JPH0653226B2 - 生鮮品用吸液シート - Google Patents
生鮮品用吸液シートInfo
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- JPH0653226B2 JPH0653226B2 JP1170995A JP17099589A JPH0653226B2 JP H0653226 B2 JPH0653226 B2 JP H0653226B2 JP 1170995 A JP1170995 A JP 1170995A JP 17099589 A JP17099589 A JP 17099589A JP H0653226 B2 JPH0653226 B2 JP H0653226B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Packages (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は鮮魚、食肉、野菜、生花等の生鮮品の輸送又は
保管するに当たり包装・梱包資材として利用する吸液シ
ートに関し、詳細には生鮮品の外観や鮮度等を損なうこ
となく長期間の保存を可能とした生鮮品用吸液シートに
関するものである。
保管するに当たり包装・梱包資材として利用する吸液シ
ートに関し、詳細には生鮮品の外観や鮮度等を損なうこ
となく長期間の保存を可能とした生鮮品用吸液シートに
関するものである。
[従来の技術] 鮮魚等の生鮮品を輸送や保管するに当っては、冷凍や冷
蔵に代表される低温保存手段が汎用されている。この低
温保存手段においては、生鮮品から滲み出るドリップ液
や、包装容器内で生じる結露水や融解水を処理する必要
があり、近年、吸水性高分子材料を使用した吸液シート
が利用されつつある。最も一般的な吸液シートの構成例
としては、不織布シート、吸液層及び不透水性プラスチ
ックシートを順に積層したものがあり、不織布シートを
通過した液体は吸水性高分子材料を配した吸液層内で吸
水保持される。なお前記吸液層からの液の滲み出しは上
記不透水性プラスチックシートにおいて阻止する構造を
採用している。
蔵に代表される低温保存手段が汎用されている。この低
温保存手段においては、生鮮品から滲み出るドリップ液
や、包装容器内で生じる結露水や融解水を処理する必要
があり、近年、吸水性高分子材料を使用した吸液シート
が利用されつつある。最も一般的な吸液シートの構成例
としては、不織布シート、吸液層及び不透水性プラスチ
ックシートを順に積層したものがあり、不織布シートを
通過した液体は吸水性高分子材料を配した吸液層内で吸
水保持される。なお前記吸液層からの液の滲み出しは上
記不透水性プラスチックシートにおいて阻止する構造を
採用している。
[発明が解決しようとする課題] 上記構造の吸液シートによってドリップ液や、融解水等
を吸液処理してしまうことはできるが、輸送や保管の都
合によって一度吸液の行なわれた吸液シートを再度冷凍
する必要が生じたときに、次の様な不都合を引き起こ
す。即ち第5図に示す様に容器6内に鮮魚5(生鮮品の
代表例)と吸液シートSが当接した状態で再凍結される
と、鮮魚5に接している不織布シートは水分が付着した
状態で凍ってしまうため、鮮魚5の表面と該不織布シー
トは凍結氷を介して強力に接着してしまうことになる。
この状態で両者を無理に引き剥そうとすると、鮮魚5の
表皮の一部が破れたり、或は不織布シートが破れて鮮魚
に付着したままとなったりして、商品価値を低下させて
しまうことがある。
を吸液処理してしまうことはできるが、輸送や保管の都
合によって一度吸液の行なわれた吸液シートを再度冷凍
する必要が生じたときに、次の様な不都合を引き起こ
す。即ち第5図に示す様に容器6内に鮮魚5(生鮮品の
代表例)と吸液シートSが当接した状態で再凍結される
と、鮮魚5に接している不織布シートは水分が付着した
状態で凍ってしまうため、鮮魚5の表面と該不織布シー
トは凍結氷を介して強力に接着してしまうことになる。
この状態で両者を無理に引き剥そうとすると、鮮魚5の
表皮の一部が破れたり、或は不織布シートが破れて鮮魚
に付着したままとなったりして、商品価値を低下させて
しまうことがある。
また不織布シートが直接生鮮品に接触されていると、不
織布シートの有する毛細管現象によって生鮮品中の液体
は過剰に吸液シート側へ吸い取られることもあり、吸液
シートを使用することによってかえって生鮮品の鮮度を
低下してしまうこともあった。
織布シートの有する毛細管現象によって生鮮品中の液体
は過剰に吸液シート側へ吸い取られることもあり、吸液
シートを使用することによってかえって生鮮品の鮮度を
低下してしまうこともあった。
そこで本発明者らは、輸送や保管の包装・梱包資材とし
て用いても、再冷凍したときに生鮮品の外観を損ねるこ
とがなく、しかもドリップ液や融解水を適正量吸収する
ことのできる吸液シートを提供する目的で研究を重ね、
本発明を完成した。
て用いても、再冷凍したときに生鮮品の外観を損ねるこ
とがなく、しかもドリップ液や融解水を適正量吸収する
ことのできる吸液シートを提供する目的で研究を重ね、
本発明を完成した。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成し得た本発明は、片面側が孔径0.1〜2m
mの孔が1〜500個/10cm2の割合で形成されている
孔明きプラスチックシート、多面側が不透水性プラスチ
ックシートで形成された袋体の内部に、2枚の紙の間に
粉末状の吸水性高分子材料を配した吸液層が収納されて
なる点を要旨とするものである。
mの孔が1〜500個/10cm2の割合で形成されている
孔明きプラスチックシート、多面側が不透水性プラスチ
ックシートで形成された袋体の内部に、2枚の紙の間に
粉末状の吸水性高分子材料を配した吸液層が収納されて
なる点を要旨とするものである。
[作用及び実施例] 第1図は本発明の代表的な実施例を示す断面説明図であ
る。吸液シートSは、ポリエチレン製の孔明きフィルム
1、吸液層2及びポリエチレン製の不透水性フィルム4
を積層してなり、上記孔明きフィルム1及び不透水性フ
ィルム4はその周縁部同士が接着されている。即ち孔明
きフィルム1の折返し部1b,1bは不透水性フィルム
4の縁部と熱融着又はホットメルト接着剤等によって接
着され、シール部A1を構成する。尚第2図は不透水性
フィルム4に折返し部4bを形成し、これに孔明きフィ
ルム1を接着した例を示す断面説明図である。
る。吸液シートSは、ポリエチレン製の孔明きフィルム
1、吸液層2及びポリエチレン製の不透水性フィルム4
を積層してなり、上記孔明きフィルム1及び不透水性フ
ィルム4はその周縁部同士が接着されている。即ち孔明
きフィルム1の折返し部1b,1bは不透水性フィルム
4の縁部と熱融着又はホットメルト接着剤等によって接
着され、シール部A1を構成する。尚第2図は不透水性
フィルム4に折返し部4bを形成し、これに孔明きフィ
ルム1を接着した例を示す断面説明図である。
一方第3図及び第4図は吸液シートSの全体を示す一部
破断説明図であり、四辺形状の吸液シートSにおいて対
向する1対の縁部は上記シール部A1を形成し、この円
筒状袋体の内部に吸液層2を収納し、残る1対の縁部は
孔明きフィルム1と不透水性フィルム4の各縁部を対面
当接してそのまま接着してシール部A2を形成する。
破断説明図であり、四辺形状の吸液シートSにおいて対
向する1対の縁部は上記シール部A1を形成し、この円
筒状袋体の内部に吸液層2を収納し、残る1対の縁部は
孔明きフィルム1と不透水性フィルム4の各縁部を対面
当接してそのまま接着してシール部A2を形成する。
尚第1、2図の例に示す様に折返し部1b又は4bを形
成してシーリングする構造であれば、吸液層2はシール
部A1の直下まで延設することができ、吸液シートS全
体の吸液性能は可能な限り高めることができる。
成してシーリングする構造であれば、吸液層2はシール
部A1の直下まで延設することができ、吸液シートS全
体の吸液性能は可能な限り高めることができる。
上記の孔明きフィルム1及び不透水性フィルム4はポリ
エチレン製や、ポリプロピレン製などのポリオレフィン
製の他、ナイロン製、ポリエステル製フィルム等を使用
しても良い。また吸液層2は2枚の吸水紙や不織布の間
に粉末状の吸水性高分子材料3を配したものであれば良
く、吸水性高分子材料3としてはポリアクリル酸塩系架
橋性やでんぷん−ポリアクリル酸塩グラフト重合体等公
知のものを使用することができる。
エチレン製や、ポリプロピレン製などのポリオレフィン
製の他、ナイロン製、ポリエステル製フィルム等を使用
しても良い。また吸液層2は2枚の吸水紙や不織布の間
に粉末状の吸水性高分子材料3を配したものであれば良
く、吸水性高分子材料3としてはポリアクリル酸塩系架
橋性やでんぷん−ポリアクリル酸塩グラフト重合体等公
知のものを使用することができる。
一方上記孔明きフィルム1は機械式又はレーザー光線方
式などによってフィルムに穿孔したものであり、ドリッ
プ液や融解水を吸液層2へ適正量通過させると共に、生
鮮品からの過剰な浸透を抑制するためには、フィルム1
に設けられた孔1aの孔径を0.1〜2mmとし、10cm2に
1〜500個配設する。即ち孔径が0.1mm未満か、また
は孔の個数が1個/10cm2未満であると、ドリップ液
等の吸液シートS中への浸入量が少なくなって吸液が適
正に行えなくなり、逆に孔径が2mmを超えるか、または
孔の個数が500個/10cm2を超えると吸液層2への
浸透量が多くなり過ぎて生鮮品の水分等を過剰に抜き取
ることになると共に、特に冷凍保存する場合には、吸液
層に浸入したドリップ液が凍結した氷とシート上の生鮮
品が付着して剥離し難くなってしまう。従って孔明きフ
ィルム1には上記範囲の孔径の孔を上記範囲の個数で設
けなければならない。このときの開孔率は0.1〜5%と
なる。
式などによってフィルムに穿孔したものであり、ドリッ
プ液や融解水を吸液層2へ適正量通過させると共に、生
鮮品からの過剰な浸透を抑制するためには、フィルム1
に設けられた孔1aの孔径を0.1〜2mmとし、10cm2に
1〜500個配設する。即ち孔径が0.1mm未満か、また
は孔の個数が1個/10cm2未満であると、ドリップ液
等の吸液シートS中への浸入量が少なくなって吸液が適
正に行えなくなり、逆に孔径が2mmを超えるか、または
孔の個数が500個/10cm2を超えると吸液層2への
浸透量が多くなり過ぎて生鮮品の水分等を過剰に抜き取
ることになると共に、特に冷凍保存する場合には、吸液
層に浸入したドリップ液が凍結した氷とシート上の生鮮
品が付着して剥離し難くなってしまう。従って孔明きフ
ィルム1には上記範囲の孔径の孔を上記範囲の個数で設
けなければならない。このときの開孔率は0.1〜5%と
なる。
また吸液層2の厚さは生鮮品の梱包をできるだけ阻害し
ないために、薄く形成しておくことが望ましく、通常粉
末状の吸水性高分子材料を2枚の薄葉紙間にエンボス加
工によって挟持する構造とすることが推奨される。
ないために、薄く形成しておくことが望ましく、通常粉
末状の吸水性高分子材料を2枚の薄葉紙間にエンボス加
工によって挟持する構造とすることが推奨される。
(実施例1) 坪量20g/m2の2枚の紙(ティッシュペーパー)間に
粉末状のポリアクリル酸塩系吸水性樹脂(日本触媒化学
工業(株)製のアクアリックCA)を30g/m2の割合
で配した吸液層を使用し、孔明きフィルムとして孔径1.
0mmの孔を10個/10cm2設けた(開孔率0.78%)ポリ
エチレン製フィルムを用い、他面側をポリエチレン製フ
ィルムで形成し、その縁部をヒートシールして400mm
×300mmの矩形状の吸液シートを作製した。
粉末状のポリアクリル酸塩系吸水性樹脂(日本触媒化学
工業(株)製のアクアリックCA)を30g/m2の割合
で配した吸液層を使用し、孔明きフィルムとして孔径1.
0mmの孔を10個/10cm2設けた(開孔率0.78%)ポリ
エチレン製フィルムを用い、他面側をポリエチレン製フ
ィルムで形成し、その縁部をヒートシールして400mm
×300mmの矩形状の吸液シートを作製した。
この吸液シートの孔明きフィルム側を包装面としてマグ
ロの切身を包み込み、5〜6℃で48時間保存し、保存
後の状態を観察した。
ロの切身を包み込み、5〜6℃で48時間保存し、保存
後の状態を観察した。
さらに上記切身を包んだ状態のままで冷凍を行なって、
連結状態における吸液シートの剥離性を観察した。
連結状態における吸液シートの剥離性を観察した。
尚比較例として同条件で、吸液層だけのシート、ポリプ
ロピレン製不織布シート及びポリエチレン製フィルムシ
ートを使用した場合の実験を合わせて行なった。第1表
にその結果を示す。
ロピレン製不織布シート及びポリエチレン製フィルムシ
ートを使用した場合の実験を合わせて行なった。第1表
にその結果を示す。
第1表の結果により明らかな様に、本発明実施例を使用
したものでは、生鮮品の変質を極力抑制でき、しかも凍
結を行なっても生鮮品と吸液シートが接着してしまって
両者のいずれかが破損してしまうといったことは引き起
こさなかった。
したものでは、生鮮品の変質を極力抑制でき、しかも凍
結を行なっても生鮮品と吸液シートが接着してしまって
両者のいずれかが破損してしまうといったことは引き起
こさなかった。
本発明の吸液シートSの形状は上記の図例に限られず、
生鮮品の種類や梱包形態に合わせて任意の形状とするこ
とができる。
生鮮品の種類や梱包形態に合わせて任意の形状とするこ
とができる。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されているので、生鮮品の保存
に適した吸液性能を発揮して生鮮品の変質を極力抑制し
て長期間の保存を可能とした。またこの吸液シートと共
に冷凍を行なっても生鮮品の外観に欠陥を生じる様な不
具合を発生しなくなった。
に適した吸液性能を発揮して生鮮品の変質を極力抑制し
て長期間の保存を可能とした。またこの吸液シートと共
に冷凍を行なっても生鮮品の外観に欠陥を生じる様な不
具合を発生しなくなった。
第1図は本発明の代表的な実施例を示す断面説明図、第
2図は本発明の他の実施例を示す断面説明図、第3図及
び第4図は本発明吸液シートの全体を示す一部破断斜視
説明図、第5図は吸液シートの使用状態を示す説明図で
ある。 1……孔明きフィルム、2……吸液層 3……吸水性高分子材料 4……不透水性フィルム 5……鮮魚、6……容器
2図は本発明の他の実施例を示す断面説明図、第3図及
び第4図は本発明吸液シートの全体を示す一部破断斜視
説明図、第5図は吸液シートの使用状態を示す説明図で
ある。 1……孔明きフィルム、2……吸液層 3……吸水性高分子材料 4……不透水性フィルム 5……鮮魚、6……容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−116628(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】片面側が孔径0.1〜2mmの孔が1〜500
個/10cm2の割合で形成されている孔明きプラスチッ
クシート、他面側が不透水性プラスチックシートで形成
された袋体の内部に、2枚の紙の間に粉末状の吸水性高
分子材料を配した吸液層が収納されてなることを特徴と
する生鮮品用吸液シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1170995A JPH0653226B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 生鮮品用吸液シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1170995A JPH0653226B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 生鮮品用吸液シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0338249A JPH0338249A (ja) | 1991-02-19 |
| JPH0653226B2 true JPH0653226B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=15915165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1170995A Expired - Lifetime JPH0653226B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 生鮮品用吸液シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653226B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06316013A (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-15 | Sankei:Kk | 着色液吸収体 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS599612U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-21 | 株式会社日立製作所 | トランジスタ−駆動回路 |
| JPS621298A (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-07 | 松下電器産業株式会社 | セラミツク多層基板のビイアホ−ル形成方法 |
| JPH0750241Y2 (ja) * | 1986-09-11 | 1995-11-15 | 株式会社鈴江鐵工所 | 自転車用ハブの係止構造 |
| JPS63148964A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-21 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 生鮮食品用吸水シ−ト及びその製造方法 |
| JPH01116628U (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-07 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1170995A patent/JPH0653226B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0338249A (ja) | 1991-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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