JPH0657262B2 - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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JPH0657262B2
JPH0657262B2 JP23333288A JP23333288A JPH0657262B2 JP H0657262 B2 JPH0657262 B2 JP H0657262B2 JP 23333288 A JP23333288 A JP 23333288A JP 23333288 A JP23333288 A JP 23333288A JP H0657262 B2 JPH0657262 B2 JP H0657262B2
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光久 米川
忠男 宮林
勝 亀井
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東京電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、低周波の刺激用パルス電流を人体に流して治
療を行なう携帯用の低周波治療器に係り、とくに、刺激
用パルス電流の周波数および強さを制御する制御機構に
関する。
(従来の技術) 従来、人体に装着される治療器本体に、小形電源である
電池と、低周波の刺激用パルス電流を発生する電子回路
と、この電子回路に接続され肌に接触される正負一対の
出力用電極とを一体的に設けた携帯用の小形低周波治療
器が知られている。そして、従来のこの種の低周波治療
器は、刺激用パルス電流の速さすなわち周波数および強
さの調節ができない構造となっていた。しかし、このよ
うに周波数および強さの調節ができないのでは、適切な
刺激を得ることができず、不便である。
そこで、上述のような低周波治療器において、刺激用パ
ルス電流の周波数および強さを調節するためのタクトス
イッチなどのスイッチを治療器本体に設けた構造も採ら
れているが、従来は、周波数の調節用のスイッチと強さ
の調節用のスイッチとが別になっており、また、それぞ
れについて増大用のスイッチと減少用のスイッチとがあ
ったりして、スイッチは2個以上設けられていた。しか
し、このように調節用のスイッチが2個以上あるので
は、操作などが煩雑になるとともに、誤操作のおそれも
あって、服の下に治療器本体を装着して使用するとき、
服の上からスイッチを操作できなかった。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、刺激用パルス電流の周波数および強さを
調節可能とした従来の携帯用小形低周波治療器では、治
療器本体に調節用のスイッチが2個以上設けられていた
ため、スイッチの操作などが煩雑であるとともに、服の
上からスイッチを操作できない問題があった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもの
で、1つのスイッチで刺激用パルス電流の周波数と強さ
とを調節することができ、構成が簡単で、スイッチの操
作性がよいとともに、このスイッチを服の上からでも操
作することができる低周波治療器を提供することを目的
とするものである。さらに、この低周波治療器におい
て、スイッチの操作に応じた周波数および強さの調節状
態を明確に知ることができるようにすることを目的とす
るものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の請求項1の低周波治療器は、上記目的を達成す
るために、電池などの電源、低周波の刺激用パルス電流
を発生する電子回路およびこの電子回路に接続された出
力用電極を設けた治療器本体を備えるとともに、この治
療器本体に設けられ前記刺激用パルス電流の周波数およ
び強さを調節する1個の操作スイッチと、前記出力用電
極が人体に装着されているか否かを検出する人体検出手
段と、この人体検出手段からの出力信号に応じて前記出
力用電極が人体に装着されていないとき前記操作スイッ
チの動作を周波数の調節とし前記出力用電極が人体に装
着されているとき前記操作スイッチの動作を強さの調節
とするマイクロコンピュータなどからなる切換手段とを
備えたものである。
さらに、請求項2の低周波治療器は、治療器本体に設け
られた発光ダイオードなどの表示器と、人体検出手段か
らの出力信号に応じて出力用電極が人体に装着されてい
ないとき前記表示器を刺激用パルス電流の周波数に対応
した周波数で表示動作たとえば点滅させ前記出力用電極
が人体に装着されているとき前記表示器を停止たとえば
消灯させる表示制御手段とを加えたものである。
(作用) 本発明の請求項1の低周波治療器では、治療器本体に設
けられた出力用電極を人体に装着していないときには、
装着されていないことを人体検出手段が検出し、この人
体検出手段からの出力信号により、切換手段は操作スイ
ッチの動作を周波数の調節とする。したがって、このと
きに治療器本体の操作スイッチを操作すれば、出力用電
極から出力される刺激用パルス電流の周波数が調節され
ることになる。一方、出力用電極を治療器本体とともに
人体に装着すると、装着されていることを人体検出手段
が検出し、この人体検出手段からの出力信号により、切
換手段は操作スイッチの動作を強さの調節とする。した
がって、このときに操作スイッチを操作すれば、刺激用
パルス電流の強さが調節されることになる。そして、電
池を電源として電子回路が発生させた低周波の刺激用パ
ルス電流が適当な周波数および強さで、出力用電極を介
して人体に流れ、治療が行なわれる。
さらに、請求項2の低周波治療器では、出力用電極を人
体に装着していないときには、人体検出手段から出力信
号により、表示制御手段が出力される刺激用パルス電流
の周波数に対応した周波数で治療器本体の発光ダイオー
ドなどの表示器を表示動作たとえば点滅させる。したが
って、使用者は、表示器の表示に基づいて、治療器本体
を人体に装着していなくとも、出力される刺激用パルス
電流の速さを知ることができ、その周波数を操作スイッ
チを操作することにより適切に調節することができる。
一方、出力用電極を人体に装着したときには、人体検出
手段からの出力信号により、表示制御手段が表示器を停
止たとえば消灯させ、無駄な電力消費を防止する。この
ときは、刺激用パルス電流が人体に流れるので、使用者
は、刺激感により刺激用パルス電流の強さを知ることが
でき、この強さを操作スイッチを操作することにより適
切に調節できる。
(実施例) 以下、本発明の低周波治療器の一実施例の構成を第1図
ないし第5図に基づいて説明する。
第4図および第5図において、11は治療器本体で、この
治療器本体11は、少なくとも外殻が絶縁体からなってお
り、偏平な筐状になっている。そして、図示していない
が、前記治療器本体11には、小形電源である小形の電池
と、低周波の刺激用パルス電流を発生する電子回路とが
内蔵されている。また、前記治療器本体11の底面部に
は、第5図に示すように、正負一対の出力電極12a ,12
b が設けられている。さらに、前記治療器本体11の天面
部には、第4図に示すように、刺激用パルス電流の速さ
すなわち周波数および強さたとえば振幅を調節するため
の操作スイッチであるタクトスイッチ13の開閉ボタン
と、電源スイッチ14のと開閉つまみと、表示器としての
発光ダイオード(図示せず)とが設けられている。
つぎに、前記電子回路の構成を第2図に基づいて説明す
る。
中心となる制御部(CPU)は、4ビットのワンチップ
マイクロコンピュータ21たとえばNEC製μPD755
4からなっている。このマイクロコンピュータ21は、R
AM、ROM、PC、ALU、SPなどを内蔵している
とともに、多数の入・出力ポートを有している。そし
て、この入力ポートに前記タクトスイッチ13がスイッチ
入力として接続されている。
発振手段22は、本実施例においては、マイクロコンピュ
ータ21中の発生プログラムの機能となっている。しか
し、マイクロコンピュータ21とは別に発振手段を設け、
その発振のオン・オフをマイクロコンピュータ21が行な
うようにしてもよい。そして、前記発振手段22には、こ
の発振手段22の発振を利用して電池電圧を昇圧し高電圧
を発生させるとともに蓄積する高電圧発生・蓄積手段23
が接続されている。また、前記マイクロコンピュータ21
の出力ポートと高電圧発生・蓄積手段23とが、この高電
圧発生・蓄積手段23の放電を制御する出力手段24に接触
されており、この出力手段24が前記出力用電極12a ,12
b からなる導子出力部25に接続されている。
また、前記マイクロコンピュータ21の出力ポートには電
圧値設定手段26が接続されている。そして、この電圧値
設定手段26と前記高電圧発生・蓄積手段23および出力手
段24の接続点とが、この接続点の電圧値と前記電圧値設
定手段26により可変的に設定された電圧値とを比較する
電圧検出手段27に接続されている。さらに、この電圧検
出手段27は、前記接続点の電圧値が所定値を越えたとき
前記発振手段22をオフする発振制御手段の機能を備えた
前記マイクロコンピュータ21の入力ポートに接続されて
いる。
さらに、前記導子出力部25は、その出力用電極12a ,12
b が人体に装着されているか否かを検出する人体検出手
段28に接続されている。そして、この人体検出手段28
は、その出力信号に応じて前記出力用電極12a ,12b が
人体に装着されていないとき前記タクトスイッチ13の動
作を周波数の調節とし人体に装着されているとき強さの
調節とする切換手段の機能を有する前記マイクロコンピ
ュータ21の入力ポートに接続されている。
つぎに、前記電子回路の具体的構成を第1図に基づいて
説明する。
の起電力を有する電池31に電源スイッチ14が接続さ
れている。この電源スイッチ14は、前記電池31の正極と
前記電子回路とを接続ないし遮断するものである。
そして、前記電池31の両極間に接続される電解コンデン
サ32の正極がマイクロコンピュータ21の電源用のポート
に接続されており、このマイクロコンピュータ21のポ
ートが電池31の負極に接続されている。また、前記電
池31の両極間に直列に接続される電解コンデンサ32およ
び抵抗34の接続点がマイクロコンピュータ21のリセット
信号入力用ポートに接続されている。すなわち、この
ポートは普段LOWになっているが、電源投入時前記
接続点の電圧値が立上がることによりポートが一時的
にHIGHになって、リセットが行なわれるようになっ
ている。さらに、前記マイクロコンピュータ21のポート
間には、このマイクロコンピュータ21に内蔵された
発振子の発振周波数調節用の抵抗35が接続されている。
また、前記電池31の正極は常開型の前記タクトスイッチ
13を介してマイクロコンピュータ21の入力ポートに
接続され、これらスイッチ13およびポートの接続点
と電池31の負極との間には抵抗36およびコンデンサ37が
接続されている。
また、前記電池31の正極とNPN型トランジスタ41のコ
レクタとの間にチョークコイル42が接続され、前記トラ
ンジスタ41は、エミッタが電池31の負極に接続されてい
るとともに、ベースが抵抗43を介して前記マイクロコン
ピュータ21の出力ポートに接続されている。そして、
前記トランジスタ41のコレクタと電池31の負極との間に
ダイオード44とコンデンサ45とが直列に接続されてい
る。また、これらダイオード44およびコンデンサ45の接
続点に抵抗46を介してPNP型トランジスタ47のエミッ
タが接続されており、このトランジスタ47のコレクタが
一方の出力用電極12a に接続されている。前記PNP型
トランジスタ47のベースは抵抗48を介してNPN型トラ
ンジスタ49のコレクタに接続されており、このトランジ
スタ49は、エミッタが電池31の負極に接続されていると
ともに、ベースが抵抗50を介してマイクロコンピュータ
21の出力ポートに接続されている。さらに、他方の出
力用電極12b と電池31の負極との間にはコンデンサ51、
ダイオード52および抵抗53が並列に接続されている。
また、前記ダイオード44とコンデンサ45との接続点に抵
抗56が接続されており、この抵抗56にそれぞ抵抗57,5
8,59を介してNPN型トランジスタ60,61,62のコレ
クタが接続されている。そして、これらトランジスタ6
0,61,62は、それぞれ、エミッタが前記電池31の負極
に接続されているとともに、ベースが抵抗63,64,65を
介して前記マイクロコンピュータ21の出力ポート
に接続されている。また、前記抵抗56と抵抗57,58,59
との接続点がツェナダイオード66を介してNPN型トラ
ンジスタ67のベースに接続され、このトランジスタ67の
エミッタは電池31の負極に接続されている。そして、前
記トランジスタ67のコレクタが、抵抗68を介して電池31
の正極に接続されるとともに、マイクロコンピュータ21
の入力ポートに接続されている。
また、前記他方の出力用電極12b が抵抗71を介してNP
N型トランジスタ72のベースに接続されており、このト
ランジスタ72のエミッタが前記電池31の負極に接続され
ている。そして、前記トランジスタ72のコレクタが、抵
抗73を介して電池31の正極に接続されるとともに、マイ
クロコンピュータ21の入力ポートに接続されている。
さらに、前記電池31の正極とマイクロコンピュータ21の
出力ポートとの間に、抵抗76と発光ダイオード77とが
直列に接続されている。前記マイクロコンピュータ21
は、前記人体検出手段28からの出力信号に応じて出力用
電極12a ,12b が人体に装着されていないとき前記発光
ダイオード77を刺激用パルス電流の周波数と同じ周波数
で点滅させ人体に装着されているとき消灯させる表示制
御手段の機能を備えている。
なお、第2図のブロック図との対応関係は、第1図に鎖
線で示してある。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
まず、使用方法について説明する。電源スイッチ14を操
作してオンにした後、治療器本体11を人体に装着する前
に、タクトスイッチ13を押圧操作して刺激用パルス電流
の速さすなわち周波数を調節する。その際、この周波数
と同じ周波数で発光ダイオード77が点滅するので、この
点滅を参照して調節を行なう。つぎに、出力用電極12a
,12b を肌に接触させて、治療器本体11を人体のつぼ
などの所望の位置に装着する。ここで、タクトスイッチ
13を操作して刺激用パルス電流の強さを調節する。ここ
では、実際の刺激感に応じて調節を行なう。そして、出
力用電極12a ,12b を介して人体にパルス電流が通電さ
れ刺激が与えられることにより、肩こり、筋肉痛などの
治療が行なわれる。治療後には、治療器本体11を人体か
ら外して、電源スイッチ14をオフにする。
つぎに、作用の詳細を第3図のフローチャートをも参照
して説明する。
電源スイッチ14をオンにすると、マイクロコンピュータ
21のポートにリセット信号が入力され、このマイクロ
コンピュータ21のリセットが行なわれる。マイクロコン
ピュータ21のソフトウェア上の処理として、リセット
後、初期設定が行なわれ、A=0とされる(ステップ
)。ここで、Aはタクトスイッチ13からの入力の有無
を示し、スイッチ入力があったときA=1となり、ない
場合A=0となる。その後、スイッチ入力待期状態(ス
テップ)となるが、タクトスイッチ13が押圧操作さ
れ、ポートに入力があると、出力用電極12a に低い電
圧がかけられる(ステップ)。この電圧は、出力用電
極12a ,12b が人体に装着されていたとしても、人体に
感じない位の比較的低いものである。なお、この弱い出
力を出すための処理は、後述の治療時のものと同様であ
る。
そして、前記弱い出力を出している間に、マイクロコン
ピュータ21は入力ポートの状態を判断し、この状態に
より出力用電極12a ,12b が人体に装着されているか否
かを判断する(ステップ)。出力用電極12a ,12b が
人体に装着されていなければ、両電極12a ,12b は非導
通状態であるから、トランジスタ72はオフで、入力ポー
トの状態はHIGHである(P=0)。P=0で
あれば、周波数の設定が変えられる(ステップ)。こ
うして、人体に装着していない間にタクトスイッチ13を
押す毎に、周波数の設定は、たとえば3Hz→7Hz→10
Hz→3Hzの順に循回的に変化する。このとき、設定され
た周波数と同じ周波数で出力ポートから出力があり、
発光ダイオード77が点滅する。
一方、出力用電極12a ,12b が人体に装着されていれ
ば、両電極12a ,12b は人体を介して導通状態となり、
トランジスタ72のベースの電圧が上がり、このトランジ
スタ72がオンになるから、入力ポートの状態はLOW
になる(P≠0)。P≠0であれば、ポートが常
時HIGHになって、発光ダイオード77が消灯するとと
もに、刺激用パルス電流の強さすなわち人体への出力電
圧値の設定が換えられる(ステップ)。この出力電圧
値の設定は、出力ポートのLOW、HIHGの組
合わせによってなされ、23=8通りの電圧値の設定が
可能である。
その後、タイマーがオンになる(ステップ)。このタ
イマーは、オン後設定された周波数の逆数すなわち周期
たとえば100〜300msecたって割込を入れるもので
ある。そして、タイマーがオンになると同時に、マイク
ロコンピュータ21内の発振手段22により出力ポートか
ら約10kHz 程度の矩形波の発振信号が出力される(ス
テップ)。この発振信号によりトランジスタ41がオン
・オフするが、コイル42によりトランジスタ41のオフ直
後にこのトランジスタ41のコレクタ側に逆起電力で高電
圧が発生する。こうして、低い電池電圧Vが昇圧され
て昇圧パルスとして高電圧が発生するが、発生された高
電圧がコンデンサ45に徐々に蓄積されていく。
そして、このコンデンサ45の充電電圧値と3つの出力ポ
ートのHIGH、LOWの組合わせにより設定さ
れている設定電圧値との比較が行なわれる(ステップ
)。すなわち、出力ポートの組合わせによりト
ランジスタ60,61,62のオン・オフの組合わせが決ま
り、抵抗56と抵抗57,58,59との分圧比が決まるが、こ
れら抵抗56と抵抗57,58,59との接続点aの電圧がツェ
ナダイオード66のツェナ電圧より低い間は、トランジス
タ67はオフであり、入力ポートはHIGHなので、マ
イクロコンピュータ21は設定電圧値以下と判断する。こ
の場合、タクトスイッチ13が操作されたか否かの判定が
行なわれ(ステップ)、スイッチ入力があればA=1
とした(ステップ)後、ステップに戻り、さらにコ
ンデンサ45への充電が行なわれる。
一方、このコンデンサ45への充電が進み、a点の電圧が
ツェナ電圧より高くなると、ツェナダイオード66が導通
し、トランジスタ67がオンになり、入力ポートがLO
Wになるので、マイクロコンピュータ21は設定電圧値以
上と判断する。この場合、ポートからの発振信号の出
力はもはやなされず、それ以上コンデンサ45への電荷の
蓄積は進まず、スイッチ入力待期状態(ステップ)と
なる。ここで、スイッチ入力があれば、A=1とする
(ステップ)。
こうして、ポートのHIGH、LOWの組合わせ
に対応して、コンデンサ45に高電圧が蓄えられる。
そして、タイマーがオンした後刺激用パルス電流の1周
期分の時間が経過したところで、タイマー割込が入り、
それまでLOWだった出力ポートがHIGHになる
(ステップ)。そうすると、トランジスタ49がオンに
なるとともに、トランジスタ47がオンになり、コンデン
サ45に蓄積された電荷は、出力用電極12a ,12b に接続
された抵抗としての人体にエネルギーを放出する。この
とき、人体に刺激として感じる。なお、出力ポートが
HIGHになる時間すなわち刺激用パルスのパルス幅は
約 0.1msecである。その際、コンデンサ45の充電電圧に
よって、刺激の強弱が変わることになる。なお、コンデ
ンサ45の充電電圧が、ポートのHIGH、LOW
の組合わせによって定まる所定電圧値に達しない場合で
あっても、刺激用パルス電流の周期を決めるタイマーの
割込が入れば、出力ポートはHIGHになる。
また、人体に刺激用パルス電流が出力されているとき、
入力ポートの状態により出力用電極12a ,12b が人体
に装着されているか否かが判断される(ステップ)。
そして、人体に装着されている場合、これまでの1周期
分の時間内にスイッチ入力があったか否かが判断され
(ステップ)、A=0ならばそのままステップに戻
り、A≠0ならばA=0として(ステップ)、ステッ
プに戻り、出力電圧値の設定が変えられる。一方、人
体に装着されていないならば、すなわち、治療器本体11
が人体から外されていたならば、マイクロコンピュータ
21はSTOPモードになる(ステップ)。
なお、フローチャートには図示していないが、前記タイ
マーとは別のタイマーにより、たとえば電源投入後30
分して割込が入り、治療器本体11が人体に装着されてい
ても、強制的にSTOPモードになる。この状態でタク
トスイッチ13を押すと、入力ポートがHIGHになる
ことにより、STOPモードから復帰する。
上記構成によれば、1つのタクトスイッチ13で刺激用パ
ルス電流の周波数および強さの両方を調節することがで
きるので、構成が簡単であるとともに、タクトスイッチ
13の操作性がよく、しかも、このスイッチ13を服の上か
らでも操作することができる。
また、タクトスイッチ12は、治療器本体11において肌に
接触される出力用電極12a ,12b と反対側の面に設けた
ので、より操作しやすい。
さらに、周波数の調節は、出力用電極12a ,12b を人体
に装着していない状態でなければ行なえないが、このと
きは、設定された周波数と同じ周期で発光ダイオード77
が点滅するので、使用者は、この点滅に基づいて、人体
に実際に通電されていなくとも、刺激用パルス電流の周
波数を知ることができ、この周波数を適切に調節するこ
とができる。一方、刺激用パルス電流の強さの調節は、
出力用電極12a ,12b を人体に装着した状態で行なう
が、このときは、人体に実際に通電されているので、使
用者は、刺激感により強さを知ることができ、この強さ
を適切に調節することができる。そして、出力用電極12
a ,12b の人体への装着後、不要な発光ダイオード77は
消灯させるので、消費電流を低減でき、無駄な電力消費
を防止できる。
なお、治療時間終了後、たとえば、治療器本体11を人体
から外した後、あるいは、電源投入後30分経過後、一
定時間発光ダイオード77を点滅させて、治療終了を使用
者に知らせるようにしてもよい。
また、上記実施例では、表示器を発光ダイオード77とし
たが、表示器は圧電ブザーなどにしてもよい。
つぎに、本発明の他の実施例を第6図に基づいて説明す
る。
この実施例では、刺激用パルス電流の周波数および強さ
の調節用の操作スイッチをタッチスイッチ81としてい
る。そして、このタッチスイッチ81の一対の接点のうち
の一方が抵抗82を介して電池31の正極に接続され、他方
がNPN型トランジスタ83のベースに接続されている。
このトランジスタ83は、コレクタが抵抗84を介して前記
電池31の正極に接続されるとともに、エミッタがこの電
池31の負極に接続されている。また、前記コレクタは、
マイクロコンピュータ21の入力ポートに接続されて
いるとともに、コンデンサ85を介して電池31の負極に接
続されている。
そうして、タッチスイッチ81が開いていれば、ポート
はHIGHであるが、タッチスイッチ81の両接点に指
を触れてこれら接点を導通させれば、トランジスタ83が
オンして、スイッチ入力としてポートはLOWにな
る。
上記構成によれば、スイッチ81に何か物が誤って当たっ
ても、このスイッチ81がオンになることはないので、刺
激用パルス電流の周波数あるいは強さの設定が不用意に
変わってしまうことを防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の低周波治療器では、出力用電極を有する治療
器本体に1個の操作スイッチを設けるとともに、人体検
出手段の出力信号に応じて出力用電極の人体への非装着
時操作スイッチを刺激用パルス電流の周波数の調節用と
して装着時強さの調節用とする切換手段を設けたので、
1個の操作スイッチにより刺激用パルス電流の周波数お
よび強さの両方を調節することができ、操作部の構成が
簡単で、スイッチの操作性が向上するとともに、このス
イッチを服の上からでも誤りなく操作することが可能に
なる。
さらに、請求項2の低周波治療器では、人体検出手段か
らの出力信号に応じて出力用電極の人体への非装着時表
示器を刺激用パルス電流の周波数に対応した周波数で表
示動作させ装着時停止させる表示制御を設けたので、周
波数の調節時には、実際に人体に通電されていなくと
も、スイッチの操作に応じた周波数の調節状態を明確に
知ることができ、したがって周波数を適切に調節するこ
とができ、また、実際の刺激感によりスイッチの操作に
応じた調節状態を明確に知ることができる強さの調節時
には、表示器が停止することにより、無駄な電力消費を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低周波治療器の一実施例を示す回路
図、第2図は同上ブロック図、第3図は同上フローチャ
ート、第4図は同上治療器本体の斜視図、第5図は同上
治療器本体の底面図、第6図は本発明の他の実施例を示
す操作スイッチ部分の回路図である。 11……治療器本体、12a ,12b ……出力用電極、13……
操作スイッチとしてのタクトスイッチ、21……切換手段
および表示制御手段としての機能を備えたマイクロコン
ピュータ、28……人体検出手段、31……電源である電
池、77……表示器としての発光ダイオード、81……操作
スイッチとしてのタッチスイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源、低周波の刺激用パルス電流を発生す
    る電子回路およびこの電子回路に接続された出力用電極
    を設けた治療器本体と、 この治療器本体に設けられ前記刺激用パルス電流の周波
    数および強さを調節する1個の操作スイッチと、 前記出力用電極が人体に装着されているか否かを検出す
    る人体検出手段と、 この人体検出手段からの出力信号に応じて前記出力用電
    極が人体に装着されていないとき前記操作スイッチの動
    作を周波数の調節とし前記出力用電極が人体に装着され
    ているとき前記操作スイッチの動作を強さの調節とする
    切換手段と を備えたことを特徴とする低周波治療器。
  2. 【請求項2】治療器本体に設けられた表示器と、 人体検出手段からの出力信号に応じて出力用電極が人体
    に装着されていないとき前記表示器を刺激用パルス電流
    の周波数に対応した周波数で表示動作させ前記出力用電
    極が人体に装着されているとき前記表示器を停止させる
    表示制御手段と を備えたことを特徴とする請求項1記載の低周波治療
    器。
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