JPH0657298B2 - 複合乾燥剤 - Google Patents
複合乾燥剤Info
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- JPH0657298B2 JPH0657298B2 JP62192565A JP19256587A JPH0657298B2 JP H0657298 B2 JPH0657298 B2 JP H0657298B2 JP 62192565 A JP62192565 A JP 62192565A JP 19256587 A JP19256587 A JP 19256587A JP H0657298 B2 JPH0657298 B2 JP H0657298B2
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- deliquescent
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、潮解性を示す塩類、特に塩化カルシムウおよ
び/または塩化マグネシウムを、保水性およびレオロジ
ー特性に優れた繊維状のセピオライト粉末と混合してな
る乾燥剤に関するものである。
び/または塩化マグネシウムを、保水性およびレオロジ
ー特性に優れた繊維状のセピオライト粉末と混合してな
る乾燥剤に関するものである。
従来、塩化カルシウム、塩化マグネシウム等の潮解性塩
類は、単位重量あたりの吸湿量(吸湿容量)が大きい乾
燥剤として用いられてきた。しかし、シリカゲル、ゼオ
ライト等の乾燥剤と異なり、これは自ら吸湿して得た結
晶水に溶け、飽和水溶液として分離し、さらに雰囲気中
の水蒸気と平衡に達するまで吸湿し続け希薄溶液になろ
うとする潮解性のために、その用途が限定されていた。
類は、単位重量あたりの吸湿量(吸湿容量)が大きい乾
燥剤として用いられてきた。しかし、シリカゲル、ゼオ
ライト等の乾燥剤と異なり、これは自ら吸湿して得た結
晶水に溶け、飽和水溶液として分離し、さらに雰囲気中
の水蒸気と平衡に達するまで吸湿し続け希薄溶液になろ
うとする潮解性のために、その用途が限定されていた。
そのため、この問題を解決して、食品、精密機械等より
広範囲に、潮解性塩類を乾燥剤として使う試みがなされ
ている。
広範囲に、潮解性塩類を乾燥剤として使う試みがなされ
ている。
その1つは、塩類をバーミキュライト、パーライト、天
然ゼオライト等の鉱物質保水剤、高吸収性ポリマー等に
水溶液状態で含浸乾燥して担持させる方法(保水剤への
担持法)であり、他の1つは、塩類を透湿遮水フィルム
製の袋等で包装する方法である(等湿遮水フィルム包装
法)。
然ゼオライト等の鉱物質保水剤、高吸収性ポリマー等に
水溶液状態で含浸乾燥して担持させる方法(保水剤への
担持法)であり、他の1つは、塩類を透湿遮水フィルム
製の袋等で包装する方法である(等湿遮水フィルム包装
法)。
前者の方法では、バーミキュライト、パーライト、高吸
水製ポリマー等の保水性が充分でなく、吸湿した乾燥剤
に外力を加えると、潮解して生成した水溶液が、外部へ
漏出する現象が認められた。又担持可能な塩類重量が小
さく、期待されるほどの吸湿容量が得られなかった。後
者の方法は、包装が完全であるかぎり、有効な方法であ
るが、包装の破損による潮解液の漏出の危険を常に伴っ
ているうえ、特殊な透湿遮水フィルムを使用するので経
済的にも問題がある。
水製ポリマー等の保水性が充分でなく、吸湿した乾燥剤
に外力を加えると、潮解して生成した水溶液が、外部へ
漏出する現象が認められた。又担持可能な塩類重量が小
さく、期待されるほどの吸湿容量が得られなかった。後
者の方法は、包装が完全であるかぎり、有効な方法であ
るが、包装の破損による潮解液の漏出の危険を常に伴っ
ているうえ、特殊な透湿遮水フィルムを使用するので経
済的にも問題がある。
又、従来の潮解性塩類担持型乾燥剤は、シリカゲル、ゼ
オライト等の物理吸着型乾燥剤に比べ、低湿度下に於け
る吸湿容量が小さい欠点があった。
オライト等の物理吸着型乾燥剤に比べ、低湿度下に於け
る吸湿容量が小さい欠点があった。
更に他の1つは、粒状のセピオライトの無数のトンネル
状孔の内壁に塩化カルシウムを付着させたことを特徴と
した除湿剤(特開昭59−127627)である。この
除湿剤の製造には、高圧加熱処理湿、或いは塩化カルシ
ウム液供給のための減圧設備等を必要とし、繁雑な方法
によって粒状セピオライトに無水塩化カルシウムを付着
させている。この方法では、粒状のセピオライトの無数
のトンネル状孔が液化塩化カルシウム(無水塩化カルシ
ウム)で閉塞されるため、充分な吸湿率が得られず、
又、塩化カルシウムが粒状セピオライトに付着している
ため、セピオライトの水蒸気に対する物理的吸着性能を
損い、低湿度雰囲気における除湿性能の小さいものであ
った。
状孔の内壁に塩化カルシウムを付着させたことを特徴と
した除湿剤(特開昭59−127627)である。この
除湿剤の製造には、高圧加熱処理湿、或いは塩化カルシ
ウム液供給のための減圧設備等を必要とし、繁雑な方法
によって粒状セピオライトに無水塩化カルシウムを付着
させている。この方法では、粒状のセピオライトの無数
のトンネル状孔が液化塩化カルシウム(無水塩化カルシ
ウム)で閉塞されるため、充分な吸湿率が得られず、
又、塩化カルシウムが粒状セピオライトに付着している
ため、セピオライトの水蒸気に対する物理的吸着性能を
損い、低湿度雰囲気における除湿性能の小さいものであ
った。
本発明の目的は、潮解性塩類、特に例えば塩化カルシウ
ムおよび/または塩化マグネシウムの大きな吸湿容量を
保持したまま、潮解による液相分離と流動化、透湿シー
トからの漏出の問題を完全に解消し、かつ従来の含浸担
持型乾燥剤が物理吸着型乾燥剤に比べて劣っていた低温
度雰囲気での吸湿容量の増大を実現することのできる乾
燥剤を提供することである。このような乾燥剤を得るた
めには、特に、吸湿潮解性の塩化カルシウムおよび/ま
たは塩化マグネシウムを、強力なる保水性を有する維持
状に解砕したセピオライト粉末と混合して、潮解性塩
類、例えば塩化カルシウムおよび/または塩化マグネシ
ウムを高密度に接触させ、しかも、セピオライト本来の
物理吸着による乾燥性能を損なうことなく混合すること
が重要である。
ムおよび/または塩化マグネシウムの大きな吸湿容量を
保持したまま、潮解による液相分離と流動化、透湿シー
トからの漏出の問題を完全に解消し、かつ従来の含浸担
持型乾燥剤が物理吸着型乾燥剤に比べて劣っていた低温
度雰囲気での吸湿容量の増大を実現することのできる乾
燥剤を提供することである。このような乾燥剤を得るた
めには、特に、吸湿潮解性の塩化カルシウムおよび/ま
たは塩化マグネシウムを、強力なる保水性を有する維持
状に解砕したセピオライト粉末と混合して、潮解性塩
類、例えば塩化カルシウムおよび/または塩化マグネシ
ウムを高密度に接触させ、しかも、セピオライト本来の
物理吸着による乾燥性能を損なうことなく混合すること
が重要である。
発明者らは、吸水性、保水性に優れた複合化材料、複合
方法について鋭意検討した結果、潮解性塩類、特に塩化
カルシウムおよび/または塩化マグネシウムと繊維状に
解砕され繊維長が1000〜1μmであるセピオライト
粉末との混合による複合化乾燥剤が優れた特性を発揮で
きることを知見して、本発明を完成した。
方法について鋭意検討した結果、潮解性塩類、特に塩化
カルシウムおよび/または塩化マグネシウムと繊維状に
解砕され繊維長が1000〜1μmであるセピオライト
粉末との混合による複合化乾燥剤が優れた特性を発揮で
きることを知見して、本発明を完成した。
一般に、塩化カルシウムおよび塩化マグネシウムの潮解
性自体は、乾燥作用と表裏一体のものであり、潮解性の
問題は、潮解に伴って必ず分離される液相の完全な吸収
と、乾燥剤の流動化を防ぐことによって解消せざるを得
ない。液相を完全に吸収するためには、塩化カルシウム
または塩化マグネシウムと吸水物が高密度に接触してい
ると効率的である。一方、セピオライトはその結晶構造
中に中空トンネル構造を多数有する繊維状天然鉱物であ
る。
性自体は、乾燥作用と表裏一体のものであり、潮解性の
問題は、潮解に伴って必ず分離される液相の完全な吸収
と、乾燥剤の流動化を防ぐことによって解消せざるを得
ない。液相を完全に吸収するためには、塩化カルシウム
または塩化マグネシウムと吸水物が高密度に接触してい
ると効率的である。一方、セピオライトはその結晶構造
中に中空トンネル構造を多数有する繊維状天然鉱物であ
る。
本発明によれば、このようなセピオライトをセン断力、
衝撃力などにより繊維状に解砕し、得られた繊維状セピ
オライト粉末を潮解性塩類、例えば塩化カルシウムおよ
び/または塩化マグネシウムと混合するときに、前記の
ような漏出の問題が解決される。
衝撃力などにより繊維状に解砕し、得られた繊維状セピ
オライト粉末を潮解性塩類、例えば塩化カルシウムおよ
び/または塩化マグネシウムと混合するときに、前記の
ような漏出の問題が解決される。
繊維性セピオライト粉末は、潮解性の塩化カルシウムま
たは塩化マグネシウム粉末と混合すると、これらの粉末
を繊維間に保持して、接触が密になり、両者の分離を妨
げるものと考えられる。使用するセピオライト繊維の長
さは、1000〜1μmであり望ましくは、200〜1
μmである。セピオライト繊維長が1000μm以上と
なると、塩化カルシウムまたは塩化マグネシウム粉末と
の接触が密になるような特別な工夫が必要となる。例え
ば、セピオライト層が塩化カルシウム層の下層となるよ
うに積層状に混合し、潮解液が、セピオライト層に流れ
て接触が果たせるようにすることが必要である。な
お、,セピオライト繊維の長さが、200μmを越える
と、塩化カルシウムの粉末性状によっては、混合分離が
起き、局所的には潮解液を吸収できない場合もある。ま
た、セピオライト繊維長が1μm以下になると繊維形状
に由来する吸水時の粘性が幾分低下すると共に吸水保水
性能が低下するので好ましくない。
たは塩化マグネシウム粉末と混合すると、これらの粉末
を繊維間に保持して、接触が密になり、両者の分離を妨
げるものと考えられる。使用するセピオライト繊維の長
さは、1000〜1μmであり望ましくは、200〜1
μmである。セピオライト繊維長が1000μm以上と
なると、塩化カルシウムまたは塩化マグネシウム粉末と
の接触が密になるような特別な工夫が必要となる。例え
ば、セピオライト層が塩化カルシウム層の下層となるよ
うに積層状に混合し、潮解液が、セピオライト層に流れ
て接触が果たせるようにすることが必要である。な
お、,セピオライト繊維の長さが、200μmを越える
と、塩化カルシウムの粉末性状によっては、混合分離が
起き、局所的には潮解液を吸収できない場合もある。ま
た、セピオライト繊維長が1μm以下になると繊維形状
に由来する吸水時の粘性が幾分低下すると共に吸水保水
性能が低下するので好ましくない。
セピオライトの結晶構造は、繊維の長さ方向に、中空ト
ンネル構造を多数有し、このトンネル構造及び繊維のか
らみによる構造が吸水作用の原因である。潮解によって
生じた塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの水溶液
は、セピオライト繊維の間隙に出来た毛細管を通ってト
ンネル構造が導かれ、強力に保持されると考える。
ンネル構造を多数有し、このトンネル構造及び繊維のか
らみによる構造が吸水作用の原因である。潮解によって
生じた塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムの水溶液
は、セピオライト繊維の間隙に出来た毛細管を通ってト
ンネル構造が導かれ、強力に保持されると考える。
セピオライトは通常多くのセピオライトの張状結晶の硬
く凝集した原石として産出する。繊維状に解砕したセピ
オライトを得るためには、この原石をまず粗砕機にて粉
砕して、更に、セン断力、衝撃力を主な粉砕力とする微
粉砕機、例えばレイモンドミル、ハンマーミル、堅型ロ
ーラミル等を用い、原石中のセピオライト針状結晶を寸
断することなく、繊維状を保持しつつ繊維を解砕するよ
うに解砕する。こうして、完全に針状に解繊されるか、
或いは、針状結晶が、比較的ゆるやかに結合した針状の
集合体粉末(繊維状セピオライト)を得ることができ
る。更に、微粉砕を続行すると、針状結晶は寸断され、
後えば、完全に針状に解繊されて繊維長が1μ以下であ
って、ゆるやかに結合した針状のセピオライト集合体粉
末の平均粒径が20μm以下になると、保水性は急激に
低下する。このように解砕された。セピオライトの繊維
形状は、セピオライト−潮解性塩類(例えば塩化カルシ
ウムまたは塩化マグネシウム)の混合が密になり、両者
の分離を妨げ、又、レオロジー特性を発揮する役割も担
っていて、このようなレオロジー的性質により水がセピ
オライト繊維の間隙に保持される。
く凝集した原石として産出する。繊維状に解砕したセピ
オライトを得るためには、この原石をまず粗砕機にて粉
砕して、更に、セン断力、衝撃力を主な粉砕力とする微
粉砕機、例えばレイモンドミル、ハンマーミル、堅型ロ
ーラミル等を用い、原石中のセピオライト針状結晶を寸
断することなく、繊維状を保持しつつ繊維を解砕するよ
うに解砕する。こうして、完全に針状に解繊されるか、
或いは、針状結晶が、比較的ゆるやかに結合した針状の
集合体粉末(繊維状セピオライト)を得ることができ
る。更に、微粉砕を続行すると、針状結晶は寸断され、
後えば、完全に針状に解繊されて繊維長が1μ以下であ
って、ゆるやかに結合した針状のセピオライト集合体粉
末の平均粒径が20μm以下になると、保水性は急激に
低下する。このように解砕された。セピオライトの繊維
形状は、セピオライト−潮解性塩類(例えば塩化カルシ
ウムまたは塩化マグネシウム)の混合が密になり、両者
の分離を妨げ、又、レオロジー特性を発揮する役割も担
っていて、このようなレオロジー的性質により水がセピ
オライト繊維の間隙に保持される。
潮解性塩類、(例えば塩化カルシムウまたは/および塩
化マグネシウム)の混合量は、その飽和吸湿量が、混合
されるセピオライト粉末の吸水量より小さくなるように
算出して行う。一般に、セピオライトの吸水量は、1μ
m以上の繊維長では繊維長が小さくなる程増大するの
で、その繊維状粉末は粒状の形のものよりも吸収量が大
で、吸湿容量のより大きな複合乾燥剤が得られる。混合
方法は通常のミキサーを用いれば良くセピオライトの粉
砕時に混入し、混合しても良い。セピオライトを加熱処
理して、セピオライト本来の物質吸着による強力な吸湿
能を引き出せる事は発明者らの別発明(乾燥剤、特願昭
61−64404号;特開昭62−221421号より
明らかである。この熱処理したセピオライト粉末を塩化
カルシウムまたは/および塩化マグネシウムと混合する
ことにより、高湿度下での吸湿容量が増大し、又セピオ
ライト単味または潮解性無機塩類単味のいずれの場合よ
りも大きな吸湿容量が低湿度下で得られた。これは、混
合という複合化方式をとることにより、セピオライト本
来の物質的吸着性能が損なわれず、低湿度下では吸湿能
が小さい塩化カルシウムの吸湿能が活性化された結果で
あり、叉塩化マグネシウムの吸湿能も補強された結果で
あると考えられる。
化マグネシウム)の混合量は、その飽和吸湿量が、混合
されるセピオライト粉末の吸水量より小さくなるように
算出して行う。一般に、セピオライトの吸水量は、1μ
m以上の繊維長では繊維長が小さくなる程増大するの
で、その繊維状粉末は粒状の形のものよりも吸収量が大
で、吸湿容量のより大きな複合乾燥剤が得られる。混合
方法は通常のミキサーを用いれば良くセピオライトの粉
砕時に混入し、混合しても良い。セピオライトを加熱処
理して、セピオライト本来の物質吸着による強力な吸湿
能を引き出せる事は発明者らの別発明(乾燥剤、特願昭
61−64404号;特開昭62−221421号より
明らかである。この熱処理したセピオライト粉末を塩化
カルシウムまたは/および塩化マグネシウムと混合する
ことにより、高湿度下での吸湿容量が増大し、又セピオ
ライト単味または潮解性無機塩類単味のいずれの場合よ
りも大きな吸湿容量が低湿度下で得られた。これは、混
合という複合化方式をとることにより、セピオライト本
来の物質的吸着性能が損なわれず、低湿度下では吸湿能
が小さい塩化カルシウムの吸湿能が活性化された結果で
あり、叉塩化マグネシウムの吸湿能も補強された結果で
あると考えられる。
本発明による繊維状セピオライト粉末複合乾燥剤は、潮
解液を吸収して、ペースト状になると、繊維状形態に由
来する著しい粘性を示し、放置するとそのレオロジー特
性により固化状態となる。これは、従来の吸水物には認
められない現象である。
解液を吸収して、ペースト状になると、繊維状形態に由
来する著しい粘性を示し、放置するとそのレオロジー特
性により固化状態となる。これは、従来の吸水物には認
められない現象である。
又、従来の吸水物と異なり、セピオライトのレオロジー
特性により、繊維間及び結晶構造中に強力に潮解液を保
持するので、使用の際の外圧に対しても、潮解液の分離
が容易には認められない。
特性により、繊維間及び結晶構造中に強力に潮解液を保
持するので、使用の際の外圧に対しても、潮解液の分離
が容易には認められない。
以上、本発明によって得られた乾燥剤を所望の場所に装
着するのに、従来の乾燥剤とは異なり潮解に伴う問題が
解消しているので、従来品に使われていたような高価な
透湿遮水フィルムを用いる必要がなく、安価な透湿シー
トと積層するか、或いは、透湿シートで単に包装するの
みで良く、廉価で高吸収容量でしかも低湿度雰囲気下で
の効力の大きい高性能乾燥剤が得られた。
着するのに、従来の乾燥剤とは異なり潮解に伴う問題が
解消しているので、従来品に使われていたような高価な
透湿遮水フィルムを用いる必要がなく、安価な透湿シー
トと積層するか、或いは、透湿シートで単に包装するの
みで良く、廉価で高吸収容量でしかも低湿度雰囲気下で
の効力の大きい高性能乾燥剤が得られた。
以上の実施例および比較例によって本発明を更に具体的
に説明する。
に説明する。
実施例1 セピオライトのハンマーミル方式のパルベライザーによ
る繊維状の解砕品(平均繊維長50μm,吸着水30
%)を試料温度300℃で30分間乾燥した後、塩化カ
ルシウム2水塩粉末(平均粒子径100μm)をセピオ
ライト重量に対して半分量を添加して、ライカイ型混合
機にて混合した。混合物を市販の透湿性合成紙(ユニセ
ル)製の袋に充てんし製品とした。本乾燥剤を、20
℃,90%RH条件下で、吸湿させたところ、14日後
の吸湿率は90%であり、20℃,10%RHの条件下
では、14日後の吸湿率は20%であった。また、吸湿
後も潮解液の漏出は認められなかった。
る繊維状の解砕品(平均繊維長50μm,吸着水30
%)を試料温度300℃で30分間乾燥した後、塩化カ
ルシウム2水塩粉末(平均粒子径100μm)をセピオ
ライト重量に対して半分量を添加して、ライカイ型混合
機にて混合した。混合物を市販の透湿性合成紙(ユニセ
ル)製の袋に充てんし製品とした。本乾燥剤を、20
℃,90%RH条件下で、吸湿させたところ、14日後
の吸湿率は90%であり、20℃,10%RHの条件下
では、14日後の吸湿率は20%であった。また、吸湿
後も潮解液の漏出は認められなかった。
実施例2 堅型ローラーミルにより、セピオライト原石(吸着水3
0%)120部と実施例1の塩化カルシウム2水塩75
部と混合、乾式解砕し、繊維状セピオライト塩化カルシ
ウム複合乾燥剤を得た。(乾燥品の平均粒径50μ
m)。
0%)120部と実施例1の塩化カルシウム2水塩75
部と混合、乾式解砕し、繊維状セピオライト塩化カルシ
ウム複合乾燥剤を得た。(乾燥品の平均粒径50μ
m)。
本乾燥剤を和紙製袋に充てんし、20℃90%RHの条
件下で吸湿させたところ、14日後の吸湿率は100%
であり、20℃,10%RHの条件下では、14日後の
吸湿率は30%であった。
件下で吸湿させたところ、14日後の吸湿率は100%
であり、20℃,10%RHの条件下では、14日後の
吸湿率は30%であった。
比較例1 セピオライトをインペラブレーカーで粗砕し、得られた
粒状物を回転節で分吸し1.0mm〜2.0mm粒径をもつ
粒状セピオライトを調製した。
粒状物を回転節で分吸し1.0mm〜2.0mm粒径をもつ
粒状セピオライトを調製した。
この粒状セピオライトを試料温度300℃で30分間乾
燥した後、塩化カルシウム2水塩粉末平均粒子径100
μm)を、セピオライト重量に対して半分量添加して、
ライカイ型混合機にて混合した。混合物を市販の透湿性
合成紙(ユニセル)製の袋に充てんし製品とした。
燥した後、塩化カルシウム2水塩粉末平均粒子径100
μm)を、セピオライト重量に対して半分量添加して、
ライカイ型混合機にて混合した。混合物を市販の透湿性
合成紙(ユニセル)製の袋に充てんし製品とした。
本乾燥剤を、20℃,90%RH条件下で、吸湿させた
ところ、乾燥剤重量に対して50%の吸湿が行われた時
点で、潮解液の漏出が認められ、又、20℃,10%R
Hの条件下では、14日後の吸湿率は、8%であった。
ところ、乾燥剤重量に対して50%の吸湿が行われた時
点で、潮解液の漏出が認められ、又、20℃,10%R
Hの条件下では、14日後の吸湿率は、8%であった。
比較例2 セピオライトをインペラブレーカーで粗砕し、得られた
粉状物を回転節で分級し1.0mm〜2.0mmの粒径をも
つ粒状セピオライトを調製した。
粉状物を回転節で分級し1.0mm〜2.0mmの粒径をも
つ粒状セピオライトを調製した。
この粒状セピオライト100gに対して、塩化カルシウ
ム2水塩の34%水溶液150gを吸収させた後、12
0℃で乾燥させた。乾燥物をオートクレーブ中で2気
圧、300℃の加熱処理を行った後、市販の透質性合成
紙(ユニセル)の袋に充てんし製品とした。
ム2水塩の34%水溶液150gを吸収させた後、12
0℃で乾燥させた。乾燥物をオートクレーブ中で2気
圧、300℃の加熱処理を行った後、市販の透質性合成
紙(ユニセル)の袋に充てんし製品とした。
本乾燥剤を20℃,90%RH条件下で、吸湿させたと
ころ、60%の吸湿が行なわれるまでに要する時間は、
実施例1の発明品が60%の吸湿に要する時間のおよそ
2倍であった。又、20℃,10%RHの条件下では、
14日後の吸湿率は13%であった。
ころ、60%の吸湿が行なわれるまでに要する時間は、
実施例1の発明品が60%の吸湿に要する時間のおよそ
2倍であった。又、20℃,10%RHの条件下では、
14日後の吸湿率は13%であった。
実施例3 セピオライトのハンマーミル方式のパルベライザーによ
る繊維状の解砕品(平均繊維長50μm,吸着水30
%)を試料温度300℃で30分間乾燥した後、塩化マ
グネシウム無水塩粉末(平均粒子径100μm)をセピ
オライト重量に対して半分量を添加して、ライカイ型混
合機にて混合した。混合物を市販の透湿性合成紙製の袋
に充てんし製品とした。本乾燥剤を20℃,90%RH
の条件下で吸湿させたところ、14日後の吸湿率は20
0%であり、20℃,10%RHの条件下では、14日
後の吸湿率は40%であった。また、吸湿後も潮解液の
漏出は認められなかった。
る繊維状の解砕品(平均繊維長50μm,吸着水30
%)を試料温度300℃で30分間乾燥した後、塩化マ
グネシウム無水塩粉末(平均粒子径100μm)をセピ
オライト重量に対して半分量を添加して、ライカイ型混
合機にて混合した。混合物を市販の透湿性合成紙製の袋
に充てんし製品とした。本乾燥剤を20℃,90%RH
の条件下で吸湿させたところ、14日後の吸湿率は20
0%であり、20℃,10%RHの条件下では、14日
後の吸湿率は40%であった。また、吸湿後も潮解液の
漏出は認められなかった。
実施例4 堅型ローラーミルによりセオピライト原石(吸着水30
%)300部と実施例3の塩化マグネシウム無水塩10
0部と混合、乾燥解砕し、繊維状セピオライト塩化マグ
ネシウム複合乾燥剤を得た(乾燥品の平均粒子径50μ
m)。
%)300部と実施例3の塩化マグネシウム無水塩10
0部と混合、乾燥解砕し、繊維状セピオライト塩化マグ
ネシウム複合乾燥剤を得た(乾燥品の平均粒子径50μ
m)。
本乾燥剤を和紙製袋に充てんし、20℃,90%RHの
条件下で吸湿させたところ、14日後の吸湿率は130
%であり、20℃,10%RHの条件下で吸湿させたと
ころ、14日後の吸湿率は24%であった。また、吸湿
後も潮解液の漏出は認められなかった。
条件下で吸湿させたところ、14日後の吸湿率は130
%であり、20℃,10%RHの条件下で吸湿させたと
ころ、14日後の吸湿率は24%であった。また、吸湿
後も潮解液の漏出は認められなかった。
本発明によって、吸湿容量が大で、潮解現象が認められ
ず、ハンドリング性に優れた複合乾燥剤が得られた。こ
の複合乾燥剤は吸湿容量が大きいので、使用量が少なく
てすみ、潮解性の問題がないために、従来使用されてい
なかった。食品、精密機械等の梱包輸送にも用いること
ができる。
ず、ハンドリング性に優れた複合乾燥剤が得られた。こ
の複合乾燥剤は吸湿容量が大きいので、使用量が少なく
てすみ、潮解性の問題がないために、従来使用されてい
なかった。食品、精密機械等の梱包輸送にも用いること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高砂 宏 東京都江東区豊州1−1−7 小野田セメ ント株式会社セメント研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−162022(JP,A) 特開 昭62−221421(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】潮解性塩類を繊維状に解砕したセピオライ
ト粉末と混合してなり、該繊維状に解砕したセピオライ
ト粉末の繊維長が1000〜1μmである複合乾燥剤。 - 【請求項2】塩化カルシウムおよび/または塩化マグネ
シウムを繊維状に解砕したセピオライト粉末と混合して
なる特許請求の範囲第1項記載の複合乾燥剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62192565A JPH0657298B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-08-03 | 複合乾燥剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-34661 | 1987-02-19 | ||
| JP3466187 | 1987-02-19 | ||
| JP62192565A JPH0657298B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-08-03 | 複合乾燥剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS644218A JPS644218A (en) | 1989-01-09 |
| JPH0657298B2 true JPH0657298B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=26373492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62192565A Expired - Lifetime JPH0657298B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-08-03 | 複合乾燥剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657298B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0659383B2 (ja) * | 1987-12-11 | 1994-08-10 | 小野田セメント株式会社 | 複合乾燥剤 |
| FR2831083B1 (fr) * | 2001-10-19 | 2004-08-20 | Solvay | Masse dessicative, procede pour son obtention et son utilisation |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59193133A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-01 | Kaken Pharmaceut Co Ltd | 乾燥剤 |
| JPH0651565B2 (ja) * | 1985-06-24 | 1994-07-06 | 小野田セメント株式会社 | セピオライト微粉末の製造方法 |
| JPS6278136A (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-10 | 株式会社クラレ | 水硬性無機質抄造製品の製造方法 |
| JPS62142560A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-25 | ア−ス製薬株式会社 | 脱臭剤 |
| JPS62166863A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-23 | Showa Kogyo Kk | 醤油中の菌体の吸着除去方法 |
| JPS63162022A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | Kaken Pharmaceut Co Ltd | 除湿材料 |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP62192565A patent/JPH0657298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS644218A (en) | 1989-01-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |