JPH0657092A - メルトフロー特性が改良されたabs/ポリエステルブレンド - Google Patents
メルトフロー特性が改良されたabs/ポリエステルブレンドInfo
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- JPH0657092A JPH0657092A JP7604693A JP7604693A JPH0657092A JP H0657092 A JPH0657092 A JP H0657092A JP 7604693 A JP7604693 A JP 7604693A JP 7604693 A JP7604693 A JP 7604693A JP H0657092 A JPH0657092 A JP H0657092A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08L55/02—ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L67/00—Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L67/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L25/00—Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L25/02—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
- C08L25/04—Homopolymers or copolymers of styrene
- C08L25/08—Copolymers of styrene
- C08L25/12—Copolymers of styrene with unsaturated nitriles
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な衝撃抵抗特性と改良されたメルトフロ
ーを有するABS/ポリエステルブレンド。 【構成】 ABSグラフトコポリマーとSANコポリマ
ー中のスチレンとアクリロニトリルの比を不整合にする
ことによって、ABSグラフトコポリマー、SANコポ
リマーおよび熱可塑性ポリエステル樹脂からなるABS
/ポリエステルブレンドの良好な衝撃強さ特性は保持し
たまま、そのメルトフローを改善することができる。こ
の組成物は成形用樹脂として有用である。
ーを有するABS/ポリエステルブレンド。 【構成】 ABSグラフトコポリマーとSANコポリマ
ー中のスチレンとアクリロニトリルの比を不整合にする
ことによって、ABSグラフトコポリマー、SANコポ
リマーおよび熱可塑性ポリエステル樹脂からなるABS
/ポリエステルブレンドの良好な衝撃強さ特性は保持し
たまま、そのメルトフローを改善することができる。こ
の組成物は成形用樹脂として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はABS/ポリエステルブ
レンドに係り、特に、良好な衝撃抵抗特性を保持したま
まで改良されたメルトフローを有するABS/ポリエス
テルブレンドに係る。
レンドに係り、特に、良好な衝撃抵抗特性を保持したま
まで改良されたメルトフローを有するABS/ポリエス
テルブレンドに係る。
【0002】
【関連技術の説明】ABSと熱可塑性ポリエステルのブ
レンドは公知である。特願昭48−053,510号
(特開昭50−3450号)公報には、ABS/ポリブ
チレンテレフタレートの(50〜99%/1〜50%)
ブレンドが開示されている。
レンドは公知である。特願昭48−053,510号
(特開昭50−3450号)公報には、ABS/ポリブ
チレンテレフタレートの(50〜99%/1〜50%)
ブレンドが開示されている。
【0003】特公昭51−025,261号公報には、
ABS/ポリブチレンテレフタレートの(10〜50%
/90〜50%)ブレンドで、ABSが40〜80%の
ポリブタジエンゴムを有するものが開示されている。米
国特許第4,117,034号には「非晶質ポリエステ
ルグラフトポリマーアロイ」が開示され、非晶質ポリエ
ステルと高ゴムグラフトABSが特許請求されている。
ABS/ポリブチレンテレフタレートの(10〜50%
/90〜50%)ブレンドで、ABSが40〜80%の
ポリブタジエンゴムを有するものが開示されている。米
国特許第4,117,034号には「非晶質ポリエステ
ルグラフトポリマーアロイ」が開示され、非晶質ポリエ
ステルと高ゴムグラフトABSが特許請求されている。
【0004】米国特許第4,292,233号にはポリ
ブチレンテレフタレート/ABS‐グラフトコポリマー
で、ABSが70%より多くのポリブタジエンゴムを含
有しているものが開示されている。米国特許第4,75
3,986号には、線状ポリエステルと、単一モードの
粒径分布を有するゴム質コアを含むコア‐シェル型耐衝
撃性改良剤とのブレンドが開示されている。
ブチレンテレフタレート/ABS‐グラフトコポリマー
で、ABSが70%より多くのポリブタジエンゴムを含
有しているものが開示されている。米国特許第4,75
3,986号には、線状ポリエステルと、単一モードの
粒径分布を有するゴム質コアを含むコア‐シェル型耐衝
撃性改良剤とのブレンドが開示されている。
【0005】ABSとPBTとのブレンドは耐薬品性、
高い室温衝撃強さおよび低荷重条件下での良好な高温安
定性といったたくさんの良好な性質をもっている。耐衝
撃性を改良するゴムやその他のポリマーを添加して衝撃
強さを改良しようとする提案がすでにいくつかなされて
いる。しかし、それらの提案は、衝撃強さの改良に伴っ
てメルトフロー特性が大きく損なわれることがあるの
で、必ずしも完全に満足なものでないということが判明
している。一般に、衝撃強さが高まるとメルトフローは
落ちるし、その逆もいえる。メルトフロー特性が悪い
と、金型に充填するのに要する時間が長くなり、部品の
大きさに制限ができるため、成形品の品質や生産性に大
きな影響が出る。
高い室温衝撃強さおよび低荷重条件下での良好な高温安
定性といったたくさんの良好な性質をもっている。耐衝
撃性を改良するゴムやその他のポリマーを添加して衝撃
強さを改良しようとする提案がすでにいくつかなされて
いる。しかし、それらの提案は、衝撃強さの改良に伴っ
てメルトフロー特性が大きく損なわれることがあるの
で、必ずしも完全に満足なものでないということが判明
している。一般に、衝撃強さが高まるとメルトフローは
落ちるし、その逆もいえる。メルトフロー特性が悪い
と、金型に充填するのに要する時間が長くなり、部品の
大きさに制限ができるため、成形品の品質や生産性に大
きな影響が出る。
【0006】良好な衝撃抵抗特性を保持したままで改良
されたメルトフローを有するABS/熱可塑性ブレンド
を提供することが望ましい。
されたメルトフローを有するABS/熱可塑性ブレンド
を提供することが望ましい。
【0007】
【発明の概要】本発明は、好ましくはスチレンとアクリ
ロニトリルをゴム質のジエンポリマーの基材上にグラフ
トさせることによって製造されたABSグラフトコポリ
マー、スチレン‐アクリロニトリルコポリマー(SA
N)、および熱可塑性ポリエステル、好ましくはポリブ
チレンテレフタレート(PBT)のブレンドからなる熱
可塑性組成物に係る。
ロニトリルをゴム質のジエンポリマーの基材上にグラフ
トさせることによって製造されたABSグラフトコポリ
マー、スチレン‐アクリロニトリルコポリマー(SA
N)、および熱可塑性ポリエステル、好ましくはポリブ
チレンテレフタレート(PBT)のブレンドからなる熱
可塑性組成物に係る。
【0008】本発明の組成物は改良されたメルトフロー
と良好な衝撃強さを示す。
と良好な衝撃強さを示す。
【0009】
【詳細な説明】本発明の基礎となった発見は、前記グラ
フトコポリマー中のスチレンとアクリロニトリルの比
と、SANコポリマー中のスチレンとアクリロニトリル
の比とを不整合にすることによって、改良されたメルト
フローと良好な衝撃強さを有する上記組成物を取得する
ことができるということである。従来は一般に、ABS
グラフトポリマーとSANコポリマーとの相溶性を得る
ためにはこれらのポリマーのS/AN比を厳密に整合さ
せる必要があると思われていた。
フトコポリマー中のスチレンとアクリロニトリルの比
と、SANコポリマー中のスチレンとアクリロニトリル
の比とを不整合にすることによって、改良されたメルト
フローと良好な衝撃強さを有する上記組成物を取得する
ことができるということである。従来は一般に、ABS
グラフトポリマーとSANコポリマーとの相溶性を得る
ためにはこれらのポリマーのS/AN比を厳密に整合さ
せる必要があると思われていた。
【0010】本発明の樹脂状組成物中の線状熱可塑性ポ
リエステルは通常、次式の構造単位からなっている。
リエステルは通常、次式の構造単位からなっている。
【0011】
【化1】
【0012】ここで、R1 とR2 はそれぞれ約2〜10
個の炭素原子を含有する二価の脂肪族、脂環式または芳
香族の基である。この単位は普通少なくとも約30個存
在し、少なくとも50個存在するのが好ましい。このよ
うな線状ポリエステルは一般に、ジヒドロキシ化合物と
ジカルボン酸またはその官能性誘導体(たとえば、無水
物、酸塩化物または低級アルキルエステル、特にメチル
エステル)、好ましくはエステルとの公知の反応によっ
て製造される。
個の炭素原子を含有する二価の脂肪族、脂環式または芳
香族の基である。この単位は普通少なくとも約30個存
在し、少なくとも50個存在するのが好ましい。このよ
うな線状ポリエステルは一般に、ジヒドロキシ化合物と
ジカルボン酸またはその官能性誘導体(たとえば、無水
物、酸塩化物または低級アルキルエステル、特にメチル
エステル)、好ましくはエステルとの公知の反応によっ
て製造される。
【0013】R1 基は1種以上の脂肪族基、脂環式基ま
たは芳香族基であることができ、脂環式基は本発明の目
的からみて脂肪族基と同等であることが当業者間で公知
である。R1 基は、エチレングリコール、1,4‐ブタ
ンジオール(これらの2つはいずれも好ましい)、プロ
ピレングリコール、1,3‐プロパンジオール、1,6
‐ヘキサンジオール、1,10‐デカンジオール、1,
4‐シクロヘキサンジメタノール、2‐ブテン‐1,4
‐ジオール、レゾルシノール、ヒドロキノンおよびビス
フェノールAのようなジヒドロキシ化合物から誘導され
るものでもよいし、または、ジヒドロキシ化合物の反応
性をほとんど変えることのない置換基(たとえば、アル
コキシ、ハロ、ニトリル)またはヘテロ原子(たとえ
ば、酸素またはイオウ)を含有する基でもよい。
たは芳香族基であることができ、脂環式基は本発明の目
的からみて脂肪族基と同等であることが当業者間で公知
である。R1 基は、エチレングリコール、1,4‐ブタ
ンジオール(これらの2つはいずれも好ましい)、プロ
ピレングリコール、1,3‐プロパンジオール、1,6
‐ヘキサンジオール、1,10‐デカンジオール、1,
4‐シクロヘキサンジメタノール、2‐ブテン‐1,4
‐ジオール、レゾルシノール、ヒドロキノンおよびビス
フェノールAのようなジヒドロキシ化合物から誘導され
るものでもよいし、または、ジヒドロキシ化合物の反応
性をほとんど変えることのない置換基(たとえば、アル
コキシ、ハロ、ニトリル)またはヘテロ原子(たとえ
ば、酸素またはイオウ)を含有する基でもよい。
【0014】R2 基は、コハク酸、アジピン酸、マレイ
ン酸、イソフタル酸およびテレフタル酸または類似の置
換酸およびヘテロ原子含有酸のような酸から誘導される
ものでよく、通常は約6〜10個の炭素原子を含有して
いる。R1 とR2 は炭化水素基であることが最も多い。
R1 が脂肪族、特に飽和の脂肪族で、R2 が芳香族であ
るのが好ましい。最も望ましいポリエステルはポリ(ア
ルキレンレテレフタレート)、特にポリ(エチレンテレ
フタレート)またはポリ(1,4‐ブチレンテレフタレ
ート)[以後、それぞれ単に「ポリエチレンテレフタレ
ート」および「ポリブチレンテレフタレート」というこ
とがある]であり、とりわけ後者のポリブチレンテレフ
タレートが望ましい。そのようなポリエステルは米国特
許第2,465,319号、第2,720,502号、
第2,727,881号、第2,822,348号、第
3,047,539号、第3,671,487号、第
3,953,394号および第4,128,526号に
例示されているように業界で公知である。これらのポリ
エステルは、ゲル透過クロマトグラフィーまたは30℃
のフェノール60重量%と1,1,2,2‐テトラクロ
ロエタン40重量%の混合物中における固有粘度(I
V)によって決定される数平均分子量が約10,000
〜70,000の範囲内であるのが好ましい。
ン酸、イソフタル酸およびテレフタル酸または類似の置
換酸およびヘテロ原子含有酸のような酸から誘導される
ものでよく、通常は約6〜10個の炭素原子を含有して
いる。R1 とR2 は炭化水素基であることが最も多い。
R1 が脂肪族、特に飽和の脂肪族で、R2 が芳香族であ
るのが好ましい。最も望ましいポリエステルはポリ(ア
ルキレンレテレフタレート)、特にポリ(エチレンテレ
フタレート)またはポリ(1,4‐ブチレンテレフタレ
ート)[以後、それぞれ単に「ポリエチレンテレフタレ
ート」および「ポリブチレンテレフタレート」というこ
とがある]であり、とりわけ後者のポリブチレンテレフ
タレートが望ましい。そのようなポリエステルは米国特
許第2,465,319号、第2,720,502号、
第2,727,881号、第2,822,348号、第
3,047,539号、第3,671,487号、第
3,953,394号および第4,128,526号に
例示されているように業界で公知である。これらのポリ
エステルは、ゲル透過クロマトグラフィーまたは30℃
のフェノール60重量%と1,1,2,2‐テトラクロ
ロエタン40重量%の混合物中における固有粘度(I
V)によって決定される数平均分子量が約10,000
〜70,000の範囲内であるのが好ましい。
【0015】本発明に有用なグラフトコポリマーはジエ
ンゴム基材粒子とその上にグラフトした剛性ポリマーと
を含んでおり、たとえばABSタイプのグラフトコポリ
マーがある。本発明に有用なABSタイプのコポリマー
分子は、2つ以上の異なる組成のポリマー部分が化学結
合しているものである。ジエンゴム基材を製造するに
は、1,3‐ブタジエンのような共役ジエンを重合する
かまたは共役ジエンをそれと共重合可能なビニルモノマ
ー(たとえばスチレン)と共に重合してゴム基材粒子と
するのが好ましい。このジエンゴム基材の生成後、少な
くとも1種(2種が好ましい)のグラフト用モノマー
を、あらかじめ重合してある骨格基材の存在下で重合し
てグラフトポリマーを得る。これらの樹脂は業界でよく
知られている方法によって製造される。
ンゴム基材粒子とその上にグラフトした剛性ポリマーと
を含んでおり、たとえばABSタイプのグラフトコポリ
マーがある。本発明に有用なABSタイプのコポリマー
分子は、2つ以上の異なる組成のポリマー部分が化学結
合しているものである。ジエンゴム基材を製造するに
は、1,3‐ブタジエンのような共役ジエンを重合する
かまたは共役ジエンをそれと共重合可能なビニルモノマ
ー(たとえばスチレン)と共に重合してゴム基材粒子と
するのが好ましい。このジエンゴム基材の生成後、少な
くとも1種(2種が好ましい)のグラフト用モノマー
を、あらかじめ重合してある骨格基材の存在下で重合し
てグラフトポリマーを得る。これらの樹脂は業界でよく
知られている方法によって製造される。
【0016】上記ゴム基材は、ポリブタジエンやポリイ
ソプレンのような共役ジエンポリマーまたはブタジエン
‐スチレンやブタジエン‐アクリロニトリルのようなコ
ポリマーなどが好ましい。グラフトポリマーの骨格を形
成するのに通常使用される特定の共役ジエンモノマー
は、一般に次式で表わされる。
ソプレンのような共役ジエンポリマーまたはブタジエン
‐スチレンやブタジエン‐アクリロニトリルのようなコ
ポリマーなどが好ましい。グラフトポリマーの骨格を形
成するのに通常使用される特定の共役ジエンモノマー
は、一般に次式で表わされる。
【0017】
【化2】
【0018】ただし、Xは水素、1〜5個の炭素原子を
含有するアルキル基、塩素および臭素より成る群の中か
ら選択される。使用できるジエンの例は、ブタジエン、
イソプレン、1,3‐ヘプタジエン、メチル‐1,3‐
ペンタジエン、2,3‐ジメチル‐1,3‐ブタジエ
ン、2‐エチル‐1,3‐ペンタジエン、1,3‐ヘキ
サジエン、2,4‐ヘキサジエン、およびクロロまたは
ブロモ置換ブタジエン(たとえばジクロロブタジエン、
ブロモブタジエン、ジブロモブタジエン)、これらの混
合物などである。好ましい共役ジエンは1,3‐ブタジ
エンである。
含有するアルキル基、塩素および臭素より成る群の中か
ら選択される。使用できるジエンの例は、ブタジエン、
イソプレン、1,3‐ヘプタジエン、メチル‐1,3‐
ペンタジエン、2,3‐ジメチル‐1,3‐ブタジエ
ン、2‐エチル‐1,3‐ペンタジエン、1,3‐ヘキ
サジエン、2,4‐ヘキサジエン、およびクロロまたは
ブロモ置換ブタジエン(たとえばジクロロブタジエン、
ブロモブタジエン、ジブロモブタジエン)、これらの混
合物などである。好ましい共役ジエンは1,3‐ブタジ
エンである。
【0019】重合によりABSポリマーのグラフトポリ
マー部分を形成できるグラフト用モノマーの1種または
1群はモノビニル芳香族炭化水素である。利用できるモ
ノビニル芳香族モノマーは一般に次式で表わされる。
マー部分を形成できるグラフト用モノマーの1種または
1群はモノビニル芳香族炭化水素である。利用できるモ
ノビニル芳香族モノマーは一般に次式で表わされる。
【0020】
【化3】
【0021】ただし、Xはすでに定義した通りである。
モノビニル芳香族化合物、ならびにアルキル、シクロア
ルキル、アリール、アルカリール、アラルキル、アルコ
キシ、アリールオキシ、その他の基で置換されたビニル
芳香族化合物の例としては、スチレン、p‐メチルスチ
レン、α‐メチルスチレン、3,5‐ジエチルスチレ
ン、4‐n‐プロピルスチレン、α‐メチルビニルトル
エン、α‐クロロスチレン、α‐ブロモスチレン、ジク
ロロスチレン、ジブロモスチレン、テトラクロロスチレ
ン、これらの混合物などがある。使用するのに好ましい
モノビニル芳香族炭化水素はスチレンおよび/またはα
‐メチルスチレンである。
モノビニル芳香族化合物、ならびにアルキル、シクロア
ルキル、アリール、アルカリール、アラルキル、アルコ
キシ、アリールオキシ、その他の基で置換されたビニル
芳香族化合物の例としては、スチレン、p‐メチルスチ
レン、α‐メチルスチレン、3,5‐ジエチルスチレ
ン、4‐n‐プロピルスチレン、α‐メチルビニルトル
エン、α‐クロロスチレン、α‐ブロモスチレン、ジク
ロロスチレン、ジブロモスチレン、テトラクロロスチレ
ン、これらの混合物などがある。使用するのに好ましい
モノビニル芳香族炭化水素はスチレンおよび/またはα
‐メチルスチレンである。
【0022】重合によりABSグラフトコポリマーのグ
ラフトポリマー部分を形成できる第二の群のモノマー
は、アクリロニトリルや置換アクリロニトリルのような
アクリロニトリルモノマーである。これらのアクリロニ
トリルモノマーは一般に次式で表わされる。
ラフトポリマー部分を形成できる第二の群のモノマー
は、アクリロニトリルや置換アクリロニトリルのような
アクリロニトリルモノマーである。これらのアクリロニ
トリルモノマーは一般に次式で表わされる。
【0023】
【化4】
【0024】ただし、Xはすでに定義した通りであり、
Yはシアノ基より成る群の中から選択される。このよう
なモノマーの例としては、アクリロニトリル、エタクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、α‐クロロアクリロ
ニトリル、β‐クロロアクリロニトリル、α‐ブロモア
クリロニトリル、およびβ‐ブロモアクリロニトリルが
ある。好ましいアクリロニトリルモノマーはアクリロニ
トリルである。
Yはシアノ基より成る群の中から選択される。このよう
なモノマーの例としては、アクリロニトリル、エタクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、α‐クロロアクリロ
ニトリル、β‐クロロアクリロニトリル、α‐ブロモア
クリロニトリル、およびβ‐ブロモアクリロニトリルが
ある。好ましいアクリロニトリルモノマーはアクリロニ
トリルである。
【0025】ABSコポリマーを製造する際、1,3‐
ブタジエンのポリマーまたはコポリマーに代表されるゴ
ム基材の共役ジオレフィンポリマーまたはコポリマー
は、ABSグラフトコポリマー組成物の総重量を基準に
して40〜85重量%の割合で存在するのが好ましい。
このジエンゴム基材の存在下で重合してグラフト部分を
形成するモノマー(たとえば、スチレンやアクリロニト
リル)は、グラフトコポリマー組成物全体の約15〜約
60重量%を占めるのが好ましい。
ブタジエンのポリマーまたはコポリマーに代表されるゴ
ム基材の共役ジオレフィンポリマーまたはコポリマー
は、ABSグラフトコポリマー組成物の総重量を基準に
して40〜85重量%の割合で存在するのが好ましい。
このジエンゴム基材の存在下で重合してグラフト部分を
形成するモノマー(たとえば、スチレンやアクリロニト
リル)は、グラフトコポリマー組成物全体の約15〜約
60重量%を占めるのが好ましい。
【0026】アクリロニトリルに代表される第二群のグ
ラフト用モノマーは、グラフト部分全体の約10〜24
重量%を占めるのが好ましい。スチレンによって代表さ
れるモノビニル芳香族炭化水素はグラフト部分全体の7
6〜90重量%を占めるのが好ましい。グラフトコポリ
マーの製造の際、一般に、重合用モノマーの数%がゴム
基材上にグラフトしないで、互いに結合して遊離のコポ
リマーとして生ずる。グラフト用モノマーの一方にスチ
レンを用い、他方のグラフト用モノマーとしてアクリロ
ニトリルを用いた場合、組成物の幾分かは共重合して遊
離のスチレン‐アクリロニトリルコポリマーとなる。本
明細書中でABSグラフトコポリマー組成物という場
合、実際のグラフトコポリマーを言い、これはABSグ
ラフトコポリマー製造時に生成する遊離のコポリマーを
ほとんど含んでいないのが好ましく、ABSグラフトコ
ポリマーの総重量を基準にして5重量%未満の遊離コポ
リマーを含有するのが好ましい。その結果、ABS/ポ
リエステルブレンド組成物は、SとANの比が不整合に
なったABSグラフトコポリマーとSANコポリマーと
を含有することになる。
ラフト用モノマーは、グラフト部分全体の約10〜24
重量%を占めるのが好ましい。スチレンによって代表さ
れるモノビニル芳香族炭化水素はグラフト部分全体の7
6〜90重量%を占めるのが好ましい。グラフトコポリ
マーの製造の際、一般に、重合用モノマーの数%がゴム
基材上にグラフトしないで、互いに結合して遊離のコポ
リマーとして生ずる。グラフト用モノマーの一方にスチ
レンを用い、他方のグラフト用モノマーとしてアクリロ
ニトリルを用いた場合、組成物の幾分かは共重合して遊
離のスチレン‐アクリロニトリルコポリマーとなる。本
明細書中でABSグラフトコポリマー組成物という場
合、実際のグラフトコポリマーを言い、これはABSグ
ラフトコポリマー製造時に生成する遊離のコポリマーを
ほとんど含んでいないのが好ましく、ABSグラフトコ
ポリマーの総重量を基準にして5重量%未満の遊離コポ
リマーを含有するのが好ましい。その結果、ABS/ポ
リエステルブレンド組成物は、SとANの比が不整合に
なったABSグラフトコポリマーとSANコポリマーと
を含有することになる。
【0027】SANコポリマーはグラフトコポリマーと
は別に製造して、グラフトコポリマー中のスチレンとア
クリロニトリルの比がSANコポリマー中のスチレン/
アクリロニトリル比と整合しないようにする。ABSグ
ラフトコポリマーのグラフト部分のスチレン/アクリロ
ニトリルの重量比は90:10〜76:24が好まし
く、85:15〜80:20がさらに好ましく、82:
18が最も好ましい。SANコポリマー中のスチレン/
アクリロニトリル重量比は75:25〜60:40が好
ましく、72:28〜65:35がさらに好ましく、7
2:28が最も好ましい。ABSグラフトコポリマーの
グラフト部分のスチレンとアクリロニトリルの合計重量
を基準にした、グラフトコポリマー中のスチレンの重量
%と、SANコポリマー中のスチレンとアクリロニトリ
ルの合計重量を基準にした、SANコポリマー中のスチ
レンの重量%とは、少なくとも5%違っている。
は別に製造して、グラフトコポリマー中のスチレンとア
クリロニトリルの比がSANコポリマー中のスチレン/
アクリロニトリル比と整合しないようにする。ABSグ
ラフトコポリマーのグラフト部分のスチレン/アクリロ
ニトリルの重量比は90:10〜76:24が好まし
く、85:15〜80:20がさらに好ましく、82:
18が最も好ましい。SANコポリマー中のスチレン/
アクリロニトリル重量比は75:25〜60:40が好
ましく、72:28〜65:35がさらに好ましく、7
2:28が最も好ましい。ABSグラフトコポリマーの
グラフト部分のスチレンとアクリロニトリルの合計重量
を基準にした、グラフトコポリマー中のスチレンの重量
%と、SANコポリマー中のスチレンとアクリロニトリ
ルの合計重量を基準にした、SANコポリマー中のスチ
レンの重量%とは、少なくとも5%違っている。
【0028】本発明の熱可塑性組成物は、熱可塑性ポリ
エステル樹脂を、組成物総重量に対して15〜80重量
%の割合で含むのが好ましく、30〜75重量%である
とさらに好ましく、35〜60重量%であると最も好ま
しい。ABSグラフトコポリマーは、組成物の総重量を
基準にして15〜75重量%の割合で存在するのが好ま
しく、20〜60重量%であるとさらに好ましく、20
〜40重量%であるのが最も好ましい。スチレン‐アク
リロニトリル剛性コポリマーは、組成物の総重量を基準
にして5〜50重量%の割合で含まれるのが好ましく、
10〜40重量%であるのがさらに好ましく、15〜2
5重量%であると最も好ましい。
エステル樹脂を、組成物総重量に対して15〜80重量
%の割合で含むのが好ましく、30〜75重量%である
とさらに好ましく、35〜60重量%であると最も好ま
しい。ABSグラフトコポリマーは、組成物の総重量を
基準にして15〜75重量%の割合で存在するのが好ま
しく、20〜60重量%であるとさらに好ましく、20
〜40重量%であるのが最も好ましい。スチレン‐アク
リロニトリル剛性コポリマーは、組成物の総重量を基準
にして5〜50重量%の割合で含まれるのが好ましく、
10〜40重量%であるのがさらに好ましく、15〜2
5重量%であると最も好ましい。
【0029】本発明のブレンド中にはジエポキシドを使
用してもよい。ABSグラフトポリマー/ポリアルキレ
ンテレフタレートブレンド中にジエポキシドを使用する
ことはジャルバート(Jalbert) らの米国特許第5,00
1,178号(援用する)に教示されている。本発明に
有用な各種のジエポキシドが米国特許第2,890,2
09号に記載されている。これらのジエポキシドは、
3,4‐エポキシシクロヘキサンカルボン酸3,4‐エ
ポキシシクロヘキサンメチルの触媒エステル化によって
製造でき、次の一般式で表わされる。
用してもよい。ABSグラフトポリマー/ポリアルキレ
ンテレフタレートブレンド中にジエポキシドを使用する
ことはジャルバート(Jalbert) らの米国特許第5,00
1,178号(援用する)に教示されている。本発明に
有用な各種のジエポキシドが米国特許第2,890,2
09号に記載されている。これらのジエポキシドは、
3,4‐エポキシシクロヘキサンカルボン酸3,4‐エ
ポキシシクロヘキサンメチルの触媒エステル化によって
製造でき、次の一般式で表わされる。
【0030】
【化5】
【0031】ここで、R3 はそれぞれ独立して、水素と
アルキル基より成る群の中から選択されるものを表わ
す。特に、R3 はそれぞれ独立して、水素および1〜4
個の炭素原子を含有する低級アルキル基より成る群の中
から選択されるものを表わす。R 3 がアルキル基、特に
低級アルキル基を表わすとき、好ましい種類のジエポキ
シドはこのアルキル基に含まれる炭素原子の総数が12
を越えないようなものである。上記一般式で表わされる
特に好ましい種類の化合物は、R3 がそれぞれ水素およ
びメチル基より成る群の中から選択される基を表わすよ
うなものである。炭素環1個当たり3個以下のアルキル
置換基を有するジエポキシドモノマーまたはその混合物
から作成したポリマー、特にホモポリマーが好ましい。
アルキル基より成る群の中から選択されるものを表わ
す。特に、R3 はそれぞれ独立して、水素および1〜4
個の炭素原子を含有する低級アルキル基より成る群の中
から選択されるものを表わす。R 3 がアルキル基、特に
低級アルキル基を表わすとき、好ましい種類のジエポキ
シドはこのアルキル基に含まれる炭素原子の総数が12
を越えないようなものである。上記一般式で表わされる
特に好ましい種類の化合物は、R3 がそれぞれ水素およ
びメチル基より成る群の中から選択される基を表わすよ
うなものである。炭素環1個当たり3個以下のアルキル
置換基を有するジエポキシドモノマーまたはその混合物
から作成したポリマー、特にホモポリマーが好ましい。
【0032】上記一般式で表わされるジエポキシドは、
選択した3‐シクロヘキセンカルボン酸3‐シクロヘキ
セニルメチルを過酢酸と反応させることによって便利に
製造することができる。一方、3‐シクロヘキセンカル
ボン酸3‐シクロヘキセニルメチル自体は、選択した3
‐シクロヘキセンカルボキシアルデヒドを、ベンゼンの
ような不活性溶媒に溶かしたアルミニウムアルコキシド
触媒の存在下、0〜110℃の範囲の温度で反応させる
ことによって容易に製造される。
選択した3‐シクロヘキセンカルボン酸3‐シクロヘキ
セニルメチルを過酢酸と反応させることによって便利に
製造することができる。一方、3‐シクロヘキセンカル
ボン酸3‐シクロヘキセニルメチル自体は、選択した3
‐シクロヘキセンカルボキシアルデヒドを、ベンゼンの
ような不活性溶媒に溶かしたアルミニウムアルコキシド
触媒の存在下、0〜110℃の範囲の温度で反応させる
ことによって容易に製造される。
【0033】本発明の組成物は、アイゾット衝撃強さで
測定されるブレンドの高温加工安定性を高めるのに充分
な量でジエポキシド成分を含有するのが好ましい。好ま
しい態様の組成物は、ジエポキシドを組成物の総重量に
対して約0.01〜約5重量%、そしてポリアルキレン
テレフタレート、ABSグラフトコポリマーおよびSA
Nコポリマーを合計して、組成物総重量に対して約20
〜約99.9重量%含有する。
測定されるブレンドの高温加工安定性を高めるのに充分
な量でジエポキシド成分を含有するのが好ましい。好ま
しい態様の組成物は、ジエポキシドを組成物の総重量に
対して約0.01〜約5重量%、そしてポリアルキレン
テレフタレート、ABSグラフトコポリマーおよびSA
Nコポリマーを合計して、組成物総重量に対して約20
〜約99.9重量%含有する。
【0034】
1. 以下の実施例で、「pbw]という表示はすべて
「重量部」を示す。実施例では次のブレンド成分を使用
した。 (A) ABSグラフトコポリマー ABSグラフトポリマーはすべて、平均粒径が0.3〜
0.4μmのポリブタジエンラテックス50pbw上に
スチレンとアクリロニトリル50pbwをグラフトする
ことによって製造した。グラフト重合はバッチまたは半
バッチ式に行ない、S/ANの比は70/30から82
/18まで変化させた。ABS‐B70/30 :ポリブタジエンラテックス50
pbw上にスチレン35pbwとアクリロニトリル15
pbwをバッチ式に乳化重合して製造したABSグラフ
トポリマーであり、このグラフトポリマー中のS/AN
比は70/30である。ABS‐B82/18 :ポリブタジエンラテックス50
pbw上にスチレン41pbwとアクリロニトリル9p
bwをバッチ式に乳化重合して製造したABSグラフト
ポリマーであり、このグラフトポリマー中のS/AN比
は82/18である。ABS‐SB75/25 :ポリブタジエンラテックス5
0pbw上にスチレン37.5pbwとアクリロニトリ
ル12.5pbwを半バッチ式に乳化重合して製造した
ABSグラフトポリマーであり、このグラフトポリマー
中のS/AN比は75/25である。ABS‐SB81/18 :ポリブタジエンラテックス5
0pbw上にスチレン41pbwとアクリロニトリル9
pbwを半バッチ式に乳化重合して製造したABSグラ
フトポリマーであり、このグラフトポリマー中のS/A
N比は82/18である。 (B) スチレン‐アクリロニトリルコポリマーSAN
72/28 塊状重合によって共重合したスチレン‐アクリロニトリ
ルであり、S/AN比は72/28、重量平均分子量は
110,000g/モルである。 (C) ポリブチレンテレフタレートPBT ゼネラル・エレクトリック社(General Electric Compan
y)から入手したバロックス(VALOX) (登録商標)315
というポリブチレンテレフタレート。 2. 二軸式エクストルーダーを用いて500°Fで溶
融混合することによって表Iに示す割合のABS/PB
Tブレンドを製造した。得られたポリマーブレンドスト
ランドを急冷してペレット化し、得られたペレットを5
00°Fで射出成形して試験片にした。この試験片のア
イゾット衝撃および溶融粘度特性を表Iに示す。アイゾ
ット衝撃強さはASTM試験法D256Aに従って測定
したものであり、溶融粘度データはケイネス(Kayness)
毛細管レオメーターを用いて500°Fで求めたもので
ある。
「重量部」を示す。実施例では次のブレンド成分を使用
した。 (A) ABSグラフトコポリマー ABSグラフトポリマーはすべて、平均粒径が0.3〜
0.4μmのポリブタジエンラテックス50pbw上に
スチレンとアクリロニトリル50pbwをグラフトする
ことによって製造した。グラフト重合はバッチまたは半
バッチ式に行ない、S/ANの比は70/30から82
/18まで変化させた。ABS‐B70/30 :ポリブタジエンラテックス50
pbw上にスチレン35pbwとアクリロニトリル15
pbwをバッチ式に乳化重合して製造したABSグラフ
トポリマーであり、このグラフトポリマー中のS/AN
比は70/30である。ABS‐B82/18 :ポリブタジエンラテックス50
pbw上にスチレン41pbwとアクリロニトリル9p
bwをバッチ式に乳化重合して製造したABSグラフト
ポリマーであり、このグラフトポリマー中のS/AN比
は82/18である。ABS‐SB75/25 :ポリブタジエンラテックス5
0pbw上にスチレン37.5pbwとアクリロニトリ
ル12.5pbwを半バッチ式に乳化重合して製造した
ABSグラフトポリマーであり、このグラフトポリマー
中のS/AN比は75/25である。ABS‐SB81/18 :ポリブタジエンラテックス5
0pbw上にスチレン41pbwとアクリロニトリル9
pbwを半バッチ式に乳化重合して製造したABSグラ
フトポリマーであり、このグラフトポリマー中のS/A
N比は82/18である。 (B) スチレン‐アクリロニトリルコポリマーSAN
72/28 塊状重合によって共重合したスチレン‐アクリロニトリ
ルであり、S/AN比は72/28、重量平均分子量は
110,000g/モルである。 (C) ポリブチレンテレフタレートPBT ゼネラル・エレクトリック社(General Electric Compan
y)から入手したバロックス(VALOX) (登録商標)315
というポリブチレンテレフタレート。 2. 二軸式エクストルーダーを用いて500°Fで溶
融混合することによって表Iに示す割合のABS/PB
Tブレンドを製造した。得られたポリマーブレンドスト
ランドを急冷してペレット化し、得られたペレットを5
00°Fで射出成形して試験片にした。この試験片のア
イゾット衝撃および溶融粘度特性を表Iに示す。アイゾ
ット衝撃強さはASTM試験法D256Aに従って測定
したものであり、溶融粘度データはケイネス(Kayness)
毛細管レオメーターを用いて500°Fで求めたもので
ある。
【0035】
【表1】 表 I A 1 B 2 PBT 45 45 45 45 ABS‐SB75/25 33 − 30 − ABS‐SB82/18 − 33 − 30 SAN72/28 22 22 25 25 ノッチ付きアイゾット1/8″(ft-lb/in) 73°F 9.9 9.0 7.2 7.0 0°F 2.2 2.4 2.2 2.4 溶融粘度500°F(ポイズ) 500秒-1 3463 2888 2946 2810 1000秒-1 2277 1939 2008 1879 実施例A、1、Bおよび2では、ゼネラル・エレクトリ
ック社(General Electric Company)で製造されウルトラ
ノックス(Ultranox)626という登録商標名で販売され
ている熱酸化安定剤、すなわちビス(2,4‐ジ‐t‐
ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト
を0.5重量%存在させた。本発明の実施例1と2は対
応するそれぞれの比較例AおよびBよりも粘度が低かっ
た。 3. 二軸式エクストルーダーを用いて500°Fで溶
融混合することによって表IIに示す割合のABS/PB
Tブレンドを製造した。得られたポリマーブレンドスト
ランドを急冷してペレット化し、得られたペレットを5
00°Fで射出成形して試験片にした。この試験片のア
イゾット衝撃および溶融粘度特性を表IIに示す。アイゾ
ット衝撃強さはASTM試験法D256Aに従って測定
したものであり、溶融粘度データはケイネス(Kayness)
毛細管レオメーターを用いて500°Fで求めたもので
ある。
ック社(General Electric Company)で製造されウルトラ
ノックス(Ultranox)626という登録商標名で販売され
ている熱酸化安定剤、すなわちビス(2,4‐ジ‐t‐
ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト
を0.5重量%存在させた。本発明の実施例1と2は対
応するそれぞれの比較例AおよびBよりも粘度が低かっ
た。 3. 二軸式エクストルーダーを用いて500°Fで溶
融混合することによって表IIに示す割合のABS/PB
Tブレンドを製造した。得られたポリマーブレンドスト
ランドを急冷してペレット化し、得られたペレットを5
00°Fで射出成形して試験片にした。この試験片のア
イゾット衝撃および溶融粘度特性を表IIに示す。アイゾ
ット衝撃強さはASTM試験法D256Aに従って測定
したものであり、溶融粘度データはケイネス(Kayness)
毛細管レオメーターを用いて500°Fで求めたもので
ある。
【0036】
【表2】 表 II C 3 D 4 E 5 PBT 45 45 45 45 45 45 ABS‐B70/30 30 - 34 - 38 - ABS‐B82/18 - 30 - 34 - 38 SAN72/28 25 25 21 21 17 17 ERL‐4221 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 0.25 ノッチ付きアイゾット1/8″(ft-lb/in) 73°F 7.5 7.6 11.2 14.5 15.4 15.2 溶融粘度500°F(ポイズ) 100秒-1 12338 10248 13495 11009 15838 12993 500秒-1 4634 4050 5011 4330 5815 4873 1000秒-1 3040 2715 3271 2897 3777 3161 これらの実施例では、ゼネラル・エレクトリック社(Gen
eral Electric Company)で製造されウルトラノックス(U
ltranox)626という登録商標名で販売されている熱酸
化安定剤、すなわちビス(2,4‐ジ‐t‐ブチルフェ
ニル)ペンタエリスリトールジホスファイトを0.25
重量%存在させた。
eral Electric Company)で製造されウルトラノックス(U
ltranox)626という登録商標名で販売されている熱酸
化安定剤、すなわちビス(2,4‐ジ‐t‐ブチルフェ
ニル)ペンタエリスリトールジホスファイトを0.25
重量%存在させた。
【0037】ERL‐4221はユニオン・カーバイド
社(Union Carbide Company) で製造されている熱安定剤
のジエポキシ化合物である。以上の実施例から分かるよ
うに、本発明の組成物は、ABSとポリブチレンテレフ
タレートを含有するブレンドのメルトフローを改良する
ことができると共に良好な衝撃強さを示す。これは、A
BSグラフトポリマー中のS/AN比とSANコポリマ
ー中のS/AN比を不整合にさせたことによって達成さ
れたものである。本発明の実施例3、4および5ではそ
れぞれの比較例C、DおよびEに比べて粘度が低下して
いることに注意されたい。
社(Union Carbide Company) で製造されている熱安定剤
のジエポキシ化合物である。以上の実施例から分かるよ
うに、本発明の組成物は、ABSとポリブチレンテレフ
タレートを含有するブレンドのメルトフローを改良する
ことができると共に良好な衝撃強さを示す。これは、A
BSグラフトポリマー中のS/AN比とSANコポリマ
ー中のS/AN比を不整合にさせたことによって達成さ
れたものである。本発明の実施例3、4および5ではそ
れぞれの比較例C、DおよびEに比べて粘度が低下して
いることに注意されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 67/02 LPB 8933−4J
Claims (11)
- 【請求項1】 (a)熱可塑性ポリエステル樹脂、 (b)(i)ゴム質コア、および(ii)前記ゴム質コ
アにグラフトしたスチレン‐アクリロニトリルコポリマ
ーグラフト部分からなるグラフトコポリマー、ならびに (c)遊離のスチレン‐アクリロニトリルコポリマー を含んでなる熱可塑性組成物であって、前記グラフトコ
ポリマーおよび前記遊離のスチレン‐アクリロニトリル
コポリマー中のスチレンとアクリロニトリルの比が前記
組成物のメルトフローを改良するのに充分な程度に不整
合になっている、前記組成物。 - 【請求項2】 前記熱可塑性ポリエステルがポリブチレ
ンテレフタレート樹脂である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記グラフトコポリマーのグラフト部分
中のスチレンとアクリロニトリルの比が90:10〜7
6:24から選択される、請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 前記遊離のスチレン‐アクリロニトリル
コポリマー中のスチレンとアクリロニトリルの比が7
5:25〜60:40から選択される、請求項3記載の
組成物。 - 【請求項5】 ポリブチレンテレフタレート樹脂が組成
物の総重量を基準にして15〜75重量%の割合で存在
し、前記ABSグラフトコポリマーが組成物の総重量を
基準にして15〜75重量%の割合で存在する、請求項
2記載の組成物。 - 【請求項6】 熱可塑性組成物であって、(a)組成物
の総重量を基準にして15〜75重量%の割合で存在す
るポリブチレンテレフタレート樹脂と、(b)組成物の
総重量を基準にして15〜75重量%の割合で存在し、
ゴム質コアとスチレン‐アクリロニトリルグラフトを有
しており、前記スチレン‐アクリロニトリルグラフト中
のスチレン/アクリロニトリル重量比が90:10〜7
6:24であるABSグラフトコポリマーと、(c)ス
チレンとアクリロニトリルから誘導され、スチレン/ア
クリロニトリルの重量比が75:25〜60:40であ
る、遊離のスチレン‐アクリロニトリルコポリマーとを
含んでなる熱可塑性組成物。 - 【請求項7】 熱可塑性組成物であって、(a)組成物
の総重量を基準にして15〜75重量%のポリアルキレ
ンテレフタレート樹脂と、(b)モノビニル芳香族モノ
マーとエチレン性不飽和ニトリルの混合物を0.04〜
2.0nmの粒径を有するジエンゴム基材上にグラフト
させることによって形成された、組成物の総重量を基準
にして15〜75重量%のABSグラフトポリマー(た
だし、前記モノビニル芳香族モノマーは前記混合物の総
重量を基準にして20〜99重量%の割合で存在し、前
記エチレン性不飽和ニトリルは前記混合物の総重量を基
準にして1〜80重量%の割合で存在し、前記ジエンゴ
ム基材はABSグラフトポリマーの総重量を基準にして
85〜15重量%の割合で存在し、前記モノビニル芳香
族モノマーと前記不飽和ニトリルの重量比は90:10
〜76:24である)と、(c)モノビニル芳香族モノ
マーとエチレン性不飽和ニトリルから形成されたコポリ
マー(ただし、前記モノビニル芳香族モノマーは前記コ
ポリマー中にコポリマーの総重量を基準にして60〜7
5重量%の割合で存在し、前記エチレン性不飽和ニトリ
ルは前記コポリマー中にコポリマーの総重量を基準にし
て25〜40重量%の割合で存在する)とを含んでなる
熱可塑性組成物。 - 【請求項8】 前記ポリアルキレンテレフタレート樹脂
がポリブチレンテレフタレート樹脂である、請求項7記
載の組成物。 - 【請求項9】 前記グラフトポリマー中の前記モノビニ
ル芳香族モノマーがスチレンであり、前記コポリマー中
の前記モノビニル芳香族モノマーがスチレンである、請
求項7記載の組成物。 - 【請求項10】 前記グラフトポリマー中の前記エチレ
ン性不飽和ニトリルがアクリロニトリルであり、前記コ
ポリマー中の前記エチレン性不飽和ニトリルがアクリロ
ニトリルである、請求項7記載の組成物。 - 【請求項11】 前記ABSグラフトコポリマー中のス
チレンとアクリロニトリルの総重量を基準にした、AB
Sグラフトコポリマー中のエチレン性不飽和ニトリルの
重量%と、SANコポリマーのスチレンとアクリロニト
リルの総重量を基準にした、SANコポリマー中のエチ
レン性不飽和ニトリルの重量%との差が、5〜18重量
%である、請求項7記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US86357392A | 1992-04-03 | 1992-04-03 | |
| US863573 | 1992-04-03 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657092A true JPH0657092A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=25341320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7604693A Withdrawn JPH0657092A (ja) | 1992-04-03 | 1993-04-02 | メルトフロー特性が改良されたabs/ポリエステルブレンド |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0564241A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0657092A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2753712A1 (fr) * | 1996-09-25 | 1998-03-27 | Gen Electric Plastics Abs Euro | Compositions de moulage a base de polymerisats abs |
| FR2753711B1 (fr) * | 1996-09-25 | 1999-01-22 | Compositions a base de polymerisats abs ou de leurs alliages, et produits souples obtenus a partir de ces compositions | |
| EP4116372B1 (en) * | 2021-05-10 | 2025-08-06 | Lg Chem, Ltd. | Composite resin composition for automotive interior material and automotive interior material using same |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2927576A1 (de) * | 1979-07-07 | 1981-01-15 | Bayer Ag | Hochschlagzaehes polybutylenterephthalat |
| US5001178A (en) * | 1989-03-06 | 1991-03-19 | General Electric Company | Thermoplastic molding compositions |
| JPH03202477A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | メッキ物品 |
| EP0460456A1 (en) * | 1990-06-04 | 1991-12-11 | General Electric Company | Polycarbonate/graft ABS/SAN copolymer blends having improved impact strength |
-
1993
- 1993-03-30 EP EP19930302479 patent/EP0564241A3/en not_active Withdrawn
- 1993-04-02 JP JP7604693A patent/JPH0657092A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0564241A3 (en) | 1993-12-01 |
| EP0564241A2 (en) | 1993-10-06 |
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