JPH0656806B2 - 交流電磁石 - Google Patents
交流電磁石Info
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- JPH0656806B2 JPH0656806B2 JP13149586A JP13149586A JPH0656806B2 JP H0656806 B2 JPH0656806 B2 JP H0656806B2 JP 13149586 A JP13149586 A JP 13149586A JP 13149586 A JP13149586 A JP 13149586A JP H0656806 B2 JPH0656806 B2 JP H0656806B2
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Description
この発明は、電磁接触器などの可動接点を開閉駆動する
交流電磁石であって、それぞれ同一形状の鉄心板を積層
してなり、接極面が対向して配置された固定鉄心と可動
鉄心、および前記両鉄心中に前記対向する接極面を互い
に吸引せしめる磁束を生ずる励磁コイルを備えたものに
関する。
交流電磁石であって、それぞれ同一形状の鉄心板を積層
してなり、接極面が対向して配置された固定鉄心と可動
鉄心、および前記両鉄心中に前記対向する接極面を互い
に吸引せしめる磁束を生ずる励磁コイルを備えたものに
関する。
この種の交流電磁石として、従来、それぞれ同一形状の
鉄心板たとえば珪素鋼板を積層し、これをリベットでか
しめて積層鉄心として固定鉄心と可動鉄心との接極面を
対向配置するとともに、この両鉄心中に前記接極面を互
いに吸引せしめる磁束を生ずる励磁コイルを備えた交流
電磁石が知られている。ところがこのような積層鉄心に
おいては、電磁石の繰返し操作による固定鉄心と可動鉄
心との衝突に対し、鉄心を積層状態に維持するため、複
数本のリベットが用いられ鉄心板が強固に一体化されて
いる。第14図および第15図に積層鉄心を用いた従来の交
流電磁石の構造例を示す。ここで第14図は正面図、第15
図は側面図である。第13図に示すように、それぞれ複数
のリベット孔を有する固定鉄心用鉄心板7aと可動鉄心用
鉄心板3aとを図のように積層した後、両側から鉄心板と
同位置にリベット孔を有する分厚い鋼板からなる端板7
b,3bを当ててリベットし、それぞれ積層された固定鉄
心7と可動鉄心3とを形成する。このようにして形成さ
れた固定鉄心に励磁コイル4を嵌め込み、固定鉄心の接
極面7dと可動鉄心の接極面3dとを対向配置して交流電磁
石100 を形成する。この交流電磁石によって開閉駆動さ
れる電磁接触器は、常時の使用状態においては、励磁コ
イル4が通常励磁された状態にあり、従って接極面は第
14図のように少なくとも両側脚または中央脚が相互に当
接した位置にあり、このため励磁コイルによって鉄心中
には図のようにリベット3C2の外側を通って3C1の内側
に入り、7C1の内側から7C2の外側へ出る交番磁束を生
ずる。従って、リベット3C2と3C1,7C1と7C2とはそ
れぞれ当て板3b,3b、7b,7bを介して前記磁束と鎖交す
る1ターンのコイルを形成する。このためリベット
3C2,3C1、7C1,7C2にはかなり大きい交番電流が流
れて温度上昇し、このためリベットの材質自体の強度低
下や伸びを来し、固定鉄心と可動鉄心との頻繁な衝突が
行われる電磁接触器の開閉操作において必要とされる鉄
心の機械的寿命の低下を招くおそれがあった。この傾向
は特に電磁石が大形になるほど顕著に現れてくる。これ
は電磁石が大きくなるほど1ターンのコイルがつくる閉
回路内の面積が増大して鎖交磁束が増し、誘起電圧が高
くなるのに対し、コイルの抵抗はあまり変わらないから
である。従って従来、比較的大きな鉄心では、リベット
と両端板3bとの間を絶縁するなどの工作も行われてい
た。また、リベット自体の中にも渦電流が生ずるという
問題があた。
鉄心板たとえば珪素鋼板を積層し、これをリベットでか
しめて積層鉄心として固定鉄心と可動鉄心との接極面を
対向配置するとともに、この両鉄心中に前記接極面を互
いに吸引せしめる磁束を生ずる励磁コイルを備えた交流
電磁石が知られている。ところがこのような積層鉄心に
おいては、電磁石の繰返し操作による固定鉄心と可動鉄
心との衝突に対し、鉄心を積層状態に維持するため、複
数本のリベットが用いられ鉄心板が強固に一体化されて
いる。第14図および第15図に積層鉄心を用いた従来の交
流電磁石の構造例を示す。ここで第14図は正面図、第15
図は側面図である。第13図に示すように、それぞれ複数
のリベット孔を有する固定鉄心用鉄心板7aと可動鉄心用
鉄心板3aとを図のように積層した後、両側から鉄心板と
同位置にリベット孔を有する分厚い鋼板からなる端板7
b,3bを当ててリベットし、それぞれ積層された固定鉄
心7と可動鉄心3とを形成する。このようにして形成さ
れた固定鉄心に励磁コイル4を嵌め込み、固定鉄心の接
極面7dと可動鉄心の接極面3dとを対向配置して交流電磁
石100 を形成する。この交流電磁石によって開閉駆動さ
れる電磁接触器は、常時の使用状態においては、励磁コ
イル4が通常励磁された状態にあり、従って接極面は第
14図のように少なくとも両側脚または中央脚が相互に当
接した位置にあり、このため励磁コイルによって鉄心中
には図のようにリベット3C2の外側を通って3C1の内側
に入り、7C1の内側から7C2の外側へ出る交番磁束を生
ずる。従って、リベット3C2と3C1,7C1と7C2とはそ
れぞれ当て板3b,3b、7b,7bを介して前記磁束と鎖交す
る1ターンのコイルを形成する。このためリベット
3C2,3C1、7C1,7C2にはかなり大きい交番電流が流
れて温度上昇し、このためリベットの材質自体の強度低
下や伸びを来し、固定鉄心と可動鉄心との頻繁な衝突が
行われる電磁接触器の開閉操作において必要とされる鉄
心の機械的寿命の低下を招くおそれがあった。この傾向
は特に電磁石が大形になるほど顕著に現れてくる。これ
は電磁石が大きくなるほど1ターンのコイルがつくる閉
回路内の面積が増大して鎖交磁束が増し、誘起電圧が高
くなるのに対し、コイルの抵抗はあまり変わらないから
である。従って従来、比較的大きな鉄心では、リベット
と両端板3bとの間を絶縁するなどの工作も行われてい
た。また、リベット自体の中にも渦電流が生ずるという
問題があた。
この発明は、前記従来の欠点を除去し、励磁コイルが生
ずる交番磁束によって機械的寿命が影響を受けることの
ない交流電磁石を提供することを目的とする。
ずる交番磁束によって機械的寿命が影響を受けることの
ない交流電磁石を提供することを目的とする。
この発明は、それぞれ同一形状の鉄心板を積層してな
り、接極面が対向して配置された固定鉄心と可動鉄心、
および前記両鉄心中に前記対向する接極面を互いに吸引
せしめる磁束を生ずる励磁コイルを備えた交流電磁石に
おいて、鉄心板を積層一体化するのにリベットを用い
ず、固定鉄心および可動鉄心のそれぞれの鉄心板を注形
樹脂により接極面を除いて一体成形することにより前記
の目的を達成しようとするものである。
り、接極面が対向して配置された固定鉄心と可動鉄心、
および前記両鉄心中に前記対向する接極面を互いに吸引
せしめる磁束を生ずる励磁コイルを備えた交流電磁石に
おいて、鉄心板を積層一体化するのにリベットを用い
ず、固定鉄心および可動鉄心のそれぞれの鉄心板を注形
樹脂により接極面を除いて一体成形することにより前記
の目的を達成しようとするものである。
第1図に鉄心板がE字状に形成されるとともに、鉄心板
の接極面を除いて注形樹脂により一体成形された固定鉄
心または可動鉄心の実施例を斜視図にて示す。注形樹脂
にはたとえばポリアミドのような熱可塑性樹脂またはエ
ポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂を用いる。これらの注
形樹脂により一体に積層成形された鉄心板は積層方向に
注形樹脂の側壁8a,8b,8cの冷却時の収縮力を受けて強
固に一体化され、かつ鉄心板には鉄損の少ない薄肉の珪
素鋼板を用いているから、使用中における鉄心板の温度
上昇は小さく、従って注形樹脂の硬さの変化や伸びは実
質的に無視することができる。 第2図は鉄心板の一体成形が前記接極面のほか反接極面
側の面を除いて行われた、第1図の変形例を示す。この
例は固定鉄心がたとえば電磁接触器のケースに固定さ
れ、可動鉄心に電磁接触器の可動接触子が取り付けられ
たような場合には、可動接触子のワイプを正確に確保す
る必要から固定鉄心と可動鉄心との相対的な位置関係を
正確に設定しなければならず、このため、寸法的に高精
度な必要とする可動接触子の移動方向には寸法誤差を生
じないよう、固定鉄心と可動鉄心との反接極面側の面を
除いて一体成形し、電磁石を電磁接触器に組み込んだと
きの所要寸法精度の確保を可能ならしめたものである。
なお、この例では励磁コイルの軸方向寸法に対して従来
の鉄心板寸法では余裕がない場合にも対応しうるよう、
注形樹脂による一体成形は、中央脚と両側脚との間にあ
るE字の内側の面も除いて行っている。 第3,4,5図に第1図に示す実施例の第2の変形例を
示す。この例は従来の鉄心板をそのまま一体成形したの
では、中央脚と両側脚との間のスペースが注形樹脂の厚
みの分だけ小さくなり、従来の励磁コイルを嵌め込むこ
とができない場合を生ずるため、従来と同一のスペース
が得られるよう鉄心板の形状を一部変形せしめた場合を
示す。すなわち、中央脚と両側脚の対向面に溝18a,19
a,18b,19bを設け、この溝の深さを注形樹脂の所要厚
みに等しくして前記所要スペースを確保している。この
場合、中央脚および両側脚は幅が狭くなるが、交流電磁
石においては両接極面の吸引に与かる磁束の量は励磁コ
イルの設計と印加電圧とによりきまり、鉄心の磁気抵抗
にはさほど影響を受けないから、電磁石の特性はほとん
ど変化しない。また、交流電磁石を直流電磁石として用
い、電磁接触器を光直両用に用いる場合にも、電磁石始
動時の第4図のような位置においては、両接極面間の間
隔が大きく、この位置では接極面間の磁束密度は小さい
から脚部の幅は小さくても脚部の磁束は飽和せず、始動
時の吸引力は変化しないから電磁石の始動特性は脚幅の
影響をうけない。また、可動鉄心のストロークが進み接
極面間の間隔が小さくなって脚部に磁束飽和を生ずるよ
うになった位置においては、接極面間に作用する吸引力
は、この吸引力に抗する接点ばねの力を優に凌いでいる
から電磁接触器の開閉駆動には何らの障害を生じない。
なお図において、11,12はそれぞれ固定鉄心と可動鉄心
の鉄心板23a,27aを一体化している注形樹脂である。 第6図は、小形の電磁石用であって大きな力が作用せ
ず、さほど大きい機械的強度を必要としない鉄心に対す
る実施例を示す。このような鉄心の場合には接極面を除
く全周面でなく部分的に注形を行うのみで所要強度を付
与するとともに、量産時の所要樹脂量の節減を図ること
ができるというメリットが得られる。ここで14,15,16
はそれぞれ鉄心板を一体化している注形樹脂である。 第7図は本発明の第2の実施例を示す。この例は鉄心板
を一体化してときの強度を前述の実施例の場合よりもさ
らに大きくする方法を示すものであって、各鉄心板は従
来のリベットの位置に孔を備え、これを積層したときに
複数の貫通孔12c が形成されるようにして、この孔に注
入された注形樹脂により、鉄心の前面側と背面側とを結
合する力をさらに増すことにより鉄心の機械的強度を向
上させようとするものである。この孔は本実施例では円
形としているが、鉄心中の磁路の方向に長孔として孔の
面積を大きくすれば、鉄心中の磁束に影響を与えること
なく結合強度を大きくすることができ、これにより鉄心
の機械的強度をさらに向上させることが可能になる。 第8図は前記第2図の実施例に示された固定鉄心と可動
鉄心との一体化強度を、貫通孔25,26に注入された注形
樹脂によりさらに向上させた場合の実施例を示し、第9
図は第8図における鉄心板33a の打抜き形状を、第10図
は第8図に示された固定鉄心と可動鉄心をそれぞれ正面
からみた正面図、第11図は第8図の両側脚部の側面断面
図を示す。同様に、第12図は第6図の実施例に示された
固定鉄心の一体化強度を貫通孔26に注入された注形樹脂
によりさらに向上させた場合の実施例を示し、第13図は
第7図,第8図,第12図における積層鉄心の貫通孔の配
置状況をより明確に示す斜視図である。
の接極面を除いて注形樹脂により一体成形された固定鉄
心または可動鉄心の実施例を斜視図にて示す。注形樹脂
にはたとえばポリアミドのような熱可塑性樹脂またはエ
ポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂を用いる。これらの注
形樹脂により一体に積層成形された鉄心板は積層方向に
注形樹脂の側壁8a,8b,8cの冷却時の収縮力を受けて強
固に一体化され、かつ鉄心板には鉄損の少ない薄肉の珪
素鋼板を用いているから、使用中における鉄心板の温度
上昇は小さく、従って注形樹脂の硬さの変化や伸びは実
質的に無視することができる。 第2図は鉄心板の一体成形が前記接極面のほか反接極面
側の面を除いて行われた、第1図の変形例を示す。この
例は固定鉄心がたとえば電磁接触器のケースに固定さ
れ、可動鉄心に電磁接触器の可動接触子が取り付けられ
たような場合には、可動接触子のワイプを正確に確保す
る必要から固定鉄心と可動鉄心との相対的な位置関係を
正確に設定しなければならず、このため、寸法的に高精
度な必要とする可動接触子の移動方向には寸法誤差を生
じないよう、固定鉄心と可動鉄心との反接極面側の面を
除いて一体成形し、電磁石を電磁接触器に組み込んだと
きの所要寸法精度の確保を可能ならしめたものである。
なお、この例では励磁コイルの軸方向寸法に対して従来
の鉄心板寸法では余裕がない場合にも対応しうるよう、
注形樹脂による一体成形は、中央脚と両側脚との間にあ
るE字の内側の面も除いて行っている。 第3,4,5図に第1図に示す実施例の第2の変形例を
示す。この例は従来の鉄心板をそのまま一体成形したの
では、中央脚と両側脚との間のスペースが注形樹脂の厚
みの分だけ小さくなり、従来の励磁コイルを嵌め込むこ
とができない場合を生ずるため、従来と同一のスペース
が得られるよう鉄心板の形状を一部変形せしめた場合を
示す。すなわち、中央脚と両側脚の対向面に溝18a,19
a,18b,19bを設け、この溝の深さを注形樹脂の所要厚
みに等しくして前記所要スペースを確保している。この
場合、中央脚および両側脚は幅が狭くなるが、交流電磁
石においては両接極面の吸引に与かる磁束の量は励磁コ
イルの設計と印加電圧とによりきまり、鉄心の磁気抵抗
にはさほど影響を受けないから、電磁石の特性はほとん
ど変化しない。また、交流電磁石を直流電磁石として用
い、電磁接触器を光直両用に用いる場合にも、電磁石始
動時の第4図のような位置においては、両接極面間の間
隔が大きく、この位置では接極面間の磁束密度は小さい
から脚部の幅は小さくても脚部の磁束は飽和せず、始動
時の吸引力は変化しないから電磁石の始動特性は脚幅の
影響をうけない。また、可動鉄心のストロークが進み接
極面間の間隔が小さくなって脚部に磁束飽和を生ずるよ
うになった位置においては、接極面間に作用する吸引力
は、この吸引力に抗する接点ばねの力を優に凌いでいる
から電磁接触器の開閉駆動には何らの障害を生じない。
なお図において、11,12はそれぞれ固定鉄心と可動鉄心
の鉄心板23a,27aを一体化している注形樹脂である。 第6図は、小形の電磁石用であって大きな力が作用せ
ず、さほど大きい機械的強度を必要としない鉄心に対す
る実施例を示す。このような鉄心の場合には接極面を除
く全周面でなく部分的に注形を行うのみで所要強度を付
与するとともに、量産時の所要樹脂量の節減を図ること
ができるというメリットが得られる。ここで14,15,16
はそれぞれ鉄心板を一体化している注形樹脂である。 第7図は本発明の第2の実施例を示す。この例は鉄心板
を一体化してときの強度を前述の実施例の場合よりもさ
らに大きくする方法を示すものであって、各鉄心板は従
来のリベットの位置に孔を備え、これを積層したときに
複数の貫通孔12c が形成されるようにして、この孔に注
入された注形樹脂により、鉄心の前面側と背面側とを結
合する力をさらに増すことにより鉄心の機械的強度を向
上させようとするものである。この孔は本実施例では円
形としているが、鉄心中の磁路の方向に長孔として孔の
面積を大きくすれば、鉄心中の磁束に影響を与えること
なく結合強度を大きくすることができ、これにより鉄心
の機械的強度をさらに向上させることが可能になる。 第8図は前記第2図の実施例に示された固定鉄心と可動
鉄心との一体化強度を、貫通孔25,26に注入された注形
樹脂によりさらに向上させた場合の実施例を示し、第9
図は第8図における鉄心板33a の打抜き形状を、第10図
は第8図に示された固定鉄心と可動鉄心をそれぞれ正面
からみた正面図、第11図は第8図の両側脚部の側面断面
図を示す。同様に、第12図は第6図の実施例に示された
固定鉄心の一体化強度を貫通孔26に注入された注形樹脂
によりさらに向上させた場合の実施例を示し、第13図は
第7図,第8図,第12図における積層鉄心の貫通孔の配
置状況をより明確に示す斜視図である。
以上に述べたように、本発明によれば、それぞれ同一形
状の鉄心板を積層してなり、接極面が対向して配置され
た固定鉄心と可動鉄心、および前記両鉄心中に前記対向
する接極面を互いに吸引せしめる磁束を生ずる励磁コイ
ルを備えた交流電磁石における前記固定鉄心および可動
鉄心をそれぞれの接極面を除いてそれぞれ注形樹脂によ
り一体成形したので、従来のリベットを用いた一体成形
時のように、リベットが構成する1ターンのコイル中を
交番磁束が通過することによりリベットが加熱され、リ
ベット自体の強度低下やリベットの長さの伸びによる積
層鉄心の機械的強度の低下を来すことがなくなり、ま
た、鉄心板には鉄損の少ない薄肉の珪素鋼板が用いら
れ、珪素鋼板自体の温度上昇は小さいことから注形樹脂
の温度上昇も小さく、従って注形樹脂の硬さの変化や伸
びによる一体化強度の低下は実質的に無視することがで
き、機械的寿命の長い交流電磁石の鉄心を得ることがで
きる。
状の鉄心板を積層してなり、接極面が対向して配置され
た固定鉄心と可動鉄心、および前記両鉄心中に前記対向
する接極面を互いに吸引せしめる磁束を生ずる励磁コイ
ルを備えた交流電磁石における前記固定鉄心および可動
鉄心をそれぞれの接極面を除いてそれぞれ注形樹脂によ
り一体成形したので、従来のリベットを用いた一体成形
時のように、リベットが構成する1ターンのコイル中を
交番磁束が通過することによりリベットが加熱され、リ
ベット自体の強度低下やリベットの長さの伸びによる積
層鉄心の機械的強度の低下を来すことがなくなり、ま
た、鉄心板には鉄損の少ない薄肉の珪素鋼板が用いら
れ、珪素鋼板自体の温度上昇は小さいことから注形樹脂
の温度上昇も小さく、従って注形樹脂の硬さの変化や伸
びによる一体化強度の低下は実質的に無視することがで
き、機械的寿命の長い交流電磁石の鉄心を得ることがで
きる。
第1図は本発明に基づく固定鉄心または可動鉄心の実施
例を示す斜視図、第2図は第1図の変形例であって、接
極面のほか反接極面側の面を除いて一体成形された固定
鉄心と可動鉄心とを示す斜視図、第3,4,5図は励磁
コイルが挿入されるスペースを従来と同一に維持するた
めの鉄心板の形状と、この鉄心板を用いて形成される固
定鉄心と可動鉄心とを示す,第1図の変形例であって、
第3図は鉄心板の打抜き形状を、第4図は固定鉄心と可
動鉄心との正面図を、第5図は固定鉄心と可動鉄心のA
−A位置における側面断面図を示す。第6図は第1図に
示す実施例の変形例を示す斜視図である。第7図は第1
図の実施例に対応する第2の実施例を示す斜視図、第8
図は第2図の変形例に対応する第2の変形例を示す斜視
図、第9図は第8図の固定鉄心と可動鉄心とを構成する
それぞれの鉄心板の打抜き形状を示す平面図、第10図は
第8図に斜視図として示された固定鉄心と可動鉄心の正
面図、第11図は同じく脚部の側面断面図、第12図は第6
図の変形例に対応する第2の変形例を示す斜視図、第13
図は第7図,第8図および第12図における積層鉄心の貫
通孔の配置状況を示す斜視図、第14図および第15図は従
来の交流電磁石の構成を示すものであって、第14図は正
面図、第15図は側面図である。 3,13,23,33:可動鉄心、3a,23a,33a:鉄心板、
7,17,27,37:固定鉄心、7a,27a,37a:鉄心板、
4:励磁コイル、8,11,12,14,15,16,31,32,3
8,39,40:注形樹脂、18ap 18b,19a,19b:溝、25,2
6:貫通孔、100 :交流電磁石。
例を示す斜視図、第2図は第1図の変形例であって、接
極面のほか反接極面側の面を除いて一体成形された固定
鉄心と可動鉄心とを示す斜視図、第3,4,5図は励磁
コイルが挿入されるスペースを従来と同一に維持するた
めの鉄心板の形状と、この鉄心板を用いて形成される固
定鉄心と可動鉄心とを示す,第1図の変形例であって、
第3図は鉄心板の打抜き形状を、第4図は固定鉄心と可
動鉄心との正面図を、第5図は固定鉄心と可動鉄心のA
−A位置における側面断面図を示す。第6図は第1図に
示す実施例の変形例を示す斜視図である。第7図は第1
図の実施例に対応する第2の実施例を示す斜視図、第8
図は第2図の変形例に対応する第2の変形例を示す斜視
図、第9図は第8図の固定鉄心と可動鉄心とを構成する
それぞれの鉄心板の打抜き形状を示す平面図、第10図は
第8図に斜視図として示された固定鉄心と可動鉄心の正
面図、第11図は同じく脚部の側面断面図、第12図は第6
図の変形例に対応する第2の変形例を示す斜視図、第13
図は第7図,第8図および第12図における積層鉄心の貫
通孔の配置状況を示す斜視図、第14図および第15図は従
来の交流電磁石の構成を示すものであって、第14図は正
面図、第15図は側面図である。 3,13,23,33:可動鉄心、3a,23a,33a:鉄心板、
7,17,27,37:固定鉄心、7a,27a,37a:鉄心板、
4:励磁コイル、8,11,12,14,15,16,31,32,3
8,39,40:注形樹脂、18ap 18b,19a,19b:溝、25,2
6:貫通孔、100 :交流電磁石。
Claims (5)
- 【請求項1】それぞれ同一形状の鉄心板を積層してな
り、接極面が対向して配置された固定鉄心と可動鉄心、
および前記両鉄心中に前記対向する接極面を互いに吸引
せしめる磁束を生ずる励磁コイルを備えた交流電磁石に
おいて、前記固定鉄心および可動鉄心がそれぞれ注形樹
脂により少なくとも接極面を除いて一体成形されている
ことを特徴とする交流電磁石。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の交流電磁石に
おいて、固定鉄心および可動鉄心の鉄心板はそれぞれE
字状に形成されるとともにそれぞれの鉄心板の一体成形
は反接極面側の面を除いて行われていることを特徴とす
る交流電磁石。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の交流電磁石に
おいて、E字状の鉄心板は、該鉄心板が積層されてなる
固定鉄心および可動鉄心のそれぞれの中央脚および両側
脚がその先端の接極面に所定の対向面積を有するととも
に該接極面に到る脚部が細くなるように形成されている
ことを特徴とする交流電磁石。 - 【請求項4】特許請求の範囲第2項記載の交流電磁石に
おいて、E字状の鉄心板は、該鉄心板が積層されてなる
固定鉄心および可動鉄心に複数の貫通孔が形成されるよ
うに複数の孔を備えていることを特徴とする交流電磁
石。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載の交流電磁石に
おいて、固定鉄心および可動鉄心の鉄心板の形状がそれ
ぞれE字状に形成されるとともにそれぞれの鉄心板の一
体成形が、E字状の中央脚と両側脚と該3脚の間に位置
する鉄心部分とがそれぞれ注形樹脂により密に包囲され
ることにより行われていることを特徴とする交流電磁
石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13149586A JPH0656806B2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 交流電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13149586A JPH0656806B2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 交流電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62287606A JPS62287606A (ja) | 1987-12-14 |
| JPH0656806B2 true JPH0656806B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=15059336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13149586A Expired - Lifetime JPH0656806B2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 交流電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656806B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011031745A1 (en) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | Achaogen, Inc. | Antibacterial fluoroquinolone analogs |
| WO2015091645A1 (en) | 2013-12-18 | 2015-06-25 | Basf Se | Azole compounds carrying an imine-derived substituent |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03116007U (ja) * | 1990-01-12 | 1991-12-02 | ||
| CN101772667B (zh) * | 2007-07-31 | 2013-12-11 | 株式会社阿米泰克 | 流量控制阀以及流量控制阀用的滑阀位置检测装置 |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP13149586A patent/JPH0656806B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011031745A1 (en) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | Achaogen, Inc. | Antibacterial fluoroquinolone analogs |
| WO2015091645A1 (en) | 2013-12-18 | 2015-06-25 | Basf Se | Azole compounds carrying an imine-derived substituent |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62287606A (ja) | 1987-12-14 |
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