JPH0655236U - 巻回形フィルムコンデンサ - Google Patents
巻回形フィルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPH0655236U JPH0655236U JP9391492U JP9391492U JPH0655236U JP H0655236 U JPH0655236 U JP H0655236U JP 9391492 U JP9391492 U JP 9391492U JP 9391492 U JP9391492 U JP 9391492U JP H0655236 U JPH0655236 U JP H0655236U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width
- capacitor
- film capacitor
- film
- electrode thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小形で耐電圧の高い高圧用の巻回形フィルム
コンデンサを提供する。 【構成】 コンデンサ素子内部において、複数個のコン
デンサ要素を直列に構成した高圧用の巻回形フィルムコ
ンデンサに関し、リード線を接続した金属箔の幅が対極
となる金属化フィルムに形成された電極薄層の幅より狭
幅にして、巻回中に挿入する金属箔の位置ズレによるマ
ージン部へのはみ出しを抑制し、コンデンサ素子端面部
の耐電圧特性を改善する。
コンデンサを提供する。 【構成】 コンデンサ素子内部において、複数個のコン
デンサ要素を直列に構成した高圧用の巻回形フィルムコ
ンデンサに関し、リード線を接続した金属箔の幅が対極
となる金属化フィルムに形成された電極薄層の幅より狭
幅にして、巻回中に挿入する金属箔の位置ズレによるマ
ージン部へのはみ出しを抑制し、コンデンサ素子端面部
の耐電圧特性を改善する。
Description
【0001】
本考案は、高圧用の巻回形フィルムコンデンサに関するものである。
【0002】
従来からこの種の高圧用の巻回形フィルムコンデンサ(以下フィルムコンデン サと称す)には、コンデンサ素子内部において複数個のコンデンサ要素を直列に 形成した構造のものがある。
【0003】 このフィルムコンデンサの一例を図3,図4,図5および図6において説明す る。図3は、フィルムコンデンサの解体側面図で、巻回しかつ偏平にしたフィル ムコンデンサの斜視図を図6に示す。図3において、1A,2Aは誘電体フィル ムの長さ方向に所定の間隔を隔て島状に複数個の電極薄層1B,2Bを蒸着など によって形成した一対の金属化フィルムであり、該金属化フィルム1A,2Aは 電極薄層1B,2Bの一部が互いに重なるように千鳥形に対向配置し、巻き始め 端及び巻き終り端側にリード線4,4′を溶着接続した金属箔3,3′を挿入し 巻回して、コンデンサ素子7を形成し、エポキシ樹脂などの樹脂を含浸ディップ し熱硬化またはモールドなどの樹脂外装(図示していない)をほどこした構造で ある。
【0004】 このような構造のフィルムコンデンサは、複数のコンデンサ要素が直列構成さ れているので各コンデンサ要素に電圧が分担されリード線端子間の耐電圧が高め られてコンデンサの高電圧化が図られる。またリード線4,4′はコンデンサ素 子7の両端面部よりそれぞれ引出され(一方方向の場合もある)、通常は巻き始 め端側のリード線4が高電位側、巻き終り端側のリード線4′が低電位側として いる。
【0005】 図4は、図3のX−X′またはY−Y′の断面図、図5はZ−Z′の断面図で ある。Vは金属箔3,3′の幅及び金属化フィルム1A,2Aに形成された電極 薄層1B,2Bの幅を示し同一幅である。
【0006】
上記フィルムコンデンサは、金属化フィルム1A,2Aを一対にして抜去可能 な巻芯に巻回して形成するが、この際金属化フィルムは巻回途中で電極薄層の一 部を除去して絶縁部1C,2Cを形成し、金属箔3,3′を挿入し、リード線を 溶接後、巻芯を抜去し押圧偏平形にしてコンデンサ素子7を形成する。この一連 の工程は、通常自動巻取機で行われる。なお金属フィルム1A,2Aの島状の電 極薄層は巻回前に配置されている場合もある。
【0007】 上記フィルムコンデンサは、素子の端面において、巻き始め端側の金属箔電極 3と低電位側のリード線4′または巻き終り端側の金属箔電極3′と高電位側の リード線4との間で放電し絶縁破壊し易いため、金属箔3,3′の幅方向の位置 精度が素子製造上の重要な管理ポイントとなる。 次に金属化フィルム1A,2Aの巻回中の幅方向の精度は安定しており、図5 のように定位置に巻回されて品質上問題にならないが、金属箔3,3′は巻回途 中で金属化フィルム1A,2Aの幅方向の中央に挿入することから、挿入位置の 幅方向の位置精度が低下する欠点があった。
【0008】 つまり、図4に示すように金属箔3,3′が対極電極薄層2Bとの間で幅方向 の位置ズレを生じ、端面絶縁マージン部Uの領域にはみ出してコンデンサの端面 部の絶縁耐力を低下させる結果となっていた。この問題を回避するために従来は フィルムの端面の絶縁マージン幅Uを広げており、このためにコンデンサが大型 化するという問題があった。
【0009】
本考案は、上記の欠点を解決した巻回形フィルムコンデンサを提供しようとす るものであり、金属箔3,3′の幅を電極薄層2Bの幅より狭くしたことを特徴 とするものである。
【0010】 即ち、誘電体フィルムの長手方向に所定間隔の絶縁された島状電極薄層を形成 した一対の金属化フィルムをそれぞれの電極薄層の一部が対向するように配置し 、巻き始め端および巻き終り端にリード線を接続した金属箔を挿入して巻回した 直列形フィルムコンデンサにおいて、上記金属箔の幅が対極となる上記金属化フ ィルムに形成した電極薄層の幅より狭幅であることを特徴とした巻回形フィルム コンデンサであり、さらに上記金属箔の幅が対極となる上記金属化フィルムの電 極層の幅より1mm以上狭いことを特徴とした上記巻回形フィルムコンデンサで ある。
【0011】
上記の構成によるとコンデンサ素子の巻回中に金属箔を挿入する際、幅方向に 位置ズレが生じても絶縁マージン部Uにはみ出すことなくコンデンサ素子の端面 部での耐電圧の低下を防止することができる。
【0012】
図1は、本考案のフィルムコンデンサの一実施例の断面図で、図3のX−X′ およびY−Y′方向の断面を示し、金属化フィルムに形成された電極薄層2Bの 幅Vより狭い幅Wの金属箔3,3′を用いたものである。
【0013】 図4は従来例を示しており、コンデンサを構成する金属化フィルムは本考案の 実施例のものと同じであるが電極薄層2Bの幅Vと金属箔3,3′の幅Vが同じ であり、巻回中に挿入される金属箔3,3′が幅方向に端面のズレSが生じた様 子を示す。
【0014】 図7は、電極薄層2Bの幅Vより金属箔3,3′の幅Wがそれぞれ0.5,1 .0,2.0mm狭幅の本考案の実施例と従来例の試料コンデンサの耐電圧試験 の結果を示したものである。この試料コンデンサはコンデンサ素子にエポキシ樹 脂を含浸ディップし熱硬化して製作した。
【0015】 実施例のものはいずれも従来例と比較して耐電圧特性が改善され、特に電極薄 層2Bより1.0および2.0mm狭幅の金属箔3,3′による端面のズレSが なく試料コンデンサの特性が著しく改善されたことが図7により明らかとなった 。
【0016】 この様に金属箔3,3′の幅を電極薄層の2B幅より狭くすることで、金属箔 3,3′の挿入が容易になる反面、電極の対向面積を損じることになりコンデン サの容量が減少するため、金属箔3,3′の幅の縮小は最小必要限にとどめる必 要がある。
【0017】 図2は本考案の他の実施例の断面図を示しており、金属化フィルム1A,2A の層間に誘電体フィルム5A,6Aを少なくとも1枚重ね合せた構成であっても よい。また、図3にはコンデンサ要素を8直列にした例を示したがこれ以外の直 列数であってもよいことは当然である。 なお、誘電体フィルムとしては、一般にポリエチレンテレフタレ−ト、ポリプ ロピレン、ポリカ−ボネ−トおよびポリフェニレンスルフィドなどのフィルムが 用いられるが、他のプラスチックフィルムであってもよい。また図は一実施例で あって、たとえば電極薄層1Bと2Bは同一幅であってもよく、さらに図は偏平 形の例を示したが円柱状にすることもできる。
【0018】
以上のように本考案のフィルムコンデンサは、電極薄層2Bの幅より電極箔層 3,3′の幅を狭幅にして、電極端のズレSを零またはそれ以下に設定すること によってフィルムコンデンサの耐電圧特性を著しく改善する効果を有し、実用的 価値大なるものである。
【図1】本考案の巻回形フィルムコンデンサの一実施例
で図3のX−X′又はY−Y′の断面図である。
で図3のX−X′又はY−Y′の断面図である。
【図2】本考案の巻回形フィルムコンデンサの他の実施
例で図1と同様な断面図である。
例で図1と同様な断面図である。
【図3】本考案の巻回形フィルムコンデンサの解体側面
図である。
図である。
【図4】従来の巻回形フィルムコンデンサの断面図であ
る。
る。
【図5】本考案の巻回形フィルムコンデンサで図3のZ
−Z′の断面図である。
−Z′の断面図である。
【図6】本考案の巻回形フィルムコンデンサの一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】耐電圧試験結果を示す図である。
1A,2A:金属化フィルム 1B,2B:電極薄層 1C,2C:電極薄層間の絶縁部 3,3′:金属箔 4,4′:リード線 5A,6A:誘電体フィルム 7:コンデンサ素子
Claims (2)
- 【請求項1】 誘電体フィルムの長手方向に所定間隔の
絶縁された島状電極薄層を形成した一対の金属化フィル
ムをそれぞれの電極薄層の一部が対向するように配置
し、巻き始め端および巻き終り端にリード線を接続した
金属箔を挿入して巻回した直列形フィルムコンデンサに
おいて、上記金属箔の幅が対極となる上記金属化フィル
ムに形成した電極薄層の幅より狭幅であることを特徴と
した巻回形フィルムコンデンサ。 - 【請求項2】 上記金属箔の幅が対極となる上記金属化
フィルムの電極薄層の幅より1mm以上狭いことを特徴
とする請求項1の巻回形フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9391492U JPH0655236U (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 巻回形フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9391492U JPH0655236U (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 巻回形フィルムコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655236U true JPH0655236U (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=14095743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9391492U Pending JPH0655236U (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 巻回形フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655236U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116344206A (zh) * | 2023-03-21 | 2023-06-27 | 安徽赛福电容股份有限公司 | 一种耐大电流薄膜电容器 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61145816A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-03 | 松下電器産業株式会社 | コンデンサ |
| JPS62188306A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | 松下電器産業株式会社 | 複合フイルムコンデンサ |
| JPH02117119A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-01 | Nichicon Corp | 高圧用フィルムコンデンサ |
| JPH04297010A (ja) * | 1991-01-09 | 1992-10-21 | Taitsuu:Kk | 高圧用コンデンサ |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP9391492U patent/JPH0655236U/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61145816A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-03 | 松下電器産業株式会社 | コンデンサ |
| JPS62188306A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | 松下電器産業株式会社 | 複合フイルムコンデンサ |
| JPH02117119A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-01 | Nichicon Corp | 高圧用フィルムコンデンサ |
| JPH04297010A (ja) * | 1991-01-09 | 1992-10-21 | Taitsuu:Kk | 高圧用コンデンサ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116344206A (zh) * | 2023-03-21 | 2023-06-27 | 安徽赛福电容股份有限公司 | 一种耐大电流薄膜电容器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100464217B1 (ko) | 칩형 공통 모드 초크 코일 | |
| US4813116A (en) | Method of making a multi-section power capacitor with all-film dielectric | |
| US3327184A (en) | Wound capacitor and method of making | |
| EP0072458B1 (en) | Multi-section power capacitor with all-film dielectric | |
| CA1116706A (en) | Electrical capacitor with a pleated metallized portion and a starting portion wound about the lead wires | |
| JPH0655236U (ja) | 巻回形フィルムコンデンサ | |
| US2974396A (en) | Electrical capacitors | |
| JP3043140B2 (ja) | フィルムコンデンサ | |
| US4570201A (en) | Capacitor | |
| US20240355542A1 (en) | Capacitor having electrode structure of high voltage resistance for electric vehicles | |
| JPS6336675Y2 (ja) | ||
| JPS642433Y2 (ja) | ||
| KR970003344B1 (ko) | 필름 콘덴서의 제조 방법 | |
| US4599676A (en) | Capacitor with integral discharge resistor and method of making same | |
| JPS6028124Y2 (ja) | 低インピ−ダンス並列電解コンデンサ組立体 | |
| JPS6373924U (ja) | ||
| JP4384719B2 (ja) | 乾式金属化フィルムコンデンサ | |
| JPS6127164Y2 (ja) | ||
| KR950001584Y1 (ko) | 필름콘덴서용 절연지 | |
| JPS5943716Y2 (ja) | コンデンサ | |
| JPH0419779Y2 (ja) | ||
| JPS5833698Y2 (ja) | 高圧用lc複合部品 | |
| JPH0547458Y2 (ja) | ||
| JPS5938045Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| JPS629703Y2 (ja) |