JPH0659060U - 感熱転写記録体 - Google Patents
感熱転写記録体Info
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感熱転写記録方式を用いて低コストにてカラ
ー刷りを可能にする感熱転写記録体及びその製造方法を
提供する。 【構成】 PP等の基材5の一面に、耐熱性印刷層4、
感熱転写インク層3、粘着層2を順次スクリーン印刷し
てこれらを積層状に形成する(イ)。積層された耐熱性
印刷層4と熱転写インク層3と粘着層2とを、粘着層2
側にて上質紙1に剥離可能に貼設し(ロ、ハ)、感熱転
写記録体とする。これをサーマルプリンタにセットした
後、必要な印字を行うと、印字された部分の粘着層2及
び感熱転写インク層3が上質紙1に熱転写される。印字
終了後、上記3層からなる感熱転写媒体Aを上質紙1か
ら剥離すると、非印字部分は耐熱性印刷層4側に残存し
て、除去される。したがって、カラー複写機を用いた場
合より遥かに低コストにて異色の文字が印字されたプラ
イスカードを作成することができる。
ー刷りを可能にする感熱転写記録体及びその製造方法を
提供する。 【構成】 PP等の基材5の一面に、耐熱性印刷層4、
感熱転写インク層3、粘着層2を順次スクリーン印刷し
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イスカードを作成することができる。
Description
【0001】
本考案は、サーマルファクシミリやサーマルプリンタ等の感熱転写記録装置に 使用される感熱転写記録体に関する。
【0002】
近時、情報処理技術の著しい進展に伴い、出力装置としてのプリンタにも長足 の進歩が見られる。中でも、機構が単純なため信頼性が高く、装置を小型化でき ること、及び受像媒体の制約があまりないこと等の特徴を備える、感熱転写記録 方式によるプリンタの発展はめざましい。
【0003】 感熱転写記録方式においては、一面に感熱転写インク層が設けられたロール状 の感熱転写媒体(所謂、リボン)を装置に装填し、感熱転写インキ層を受理紙( 受像媒体)に圧接加熱することにより、リボン上の感熱転写インクを受像媒体に 転写して記録を行う。
【0004】 図8に従来利用されているライン・サーマルヘッドを備えた感熱転写記録方式 プリンタの代表的な機構原理図を示す。
【0005】 ホッパ10中に保持された受理紙Pは、1枚ずつピックアップ・ローラ11に よってサーマルヘッド12に搬送される。一方、リボンRが供給側13から巻取 り側14へ搬送されて、プラテン15の直下にて受理紙PとリボンRとが同時に 圧接搬送される。このとき、サーマルヘッド12に設けられた所定発熱素子(不 図示)が通電加熱されると、該加熱部分の感熱転写インク層が、受理紙P側に溶 融転写されて記録が行われる。その後、記録を完了した受理紙Pは、スタッカ1 6に排出保持されるようになっている。
【0006】 このような感熱転写記録方式プリンタ17を利用して、多色記録を行う場合、 特開昭58−138684号や実開昭57−196568号に見られるように、 リボン上の感熱転写インク層を多色に塗り分けることにより対応する方法が提案 されている。
【0007】
しかしながら、前記第1の方法(特開昭58−138684号)では、受理紙 の任意の場所に任意の色調で記録できる反面、異なる色調の感熱転写インクが面 順次にリボン上に塗布されているため、畢竟リボンの利用効率は使用された色調 の数分に低下し、しかも印字速度も同様に低下することになる。また、リボン上 の色調領域を判別する手段が原理上必須であり、したがってプリンタの機構は複 雑となり高価になる。
【0008】 一方、前記第2の方法(実開昭57−196568号)では、従来の単色用の プリンタ装置を利用して多色記録ができる利点がある反面、受像媒体上での配色 は事前にリボン上の配色で決定されてしまうので、受理紙上の配色を変えるため にはリボンを交換しなければならない。また、リボン上での配色が小領域の場合 には、受理紙とリボン上の小領域な配色との同期をとらねばならず、構造上複雑 になってしまう。
【0009】 本考案は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたもので、従来の感熱転 写記録方式プリンタを何ら変更することなく、低価格で多色記録が可能となる感 熱転写記録体を提供することを目的とする。
【0010】
前記課題を解決するため本考案の感熱転写記録体にあっては、基材の一面に、 耐熱性印刷層、感熱転写インク層、定着層を順次印刷してこれらを積層状に形成 し、積層された前記耐熱性印刷層と前記感熱転写インク層と前記粘着層とを該粘 着層側にて受理基材に剥離可能に貼設した。また、基材の一面に、耐熱性印刷層 、粘着性を有する感熱転写インク層を順次印刷してこれらを積層状に形成し、積 層された前記耐熱性印刷層と前記感熱転写インク層とを該感熱転写インク層側に て受理基材に剥離可能に貼設した。さらに、受理基材に、該受理基材から剥離可 能なように感熱転写インク層、耐熱性印刷層を順次印刷してこれらを積層状に形 成した。加えて、受理基材に、該受理基材から剥離可能なように定着層、感熱転 写インク層、耐熱性印刷層を順次印刷してこれらを積層状に形成した。
【0011】
前記構成からなる感熱転写記録体を、耐熱性印刷層側がサーマルヘッド側とな るように、図8に示す従来の感熱転写記録方式プリンタにセットして記録を行う と、耐熱性印刷層側から感熱転写インク層、又は熱転写インク層及び粘着層が加 熱されて、これらが受理基材に熱転写される。記録終了後、耐熱性印刷層を受理 基材から剥離させると、先に熱転写された感熱転写インク層の記録部分は受理基 材側に移行するが、加熱されなかった非記録部分は、そのまま耐熱性印刷層に残 存して除去される。その結果、受理基材上には移行された感熱転写インクによっ て記録が行われる。なお、前記プリンタにリボンが装填されている場合は、リボ ン上に塗布されている感熱転写インクは耐熱性印刷層上に転写される。
【0012】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。図1は、本考案にかかる 感熱転写記録体を示す平面図、図2は図1のa−a線模式断面図であって、受理 基材である上質紙1の上面1aには、所定の領域に感熱転写媒体A,B,Cが当 間隔にて設けられている。各感熱転写媒体A,B,Cは、上質紙1側より、粘着 層2、各々異なる色の着色剤(例えば、A:フタロシアニンブルー、B:レーキ レッド、C:ハンザイエロー)が混入された感熱転写インク層3、アクリル系・ ポリエステル系・エーテル系等々の光硬化性樹脂からなる耐熱性印刷層4が積層 されて形成されたものであって、感熱転写媒体A,B,Cは各々粘着層2側にて 、上質紙1の上面1aに剥離可能な状態で貼設されている。
【0013】 また、感熱転写媒体A,B,Cは、図3の(イ)〜(ハ)に示した手順を経て 上質紙1に貼設されている。すなわち、PP等の基材5に耐熱性印刷層4、感熱 転写インク層3、粘着層2を順次スクリーン印刷して積層状態を形成し(イ)、 これらを反転させて粘着層2側にて上質紙1の上面1aに重ね、例えばローラ等 を用いて適当な力で加圧することにより剥離可能な状態に互いを貼り合わせ(ロ )、しかる後、前記基材5を耐熱性印刷層4から剥離させるのである。
【0014】 かかる本実施例において、前記感熱転写媒体A,B,Cが貼設された上質紙1 をサーマルプリンタにセットした後、図4に例示したように各感熱転写媒体A, B,Cに必要な記録を行う。すると、各感熱転写媒体A,B,Cにおいて記録さ れた部分の粘着層2及び感熱転写インク層3が上質紙1に熱転写される。そして 、記録終了後、感熱転写媒体A,B,Cを上質紙1から剥離すると、図5に示し たように、熱転写された記録部分の各感熱転写インク層3のみが上質紙1に転移 する一方、非記録部分は耐熱性印刷層4側に残存して、除去される。したがって 、同図に点線で示したように、各記録部ごとに裁断することにより、カラー複写 機を用いた場合より遥かに低コストにて異色の文字が記録された複数種のプライ スカードP・・・を作成することができる。
【0015】 しかもこの実施例においては、上質紙1の所定の領域のみに感熱転写媒体A, B,Cを貼設する構成であることから、不要な感熱転写媒体の貼設を可及的に少 なくして、一層の低コスト化が可能となる。また、異なる着色剤を含有する感熱 転写インク層を設けた複数種の感熱転写媒体A,B,Cを、上質紙1の異なる領 域に貼設した構成であることから、各領域ごとに異なる色の記録を行って、異色 のプライスカードPを容易に作成することが可能となる。
【0016】 なお、本実施例においては、異なる着色剤を含有する感熱転写インク層を設け た複数種の感熱転写媒体A,B,Cを貼着するようにしたが、各感熱転写媒体A ,B,Cを同じ着色剤を含有する感熱転写層を設けたものとしてもよい。また、 上質紙1に対して感熱転写媒体を貼設する部位は、図1に示した構成に限ること なく、図6に例示したもののように、ユーザーの使用条件により適宜設定される 。さらに、この実施例では、受理基材として上質紙1を用いたものを示したが、 これに限ることなく、熱転写受理性を有する一般紙、合成紙、又は合成樹脂製の フィルム、シート、ボード、或は布等であってもよい。また印字に限らず各種図 形を熱転写してもよい。
【0017】 加えて、本実施例には、各感熱転写媒体A,B,Cを構成する粘着層2、感熱 転写インク層3、耐熱性印刷層4が、スクリーン印刷によって積層状態とされた ものについて説明したが、これに限らず他の印刷方法により各層2,3,4を形 成するようにしてもよい。
【0018】 さらに加えて本実施例では、粘着層2と感熱転写インク層3とを分離した構成 で説明したが、感熱転写インクに粘着性を有するものを用いることにより、粘着 層2を省略した構成にすることができる。この場合、粘着層2の印刷工程が不要 になるので、生産効率を高めることができる。
【0019】 一方、図7は本考案の他の一実施例を示す、図2に対応する模式断面図であっ て、本実施例の感熱転写記録体においては、受理基材である上質紙1の上面1a に、感熱転写インク層3と耐熱性印刷層4とが剥離可能なように順次スクリーン 印刷されることにより積層状態に形成された感熱転写媒体A,Bが貼設されてい る。
【0020】 かかる構成からなる本実施例において、前記感熱転写媒体A,Bが貼設された 上質紙1をサーマルプリンタにセットした後、これに対して必要な記録作業を行 えば、各感熱転写媒体A,Bにおいて記録された部分の感熱転写インク層3が上 質紙1に熱転写される。そして、記録終了後、感熱転写媒体A,Bを上質紙1か ら剥離すると、熱転写された記録部分の各感熱転写インク層3のみが上質紙1に 転移する一方(図5参照)、非記録部分は耐熱性印刷層4側に残存して、除去さ れる。したがって、図1〜図6を以て既説したものと同様の作用効果を奏するこ とができる。
【0021】 また、本実施例においては、各感熱転写媒体A,Bを構成する感熱転写インク 層3、耐熱性印刷層4が、スクリーン印刷によって積層状態とされたものについ て説明したが、これに限らず他の印刷方法により各層3,4を形成するようにし てもよい。
【0022】 さらにまた、本実施例では、上質紙1に直接感熱転写インク層3を印刷する構 成で説明したが、これに限られるものではなく、感熱転写インク層3の印刷に先 だって、印刷前処理工程として上質紙1に、例えば、粘着層を印刷したり、非浸 透性フィルムを被覆する等の表面処理が施される構成としても構わない。かかる 構成においては、上質紙1に感熱転写インク層3を印刷するとき、前記粘着層又 は前記非浸透性フィルムにより感熱転写インクが上質紙1に浸透してしまうこと が完全に防止される。
【0023】 このため、感熱転写記録体の製造に際しては、上質紙1に対する感熱転写イン クの浸透性を基準とする感熱転写インクの質的な選択幅を広げることができる。 なお、粘着層を印刷した場合には、上質紙1と感熱転写媒体A,Bとの密着性が 向上できるようになる。また、上記と同様の理由から、感熱転写記録体の使用に 際しては、前述した記録終了後に感熱転写媒体A,Bを上質紙1から剥離したと き、感熱転写インク層3の非記録部分が上質紙1側に残存することがなく、記録 結果物の品質が向上するようになる。
【0024】
以上説明したように本考案によれば、従来の感熱転写記録方式プリンタを何ら 変更することなく利用でき、低価格でカラー化が可能な感熱転写記録体を提供で きるようになる。また、受理基材の所望の領域だけに感熱転写媒体を貼設する構 成とすることにより、一層の価格低減が図れ、また、各々異なる色相の感熱転写 インク層を設けた複数種の感熱転写媒体を受理基材の異なる領域に貼設すること により、多色記録を高速に実行でき、しかも配色の変更を簡単に行うことができ るようになる。
【図1】本考案にかかる感熱転写記録体の一実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】図1のa−a線に沿う模式断面図である。
【図3】同実施例において、感熱転写記媒体を上質紙に
貼付する際の手順を示す断面図である。
貼付する際の手順を示す断面図である。
【図4】同実施例において、サーマルプリンタにより記
録を行った状態の平面図である。
録を行った状態の平面図である。
【図5】同実施例において、記録終了後、感熱転写媒体
を剥離除去した状態の平面図である。
を剥離除去した状態の平面図である。
【図6】本考案にかかる感熱転写記録体の他の実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図7】本考案にかかる感熱転写記録体の他の実施例を
示す図2に対応する模式断面図である。
示す図2に対応する模式断面図である。
【図8】従来利用されているライン・サーマルヘッドを
備えた感熱転写記録方式プリンタの機構原理図である。
備えた感熱転写記録方式プリンタの機構原理図である。
1 上質紙(受理基材) 2 粘着層(定着層) 3 感熱転写インク層 4 耐熱性印刷層 5 基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 剛 東京都港区芝3丁目19番25号 エイブリ イ・トッパン株式会社内 (72)考案者 副島 勝正 東京都港区三田4−4−12 帝国インキ製 造株式会社内 (72)考案者 丹下 豊吉 東京都港区三田4−4−12 帝国インキ製 造株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 基材の一面に、耐熱性印刷層、感熱転写
インク層、定着層を順次印刷してこれらを積層状に形成
し、積層された前記耐熱性印刷層と前記感熱転写インク
層と前記粘着層とを該粘着層側にて受理基材に剥離可能
に貼設したことを特徴とする感熱転写記録体。 - 【請求項2】 基材の一面に、耐熱性印刷層、粘着性を
有する感熱転写インク層を順次印刷してこれらを積層状
に形成し、積層された前記耐熱性印刷層と前記感熱転写
インク層とを該感熱転写インク層側にて受理基材に剥離
可能に貼設したことを特徴とする感熱転写記録体。 - 【請求項3】 受理基材に、該受理基材から剥離可能な
ように感熱転写インク層、耐熱性印刷層を順次印刷して
これらを積層状に形成したことを特徴とする感熱転写記
録体。 - 【請求項4】 予め表面処理した受理基材に、該受理基
材から剥離可能なように感熱転写インク層、耐熱性印刷
層を順次印刷してこれらを積層状に形成したことを特徴
とする感熱転写記録体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP653193U JPH0659060U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 感熱転写記録体 |
| JP10268972A JPH11157234A (ja) | 1993-01-29 | 1998-09-07 | 感熱転写記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP653193U JPH0659060U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 感熱転写記録体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659060U true JPH0659060U (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11640944
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP653193U Pending JPH0659060U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 感熱転写記録体 |
| JP10268972A Pending JPH11157234A (ja) | 1993-01-29 | 1998-09-07 | 感熱転写記録体 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10268972A Pending JPH11157234A (ja) | 1993-01-29 | 1998-09-07 | 感熱転写記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPH0659060U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004339415A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Teikoku Printing Inks Mfg Co Ltd | 感熱接着剤、その関連組成物及び感熱接着製品 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP653193U patent/JPH0659060U/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-07 JP JP10268972A patent/JPH11157234A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11157234A (ja) | 1999-06-15 |
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