JPH065555Y2 - 可動板の駆動機構 - Google Patents

可動板の駆動機構

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JPH065555Y2
JPH065555Y2 JP2276087U JP2276087U JPH065555Y2 JP H065555 Y2 JPH065555 Y2 JP H065555Y2 JP 2276087 U JP2276087 U JP 2276087U JP 2276087 U JP2276087 U JP 2276087U JP H065555 Y2 JPH065555 Y2 JP H065555Y2
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JP
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arm
movable plate
spring member
spring
drive mechanism
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JP2276087U
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JPS63132235U (ja
Inventor
正利 藤原
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加藤発条株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えばダンパー装置において、通風温度に応
じて通路を所望状態に開閉するフラップ板の如き可動板
を、自動的に正逆方向に回動するための駆動機構に関す
るものである。
「従来の技術」 従来における可動板の駆動機構として、例えば実開昭6
1−第98256号公報に示すものが存する。
該従来の駆動機構は、具体的には図示しないが、可動板
を自身の回動軸を介して軸受部に回動可能に支承する一
方、該可動板の適所に引張コイル状の形状記憶合金ばね
とバイアスばねを夫々装着して、温度変化に伴い形状記
憶合金ぱねがバイアスばねのばね圧に打ち勝った場合に
は、可動板を上記回動軸を介して所望の一方向に回動さ
せ、逆にバイアスばねが形状記憶合金ばねのばね圧に打
ち勝った場合には、可動板を今度は逆の他方向に回動さ
せる構成となっている。
「考案が解決しようとする問題点」 然し乍ら、上記従来の駆動機構にあっては、あくまでも
温度変化に伴う形状記憶合金ばねとバイアスばねのばね
圧の差のみで、可動板を所望方向に正逆回動させるもの
であるから、可動板の重量・大きさ等に応じて、各ばね
も自ずと大径長寸な高出力ばねを使用する必要があるば
かりか、該各ばねは相手方のばね圧に完全に打ち勝つま
で伸長又は収縮しなければならないので、この伸縮スト
ロークを許容するスペースも要求されて、機構自体が徒
に大型化する大きな問題点を有していた。
「問題点を解決するための手段」 而して、本考案は斯る従来駆動機構の問題点を有効に解
決するために開発されたもので、温度変化に応じて、可
動板を自身の回動軸を介して正逆方向に回動させる駆動
機構を前提として、上記可動板の回動軸に、温度変化に
応じて変形する一の腕体と単なる直線状の他の腕体とを
互いに逆向きに突設し、且つ一つの腕体の先端部に一方
向への回動力を付与する第1ばね部材を装着し、他の腕
体の先端部に逆方向への回動力を付与する第2ばね部材
を夫々装着して、温度変化に応じた一の腕体の変形によ
り、該第1ばね部材と第2ばね部材のばね圧を相対的に
変化させる構成を採用した。
「作用」 依って、本考案にあっては、温度変化に応じて、可動板
の回動軸に設けられた一の腕体が、所望形状に変形する
ことにより、一の腕体に装着された第1ばね部材と、他
の腕体に装着された第2ばね部材のばね圧が相対的に変
化して、該変化によりばね圧が勝ったばね部材の回動力
で、可動板は自動的に正逆方向に回動することが可能と
なる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいで詳述すれ
ば、図示する各実施例とも、ダンパー装置におけるフラ
ップ板の駆動機構に実施応用したもので、且つ温度変化
に応じて、可動板(フラップ板)を自身の回動軸を介し
て正逆方向に回動させる構成を前提とするものである
が、特徴とするところは、以下の構成に存する。
即ち、第一実施例に係る駆動機構にあっては、第1図に
示す如く、可動板1の両側に一体に形成された回動軸2
・2の少なくとも一方に、温度変化に応じて変形するこ
とのできる一の腕体3と、単なる直線状の他の腕体4と
を、互いに逆向きで且つ可動板1と平行となる状態に突
設すると共に、一の腕体3の先端部3aに、一方向への
回動力を付与する引張コイル状の第1ばね部材5を装着
し、他の腕体4の先端部4aに、該第1ばね部材5とは
逆方向への回動力を付与する引張コイル状の第2ばね部
材6を夫々装着して、温度変化に応じた一の腕体3の変
形により、該第1ばね部材5と第2ばね部材6のばね圧
を相対的に変化させて、ばね圧が勝ったばね部材によ
り、可動板1を回動させる構成となしたものである。
そして、本実施例にあっては、上記一の腕体3のみを形
状記憶合金製の板材又は棒材で形成し、且つ高温時にあ
っては直線状に伸長し、低温時にあっては第1ばね部材
5側に湾曲するように熱処理したものを使用するが、同
様な変形特性を有するバイメタル等の材料からなるもの
を使用することも実施に応じ任意であるばかりか、逆に
高温時にあっては湾曲し低温時にあっては直線状に伸長
するように熱処理されたものを使用することも可能であ
る。
依って、斯る構成の駆動機構をダンパー装置の通風通路
7内に設置して、通風温度に応じて通路7の低温口7a
と高温口7bを開閉する場合に、通路7に供給される通
風が低温の時は、第2図Aに示す如く、形状記憶合金製
の一の腕体3が下方に完全に湾曲して、第1ばね部材5
の引張ばね圧を減衰させる結果、直線状の他の腕体4に
装着されている第2ばね部材6のばね圧が打ち勝つの
で、該第2ばね部材6のばね圧で、可動板1は自身の上
下端部を通路7を壁面に当接する状態となるまで、図中
反時計方向に回動し、低温口7aを開放し高温口7bを
閉塞して、低温通風の通過を許容している。
然し、斯る状態にあって、通路7に高温通風が供給され
ると、同図Bに示す如く、該温度を形状記憶合金製の一
の腕体3が感知して、湾曲状態から徐々に直線状に伸長
するので、これに応じて今度は第1ばね部材5のばね圧
が第2ばね部材6のばね圧に徐々に打ち勝ちはじめて、
可動板1を時計方向に回動させる。
そして、最終的に一の腕体3が完全に伸長すると、第1
ばね部材5が第2ばね部材6のばね圧に完全に打ち勝つ
ので、可動板1は自身の上下端部を通路7の壁面に当接
する状態となるまで回動して、同図Cに示す如く、今度
は高温口7bを開放し低温口7aを閉塞して、高温通風
の通過を許容することとなる。
又、斯る高温通風状態から低温通風状態に変更する場合
でも、同様に一の腕体5が湾曲して第1ばね部材5のば
ね圧を減衰して、第1ばね部材5と第2ばね部材6のば
ね圧を相対的に変化させるので、可動板1は第2ばね部
材6のばね圧で回動し、低温口7aを開放し高温口7b
を閉塞することは言うまでもない。
尚、上記実施例にあっては、第1ばね部材5と第2ばね
部材6に、通常の引張コイルばねを使用したものである
が、形状記憶合金製の一の腕体3側に装着される第1ば
ね部材5として、低温時は伸長し高温時は収縮するよう
に熱処理された形状記憶合金コイルばねを使用すれば、
より機構をコンパクト化して大きな回転力が得られるの
で、可動板1の確実且つ迅速な回動が保障されることと
なる。
次に、第二実施例に係る駆動機構を説明すると、該実施
例は上記第一実施例をそのまま前提としたものである
が、異なるところは、第3図に示す如く、形状記憶合金
製の一の腕体3に、高温時には低温時とは逆方向に湾曲
する形状を記憶させたものである。
依って、該第二実施例にあっても、通路7に供給される
通風が低温の時は、第3図Aに示す如く、形状記憶合金
製の一の腕体3が下方に完全に湾曲して、第1ばね部材
5の引張ばね圧を減衰して、他の腕体4に装着されてい
る第2ばね部材6のばね圧で、可動板1は図中反時計方
向に回動して、低温口7aを開放し高温口7bを閉塞
し、逆に通路7に高温通風が供給されると、同図Bに示
す如く、該温度を形状記憶合金製の一の腕体3が感知し
て、上方に大きく湾曲するので、今度は第1ばね部材5
のばね圧が第2ばね部材6のばね圧に打ち勝って、可動
板1を図中時計方向に回動させて、高温口7bを開放し
低温口7aを閉塞することは、第一実施例と同様であ
る。
然し、本実施例にあっては、一の腕体3が低温時のみな
らず高温時にも逆方向に湾曲するため、可動板1の回動
角度が可及的に大きくできる利点がある。
尚、上記各実施例は、ダンパー装置に実施応用したもの
であるが、本考案はこれに限定されるものではなく、温
度変化に応じて可動板を正逆方向に回動させる必要があ
るその他の装置に対しても、容易に実施応用できること
は勿論である。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は、可動板の回動軸に温度変化に応
じて変形する一の腕体と単なる直線状の他の腕体を互い
に逆向きに突設し、且つ一の腕体の先端部に一方向への
回動力を付与する第1ばね部材を装着し、他の腕体の先
端部に逆方向への回動力を付与する第2ばね部材を夫々
装着して、温度変化に応じた一の腕体の変形により、該
第1ばね部材と第2ばね部材のばね圧を相対的に変化さ
せることを特徴とするものであるから、温度変化に応じ
て、可動板の回動軸に設けられた一の腕体が所望形状に
変形するだけで、可動板は自動的に正逆方向に回動でき
ることとなる。
しかも、一の腕体の変形で第1ばね部材と第2ばね部材
のばね圧を相対的に変化させることは、各ばね部材に高
出力のばねを使用しなくとも、可動板の大きな回動力が
得られるので、機構自体の小型化に大きく貢献できるこ
ととなるばかり、一の腕体の変形形状により、可動板を
任意の角度で回動させられる利点をも併せて有すること
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る駆動機構を示す要部
斜視図、第2図A乃至Cは同駆動機構の作動状態を示す
要部断面図、第3図A・Bは第二実施例に係る駆動機構
とその作動状態を示す要部断面図である。 1……可動板、2……回動軸、3……一の腕体、3a…
…一の腕体の先端部、4……他の腕体、4a……他の腕
体の先端部、5……第1ばね部材、6……第2ばね部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度変化に応じて、可動板を自身の回動軸
    を介して正逆方向に回動させる駆動機構において、上記
    可動板の回動軸に、温度変化に応じて変形する一の腕体
    と単なる直線状の他の腕体とを互いに逆向きに突設し、
    且つ一の腕体の先端部に一方向への回動力を付与する第
    1ばね部材を装着し、他の腕体の先端部に逆方向への回
    動力を付与する第2ばね部材を夫々装着して、温度変化
    に応じた一の腕体の変形により、該第1ばね部材と第2
    ばね部材のばね圧を相対的に変化させるように構成した
    ことを特徴とする可動板の駆動機構。
JP2276087U 1987-02-20 1987-02-20 可動板の駆動機構 Expired - Lifetime JPH065555Y2 (ja)

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JP2276087U JPH065555Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 可動板の駆動機構

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Publication Number Publication Date
JPS63132235U JPS63132235U (ja) 1988-08-30
JPH065555Y2 true JPH065555Y2 (ja) 1994-02-09

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