JPH065574Y2 - 保冷材 - Google Patents
保冷材Info
- Publication number
- JPH065574Y2 JPH065574Y2 JP1988060412U JP6041288U JPH065574Y2 JP H065574 Y2 JPH065574 Y2 JP H065574Y2 JP 1988060412 U JP1988060412 U JP 1988060412U JP 6041288 U JP6041288 U JP 6041288U JP H065574 Y2 JPH065574 Y2 JP H065574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- sheet
- cold
- film
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軽量・薄型で手軽に持ち運びすることがで
き、水を吸水させそれを凍結させて使用するようにした
保冷材に関し、更に詳細には、吸水後、保冷剤シートか
らの水の浸出を防止すると共に、使用時に当接保冷材表
面における結露の発生を防止して被保冷物を濡らさない
ようにした保冷材に関する。
き、水を吸水させそれを凍結させて使用するようにした
保冷材に関し、更に詳細には、吸水後、保冷剤シートか
らの水の浸出を防止すると共に、使用時に当接保冷材表
面における結露の発生を防止して被保冷物を濡らさない
ようにした保冷材に関する。
(従来の技術) 保冷材としては、例えば梱包容器内に梱包された野菜、
果物或いは魚類等の被保冷物の隙間に差し入れて収める
ことがでるように、薄型で場所を取らないシート形状の
ものが好ましい。
果物或いは魚類等の被保冷物の隙間に差し入れて収める
ことがでるように、薄型で場所を取らないシート形状の
ものが好ましい。
従来、このような保冷材としては、特開昭59−196
386号公報に記載されたものが提案されている。
386号公報に記載されたものが提案されている。
この保冷材(1)は、第5図に示すように、高吸水性ポリ
マーと線状パルプとの混合体をシート状に形成した内側
吸水層(2)を、この内側吸水層(2)に相対して疎水性を有
する不織布からなる外側保持層(3)で被覆したものであ
る。
マーと線状パルプとの混合体をシート状に形成した内側
吸水層(2)を、この内側吸水層(2)に相対して疎水性を有
する不織布からなる外側保持層(3)で被覆したものであ
る。
しかしながら、保冷材(1)にあっては、吸水後、同保冷
材に外力が加わった場合、内側吸水層(2)から水が浸出
し、このため、浸出した水が被保冷物上に落ちて、被保
冷物が腐食したり変色したりするということがあった。
材に外力が加わった場合、内側吸水層(2)から水が浸出
し、このため、浸出した水が被保冷物上に落ちて、被保
冷物が腐食したり変色したりするということがあった。
このような不具合を解消する保冷材が、同特開昭59−
196386号公報には別に記載され提案されている。
196386号公報には別に記載され提案されている。
この保冷材(1)は、第6図に示すように、高吸水性ポリ
マーと綿状パルプとの混合体をシート状に形成した内側
吸水層(2)と、この内側吸水層(2)に相対して疎水性を有
する不織布からなる外側保持層(3)とからなる複合層(4)
を、同複合層(4)内に水を通すための開口部(6)を有する
高分子フィルム(5)で被覆したものである。
マーと綿状パルプとの混合体をシート状に形成した内側
吸水層(2)と、この内側吸水層(2)に相対して疎水性を有
する不織布からなる外側保持層(3)とからなる複合層(4)
を、同複合層(4)内に水を通すための開口部(6)を有する
高分子フィルム(5)で被覆したものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この保冷材にあっては、内側吸水層と外
側保持層とからなる複合層が高分子フィルムで被覆され
たものであるため、使用時に高分子フィルム表面に結露
を生じ、この結露によって生じた水が野菜、果物或いは
魚類等の被保冷物上に落ちて、被保冷物が腐食したり変
色したりするということがあった。
側保持層とからなる複合層が高分子フィルムで被覆され
たものであるため、使用時に高分子フィルム表面に結露
を生じ、この結露によって生じた水が野菜、果物或いは
魚類等の被保冷物上に落ちて、被保冷物が腐食したり変
色したりするということがあった。
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであり、
吸水後、保冷剤シートからの水の浸出を防止すると共
に、使用時に当接保冷材表面における結露の発生を防止
して被保冷物を濡らさないようにした保冷材を簡単な構
造により提供しようとするものである。
吸水後、保冷剤シートからの水の浸出を防止すると共
に、使用時に当接保冷材表面における結露の発生を防止
して被保冷物を濡らさないようにした保冷材を簡単な構
造により提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、請求項1記載の考案は、高吸水性ポリマーを
含有する保冷剤シートと、同保冷剤シートに貼り合わさ
れて保冷剤シートの形状を保持するとともに保冷剤シー
トからの水の浸出を防止する遮水膜と、遮水膜が貼り合
わされた状態で前記保冷剤シート全体を被覆する透水性
シートとより構成し、かつ前記保冷剤シートの一部に遮
水膜で覆われない箇所を設けたことを特徴とする保冷材
をその要旨とするものである。
含有する保冷剤シートと、同保冷剤シートに貼り合わさ
れて保冷剤シートの形状を保持するとともに保冷剤シー
トからの水の浸出を防止する遮水膜と、遮水膜が貼り合
わされた状態で前記保冷剤シート全体を被覆する透水性
シートとより構成し、かつ前記保冷剤シートの一部に遮
水膜で覆われない箇所を設けたことを特徴とする保冷材
をその要旨とするものである。
請求項2記載の考案は、遮水膜が、保冷剤シートの少な
くとも片面に貼り合わされていることを特徴とする保冷
材をその要旨とした。
くとも片面に貼り合わされていることを特徴とする保冷
材をその要旨とした。
請求項3記載の考案は、遮水膜が、一部に開口を形成し
た袋状に設けられており、この袋内に保冷剤シートを収
納した状態で遮水膜が保冷剤シートに貼り合わされてい
ることを特徴とする保冷材をその要旨とした。
た袋状に設けられており、この袋内に保冷剤シートを収
納した状態で遮水膜が保冷剤シートに貼り合わされてい
ることを特徴とする保冷材をその要旨とした。
(作用) 請求項1記載の保冷材にあっては、透水性シートを透過
した水が保冷剤シートの一部に設けた遮水膜で覆われな
い箇所を通して保冷剤シートに吸水されるようになって
おり、吸水後は、外力が加わっても、遮水膜が保冷剤シ
ートからの水の透過を防止し、当該保冷剤シートの遮水
膜が貼り合わされた側からは水が浸出しないようになっ
ている。又、この保冷材にあっては、遮水膜が貼り合わ
された状態で保冷剤シート全体が透水性シートによって
被覆されているため、使用時において当該保冷材表面に
結露が生じにくくなっている。又、この保冷材にあって
は、遮水膜が保冷剤シートのシート形状を保持するよう
になっているので、吸水時における同保冷剤シートの不
均一な膨潤や氷結時における同保冷剤シートの変形を防
止できるようになっている。
した水が保冷剤シートの一部に設けた遮水膜で覆われな
い箇所を通して保冷剤シートに吸水されるようになって
おり、吸水後は、外力が加わっても、遮水膜が保冷剤シ
ートからの水の透過を防止し、当該保冷剤シートの遮水
膜が貼り合わされた側からは水が浸出しないようになっ
ている。又、この保冷材にあっては、遮水膜が貼り合わ
された状態で保冷剤シート全体が透水性シートによって
被覆されているため、使用時において当該保冷材表面に
結露が生じにくくなっている。又、この保冷材にあって
は、遮水膜が保冷剤シートのシート形状を保持するよう
になっているので、吸水時における同保冷剤シートの不
均一な膨潤や氷結時における同保冷剤シートの変形を防
止できるようになっている。
請求項2記載の保冷材にあっては、遮水膜が保冷剤シー
トの少なくとも片面に貼り合わされており、透水性シー
トを透過した水は、遮水膜が貼り合わされていない側面
側や他面側を通して保冷剤シートに吸水されるようにな
っている。
トの少なくとも片面に貼り合わされており、透水性シー
トを透過した水は、遮水膜が貼り合わされていない側面
側や他面側を通して保冷剤シートに吸水されるようにな
っている。
請求項3記載の保冷材にあっては、袋状の遮水膜内に保
冷剤シートを収納した状態で当該遮水膜が保冷剤シート
に貼り合わされており、透水性シートを透過した水は、
遮水膜の開口を通して袋内に浸入し、保冷剤シートに吸
水されるようになっている。
冷剤シートを収納した状態で当該遮水膜が保冷剤シート
に貼り合わされており、透水性シートを透過した水は、
遮水膜の開口を通して袋内に浸入し、保冷剤シートに吸
水されるようになっている。
(実施例) 以下、本考案の保冷材を図面に示した一実施例に従って
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本考案の保冷材の一実施例を示した一部切欠斜
視図、第2図は本考案の保冷材の別の例を示した一部切
欠斜視図、第3図は第1図に示した保冷材の拡大した断
面を示す模式図、第4図は第2図に示した保冷材の拡大
した断面を示す模式図である。
視図、第2図は本考案の保冷材の別の例を示した一部切
欠斜視図、第3図は第1図に示した保冷材の拡大した断
面を示す模式図、第4図は第2図に示した保冷材の拡大
した断面を示す模式図である。
第1図、第2図、第3図及び、第4図に示すように、本
考案の保冷材(11)は、保冷剤シート(12)と、この保冷剤
シート(12)に貼り合わされた遮水膜(14)と、遮水膜(14)
が貼り合わされた状態で保冷剤シート(12)全体を被覆す
る透水性シート(13)とより構成されている。
考案の保冷材(11)は、保冷剤シート(12)と、この保冷剤
シート(12)に貼り合わされた遮水膜(14)と、遮水膜(14)
が貼り合わされた状態で保冷剤シート(12)全体を被覆す
る透水性シート(13)とより構成されている。
保冷剤シート(12)としては、高吸水性ポリマー、例えば
架橋ポリアクリル酸塩、デンプン・アクリル酸グラフト
重合体、デンプン・アクリロニトリルグラフト重合体、
酢ビ・アクリル酸塩共重合体、イソブチレン・無水マレ
イン酸共重合体、PVA・無水マレイン酸共重合体、C
MC架橋物等の吸水倍率が50〜1000倍のものであ
って、粉状のもの或いは繊維状のものに繊維状のパルプ
を混合してこれに接着剤、例えばポリエチレン、共重合
ポリアミド等の粉末を加えてシート状に成型したもの、
粉状の高吸水性ポリマーとパルプにポリプロピレン、カ
ーボン繊維、カポック繊維、ガラス繊維、セピオライ
ト、珪藻土、ガラスバルーン或いは、ゼオライト等の低
熱伝導物質を加えて接着剤でシート状に成型したもの等
を挙げることができる。本実施例においては、粉状の高
吸水性ポリマーに繊維状のパルプを混合してこれに接着
剤を加えてシート状に積層し、加熱プレスしてシート化
したものであり、水を含浸して氷結しても型くずれしな
いでシート状態を長く保持できるものを使用した。しか
しながら、必ずしも保冷剤シート(12)が形状保持性を有
するものを使用する必要はなく、後述する遮水膜(14)や
透水性シート(13)によって形状保持を図ったものであっ
てもよい。なお、高吸水性ポリマーは粉末状、粒体状或
いは、繊維状等どんな形状のものであっても良く、これ
らを単独で或いは混合することにより使用してもよい。
以上述べた保冷剤シート(12)に遮水膜(14)が貼り合わさ
れ、この遮水膜(14)が貼り合わされた状態で保冷剤シー
ト(12)全体が透水性シート(13)によって被覆されてい
る。
架橋ポリアクリル酸塩、デンプン・アクリル酸グラフト
重合体、デンプン・アクリロニトリルグラフト重合体、
酢ビ・アクリル酸塩共重合体、イソブチレン・無水マレ
イン酸共重合体、PVA・無水マレイン酸共重合体、C
MC架橋物等の吸水倍率が50〜1000倍のものであ
って、粉状のもの或いは繊維状のものに繊維状のパルプ
を混合してこれに接着剤、例えばポリエチレン、共重合
ポリアミド等の粉末を加えてシート状に成型したもの、
粉状の高吸水性ポリマーとパルプにポリプロピレン、カ
ーボン繊維、カポック繊維、ガラス繊維、セピオライ
ト、珪藻土、ガラスバルーン或いは、ゼオライト等の低
熱伝導物質を加えて接着剤でシート状に成型したもの等
を挙げることができる。本実施例においては、粉状の高
吸水性ポリマーに繊維状のパルプを混合してこれに接着
剤を加えてシート状に積層し、加熱プレスしてシート化
したものであり、水を含浸して氷結しても型くずれしな
いでシート状態を長く保持できるものを使用した。しか
しながら、必ずしも保冷剤シート(12)が形状保持性を有
するものを使用する必要はなく、後述する遮水膜(14)や
透水性シート(13)によって形状保持を図ったものであっ
てもよい。なお、高吸水性ポリマーは粉末状、粒体状或
いは、繊維状等どんな形状のものであっても良く、これ
らを単独で或いは混合することにより使用してもよい。
以上述べた保冷剤シート(12)に遮水膜(14)が貼り合わさ
れ、この遮水膜(14)が貼り合わされた状態で保冷剤シー
ト(12)全体が透水性シート(13)によって被覆されてい
る。
透水性シート(13)は、透水性を有すると共に、水を通す
多孔構造から使用時における当該保冷剤表面の結露の発
生を防止する結露防止機能を備えたシートである。透水
性シート(13)としては、保冷剤シート(12)に水を含浸さ
せたとき、保冷剤シート(12)の形状を一定の形に保持し
得る強度と伸度とを備えたものが好ましく、特に透水性
に加えて親水性をも備えたスパンポンド不織布、乾式不
織布或いは、湿式不織布等の透水性不織布や透水性及び
親水性を備えた紙や編織布が好適である。本実施例にお
いてはポリエステル繊維不織布に界面活性剤を付着せし
めて親水加工した透水性親水不織布を使用した。この透
水性シート(13)は、第1図及び第2図に示すように、後
述する遮水膜(14)が片面或いは両面に貼り合わされた保
冷剤シート(12)を被覆するように袋状に形成されてい
る。つまり、保冷剤シート(12)の形状よりも大きく裁断
された透水性シート(13)を保冷剤シート(12)の上下に積
層し、保冷剤シート(12)からはみ出た透水性シート(13)
(13)の上下の各周縁(15)(15)を接着剤や高周波加熱容着
等によって接合して袋状とし、透水性シート(13)によっ
て保冷剤シート(12)全体が包み込まれるようになってい
る。透水性シート(13)と保冷剤シート(12)及び、透水性
シート(13)と遮水膜(14)とは、前記各周縁(15)(15)の接
合の際に、部分的又は全体に接着剤が塗布されたり、高
周波加熱溶着されたりして互いに接合されており、この
接着剤よりなる層や高周波加熱容着による溶融層が当該
保冷材の自立性や保形性を一層高めている。なお、透水
性シート(13)と保冷剤シート(12)及び、透水性シート(1
3)と遮水膜(14)とは必ずしも接合される必要はなく、少
なくとも保冷剤シート(12)が透水性シート(13)によって
被覆された状態であれば良い。
多孔構造から使用時における当該保冷剤表面の結露の発
生を防止する結露防止機能を備えたシートである。透水
性シート(13)としては、保冷剤シート(12)に水を含浸さ
せたとき、保冷剤シート(12)の形状を一定の形に保持し
得る強度と伸度とを備えたものが好ましく、特に透水性
に加えて親水性をも備えたスパンポンド不織布、乾式不
織布或いは、湿式不織布等の透水性不織布や透水性及び
親水性を備えた紙や編織布が好適である。本実施例にお
いてはポリエステル繊維不織布に界面活性剤を付着せし
めて親水加工した透水性親水不織布を使用した。この透
水性シート(13)は、第1図及び第2図に示すように、後
述する遮水膜(14)が片面或いは両面に貼り合わされた保
冷剤シート(12)を被覆するように袋状に形成されてい
る。つまり、保冷剤シート(12)の形状よりも大きく裁断
された透水性シート(13)を保冷剤シート(12)の上下に積
層し、保冷剤シート(12)からはみ出た透水性シート(13)
(13)の上下の各周縁(15)(15)を接着剤や高周波加熱容着
等によって接合して袋状とし、透水性シート(13)によっ
て保冷剤シート(12)全体が包み込まれるようになってい
る。透水性シート(13)と保冷剤シート(12)及び、透水性
シート(13)と遮水膜(14)とは、前記各周縁(15)(15)の接
合の際に、部分的又は全体に接着剤が塗布されたり、高
周波加熱溶着されたりして互いに接合されており、この
接着剤よりなる層や高周波加熱容着による溶融層が当該
保冷材の自立性や保形性を一層高めている。なお、透水
性シート(13)と保冷剤シート(12)及び、透水性シート(1
3)と遮水膜(14)とは必ずしも接合される必要はなく、少
なくとも保冷剤シート(12)が透水性シート(13)によって
被覆された状態であれば良い。
遮水膜(14)は、第1図、第2図、第3図及び、第4図に
示すように、水を透過させない遮水性と前記保冷剤シー
ト(12)のシート形状を保持し得る剛性とを有する膜であ
る。遮水膜(14)の素材としては、例えば、低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂がシート形状に成型し易いと
いう点から好適である。なお、合成樹脂膜のみに限ら
ず、この合成樹脂膜上に布や合成樹脂性ネットを貼り合
わせたものなども好適に使用することができる。
示すように、水を透過させない遮水性と前記保冷剤シー
ト(12)のシート形状を保持し得る剛性とを有する膜であ
る。遮水膜(14)の素材としては、例えば、低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂がシート形状に成型し易いと
いう点から好適である。なお、合成樹脂膜のみに限ら
ず、この合成樹脂膜上に布や合成樹脂性ネットを貼り合
わせたものなども好適に使用することができる。
この遮水膜(14)が前記保冷剤シート(12)の少なくとも片
面に貼り合わされており、透水性シート(13)を透過した
水は、遮水膜(14)が貼り合わされていない箇所、例えば
側面側や他面側を通して保冷剤シート(12)に吸水される
ようになっている。この遮水膜(14)の大きさ、形状とし
ては、保冷剤シート(12)を全面或いは略全面で支持でき
るという点から保冷剤シート(12)と同一のシート形状に
成型した合成樹脂膜を使用した。尚、遮水膜(14)の形態
としては、従来の特開昭59−196386号公報に記
載されたような一部に開口を形成した袋状に設けて、こ
の袋内に保冷剤シートを収納した状態で遮水膜を保冷剤
シートに貼り合わせたものであっても良く、この場合、
透水性シートを透過した水は、遮水膜の開口を通して袋
内に侵入し、保冷剤シートに吸水されるようになる。
面に貼り合わされており、透水性シート(13)を透過した
水は、遮水膜(14)が貼り合わされていない箇所、例えば
側面側や他面側を通して保冷剤シート(12)に吸水される
ようになっている。この遮水膜(14)の大きさ、形状とし
ては、保冷剤シート(12)を全面或いは略全面で支持でき
るという点から保冷剤シート(12)と同一のシート形状に
成型した合成樹脂膜を使用した。尚、遮水膜(14)の形態
としては、従来の特開昭59−196386号公報に記
載されたような一部に開口を形成した袋状に設けて、こ
の袋内に保冷剤シートを収納した状態で遮水膜を保冷剤
シートに貼り合わせたものであっても良く、この場合、
透水性シートを透過した水は、遮水膜の開口を通して袋
内に侵入し、保冷剤シートに吸水されるようになる。
この遮水膜(14)は保形性及び水の侵出防止という点から
保冷剤シート(12)に剥がれない程度に貼り合わされてい
るとよい。何故ならば、前記袋状の透水性シート(13)内
で保冷剤シート(12)から遮水膜(14)が剥がれたならば、
保冷剤シート(12)と遮水膜(14)との間に間隙が生じ、こ
の間隙を通って水が袋状の透水性シート(13)表面に回り
込み、透水性シート(13)を通して当該保冷材(11)表面に
水が侵出するということになるからである。又、保冷剤
シート(12)が遮水膜(14)によって支持されない状態とな
るからである。遮水膜(14)の保冷剤シート(12)への貼り
合わせは、遮水膜(14)と保冷剤シート(12)との間に接着
剤を介在させて行ったり、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱融着性樹脂を遮水膜(14)の貼り合わせる側に塗
布し、熱圧着することにより遮水膜(14)の貼り合わせる
ようにしたりすることができる。又、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル等の熱融着性樹脂を素材と
する遮水膜(14)を使用し、この遮水膜(14)を高周波加熱
溶融させて保冷剤シート(12)へ貼り合わせるようにした
りしても良い。
保冷剤シート(12)に剥がれない程度に貼り合わされてい
るとよい。何故ならば、前記袋状の透水性シート(13)内
で保冷剤シート(12)から遮水膜(14)が剥がれたならば、
保冷剤シート(12)と遮水膜(14)との間に間隙が生じ、こ
の間隙を通って水が袋状の透水性シート(13)表面に回り
込み、透水性シート(13)を通して当該保冷材(11)表面に
水が侵出するということになるからである。又、保冷剤
シート(12)が遮水膜(14)によって支持されない状態とな
るからである。遮水膜(14)の保冷剤シート(12)への貼り
合わせは、遮水膜(14)と保冷剤シート(12)との間に接着
剤を介在させて行ったり、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱融着性樹脂を遮水膜(14)の貼り合わせる側に塗
布し、熱圧着することにより遮水膜(14)の貼り合わせる
ようにしたりすることができる。又、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル等の熱融着性樹脂を素材と
する遮水膜(14)を使用し、この遮水膜(14)を高周波加熱
溶融させて保冷剤シート(12)へ貼り合わせるようにした
りしても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項1記載の保冷材にあって
は、吸水後、外力が加わっても、保冷剤シートに貼り合
わされた遮水膜が保冷剤シートからの水の透過を防止
し、当該保冷剤シートの遮水膜が貼り合わされた側から
は水が侵出することがない。
は、吸水後、外力が加わっても、保冷剤シートに貼り合
わされた遮水膜が保冷剤シートからの水の透過を防止
し、当該保冷剤シートの遮水膜が貼り合わされた側から
は水が侵出することがない。
又、この保冷材にあっては、遮水膜が貼り合わされた状
態で保冷剤シート全体が透水性シートによって被覆され
ているため、使用時において当該保冷材表面に結露が生
じにくくなっている。このため、吸水後、保冷剤シート
からの水の浸出を防止すると共に、使用時に当該保冷材
表面における結露の発生を防止して、当該保冷材から落
ちた水によって野菜、果物或いは魚類等の被保冷物が腐
食したり変色したりするという不具合を解消することが
できる。
態で保冷剤シート全体が透水性シートによって被覆され
ているため、使用時において当該保冷材表面に結露が生
じにくくなっている。このため、吸水後、保冷剤シート
からの水の浸出を防止すると共に、使用時に当該保冷材
表面における結露の発生を防止して、当該保冷材から落
ちた水によって野菜、果物或いは魚類等の被保冷物が腐
食したり変色したりするという不具合を解消することが
できる。
又、この保冷材にあっては、遮水膜が保冷剤シートに貼
り合わされて、当該保冷剤シートの形状を保持するよう
になっているので、吸水時における同保冷剤シートの不
均一な膨潤や氷結時における保冷剤シートの変形を防止
することができる。
り合わされて、当該保冷剤シートの形状を保持するよう
になっているので、吸水時における同保冷剤シートの不
均一な膨潤や氷結時における保冷剤シートの変形を防止
することができる。
請求項2記載の保冷材にあっては、遮水膜が保冷剤シー
トの少なくとも片面に貼り合わせられているので、当該
遮水膜によって保冷剤シートのシート形状が保持される
と共に、保冷剤シートの遮水膜の貼り合わされた面から
の水の透過が確実に防止される。
トの少なくとも片面に貼り合わせられているので、当該
遮水膜によって保冷剤シートのシート形状が保持される
と共に、保冷剤シートの遮水膜の貼り合わされた面から
の水の透過が確実に防止される。
請求項3記載の保冷材にあっては、遮水膜が、一部に開
口を形成した袋状に設けられており、この袋内に保冷剤
シートを収納した状態で遮水膜が保冷剤シートに貼り合
わされているので、当該遮水膜によって保冷剤シートの
シート形状がより確実に保持される。
口を形成した袋状に設けられており、この袋内に保冷剤
シートを収納した状態で遮水膜が保冷剤シートに貼り合
わされているので、当該遮水膜によって保冷剤シートの
シート形状がより確実に保持される。
第1図は本考案の保冷材の一実施例を示した一部切欠斜
視図、第2図は本考案の保冷材の別の例を示した一部切
欠斜視図、第3図は第1図に示した保冷材の拡大した断
面を示す模式図、第4図は第2図に示した保冷材の拡大
した断面を示す模式図、第5図は従来の保冷材を示した
一部断面斜視図、第6図は従来の別の保冷材を示した一
部断面斜視図である。 符号の説明 12…保冷剤シート、13…透水性シート、14…遮水
膜。
視図、第2図は本考案の保冷材の別の例を示した一部切
欠斜視図、第3図は第1図に示した保冷材の拡大した断
面を示す模式図、第4図は第2図に示した保冷材の拡大
した断面を示す模式図、第5図は従来の保冷材を示した
一部断面斜視図、第6図は従来の別の保冷材を示した一
部断面斜視図である。 符号の説明 12…保冷剤シート、13…透水性シート、14…遮水
膜。
Claims (3)
- 【請求項1】高吸水性ポリマーを含有する保冷剤シート
と、同保冷剤シートに貼り合わされて保冷剤シートの形
状を保持するとともに保冷剤シートからの水の浸出を防
止する遮水膜と、遮水膜が貼り合わされた状態で前記保
冷剤シート全体を被覆する透水性シートとより構成し、 かつ前記保冷剤シートの一部に遮水膜で覆われない箇所
を設けたことを特徴とする保冷材。 - 【請求項2】遮水膜が、保冷剤シートの少なくとも片面
に貼り合わされていることを特徴とする請求項1に記載
の保冷材。 - 【請求項3】遮水膜が、一部に開口を形成した袋状に設
けられており、この袋内に保冷剤シートを収納した状態
で遮水膜が保冷剤シートに貼り合わされていることを特
徴とする請求項1に記載の保冷材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988060412U JPH065574Y2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | 保冷材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988060412U JPH065574Y2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | 保冷材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163124U JPH01163124U (ja) | 1989-11-14 |
| JPH065574Y2 true JPH065574Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31286119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988060412U Expired - Lifetime JPH065574Y2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | 保冷材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065574Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20220412634A1 (en) * | 2017-01-16 | 2022-12-29 | Domtar Paper Company,Llc | Disposable ice pack |
| US12059877B2 (en) | 2018-06-19 | 2024-08-13 | Board Of Trustees Of Western Michigan University | Expandable and/or disposable ice pack |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6416575U (ja) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 |
-
1988
- 1988-05-07 JP JP1988060412U patent/JPH065574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20220412634A1 (en) * | 2017-01-16 | 2022-12-29 | Domtar Paper Company,Llc | Disposable ice pack |
| US12510286B2 (en) * | 2017-01-16 | 2025-12-30 | The Board Of Trustees Of Western Michigan University | Disposable ice pack |
| US12059877B2 (en) | 2018-06-19 | 2024-08-13 | Board Of Trustees Of Western Michigan University | Expandable and/or disposable ice pack |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01163124U (ja) | 1989-11-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1280878C (en) | Dehydrating and water-retaining sheet | |
| US5804241A (en) | Liquid-absorbent sheet and method for storing food using the same | |
| US4485133A (en) | Oxygen absorbent packaging | |
| US5743942A (en) | Desiccant container | |
| US5194315A (en) | Packing sheet | |
| CA2296399A1 (en) | Improved, porous, laminated, super absorbent, hydratable, temperature control pack system | |
| JPH065574Y2 (ja) | 保冷材 | |
| JP3016801B2 (ja) | 除湿用包装袋 | |
| JP2916577B2 (ja) | 吸液シートおよび食品の保存方法 | |
| KR20240131663A (ko) | 일체형 흡습제 더스트 커버 | |
| JPH0524312Y2 (ja) | ||
| JPH0212827B2 (ja) | ||
| JP3469971B2 (ja) | 収納袋 | |
| JPH086216Y2 (ja) | 保冷材 | |
| AU674622B2 (en) | Liquid-absorbent sheet and method for storing food using the same | |
| JPH01189472A (ja) | 保冷材 | |
| JP2546263Y2 (ja) | 生鮮食品用吸水シート | |
| JPH01182273A (ja) | 包装シート | |
| JPH02290483A (ja) | 保冷材 | |
| JPH0653226B2 (ja) | 生鮮品用吸液シート | |
| JPH0212201Y2 (ja) | ||
| JP3558819B2 (ja) | 吸液シートおよび食品の保存法 | |
| JPH068458Y2 (ja) | 発熱体および加熱容器 | |
| JPS5933831Y2 (ja) | 結露防止用シ−ト | |
| JP2915920B2 (ja) | 機能性を有する吸水シート |