JPH0659310B2 - 輸液装置における輸液量検出装置 - Google Patents
輸液装置における輸液量検出装置Info
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- JPH0659310B2 JPH0659310B2 JP2026320A JP2632090A JPH0659310B2 JP H0659310 B2 JPH0659310 B2 JP H0659310B2 JP 2026320 A JP2026320 A JP 2026320A JP 2632090 A JP2632090 A JP 2632090A JP H0659310 B2 JPH0659310 B2 JP H0659310B2
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医療分野などで使用される輸液装置における
輸液量検出装置に関する。
輸液量検出装置に関する。
医療分野などで使用されている輸液装置においては、人
体に注入される液体の輸液量を計量する方法として、従
来、輸液セットの点滴数を計数する方法や、チューブに
対して加えられる機械的変位の回数を計数する方法など
が用いられている。この点滴数を計数する方法では、一
般に、看護婦などが目視によって計数している。また、
上述の機械的変位の回数を計数する方法では、蠕動運動
機構におけるフィンガーの蠕動運動回数や、ローラによ
る駆動機構におけるローラの回転数などを検出して、輸
液量を機械的に計量するようにしている。
体に注入される液体の輸液量を計量する方法として、従
来、輸液セットの点滴数を計数する方法や、チューブに
対して加えられる機械的変位の回数を計数する方法など
が用いられている。この点滴数を計数する方法では、一
般に、看護婦などが目視によって計数している。また、
上述の機械的変位の回数を計数する方法では、蠕動運動
機構におけるフィンガーの蠕動運動回数や、ローラによ
る駆動機構におけるローラの回転数などを検出して、輸
液量を機械的に計量するようにしている。
さらにまた、特開昭59−166816号公報には、液
滴を球状とみなして、液滴の体積をV=4πr3/3に
したがって演算することが開示されている。
滴を球状とみなして、液滴の体積をV=4πr3/3に
したがって演算することが開示されている。
上記従来技術においては、次に述べるような問題点があ
った。
った。
すなわち、上述の点滴数による方法においては、第1
に、輸液装置の設定値を決めるために用いられた輸液セ
ットが実際に用いられる輸液セットと正確には対応して
いない場合があり、このミスマッチによって、輸液量の
誤差が生じる。第2に、液体の粘性の違いによる液滴の
大きさの違いによって、輸液量の誤差が生じる。第3
に、輸液セットの点滴針の太さのバラツキや輸液チュー
ブの太さのバラツキによる液滴の大きさの違いによっ
て、輸液量の誤差が生じる。第4に、患者の血圧の変動
や注射針のはずれなどによって、輸液量の誤差が生じ
る。第5として、長期間の使用や使用環境温度に起因し
て輸液チューブの復元力に減衰や変化などが生じること
によって、輸液量の誤差が生じる。
に、輸液装置の設定値を決めるために用いられた輸液セ
ットが実際に用いられる輸液セットと正確には対応して
いない場合があり、このミスマッチによって、輸液量の
誤差が生じる。第2に、液体の粘性の違いによる液滴の
大きさの違いによって、輸液量の誤差が生じる。第3
に、輸液セットの点滴針の太さのバラツキや輸液チュー
ブの太さのバラツキによる液滴の大きさの違いによっ
て、輸液量の誤差が生じる。第4に、患者の血圧の変動
や注射針のはずれなどによって、輸液量の誤差が生じ
る。第5として、長期間の使用や使用環境温度に起因し
て輸液チューブの復元力に減衰や変化などが生じること
によって、輸液量の誤差が生じる。
また、上述の機械的変位の回数を計数する方法において
は、輸液装置には専用の輸液チューブが附属している
が、多数の輸液チューブを長期間均質な状態に保持する
ことは困難であるから、専用の輸液チューブであって
も、現状では±10%程度の輸液量の誤差が生じてい
る。
は、輸液装置には専用の輸液チューブが附属している
が、多数の輸液チューブを長期間均質な状態に保持する
ことは困難であるから、専用の輸液チューブであって
も、現状では±10%程度の輸液量の誤差が生じてい
る。
なお、此種の輸液装置においては、通常、1時間当りの
輸液量が設定されるが、薬液の種類によっては分単位あ
るいは秒単位で設定することが望ましい。
輸液量が設定されるが、薬液の種類によっては分単位あ
るいは秒単位で設定することが望ましい。
本発明の目的は、安価な輸液セットを使用することがで
き、液体の粘性、輸液チューブの太さおよび点滴針の太
さのバラツキ、長期間の使用による輸液チューブの復元
力の減衰、患者の血圧の変動、注射針のはずれなどに左
右されずに、正確に輸液量を検出することができる輸液
装置における輸液量検出装置を提供することにある。
き、液体の粘性、輸液チューブの太さおよび点滴針の太
さのバラツキ、長期間の使用による輸液チューブの復元
力の減衰、患者の血圧の変動、注射針のはずれなどに左
右されずに、正確に輸液量を検出することができる輸液
装置における輸液量検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明による輸液量検出装置
は、点滴針から滴下する液滴を所定の供給箇所に供給す
るようにした輸液装置において、上記液滴に照射されか
つこの液滴の存在により変化した照射光を受光してこの
照射光に応じた電気信号を出力する液滴センサ部と、こ
の液滴センサ部の出力信号のピーク値を検出してこのピ
ーク値に応じたピーク検出信号viを出力するピーク検
出手段と、上記液滴センサ部の出力信号の波形幅を検出
してこの波形幅に応じた時間幅検出信号vwを出力する
時間幅検出手段と、サインカーブの半波分(ただし、そ
の波高を上記ピーク検出信号viとしかつその波形幅を
上記時間幅検出信号vwとする)をこのサインカーブの
基準線を中心として回転させることにより得られる回転
体の体積を実質的に表わす式に、上記ピーク検出信号v
iおよび上記時間幅検出信号vwの各検出値を実質的に
代入することによって、上記液滴の体積Vを演算する演
算手段とをそれぞれ具備することを特徴とするものであ
る。
は、点滴針から滴下する液滴を所定の供給箇所に供給す
るようにした輸液装置において、上記液滴に照射されか
つこの液滴の存在により変化した照射光を受光してこの
照射光に応じた電気信号を出力する液滴センサ部と、こ
の液滴センサ部の出力信号のピーク値を検出してこのピ
ーク値に応じたピーク検出信号viを出力するピーク検
出手段と、上記液滴センサ部の出力信号の波形幅を検出
してこの波形幅に応じた時間幅検出信号vwを出力する
時間幅検出手段と、サインカーブの半波分(ただし、そ
の波高を上記ピーク検出信号viとしかつその波形幅を
上記時間幅検出信号vwとする)をこのサインカーブの
基準線を中心として回転させることにより得られる回転
体の体積を実質的に表わす式に、上記ピーク検出信号v
iおよび上記時間幅検出信号vwの各検出値を実質的に
代入することによって、上記液滴の体積Vを演算する演
算手段とをそれぞれ具備することを特徴とするものであ
る。
以下、本発明による輸液装置の一実施例を図面を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は上記輸液装置における輸液量検出装置の液滴セ
ンサ部(光学系)を示す図であって、第1図(a)はそ
の正面図を示し、第1図(b)はその平面図を示してい
る。
ンサ部(光学系)を示す図であって、第1図(a)はそ
の正面図を示し、第1図(b)はその平面図を示してい
る。
1は輸液セットの点滴管である。輸液ボトル10(第4
図参照)から流出する液体は、輸液チューブ3を通って
点滴管1に至り、この点滴管1の内部に突出した点滴針
2の下端から液滴4となって点滴管1の下部に向かって
滴下する。点滴管1の下部にたまった液体は、輸液チュ
ーブ5を通って患者側に供給される。
図参照)から流出する液体は、輸液チューブ3を通って
点滴管1に至り、この点滴管1の内部に突出した点滴針
2の下端から液滴4となって点滴管1の下部に向かって
滴下する。点滴管1の下部にたまった液体は、輸液チュ
ーブ5を通って患者側に供給される。
一方、発光部6は、滴下する液滴4に、その滴下方向に
対してほぼ垂直な方向から照射光7を照射する。この照
射光7としては、進行方向に対してほぼ直交する方向に
おける縦断面がほぼライン状又はスリット状でありかつ
全体としては上記滴下方向に対してほぼ直交した(すな
わち、ほぼ水平に延びる)帯状であるレーザ光(例え
ば、厚さ1mm、幅10mm)を用いることができる。この
帯状の照射光7は、点滴管1を通過して、通過光8とし
て受光部9に受光される。受光部9は、スリット状の窓
を有しており、帯状の通過光8を受光する。そして、こ
の受光部9は、受光した通過光8に対応した電気信号を
増幅部12(第4図参照)に供給する。
対してほぼ垂直な方向から照射光7を照射する。この照
射光7としては、進行方向に対してほぼ直交する方向に
おける縦断面がほぼライン状又はスリット状でありかつ
全体としては上記滴下方向に対してほぼ直交した(すな
わち、ほぼ水平に延びる)帯状であるレーザ光(例え
ば、厚さ1mm、幅10mm)を用いることができる。この
帯状の照射光7は、点滴管1を通過して、通過光8とし
て受光部9に受光される。受光部9は、スリット状の窓
を有しており、帯状の通過光8を受光する。そして、こ
の受光部9は、受光した通過光8に対応した電気信号を
増幅部12(第4図参照)に供給する。
この増幅部12に供給される電気信号は、ほぼ水平に延
びる帯状照射光7を液滴4が横切ることによって変化す
る。これは、照射光7が点滴管1中の液滴4によって一
時的に遮光されるためである。なお、第1図(b)にお
いては、遮光の状態を示すために、点滴管1中の照射光
7を破線矢印にて示している。
びる帯状照射光7を液滴4が横切ることによって変化す
る。これは、照射光7が点滴管1中の液滴4によって一
時的に遮光されるためである。なお、第1図(b)にお
いては、遮光の状態を示すために、点滴管1中の照射光
7を破線矢印にて示している。
第2図は、液滴4により遮光されたことによって生じる
通過光8の光減衰(遮断)量Lを示す曲線図である。第
2図において、縦軸は照射光7の光減衰量Lを示してお
り、横軸は時間tを示している。第2図から分かるよう
に、レーザ光からなりかつほぼ水平に延びる帯状の照射
光7に液滴4の下端が時点t1に到達すると、光減衰量
Lは増加する。そして、サインカーブの半波分の波形を
ほぼ描いて光減衰量Lは変化し、時点t2で液滴4の上
端が通過すると、減衰量Lは時点t1のときと同じレベ
ルに戻る。この場合、サイン波形のピーク値Rは、液滴
4のふくらみ部分の最大寸法に対応している。
通過光8の光減衰(遮断)量Lを示す曲線図である。第
2図において、縦軸は照射光7の光減衰量Lを示してお
り、横軸は時間tを示している。第2図から分かるよう
に、レーザ光からなりかつほぼ水平に延びる帯状の照射
光7に液滴4の下端が時点t1に到達すると、光減衰量
Lは増加する。そして、サインカーブの半波分の波形を
ほぼ描いて光減衰量Lは変化し、時点t2で液滴4の上
端が通過すると、減衰量Lは時点t1のときと同じレベ
ルに戻る。この場合、サイン波形のピーク値Rは、液滴
4のふくらみ部分の最大寸法に対応している。
なお、第2図中のtwは、時点t2と時点t1との差の
時間を示している。
時間を示している。
ここで、第1図に示した液滴センサ部における液滴体積
の算出方法(輸液量検出方法)について述べる。
の算出方法(輸液量検出方法)について述べる。
本発明者らの実験によれば、液滴4の実際の外形は、第
2図に示す光減衰量とほぼ同様である。すなわち、第3
図に示すように、液滴4の垂直方向の中心線からの実際
の外形のふくらみをプロットすると、サインカーブの半
波分の波形をほぼ描いている。第3図において、縦軸は
波形関数f(x)の値を示し、横軸は垂直方向の位置xを
示している。
2図に示す光減衰量とほぼ同様である。すなわち、第3
図に示すように、液滴4の垂直方向の中心線からの実際
の外形のふくらみをプロットすると、サインカーブの半
波分の波形をほぼ描いている。第3図において、縦軸は
波形関数f(x)の値を示し、横軸は垂直方向の位置xを
示している。
そこで、液滴体積を求める一般式は、第3図に示す曲線
を、サインカーブの基準線である横軸xを中心として2
π回転させることにより得られる回転体の体積として、
求めることができる。なお、本文において、「サインカ
ーブの基準線」とは、サインカーブにおいて、波高値
(すなわち、振幅)がゼロである点を結ぶ直線(すなわ
ち、このサインカーブの波形幅の方向に沿った中心線)
をいう。すなわち、第3図の波形関数f(x)の起点をx
1とし、f(x)の終点をx2とし、さらに、横軸のある
値xからの微小な値をdxとすると、体積Vは、次式で
表わされる。
を、サインカーブの基準線である横軸xを中心として2
π回転させることにより得られる回転体の体積として、
求めることができる。なお、本文において、「サインカ
ーブの基準線」とは、サインカーブにおいて、波高値
(すなわち、振幅)がゼロである点を結ぶ直線(すなわ
ち、このサインカーブの波形幅の方向に沿った中心線)
をいう。すなわち、第3図の波形関数f(x)の起点をx
1とし、f(x)の終点をx2とし、さらに、横軸のある
値xからの微小な値をdxとすると、体積Vは、次式で
表わされる。
そして、波形関数f(x)は、ほぼサイン波形を描いてい
るので、次式で表わすことができる。
るので、次式で表わすことができる。
ここで、kは測定系(すなわち、輸液装置の各種の状
態)によって定まる定数である。
態)によって定まる定数である。
また、液滴4の滴下の速度(液滴速度)vは、点滴針2
の下端位置ではv=0である。そして、点滴針2の下端
位置から照射光7の照射位置(レーザによる光減衰量検
出地点)までの距離をhとすると、検出地点での液滴速
度vは、 で表わされる。ここで、gは重力加速度である。
の下端位置ではv=0である。そして、点滴針2の下端
位置から照射光7の照射位置(レーザによる光減衰量検
出地点)までの距離をhとすると、検出地点での液滴速
度vは、 で表わされる。ここで、gは重力加速度である。
さて、液滴体積を求める一般式(1)を第2図で表わさ
れる光減衰量Lに適用すると、受光部9の出力波形の時
間tw(=t2−t1)、任意の時間tおよび微小時間
dtを用い、また、上記式(2)、(3)およびx=v
tを代入することにより、体積Vは、次式で表わされ
る。
れる光減衰量Lに適用すると、受光部9の出力波形の時
間tw(=t2−t1)、任意の時間tおよび微小時間
dtを用い、また、上記式(2)、(3)およびx=v
tを代入することにより、体積Vは、次式で表わされ
る。
なお、上記(4)式において、πとgは定数であり、h
とkは測定系で定まる定数であるため、液滴の体積V
は、光減衰量Lのピーク値Rと時間twとを検出するこ
とによって求められる。そして、ピーク値Rは、受光部
9の出力信号を電子回路により処理することによって、
容易に電圧viとして得ることができる。したがって、
(4)式のRをviに置き換えることができる。また、
時間twは、時点t1でスタートし時点t2でストップ
するカウンタ(タイマ)などによって、容易に電気信号
(データ)として得ることができる。
とkは測定系で定まる定数であるため、液滴の体積V
は、光減衰量Lのピーク値Rと時間twとを検出するこ
とによって求められる。そして、ピーク値Rは、受光部
9の出力信号を電子回路により処理することによって、
容易に電圧viとして得ることができる。したがって、
(4)式のRをviに置き換えることができる。また、
時間twは、時点t1でスタートし時点t2でストップ
するカウンタ(タイマ)などによって、容易に電気信号
(データ)として得ることができる。
次に、(4)式による輸液量検出方法を適用した輸液装
置について説明する。
置について説明する。
第4図は本発明の一実施例における輸液装置全体の構成
を示すブロックダイアグラムである。第4図において、
第1図と同一の物には、同一の符号を付している。
を示すブロックダイアグラムである。第4図において、
第1図と同一の物には、同一の符号を付している。
第4図では、輸液セットは、液11を収納する輸液ボル
ト10、この輸液ボトル10に接続された輸液チューブ
3、この輸液チューブ3に接続された点滴針2を有する
点滴管1、および輸液チューブ5、5′(実際には、こ
れらのチューブ5と5′とは、全体として一本のチュー
ブからなっていてよい)から成っている。なお、輸液チ
ューブ5′は、患者側に接続されるものである。また、
発光部6おび受光部9は、第1図に基いて説明したよう
に、点滴センサー部を構成している。発光部6は、演算
制御部16により駆動されて、帯状の照射光7を発光す
る。受光部9は、受光した通過光8に対応した電気信号
を増幅器12に供給する。
ト10、この輸液ボトル10に接続された輸液チューブ
3、この輸液チューブ3に接続された点滴針2を有する
点滴管1、および輸液チューブ5、5′(実際には、こ
れらのチューブ5と5′とは、全体として一本のチュー
ブからなっていてよい)から成っている。なお、輸液チ
ューブ5′は、患者側に接続されるものである。また、
発光部6おび受光部9は、第1図に基いて説明したよう
に、点滴センサー部を構成している。発光部6は、演算
制御部16により駆動されて、帯状の照射光7を発光す
る。受光部9は、受光した通過光8に対応した電気信号
を増幅器12に供給する。
増幅器12は、受光部9から供給された電気信号を増幅
して、第2図に示すような光減衰量Lに比例した電圧を
有する出力信号を電圧ピーク検出部13と電圧波形幅検
出部18とに供給する。なお、増幅器12の電圧利得
は、演算制御部16から供給されるゲイン信号によって
調節される。このように電圧利得を調節する理由は、気
温によって点滴管1が曇った場合、照射光7が全体的に
減衰して受光部9に到達するので、この光量の全体的な
減衰を補償するためである。
して、第2図に示すような光減衰量Lに比例した電圧を
有する出力信号を電圧ピーク検出部13と電圧波形幅検
出部18とに供給する。なお、増幅器12の電圧利得
は、演算制御部16から供給されるゲイン信号によって
調節される。このように電圧利得を調節する理由は、気
温によって点滴管1が曇った場合、照射光7が全体的に
減衰して受光部9に到達するので、この光量の全体的な
減衰を補償するためである。
電圧ピーク検出部13は、ピークホールド回路と、この
ピークホールド回路がピーク値をホールドした時点でク
ロックを発生するクロック発生回路などから成っていて
よい。そして、電圧ピーク検出部13は、増幅器12の
出力信号のピーク電圧vi(第2図のRに対応する電
圧)をアナログディジタル(A/D)変換部14に供給
するとともに、クロックをラッチ15に供給する(信号
線の図示を省略する)。
ピークホールド回路がピーク値をホールドした時点でク
ロックを発生するクロック発生回路などから成っていて
よい。そして、電圧ピーク検出部13は、増幅器12の
出力信号のピーク電圧vi(第2図のRに対応する電
圧)をアナログディジタル(A/D)変換部14に供給
するとともに、クロックをラッチ15に供給する(信号
線の図示を省略する)。
A/D変換部14は、電圧ピーク検出部13から供給さ
れたピーク電圧viをディジタル信号に変換してラッチ
15に供給する。ラッチ15は、電圧ピーク検出部13
から供給されるクロックに応じて、A/D変換部14の
出力信号をラッチする。そして、ラッチ15は、ピーク
電圧viに対応したディジタル信号を演算制御部16に
供給する。
れたピーク電圧viをディジタル信号に変換してラッチ
15に供給する。ラッチ15は、電圧ピーク検出部13
から供給されるクロックに応じて、A/D変換部14の
出力信号をラッチする。そして、ラッチ15は、ピーク
電圧viに対応したディジタル信号を演算制御部16に
供給する。
一方、電圧波形幅検出部18は、コンパレータと、パル
ス発振器17から供給される所定のパルスをこのコンパ
レータの出力に応じてカウントするカウンタと、このカ
ウンタのカウントが終了した時点でクロックと割込信号
とを順次発生するディジタル回路などから成っていてよ
い。そして、電圧波形幅検出部18は、増幅部12から
の出力電圧が第2図の時点t1でゼロ以上になると、パ
ルス発振器17から供給されるパルスのカウントを開始
する。また、時点t2で増幅部12からの出力信号がゼ
ロに戻ると、カウントを停止してカウント値(第2図の
twに対応する値)とクロックとをラッチ19に供給す
る。
ス発振器17から供給される所定のパルスをこのコンパ
レータの出力に応じてカウントするカウンタと、このカ
ウンタのカウントが終了した時点でクロックと割込信号
とを順次発生するディジタル回路などから成っていてよ
い。そして、電圧波形幅検出部18は、増幅部12から
の出力電圧が第2図の時点t1でゼロ以上になると、パ
ルス発振器17から供給されるパルスのカウントを開始
する。また、時点t2で増幅部12からの出力信号がゼ
ロに戻ると、カウントを停止してカウント値(第2図の
twに対応する値)とクロックとをラッチ19に供給す
る。
ラッチ19は、電圧波形幅検出部18から供給されたカ
ウント値(時間幅検出信号vw)を、同様にして供給さ
れたクロックによってラッチする。そして、ラッチ19
は、このラッチしたカウント値を演算制御部16に供給
する。その後、電圧波形幅検出部18は、割込信号を演
算制御部16に供給する。演算制御部16は、電圧波形
幅検出部18から割込信号を供給されると、ラッチ15
から前記(4)式におけるRに対応したデータviを読
み取るとともに、ラッチ19から前記(4)式における
twに対応したデータvwを読み取る。その後、演算制
御部16は、ほぼ同時に電圧ピーク検出部13、ラッチ
15、電圧波形幅検出部18、ラッチ19をリセットす
る(信号線の図示を省略する)。
ウント値(時間幅検出信号vw)を、同様にして供給さ
れたクロックによってラッチする。そして、ラッチ19
は、このラッチしたカウント値を演算制御部16に供給
する。その後、電圧波形幅検出部18は、割込信号を演
算制御部16に供給する。演算制御部16は、電圧波形
幅検出部18から割込信号を供給されると、ラッチ15
から前記(4)式におけるRに対応したデータviを読
み取るとともに、ラッチ19から前記(4)式における
twに対応したデータvwを読み取る。その後、演算制
御部16は、ほぼ同時に電圧ピーク検出部13、ラッチ
15、電圧波形幅検出部18、ラッチ19をリセットす
る(信号線の図示を省略する)。
演算制御部16は、マイクロコンピュータなどから成っ
ていてよく、ラッチ15、19から得たデータvi、v
wを前記(4)式に基づいて演算して、液滴4の体積V
を算出する。そして、単位時間当りの液滴4の体積Vの
総和から単位時間当りの輸液流量を算出し、また、輸液
開始からの時間によって輸液積算量を算出する。また、
演算制御部16は、輸液流量の算出値と、輸液流量設定
部20から供給された輸液流量の設定値(液滴4の体積
の基準値と液滴の周期とに関する値)とを比較する。さ
らに、輸液積算量の算出値と、輸液積算量設定部21か
ら供給された輸液積算量の設定値とを比較する。
ていてよく、ラッチ15、19から得たデータvi、v
wを前記(4)式に基づいて演算して、液滴4の体積V
を算出する。そして、単位時間当りの液滴4の体積Vの
総和から単位時間当りの輸液流量を算出し、また、輸液
開始からの時間によって輸液積算量を算出する。また、
演算制御部16は、輸液流量の算出値と、輸液流量設定
部20から供給された輸液流量の設定値(液滴4の体積
の基準値と液滴の周期とに関する値)とを比較する。さ
らに、輸液積算量の算出値と、輸液積算量設定部21か
ら供給された輸液積算量の設定値とを比較する。
演算制御部16は、これらの比較結果において異常が認
められなければ、上記の算出値に基づいて所定値に設定
された速度制御信号をモータ駆動制御部25に供給す
る。モータ駆動制御部25は、供給された速度制御信号
に基づいて、輸液駆動部26を制御する。輸液駆動部2
6は、本実施例では、蠕動運動機構であって、モータ
(図示せず)と、このモータによって全体として蠕動運
動する3つ以上のフィンガー(図示せず)とから成って
いる。これらのフィンガーは、輸液チューブ5と5′と
の間(実際には、これらのチューブ5と5′とは、全体
として一本のチューブからなっていてよい)の輸液チュ
ーブ部分を選択的にクランプするものであって、そのク
ランプする位置を順次移動させるように構成されてい
る。
められなければ、上記の算出値に基づいて所定値に設定
された速度制御信号をモータ駆動制御部25に供給す
る。モータ駆動制御部25は、供給された速度制御信号
に基づいて、輸液駆動部26を制御する。輸液駆動部2
6は、本実施例では、蠕動運動機構であって、モータ
(図示せず)と、このモータによって全体として蠕動運
動する3つ以上のフィンガー(図示せず)とから成って
いる。これらのフィンガーは、輸液チューブ5と5′と
の間(実際には、これらのチューブ5と5′とは、全体
として一本のチューブからなっていてよい)の輸液チュ
ーブ部分を選択的にクランプするものであって、そのク
ランプする位置を順次移動させるように構成されてい
る。
つまり、モータ駆動制御部25は、輸液駆動部26のモ
ータを駆動制御することによって、輸液流量を調節して
いる。そして、輸液駆動部26の動作状態に応じて液滴
4の体積が変化する。このために、この輸液装置におけ
る輸液制御システムには、クローズドループ制御が達成
されるから、輸液量の正確な制御を実現することができ
る。
ータを駆動制御することによって、輸液流量を調節して
いる。そして、輸液駆動部26の動作状態に応じて液滴
4の体積が変化する。このために、この輸液装置におけ
る輸液制御システムには、クローズドループ制御が達成
されるから、輸液量の正確な制御を実現することができ
る。
次に、演算制御部16における上記比較結果において異
常が認められた場合について述べる。異常が認められた
場合とは、液滴4が生じているにもかかわらず体積Vの
演算値がゼロである場合や、求められた体積Vの演算値
に応じて必然的に定まる液滴の周期(この液滴周期は、
輸液流量設定部20から供給される設定値に基づいて演
算制御部16で算出される)と、実際に検出された液滴
4の滴下周期とが大幅に異なる場合などであってよい。
常が認められた場合について述べる。異常が認められた
場合とは、液滴4が生じているにもかかわらず体積Vの
演算値がゼロである場合や、求められた体積Vの演算値
に応じて必然的に定まる液滴の周期(この液滴周期は、
輸液流量設定部20から供給される設定値に基づいて演
算制御部16で算出される)と、実際に検出された液滴
4の滴下周期とが大幅に異なる場合などであってよい。
このような異常が認められた場合には、演算制御部16
は、液適周期異常警報部27に異常発生を示す信号を供
給する。液滴周期異常警報部27は、この信号によっ
て、ランプ(図示せず)を点灯するとともに、ブザー
(図示せず)を鳴動させて警報音を発生させる。また、
液滴周期異常警報部27に供給された信号の一部である
停止信号が、モータ駆動制御部25に供給される。モー
タ駆動制御部25は、この停止信号が供給されると、輸
液駆動部26のモータを停止させる。したがって、輸液
駆動部26のフィンガーが蠕動運動を停止するので、輸
液は終了する。
は、液適周期異常警報部27に異常発生を示す信号を供
給する。液滴周期異常警報部27は、この信号によっ
て、ランプ(図示せず)を点灯するとともに、ブザー
(図示せず)を鳴動させて警報音を発生させる。また、
液滴周期異常警報部27に供給された信号の一部である
停止信号が、モータ駆動制御部25に供給される。モー
タ駆動制御部25は、この停止信号が供給されると、輸
液駆動部26のモータを停止させる。したがって、輸液
駆動部26のフィンガーが蠕動運動を停止するので、輸
液は終了する。
なお、輸液開始スイッチ22は、輸液開始を指示する信
号を演算制御部16に供給するスイッチである。そし
て、この輸液開始スイッチ22がオンに設定されると、
演算制御部16は、モータ駆動制御部25に速度制御信
号をゼロ以上の設定値にして供給する。また、輸液停止
スイッチ23は、輸液停止を指示する信号を演算制御部
16に供給するスイッチである。そして、この輸液停止
スイッチ23がオンに設定されると、演算制御部16
は、モータ駆動制御部25に速度制御信号をゼロにして
供給する(実質的には、停止信号と等しい信号であ
る)。
号を演算制御部16に供給するスイッチである。そし
て、この輸液開始スイッチ22がオンに設定されると、
演算制御部16は、モータ駆動制御部25に速度制御信
号をゼロ以上の設定値にして供給する。また、輸液停止
スイッチ23は、輸液停止を指示する信号を演算制御部
16に供給するスイッチである。そして、この輸液停止
スイッチ23がオンに設定されると、演算制御部16
は、モータ駆動制御部25に速度制御信号をゼロにして
供給する(実質的には、停止信号と等しい信号であ
る)。
また、輸液流量・積算量表示部24は、演算制御部16
から供給される実際の輸液流量および輸液積算量のデー
タを表示する。この実際の輸液流量は、単位時間当りに
滴下した液滴4の体積Vの総和によって表わされる。ま
た、実際の輸液積算量は、輸液開始の時点からの滴下し
た液滴4の体積Vの総和によって表わされる。
から供給される実際の輸液流量および輸液積算量のデー
タを表示する。この実際の輸液流量は、単位時間当りに
滴下した液滴4の体積Vの総和によって表わされる。ま
た、実際の輸液積算量は、輸液開始の時点からの滴下し
た液滴4の体積Vの総和によって表わされる。
次に、第4図に示した輸液装置の動作の概要を第5図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第5図は、輸液装置の動作を示すゼネラルフローチャー
トである。第5図において、第4図の輸液装置に電源が
投入されると、ステップS1において、演算制御部16
はイニシャライズ(初期化設定)を行なう。このイニシ
ャライズによって、演算制御部16は発光部6を駆動す
る。このため、発光部6は帯状の照射光(レーザ光)7
を発光する。また、演算制御部16は、速度制御信号を
ゼロにしてモータ駆動制御部25に供給することによ
り、輸液停止の状態を保持するとともに、輸液流量・積
算量表示部24などをリセット状態にする。
トである。第5図において、第4図の輸液装置に電源が
投入されると、ステップS1において、演算制御部16
はイニシャライズ(初期化設定)を行なう。このイニシ
ャライズによって、演算制御部16は発光部6を駆動す
る。このため、発光部6は帯状の照射光(レーザ光)7
を発光する。また、演算制御部16は、速度制御信号を
ゼロにしてモータ駆動制御部25に供給することによ
り、輸液停止の状態を保持するとともに、輸液流量・積
算量表示部24などをリセット状態にする。
次に、ステップS2において、演算制御部16は、輸液
流量設定部20に設定された輸液流量の設定値と、輸液
積算設定部21に設定された輸液積算量の設定値とを読
み取る。そして、演算制御部16は、輸液開始スイッチ
22からのオン信号を待つ待機状態になる。
流量設定部20に設定された輸液流量の設定値と、輸液
積算設定部21に設定された輸液積算量の設定値とを読
み取る。そして、演算制御部16は、輸液開始スイッチ
22からのオン信号を待つ待機状態になる。
次に、ステップS3において、輸液開始スイッチ22が
オン操作されて、オン信号が演算制御部16に供給され
ると、演算制御部16は、速度制御信号を所定値に設定
してモータ駆動制御部25に供給する。このため、モー
タ駆動制御部25は輸液駆動部26のモータを駆動し、
このモータの駆動によって、フィンガーが蠕動運動を開
始するから、輸液が実行される。
オン操作されて、オン信号が演算制御部16に供給され
ると、演算制御部16は、速度制御信号を所定値に設定
してモータ駆動制御部25に供給する。このため、モー
タ駆動制御部25は輸液駆動部26のモータを駆動し、
このモータの駆動によって、フィンガーが蠕動運動を開
始するから、輸液が実行される。
次に、発光部6は電源投入時(イニシャライズ時)に照
射光7を発光しているので、ステップS4において、受
光部9は液滴4の滴下に応じた信号を発生する。すなわ
ち、液滴検出が行なわれる。そして、受光部9の出力信
号が増幅部12に供給されるので、ステップS5におい
て、前述のようにラッチ15からピーク電圧viに対応
したディジタル信号(第2図のRに相当する)が演算制
御部16に供給されるととも、ラッチ19から時間幅検
出信号vwに対応したカウント値(第2図のtwに相当
する)が演算制御部16に供給される。つまり、増幅器
12の出力電圧の電圧波形幅とピーク電圧とが検出され
る。
射光7を発光しているので、ステップS4において、受
光部9は液滴4の滴下に応じた信号を発生する。すなわ
ち、液滴検出が行なわれる。そして、受光部9の出力信
号が増幅部12に供給されるので、ステップS5におい
て、前述のようにラッチ15からピーク電圧viに対応
したディジタル信号(第2図のRに相当する)が演算制
御部16に供給されるととも、ラッチ19から時間幅検
出信号vwに対応したカウント値(第2図のtwに相当
する)が演算制御部16に供給される。つまり、増幅器
12の出力電圧の電圧波形幅とピーク電圧とが検出され
る。
次に、ステップS6において、演算制御部16は、前記
(4)式に基づいて液滴4の体積Vを算出し、その体積
Vの単位時間当りの総和を演算することによって、実際
の輸液流量を算出し、さらに、輸液開始の時点からの液
滴4の体積Vを演算することによって、実際の輸液積算
量を算出する。そして、ステップS7において、演算し
た実際の輸液流量とその設定値とを比較するとともに、
演算した実際の輸液積算量とその設定値とを比較する。
(4)式に基づいて液滴4の体積Vを算出し、その体積
Vの単位時間当りの総和を演算することによって、実際
の輸液流量を算出し、さらに、輸液開始の時点からの液
滴4の体積Vを演算することによって、実際の輸液積算
量を算出する。そして、ステップS7において、演算し
た実際の輸液流量とその設定値とを比較するとともに、
演算した実際の輸液積算量とその設定値とを比較する。
次に、ステップS8において、ステップS7での比較結
果に基づいて、演算制御部16は液滴周期の異常を判定
する。そして、異常がなければ、ステップS9に移行
し、異常があれば、ステップS12に移行する。ステッ
プS9では、ステップS6で算出された実際の輸液流量
および輸液積算量のデータが、演算制御部16から輸液
流量・積算量表示部24に供給される。この結果、輸液
流量・積算量表示部24は輸液流量と輸液演算量とを表
示する。
果に基づいて、演算制御部16は液滴周期の異常を判定
する。そして、異常がなければ、ステップS9に移行
し、異常があれば、ステップS12に移行する。ステッ
プS9では、ステップS6で算出された実際の輸液流量
および輸液積算量のデータが、演算制御部16から輸液
流量・積算量表示部24に供給される。この結果、輸液
流量・積算量表示部24は輸液流量と輸液演算量とを表
示する。
次に、ステップS10では、演算制御部16は、演算し
た輸液流量および輸液積算量に基づいてその値が設定さ
れた速度制御信号をモータ駆動制御部25に供給する。
モータ駆動制御部25は輸液駆動部26を駆動制御す
る。
た輸液流量および輸液積算量に基づいてその値が設定さ
れた速度制御信号をモータ駆動制御部25に供給する。
モータ駆動制御部25は輸液駆動部26を駆動制御す
る。
次に、ステップS11において、演算制御部16は輸液
停止スイッチ23から供給される信号を判定する。そし
て、輸液停止スイッチ23の信号がオフ状態であれば、
ステップS4に戻って一連の処理を再び繰り返す。ま
た、輸液停止スイッチ24の信号がオン状態であれば、
演算制御部16は値をゼロに設定した速度制御信号をモ
ータ駆動制御部25に供給し、輸液が停止した後に、再
びステップS2に戻る。
停止スイッチ23から供給される信号を判定する。そし
て、輸液停止スイッチ23の信号がオフ状態であれば、
ステップS4に戻って一連の処理を再び繰り返す。ま
た、輸液停止スイッチ24の信号がオン状態であれば、
演算制御部16は値をゼロに設定した速度制御信号をモ
ータ駆動制御部25に供給し、輸液が停止した後に、再
びステップS2に戻る。
一方、ステップS8において、異常が判定された場合に
は、前述のとおりステップS12に移行する。そして、
このステップS12において、演算制御部16は、液滴
周期異常警報部27に異常発生を示す信号を供給する。
したがって、液滴周期異常警報部27は、ランプを点灯
するとともに、ブザーを鳴動させて警報音を発生させ
る。そして、ステップS13において、停止信号がモー
タ駆動制御部25に供給される。この結果、モータ駆動
制御部25は輸液駆動部26のモータを停止させるの
で、輸液は停止する。このステップS13の処理の後に
は、次の処理ルーチンへ移行するが、その説明は省略す
る。
は、前述のとおりステップS12に移行する。そして、
このステップS12において、演算制御部16は、液滴
周期異常警報部27に異常発生を示す信号を供給する。
したがって、液滴周期異常警報部27は、ランプを点灯
するとともに、ブザーを鳴動させて警報音を発生させ
る。そして、ステップS13において、停止信号がモー
タ駆動制御部25に供給される。この結果、モータ駆動
制御部25は輸液駆動部26のモータを停止させるの
で、輸液は停止する。このステップS13の処理の後に
は、次の処理ルーチンへ移行するが、その説明は省略す
る。
次に、上記した輸液装置の輸液制御システムによっても
たらされる一滴の液滴体積の特性について、第6図を用
いて説明する。
たらされる一滴の液滴体積の特性について、第6図を用
いて説明する。
第6図において、横軸は輸液の流量〔ml/h〕であ
り、縦軸は一滴の液滴体積〔ml〕である。そして、輸
液として高粘張度液が用いられ、輸液セットは一般に用
いられる15滴用のもの(1分間当りの液滴が約15個
になるように構成されたもの)である。図中の一点鎖線
は実測データ(真値)を示し、実線は前記(4)式によ
る液滴4の体積の計算値を示し、破線は液滴4を球状と
して体積を計算した従来例(前記特開昭59−1668
16号)の場合の計算値を示している。
り、縦軸は一滴の液滴体積〔ml〕である。そして、輸
液として高粘張度液が用いられ、輸液セットは一般に用
いられる15滴用のもの(1分間当りの液滴が約15個
になるように構成されたもの)である。図中の一点鎖線
は実測データ(真値)を示し、実線は前記(4)式によ
る液滴4の体積の計算値を示し、破線は液滴4を球状と
して体積を計算した従来例(前記特開昭59−1668
16号)の場合の計算値を示している。
第6図から分るように、液滴4の体積Vを前記(4)式
に基づいて計算した場合の方が、液滴4を球状とみなし
て体積を計算した場合よりも、実測データに近い。
に基づいて計算した場合の方が、液滴4を球状とみなし
て体積を計算した場合よりも、実測データに近い。
さらに、上記した輸液装置の輸液制御システムによって
もたらされる液滴体積の実測値(データ)と計算値との
差の特性について、第7図を用いて説明する。
もたらされる液滴体積の実測値(データ)と計算値との
差の特性について、第7図を用いて説明する。
第7図において、横軸は輸液の流量〔ml/h〕であ
り、縦軸は一滴当りの液滴体積の実測値と計算値との差
〔ml〕である。そして、輸液としては生理食塩水が用
いられ、輸液セットは第6図の場合に用いたものと同じ
15滴用のものである。図中の実線は前記(4)式によ
る液滴4の体積値の場合であり、破線は液滴4を球状と
して体積を計算した従来例の計算値の場合である。
り、縦軸は一滴当りの液滴体積の実測値と計算値との差
〔ml〕である。そして、輸液としては生理食塩水が用
いられ、輸液セットは第6図の場合に用いたものと同じ
15滴用のものである。図中の実線は前記(4)式によ
る液滴4の体積値の場合であり、破線は液滴4を球状と
して体積を計算した従来例の計算値の場合である。
第7図から分るように、液滴4の体積を前記(4)式に
基づいて計算した場合の方が、実測データとの差が少な
い。
基づいて計算した場合の方が、実測データとの差が少な
い。
なお、上記した実施例においては、発光部6は、レーザ
光を照射光7として発光するものであるが、同様に帯状
の光線が得られれば、特にレーザ光でなくても差支えな
い。また、帯状の光線を得るために、それらの出射端を
ライン状に並べた複数の光ファイバーを介して発光部6
からの照射光7を点滴管1に導くこともできる。
光を照射光7として発光するものであるが、同様に帯状
の光線が得られれば、特にレーザ光でなくても差支えな
い。また、帯状の光線を得るために、それらの出射端を
ライン状に並べた複数の光ファイバーを介して発光部6
からの照射光7を点滴管1に導くこともできる。
また、上記した実施例においては、受光部9がスリット
状の窓を有するが、このようなスリット状の窓を有する
代りに、ライン状の光センサ(ラインセンサ)を用いて
受光することもできる。
状の窓を有するが、このようなスリット状の窓を有する
代りに、ライン状の光センサ(ラインセンサ)を用いて
受光することもできる。
さらに上記した実施例においては、輸液駆動部26は蠕
動運動機構から構成されているが、ローラによる駆動機
構であってもよく、また、単にプランジャとアンピル
(膨出部)とからなるクランプ機構であってもよい。ま
た、輸液駆動部26の設置箇所が点滴管1の後位(点滴
管1と患者との間)になっているが、点滴管1の前位
(輸液ボトル10と点滴管1との間)に輸液駆動部26
を設置することもできる。
動運動機構から構成されているが、ローラによる駆動機
構であってもよく、また、単にプランジャとアンピル
(膨出部)とからなるクランプ機構であってもよい。ま
た、輸液駆動部26の設置箇所が点滴管1の後位(点滴
管1と患者との間)になっているが、点滴管1の前位
(輸液ボトル10と点滴管1との間)に輸液駆動部26
を設置することもできる。
以上において詳細に説明した本発明によれば、安価な輸
液セットを使用することができ、液体の粘性、輸液チュ
ーブの太さおよび点滴針の太さのバラツキ、長時間の使
用による輸液チューブの復元力の減衰、患者の血圧の変
動、注射針のはずれなどに左右されずに、正確に輸液量
を検出することができる。
液セットを使用することができ、液体の粘性、輸液チュ
ーブの太さおよび点滴針の太さのバラツキ、長時間の使
用による輸液チューブの復元力の減衰、患者の血圧の変
動、注射針のはずれなどに左右されずに、正確に輸液量
を検出することができる。
図面は、本発明による輸液装置の一実施例を示すもので
あって、第1図(a)および(b)は、上記輸液装置に用いら
れている輸液量検出装置の液滴センサ部の概略的な正面
図および平面図、第2図は、第1図の液滴センサ部にお
ける通過光の光減衰量を示す曲線図、第3図は、第1図
の液滴センサ部における液滴の実際の外形を示す曲線
図、第4図は、輸液装置全体のブロックダイアグラム、
第5図は、第4図の輸液装置の動作を示すゼネラルフロ
ーチャート、第6図は、1滴の液滴体積の実測値および
計算値を示す曲線図、第7図は、一滴当りの液滴体積の
実測値と計算値との差を示す曲線図である。 なお、図面に用いた符号において、 1……点滴管 2……点滴針 4……液滴 6……発光部 7……照射光 8……通過光 9……受光部 13……電圧ピーク検出部(ピーク検出手段) 16……演算制御部(演算手段) 18……電圧波形幅検出部(時間幅検出手段) 26……輸液駆動部 である。
あって、第1図(a)および(b)は、上記輸液装置に用いら
れている輸液量検出装置の液滴センサ部の概略的な正面
図および平面図、第2図は、第1図の液滴センサ部にお
ける通過光の光減衰量を示す曲線図、第3図は、第1図
の液滴センサ部における液滴の実際の外形を示す曲線
図、第4図は、輸液装置全体のブロックダイアグラム、
第5図は、第4図の輸液装置の動作を示すゼネラルフロ
ーチャート、第6図は、1滴の液滴体積の実測値および
計算値を示す曲線図、第7図は、一滴当りの液滴体積の
実測値と計算値との差を示す曲線図である。 なお、図面に用いた符号において、 1……点滴管 2……点滴針 4……液滴 6……発光部 7……照射光 8……通過光 9……受光部 13……電圧ピーク検出部(ピーク検出手段) 16……演算制御部(演算手段) 18……電圧波形幅検出部(時間幅検出手段) 26……輸液駆動部 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 照巳 埼玉県浦和市道場2丁目2番1号 アトム 株式会社浦和工場内 (72)発明者 松原 一雄 東京都文京区本郷3丁目18番15号 アトム 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】点滴針から滴下する液滴を所定の供給箇所
に供給するようにした輸液装置において、 上記液滴に照射されかつこの液滴の存在により変化した
照射光を受光してこの照射光に応じた電気信号を出力す
る液滴センサ部と、 この液滴センサ部の出力信号のピーク値を検出してこの
ピーク値に応じたピーク検出信号viを出力するピーク
検出手段と、 上記液滴センサ部の出力信号の波形幅を検出してこの波
形幅に応じた時間幅検出信号vwを出力する時間幅検出
手段と、 サインカーブの半波分(ただし、その波高を上記ピーク
検出信号viとしかつその波形幅を上記時間幅検出信号
vwとする)をこのサインカーブの基準線を中心として
回転させることにより得られる回転体の体積を実質的に
表わす式に、上記ピーク検出信号viおよび上記時間幅
検出信号vwの各検出値を実質的に代入することによっ
て、上記液滴の体積Vを演算する演算手段とをそれぞれ
具備することを特徴とする輸液量検出装置。 - 【請求項2】回転体の体積を実質的に表わす式が、 (ただし、kは輸液装置の状態により定まる定数、gは
重力加速度、hは点滴針の下端から液滴の光減衰量検出
地点までの距離) であることを特徴とする請求項1に記載の輸液量検出装
置。 - 【請求項3】輸液装置が点滴針から滴下する液滴の滴下
状態を制御する輸液駆動手段を具備し、 演算手段が、液滴の体積Vの演算結果に応じて上記輸液
駆動手段の駆動状態を制御することを特徴とする請求項
1または2に記載の輸液量検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026320A JPH0659310B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 輸液装置における輸液量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026320A JPH0659310B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 輸液装置における輸液量検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03231681A JPH03231681A (ja) | 1991-10-15 |
| JPH0659310B2 true JPH0659310B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=12190105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2026320A Expired - Lifetime JPH0659310B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 輸液装置における輸液量検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659310B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101528760B1 (ko) * | 2014-03-28 | 2015-06-16 | 최규동 | 약물의 프리밍 상태를 감지하는 방법 및 이를 적용한 주입 장치 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0742314U (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-04 | 奥西 忠弘 | 点滴管理装置 |
| IL128056A (en) * | 1999-01-14 | 2005-11-20 | S F M Sophisticated Water Mete | Liquid metering device |
| JP2013052284A (ja) * | 2012-12-18 | 2013-03-21 | Jms Co Ltd | 輸液装置 |
| WO2014130974A1 (en) * | 2013-02-25 | 2014-08-28 | Shift Labs, Inc. | Device, method, and system for monitoring the delivery of fluids through a drip chamber |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2026320A patent/JPH0659310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101528760B1 (ko) * | 2014-03-28 | 2015-06-16 | 최규동 | 약물의 프리밍 상태를 감지하는 방법 및 이를 적용한 주입 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03231681A (ja) | 1991-10-15 |
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