JPH0656432B2 - 原子炉の炉内異常検出方法 - Google Patents

原子炉の炉内異常検出方法

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JPH0656432B2
JPH0656432B2 JP59043782A JP4378284A JPH0656432B2 JP H0656432 B2 JPH0656432 B2 JP H0656432B2 JP 59043782 A JP59043782 A JP 59043782A JP 4378284 A JP4378284 A JP 4378284A JP H0656432 B2 JPH0656432 B2 JP H0656432B2
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幸夫 園田
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、炉内の異常状態を早期に検出できるようにし
た原子炉の炉内異常検出方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 原子力発電プラントにおいては、事故の発生を検出する
のみでなく、その事故の発生以前の徴候をできるだけ早
く検出して事故に至らないようにする必要がある。その
ためには、原子力発電プラントの状態を診断するに必要
な信号例えば圧力,温度,流量,中性子束等に関する信
号を監視することは、プラント設備の健全性の確認のみ
でなく、機器類の損傷防止並びに保全にも役立ち、プラ
ントの稼動率向上、機器信頼性の向上の点でも有益であ
る。
特に、液体金属冷却型高速炉においては、局所閉塞や局
所沸騰等により燃料ピン破損事故に至る前の初期の段階
でこのような炉内異常を検出することが、炉の健全性を
維持する上で非常に重要なことである。このような炉内
異常は、燃料集合体出口の冷却材温度のゆらぎの振幅を
増加させることが知られており、このゆらぎの検出は各
燃料集合体出口に設置された熱電対で得ることができ
る。しかしながら、燃料集合体出口温度には、通常運転
時でも種々の原因でゆらぎが存在し、しかもこのゆらぎ
は運転条件によつても変化する。従つて、高速炉の炉内
異常検出の感度を高めるためには、通常時の温度ゆらぎ
成分を運転条件にかかわりなく低減させることが必要で
ある。
ところで、高速炉における燃料集合体出口温度ゆらぎの
主な雑音源としては次の3つの要因すなわち、第1の要
因として原子炉入口温度ゆらぎ,第2の要因として原子
炉出力ゆらぎ,第3の要因として温度勾配の存在する燃
料集合体内での乱流混合があることが分つている。
しかして、高速炉の炉内異常検出においては、観測すべ
き信号から、あるモデルを用いて予測した予測値を差引
くことで得られる残差を監視することによつて異常を高
感度に検出する方法(以下イノベーシヨン法という)を
適用することが有効であり、予測のためのモデルとして
は自己回帰モデル(ARモデル)が予測精度が高いこと
で知られている。しかしながら、運転条件が変わるとモ
デルも変化するので、種々の運転条件毎に多数のモデル
を予じめ準備しておくことが必要となる。たとえば、原
型炉以降では出力/流量比一定の運転が予定されている
が、この場合には運転条件の変化があると、特に前記第
1要因である原子炉入口温度ゆらぎと前記第2要因であ
る原子炉出力ゆらぎからの伝達特性が変化するため、従
来のARモデルによるイノベーシヨン法では運転条件の
変化に対して多数のモデルを必要とすることになる。こ
のように、各運転条件の変化毎に多数のモデルを準備す
ることは実際上非常に困難なことである。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、原子炉の種々の運転条件に対するARモデルを代表
的な原子炉の運転条件に対するARモデルから内外挿す
ることによつて容易に得られるようにするとともに原子
炉内の異常を高感度に検出するようにした原子炉の炉内
異常検出方法を提供するにある。
[発明の概要] 本発明は、上記目的を達成するために、原子炉出力,原
子炉入口温度および燃料集合体出口温度から得られる信
号に基づいて原子炉内の異常を検出するようにした原子
炉の炉内異常検出方法において、予じめ代表的な原子炉
運転条件に対して原子炉入口温度の輸送遅れ操作を行な
つて燃料集合体出口温度に対する複数の基準ARモデル
を作成し、この複数の基準ARモデルから運転中の原子
炉の燃料集合体出口温度に対するARモデルを内挿また
は外挿より求めるとともにこのARモデルによる燃料集
合体出口温度の予測値と当該原子炉の燃料集合体出口温
度との残差のRMS値をしきい値と比較することまたは
残差の白色性検定指標をしきい値と比較することにより
炉内の熱および流動状態の異常を診断するようにしたも
のである。
先ず、本発明の原理について説明する。
ARモデルによる集合体出口温度の予測値 は、炉出力P(t),原子炉入口温度θi(t)および集合体
出口温度θo(t)から下記(1)式で表わすことができる。
ここで、am,bm,cmはAR係数で最小自乗法で決定
され、AD次数Mは予測誤差の推定値が最小になるよう
に選ばれる。
今、上記(1)式を原子炉の出力/流量比一定運転に適用
すると、係数am,bm,cmの変化は第1図に示したよ
うになる。同図において、amは出力から出口温度への
伝達のゲインを表わしており、amは流量の小さい程大
きくなる。また、bmはその絶対値が最大となる次数m
maxが流量の小さい程高くなつているが、これは原子炉
入口温度θiの測定点から燃料集合体出口温度θoの測定
点までの輸送遅れτが大きくなるためである。例えば、
この値は100%出力/100%流量でmmax=3,50%出力
/50流量でmmax=6,30%出力/30%流量でmmax
10となり、mmax△tが各々の条件下のτに相当する。
さらにcmについてみると、冷却材の測定に使用する熱
電対はウエル挿入型で時定数が通常10秒程度と長いた
め、cmの変化はこの応答特性で決まつてしまい運転条
件の変化ではあまり変化しない。
そこで、amについては複数の運転条件(例えば100
%出力と50%出力)についての基準ARモデルから他
の条件へその絶対値を線型的に内外挿して求める。ま
た、bmについては、先ず入口温度信号を各運転条件の
τだけ進めて基準となるモデルを作成する。このように
すれば運転条件によるbmが最大となる次数のズレは無
くなり、amと同様絶対値の線型内挿が可能となる。cm
については熱電対の応答特性を表わしているので、運転
条件による変化は考慮しなくても良いが、応答の速い測
定器を使用する場合にはamと同様の内外挿法を適用す
ればよい。
そうすると、集合体出口温度に対するARモデルは下記
(2)式で表わすことができる。
ここで、a′m,b′m,c′mは基準モデルからの内挿
(または外挿)された値 以上の説明は、一次系が1ループの場合についてである
が、通常は複数ループ存在するので、ループの数だけ入
口温度を考慮しなければならない。
いま、ループがK本存在する場合、l番の集合体の出口
温度へのk番の入口温度からの輸送遅れ▲τl K▼を相関
関数から求めておき、これらを用いると、この場合の集
合体出口温度に対するARモデルは下記(3)式で表わす
ことができる。
従つて、最終的に得られる残差δ▲θl o▼は下記(4)と
なる。
この残差δ▲θl o▼は正常状態において充分に小さくな
る為、そのRMS値の監視あるいは統計的特性の検定に
より、炉内の熱流動状態の異常を高感度で検出すること
ができる。
[発明の実施例] 本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は、本発明の炉内異常検出方法が適用される高速
炉の概略図である。同図に示すように、炉容器1内には
炉心2が収容されており、冷却材は入口配管3より炉容
器1内に流入し、炉心2を冷却した後出口配管4より炉
容器1外に流出する。原子炉入口温度θiを計測する計
測器5は入口配管3に設置されている。また、燃料集合
体出口温度θoを計測する計測器6は各燃料集合体出口
に設置されており、さらに、炉出力を計測する計測器7
は図示しない出力系に設置されている。
次に、本発明の原子炉の炉内異常検出方法の一実施例を
第3図のフローチヤートについて説明する。
先ず、第1ステツプ10として予じめ複数の基準運転条件
におけるプロセス信号すなわち原子炉入口温度θi(t),
燃料集合体出口温度θo(t)および炉出力P(t)の各信号
を一定サンプリング間隔で入力し、平均値の除去等の前
処理を行う。次の第2ステツプ11では原子炉入口温度θ
i(t)について輸送遅れτの操作を行ない、第3ステツプ
12で基準ARモデルをオフ・ラインで作成して記憶装置
8に記憶しておく。
次に、原子炉の炉内異常検査指令が出されると、第4ス
テツプ13において通常運転時におけるプロセス信号すな
わち原子炉入口温度θi(t),燃料集合体出口温度θo(t)
および炉出力P(t)の各信号をオンラインで一定サンプ
リング間隔で入力し、前処理を行う。第5ステツプ14で
は原子炉入口温度θi(t)の信号についてはさらに輸送遅
れτだけ進める操作を行なう。第6ステツプ15では運転
条件が変更されているか否かを判定し、運転条件が変更
されていれば、第7ステツプ16において既に記憶装置8
に記憶されている複数の基準ARモデルからその変更さ
れた運転条件での燃料集合体出口温度に対するARモデ
ルを内挿または外挿により作成する。また、運転条件が
変更されていなければ、既に作成されているARモデル
を用いる。そして、次の第8ステツプ17ではこのように
して作成されたARモデルによる燃料集合体出口温度の
予測値 と集合体出口温度ゆらぎの生信号▲θl o▼との残差信号
δ▲θl o▼のRMS値または、白色生の検定指標がしき
い値より大きいか否かを判定する。そして第9ステツプ
18ではこの残差信号δ▲θl o▼のRMS値または白色性
の検定指標がしきい値より大きければ炉内の熱流動状態
に異常が発生していると判断して次の第10ステツプ19で
アラームを出力する。また、前記残差信号δ▲θl o▼の
RMS値または白色性の検定指標がしきい値より小さけ
れば炉内には異常は発生していないので、再び第4ステ
ツプ13に戻り各計測器から得られたプロセス信号のサン
プリングを行ない前述した手順が繰返えされる。このよ
うにして炉内の熱流動状態の異常か否かをオンラインで
処理することができる。
第4図は、燃料集合体出口温度ゆらぎの生信号▲θl o
(t)と本発明による残差信号δ▲θl o▼(t)とを比較した
波形図であり、この図から明らかなように燃料集合体出
口温度ゆらぎの生信号▲θl o▼(t)は異常発生の前後に
おいて顕著な波形の変化は見られないが、本発明による
場合は、異常発生前の残差信号δ▲θl o▼(t)は振幅の
小さい波形であるが、異常発生以後は振幅が大きな波形
となり、そのRMS値の監視或いは統計的特性の検定に
より炉内の熱流動状態の異常を高感度で検出することが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の原子炉の炉内異常検出方
法によれば、炉内における伝達特性の変化を考慮するこ
とにより代表的な運転条件に対する複数のARモデルか
ら種々の運転条件に対するARモデルを簡単に内外挿し
て求めることができるので炉内の熱流動状態の異常を高
感度に検出することができるとともに記憶装置の容量や
演算時間を大幅に減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原子炉の出力/流量比を変えた場合の本発明が
適用されるAR係数の変化を表わした図、第2図は本発
明が適用される高速炉の概略図、第3図は本発明の一実
施例のフローチヤート、第4図は燃料集合体出口温度ゆ
らぎの生信号▲θl o▼(t)と本発明による残差信号▲δl
o▼(t)とを比較した波形図である。 1……炉容器、2……炉心 3……入口配管、4……出口配管 5,6,7……計測器、8……記憶装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉出力、原子炉入口温度および燃料集
    合体出口温度から得られる信号に基ずいて原子炉内の異
    常を検出するようにした原子炉の炉内異常検出方法にお
    いて、予じめ、代表的な原子炉運転条件に対して原子炉
    入口温度の輸送遅れ操作を行なって燃料集合体出口温度
    に対する複数の基準ARモデルを作成し、該複数の基準
    ARモデルから運転中の原子炉の燃料集合体出口温度に
    対するARモデルを内挿または外挿より求めるとともに
    該ARモデルによる燃料集合体出口温度の予測値と当該
    原子炉の燃料集合体出口温度との残差の白色性検定指標
    をしきい値と比較することにより炉内の熱および流動状
    態の異常を診断するようにしたことを特徴とする原子炉
    の炉内異常検出方法。
JP59043782A 1984-03-09 1984-03-09 原子炉の炉内異常検出方法 Expired - Lifetime JPH0656432B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5892894A (ja) * 1981-11-27 1983-06-02 株式会社東芝 沸騰水型原子炉プラントの異常診断法
JPS58115399A (ja) * 1981-12-28 1983-07-09 日本原子力事業株式会社 炉内異常検出システム

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