JPH0658407A - 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置 - Google Patents
可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置Info
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- JPH0658407A JPH0658407A JP21176492A JP21176492A JPH0658407A JP H0658407 A JPH0658407 A JP H0658407A JP 21176492 A JP21176492 A JP 21176492A JP 21176492 A JP21176492 A JP 21176492A JP H0658407 A JPH0658407 A JP H0658407A
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Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両にお
ける加減速調整装置に関し、走行フィーリングを調整す
るつまみで微速走行の設定を行うことを目的とする。 【構成】前後進操作レバー18の操作に基づいて前進又は
後進走行に設定されているかを判断するコントローラ27
と、前後進バルブ15から斜板制御用シリンダ10に供給さ
れる作動油の供給量を多く設定するハード設定領域と、
前後進バルブ15から斜板制御用シリンダ10に供給される
作動油の供給量を少なく設定するソフト設定領域とを有
する加減速調整つまみ32と、加減速調整つまみ32がソフ
ト設定領域に設定されているか判断するコントローラ27
と、アクセルペダル9 が踏まれず、前進又は後進走行状
態で、ソフト設定領域に設定されていると判断したと
き、前後進バルブ15を制御して斜板制御用シリンダ10に
予め定める作動油を供給し、油圧ポンプ5 の吐出容量を
予め定めた容量に設定するコントローラ27とを備えた。
ける加減速調整装置に関し、走行フィーリングを調整す
るつまみで微速走行の設定を行うことを目的とする。 【構成】前後進操作レバー18の操作に基づいて前進又は
後進走行に設定されているかを判断するコントローラ27
と、前後進バルブ15から斜板制御用シリンダ10に供給さ
れる作動油の供給量を多く設定するハード設定領域と、
前後進バルブ15から斜板制御用シリンダ10に供給される
作動油の供給量を少なく設定するソフト設定領域とを有
する加減速調整つまみ32と、加減速調整つまみ32がソフ
ト設定領域に設定されているか判断するコントローラ27
と、アクセルペダル9 が踏まれず、前進又は後進走行状
態で、ソフト設定領域に設定されていると判断したと
き、前後進バルブ15を制御して斜板制御用シリンダ10に
予め定める作動油を供給し、油圧ポンプ5 の吐出容量を
予め定めた容量に設定するコントローラ27とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変速用可変容量油圧ポ
ンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置に関
するものである。
ンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、フォークリフトをはじめとする
産業車両において、チャージポンプによる斜板角の調整
によって吐出容量が制御される斜板式可変容量油圧ポン
プを有した油圧装置により走行を行うものは、図7に示
すような構成を備えている。
産業車両において、チャージポンプによる斜板角の調整
によって吐出容量が制御される斜板式可変容量油圧ポン
プを有した油圧装置により走行を行うものは、図7に示
すような構成を備えている。
【0003】すなわち、エンジン1の出力軸2には、定
容量油圧ポンプである荷役用ポンプ3、駆動手段として
のチャージポンプ4、および、可変容量油圧ポンプとし
ての走行用油圧ポンプ5が連結されている。
容量油圧ポンプである荷役用ポンプ3、駆動手段として
のチャージポンプ4、および、可変容量油圧ポンプとし
ての走行用油圧ポンプ5が連結されている。
【0004】また、エンジン1のスロットルレバー6に
はリフトレバー7、ティルトレバー8、および、アクセ
ルペダル9が連結されており、このアクセルペダル9の
操作量(アクセル操作量)に伴い、スロットルバルブに
連結されたスロットルレバー6が傾動し、この傾動量に
対応した回転速度でエンジン1は回転し、前記各ポンプ
3〜5が駆動される。
はリフトレバー7、ティルトレバー8、および、アクセ
ルペダル9が連結されており、このアクセルペダル9の
操作量(アクセル操作量)に伴い、スロットルバルブに
連結されたスロットルレバー6が傾動し、この傾動量に
対応した回転速度でエンジン1は回転し、前記各ポンプ
3〜5が駆動される。
【0005】走行用油圧ポンプ5は2方向タイプの斜板
式可変容量油圧ポンプであり、斜板の傾斜方向によって
走行用管路5a、5b内の作動油の流れる方向が変わ
り、左方駆動輪駆動用油圧モータLm、および、右方駆
動輪駆動用油圧モータRmを正逆転させる。
式可変容量油圧ポンプであり、斜板の傾斜方向によって
走行用管路5a、5b内の作動油の流れる方向が変わ
り、左方駆動輪駆動用油圧モータLm、および、右方駆
動輪駆動用油圧モータRmを正逆転させる。
【0006】また、走行用油圧ポンプ5の吐出容量は、
斜板の傾斜角(斜板角)が大きな時には多く、斜板角が
小さな時には少なくなるように調整されている。ポンプ
5の吐出量は、斜板角が一定であるならば、走行用油圧
ポンプ5の回転数が大きな時には多く、回転数が小さな
時には少なくなる。従って、駆動輪駆動用油圧モータL
m、Rmは、走行用油圧ポンプ5の吐出量(斜板角によ
って規定される吐出容量における走行用油圧ポンプ5の
回転数に従って増減する)に従う回転速度にて駆動され
る。
斜板の傾斜角(斜板角)が大きな時には多く、斜板角が
小さな時には少なくなるように調整されている。ポンプ
5の吐出量は、斜板角が一定であるならば、走行用油圧
ポンプ5の回転数が大きな時には多く、回転数が小さな
時には少なくなる。従って、駆動輪駆動用油圧モータL
m、Rmは、走行用油圧ポンプ5の吐出量(斜板角によ
って規定される吐出容量における走行用油圧ポンプ5の
回転数に従って増減する)に従う回転速度にて駆動され
る。
【0007】走行用油圧ポンプ5に隣接して吐出容量調
整手段としての斜板制御用シリンダ10が配置され、そ
のシリンダロッド11が走行用油圧ポンプ5の斜板に連
結され、このシリンダロッド11の移動によって斜板角
が調節される。シリンダ10内はシリンダロッド11の
中央部に設けたピストン11aによって前室および後室
に二分され、パイロット圧が加わらなければ、シリンダ
10の各側壁からピストン11aに架装した一対の押し
バネSによりピストン11aがシリンダ10のほぼ中央
に保持されている。すなわち、この時には斜板角が0と
なり、走行用油圧ポンプ5の吐出容量は0となる。
整手段としての斜板制御用シリンダ10が配置され、そ
のシリンダロッド11が走行用油圧ポンプ5の斜板に連
結され、このシリンダロッド11の移動によって斜板角
が調節される。シリンダ10内はシリンダロッド11の
中央部に設けたピストン11aによって前室および後室
に二分され、パイロット圧が加わらなければ、シリンダ
10の各側壁からピストン11aに架装した一対の押し
バネSによりピストン11aがシリンダ10のほぼ中央
に保持されている。すなわち、この時には斜板角が0と
なり、走行用油圧ポンプ5の吐出容量は0となる。
【0008】チャージポンプ4はエンジン1の回転速度
に基く量の作動油をチャージ管路12内に吐出する。こ
のチャージ管路12にはオリフィス13を介してチャー
ジポンプ4と共に駆動手段を構成する減圧弁14が設け
られ、チャージポンプ4が吐出する作動油を減圧する。
減圧弁14はその減圧された作動油を流量調整手段とし
ての前後進バルブ15に通ずるパイロット流体の流れる
パイロット通過管路16に、チャージポンプ4の吐出量
に比例した量だけ流す。
に基く量の作動油をチャージ管路12内に吐出する。こ
のチャージ管路12にはオリフィス13を介してチャー
ジポンプ4と共に駆動手段を構成する減圧弁14が設け
られ、チャージポンプ4が吐出する作動油を減圧する。
減圧弁14はその減圧された作動油を流量調整手段とし
ての前後進バルブ15に通ずるパイロット流体の流れる
パイロット通過管路16に、チャージポンプ4の吐出量
に比例した量だけ流す。
【0009】減圧弁14の図示しないスプールにはイン
チングレバー17が連結され、同インチングレバー17
はこれと共に駆動手段を構成する調整用電動モータ14
bのモータ軸に対しロッド17aを介して連結されてい
る。すなわち、調整用電動モータ14bの回転によりイ
ンチングレバー17が傾動され、パイロット通過管路1
6に流入するパイロット流体の圧力が制御される。
チングレバー17が連結され、同インチングレバー17
はこれと共に駆動手段を構成する調整用電動モータ14
bのモータ軸に対しロッド17aを介して連結されてい
る。すなわち、調整用電動モータ14bの回転によりイ
ンチングレバー17が傾動され、パイロット通過管路1
6に流入するパイロット流体の圧力が制御される。
【0010】前後進バルブ15には、前進位置(a位
置)、中立位置(c位置)、後進位置(b位置)の3つ
の位置があり、前後進操作手段としての前後進レバー1
8の操作により後記するコントローラ27を介して切換
られる。そして、パイロット通過管路16は、前後進バ
ルブ15が前進位置であればパイロット通過管路16a
を経て斜板制御用シリンダ10の後室に、前後進バルブ
15が後進位置であればパイロット通過管路16bを経
て斜板制御用シリンダ10の前室にそれぞれ連通され
る。また、パイロット通過管路16a、16bのうち、
パイロット管路16に連通されないものは、前後進バル
ブ15を介してドレインタンクDに連通される。なお、
前後進バルブ15が中立位置にあるときには、パイロッ
ト通過管路16a、16bはパイロット通過管路16か
ら遮断され、ドレインタンクDに接続される。
置)、中立位置(c位置)、後進位置(b位置)の3つ
の位置があり、前後進操作手段としての前後進レバー1
8の操作により後記するコントローラ27を介して切換
られる。そして、パイロット通過管路16は、前後進バ
ルブ15が前進位置であればパイロット通過管路16a
を経て斜板制御用シリンダ10の後室に、前後進バルブ
15が後進位置であればパイロット通過管路16bを経
て斜板制御用シリンダ10の前室にそれぞれ連通され
る。また、パイロット通過管路16a、16bのうち、
パイロット管路16に連通されないものは、前後進バル
ブ15を介してドレインタンクDに連通される。なお、
前後進バルブ15が中立位置にあるときには、パイロッ
ト通過管路16a、16bはパイロット通過管路16か
ら遮断され、ドレインタンクDに接続される。
【0011】パイロット通過管路16から斜板制御用シ
リンダ10に流入するパイロット流体は、パイロット通
過管路16a、16bそれぞれにおいて斜板制御用シリ
ンダ10の入力ポート直前に設けられているオリフィス
19a、19bのいずれかによって流量が規制される。
また、パイロット通過管路16aにはオリフィス19a
を迂回して斜板制御用シリンダ10の後室に接続された
迂回管路20が設けられ、その配管内に設けた電磁制御
弁21の開閉によって迂回管路20と斜板制御用シリン
ダ10の後室とが連通または遮断される。
リンダ10に流入するパイロット流体は、パイロット通
過管路16a、16bそれぞれにおいて斜板制御用シリ
ンダ10の入力ポート直前に設けられているオリフィス
19a、19bのいずれかによって流量が規制される。
また、パイロット通過管路16aにはオリフィス19a
を迂回して斜板制御用シリンダ10の後室に接続された
迂回管路20が設けられ、その配管内に設けた電磁制御
弁21の開閉によって迂回管路20と斜板制御用シリン
ダ10の後室とが連通または遮断される。
【0012】前後進バルブ15が前進位置(a位置)に
操作されると、エンジン1の回転数の増加につれて減圧
弁14からのパイロット圧が増大し、そのパイロット圧
にてシリンダロッド11が左方に移動して斜板角が前進
方向に大きく傾動される。
操作されると、エンジン1の回転数の増加につれて減圧
弁14からのパイロット圧が増大し、そのパイロット圧
にてシリンダロッド11が左方に移動して斜板角が前進
方向に大きく傾動される。
【0013】この時、電磁制御弁21が閉鎖されている
とパイロット流体がオリフィス19aにて流量が制限さ
れながら斜板制御用シリンダ10の後室に流入して、ピ
ストン11aが緩慢に移動する。また、電磁制御弁21
が開放されるとパイロット流体はオリフィス19aを通
らず、迂回管路20を介して斜板制御用シリンダ10の
後室に流入して、ピストン11aが迅速に移動する。
とパイロット流体がオリフィス19aにて流量が制限さ
れながら斜板制御用シリンダ10の後室に流入して、ピ
ストン11aが緩慢に移動する。また、電磁制御弁21
が開放されるとパイロット流体はオリフィス19aを通
らず、迂回管路20を介して斜板制御用シリンダ10の
後室に流入して、ピストン11aが迅速に移動する。
【0014】そして、走行用油圧ポンプ5は作動油を一
方の吐出口から吐出させて駆動輪駆動用油圧モータL
m、Rmを正転させ、フォークリフト車両を前進させ
る。また、前後進バルブ15が後進位置(b位置)に操
作されると、エンジン1の回転数の増加につれて減圧弁
14からのパイロット圧が増大し、そのパイロット圧に
てシリンダロッド11が右方に移動して斜板角が後進方
向に大きく傾動される。
方の吐出口から吐出させて駆動輪駆動用油圧モータL
m、Rmを正転させ、フォークリフト車両を前進させ
る。また、前後進バルブ15が後進位置(b位置)に操
作されると、エンジン1の回転数の増加につれて減圧弁
14からのパイロット圧が増大し、そのパイロット圧に
てシリンダロッド11が右方に移動して斜板角が後進方
向に大きく傾動される。
【0015】そして、走行用油圧ポンプ5は作動油を一
方の吐出口から吐出させて駆動輪駆動用油圧モータL
m、Rmを逆転させ、フォークリフト車両を後進させ
る。なお、チャージ管路12からはオリフィス13の下
流において交換用管路22が分岐され、さらに減圧弁1
4から延びる排除用管路23が交換用管路22に連通さ
れている。
方の吐出口から吐出させて駆動輪駆動用油圧モータL
m、Rmを逆転させ、フォークリフト車両を後進させ
る。なお、チャージ管路12からはオリフィス13の下
流において交換用管路22が分岐され、さらに減圧弁1
4から延びる排除用管路23が交換用管路22に連通さ
れている。
【0016】また、接続管路24aは、フィルタ24と
チャージリリーフ弁25aの間から分岐して、チェック
弁25b、25cとリリーフ弁25d、25eとで構成
される一対の分岐管路としての補給管路25fに接続さ
れている。この補給管路25fは前記走行用管路5a、
5bに接続され、走行用油圧ポンプ5からの作動油の漏
れ等により、走行用管路5a、5b内の油圧が低下した
時には、チャージ管路12から補給管路25fを介して
走行用管路5a、5b内に作動油が供給される。
チャージリリーフ弁25aの間から分岐して、チェック
弁25b、25cとリリーフ弁25d、25eとで構成
される一対の分岐管路としての補給管路25fに接続さ
れている。この補給管路25fは前記走行用管路5a、
5bに接続され、走行用油圧ポンプ5からの作動油の漏
れ等により、走行用管路5a、5b内の油圧が低下した
時には、チャージ管路12から補給管路25fを介して
走行用管路5a、5b内に作動油が供給される。
【0017】次に、この装置における電気的構成につい
て説明する。前記アクセルペダル9に設けられたアクセ
ル操作量センサ26はポテンショメータからなり、アク
セルペダル9の踏み込み角を検出して、その検出信号を
コントローラ27に出力する。
て説明する。前記アクセルペダル9に設けられたアクセ
ル操作量センサ26はポテンショメータからなり、アク
セルペダル9の踏み込み角を検出して、その検出信号を
コントローラ27に出力する。
【0018】前記エンジン1に設けられたエンジン回転
数センサ28はピックアップコイルよりなり、該エンジ
ン1の回転数を検出して、その検出信号をコントローラ
27に出力する。
数センサ28はピックアップコイルよりなり、該エンジ
ン1の回転数を検出して、その検出信号をコントローラ
27に出力する。
【0019】ブレーキベダル30に設けられたブレーキ
操作量センサ29はポテンショメータよりなり、該ブレ
ーキペダル30の踏み込み角を検出して、その検出信号
をコントローラ27に出力する。
操作量センサ29はポテンショメータよりなり、該ブレ
ーキペダル30の踏み込み角を検出して、その検出信号
をコントローラ27に出力する。
【0020】加減速調整量センサ31はポテンショメー
タよりなり、運転席の取付ボードに設けられた加減速調
整つまみ32の回動操作量を検出して、その検出信号を
コントローラ27に出力する。
タよりなり、運転席の取付ボードに設けられた加減速調
整つまみ32の回動操作量を検出して、その検出信号を
コントローラ27に出力する。
【0021】前後進位置センサ33はリミットスイッチ
よりなり、前後進レバー18の前進・後進および中立位
置を検出してその検出信号をコントローラ27に出力す
る。インチングレバー角センサ34はポテンショメータ
よりなり、インチングレバー17の角度を検出して、そ
の検出信号をコントローラ27に出力する。コントロー
ラ27はインチングレバー角センサ34からの信号に基
づいてインチングレバー17の角度を演算する。
よりなり、前後進レバー18の前進・後進および中立位
置を検出してその検出信号をコントローラ27に出力す
る。インチングレバー角センサ34はポテンショメータ
よりなり、インチングレバー17の角度を検出して、そ
の検出信号をコントローラ27に出力する。コントロー
ラ27はインチングレバー角センサ34からの信号に基
づいてインチングレバー17の角度を演算する。
【0022】クリープスイッチ37はリミットスイッチ
よりなり、運転席の取付ボードに設けられたクリープレ
バー36の操作に基づいてオン・オフし、このオン・オ
フ信号をコントローラ27に出力する。
よりなり、運転席の取付ボードに設けられたクリープレ
バー36の操作に基づいてオン・オフし、このオン・オ
フ信号をコントローラ27に出力する。
【0023】コントローラ27はアクセル操作量センサ
26からの信号に基いてアクセル操作量Accを演算す
る。また、コントローラ27は、加減速調整量センサ3
1からの信号に基づいて加減速調整つまみ32のソフト
位置からハード位置に至る回動操作量Frを割り出し、
この回動操作量Frに対応して予め設定された値の電流
を電磁制御弁21に出力する。すなわち、コントローラ
27は図9の通常制御Lに示すように、加減速調整用つ
まみ32のソフト位置に相応する開度0%(閉鎖)から
ハード位置に相応する開度100%(全開)の間で電磁
制御弁21の目標開度Vを演算し、この演算結果に基く
電流を電磁制御弁21に出力し、これを励磁して開度を
デューティ制御する。
26からの信号に基いてアクセル操作量Accを演算す
る。また、コントローラ27は、加減速調整量センサ3
1からの信号に基づいて加減速調整つまみ32のソフト
位置からハード位置に至る回動操作量Frを割り出し、
この回動操作量Frに対応して予め設定された値の電流
を電磁制御弁21に出力する。すなわち、コントローラ
27は図9の通常制御Lに示すように、加減速調整用つ
まみ32のソフト位置に相応する開度0%(閉鎖)から
ハード位置に相応する開度100%(全開)の間で電磁
制御弁21の目標開度Vを演算し、この演算結果に基く
電流を電磁制御弁21に出力し、これを励磁して開度を
デューティ制御する。
【0024】なお、図8に示すように、加減速調整つま
み32の取付ボードには、ソフト位置およびハード位置
に加えてこれらの中間には電磁制御弁21の開度が50
%であることを示すノーマル位置が表示され、運転者に
よる加減速調整つまみ32の操作時における回動操作量
の目安とされる。
み32の取付ボードには、ソフト位置およびハード位置
に加えてこれらの中間には電磁制御弁21の開度が50
%であることを示すノーマル位置が表示され、運転者に
よる加減速調整つまみ32の操作時における回動操作量
の目安とされる。
【0025】そして、例えば前後進バルブ15が前進位
置にあり加減速調整つまみ32がソフト位置(MAX)
に変更されると、図9の通常制御Lに示すように電磁制
御弁21は目標開度Vが0%であるため、電磁制御弁2
1は消磁状態で閉鎖保持され、パイロット流体はオリフ
ィス19aにおいて流量が制限されて斜板制御用シリン
ダ10内に流入し、走行用油圧ポンプ5の斜板角を緩慢
な速度で傾動させる。すなわち、アクセルペダル9の操
作に対する車速の変更が緩い応答速度にて行われる。
置にあり加減速調整つまみ32がソフト位置(MAX)
に変更されると、図9の通常制御Lに示すように電磁制
御弁21は目標開度Vが0%であるため、電磁制御弁2
1は消磁状態で閉鎖保持され、パイロット流体はオリフ
ィス19aにおいて流量が制限されて斜板制御用シリン
ダ10内に流入し、走行用油圧ポンプ5の斜板角を緩慢
な速度で傾動させる。すなわち、アクセルペダル9の操
作に対する車速の変更が緩い応答速度にて行われる。
【0026】また、例えば前後進バルブ15が前進位置
にあり加減速調整つまみ32がハード側に変更される
と、加減速調整つまみ32の回動操作量Frに基づく目
標開度Vに従って電磁制御弁21が制御される。そし
て、インチングレバー17の傾斜角にて圧力調整された
パイロット流体が、パイロット通過管路16aから管路
内抵抗の大きなオリフィス19aを回避して迂回管路2
0に流れ、電磁制御弁21を経て斜板制御用シリンダ1
0内に流入する。このため、走行用油圧ポンプ5の斜板
は電磁制御弁21の開度に基づく速度で傾動する。従っ
て、電磁制御弁21の目標開度Vが100%の時には、
アクセル操作量に対する加減速が最も迅速に応答する。
にあり加減速調整つまみ32がハード側に変更される
と、加減速調整つまみ32の回動操作量Frに基づく目
標開度Vに従って電磁制御弁21が制御される。そし
て、インチングレバー17の傾斜角にて圧力調整された
パイロット流体が、パイロット通過管路16aから管路
内抵抗の大きなオリフィス19aを回避して迂回管路2
0に流れ、電磁制御弁21を経て斜板制御用シリンダ1
0内に流入する。このため、走行用油圧ポンプ5の斜板
は電磁制御弁21の開度に基づく速度で傾動する。従っ
て、電磁制御弁21の目標開度Vが100%の時には、
アクセル操作量に対する加減速が最も迅速に応答する。
【0027】これらの構成により、加減速調整つまみ3
2の操作によって、アクセル操作量に対する加減速の応
答特性(走行フィーリング)を、運転者が自身の運転技
能に応じて適宜選択できるため、走行作業の作業能率を
向上させることができる。
2の操作によって、アクセル操作量に対する加減速の応
答特性(走行フィーリング)を、運転者が自身の運転技
能に応じて適宜選択できるため、走行作業の作業能率を
向上させることができる。
【0028】すなわち、優れた運転技術を備えた熟練運
転者は、加減速調整つまみ32をハード位置に操作して
アクセル操作することにより迅速な走行作業を行うこと
ができる。反対に、運転に不慣れな者は、加減速調整つ
まみ32をソフト位置に操作することで緩慢な走行作業
を行うことができ、十分な状況確認のもとで確実な荷役
作業を行うことができる。
転者は、加減速調整つまみ32をハード位置に操作して
アクセル操作することにより迅速な走行作業を行うこと
ができる。反対に、運転に不慣れな者は、加減速調整つ
まみ32をソフト位置に操作することで緩慢な走行作業
を行うことができ、十分な状況確認のもとで確実な荷役
作業を行うことができる。
【0029】又、斜板式可変容量油圧ポンプを有した油
圧装置により走行を行う産業車両においては、アクセル
ペダル9を踏み込んでいないと、走行用油圧ポンプ5の
斜板角が中立位置に停止する。しかし、トルコン車と同
じように前後進レバー18が前進位置又は後進位置にあ
るときアクセルペダル9を踏み込んでいない状態でも微
速走行させたい場合がある。そのときには、前記クリー
プレバー36を操作してクリープスイッチ37をオンさ
せた状態にする。この状態で、前後進レバー18が前進
位置又は後進位置にすると、コントローラ27は前後進
バルブ15を介して斜板制御用シリンダ10を制御し、
走行用油圧ポンプ5の斜板を予め設定した角度に若干傾
斜させ、アクセルペダル9を踏み込まなくても車両を前
進又は後進の微速走行を行わせることができる。
圧装置により走行を行う産業車両においては、アクセル
ペダル9を踏み込んでいないと、走行用油圧ポンプ5の
斜板角が中立位置に停止する。しかし、トルコン車と同
じように前後進レバー18が前進位置又は後進位置にあ
るときアクセルペダル9を踏み込んでいない状態でも微
速走行させたい場合がある。そのときには、前記クリー
プレバー36を操作してクリープスイッチ37をオンさ
せた状態にする。この状態で、前後進レバー18が前進
位置又は後進位置にすると、コントローラ27は前後進
バルブ15を介して斜板制御用シリンダ10を制御し、
走行用油圧ポンプ5の斜板を予め設定した角度に若干傾
斜させ、アクセルペダル9を踏み込まなくても車両を前
進又は後進の微速走行を行わせることができる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の微速
走行の設定はトルコン車相当のソフトモード設定領域だ
けで設定できればよい。従来は、加減速調整つまみ32
がソフトモード設定領域に設定されたとき、作業者がク
リープレバー36の操作を行って微速走行の設定を行わ
なければならず、設定作業が面倒である。
走行の設定はトルコン車相当のソフトモード設定領域だ
けで設定できればよい。従来は、加減速調整つまみ32
がソフトモード設定領域に設定されたとき、作業者がク
リープレバー36の操作を行って微速走行の設定を行わ
なければならず、設定作業が面倒である。
【0031】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は走行フィーリングを調整
するつまみで微速走行の設定を行うことができる可変速
用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加
減速調整装置を提供することにある。
れたものであって、その目的は走行フィーリングを調整
するつまみで微速走行の設定を行うことができる可変速
用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加
減速調整装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、エンジンの回転数を調整するアクセルペダ
ルと、エンジンにて駆動される可変容量油圧ポンプと、
前記油圧ポンプの吐出容量を調節して作動油の吐出容量
を制御する吐出容量調整手段と、前記油圧ポンプから吐
出される作動油の吐出容量をエンジン回転数に追従させ
るように前記エンジンの回転数に相対した油圧力にて前
記吐出容量調整手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手
段から吐出容量調整手段に供給される作動油の流量を調
整する流量調整手段と、前記油圧ポンプから吐出される
作動油にて駆動され走行用駆動輪を正逆回転させる油圧
モータとからなる可変速用可変容量油圧ポンプを備えた
エンジン車両において、車両の前後進及び停止を指示す
る前後進操作手段の操作に基づいて前進又は後進走行に
設定されているか否かを判断する判断手段と、前記流量
調整手段から吐出容量調整手段に供給される作動油の供
給量を時間当たりに対して多くなるように設定するハー
ド設定領域と、該流量調整手段から吐出容量調整手段に
供給される作動油の供給量を時間当たりに対して少なく
なるように設定するソフト設定領域とを有する応答性設
定手段と、前記応答性設定手段がソフト設定領域に設定
されているか否かを判断する設定判断手段と、前記アク
セルペダルが踏み込まれていない状態において、前記判
断手段が前進又は後進走行の設定状態と判断し、前記設
定判断手段がソフト設定領域に設定されていると判断し
たとき、前記流量調整手段を制御して吐出容量調整手段
に予め設定された流量となる作動油を供給し、前記油圧
ポンプの吐出容量を予め定めた容量に設定する作動油供
給制御手段とを備えたことをその要旨とする。
決するため、エンジンの回転数を調整するアクセルペダ
ルと、エンジンにて駆動される可変容量油圧ポンプと、
前記油圧ポンプの吐出容量を調節して作動油の吐出容量
を制御する吐出容量調整手段と、前記油圧ポンプから吐
出される作動油の吐出容量をエンジン回転数に追従させ
るように前記エンジンの回転数に相対した油圧力にて前
記吐出容量調整手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手
段から吐出容量調整手段に供給される作動油の流量を調
整する流量調整手段と、前記油圧ポンプから吐出される
作動油にて駆動され走行用駆動輪を正逆回転させる油圧
モータとからなる可変速用可変容量油圧ポンプを備えた
エンジン車両において、車両の前後進及び停止を指示す
る前後進操作手段の操作に基づいて前進又は後進走行に
設定されているか否かを判断する判断手段と、前記流量
調整手段から吐出容量調整手段に供給される作動油の供
給量を時間当たりに対して多くなるように設定するハー
ド設定領域と、該流量調整手段から吐出容量調整手段に
供給される作動油の供給量を時間当たりに対して少なく
なるように設定するソフト設定領域とを有する応答性設
定手段と、前記応答性設定手段がソフト設定領域に設定
されているか否かを判断する設定判断手段と、前記アク
セルペダルが踏み込まれていない状態において、前記判
断手段が前進又は後進走行の設定状態と判断し、前記設
定判断手段がソフト設定領域に設定されていると判断し
たとき、前記流量調整手段を制御して吐出容量調整手段
に予め設定された流量となる作動油を供給し、前記油圧
ポンプの吐出容量を予め定めた容量に設定する作動油供
給制御手段とを備えたことをその要旨とする。
【0033】
【作用】アクセルペダルが踏み込まれていない状態にお
いて、判断手段が前後進操作手段に基づいて前進又は後
進走行状態であると判断し、設定判断手段が応答性設定
手段の操作に基づいてソフト設定領域に設定されている
と判断すると、作動油供給制御手段は流量調整手段を制
御して吐出容量調整手段に予め設定された流量となる作
動油を供給する。すると、吐出容量調整手段は流量調整
手段から供給される作動油の供給量に基づいて可変容量
油圧ポンプの吐出容量を予め定めた容量に設定する。
いて、判断手段が前後進操作手段に基づいて前進又は後
進走行状態であると判断し、設定判断手段が応答性設定
手段の操作に基づいてソフト設定領域に設定されている
と判断すると、作動油供給制御手段は流量調整手段を制
御して吐出容量調整手段に予め設定された流量となる作
動油を供給する。すると、吐出容量調整手段は流量調整
手段から供給される作動油の供給量に基づいて可変容量
油圧ポンプの吐出容量を予め定めた容量に設定する。
【0034】従って、アクセルペダルが踏み込まれてい
ない状態で、車両が前進又は後進走行状態に設定され、
かつ、応答性設定手段によりソフト設定領域に設定され
ている状態においては、予め定めた斜板角に基づいた作
動油が油圧ポンプから走行モータに供給されるため、車
両が微速走行する。
ない状態で、車両が前進又は後進走行状態に設定され、
かつ、応答性設定手段によりソフト設定領域に設定され
ている状態においては、予め定めた斜板角に基づいた作
動油が油圧ポンプから走行モータに供給されるため、車
両が微速走行する。
【0035】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。尚、本実施例においてはクリ
ープレバー36及びクリープスイッチ37を省略した点
とコントローラ27の制御の仕方が従来と相違するのみ
なので、説明の便宜上同一番号を付してその説明を省略
し、異なる構成のみについて説明する。
図3に基づいて説明する。尚、本実施例においてはクリ
ープレバー36及びクリープスイッチ37を省略した点
とコントローラ27の制御の仕方が従来と相違するのみ
なので、説明の便宜上同一番号を付してその説明を省略
し、異なる構成のみについて説明する。
【0036】判断手段、設定判断手段及び作動油供給制
御手段としての前記コントローラ27の内部には記憶部
27aが設けられ、この記憶部27aには応答性設定手
段としての加減速調整つまみ32の回動操作量Frに対
応して前後進バルブ15の目標開度を設定するマップが
記憶されている。本実施例の記憶部27aに記憶された
マップは、加減速調整つまみ32がノーマル位置よりハ
ード側(ハード設定領域)に位置する場合、前後進バル
ブ15の目標開度が0%となり、加減速調整つまみ32
がノーマル位置からソフト側(ソフト設定領域)に位置
する場合、前後進バルブ15の目標開度が0〜100%
の間で階段状となっている。
御手段としての前記コントローラ27の内部には記憶部
27aが設けられ、この記憶部27aには応答性設定手
段としての加減速調整つまみ32の回動操作量Frに対
応して前後進バルブ15の目標開度を設定するマップが
記憶されている。本実施例の記憶部27aに記憶された
マップは、加減速調整つまみ32がノーマル位置よりハ
ード側(ハード設定領域)に位置する場合、前後進バル
ブ15の目標開度が0%となり、加減速調整つまみ32
がノーマル位置からソフト側(ソフト設定領域)に位置
する場合、前後進バルブ15の目標開度が0〜100%
の間で階段状となっている。
【0037】又、コントローラ27はアクセル操作量セ
ンサ26からの検出信号に基づいてアクセルペダル9が
踏み込まれているか否かを判断するようになっている。
更に、コントローラ27は前後進位置センサ33の検出
信号に基づいて前後進操作手段としての前後進レバー1
8が前進、後進、中立位置のいずれに設定されているか
を判断するようになっている。
ンサ26からの検出信号に基づいてアクセルペダル9が
踏み込まれているか否かを判断するようになっている。
更に、コントローラ27は前後進位置センサ33の検出
信号に基づいて前後進操作手段としての前後進レバー1
8が前進、後進、中立位置のいずれに設定されているか
を判断するようになっている。
【0038】ここで、前記コントローラ27はアクセル
操作量センサ26及び位置センサ33からの検出信号に
基づいてアクセルペダル9が踏み込まれていないと判断
し、前後進レバー18が前進又は後進位置に設定されて
いると判断すると次の処理を行うようになっている。つ
まり、コントローラ27は加減速調整量センサ31の検
出信号に基づいて前記加減速調整つまみ32の回動操作
量Frを検出する。
操作量センサ26及び位置センサ33からの検出信号に
基づいてアクセルペダル9が踏み込まれていないと判断
し、前後進レバー18が前進又は後進位置に設定されて
いると判断すると次の処理を行うようになっている。つ
まり、コントローラ27は加減速調整量センサ31の検
出信号に基づいて前記加減速調整つまみ32の回動操作
量Frを検出する。
【0039】このとき、加減速調整つまみ32がノーマ
ル位置よりハード側(ハード設定領域)に回動されてい
ると、その回動操作量Frを加減速調整量センサ31が
検出し、その検出信号をコントローラ27に出力するよ
うになっている。そして、コントローラ27は加減速調
整量センサ31からの検出信号に基づいて前記記憶部2
7aに記憶されるマップから0%となる前記前後進バル
ブ15の目標開度を読み出すようになっている。このた
め、コントローラ27は前後進バルブ15を消磁状態で
閉鎖保持され、斜板制御用シリンダ10に作動油が供給
されないようになっている。
ル位置よりハード側(ハード設定領域)に回動されてい
ると、その回動操作量Frを加減速調整量センサ31が
検出し、その検出信号をコントローラ27に出力するよ
うになっている。そして、コントローラ27は加減速調
整量センサ31からの検出信号に基づいて前記記憶部2
7aに記憶されるマップから0%となる前記前後進バル
ブ15の目標開度を読み出すようになっている。このた
め、コントローラ27は前後進バルブ15を消磁状態で
閉鎖保持され、斜板制御用シリンダ10に作動油が供給
されないようになっている。
【0040】一方、前記加減速調整つまみ32がノーマ
ル位置からソフト側(ソフト設定領域)に回動されてい
ると、その回動操作量Frを加減速調整量センサ31が
検出し、その検出信号をコントローラ27に出力するよ
うになっている。そして、コントローラ27は加減速調
整量センサ31からの検出信号に基づいてにその回動操
作量Frに対応した前後進バルブ15の目標開度を前記
記憶部27aのマップから読み出す。その後、その目標
開度に基づく電流を前後進バルブ15に出力し、これを
励磁して開度をデューティ制御するようになっている。
ル位置からソフト側(ソフト設定領域)に回動されてい
ると、その回動操作量Frを加減速調整量センサ31が
検出し、その検出信号をコントローラ27に出力するよ
うになっている。そして、コントローラ27は加減速調
整量センサ31からの検出信号に基づいてにその回動操
作量Frに対応した前後進バルブ15の目標開度を前記
記憶部27aのマップから読み出す。その後、その目標
開度に基づく電流を前後進バルブ15に出力し、これを
励磁して開度をデューティ制御するようになっている。
【0041】このため、コントローラ27は前後進バル
ブ15を記憶部27aに記憶された目標開度となるよう
にデューティ制御するため、目標開度に対応した作動油
が斜板制御用シリンダ10に供給される。この作動油に
よってピストン11aが移動し、走行用油圧ポンプ5に
おける斜板の斜板角が変更されるようになっている。こ
の斜板角の変更により走行用油圧ポンプ5から作動油が
吐出され、この作動油によって駆動輪駆動用油圧モータ
Lm,Rmが回転する。従って、車両が微速走行するこ
とができるようになっている。又、前記コントローラ2
7の記憶部27aに記憶されるマップの目標開度は加減
速調整つまみ32がソフト設定領域の最大(MAX)位
置側に設定するほど段階的に大きくなり、微速走行速度
も段階的に上昇するようになっている。
ブ15を記憶部27aに記憶された目標開度となるよう
にデューティ制御するため、目標開度に対応した作動油
が斜板制御用シリンダ10に供給される。この作動油に
よってピストン11aが移動し、走行用油圧ポンプ5に
おける斜板の斜板角が変更されるようになっている。こ
の斜板角の変更により走行用油圧ポンプ5から作動油が
吐出され、この作動油によって駆動輪駆動用油圧モータ
Lm,Rmが回転する。従って、車両が微速走行するこ
とができるようになっている。又、前記コントローラ2
7の記憶部27aに記憶されるマップの目標開度は加減
速調整つまみ32がソフト設定領域の最大(MAX)位
置側に設定するほど段階的に大きくなり、微速走行速度
も段階的に上昇するようになっている。
【0042】次に、上記のように構成された加減速調整
装置の作用について説明する。コントローラ27はアク
セル操作量センサ26からの検出信号に基づいてアクセ
ルペダル9が踏み込まれているか否かを判断する(ST
EP1、以下STEPを単にSという)。コントローラ
27はアクセルペダル9が踏み込まれていないと判断す
ると、前後進位置センサ33からの検出信号に基づいて
前後進レバー18が前進又は後進位置に設定されている
か否かを判断する(S2)。尚、S1,S2において、
アクセルペダル9が踏み込まれていたり、前後進操作レ
バー18が中立位置に設定されている場合においては、
コントローラ27は再びS1に戻って待機状態となって
いる。
装置の作用について説明する。コントローラ27はアク
セル操作量センサ26からの検出信号に基づいてアクセ
ルペダル9が踏み込まれているか否かを判断する(ST
EP1、以下STEPを単にSという)。コントローラ
27はアクセルペダル9が踏み込まれていないと判断す
ると、前後進位置センサ33からの検出信号に基づいて
前後進レバー18が前進又は後進位置に設定されている
か否かを判断する(S2)。尚、S1,S2において、
アクセルペダル9が踏み込まれていたり、前後進操作レ
バー18が中立位置に設定されている場合においては、
コントローラ27は再びS1に戻って待機状態となって
いる。
【0043】そして、例えばコントローラ27は前後進
レバー18が前進位置に設定されていると判断した場
合、該コントローラ27はそのときの加減速調整つまみ
32の回動操作量Frを加減速調整量センサ31からの
検出信号に基づいて求める。又、コントローラ27は加
減速調整つまみ32の回動操作量Frに対応した前後進
バルブ15の目標開度を記憶部27aに記憶されたマッ
プに基づいて読み出す(S3)。
レバー18が前進位置に設定されていると判断した場
合、該コントローラ27はそのときの加減速調整つまみ
32の回動操作量Frを加減速調整量センサ31からの
検出信号に基づいて求める。又、コントローラ27は加
減速調整つまみ32の回動操作量Frに対応した前後進
バルブ15の目標開度を記憶部27aに記憶されたマッ
プに基づいて読み出す(S3)。
【0044】そして、加減速調整つまみ32がハード設
定領域に設定されている場合、コントローラ27はその
回動操作量Frに対応した目標開度を記憶部27aに記
憶されたマップから読み出す。このときの前後進バルブ
15の目標開度は0%となるため、コントローラ27は
前後進バルブ15を消磁状態で閉鎖保持させる。従っ
て、作動油は斜板制御用シリンダ10に供給されないた
め、走行用油圧ポンプ5における斜板の斜板角は中立位
置に保持される。このため、走行用油圧ポンプ5から作
動油が駆動輪駆動用油圧モータLm,Rmに供給されな
いため、車両は微速走行を行わず、停止状態となる。
定領域に設定されている場合、コントローラ27はその
回動操作量Frに対応した目標開度を記憶部27aに記
憶されたマップから読み出す。このときの前後進バルブ
15の目標開度は0%となるため、コントローラ27は
前後進バルブ15を消磁状態で閉鎖保持させる。従っ
て、作動油は斜板制御用シリンダ10に供給されないた
め、走行用油圧ポンプ5における斜板の斜板角は中立位
置に保持される。このため、走行用油圧ポンプ5から作
動油が駆動輪駆動用油圧モータLm,Rmに供給されな
いため、車両は微速走行を行わず、停止状態となる。
【0045】一方、例えば加減速調整つまみ32がソフ
ト設定領域の回動操作量Fr1となった場合、コントロ
ーラ27は回動操作量Fr1に対応する前後進バルブ1
5の目標開度を記憶部27aに記憶されたマップから読
み出す。このとき、前後進バルブ15の目標開度は60
%となる。この60%となる目標開度に対応した電流を
コントローラ27は前後進バルブ15に出力してデュー
ティ制御を行う。そのため、前後進バルブ15はコント
ローラ27によって開度制御され、前後進バルブ15か
ら斜板調整用シリンダ10の後室に作動油が供給され
る。
ト設定領域の回動操作量Fr1となった場合、コントロ
ーラ27は回動操作量Fr1に対応する前後進バルブ1
5の目標開度を記憶部27aに記憶されたマップから読
み出す。このとき、前後進バルブ15の目標開度は60
%となる。この60%となる目標開度に対応した電流を
コントローラ27は前後進バルブ15に出力してデュー
ティ制御を行う。そのため、前後進バルブ15はコント
ローラ27によって開度制御され、前後進バルブ15か
ら斜板調整用シリンダ10の後室に作動油が供給され
る。
【0046】従って、前後進バルブ15から供給される
作動油によって斜板調整用シリンダ10のピストン11
aが移動し、走行用油圧ポンプ5における斜板の斜板角
を傾動させる。この斜板角に対応した作動油が走行用油
圧ポンプ5から駆動輪駆動用油圧モータLm,Rmに供
給されるため、車両は前進微速走行を行う。
作動油によって斜板調整用シリンダ10のピストン11
aが移動し、走行用油圧ポンプ5における斜板の斜板角
を傾動させる。この斜板角に対応した作動油が走行用油
圧ポンプ5から駆動輪駆動用油圧モータLm,Rmに供
給されるため、車両は前進微速走行を行う。
【0047】又、アクセルペダル9が踏み込まれていな
い状態において、前記前後進レバー18が後進位置に設
定され、加減速調整つまみ32がソフト設定領域に設定
されている場合は、車両が後進微速走行を行う。
い状態において、前記前後進レバー18が後進位置に設
定され、加減速調整つまみ32がソフト設定領域に設定
されている場合は、車両が後進微速走行を行う。
【0048】従って、加減速調整つまみ32をソフト設
定領域に設定することにより、車両をトルコン車と同じ
ような加減速、特に減速が緩やかに行うようにすること
ができ、惰行感を得るようにすることができる。これと
同時に、加減速調整つまみ32をソフト設定領域に設定
することにより、車両をその回動操作量Frに基づいて
微速走行させることができる。
定領域に設定することにより、車両をトルコン車と同じ
ような加減速、特に減速が緩やかに行うようにすること
ができ、惰行感を得るようにすることができる。これと
同時に、加減速調整つまみ32をソフト設定領域に設定
することにより、車両をその回動操作量Frに基づいて
微速走行させることができる。
【0049】又、加減速調整つまみ32をハード設定領
域に設定することにより、アクセルペダル9の踏み込み
に即座に連動して車両の発進、停止を行わせることがで
きるため、ブレーキが不要となる。そして、この場合に
は加減速調整つまみ32のハード設定領域の設定により
車両の微速走行を行わせないようにすることができる。
域に設定することにより、アクセルペダル9の踏み込み
に即座に連動して車両の発進、停止を行わせることがで
きるため、ブレーキが不要となる。そして、この場合に
は加減速調整つまみ32のハード設定領域の設定により
車両の微速走行を行わせないようにすることができる。
【0050】この結果、加減速調整つまみ32をソフト
設定領域に設定するだけで、車両を微速走行させること
を自動的に設定できるので、設定作業が容易とすること
ができる。又、クリープレバー36及びクリープスイッ
チ37を無くすことができ、装置を簡略化することがで
きる。
設定領域に設定するだけで、車両を微速走行させること
を自動的に設定できるので、設定作業が容易とすること
ができる。又、クリープレバー36及びクリープスイッ
チ37を無くすことができ、装置を簡略化することがで
きる。
【0051】本実施例においては、コントローラ27の
記憶部27aに記憶されるソフト設定領域においてマッ
プを階段状としたことにより、加減速調整つまみ32の
回動操作量Frを調節すれば微速走行速度を段階的に変
更することができる。
記憶部27aに記憶されるソフト設定領域においてマッ
プを階段状としたことにより、加減速調整つまみ32の
回動操作量Frを調節すれば微速走行速度を段階的に変
更することができる。
【0052】更に、本実施例においては、コントローラ
27の記憶部27aに記憶されるソフト設定領域におい
てマップを階段状としたが、次のように変更することも
可能である。
27の記憶部27aに記憶されるソフト設定領域におい
てマップを階段状としたが、次のように変更することも
可能である。
【0053】図4に示すように、ソフト設定領域におけ
る前後進バルブ15の目標開度を設定するマップを10
0%のみとすること。図5に示すように、ソフト設定領
域における前後進バルブ15の目標開度を設定するマッ
プを0〜100%の比例的なマップとすること。
る前後進バルブ15の目標開度を設定するマップを10
0%のみとすること。図5に示すように、ソフト設定領
域における前後進バルブ15の目標開度を設定するマッ
プを0〜100%の比例的なマップとすること。
【0054】図6に示すように、ソフト設定領域におけ
る前後進バルブ15の目標開度を設定するマップを0〜
100%の曲線的なマップとすること。
る前後進バルブ15の目標開度を設定するマップを0〜
100%の曲線的なマップとすること。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、走
行フィーリングを調整するつまみで微速走行の設定を行
うことができる優れた効果がある。
行フィーリングを調整するつまみで微速走行の設定を行
うことができる優れた効果がある。
【図1】可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン車両
における加減速調整装置の油圧及び電気の回路構成図で
ある。
における加減速調整装置の油圧及び電気の回路構成図で
ある。
【図2】記憶部に記憶されたマップを示す説明図であ
る。
る。
【図3】コントローラの動作を示すフローチャート図で
ある。
ある。
【図4】マップの別例を示す説明図である。
【図5】マップの別例を示す説明図である。
【図6】マップの別例を示す説明図である。
【図7】従来の可変速用可変容量ポンプを備えたエンジ
ン車両における加減速調整装置の油圧及び電気の回路構
成図である。
ン車両における加減速調整装置の油圧及び電気の回路構
成図である。
【図8】加減速調整つまみを示す斜視図である。
【図9】アクセル操作時における電磁制御弁の開度を示
す特性図である。
す特性図である。
1…エンジン、4…駆動手段としてのチャージポンプ、
5…可変容量油圧ポンプ(走行用油圧ポンプ)、9…ア
クセルペダル、10…吐出容量調整手段としての斜板制
御用シリンダ、15…流量調整手段としての前後進バル
ブ、Lm,Rm…駆動輪駆動用油圧モータ、18…前後
進操作段としての前後進操作レバー、27…判断手段、
設定判断手段及び作動油供給制御手段としてのコントロ
ーラ、32…応答性設定手段としての加減速調整つまみ
5…可変容量油圧ポンプ(走行用油圧ポンプ)、9…ア
クセルペダル、10…吐出容量調整手段としての斜板制
御用シリンダ、15…流量調整手段としての前後進バル
ブ、Lm,Rm…駆動輪駆動用油圧モータ、18…前後
進操作段としての前後進操作レバー、27…判断手段、
設定判断手段及び作動油供給制御手段としてのコントロ
ーラ、32…応答性設定手段としての加減速調整つまみ
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの回転数を調整するアクセルペ
ダルと、 エンジンにて駆動される可変容量油圧ポンプと、 前記油圧ポンプの吐出容量を調節して作動油の吐出容量
を制御する吐出容量調整手段と、 前記油圧ポンプから吐出される作動油の吐出容量をエン
ジン回転数に追従させるように前記エンジンの回転数に
相対した油圧力にて前記吐出容量調整手段を駆動する駆
動手段と、 前記駆動手段から吐出容量調整手段に供給される作動油
の流量を調整する流量調整手段と、 前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動され走行
用駆動輪を正逆回転させる油圧モータとからなる可変速
用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両において、 車両の前後進及び停止を指示する前後進操作手段の操作
に基づいて前進又は後進走行に設定されているか否かを
判断する判断手段と、 前記流量調整手段から吐出容量調整手段に供給される作
動油の供給量を時間当たりに対して多くなるように設定
するハード設定領域と、該流量調整手段から吐出容量調
整手段に供給される作動油の供給量を時間当たりに対し
て少なくなるように設定するソフト設定領域とを有する
応答性設定手段と、 前記応答性設定手段がソフト設定領域に設定されている
か否かを判断する設定判断手段と、 前記アクセルペダルが踏み込まれていない状態におい
て、前記判断手段が前進又は後進走行の設定状態と判断
し、前記設定判断手段がソフト設定領域に設定されてい
ると判断したとき、前記流量調整手段を制御して吐出容
量調整手段に予め設定された流量となる作動油を供給
し、前記油圧ポンプの吐出容量を予め定めた容量に設定
する作動油供給制御手段とを備えた可変速用可変容量油
圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21176492A JPH0658407A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21176492A JPH0658407A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658407A true JPH0658407A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16611199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21176492A Pending JPH0658407A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658407A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016056079A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 株式会社小松製作所 | 作業車両及び作業車両の制御方法 |
| JP2020165189A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社クボタ | 作業機 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP21176492A patent/JPH0658407A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016056079A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 株式会社小松製作所 | 作業車両及び作業車両の制御方法 |
| CN105683629A (zh) * | 2014-10-08 | 2016-06-15 | 株式会社小松制作所 | 作业车辆和作业车辆的控制方法 |
| US9656840B2 (en) | 2014-10-08 | 2017-05-23 | Komatsu Ltd. | Work vehicle and control method for work vehicle |
| JP2020165189A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社クボタ | 作業機 |
| WO2020202659A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社クボタ | 作業機 |
| US11505922B2 (en) | 2019-03-29 | 2022-11-22 | Kubota Corporation | Working machine |
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