JPH11151417A - 複合乾燥剤 - Google Patents

複合乾燥剤

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JPH11151417A
JPH11151417A JP33509197A JP33509197A JPH11151417A JP H11151417 A JPH11151417 A JP H11151417A JP 33509197 A JP33509197 A JP 33509197A JP 33509197 A JP33509197 A JP 33509197A JP H11151417 A JPH11151417 A JP H11151417A
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JP
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sepiolite
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silicon dioxide
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Application number
JP33509197A
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English (en)
Inventor
Yutaka Sasaki
豊 佐々木
Ryosuke Narishima
良輔 成島
Yoshitaka Kono
義孝 河野
Koichi Hosogai
耕一 細貝
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸湿後も液状化し難い高い吸湿能力を有する
乾燥剤。 【解決手段】 セピオライト、塩化マグネシウム、塩化
カルシウム、酸化マグネシウム、二酸化珪素を含有成分
とする混合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固型状の複合乾燥
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】気体中の水分を吸湿する乾燥物質として
は、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、シリカゲル、
ゼオライトなどがある。このうち塩化カルシウム等のア
ルカリ土類金属の塩化物はゼオライト等の物理的吸湿型
の乾燥物質より吸湿容量が大きい反面、潮解性塩類であ
るため自らは吸湿した吸湿水中に溶解する傾向があるの
で、広範囲な用途で使用できる乾燥剤とするにはこれを
多孔質鉱物や吸水性ポリマー等の保水剤に担持させて複
合化し、吸湿水を保水剤中に蓄積固定させる必要があっ
た。しかし、このような潮解性塩類担持型複合乾燥剤は
保水剤成分の影響によって、低湿度下では吸湿容量が小
さいものとなり易く、また、保水剤中に蓄積された吸湿
水は外力を加えると漏出し易かった。この点を改善した
乾燥剤として、塩化カルシウム及び/又は塩化マグネシ
ウムを繊維状のセピオライトの間に緻密に担持させた潮
解性塩類担持型複合乾燥剤が知られている。(特許第2
131494号)これは、潮解性塩類が有する優れた吸
湿能力を維持しつつ、吸湿水を強固に保持させたもの
で、低湿度下での吸湿容量が劣ることもなく、安定した
吸湿能力を有し、より広範囲での使用状況に耐え得るも
のとなった。
【0003】
【発明が解決する課題】しかるに、前記の潮解性塩類担
持型複合乾燥剤は、吸湿容量限界付近までの使用では何
らの問題もなく、優れた乾燥剤ではあるが、吸湿水が吸
湿容量限界を越えると全体がスラリー状態となり易く、
例えば吸湿率150%以上ではほぼ全てが溶液状にな
る。このように、過剰吸湿水を含む状態になると、吸湿
水を安定して保持するのはもはや困難となり、実使用に
際してはこれを透湿遮水性材等で密封包装するも、これ
らの包装材質は外力や鋭利な物体によって破れる可能性
もある一般に薄手のシート状高分子化合物であることが
多く、万一破れると内容物が溶液状のため、中身が容易
に流出し、被乾燥物や設置場に影響を及ぼすことがある
他、使用済乾燥剤は流体化していることが多いが故に取
り扱い性に欠く点もあり、例えば包装袋から使用済乾燥
剤の取り出し回収時には、通常、加熱して水分を除去し
固体状態の乾燥剤を取り出して行うなど作業上面倒な点
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題解
決の為、鋭意検討した結果、セピオライトと潮解性無機
塩を主成分とする乾燥剤において、吸湿水が増加するに
伴い緩やかな硬化を起こし、かつ吸湿性や吸湿容量に殆
ど影響を及ぼさないような適量の水硬性成分を配合する
ことで、吸湿容量限界を越えても容易に溶液状になら
ず、その吸湿能力も湿度に拘わらず高い値を有し、使用
後に於いても概ね固形状態を保ち続けるので、取り扱い
性も従来より大幅に改善できることを見出した。
【0005】即ち、本発明は以下に記す(1)〜(4)
の乾燥剤に係わるものである。(1)セピオライト、塩
化カルシウム、塩化マグネシウム、酸化マグネシウム、
二酸化珪素を含有する混合物であることを特徴とする複
合乾燥剤。(2)セピオライトがファイバー形状である
前記(1)の複合乾燥剤。(3)二酸化珪素が非晶質で
ある前記(1)又は(2)の何れかの複合乾燥剤。
(4)混合物が、セピオライト40〜55重量部、塩化
カルシウム15〜25重量部、塩化マグネシウム15〜
25重量部、酸化マグネシウム5〜20重量部、二酸化
珪素3〜15重量部を含むことを特徴とする前記(1)
〜(3)の何れかの複合乾燥剤。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の複合乾燥剤を構成するセ
ピオライトは、組織中に連通する中空孔を多数有する主
に繊維状結晶からなる天然鉱物であって、該中空孔が物
理的吸湿能力や高い保水能力を発現する基となるもので
ある。本発明に用いるセピオライト原料は、一般にセピ
オライト鉱物を粉砕又は解砕したものを使用するが、そ
の形状は粒状のものでも良いが、好ましくは結晶間に於
ける十分な保水能力が期待でき、更にレオロジー特性に
も優れているファイバー状のものとするのがよい。この
場合ファイバー長さが1〜1000μm、より望ましく
は1〜200μm程度とするのが混合物作製時の混合効
果や保水能力発現の点でより優れた結果が得られやす
い。セピオライトの複合乾燥剤中の含有量は複合乾燥剤
全体を100重量部とした場合、40〜55重量部を占
めるものとする。セピオライトの含有量が40重量部未
満では保水能力が不足し、潮解液が分離生成し易くなる
ので好ましくなく、また55重量部を越える量では吸湿
速度が遅くなり、吸湿容量も小さくなるので好ましくな
い。
【0007】また、セピオライトと共に本複合乾燥剤の
主成分を成す塩化カルシウムと塩化マグネシウムは、何
れも極めて高い吸湿性を発現する吸湿成分であり、吸湿
水による潮解性を示す潮解性無機塩である。本発明では
何れも粉末状の無水物を用いるのが望ましい。本複合乾
燥剤中の塩化カルシウムの含有量は15〜25重量部、
また塩化マグネシウムの含有量も15〜25重量部とす
る。何れも含有量が15重量部未満では吸湿初期の吸湿
速度が遅くなり、また吸湿容量も小さくなるので好まし
くない。また、何れも25重量部を越える含有量では吸
湿に伴う潮解液が多量に生じ、乾燥剤が流動化すること
があるので好ましくない。
【0008】また、本乾燥複合材の必須構成成分である
酸化マグネシウムは、吸湿により塩化マグネシウム潮解
液が形成された場合、逐次これと反応し、水硬性硬化体
を形成する。本発明で用いる酸化マグネシウムは結晶度
の高いペリクレース型よりも、活性度の高い仮焼又は軽
焼マグネシアの方が好ましい。本複合乾燥剤中の酸化マ
グネシウム含有量は5〜20重量部とする。5重量部未
満では形成される潮解液分を補うだけの硬化成分として
の量不足をきたし、硬化反応に寄与されなかった余剰潮
解液によって乾燥剤が流動化することがあるので好まし
くない。また、含有量が20重量部を越えると硬化の進
行が顕著になり過ぎ、吸湿容量が減少することがあるの
で好ましくない。
【0009】更に、本複合乾燥剤の必須構成成分である
二酸化珪素は本来吸湿作用を有するものであるが、本発
明では主として硬化結合を制御する作用を与えるために
配合されるものであって、その構造は結晶質シリカであ
っても非晶質のものであっても良いが、急激な固化を起
こさず、より緩やかな硬化状態にせしめるためには非晶
質のものが好ましい。本複合乾燥剤中の二酸化珪素の含
有量は3〜15重量部とする。3重量部未満の含有量で
は硬化が著しく進行することがあるので好ましくなく、
15重量部を越える含有量では硬化遅延や硬化体強度が
低下し、取り扱い性が困難になることがあるので好まし
くない。
【0010】このような構成成分を前記範囲内で含有混
合させた混合物である本発明の複合乾燥剤は、繊維状結
晶のセピオライト粉末の間に塩化カルシウム及び塩化マ
グネシウムの潮解性無機塩が入り込んだ構造の複合体を
基本構造とするが、主に潮解性無機塩により吸湿した吸
湿水を安定にセピオライト中に留めておくには、セピオ
ライトと潮解性無機塩との接触を密に保った構造とし、
併せて酸化マグネシウムと二酸化珪素の各粒子が、潮解
性無機塩中に分散された状態となっていることが望まし
い。尚、本複合乾燥剤は、吸水状況を感知するための指
標剤の類を始めとし、前記構成成分以外の成分を、吸湿
量や硬化状態に明白な影響を及ぼさない範囲で含有した
ものであっても良く、また前記セピオライトの一部をそ
れに類似した機能を有する公知の粘土鉱物、例えばバー
ミキュライト、モンモリロナイトなどの物理的吸湿能力
が認められかつ保水能力が高い、多孔構造又は膨潤性層
状構造を有する鉱物に置換したものであっても良い。
【0011】
【実施例】パルベライザーによりファイバー状に解砕し
た平均繊維長さ約100μmの乾燥セピオライトと何れ
も平均粒径100μm未満の無水塩化マグネシウム、無
水塩化カルシウム、仮焼マグネシア、非晶質の二酸化珪
素、結晶質シリカの各粉末を、表1に記した重量で配合
し、家庭用ミキサーにて約1分混合した。得られた混合
物約160gを、市販の不織布をラミネートした透湿性
合成紙を用いて片面の寸法が縦15.1cmで横18.
0cmとなるように作製した袋中に充填し、密封した。
これを温度30℃、湿度90%の恒温恒湿装置内に入
れ、それぞれ所定時間放置した。
【0012】
【表1】
【0013】前記混合物が入った密封袋を1日後、10
日後、15日後に恒温恒湿装置からそれぞれ取り出し、
袋内容物の吸湿率(%)、吸湿量(g)、及び15日後
に取り出した袋内容物の液状化の有無を調べた。その結
果を表2に記す。
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】本発明による複合乾燥剤は、優れた水分
吸湿性を有し、吸湿容量も大きく、また吸湿後も液状化
になることなく、ほぼ固形状態を維持できるので、破袋
等によっても内容物の流出、飛散等が極めて発生し難
い。また、使用済み乾燥剤の取り替えや処分も極めて迅
速かつ容易に行うことができ、取り扱い性も優れてい
る。
フロントページの続き (72)発明者 細貝 耕一 東京都港区西新橋二丁目14番1号 秩父小 野田株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セピオライト、塩化カルシウム、塩化マ
    グネシウム、酸化マグネシウム、二酸化珪素を含有する
    混合物であることを特徴とする複合乾燥剤。
  2. 【請求項2】 セピオライトがファイバー形状である請
    求項1記載の複合乾燥剤。
  3. 【請求項3】 二酸化珪素が非晶質である請求項1又は
    2の何れか記載の複合乾燥剤。
  4. 【請求項4】 混合物が、セピオライト40〜55重量
    部、塩化カルシウム15〜25重量部、塩化マグネシウ
    ム15〜25重量部、酸化マグネシウム5〜20重量
    部、二酸化珪素3〜15重量部を含むことを特徴とする
    請求項1〜3の何れか記載の複合乾燥剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102652912A (zh) * 2011-08-11 2012-09-05 上海弘曼净化设备有限公司 溶解式压缩空气干燥剂及制作方法及使用方法
CN104383794A (zh) * 2014-11-19 2015-03-04 东莞市青麦田数码科技有限公司 一种化学干燥剂及其制备方法
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