JPH0656228U - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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JPH0656228U
JPH0656228U JP105493U JP105493U JPH0656228U JP H0656228 U JPH0656228 U JP H0656228U JP 105493 U JP105493 U JP 105493U JP 105493 U JP105493 U JP 105493U JP H0656228 U JPH0656228 U JP H0656228U
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JP
Japan
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heat insulating
vinyl chloride
insulating material
wall panel
wall
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Pending
Application number
JP105493U
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English (en)
Inventor
村 良 夫 松
田 桂 三 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
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Publication date
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Publication of JPH0656228U publication Critical patent/JPH0656228U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築基準法施行令における耐火構造の外壁の
基準の要求に満足でき、しかも各構成部材の接合面での
接着剤の剥がれを極力防止するとともに、断熱性能を向
上させ、しかも軽量化による作業性を向上させる。 【構成】 柱間に敷設され、耐火構造を有する外壁を構
成する壁パネル10であって、矩形状の金属板5と無機
材料成形板4との間に、無機充填材を含有する塩化ビニ
ル系樹脂または塩素化塩化ビニル系樹脂を主成分とする
発泡体からなる準不燃性以上の断熱材12を介在させた
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築基準法施行令の耐火構造の外壁の基準である「1時間以上耐え る性能を有する耐火構造」の要求を満足しながら、断熱性能を高め、しかも敷設 作業性に優れた壁パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築基準施行令第107条では、耐火建築物の耐火構造について部位別に規定 されており、「外壁のうちの非耐力壁で延焼のおそれのある部分について、1時 間以上の耐火性能」が要求されている。
【0003】 そして、前記令107条第1号および第2号の規定に基づき、1時間以上耐え る性能を有する耐火構造の外壁の一つとして、「気泡コンクリート・石綿パーラ イト板・珪藻土もしくは石綿を主材料とした断熱材の両面に、石綿スレート・石 綿パーライト板または石綿珪酸カルシウム板(以下、けいカル板という)を張っ たもので、その厚さの合計が3.5cm以上のもの」が挙げられている(昭和3 9年7月10日.建設省告示第1675号)。
【0004】 この耐火性能の要求に答え、しかもパネル化したものとして、例えば図3に示 す断面構造を有する壁パネルが知られている。 即ち、断熱材2として、ALC(Autoclaved Lightweight Concrete) パネルを 使用し、この断熱材(ALCパネル)2の両面に、接着剤3を介して金属板5を 張り付けて壁パネル1を構成したものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、ALCは硬くその線弾性係数と金属板 の線膨張係数との間にかなり大きな開き(差)があるため、温度変化が大きくな るに従って両者の接合面にかなり大きな応力が発生してしまい、この応力によっ て金属板とALCとを接合させている接着剤が剥がれ易くなってしまういった問 題点があった。
【0006】 本考案は上記に鑑み、建築基準法施行令における耐火構造の外壁の基準の要求 を満足でき、しかも各構成部材の接合面での接着剤の剥がれを極力防止するとと もに、断熱性能を向上させ,しかも軽量化による作業性を向上させたものを提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る壁パネルは、柱間に敷設され、耐火構 造を有する外壁を構成する壁パネルであって、矩形状の金属板と無機材料成形板 との間に、無機充填材を含有する塩化ビニル系樹脂または塩素化塩化ビニル系樹 脂を主成分とする発泡体からなる準不燃性以上の断熱材を介在させたことを特徴 とするものである。
【0008】 ここに、前記矩形状の金属板と無機材料成形板との間に断熱材を介在させたも のを一対用意し、前記無機材料成形板同志を接合させることもできる。
【0009】
【作用】
上記のように構成した本考案によれば、温度変化に伴う金属板と無機材料成形 板との間の相対的な変位(ずれ)を、この間に介在させた断熱材をその面方向に 変形させることによって吸収することができ、これによって金属板と断熱材との 接合面、及び断熱材と無機材料成形板との接合面での応力の発生を防止して、こ の接合面での接着剤の剥がれを極力防止することができる。しかも、断熱材は、 準不燃性以上のものであるので、耐火構造の外壁の基準を満足することができる とともに、優れた断熱特性を有しているので、断熱性能を向上させることができ る。
【0010】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を、図1及び図2を参照し、上記図3に示す従来例と 同一の部材には、同一の符号を付して説明する。
【0011】 本実施例において、断熱材12として、無機充填材を含有する塩化ビニル系樹 脂または塩素化塩化ビニル系樹脂を主成分とする発泡体からなる準不燃性以上の ものが使用されている。そして、この断熱材12の一方の面に接着剤3を介して 無機材料成形板としてのけいカル板4を、他方の面に接着材3を介して金属板5 をそれぞれ接合させたサンドイッチ構造のものが一対用意され、けいカル板4、 4同志を互いに接着剤3で面接合することによって、壁パネル10が構成されて いる。
【0012】 すなわち、けいカル板4はけいカル板同志及び断熱材12と、断熱材12はけ いカル板4及び金属板5と、金属板5は断熱材12とそれぞれ接着剤3を介して 接合され、けいカル板4と金属板5との間に断熱材12が介在されて、両者4, 5が直接接合しないようなされている。
【0013】 ここに、前記けいカル板4、4同志の接合は、その一方のサンドイッチ構造に おけるけいカル板4の継ぎ目4aが他方のサンドイッチ構造におけるけいカル板 4の面内に位置するよう、即ち両継ぎ目4a,4aが互いに対面しないようにし て行われている。
【0014】 このように互い違いにけいカル板4,4同志を接合させることによって長尺化 を図り、また、中央のけいカル板4、4を挟んで左右同一構造とすることにより 、壁パネル10に撓みが発生するのを防止することができる。
【0015】 前記無機充填材を含有する塩化ビニル系樹脂または塩素化塩化ビニル系樹脂を 主成分とする発泡体からなる準不燃性以上の断熱材12について、以下に説明す る。なお、準不燃以上とは、準不燃あるいは不燃という意味であり、それぞれ昭 和59年建設省告示第1372号、昭和45年建設省告示第1828号で規定さ れている。
【0016】 この断熱材12に用いる塩化ビニル系樹脂(以下、PVCと称す)とは、ポリ 塩化ビニル単独または塩化ビニルを50重量%以上含有する塩化ビニル系共重合 体あるいはそれらと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ポリウレタン、 アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、塩素化塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエ チレン、メタクリル酸エステル−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−酢酸 ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体などポリ塩化ビニルと相 溶性を有する樹脂の少なくとも1種以上との混合物であり、この混合物中、ポリ 塩化ビニル単独または塩化ビニルを50重量%以上含有する塩化ビニル系共重合 体が50重量%以上であるような混合物が挙げられる。
【0017】 一方、塩素化塩化ビニル系樹脂(以下、CPVCと称す)とは、ポリ塩化ビニ ル単独または塩化ビニルを50重量%以上含有する塩化ビニル系共重合体を塩素 化した樹脂、及び、このCPVCと相溶性を有するブレンド用樹脂、例えば、塩 化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ポリウレタン、アク リロニトリル−ブタジエン共重合体、塩素化ポリエチレン、メタクリル酸エステ ル−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル −塩化ビニリデン共重合体などのうち、少なくとも1種以上との混合物であり、 この混合物中のブレンド用樹脂の量が50重量%以下であるものが含まれる。
【0018】 また、無機充填材としは、例えば無機繊維状物と無機粒状物が挙げられる。こ のうち、無機繊維状物は、高温に晒した時の体積保持効果が良好である。無機繊 維状物としては、平均繊維長が1μm以上、好ましくは10μm〜50mm程度 のガラス繊維、岩綿、グラスファイバー、セラミック繊維、アルミナ繊維、炭素 繊維、石英繊維、ホウ素繊維、各種金属繊維、各種ホイスカー等が挙げられ、こ れらの繊維は、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。しかしながら、発 泡成形のし易さ、得られる発泡体の諸特性、コスト等の点から、岩綿が最も好ま しい。
【0019】 また無機粒状物としては、平均粒子径が0.01〜300μm、好ましくは、 0.01〜100μm程度のタルク、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸 化マグネシウム、酸化亜鉛、雲母、ベントナイト、クレー、シリカ等が好適であ る。
【0020】 かかる無機充填材の含有量は、発泡体中に含有されるべき量及び発泡倍率並び にコスト等を考慮して定められるが、通常PVC及び/またはCPVC100重 量部に対して、無機繊維については2重量部以上、好ましくは5重量部以上、更 に好ましくは、10重量部以上であることが望ましい。無機粒状物については、 198重量部以上、好ましくはは300重量部以上である。
【0021】 断熱材12を構成する材料として用いられるPVC発泡体またはCPVC発泡 体は、特定の溶剤を使用して、特に衛生上問題のない岩綿等を多量に含有させ、 高発泡を可能とした本出願の出願人の出願である、例えば国際出願PCT/JP 89/00362号明細書、あるいは特開昭63−264645号公報に開示し た方法等によって製造される。
【0022】 無機充填材を含有するこれらの発泡体の発泡倍率は、50倍以上にするのが好 ましく、燃焼時の発熱量、発煙量及び経済性を考慮する場合には、更に高発泡倍 率を有する発泡体とすることが望ましく、好ましくは60倍以上、更に好ましく は80倍以上である。しかしながら、発泡倍率が200倍を超える場合には、正 常な発泡体を製造することが困難なうえ、仮に良好な発泡体が得られたとしても 強度等の物性が不充分となるため、200倍以下であることが望ましい。
【0023】 このような断熱材12を構成する材料としての発泡体は、熱伝導率、圧縮強度 、吸水率、加工性の面で優れた性能を有し、しかも断熱性及び耐火性において優 れた機能を発揮し、断熱性能、耐火性能、耐水性能に優れ、しかも軽量で人体に 対する安全性にも優れ、更に剛性にも富んでいる。
【0024】 即ち、断熱材12は、準不燃性以上のものであるので、耐火構造の外壁の基準 である「1時間以上の耐火性能」を所定の厚さで満足させることができるととも に、前記ALCの熱伝導率は、0.125Kcal/m・hr・℃程度であるが、前記構 成の断熱材12の熱伝導率は、0.034Kcal/m・hr・℃程度とALCに比べて 遙に小さく、これによって断熱性能を向上させることができる。また、重量につ いても、前記ALCの比重が約0.5であるのに対し、前記断熱材12の比重は 、約0.1と遙に軽く、軽量化を図ることができる。
【0025】 しかも、線膨張係数の違いに基づく温度変化に伴う金属板5とけいカル板4と の間の相対的な変位(ずれ)を、この間に介在させた断熱材12をその面方向に 変形させることによって吸収することができ、これによって金属板5と断熱材1 2との接合面、断熱材12とけいカル板4との接合面、更にはけいカル板4,4 同志の接合面での応力の発生を防止して、これら接合面での接着剤3の剥がれを 極力防止することができる。
【0026】 図2は、前記壁パネル10の一使用例を示すもので、この使用例は、C型鋼か らなる柱20を備え、室内側に内装材21が張設されたものの室内側に壁パネル 10を張設するようにした例を示すものである。
【0027】 即ち、壁パネル10を、柱(C型鋼)20に当接させつつ所定の位置に位置決 めし、この当接部に柱20に達するネジ22を打ち込むことで、壁パネル10を 室外側に固定する。この作業を順次平面状に行って、建屋の外周を壁パネル10 で覆い、これによって外壁を形成するのであり、この時、壁パネル10は比較的 軽量であるので、この壁パネル10の敷設の際の作業性を向上させて、この作業 を簡易に行うことができる。
【0028】
【考案の効果】
本考案は上記のような構成であるので、建築基準法施行令における耐火構造の 外壁の基準の要求を満足でき、しかも各構成部材の接合面に応力が発生すること を防止して、ここでの接着剤の剥がれを極力防止することができる。
【0029】 しかも、外壁全体としての断熱性能を向上させるとともに、壁パネルは比較的 軽量であるので、この壁パネルの敷設の際の作業性を向上させて、この作業を簡 易に行うことができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示す実施例の一使用例を示す断面図であ
る。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
3 接着剤 4 けいカル板(無機材料成形板) 5 金属板 10 壁パネル 12 断熱材 20 柱(C型鋼) 21 内装材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱間に敷設され、耐火構造を有する外壁
    を構成する壁パネルであって、矩形状の金属板と無機材
    料成形板との間に、無機充填材を含有する塩化ビニル系
    樹脂または塩素化塩化ビニル系樹脂を主成分とする発泡
    体からなる準不燃性以上の断熱材を介在させたことを特
    徴とする壁パネル。
  2. 【請求項2】 前記矩形状の金属板と無機材料成形板と
    の間に断熱材を介在させたものを一対用意し、前記無機
    材料成形板同志を接合させたことを特徴とする請求項1
    記載の壁パネル。
JP105493U 1993-01-20 1993-01-20 壁パネル Pending JPH0656228U (ja)

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JP105493U JPH0656228U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 壁パネル

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JP105493U JPH0656228U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 壁パネル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114319760A (zh) * 2021-12-20 2022-04-12 安徽森泰木塑科技地板有限公司 一种石塑阻燃装饰墙板

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