JPH0657369B2 - 放射能除染方法 - Google Patents
放射能除染方法Info
- Publication number
- JPH0657369B2 JPH0657369B2 JP60245849A JP24584985A JPH0657369B2 JP H0657369 B2 JPH0657369 B2 JP H0657369B2 JP 60245849 A JP60245849 A JP 60245849A JP 24584985 A JP24584985 A JP 24584985A JP H0657369 B2 JPH0657369 B2 JP H0657369B2
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- electrolysis
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、放射能汚染面を電解作用による金属溶出除
去作用と、砥粒による擦過作用とを複合した電解複合研
摩方法を用いた放射能除染方法に関する。
去作用と、砥粒による擦過作用とを複合した電解複合研
摩方法を用いた放射能除染方法に関する。
従来、放射能除染方法として電解現象を用いる方法が有
望されており、その代表的なものとしては、たとえば特
開昭60−106998号公報に見られるように、強酸性電解液
中に汚染部材を浸漬して行なう電解研摩法がある。
望されており、その代表的なものとしては、たとえば特
開昭60−106998号公報に見られるように、強酸性電解液
中に汚染部材を浸漬して行なう電解研摩法がある。
ところで、従来の電解研摩法は、放射能に汚染された対
象部材に塗装等が施されている場合、まず、塗装落し等
の前処理工程を必要とし、前処理工程と電解研摩工程の
2工程の加工となり、作業が複雑であり、かつ、2次廃
棄物を処理しなければならず、作業性が悪い。
象部材に塗装等が施されている場合、まず、塗装落し等
の前処理工程を必要とし、前処理工程と電解研摩工程の
2工程の加工となり、作業が複雑であり、かつ、2次廃
棄物を処理しなければならず、作業性が悪い。
さらに、電解液が強酸であるため、耐酸装置および作業
に特別の考慮を要する。
に特別の考慮を要する。
また、電解研による除染時間を短縮するため、電解条件
を強くすると、選択的溶出,すなわちピットが発生し、
汚染部を均一に除去することができない。
を強くすると、選択的溶出,すなわちピットが発生し、
汚染部を均一に除去することができない。
そのため、0.1〜0.7A/cm2の電流密度で平滑除しなけ
ればならず、研摩に長時間を要する。
ればならず、研摩に長時間を要する。
この発明は、前記問題点に留意してなされたものであ
り、電解作用による金属溶出除去作用と,前記金属溶出
除去作用を補助する砥粒擦過作用とを複合した電解複合
作用と、電解のみによる電解作用とを、時間的に交互に
配し、前記電解のみによる電解作用の時間を50msec〜5
sec、電解複合作用の時間を1sec〜30secにすることを
特徴とする放射能除染方法である。
り、電解作用による金属溶出除去作用と,前記金属溶出
除去作用を補助する砥粒擦過作用とを複合した電解複合
作用と、電解のみによる電解作用とを、時間的に交互に
配し、前記電解のみによる電解作用の時間を50msec〜5
sec、電解複合作用の時間を1sec〜30secにすることを
特徴とする放射能除染方法である。
したがつて、この発明によると、電解作用と砥粒擦過作
用とを複合した電解複合作用を用いているため、従来の
ような前処理工程を行なう必要がなく、かつ、電解複合
作用と電解のみによる電解作用とが時間的に交互に配さ
れ、電解のみによる電解作用の時間が50msec〜5sec、
電解複合作用の時間を1sec〜30secに設定されている
ため、除染研摩量が少なくなり、研摩時間が大幅に短縮
される。
用とを複合した電解複合作用を用いているため、従来の
ような前処理工程を行なう必要がなく、かつ、電解複合
作用と電解のみによる電解作用とが時間的に交互に配さ
れ、電解のみによる電解作用の時間が50msec〜5sec、
電解複合作用の時間を1sec〜30secに設定されている
ため、除染研摩量が少なくなり、研摩時間が大幅に短縮
される。
つぎに、この発明を、その実施例を示した図面ととも
に、詳細に説明する。
に、詳細に説明する。
まず、電解複合研摩による放射能汚染面上の砥粒擦過条
痕を示した第2図について説明する。
痕を示した第2図について説明する。
同図において、(1)は汚染部材、(2)は砥粒であり、矢印
は砥粒(2)の移動方向を示す。(3)は汚染酸化皮膜および
汚染浸透部からなる放射能汚染域、(4)は砥粒(2)の擦過
による条痕溝底部に汚染が拡散した汚染拡散域である。
は砥粒(2)の移動方向を示す。(3)は汚染酸化皮膜および
汚染浸透部からなる放射能汚染域、(4)は砥粒(2)の擦過
による条痕溝底部に汚染が拡散した汚染拡散域である。
ここで、電解作用は、全面にわたつて溶出するが、砥粒
擦過により汚染域が広がり、第3図に示すように、初期
汚染の深さd0より必要研摩量dcが大きくなる。
擦過により汚染域が広がり、第3図に示すように、初期
汚染の深さd0より必要研摩量dcが大きくなる。
なお、電解作用のみの場合、必要研量は深さd0にほぼ一
致するのが前記のとおり、電流密度が0.1〜0.7A/cm2
の小さく、除染時間が長い。
致するのが前記のとおり、電流密度が0.1〜0.7A/cm2
の小さく、除染時間が長い。
しかし、この発明の電解複合の場合は、酸性の電解液を
用い、電流密度が5A/cm2程度でも可能で、高速研摩
となる。
用い、電流密度が5A/cm2程度でも可能で、高速研摩
となる。
そして、この発明は、電解複合作用による高速研摩で砥
粒擦過痕底部に拡散した汚染部を、さらに拡散させない
ように、電解作用のみで溶出させる期間を設けるもので
あり、これをさらに効果的に作用させるため、電解複合
作用時間t1と電解の単独作用時間t2を交互に配してい
る。
粒擦過痕底部に拡散した汚染部を、さらに拡散させない
ように、電解作用のみで溶出させる期間を設けるもので
あり、これをさらに効果的に作用させるため、電解複合
作用時間t1と電解の単独作用時間t2を交互に配してい
る。
第1図は、初期汚染の深さd0≒150μmで電解複合作用
時間t1=5secにおいて、電解の電流密度が5A/cm2と
2A/cm2の場合の除染所要時間t0と電解の単独作用時
間t2の関係を示し、たとえば、5A/cm2の場合、除染
所要時間が電解複合作用のみでは1.5minを要したもの
が、電解の単独作用時間t2が50msec〜5secの範囲で0.8
〜1.2minと短縮される。また、電解の単独作用時間t2が
5〜10sec以上では、電解複合作用のみの場合よりも長
時間になる。
時間t1=5secにおいて、電解の電流密度が5A/cm2と
2A/cm2の場合の除染所要時間t0と電解の単独作用時
間t2の関係を示し、たとえば、5A/cm2の場合、除染
所要時間が電解複合作用のみでは1.5minを要したもの
が、電解の単独作用時間t2が50msec〜5secの範囲で0.8
〜1.2minと短縮される。また、電解の単独作用時間t2が
5〜10sec以上では、電解複合作用のみの場合よりも長
時間になる。
なお、それぞれの除染必要研摩量dcは、t2=0〜50msec
で250〜300μm,t2=50msec〜5secで170〜200μmで
ある。また、t2=5sec以上では、電流密度5A/cm2で
約300μm,電流密度2A/cm2で約220μm,電流密度
0.5A/cm2で160μmである。
で250〜300μm,t2=50msec〜5secで170〜200μmで
ある。また、t2=5sec以上では、電流密度5A/cm2で
約300μm,電流密度2A/cm2で約220μm,電流密度
0.5A/cm2で160μmである。
また、第4図は、初期汚染の深さd0≒150μmで電解の
単独作用時間t2が1secにおいて、電解の電流密度が5
A/cm2と2A/cm2の場合の除染所要時間t0と電解複合
作用時間t1の関係を示し、前記電解の単独作用時間t2の
50msec〜5secの適正範囲は、電解複合作用時間t1に対
して殆ど関係がないが、t1<1secおよびt1>30secの領
域では、それぞれ電解作用のみ,電解複合作用の加工特
性に類似の結果となる。
単独作用時間t2が1secにおいて、電解の電流密度が5
A/cm2と2A/cm2の場合の除染所要時間t0と電解複合
作用時間t1の関係を示し、前記電解の単独作用時間t2の
50msec〜5secの適正範囲は、電解複合作用時間t1に対
して殆ど関係がないが、t1<1secおよびt1>30secの領
域では、それぞれ電解作用のみ,電解複合作用の加工特
性に類似の結果となる。
つぎに、この発明に使用する電極工具の1例を、第5図
および第6図とともに説明する。
および第6図とともに説明する。
中空の回転軸(5)の下端に逆皿状の電極保持具(6)が形成
され、保持具(6)の下面に円板状の電極(7)が固定され、
電極(7)に複数個の透孔(8)が透設され、電極(7)の下面
の中央部を除いた外周部に、通水性,絶縁性の研摩材
(9)が装着されて電極工具が構成されている。
され、保持具(6)の下面に円板状の電極(7)が固定され、
電極(7)に複数個の透孔(8)が透設され、電極(7)の下面
の中央部を除いた外周部に、通水性,絶縁性の研摩材
(9)が装着されて電極工具が構成されている。
そして、工具を回転させながら、電解液を回転軸(5)か
ら電極(7)の透孔(8)を通して研摩材(9)に供給し、電解
複合作用時は、盤体(10)上の汚染部材(11)に研摩材(9)
を当てがい、電解の単独作用時は、工具を横に移動して
電極(7)の中央の露出部に対向し、工具を左右に往復動
して電解複合作用と電解のみによる電解作用とを、時間
的に交互に配する。
ら電極(7)の透孔(8)を通して研摩材(9)に供給し、電解
複合作用時は、盤体(10)上の汚染部材(11)に研摩材(9)
を当てがい、電解の単独作用時は、工具を横に移動して
電極(7)の中央の露出部に対向し、工具を左右に往復動
して電解複合作用と電解のみによる電解作用とを、時間
的に交互に配する。
以上のように、この発明の放射能除染方法によると、電
解作用と砥粒擦過作用とを複合した電解複合作用が用い
られているため、対象部材に塗装等が施されている場合
でも、従来のような前処理工程を必要とせず、工程が単
純で作業性がよく、かつ、電解複合作用と電解のみによ
る電解作用とが時間的に交互に配され、電解のみによる
電解作用の時間および電解複合作用の時間が適切に設定
されているため、除染研摩量が少なく、研摩時間が大幅
に短縮される。
解作用と砥粒擦過作用とを複合した電解複合作用が用い
られているため、対象部材に塗装等が施されている場合
でも、従来のような前処理工程を必要とせず、工程が単
純で作業性がよく、かつ、電解複合作用と電解のみによ
る電解作用とが時間的に交互に配され、電解のみによる
電解作用の時間および電解複合作用の時間が適切に設定
されているため、除染研摩量が少なく、研摩時間が大幅
に短縮される。
図面はこの発明の放射能除染方法の実施例を示し、第1
図は除染所要時間と電解の単独作用時間の関係図、第2
図は汚染面の砥粒擦過条痕の説明図、第3図は汚染量と
研摩量の関係図、第4図は除染所要時間と電解複合作用
時間の関係図、第5図および第6図は電極工具の一部切
断正面図および下面図である。
図は除染所要時間と電解の単独作用時間の関係図、第2
図は汚染面の砥粒擦過条痕の説明図、第3図は汚染量と
研摩量の関係図、第4図は除染所要時間と電解複合作用
時間の関係図、第5図および第6図は電極工具の一部切
断正面図および下面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 昌彦 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−106998(JP,A) 特開 昭54−117994(JP,A) 実公 昭59−14113(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】電解作用による金属溶出除去作用と,前記
金属溶出除去作用を補助する砥粒擦過作用とを複合した
電解複合作用と、電解のみによる電解作用とを、時間的
に交互に配し、前記電解のみによる電解作用の時間を5
0msec〜5sec、電解複合作用の時間を1sec〜30sec
にすることを特徴とする放射能除染方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60245849A JPH0657369B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 放射能除染方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60245849A JPH0657369B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 放射能除染方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62107919A JPS62107919A (ja) | 1987-05-19 |
| JPH0657369B2 true JPH0657369B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17139754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60245849A Expired - Fee Related JPH0657369B2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 放射能除染方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657369B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914113U (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-28 | アルプス電気株式会社 | 磁気ヘツド |
| JPS60106998A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電解除染法 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP60245849A patent/JPH0657369B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62107919A (ja) | 1987-05-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |