JPH0655926A - コンプレッサのシャフト支持構造 - Google Patents

コンプレッサのシャフト支持構造

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JPH0655926A
JPH0655926A JP20895192A JP20895192A JPH0655926A JP H0655926 A JPH0655926 A JP H0655926A JP 20895192 A JP20895192 A JP 20895192A JP 20895192 A JP20895192 A JP 20895192A JP H0655926 A JPH0655926 A JP H0655926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
compressor
pulley
supported
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP20895192A
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English (en)
Inventor
Tomoo Kido
付雄 木戸
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンプレッサの作動時にシャフトが振動する
のを防止することができるコンプレッサのシャフト支持
構造を得ることが目的である。 【構成】 コンプレッサ10のシャフト12の前端部
は、ステー34の一端部に連結されたベアリングケース
30に収容配置された前端部ボールベアリング32によ
って支持されている。これにより、シャフト12はプー
リ14を挟んだ両側で両持ち支持の状態で支持されるこ
とになる。従って、コンプレッサ10が作動している場
合に、シャフト12がプーリ14付近で振動するのを防
止することができる。従って、エアコン作動音を低減さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動源からの駆動力を
プーリを介してシャフトに伝達する車両用エアコン等の
コンプレッサに適用されるコンプレッサのシャフト支持
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エアコンの冷凍サイクルにおい
て、主要な役割を果たすのが蒸気を圧縮するコンプレッ
サである。このコンプレッサの一例が特開平1−112
032号公報に開示されており、以下に簡単に説明す
る。
【0003】図4に示されるように、このコンプレッサ
100はベーンロータ式であり、ハウジング102内に
は周面に複数のベーン104が形成されたロータ106
が配置されている。ロータ106の軸芯両端部にはそれ
ぞれ前端小径部106A及び後端小径部106Bが一体
形成されており、更に前端小径部106Aからは回転軸
108が突出形成されている。回転軸108の先端部に
は、エンジンの出力軸とVベルトで連結されるプーリ1
10が同軸的に配置されている。プーリ110と回転軸
108との間には弾性中空体112が配設されており、
冷媒の圧力に応じてプーリ110と摩擦係合するように
構成されている。
【0004】上記構成によれば、クラッチとして機能す
る弾性中空体112が膨張している状態ではプーリ11
0が回転することによりロータ106及びベーン104
が回転して、ハウジング102に形成された吸入ポート
114から冷媒がベーン104間に吸入された後吐出ポ
ート116側へと押し出される。
【0005】ところで、上述したコンプレッサ100を
シャフト支持構造の観点からみると、シャフト(ロータ
106の後端小径部106B、前端小径部106A、回
転軸108)は後端ベアリング118、前端ベアリング
120、及び先端ベアリング122によってハウジング
102もしくはこれに類する壁部材124に支持されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシャフト支持構造を採ると、プーリ110が先端ベ
アリング122よりも更に先端部側に配置されている
(プーリ110がオーバーハング位置で支持されてい
る)ので、コンプレッサ100が作動すると、図5に示
されるようにプーリ110の配置位置にシャフト曲げ方
向に曲げモーメントMが発生してシャフトが振動すると
いう問題点が生じる。また、振動が発生するとコンプレ
ッサ100が共振し、更にこの振動がエンジンを介して
車体に伝達されて作動音となる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、コンプレッサ
の作動時にシャフトが振動するのを防止することができ
るコンプレッサのシャフト支持構造を得ることが目的で
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動源からの
駆動力をプーリを介してシャフトに伝達する車両用エア
コン等のコンプレッサに適用されるコンプレッサのシャ
フト支持構造であって、前記プーリを貫通した状態に前
記シャフトを配置し、このシャフトの貫通端部をステー
に支持された第1のベアリングによって支持させ、前記
プーリを挟んで前記貫通端部と反対側の位置で、前記シ
ャフトを第2のベアリングによって支持させたことを特
徴としている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、シャフトはプーリを挟んで
第1のベアリング及び第2のベアリングによって支持さ
れる。すなわち、シャフトはプーリ位置を挟んで両持ち
支持されることになる。このため、コンプレッサが作動
している状態において、シャフト曲げ方向への曲げモー
メントが作用しても、シャフトが振動することはない。
従って、コンプレッサの作動音を低減することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2を用いて、本実施例に係
る車両用エアコンのコンプレッサ10について説明す
る。
【0011】図1には本実施例に係るコンプレッサ10
の概略構成図が示されており、図2にはこのコンプレッ
サ10の内部構造を模式的に示した原理図が示されてい
る。このコンプレッサ10は、ピストンの往復運動によ
る容積変化を利用する所謂往復式であり、その中でも斜
板式といわれるコンプレッサである。
【0012】コンプレッサ10は駆動軸となるシャフト
12を備えており、このシャフト12はプーリ14を貫
通した状態に配置されている。従って、プーリ14は、
シャフト12の軸方向の先端部手前に位置している。プ
ーリ14は、図示しないエンジンの出力軸とVリブドベ
ルト16を介して連結されている。プーリ14の内周側
にはボールベアリング18が配設されており、所定のク
ラッチ機構が作動することによりエンジンの出力軸の回
転力をシャフト12に伝達するようになっている。な
お、ボールベアリング18に代えて、ローラベアリング
等を用いてもよい。
【0013】シャフト12の軸方向中間部には斜板20
が配設されており、シャフト12が回転することにより
斜板20がシャフト回りに回転される。この斜板20が
回転することにより、図示しないシリンダ内に緊密に配
置されたピストン22が往復運動して図2の矢印F方向
への圧縮力を発生するようになっている。
【0014】さて、上述したシャフト12の支持構造
は、以下のようになっている。すなわち、シャフト12
の軸方向の後端部は、ハウジング24の後端部内に配設
された後端部ボールベアリング26によって支持されて
いる。また、シャフト12の軸方向の中間部(プーリ1
4よりも斜板20側の部位)は、第2のベアリングとし
ての前端部ボールベアリング28によって支持されてい
る。そして更に、シャフト12の軸方向の前端部は、ベ
アリングケース30内に収容配置された第1のベアリン
グとしての先端部ボールベアリング32によって支持さ
れている。このベアリングケース30は、ステー34の
一端部にボルト36で連結されてエンジンに固定されて
いる。このステー34の他端部は、コンプレッサ10の
エンジンへの取付点となる取付フランジ38にボルト4
0によって共締めされている。なお、コンプレッサ10
は、取付フランジ42、44が設けられた位置でもボル
ト46、48でエンジンに固定されている。
【0015】以下に、本実施例の作用を説明する。クラ
ッチが非作動状態から作動状態に切り換えられた状態に
おいて、コンプレッサ10が作動すると、エンジンの出
力軸の回転力がVリブドベルト16を介してシャフト1
2に伝達される。このため、シャフト12がその軸線回
りに回転し、斜板20が回転される。これにより、ピス
トン22が往復運動して、図2の矢印F方向への圧縮力
を発生する。従って、吸入された蒸気が圧縮されて高圧
状態で吐出される。
【0016】ここで、コンプレッサ10が作動している
状態では、シャフト12がプーリ14を挟んで先端部ボ
ールベアリング32及び前端部ボールベアリング28に
よって支持されている。しかも、先端部ボールベアリン
グ32は、コンプレッサ10ひいてはエンジンに連結固
定されたステー34によって支持されている。従って、
シャフト12は、プーリ14を境にして両持ち支持され
ることになる。このため、プーリ14付近においてシャ
フト曲げ方向への曲げモーメントが生じた場合において
も、充分な曲げ耐力が得られる。この結果、シャフト1
2が振動するのを防止することができる。
【0017】図3には、本実施例のシャフト支持構造に
よる場合の前席におけるエアコン作動音特性が従来構造
と比較したグラフで示されている。なお、実線のグラフ
が従来構造の場合であり、破線のグラフが本実施例の構
造の場合である。また、このグラフは、エンジン回転数
〔rpm〕を横軸にとり、エアコン作動音〔dB〕を縦
軸にとったグラフである。このグラフに示されるよう
に、従来構造による場合は、エンジン回転数が800
〔rpm〕強のときに大きな作動音が生じるが、本実施
例の構造による場合は、ピーク的な作動音は生じないこ
とが判る。なお、エンジン回転数が800〔rpm〕強
のときにおける本実施例の作動音A点と従来構造の作動
音B点との差は約10〔dB〕である。
【0018】このように本実施例では、コンプレッサ1
0のシャフト12をプーリ14を貫通した状態に配置さ
せ、プーリ14を挟んだ両側の位置で、先端部ボールベ
アリング32及び前端部ボールベアリング28によって
支持したので、シャフト12がプーリ14の配置位置付
近で振動することを防止することができ、エアコンの作
動音を著しく低減させることができる。また、この効果
は、コンプレッサ10の耐久性を向上させるという効果
に敷衍される。
【0019】また、ベアリングケース30とステー34
との連結点をコンプレッサ10のエンジンへの取付点と
しても用いたので、コンプレッサ10のエンジンへの取
付座スパン長をLかL’(図1参照)へと長くすること
ができる。従って、コンプレッサ10のエンジンへの支
持剛性を向上させることができる。
【0020】さらに、シャフト12をプーリ14を挟ん
で両持ち支持構造としたことにより、前端部ボールベア
リング28及び後端部ボールベアリング26の各々に作
用する分担荷重を低減させることができる。従って、前
端部ボールベアリング28及び後端部ボールベアリング
26の各々を小型化することができ、その分だけコンプ
レッサ10の容量の増大を図ることができる。
【0021】また、シャフト12のプーリ14付近の振
動を防止することができるので、シャフト12とハウジ
ング24とのシール部から冷媒等が洩れるのを防止する
ことができる。
【0022】なお、本実施例では、本発明を車両用エア
コンに用いられるコンプレッサ10に適用したが、これ
に限らず、Vリブドベルト16を用いてプーリ14を回
転させることによりシャフト12を回転駆動させる構造
のコンプレッサ10であればすべて適用することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
プレッサのシャフト支持構造は、プーリを貫通した状態
にシャフトを配置し、プーリを挟んで両側の位置でステ
ーに支持された第1のベアリング及び第2のベアリング
によってシャフトを支持させたので、コンプレッサの作
動時にシャフトが振動するのを防止することができると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたコンプレッサの概略構造を
示す概略構成図である。
【図2】図1のコンプレッサの内部構造を模式的に示す
原理図である。
【図3】図1のコンプレッサを用いた場合のエアコン作
動音特性を従来技術との比較で示すグラフである。
【図4】従来例に係るコンプレッサの概略構造を示す図
1に対応する概略構成図である。
【図5】図4のコンプレッサのシャフト支持構造を模式
的に示す模式図である。
【符号の説明】
10 コンプレッサ 12 シャフト 14 プーリ 28 前端部ボールベアリング(第2のベアリング) 32 先端部ボールベアリング(第1のベアリング) 34 ステー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源からの駆動力をプーリを介してシ
    ャフトに伝達する車両用エアコン等のコンプレッサに適
    用されるコンプレッサのシャフト支持構造であって、 前記プーリを貫通した状態に前記シャフトを配置し、 このシャフトの貫通端部をステーに支持された第1のベ
    アリングによって支持させ、 前記プーリを挟んで前記貫通端部と反対側の位置で、前
    記シャフトを第2のベアリングによって支持させたこと
    を特徴とするコンプレッサのシャフト支持構造。
JP20895192A 1992-08-05 1992-08-05 コンプレッサのシャフト支持構造 Pending JPH0655926A (ja)

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JPH0655926A true JPH0655926A (ja) 1994-03-01

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