JPH0657639U - 粘着性シリコーンゴム部材 - Google Patents
粘着性シリコーンゴム部材Info
- Publication number
- JPH0657639U JPH0657639U JP467893U JP467893U JPH0657639U JP H0657639 U JPH0657639 U JP H0657639U JP 467893 U JP467893 U JP 467893U JP 467893 U JP467893 U JP 467893U JP H0657639 U JPH0657639 U JP H0657639U
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- JP
- Japan
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- adhesive
- silicone rubber
- curing agent
- layer
- rubber member
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 離型紙が剥がれなくなるのを防いで、目的物
表面に容易に接着させることができる粘着性シリコーン
ゴム部材を提供する。 【構成】 シリコーンゴムからなる本体11と、前記本
体の接着側表面に設けられた縮合型1成分シリコーン硬
化剤層12と、前記硬化剤層の表面に設けた両面粘着テ
ープまたはシートからなる粘着層13と、前記粘着層の
表面に設けた離型紙14とからなる粘着性シリコーンゴ
ム部材10。
表面に容易に接着させることができる粘着性シリコーン
ゴム部材を提供する。 【構成】 シリコーンゴムからなる本体11と、前記本
体の接着側表面に設けられた縮合型1成分シリコーン硬
化剤層12と、前記硬化剤層の表面に設けた両面粘着テ
ープまたはシートからなる粘着層13と、前記粘着層の
表面に設けた離型紙14とからなる粘着性シリコーンゴ
ム部材10。
Description
【0001】
この考案は、粘着層により他の物体に接着される粘着性シリコーンゴム部材に 関する。
【0002】
従来、粘着性シリコーンゴム部材として、シリコーンゴム部材の接着側表面に シリコーン系粘着剤層を設け、そのシリコーン系粘着剤層の表面に両面粘着テー プまたはシート層を設け、さらにそのテープまたはシート層の表面に離型紙を設 けて、接着時に前記離型紙を剥がすようにしたものが知られている(実公平4− 23639号公報)。
【0003】 しかし、前記のシリコーンゴム部材に用いられているシリコーン系粘着剤は、 一般にシリコーンレジン、膜形成物質およびシリコーンゴムからなるもので、両 面接着テープまたはシート層と長く接していると、両面粘着テープまたはシート の粘着剤を構成するアクリル系粘着剤に移行してアクリル系粘着剤を硬化させや すかった。したがって、従来の粘着性シリコーンゴム部材にあっては、離型紙が 両面粘着テープまたはシート層に接着して剥がれ難くなり、目的物に接着できな くなるおそれがあった。
【0004】
そこで、この考案は、前記の点に鑑みなされたもので、離型紙が剥がれなくな るのを防いで、目的物表面に容易に接着させることができる粘着性シリコーンゴ ム部材を提供する。
【0005】
すなわち、この考案は、シリコーンゴムからなる本体と、前記本体の接着側表 面に設けた縮合型1成分シリコーン硬化剤層と、前記硬化剤層の表面に設けた両 面粘着テープまたはシートからなる粘着層と、前記粘着層の表面に設けた離型紙 とからなる粘着性シリコーンゴム部材に係る。
【0006】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の粘着性シリコーンゴム部材の一例を示す断面図、図2は本体 に硬化剤層を設ける方法の一例を示す斜視図、図3はその断面図である。
【0007】 図1に示されるように、この考案の粘着性シリコーンゴム部材10は本体11 と硬化剤層12と粘着層13と離型紙14とからなる。この粘着性シリコーンゴ ム部材10は、離型紙14を剥がして粘着層13を目的物の所定位置に貼着して 用いられる。
【0008】 本体11は所定の形状に形成された公知のシリコーンゴムからなり、その接着 側表面に硬化剤層12が設けられている。 硬化剤層12は、後述する粘着層13を前記本体11に接着するためのもので 、前記本体11の表面に塗布または転写される。
【0009】 前記硬化剤層12に用いられる硬化剤としては、粘着層13へ移行しにくい縮 合型1成分シリコーン硬化剤が好適に用いられる。
【0010】 この縮合型1成分シリコーン硬化剤は、架橋剤や触媒などを含んだ液状ないし ペースト状の組成物であって、チューブやカートリッジなどの密閉容器に充填さ れているものが多い。この縮合型1成分シリコーン硬化剤は、使用の際に接着面 に押し出され空気中に晒されることにより、前記空気中の水分と架橋反応を開始 しゴム状弾性接着剤となる。
【0011】 そして、前記硬化剤は1成分であるため、使用にあたって混合・脱泡・加熱・ 加圧などの特別な操作を必要とせず、だれでも容易に取り扱うことができる。さ らに、温度による粘度変化が少ないため、季節に関係なく作業をすることができ る。 また、縮合型1成分シリコーン硬化剤は、硬化の際に発熱や吸熱が少なくまた 質量の減少も比較的少ないので、接着面に熱ストレスや熱ショック、あるいは収 縮変形などを生じにくいという利点がある。
【0012】 ここで用いられる縮合型1成分シリコーン硬化剤としては、その外観や含まれ る架橋剤の種類などによって種々があり、非流動性のものとしては商品名「TS E370」、「TSE382」、「TSE392」、流動性のものとしては「T SE397」、「TSE399」(いずれも東芝シリコーン株式会社製)が挙げ られる。
【0013】 次に、この縮合型1成分シリコーン硬化剤の硬化機構を示す。 なお、化学式中のRは、たとえば、メチル基、エチル基、プロピル基などの末 端基である。 Xは、たとえば、メトキシ基、アセトキシ基、オキシム基、アミド基などの置 換基である。
【0014】
【化1】
【0015】 前記縮合型1成分シリコーン硬化剤は、未だ空気に触れない場合には、ポリマ ーの末端が架橋剤で封鎖された状態で一時的な安定を保っている。 この硬化剤が本体の接着面に塗布されると同時に、ポリマー中のX基が空気中 の水分のOH基と置換され、さらに縮合反応が生じてポリマーの架橋が生成され る。これらの反応は順次進行し、最終的には網目状に架橋しゴム状弾性体となる と考えられている。
【0016】 前記硬化剤層12の表面には粘着層13が設けられている。 粘着層13は公知のアクリル系接着剤を含むテープまたはシートなどからなり 、他の物体との接着面側に離型紙14を備えている。この粘着層13と離型紙1 4には、公知の両面テープを用いることができる。 前記硬化剤層12に粘着層13を形成する際には、その接着強度を高めるため に、前記本体11に硬化剤を塗布した後、その硬化反応を若干進行せしめてから 粘着層13を形成することが望ましい。
【0017】 次に、この考案の粘着性シリコーンゴム部材の接着性、および離型紙の剥離状 態についてテストする。 まず、100mm×100mm×5mmに成形されたシリコーンゴムシートの 表面に、縮合型1成分シリコーン硬化剤として「TSE370」を約0.5mm 厚さに塗布し、さらにその表面に粘着層と離型紙とからなる両面テープの粘着層 が貼着される。 このようにして得られた粘着性シリコーンゴム部材を20枚作成し、20℃で 30日間放置した。しかるのち、離型紙14を剥がして目的物に接着したところ 、離型紙の剥離状態および目的物への接着状態ともに良好であった。
【0018】 図2および図3に前記本体11に硬化剤層12を設ける方法について説明する 。図示したように、シリコーンゴムシートの本体11の上側に、枠材21内に膜 材22が形成されたスクリーン20が配される。 この膜材22は、硬化剤12aが通過可能な網目状に組織された透過部23と 前記硬化剤12aが通過しない被膜部24とからなる。 硬化剤12aは、前記膜材22上側に乗せられ、図3に示されるように、ヘラ などの治具25を膜材22の上から押し付け摺動させることによって、前記透過 部23部分を通って本体11上に押し出され均一な層状に形成される。
【0019】
以上図示し説明したように、この考案によれば、硬化剤層のシリコーンが両面 テープなどの粘着剤層に移行することがない。そのため、離型紙が固着してゴム 部材から剥がれなくなることがないだけでなく、粘着剤の接着性は常に良好で目 的物表面に容易に接着させることができる。
【図1】この考案の粘着性シリコーンゴム部材の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本体に硬化剤層を設ける方法の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図3】その断面図である。
10 粘着性シリコーンゴム部材 11 本体 12 硬化剤層 13 粘着層 14 離型紙
Claims (1)
- 【請求項1】 シリコーンゴムからなる本体と、前記本
体の接着側表面に設けた縮合型1成分シリコーン硬化剤
層と、前記硬化剤層の表面に設けた両面粘着テープまた
はシートからなる粘着層と、前記粘着層の表面に設けた
離型紙とからなる粘着性シリコーンゴム部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP467893U JPH0657639U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 粘着性シリコーンゴム部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP467893U JPH0657639U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 粘着性シリコーンゴム部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657639U true JPH0657639U (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11590560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP467893U Pending JPH0657639U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 粘着性シリコーンゴム部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657639U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011020313A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Polymatech Co Ltd | 機能性成形体および機能性成形体の製造方法 |
| JP2020148244A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 信越ポリマー株式会社 | シール部材、シール構造およびシール構造の形成方法 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP467893U patent/JPH0657639U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011020313A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Polymatech Co Ltd | 機能性成形体および機能性成形体の製造方法 |
| JP2020148244A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 信越ポリマー株式会社 | シール部材、シール構造およびシール構造の形成方法 |
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