ
ランジャ45、および、プランジャ45を駆動するソレノイ
ド46等を有するものである。このうちプランジャ45は、
ソレノイド46の内部に設けられたコイルスプリング47に
よって挿通部44側に向かって常に付勢されている。
気路42が接続される分岐部41A の内部に絞り部41B が設
けられたものである。電磁式操作器43は、排気路42が挿
通される挿通部44、この挿通部44に向かって進退するプ
ランジャ45、および、プランジャ45を駆動するソレノイ
ド46等を有するものである。このうちプランジャ45は、
ソレノイド46の内部に設けられたコイルスプリング47に
よって挿通部44側に向かって常に付勢されている。
【0020】ここで、ソレノイド46が通電されていない
ときには、コイルスプリング47に付勢されたプランジャ
45によって押し潰され、これにより、排気路42が閉鎖さ
れるようになっている。一方、ソレノイド46が通電され
ているときには、ソレノイド46の吸引力によりプランジ
ャ45がコイルスプリング47の付勢力に抗して後退し、こ
れにより、排気路42が開放されるようになっている。
ときには、コイルスプリング47に付勢されたプランジャ
45によって押し潰され、これにより、排気路42が閉鎖さ
れるようになっている。一方、ソレノイド46が通電され
ているときには、ソレノイド46の吸引力によりプランジ
ャ45がコイルスプリング47の付勢力に抗して後退し、こ
れにより、排気路42が開放されるようになっている。
【0021】挿通部44の図中右端には、検知手段として
のフォトセンサ48が設けられている。フォトセンサ48
は、光学式の近接スイッチ等からなり、排気路42が挿通
路44に所期の状態で設置されているときに排気路42を検
知するものである。排気路42を検知できない場合には、
制御装置20の確認信号があったときなどに、フォトセン
サ48から制御装置20へ異常信号が送出されるようになっ
ている。
のフォトセンサ48が設けられている。フォトセンサ48
は、光学式の近接スイッチ等からなり、排気路42が挿通
路44に所期の状態で設置されているときに排気路42を検
知するものである。排気路42を検知できない場合には、
制御装置20の確認信号があったときなどに、フォトセン
サ48から制御装置20へ異常信号が送出されるようになっ
ている。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、予めガス通気装置1の本体10にボンベ2、およ
び、排気手段40等を接続してガス通気装置1の準備を行
う。準備完了後、電源を投入してガス通気装置1を起動
し、腹腔3を所定の気体圧力にして手術を開始できるよ
うにする。この際、電磁式操作器43に排気路42が正しく
設置されていない場合、電源を投入してもガス通気装置
1は作動しないので、当該排気路42を正しい位置に設置
しなおす。
まず、予めガス通気装置1の本体10にボンベ2、およ
び、排気手段40等を接続してガス通気装置1の準備を行
う。準備完了後、電源を投入してガス通気装置1を起動
し、腹腔3を所定の気体圧力にして手術を開始できるよ
うにする。この際、電磁式操作器43に排気路42が正しく
設置されていない場合、電源を投入してもガス通気装置
1は作動しないので、当該排気路42を正しい位置に設置
しなおす。
【0023】手術が開始されると、制御装置20は、腹腔
3内の気体圧力が所定の値となるように制御用電磁弁14
および電磁式操作器43等を制御する。ここで、レーザー
メス等が使用されていないときは、腹腔3から抜けてし
まう気体量を補うように、制御用電磁弁14を開閉して気
体供給を行うことにより、腹腔3内の気体圧力を所定値
に維持する。
3内の気体圧力が所定の値となるように制御用電磁弁14
および電磁式操作器43等を制御する。ここで、レーザー
メス等が使用されていないときは、腹腔3から抜けてし
まう気体量を補うように、制御用電磁弁14を開閉して気
体供給を行うことにより、腹腔3内の気体圧力を所定値
に維持する。
【0024】一方、レーザーメス等が使用されていると
きは、ガス通気装置1とは別途に気体が供給されるの
で、制御用電磁弁14を閉鎖しても腹腔3内の気体圧力が
上昇してしまう。そこで、制御手段20は、制御用電磁弁
14の閉鎖時に腹腔3内の気体圧力の上昇を圧力センサ17
で検知すると、排気手段40を開いて腹腔3内の気体を外
部に排気し、これにより腹腔3内の気体圧力を所定値に
維持する。
きは、ガス通気装置1とは別途に気体が供給されるの
で、制御用電磁弁14を閉鎖しても腹腔3内の気体圧力が
上昇してしまう。そこで、制御手段20は、制御用電磁弁
14の閉鎖時に腹腔3内の気体圧力の上昇を圧力センサ17
で検知すると、排気手段40を開いて腹腔3内の気体を外
部に排気し、これにより腹腔3内の気体圧力を所定値に
維持する。
【0025】この際、制御用電磁弁14が閉鎖されても、
バイパス管30によって本体10から腹腔3側へ気体が常に
流出するようになっている。このため、腹腔3内の気体
は、本体10の内部に侵入せずに外部へ排出され、腹腔3
内の病原体等の侵入が防止される。
バイパス管30によって本体10から腹腔3側へ気体が常に
流出するようになっている。このため、腹腔3内の気体
は、本体10の内部に侵入せずに外部へ排出され、腹腔3
内の病原体等の侵入が防止される。
【0026】本実施例によれば、次のような効果があ
る。すなわち、バイパス管30によって本体10から腹腔3
側へ気体が常に流出するようにしたので、ガス通気装置
1の気体供給を停止しても、腹腔3内の病原体等が本体
10の内部に侵入しないようになり、感染症の患者の手術
よって、ガス通気装置1の本体10が汚染されることを未
然に防止できる。
る。すなわち、バイパス管30によって本体10から腹腔3
側へ気体が常に流出するようにしたので、ガス通気装置
1の気体供給を停止しても、腹腔3内の病原体等が本体
10の内部に侵入しないようになり、感染症の患者の手術
よって、ガス通気装置1の本体10が汚染されることを未
然に防止できる。
【0027】また、逆流防止手段として構造が簡単なバ
イパス管30を採用したので、故障することがなく、逆流
防止効果が常に稼働するようになる。従って、制御装置
20や制御用電磁弁14の故障時にも、ガス通気装置1の汚
染を未然に防止できる。
イパス管30を採用したので、故障することがなく、逆流
防止効果が常に稼働するようになる。従って、制御装置
20や制御用電磁弁14の故障時にも、ガス通気装置1の汚
染を未然に防止できる。
【0028】さらに、バイパス管30に絞り弁31を設け、
微小流量の気体を流すようにしたので、制御用電磁弁14
の閉鎖時における圧力センサ17の圧力測定に影響するこ
とがなく、圧力センサ17で正確な圧力値を検知できる。
微小流量の気体を流すようにしたので、制御用電磁弁14
の閉鎖時における圧力センサ17の圧力測定に影響するこ
とがなく、圧力センサ17で正確な圧力値を検知できる。
【0029】また、電磁式操作器43と排気路42とを別体
にするとともに、電磁式操作器43に排気路42を挿通する
ようにしたので、感染症の患者の手術の際に、電磁式操
作器43の汚染を未然に防止できるうえ、汚染された通気
路42は、電磁式操作器43から引き抜いて滅菌または焼却
等の処理を容易に行うことができる。
にするとともに、電磁式操作器43に排気路42を挿通する
ようにしたので、感染症の患者の手術の際に、電磁式操
作器43の汚染を未然に防止できるうえ、汚染された通気
路42は、電磁式操作器43から引き抜いて滅菌または焼却
等の処理を容易に行うことができる。
【0030】さらに、電磁式操作器43にフォトセンサ48
を設け、電磁式操作器43に排気路42が正確に設置されて
いることを検知できるようにしたので、設置を誤ること
による誤動作をなくすことができ、手術中における排気
動作を確実なものとすることができる。
を設け、電磁式操作器43に排気路42が正確に設置されて
いることを検知できるようにしたので、設置を誤ること
による誤動作をなくすことができ、手術中における排気
動作を確実なものとすることができる。
【0031】なお、本発明は前述の一実施例に限定され
るものではなく、次に示すような変形等をも含むもので
ある。すなわち、排気手段としては、ガスライン18の途
中に接続されるものに限らず、例えば、腹腔3内に直接
連通されるものでもよい。
るものではなく、次に示すような変形等をも含むもので
ある。すなわち、排気手段としては、ガスライン18の途
中に接続されるものに限らず、例えば、腹腔3内に直接
連通されるものでもよい。
【0032】また、逆流防止手段としては、バイパス管
30のような受動的なものに限らず、例えば、圧力センサ
17の下流側に設置される電磁弁や、開度を強制的に小開
度にして微小流量を流すようにした流量制御弁16等の能
動的なものでもよく、要するに、腹腔3内の気体の流入
を防止するために、常に気体をパージするもの、あるい
は、本体10の気体の出口を塞ぐものが採用できる。な
お、前記実施例のようにすれば、制御装置20や流量制御
弁16の故障時にも、ガス通気装置1の汚染を未然に防止
できるとういう効果が得られる。
30のような受動的なものに限らず、例えば、圧力センサ
17の下流側に設置される電磁弁や、開度を強制的に小開
度にして微小流量を流すようにした流量制御弁16等の能
動的なものでもよく、要するに、腹腔3内の気体の流入
を防止するために、常に気体をパージするもの、あるい
は、本体10の気体の出口を塞ぐものが採用できる。な
お、前記実施例のようにすれば、制御装置20や流量制御
弁16の故障時にも、ガス通気装置1の汚染を未然に防止
できるとういう効果が得られる。
【0033】なお、逆流防止手段を電磁弁とする場合、
排気手段40と同様に、可撓性のチューブの途中を押し潰
して気体の通路を閉鎖するものを採用することが望まし
い。この場合、排気手段40の電磁式操作器43を兼ねるよ
うに、一つのプランジャの両端でそれぞれ逆流防止手段
の通路および排気路42の両方を閉鎖するものを採用する
ことが好ましい。
排気手段40と同様に、可撓性のチューブの途中を押し潰
して気体の通路を閉鎖するものを採用することが望まし
い。この場合、排気手段40の電磁式操作器43を兼ねるよ
うに、一つのプランジャの両端でそれぞれ逆流防止手段
の通路および排気路42の両方を閉鎖するものを採用する
ことが好ましい。
【0034】さらに、バイパス管30は、その上流側の一
端が2次減圧弁13の下流側に接続されるものに限らず、
例えば、ボンベ2の直後に接続されたものでもよい。こ
の場合には、絞り弁31の絞りを小さくして流路抵抗を大
きくすることが望ましい。
端が2次減圧弁13の下流側に接続されるものに限らず、
例えば、ボンベ2の直後に接続されたものでもよい。こ
の場合には、絞り弁31の絞りを小さくして流路抵抗を大
きくすることが望ましい。
【0035】また、制御手段20の圧力制御方式として
は、前記実施例で示した制御用電磁弁14の閉鎖時に腹腔
3内の気体圧力を検知する制御方式に限らず、例えば、
直接腹腔3内の圧力を検知して制御する方式のものでも
よく、具体的な制御方式は実施にあたり適宜選択すれば
よい。
は、前記実施例で示した制御用電磁弁14の閉鎖時に腹腔
3内の気体圧力を検知する制御方式に限らず、例えば、
直接腹腔3内の圧力を検知して制御する方式のものでも
よく、具体的な制御方式は実施にあたり適宜選択すれば
よい。
【0036】さらに、排気手段40の検知手段としては、
フォトセンサ48に限らず、例えば、接触式のリミットス
イッチ等でもよい。また、検知手段による異常検出方式
としては、制御装置20の確認信号などに応答する方式に
限らず、異常が生じた場合に閉じる接点を検知手段に設
け、リセット操作があるまで接点を閉じたままの状態に
すること等により、本体10や制御装置20側の要求の有無
に係わらず、常に異常信号を出力し続ける方式や、ガス
通気装置1の起動時に異常があれば、起動時の所定のタ
イミングで異常信号を出力する方式等が採用できる。
フォトセンサ48に限らず、例えば、接触式のリミットス
イッチ等でもよい。また、検知手段による異常検出方式
としては、制御装置20の確認信号などに応答する方式に
限らず、異常が生じた場合に閉じる接点を検知手段に設
け、リセット操作があるまで接点を閉じたままの状態に
すること等により、本体10や制御装置20側の要求の有無
に係わらず、常に異常信号を出力し続ける方式や、ガス
通気装置1の起動時に異常があれば、起動時の所定のタ
イミングで異常信号を出力する方式等が採用できる。
【0037】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、逆流防止
手段によって腹腔内の気体が当該ガス通気装置側へ流入
することがなくなるので、感染症の患者の手術を行って
も、病原体による汚染を未然に防止できる。
手段によって腹腔内の気体が当該ガス通気装置側へ流入
することがなくなるので、感染症の患者の手術を行って
も、病原体による汚染を未然に防止できる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す概略構成図であ
る。
る。
【図2】同実施例の排気手段を示す拡大断面図である。
1 ガス通気装置 3 腹腔 30 逆流防止手段としてのバイパス管 40 排気手段
Claims (4)
- 【請求項1】気体供給源からの気体を人体または動物の
腹腔内に供給するとともに気体の供給量を加減して腹腔
内を所定の圧力に維持する本体と、前記腹腔内の気体を
外部に排気する排気手段とを有するガス通気装置であっ
て、気体の供給の停止時に前記腹腔から前記本体への気
体の逆流を防止する逆流防止手段を有することを特徴と
するガス通気装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のガス通気装置において、
前記逆流防止手段は、前記本体の少なくとも一部をバイ
パスするガスラインであり、このガスラインの途中には
絞りが設けられていることを特徴とするガス通気装置。 - 【請求項3】請求項1に記載のガス通気装置において、
前記排気手段は、腹腔内に接続されて気体の排出路とな
る可撓性のある管と、この管に装着されてその途中部分
を潰すことで気体の流通を止める操作器とを備えたこと
を特徴とするガス通気装置。 - 【請求項4】請求項3に記載のガス通気装置において、
前記操作器は、その装着部分に所期の状態で前記管が装
着されていることを検知する検知手段を備えたことを特
徴とするガス通気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20906292A JP3167185B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ガス通気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20906292A JP3167185B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ガス通気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654797A true JPH0654797A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3167185B2 JP3167185B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=16566628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20906292A Expired - Fee Related JP3167185B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | ガス通気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3167185B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09299383A (ja) * | 1996-05-15 | 1997-11-25 | Olympus Optical Co Ltd | 電気手術装置 |
| EP1100368A4 (en) * | 1998-07-30 | 2002-11-06 | David Lubowski | SIGMIDOSKOP |
| CN115868903A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-03-31 | 广州瑞派医疗器械有限责任公司 | 内窥镜系统 |
| WO2024140584A1 (zh) * | 2022-12-29 | 2024-07-04 | 广州瑞派医疗器械有限责任公司 | 控压结构及内窥镜 |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP20906292A patent/JP3167185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09299383A (ja) * | 1996-05-15 | 1997-11-25 | Olympus Optical Co Ltd | 電気手術装置 |
| EP1100368A4 (en) * | 1998-07-30 | 2002-11-06 | David Lubowski | SIGMIDOSKOP |
| US7244228B2 (en) | 1998-07-30 | 2007-07-17 | Lubowski David Z | Sigmoidoscope |
| CN115868903A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-03-31 | 广州瑞派医疗器械有限责任公司 | 内窥镜系统 |
| WO2024140584A1 (zh) * | 2022-12-29 | 2024-07-04 | 广州瑞派医疗器械有限责任公司 | 控压结构及内窥镜 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3167185B2 (ja) | 2001-05-21 |
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|---|---|---|---|
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