JPH0657140U - 植木鉢 - Google Patents
植木鉢Info
- Publication number
- JPH0657140U JPH0657140U JP148793U JP148793U JPH0657140U JP H0657140 U JPH0657140 U JP H0657140U JP 148793 U JP148793 U JP 148793U JP 148793 U JP148793 U JP 148793U JP H0657140 U JPH0657140 U JP H0657140U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- water
- flowerpot
- pot
- flower pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】通気性と透水性とが高く、且つ壊れ難い植木鉢
を提供する。 【構成】粒径の揃った砂と、エポキシ樹脂系接着剤とを
混練した材料を、型枠内において締め固めた状態で硬化
させることにより、植木鉢1を多孔質体に形成した。こ
の植木鉢1の底面には、下側に延びる棒状の突起11が
ある。この植木鉢1を水の入った深皿5の上に置き、深
皿5内の水に突起11を浸せば、突起11から毛細管現
象により上昇した水が植木鉢1内に行き渡り、植木鉢1
の内面から内部の土6に供給される。
を提供する。 【構成】粒径の揃った砂と、エポキシ樹脂系接着剤とを
混練した材料を、型枠内において締め固めた状態で硬化
させることにより、植木鉢1を多孔質体に形成した。こ
の植木鉢1の底面には、下側に延びる棒状の突起11が
ある。この植木鉢1を水の入った深皿5の上に置き、深
皿5内の水に突起11を浸せば、突起11から毛細管現
象により上昇した水が植木鉢1内に行き渡り、植木鉢1
の内面から内部の土6に供給される。
Description
【0001】
本考案は、通気性と透水性とが高く、且つ壊れ難い植木鉢に関する。
【0002】
従来の植木鉢は、ほとんどが焼物やプラスチック製である。
【0003】
焼物からなる植木鉢の多くは素焼き鉢と呼ばれるもので、多少の通気性と透水 性とを備えているが、重くて壊れやすいという欠点がある。また、プラスチック 製のものは軽くて持ち運びが楽であるため多く使用されているが、通気性や透水 性がないため水はけが悪く、鉢中の植物の根が十分に呼吸できないために、根腐 れを起こしやすいという問題がある。この根腐れは、素焼き鉢においても水をや り過ぎるとすぐに生じるものであった。
【0004】 本考案は、このような問題点に着目してなされたものであり、高い通気性と透 水性とを備えながら壊れ難い植木鉢を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の植木鉢は、比較的粒径の揃った砂等の材 料と、接着剤とが混練された材料を、型枠内において締め固めた状態で硬化させ ることにより多孔質体に形成したことを特徴とするものである。 前記砂の粒径は、必要とされる通気性と透水性との程度に応じて適当な大きさ に選定される。また、砂と接着剤との混合比は特に限定されないが、8〜13重 量%であることが好ましい。特に両者の混合比が8重量%以下の場合は,強度上 の問題が生じる虞れがある。
【0006】
【作用】 本考案の植木鉢は、比較的粒径の揃った砂等の材料と、接着剤とを混練した材 料を締め固めた状態で硬化させたものである。 ここで、粒径が揃っている程度を示す尺度である粒径加積曲線の例を図4に示 すが、従来の素焼き鉢は、曲線Cで示すようなあまり粒径の揃わない粘度を含む 土で形成され、本考案の植木鉢は、曲線Bで示すような粒径の揃った砂で形成さ れる。
【0007】 また、曲線Aで示すような粒径の揃わない砂を締め固めた状態を図5に、曲線 Bで示すような粒径が揃った砂を締め固めた状態を図6に示す。 図5から分かるように、粒度が揃わない砂の場合には、大きな砂の粒子2aの 間に小さな砂の粒子2bが入り込むために、小さな砂の粒子2bよりさらに小さ な空隙3Aがまばらに生じる。
【0008】 これに対して粒径が揃った砂の場合には、図6から分かるように、粒径の揃っ た砂の粒子2c(前述の粒子2aと同程度の大きさのもの)間に、これより小さ いが前述の空隙3Aよりは大きな空隙3Bが生じて、しかもこの空隙3Bは全体 に均一に生じる。 したがって、本考案の植木鉢は、従来の素焼き鉢より大きな空隙を多数均一に 有するため、従来の素焼き鉢より高い通気性と透水性とを備えている。
【0009】 また、接着剤が砂の粒子間に介在して砂の粒子同士を結合するため、従来の素 焼き鉢より壊れ難いものとなる。さらに、砂を原料としながらも、従来の素焼き 鉢と違って、型枠の形状を変えることにより所望の形状に容易に成形することが できる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1はこの実施例の植木鉢の使用状態を示す断面図であり、図2はこの植木鉢 の微細構造を示す拡大図であり、図3はこの微細構造における砂と接着剤との状 態を示す拡大図である。
【0011】 この植木鉢1は、市販の標準砂等の粒径が揃った砂と、エポキシ樹脂系等の熱 硬化型接着剤とを容器内で混練して均一に混じり合わせた材料を、型枠内におい て締め固めた状態で硬化,養生することにより作製される。 ここでは、図4のグラフの曲線Bで示されるような、粒径がほぼ0.3mm程 度に揃った砂と、この砂に対して重量比で約8%となる量のエポキシ系接着剤と を混練した。
【0012】 そして、植木鉢1の底面から下側に棒状の突起11が形成されるような、内側 型枠と外側型枠とを組み合わせてなる型枠内に、前記材料を一部づつ投入し、投 入された材料を突き棒等により締め固めることを繰り返すことにより型枠内を材 料で満たして、材料全体が固まるまで放置した。 このようにして作製された植木鉢1の微細構造は、図2から分かるように、砂 の粒子2間に多数の空隙3が均一に形成された構造となっている。そして、図3 に示すように、砂の粒子2のまわりに接着剤4が薄く被覆され、隣合う砂の粒子 2が接着剤4で結合されている。
【0013】 したがって、この植木鉢1は、従来の素焼き鉢より高い通気性と透水性とを備 えているとともに、従来の素焼き鉢より壊れ難いものとなる。 また、この植木鉢1は、底面から下方に延びる棒状の突起11が一体に成形し てあり、水の入った深皿5の上に置いて使用するものである。この植木鉢1を、 深皿5内の水に突起11の先端が浸るように設置すれば、植木鉢1の上側から水 を供給しなくても内部の土6に必要な水を与えることができる。
【0014】 すなわち、突起11にも前述のような多数の空隙3があるため、水中の突起1 1が毛細管現象により水を吸い上げ、この水が空隙3を通って植木鉢1の底面か ら周面へ移動して、植木鉢1内部の土6へ浸透する。また、土6内に導入された 水のうち余分な水は空隙3を通って植木鉢1の周面や底面から排出されるため、 内部の土6が過湿度状態にならない。したがって、この土6内に植えられた植物 7に根腐れが起きにくい。
【0015】 この例では、前記深皿5に水の供給口5aがあるため、植木鉢1を持ち上げな くてもこの供給口5aから深皿5内に水を供給できる。また、新鮮な空気を鉢内 の土6に供給するために、植木鉢1内の下部にゴロ土8をおくとよい。 なお、本考案の植木鉢は、型枠の形状を変えることにより所望の形状に容易に 成形することができるものであり、前記実施例のような突起11を設けた形状の ものに限定されない。
【0016】
以上説明してきたように、本考案によれば、従来の素焼き鉢より高い通気性と 透水性とを備えているとともに、従来の素焼き鉢より壊れ難い植木鉢を提供する ことができる。したがって、植木鉢内の土を適度な湿度に保持することができる ため、植えられた植物に根腐れが起きにくい。また、使用する砂の粒径の大小に より、通気性と透水性の程度を制御することも可能である。さらに、型枠内で成 形されるため、同じ砂を原料とする従来の素焼き鉢と比べて容易に様々な形状と することができる。
【図1】本考案の一実施例における植木鉢の使用状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】この実施例における植木鉢の微細構造を示す拡
大図である。
大図である。
【図3】図2の微細構造における砂と接着剤との状態を
示す拡大図である。
示す拡大図である。
【図4】本考案の作用を説明するためのグラフである。
【図5】粒径の揃わない砂を圧縮した状態を示す拡大図
である。
である。
【図6】粒径が揃った砂を圧縮した状態を示す拡大図で
ある。
ある。
1 植木鉢 2 砂 4 接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 粒径の揃った材料と、接着剤とが混練さ
れた材料を、型枠内において硬化させることにより多孔
質体に形成したことを特徴とする植木鉢。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP148793U JPH0657140U (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP148793U JPH0657140U (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 植木鉢 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657140U true JPH0657140U (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11502803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP148793U Pending JPH0657140U (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 植木鉢 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657140U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023056165A (ja) * | 2021-10-07 | 2023-04-19 | 俊 岸岡 | プランター |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP148793U patent/JPH0657140U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023056165A (ja) * | 2021-10-07 | 2023-04-19 | 俊 岸岡 | プランター |
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