JPH0656312U - 玄関などの上り框 - Google Patents
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- JPH0656312U JPH0656312U JP405393U JP405393U JPH0656312U JP H0656312 U JPH0656312 U JP H0656312U JP 405393 U JP405393 U JP 405393U JP 405393 U JP405393 U JP 405393U JP H0656312 U JPH0656312 U JP H0656312U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上り框の一部を構成する敷台兼用補助框を略
水平になるまで回動可能とし、この回動された敷台兼用
補助框を敷台として用いることで、製作コストが安く、
且つ安全な敷台機能を有する上り框を提供する。 【構成】 上り框1を框本体1aと敷台兼用補助框1b
とを有する構成とし、この框本体1aの上面18と、起
立された敷台兼用補助框1bの上端面17とが略面一に
構成され、しかも該敷台兼用補助框1bが、起立状態に
ある該敷台兼用補助框1bの下部側を回動中心Sとして
上り框1の前方向に略水平となるまで回動可能に構成し
た上り框。
水平になるまで回動可能とし、この回動された敷台兼用
補助框を敷台として用いることで、製作コストが安く、
且つ安全な敷台機能を有する上り框を提供する。 【構成】 上り框1を框本体1aと敷台兼用補助框1b
とを有する構成とし、この框本体1aの上面18と、起
立された敷台兼用補助框1bの上端面17とが略面一に
構成され、しかも該敷台兼用補助框1bが、起立状態に
ある該敷台兼用補助框1bの下部側を回動中心Sとして
上り框1の前方向に略水平となるまで回動可能に構成し
た上り框。
Description
【0001】
この考案は玄関などの上り框の一部を用いて、玄関ホール、廊下などの床板面 と、コンクリート土間などの玄関床の床面との間に敷台を随時、必要に応じて構 成し得るようにした上り框の提供に関する。
【0002】
木造家屋などの玄関では、一般にコンクリート土間などの玄関床の床面から玄 関ホールなどの床板面との間に比較的大きな段差が設けられていることが多く、 この段差が身体障害者、老人、幼児などの出入りの障害となる不都合があった。
【0003】 又、かゝる玄関などに設けられている段差は、この段差の下段がコンクリート 土間などで構成されていることが多く、この結果、身体障害者、老人、幼児など が誤って玄関ホールなどから該コンクリート土間に落ちて怪我を負うなどの不都 合があった。
【0004】 かゝる点から通例玄関の上り框の前方の土間面にボックス状の敷台あるいは敷 石を設け、土間から玄関ホールなどに対する出入り時の段差を二分することで、 出入り時の不都合、特に身体障害者、老人、幼児などの出入り時に生ずる不都合 を解消し、これらの者が無理なく出入りできるようになすと共に、重い物を持っ ての容易な出入りなどを可能とし、あるいは玄関フロアーからの落下などに際し て、極力怪我を生じないように配慮していた。
【0005】 しかしながら、かゝる敷台あるいは敷石の設置は、これらの敷台あるいは敷石 がコンクリート土間などの玄関床に常設されていることから、玄関床の効率的な 使用を損う不都合があり、特に、玄関床での歩行あるいは作業などの障害になる と共に、清掃などの障害になるなどの不都合を有していた。
【0006】 又、かゝる敷台あるいは敷石は、使用によってもたらされる利便さに比して比 較的設置コストが割高であり、又撤去あるいは移動に多くの人手と時間を要する などの不都合を有しており、コンクリート土間などの玄関床を広く用いたい場合 などに対し、容易に対応し難い不都合を有していた。
【0007】 かゝる点から、用意した敷台を、不使用時には廊下、床面の下方に向けて上り 框に設けたガイド部内に収納し、必要に応じて該ガイド部内から引き出すことで 、土間と廊下の床面との間にある段差部に敷台を設けるようにした框下スライド 敷台がある。 この框下スライド敷台の典型例として、実開昭57−119031の公報記載 の考案では、玄関などの入口部に土間と、廊下などの床面相互間に設けられた段 差部に、土間面に対して平行に出没し得るスライド敷台を設けた構成を示してい る。
【0008】
しかしながら、この実開昭57−119031の公報記載に係る框下スライド 敷台は、段差部に設けられたスライド敷台が出入りに際しての登り降り動作時に 収納手段としてのガイド部内に向けて摺動する虞れがあり、又、かゝる登り降り 動作に先立って該スライド敷台を収納手段としてのガイド部内から充分に引き出 し固定しなかった場合には、該スライド敷台が登り降り動作に伴って収納手段と してのガイド部から更に摺り出すように移動する虞れがあり、いずれも登り降り 動作を困難にすると共に、転倒などの事故をもたらす原因となりかねない不都合 を有していた。
【0009】 又、この実開昭57−119031の公報記載に係る框下スライド敷台は、敷 台の前縁側に物が突き当ったり、前縁に物があたるようにして乗り上げられたり するなど該前縁に対して、このスライド敷台の引っ込み方向に向けて力が作用し た場合、比較的簡単に収納手段としてのガイド部内に滑り入ることゝなり、敷台 としての機能を果せなくなる不都合を有していた。
【0010】 又、この実開昭57−119031の公報記載に係る框下スライド敷台は、ス ライド敷台の円滑な出し入れの為の構造と、引き出し使用されるスライド敷台に 対して充分な荷重に耐え得る支承の為の構造とをもたらすために、このスライド 敷台の収納手段として用いられるガイド部の構成が複雑とされ、且つ当該ガイド 部の作成に多くの施工手間を要する不都合を有していた。
【0011】 本考案は、かゝる従来における框下スライド敷台の不都合に鑑み、使用しない 場合においては玄関などの上り框として機能し、しかも出入りなどの登り降り動 作に際しては敷台として機能すると共に、この敷台として機能している敷台兼用 補助框が、出入りに際しての登り降り動作、あるいは該敷台兼用補助框の前縁に 対しての押動力の作用などによって妄りに動くことのない構成を有する上り框の 提供を目的としている。
【0012】
本考案に係る玄関などの上り框1は、叙上の目的を達成するものとして、請求 項1の考案では、框本体1aと敷台兼用補助框1bとを備えた上り框1とし、こ の框本体1aの上面18と、起立された敷台専用補助框1bの上端面17とが略 面一に構成されていると共に、この敷台兼用補助框1bが、この起立状態にある 敷台兼用補助框1bの下部側20を回動中心Sとし、上り框1の前方向に略水平 となるまで回動可能となるように、上り框1を構成している。
【0013】 次いで請求項2の考案では、前記の敷台兼用補助框1bを備えた上り框1にお いて、この敷台兼用補助框1bを起立状態において上方に引き上げた後、この上 方に引き上げられ、且つ起立状態にある敷台兼用補助框1bの下部側20を回動 中心Sとして、上り框1の前方向に該敷台兼用補助框1bが略水平となるまで回 動可能となるように上り框1を構成している。
【0014】
【作用】 敷台兼用補助框1bは、起立状態にあるこの敷台兼用補助框1bの下部側20 を回動中心Sとして、上り框1の前方向に略水平となるまで回動可能に構成して あることから、この略水平となるまで回動された敷台兼用補助框1bが敷台とし て機能すると共に、回動前の、即ち起立状態にある敷台兼用補助框1bは通例の 上り框として機能する。
【0015】 起立状態にある敷台兼用補助框1bを上方に持ち上げた後、この持ち上げ位置 にある起立状態の該敷台兼用補助框1bが、その下部側20を回動中心Sとして 、上り框1の前方向に略水平となるまで回動可能に構成されていることから、起 立されている該敷台兼用補助框1bにおける上端面17と回動中心Sとの間の間 隔L’を、上り框1の上面18とコンクリート土間などの玄関床2の面との間の 間隔Lに対して相対的に大きく設け得るように機能する。
【0016】
以下、本考案に係る典型的な実施例について説明する。 図1は、本考案に係る上り框の典型的な一実施例の要部を、敷台兼用補助框1 bを取り除いた状態で示すと共に、この敷台兼用補助框1bを仮想線として示し ている。 図2は、この上り框1における敷台兼用補助框1bを上り框1として用いてい る状態の要部を示しており、図3は、この敷台兼用補助框1bを上り框1の前方 向に略水平になるまで回動させることで敷台として機能させた状態の要部を示し ている。 図4〜図6は、玄関などの上り框1を、この上り框1の設けられている玄関床 2及び玄関ホールなどの床板3部分などの要部と共に断面で示したものであって 、図4は敷台兼用補助框1bを起立した状態、即ち、該敷台兼用補助框1bを框 本体1aに密着状態に組付けて該敷台兼用補助框1bを上り框1として用いてい る状態を示している。 図5は、この起立状態にある敷台兼用補助框1bを上方に引き上げ、この上方 に引き上げられ且つ起立状態にある敷台兼用補助框1bを回動する直前の状態を 示し、図6は、この敷台兼用補助框1bを支持突起4を回動中心Sとして上り框 1の前方向に該敷台兼用補助框1bが略水平となるまで回動した状態を示してい る。
【0017】 本実施例の対象とされる上り框1は、木造家屋などの玄関のコンクリート土間 である玄関床2と、玄関ホール、廊下などの床板3との間に構成される段差部の 框として用意された各種の構成からなる全ての上り框であって、構成される玄関 の構造に見合った構造を有し、夫々の構造に見合った取付け構造のもとに取付け られる全ての態様の框を含むものである。又、玄関以外に、例えば勝手口の上り 框1なども対象とされる。
【0018】 図示例は、かゝる上り框1を備えた玄関部分の典型的な構造を示すものであっ て、コンクリート製の基礎5上にモルタル6を介して土台7を組付け、この土台 7上に根太8を設けると共に、この根太8に床板3、3…を張り込んでいる。 そして、この土台7の前面側、即ち玄関床2の側に上り框1を設け、この上り 框1の上端に設けた段差部9に前記床板3の側縁部が収まるようにして、この上 り框1の上面と、床板3の上面とが面一になるように構成してある。 又、玄関のコンクリート土間である玄関床2は、盛土2a上にコンクリート床 2bが打設、形成してあると共に床仕上げとしてのモルタル10が該コンクリー ト床2bと、これに続いている立上り面である基礎5及び土台7の面に塗りつけ られており、このモルタル10によってタイルなどの化粧材11が玄関床2と、 これに続く立上り面に設けてある。
【0019】 図示例の上り框1は、框本体1aと、この框本体1aと共に上り框1を構成す る敷台兼用補助框1bとで構成されている。 この上り框1及び框本体1aは玄関床2と、玄関ホール、廊下などの床板3と の間の段差部の上り框として構成されており、本明細書では、この玄関床2に面 している側(図1における面Mの側)を該上り框1及び框本体1aの前面と称し 、この上り框1及び框本体1aを基準にして玄関床2の方向(図1における矢印 Yの方向)を上り框1及び框本体1aの前方と称する。 又、上り框1及び框本体1aに対する人の出入り方向(図1における矢印X方 向)の面は通例長尺の角材で構成される上り框1及び框本体1aにおいてそば面 をなすものであり、この上り框1、框本体1aにおける人の出入り方向は、その 短幅側を示すことから、本明細書では、この人の出入り方向を上り框1、框本体 1aの幅方向と称する。 又、上り框1及び框本体1aに対する人の出入り方向に直交する方向(図1に おける矢印Z方向)は、通例長尺に構成されていることから、本明細書では、こ の出入り方向に直交する方向を上り框1及び框本体1aの長さ方向と称する。
【0020】 上り框1の一部をなす框本体1aは、縦断面が略四角形の角材などで構成され ていると共に、下方に空所21を有するように設けられている。 又、この上り框1の一部をなす框本体1aは、その前面22側に、該框本体1 aの幅方向に凹む欠切状の凹状部12を有している。 この凹状部12は、框本体1aの上下方向に抜けた空所として構成してあり、 框本体1aの長さ方向に亘って設けてある。即ち、平面から見た際に、前方を向 いた略長方形状の欠所状態に凹状部12が設けられている。
【0021】 かゝる框本体1aにおける凹状部12の両側、即ち、框本体1aの長さ方向の 側にある凹状部12の夫々に向き合っている面12a、12aに連続した面12 bが該面12aの下方に設けられるように框本体1aにおける前記凹状部12の 側方にある支承部1a’の下方に適宜の支承部材13を組付けるようにしている 。 この框本体1aの支承部1a’の下方に設けられる支承部材13は、この框本 体1aの長さ方向の全幅に亘って設けてあっても良く、追って説明する敷台兼用 補助框1bを支承し得る構成を有するものであれば該框本体1aの下方の一部分 に設けられているものであっても良い。
【0022】 かゝる構成からなる框本体1aと支承部材13の構成する面12a、12bに 対し、ガイド溝14、15を有する金具16を取付ける。 この金具16は、一個の金具にガイド溝14とガイド溝15とを有していても 良く、又、夫々のガイド溝を有する二個の金具として構成されていても良い。
【0023】 この金具16に設けられるガイド溝14とガイド溝15とは、上下方向に略鉛 直に設けられ且つ略同一線上に設けられた支承溝部14a、15aを有すると共 に、上部側にあるガイド溝14の支承溝部14aには框本体1aの前方に向けて 略弧状の逃げ溝部14bが設けてあり、この逃げ溝部14bの上部側には、追っ て説明するガイド溝15に設けられた支承凹部15cの略上方の位置を円弧の頂 部とする弧状凹溝部14cが該逃げ溝部14bと支承溝部14aとに連通するよ うに設けてあり、この弧状凹溝部14cの一方の側の弧状縁が支承溝部14aに おける後方側(框本体1aにおける後方側)の溝部に連続する構成としてある。
【0024】 又、下部側にあるガイド溝15には、その支承溝部15aの上部に略水平の導 入溝部15bが該支承溝部15aに連続して前記框本体1aの前方に向けて設け てあると共に、この支承溝部15aと導入溝部15bとの交わる位置の内側、即 ち、支承溝部15aと導入溝部15bとが連通している屈曲部の内側に前記支持 突起4の収まる支承凹部15cが設けられている。
【0025】 尚、叙上のガイド溝14、15の長さ関係及び相互の形状関係は、このガイド 溝14に嵌め入れられている敷台兼用補助框1bの支持突起4aが前記弧状凹溝 部14cに位置づけられた際に、ガイド溝15に嵌め入れられている支持突起4 bが支承凹部15cの稍々上方に位置し、しかも該支持突起4bが支承凹部15 cに支承された際に弧状凹溝部14cにあった支持突起4aが該弧状凹溝部14 cから逃げ溝部14bに案内される長さ関係及び位置関係にあることが好ましく 、この逃げ溝部14bの形状は、前記の支承凹部15cにある支持突起4bを回 動中心Sとして逃げ溝部14bにある支持突起4aが回動する弧状の軌跡上に、 これと同一の曲率をなす弧状の溝として構成されているのが好ましい。
【0026】 尚、前記の実施例におけるガイド溝14、15は、支承溝部14a、15aが 同一の線上に位置するように設けてあるが、追って説明する敷台兼用補助框1b に設けられる支持突起4a、4bの突設位置に対応していれば良く、この支承溝 部14a、15aを同一線上に設けないで構成することも可能である。
【0027】 又、前記ガイド溝15における支承凹部15cは、追って説明する敷台兼用補 助框1bにおける支承突起4bの中心と、該敷台兼用補助框1bの背面23との 間の距離tと、同一の距離tを框本体1aの下面24との間に有する位置に設け てある。(図6参照)
【0028】 尚、前記の金具16を設けることなく框本体1aの面12a及び支承部材13 の面12bに前記と同様のガイド溝14、15を設けても良く、あるいは、この ガイド溝14、15部分だけを構成する溝状の補強金具を用いても良い。又、金 具とすることなく、例えばプラスチック板などの他の材料を用いて構成してあっ ても良い。
【0029】 かくして構成された敷台兼用補助框1bの取付け空間に収められる敷台兼用補 助框1bは、概ね盤状に構成されていると共に、前記のガイド溝14、15に収 まる支持突起4を有している。 こゝで敷台兼用補助框1bは、通例上り框1を構成する手段として用いられる ことから、本明細書では、図4に示した状態で框本体1aと共に上り框1を構成 するものである。即ち、敷台兼用補助框1bは、これを上り框1として用いる際 に前記の框本体1aにおける凹状部12内に収まる形状、寸法とし、図2及び図 4に示すように、これを上り框1として用いる際に、この図2及び図4に示す状 態で、該敷台兼用補助框1bの上端面17と框本体1aの上面18とが略面一に 構成され、且つこの状態で、該敷台兼用補助框1bの前面19と框本体1aの前 面22とが略面一となる構成としてあると共に、この状態で、該敷台兼用補助框 1bの下部側20が上り框1の下方にある空所21の前方を略塞ぐように、該敷 台兼用補助框1bが前記の状態で、玄関床2と上り框1の上面18との間に生ず る段差に相当する立上り幅に構成されている。
【0030】 このように框本体1aの凹状部12内に、框本体1aの上面18に上端面17 を揃え、且つ框本体1aの前面22に前面19を揃えた状態で収められた敷台兼 用補助框1bは、この敷台兼用補助框1bの両側にある面25に前記ガイド溝1 4に収まる支持突起4aと、前記ガイド溝15に収まる支持突起4bを有し、こ の支持突起4a、4bを前記ガイド溝に係合させることによって前記の状態、即 ち上り框1の一部を構成させるのに用い、あるいは該敷台兼用補助框1bを上り 框1の前方に回動させて、略水平の状態とし、これを敷台として用いるようにし ている。
【0031】 かゝる点から、本明細書では、図2及び図4に示されるように、敷台兼用補助 框1bが框本体1aと共に、上り框1として用いられている状態、即ち、敷台兼 用補助框1bが敷台として前方に倒し込まれる以前の状態の敷台兼用補助框1b を、“起立された敷台兼用補助框”および“起立状態にある敷台兼用補助框”と 称する。 又、かゝる点から、この図2及び図4に示される起立状態にある敷台兼用補助 框1bを前提として、敷台兼用補助框1bにおける玄関床2に面している側を前 面19と称し、框本体1aに接している側を背面23と称している。又、この状 態にある敷台兼用補助框1bを前提として、敷台兼用補助框1bの略中央より上 部にある側を上部側26、略中央より下部にある側を下部側20と称している。
【0032】 かゝる構成からなる敷台兼用補助框1bに設けられる支持突起4aと支持突起 4bとは、前記のガイド溝14の支承溝部14aの底部と、ガイド溝15の支承 溝部15aの底部との間の間隔と略同長の間隔を隔てゝ設けてあるのが好ましく 、又敷台兼用補助框1bにおける下部側20にある支持突起4bと、該敷台兼用 補助框1bの底面27との間の寸法kを、敷台兼用補助框1bが図6に示すよう に略水平位置まで回動した際に、この敷台兼用補助框1bの下部側20の背面2 3が框本体1aの下面24に当接し得る長さに設けてある。
【0033】 尚、前記の敷台兼用補助框1bには、その前面19の側に、その上部側26と 下部側20とを略区分するように、この上部側26を下部側20よりも前方に向 けて隆起させることによって顎部28を設けてあり、この顎部28を用いて該敷 台兼用補助框1bを上方に持ち上げ可能になすと共に、この顎部28によって、 一般的な上り框1としての外観を該敷台兼用補助框1bにもたらすようにしてあ る。 かゝる点から、この敷台兼用補助框1bの設けられていない框本体1a部分に おいても、この敷台兼用補助框1bにおける顎部28に連続した段差を生ずるよ うに、この顎部28部分と框本体1aの下面24を揃えるように構成するのが好 ましい。
【0034】 叙上構成からなる敷台兼用補助框1bは、図4の状態において、この敷台兼用 補助框1bの背面23を框本体1aの凹状部12の前面側に密着した状態で起立 されており、上り框1として機能とされている。 この際に、敷台兼用補助框1bの支持突起4a、4bは夫々ガイド溝14、1 5における支承溝部14a、15aの底部にあって、この敷台兼用補助框1bを 起立状態に安定に保持している。
【0035】 次いで図5に示すように顎部28に手をかけて敷台兼用補助框1bを上方に引 き上げることによって、この敷台兼用補助框1bの支持突起4aが支承溝部14 aから弧状凹溝部14cに案内され、この弧状凹溝部14cの頂端に該支持突起 4aを導いた際に、下部側にある支持突起4bが、その支承溝部15aから支承 凹部15cの直上に案内される。 かゝる状態で、前記の敷台兼用補助框1bの引き上げ動作を終了した場合、こ の敷台兼用補助框1bの支持突起4bが前記の支承凹溝15cに収まり、また支 持突起4aが逃げ溝部14bの入口に位置づけられる。
【0036】 この状態において敷台兼用補助框1bの上部側26を前方に押すことによって 、この敷台兼用補助框1bは、該敷台兼用補助框1bの下部側20にある支持突 起4bを回動中心Sとして、支持突起4aを逃げ溝部14bの弧状溝に沿って逃 がすように回動し、図6に示すように略水平位置で、該敷台兼用補助框1bの下 部側20の背面23を框本体1aの下面24に当接し、この背面23と下面24 との当接によって、倒し込まれた敷台兼用補助框1bの上部側26に人が乗った 際に生ずる荷重を前記の支承凹部15cに収まっている支持突起4bとの間で受 ける構成としてあり、敷台兼用補助框1bが略水平の状態に保持され、これが敷 台として用いられる。
【0037】 叙上実施例に係る上り框1では、框本体1aに敷台兼用補助框1bの収まる凹 状部12を設け、この凹状部12に敷台兼用補助框1bが収まる構成としてある が、框本体の長さ方向の一部を敷台兼用補助框とし、框本体に凹状部を設けずに 上り框を構成しても良い。 又、框本体の前面側に沿って、框本体の長さ方向にある前面の全てに敷台兼用 補助框1bを設け、框本体に凹状部を設けることなく上り框を構成しても良い。
【0038】 更に、敷台兼用補助框1bは、その下部側を回動中心として回動される構成を 有するものであれば良く、その回動手段は、いかなる方法が用いられていても良 く、前記実施例におけるように、敷台兼用補助框1bを一旦上方に引き上げた後 に回動する手法に対し、この上り框1を構成している状態のまゝで、敷台兼用補 助框1bを回動させても良い。 又、当然のことながら、前記ガイド溝14、15を敷台兼用補助框1bに設け 、これに収まる支持突起4を、この敷台兼用補助框1bの収まる側枠面に設けて あっても良い。尚、この場合、敷台兼用補助框1bに設けられるガイド溝は、そ の入口側を框本体の側に開口するように設ける必要がある。
【0039】
本考案に係る上り框1は、叙上における特長ある構成、特に、上り框1の一部 を敷台兼用補助框1bで構成すると共に、この敷台兼用補助框1bを、その起立 状態における下部側20を回動中心Sとして、前方に向けて略水平になるまで回 動可能に構成していることから、この敷台兼用補助框1bを回動して敷台を構成 し、あるいは、これを起立して、上り框を構成させる操作が容易であり、玄関ス ペースを効率的に用い得る特長を有すると共に、随時、敷台として身体障害者、 老人、幼児などの安全な出入を可能とする特長を有し、また随時、腰かけなどと して用い得る特長を有しており、且つ、かゝる構造を安価に作ることができる特 長を有している。
【0040】 又、敷台として用いた際の出入りに際し、あるいは先端側から上り框方向に強 い力が作用した際にも、この敷台として用いられている敷台兼用補助框が水平方 向に移動することがなく、出入り時の登り降り動作が安全である。 又、敷台兼用補助框1bを上方に引き上げた後、これを前方に向けて回動させ る上り框の構成においては、コンクリート土間などの玄関床2と、上り框の上面 18との間の段差幅に対し、水平状態に回動された敷台兼用補助框1bの上り框 1からの突き出し幅を相対的に大きく設けることができる特長を有している。
【図1】本発明に係る上り框の一実施例において敷台兼
用補助框を取り外した状態の要部斜視図
用補助框を取り外した状態の要部斜視図
【図2】同敷台兼用補助框を上り框として用いている状
態を示す要部斜視図
態を示す要部斜視図
【図3】同敷台兼用補助框を敷台として用いている状態
を示す要部斜視図
を示す要部斜視図
【図4】同敷台兼用補助框を起立状態として上り框とし
て用いている状態の要部断面図
て用いている状態の要部断面図
【図5】同敷台兼用補助框を上方に引き上げて、回動さ
せる前の状態を示す要部断面図
せる前の状態を示す要部断面図
【図6】同敷台兼用補助框を前方に、略水平になるまで
回動した状態を示す要部断面図
回動した状態を示す要部断面図
1 上り框 1a 框本体 1b 敷台兼用補助框 17 上端面 18 上面 20 下部側
Claims (2)
- 【請求項1】 框本体と、敷台兼用補助框とを備えた上
り框であって、この框本体の上面と起立された敷台兼用
補助框の上端面とが略面一に構成されていると共に、こ
の敷台兼用補助框が起立状態にある該敷台兼用補助框の
下部側を回動中心として上り框の前方向に略水平となる
まで回動可能とされていることを特徴とする玄関などの
上り框。 - 【請求項2】 起立状態にある敷台兼用補助框が、上方
に引き上げられた後、この上方に引き上げられ、且つ起
立状態にある敷台兼用補助框の下部側を回動中心として
上り框の前方向に略水平となるまで回動可能とされてい
ることを特徴とする請求項1記載の玄関などの上り框。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004053U JP2601194Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 玄関などの上り框 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004053U JP2601194Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 玄関などの上り框 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656312U true JPH0656312U (ja) | 1994-08-05 |
| JP2601194Y2 JP2601194Y2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=11574150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993004053U Expired - Fee Related JP2601194Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 玄関などの上り框 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601194Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP1993004053U patent/JP2601194Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2601194Y2 (ja) | 1999-11-08 |
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