JPH0659338A - オーバーヘッドプロジェクタ - Google Patents
オーバーヘッドプロジェクタInfo
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- JPH0659338A JPH0659338A JP4966493A JP4966493A JPH0659338A JP H0659338 A JPH0659338 A JP H0659338A JP 4966493 A JP4966493 A JP 4966493A JP 4966493 A JP4966493 A JP 4966493A JP H0659338 A JPH0659338 A JP H0659338A
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Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿の浮き上がり、及び滑り落ちを防止す
る。 【構成】 オーバーヘッドプロジェクタには、フレネル
ユニット5が設けられ、この上に原稿2が載置される。
このフレネルユニット5は、下面をフレネル面25aに
したフレネル板25の上に、透明な静電吸着層23が一
体的に形成されている。この静電吸着層23は、導電性
被膜27と、これを覆う誘電保護層28とで構成されて
いる。この導電性被膜27は、対向配置された一対の電
極を構成し、これらに高電圧の直流が印加される。この
電圧印加で生じた静電界によって、原稿2がフレネルユ
ニット5上に吸着される。
る。 【構成】 オーバーヘッドプロジェクタには、フレネル
ユニット5が設けられ、この上に原稿2が載置される。
このフレネルユニット5は、下面をフレネル面25aに
したフレネル板25の上に、透明な静電吸着層23が一
体的に形成されている。この静電吸着層23は、導電性
被膜27と、これを覆う誘電保護層28とで構成されて
いる。この導電性被膜27は、対向配置された一対の電
極を構成し、これらに高電圧の直流が印加される。この
電圧印加で生じた静電界によって、原稿2がフレネルユ
ニット5上に吸着される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の画像をスクリー
ンに拡大投影するためのオーバーヘッドプロジェクタに
関し、更に詳しくは原稿をステージ上に静電吸着するオ
ーバーヘッドプロジェクタに関するものである。
ンに拡大投影するためのオーバーヘッドプロジェクタに
関し、更に詳しくは原稿をステージ上に静電吸着するオ
ーバーヘッドプロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーバーヘッドプロジェクタは、ステー
ジの上方に、投影レンズとミラーとを収納した投影ヘッ
ド部が配置されている。このステージ上に、透明シート
に文字や図形等を記録した原稿を載置すれば、この原稿
の画像が投影ヘッド部によってスクリーンに拡大投影さ
れる。このオーバーヘッドプロジェクタは、光源の位置
によって反射式と透過式とに分類される。反射式のもの
は、光源が投影ヘッド部内に設けられ、そしてステージ
の下面がフレネルミラーになっている。透過式のもの
は、ステージの下方にフレネルレンズと光源とが配置さ
れている。
ジの上方に、投影レンズとミラーとを収納した投影ヘッ
ド部が配置されている。このステージ上に、透明シート
に文字や図形等を記録した原稿を載置すれば、この原稿
の画像が投影ヘッド部によってスクリーンに拡大投影さ
れる。このオーバーヘッドプロジェクタは、光源の位置
によって反射式と透過式とに分類される。反射式のもの
は、光源が投影ヘッド部内に設けられ、そしてステージ
の下面がフレネルミラーになっている。透過式のもの
は、ステージの下方にフレネルレンズと光源とが配置さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオーバ
ーヘッドプロジェクタでは、ステージの上に原稿を単に
載せているだけであるから、カールしている原稿の場合
には、原稿の浮き上がりを防止するために、手で原稿を
伸ばすようにして、原稿をステージに密着させる作業が
必要であった。また、オーバーヘッドプロジェクタを斜
めに設置した場合にも、原稿の滑り落ちを防止するため
に、同様な作業が必要であった。
ーヘッドプロジェクタでは、ステージの上に原稿を単に
載せているだけであるから、カールしている原稿の場合
には、原稿の浮き上がりを防止するために、手で原稿を
伸ばすようにして、原稿をステージに密着させる作業が
必要であった。また、オーバーヘッドプロジェクタを斜
めに設置した場合にも、原稿の滑り落ちを防止するため
に、同様な作業が必要であった。
【0004】本発明は、原稿をステージに簡単に密着さ
せることができるようにしたオーバーヘッドプロジェク
タを提供することを目的とする。
せることができるようにしたオーバーヘッドプロジェク
タを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のオーバーヘッドプロジェクタは、片面がフ
レネル面のフレネル板と、このフレネル板の上面に形成
され、原稿を静電吸着する透明な静電吸着層とからフレ
ネルユニットを構成したものである。このフレネルユニ
ットは、静電吸着層側が原稿に向けて配置される。静電
吸着層は、対向配置された一対の電極を形成する導電性
被膜と、これを保護する誘電保護層とから構成されてい
る。
に、本発明のオーバーヘッドプロジェクタは、片面がフ
レネル面のフレネル板と、このフレネル板の上面に形成
され、原稿を静電吸着する透明な静電吸着層とからフレ
ネルユニットを構成したものである。このフレネルユニ
ットは、静電吸着層側が原稿に向けて配置される。静電
吸着層は、対向配置された一対の電極を形成する導電性
被膜と、これを保護する誘電保護層とから構成されてい
る。
【0006】フレネルユニットに載せられた原稿は、一
対の電極に発生した静電界によって吸着される。したが
って、カールした原稿でも全面がフレネルユニットの上
面に平坦に密着され、またフレネルユニットが傾いてい
ても原稿が滑り落ちることはない。
対の電極に発生した静電界によって吸着される。したが
って、カールした原稿でも全面がフレネルユニットの上
面に平坦に密着され、またフレネルユニットが傾いてい
ても原稿が滑り落ちることはない。
【0007】フレネル板は、透明なプラスチック、例え
ばポリメチルメタクリレート,アモルファスポリオレフ
ィンの成形品が用いられ、その下面又は上面にフレネル
面が形成されている。静電吸着層は、SiO2 等の透明
な下地層、又は透明なガラス層を介してフレネル板に形
成される。フレネル板の下面にフレネル面を形成した場
合には、その下面に補強板を一体的に設けるのがよい。
また、誘電保護層の上に導電性被膜を形成した場合に
は、これを絶縁するために透明ガラス層が層設される。
透明ガラス層は、0.8mm以下が望ましい。導電性被
膜は、透明な導電性液を塗布した後、熱硬化させること
により、又はマイクロ波プラズマスパッタ法を用いて形
成する。
ばポリメチルメタクリレート,アモルファスポリオレフ
ィンの成形品が用いられ、その下面又は上面にフレネル
面が形成されている。静電吸着層は、SiO2 等の透明
な下地層、又は透明なガラス層を介してフレネル板に形
成される。フレネル板の下面にフレネル面を形成した場
合には、その下面に補強板を一体的に設けるのがよい。
また、誘電保護層の上に導電性被膜を形成した場合に
は、これを絶縁するために透明ガラス層が層設される。
透明ガラス層は、0.8mm以下が望ましい。導電性被
膜は、透明な導電性液を塗布した後、熱硬化させること
により、又はマイクロ波プラズマスパッタ法を用いて形
成する。
【0008】導電性被膜は、対向配置された一対の電極
として用いられ、これらに1500V程度の高電圧が印
加される。この電源回路は、商用電源を直流に変換する
第1の整流器と、この直流で駆動され二次コイルに高電
圧の交流を発生する自走式ブロッキング発振器と、この
二次コイルに発生した交流を高電圧の直流に変換して一
対の電極に印加する第2の整流器と、一方の電極と直列
に接続され、短絡時の電流値を規制する抵抗とから構成
されている。この電源回路は、小型な装置で高電圧を発
生することができ、また一対の電極間の短絡電流は、人
体の安全を考慮して数mmA以下に抑えられている。
として用いられ、これらに1500V程度の高電圧が印
加される。この電源回路は、商用電源を直流に変換する
第1の整流器と、この直流で駆動され二次コイルに高電
圧の交流を発生する自走式ブロッキング発振器と、この
二次コイルに発生した交流を高電圧の直流に変換して一
対の電極に印加する第2の整流器と、一方の電極と直列
に接続され、短絡時の電流値を規制する抵抗とから構成
されている。この電源回路は、小型な装置で高電圧を発
生することができ、また一対の電極間の短絡電流は、人
体の安全を考慮して数mmA以下に抑えられている。
【0009】
【実施例】図2及び図3は、反射式のオーバーヘッドプ
ロジェクタを示すものである。このオーバーヘッドプロ
ジェクタは、原稿2を載置するステージ3と、このステ
ージ3上に投影光を照射する投影ヘッド部4とを備えて
いる。
ロジェクタを示すものである。このオーバーヘッドプロ
ジェクタは、原稿2を載置するステージ3と、このステ
ージ3上に投影光を照射する投影ヘッド部4とを備えて
いる。
【0010】ステージ3は、薄い箱形をしており、その
中にフレネルユニット5が取り付けられている。ステー
ジ3の端部には、2本の支柱6,7が回動自在に設けら
れ、図2に示すように起立した使用位置と、ステージ3
に近接する位置まで倒された不使用位置との間で変位す
る。使用位置では支柱6,7がロックされ、このロック
はツマミ8をまわすことで解除される。これらの支柱
6,7の先端には、投影ヘッド部4が回動自在に取り付
けられており、使用状態では支柱6,7に対してほぼ9
0度にセットされ、不使用状態では一対の支柱6,7の
間に入り込む。
中にフレネルユニット5が取り付けられている。ステー
ジ3の端部には、2本の支柱6,7が回動自在に設けら
れ、図2に示すように起立した使用位置と、ステージ3
に近接する位置まで倒された不使用位置との間で変位す
る。使用位置では支柱6,7がロックされ、このロック
はツマミ8をまわすことで解除される。これらの支柱
6,7の先端には、投影ヘッド部4が回動自在に取り付
けられており、使用状態では支柱6,7に対してほぼ9
0度にセットされ、不使用状態では一対の支柱6,7の
間に入り込む。
【0011】支柱6,7の外側には、内カバー10が固
定されており、支柱6,7と一緒に回動する。また、ス
テージ3には、外カバー11が蝶番12によって開閉自
在に取り付けられている。オーバーヘッドプロジェクタ
の不使用時には、支柱6,7がステージ3の上に重ねら
れ、2つのカバー10,11によって覆われる。この状
態では、全体が薄い箱形となり、簡単に携帯することが
できる。
定されており、支柱6,7と一緒に回動する。また、ス
テージ3には、外カバー11が蝶番12によって開閉自
在に取り付けられている。オーバーヘッドプロジェクタ
の不使用時には、支柱6,7がステージ3の上に重ねら
れ、2つのカバー10,11によって覆われる。この状
態では、全体が薄い箱形となり、簡単に携帯することが
できる。
【0012】投影ヘッド部4は、支柱6,7に対してほ
ぼ垂直となった位置でロックされる。このロックは、ツ
マミ13を回すことで解除される。投影ヘッド部4の奥
には、ハロゲンランプ14が配置され、これから放出さ
れた光がコンデンサレンズ15、ミラー16に入射す
る。このミラー16に入射した光は下方に反射され、ス
テージ3上にセットされた原稿2を照明する。
ぼ垂直となった位置でロックされる。このロックは、ツ
マミ13を回すことで解除される。投影ヘッド部4の奥
には、ハロゲンランプ14が配置され、これから放出さ
れた光がコンデンサレンズ15、ミラー16に入射す
る。このミラー16に入射した光は下方に反射され、ス
テージ3上にセットされた原稿2を照明する。
【0013】ミラー16の横には投影レンズ17が配置
されている。この投影レンズ17は、原稿2の画像を投
影ミラー18を介してスクリーン19に投影する。ま
た、この投影レンズ17は、ダイヤル20によって上下
に移動され、スクリーン19に投影された画像のピント
調節ができるようになっている。
されている。この投影レンズ17は、原稿2の画像を投
影ミラー18を介してスクリーン19に投影する。ま
た、この投影レンズ17は、ダイヤル20によって上下
に移動され、スクリーン19に投影された画像のピント
調節ができるようになっている。
【0014】フレネルユニット5は、その上面に載置さ
れた原稿2を静電吸着する機能を持っており、矩形の薄
板状をしている。このフレネルユニット5は、図1に示
すように、フレネルミラー22と、この上面に形成され
た透明な静電吸着層23と、フレネルミラー22の下面
に密着して設けられた補強板24とを一体化したもので
ある。なお、補強板24の材料としては、軽量化を図る
ためにアルミ板等が望ましい。
れた原稿2を静電吸着する機能を持っており、矩形の薄
板状をしている。このフレネルユニット5は、図1に示
すように、フレネルミラー22と、この上面に形成され
た透明な静電吸着層23と、フレネルミラー22の下面
に密着して設けられた補強板24とを一体化したもので
ある。なお、補強板24の材料としては、軽量化を図る
ためにアルミ板等が望ましい。
【0015】フレネルミラー22は、下面をフレネル面
25aとした透明なフレネル板25と、このフレネル面
25aにアルミニュウムを蒸着して形成した反射層26
とから構成されている。フレネル板25は、透明なガラ
スやプラスチック材料を用いて成形加工される。フレネ
ル板25の厚みは、0.5〜2mmが望ましい。
25aとした透明なフレネル板25と、このフレネル面
25aにアルミニュウムを蒸着して形成した反射層26
とから構成されている。フレネル板25は、透明なガラ
スやプラスチック材料を用いて成形加工される。フレネ
ル板25の厚みは、0.5〜2mmが望ましい。
【0016】静電吸着層23は、透明な導電性被膜27
と、これを保護する透明な誘電保護層28とから構成さ
れている。導電性被膜27は薄膜状の透明セラミックで
ある。このセラミックとしては、例えばSb2 O3 をド
ープしたSnO2 やSnO2をドープしたIn2 O
3 (ITO)等を用いるのが好適である。この導電性被
膜27の膜厚は、例えば0.02〜2μmである。被膜
形成方法としては、例えばスプレー法、加熱した蒸気を
ガラスに当て熱分解するCVD法、スパッタ法、真空蒸
着法、溶液を塗布してから熱硬化させる塗布法等が用い
られる。
と、これを保護する透明な誘電保護層28とから構成さ
れている。導電性被膜27は薄膜状の透明セラミックで
ある。このセラミックとしては、例えばSb2 O3 をド
ープしたSnO2 やSnO2をドープしたIn2 O
3 (ITO)等を用いるのが好適である。この導電性被
膜27の膜厚は、例えば0.02〜2μmである。被膜
形成方法としては、例えばスプレー法、加熱した蒸気を
ガラスに当て熱分解するCVD法、スパッタ法、真空蒸
着法、溶液を塗布してから熱硬化させる塗布法等が用い
られる。
【0017】誘電保護層28は、例えば、熱硬化性樹
脂、紫外線硬化樹脂、及び電子線硬化樹脂等の材料が用
いられる。紫外線硬化樹脂を用いる場合は、スピンコー
ト法、熱硬化性樹脂、及び電子線硬化樹脂を用いる場合
はディッピング法により1μm〜1mmの厚みで塗布さ
れる。なお、誘電保護層28を形成する別の方法として
は、蒸着法やスパッタ法を用い、厚みを100〜100
00Åにしてもよい。
脂、紫外線硬化樹脂、及び電子線硬化樹脂等の材料が用
いられる。紫外線硬化樹脂を用いる場合は、スピンコー
ト法、熱硬化性樹脂、及び電子線硬化樹脂を用いる場合
はディッピング法により1μm〜1mmの厚みで塗布さ
れる。なお、誘電保護層28を形成する別の方法として
は、蒸着法やスパッタ法を用い、厚みを100〜100
00Åにしてもよい。
【0018】導電性被膜27は、図4に示すように、対
向配置された一対の電極27a,27bを構成してい
る。この実施例では、各電極27a,27bの幅が1〜
5mmであり、1〜5mmの間隔で交互に配置された櫛
形をしている。これらの両極27a,27bには、ステ
ージ3に内蔵された電源回路30がコネクタを介して接
続されている。原稿固定スイッチ31をONにすると、
電源回路30によって、一対の電極27a,27bに3
00〜3000V,好ましくは1500Vの直流電圧が
印加される。
向配置された一対の電極27a,27bを構成してい
る。この実施例では、各電極27a,27bの幅が1〜
5mmであり、1〜5mmの間隔で交互に配置された櫛
形をしている。これらの両極27a,27bには、ステ
ージ3に内蔵された電源回路30がコネクタを介して接
続されている。原稿固定スイッチ31をONにすると、
電源回路30によって、一対の電極27a,27bに3
00〜3000V,好ましくは1500Vの直流電圧が
印加される。
【0019】次に、上記構成のオーバーヘッドプロジェ
クタの作用について説明する。オーバーヘッドプロジェ
クタを使用する場合は、図2に示すように支柱6,7を
起立させる。次に、投影ヘッド部4を支柱6,7の間か
ら引き出して、ステージ3とほぼ平行となった位置にロ
ックする。投影ミラー19を持ち上げて、ぼほ45度の
角度にセットする。電源スイッチ32をONにすれば、
ハロゲンランプ14が点灯するとともに、これから発生
した熱を逃がすための冷却ファン(図示せず)が作動す
る。
クタの作用について説明する。オーバーヘッドプロジェ
クタを使用する場合は、図2に示すように支柱6,7を
起立させる。次に、投影ヘッド部4を支柱6,7の間か
ら引き出して、ステージ3とほぼ平行となった位置にロ
ックする。投影ミラー19を持ち上げて、ぼほ45度の
角度にセットする。電源スイッチ32をONにすれば、
ハロゲンランプ14が点灯するとともに、これから発生
した熱を逃がすための冷却ファン(図示せず)が作動す
る。
【0020】原稿2をフレネルユニット5の上に載置し
た後に、原稿固定スイッチ31をONにする。電源回路
30は、100Vの商用電源を1500Vの直流電圧に
変換し、この高電圧を導電性被膜27の電極27a,2
7bに印加する。これらの電極間の静電容量によって、
電極27aは正に帯電され、電極27bは負に帯電され
る。この静電界によって吸着されるため、原稿2がフレ
ネルユニット5の上に平坦に保持される。
た後に、原稿固定スイッチ31をONにする。電源回路
30は、100Vの商用電源を1500Vの直流電圧に
変換し、この高電圧を導電性被膜27の電極27a,2
7bに印加する。これらの電極間の静電容量によって、
電極27aは正に帯電され、電極27bは負に帯電され
る。この静電界によって吸着されるため、原稿2がフレ
ネルユニット5の上に平坦に保持される。
【0021】図3に示すように、ハロゲンランプ14か
ら放出された照明光は、コンデンサレンズ15、ミラー
16を経て、フレネルユニット5上の原稿2に達する。
照明光は、原稿2を透過した後にフレネルユニット5に
入射する。このフレネルユニット5に入射した照明光
は、透明な静電吸着層23,フレネル板25を透過して
反射層26に達する。
ら放出された照明光は、コンデンサレンズ15、ミラー
16を経て、フレネルユニット5上の原稿2に達する。
照明光は、原稿2を透過した後にフレネルユニット5に
入射する。このフレネルユニット5に入射した照明光
は、透明な静電吸着層23,フレネル板25を透過して
反射層26に達する。
【0022】反射層26で反射された光は、フレネル板
25,静電吸着層23及び原稿2とを順に透過した後
に、投影レンズ17に入射する。この投影レンズ17を
通った光は、投影ミラー18で反射された後にスクリー
ン19に達し、このスクリーン19に原稿2の画像が拡
大投影される。なお、導電性被膜27の光透過率は80
%以上となっているから、それほど減光されることはな
い。
25,静電吸着層23及び原稿2とを順に透過した後
に、投影レンズ17に入射する。この投影レンズ17を
通った光は、投影ミラー18で反射された後にスクリー
ン19に達し、このスクリーン19に原稿2の画像が拡
大投影される。なお、導電性被膜27の光透過率は80
%以上となっているから、それほど減光されることはな
い。
【0023】原稿2を交換する場合には、原稿固定スイ
ッチ31をOFFする。この原稿固定スイッチ31がO
FFされると、導電性被膜27の両電極27a,27b
の電圧印加が停止するから、原稿2の静電吸着が解除さ
れる。
ッチ31をOFFする。この原稿固定スイッチ31がO
FFされると、導電性被膜27の両電極27a,27b
の電圧印加が停止するから、原稿2の静電吸着が解除さ
れる。
【0024】導電性被膜のセラミックとしては、例え
ば、SnO2 をドープしたIn2 O3(スズ含有酸化イン
ジウム(ITO)) を用いられる。なお、この場合に
は、透明な導電性液、例えばインキ状ITO分散液又は
コーティング液状ITO分散液等を塗布した後、熱硬化
させて導電性被膜を形成する。
ば、SnO2 をドープしたIn2 O3(スズ含有酸化イン
ジウム(ITO)) を用いられる。なお、この場合に
は、透明な導電性液、例えばインキ状ITO分散液又は
コーティング液状ITO分散液等を塗布した後、熱硬化
させて導電性被膜を形成する。
【0025】導電性液の塗布にはスクリーン印刷法が望
ましく、この場合には、粗さが270〜300メッシュ
マスク( メッシュの単位) 、厚みが3〜4μmとなった
スクリーンが用いられる。また、熱硬化は、40〜80
°C で15分乾燥させて行う。なお、インキ状ITO分
散液は、有機樹脂、例えば、ポリメチルメタクリレート
(PMMA)等の溶液中にITO微粉末(250Åサイ
ズ)を分散したものである。乾燥後の導電性被膜は、膜
厚が2〜3μm、表面抵抗値が0.5〜1KΩ/ □、光
透過率が80〜83%、ヘイズ又は曇価が10〜12%
である。インキ状ITO分散液の処方により、膜厚1μ
m以下、光透過率85%以上が可能である。
ましく、この場合には、粗さが270〜300メッシュ
マスク( メッシュの単位) 、厚みが3〜4μmとなった
スクリーンが用いられる。また、熱硬化は、40〜80
°C で15分乾燥させて行う。なお、インキ状ITO分
散液は、有機樹脂、例えば、ポリメチルメタクリレート
(PMMA)等の溶液中にITO微粉末(250Åサイ
ズ)を分散したものである。乾燥後の導電性被膜は、膜
厚が2〜3μm、表面抵抗値が0.5〜1KΩ/ □、光
透過率が80〜83%、ヘイズ又は曇価が10〜12%
である。インキ状ITO分散液の処方により、膜厚1μ
m以下、光透過率85%以上が可能である。
【0026】フレネル板25は、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)、もしくはアモルファスポリオレフィ
ン(APO)等の樹脂を用いるのが好適である。この場
合には、導電性被膜27を形成する時に、フレネル板2
5に熱を与えることができないため、低温で行えるマイ
クロ波プラズマスパッタ法が用いられる。
ート(PMMA)、もしくはアモルファスポリオレフィ
ン(APO)等の樹脂を用いるのが好適である。この場
合には、導電性被膜27を形成する時に、フレネル板2
5に熱を与えることができないため、低温で行えるマイ
クロ波プラズマスパッタ法が用いられる。
【0027】導電性被膜は、一対の電極が対向配置され
る形状であれば、櫛形以外であってもよい。図5に示す
フレネルユニット35では、導電性被膜36の電極36
a,36bが渦形に形成されている。このようなパター
ンは、エッチング処理で簡単に作ることができる。この
場合、渦形パターンをフレネル面の同心円パターンとち
ょうど重なり合うように合わせておけば、導電性被膜3
6のパターンが目立たなくなり、また導電性被膜36に
よる照明ムラを減らす上でも効果的である。また、渦巻
の代わりに、多数の同心円を所定間隔で形成し、偶数番
を+電極とし、奇数番をー電極としてもよい。
る形状であれば、櫛形以外であってもよい。図5に示す
フレネルユニット35では、導電性被膜36の電極36
a,36bが渦形に形成されている。このようなパター
ンは、エッチング処理で簡単に作ることができる。この
場合、渦形パターンをフレネル面の同心円パターンとち
ょうど重なり合うように合わせておけば、導電性被膜3
6のパターンが目立たなくなり、また導電性被膜36に
よる照明ムラを減らす上でも効果的である。また、渦巻
の代わりに、多数の同心円を所定間隔で形成し、偶数番
を+電極とし、奇数番をー電極としてもよい。
【0028】図6は、フレネルユニットの別の実施例を
示すものであり、図1と同じ部材には同じ符号を付して
ある。フレネルユニット40は、フレネルミラー22と
静電吸着層23との間に、透明な下地層41が形成され
ている。下地層41は、フレネルミラー22と静電吸着
層23との密着性を良好にするためのものであり、例え
ばSiO2 等の材料が用いられる。透明な導電性液とし
ては、前述したスズ含有酸化インジウム(ITO)を用
い、塗布した後に熱硬化させる。
示すものであり、図1と同じ部材には同じ符号を付して
ある。フレネルユニット40は、フレネルミラー22と
静電吸着層23との間に、透明な下地層41が形成され
ている。下地層41は、フレネルミラー22と静電吸着
層23との密着性を良好にするためのものであり、例え
ばSiO2 等の材料が用いられる。透明な導電性液とし
ては、前述したスズ含有酸化インジウム(ITO)を用
い、塗布した後に熱硬化させる。
【0029】図7に示すフレネルユニット43では、フ
レネルミラー22と静電吸着層23ととの間に透明なガ
ラス層44が設けられている。ガラス層44はフレネル
ユニット43自身に平面性と強度とを与えるものであ
り、例えば厚み0.5〜2mm程度のガラス板が用いら
れる。フレネル板25は、ポリメチルメタクリレート
(PMMA)、もしくはアモルファスポリオレフィン
(APO)等が用いられる。
レネルミラー22と静電吸着層23ととの間に透明なガ
ラス層44が設けられている。ガラス層44はフレネル
ユニット43自身に平面性と強度とを与えるものであ
り、例えば厚み0.5〜2mm程度のガラス板が用いら
れる。フレネル板25は、ポリメチルメタクリレート
(PMMA)、もしくはアモルファスポリオレフィン
(APO)等が用いられる。
【0030】フレネルユニット43は、ガラス層44の
上に導電性被膜27及び誘電保護層28とを形成し、ガ
ラス層44の下にフレネルミラー22が平坦面を上にし
た状態で透明な接着剤を介して接合される。なお、ガラ
ス層44を設けてあるため、補強板は省略されている。
また、導電性被膜の厚みは、500〜5000Åとする
のがよい。
上に導電性被膜27及び誘電保護層28とを形成し、ガ
ラス層44の下にフレネルミラー22が平坦面を上にし
た状態で透明な接着剤を介して接合される。なお、ガラ
ス層44を設けてあるため、補強板は省略されている。
また、導電性被膜の厚みは、500〜5000Åとする
のがよい。
【0031】図8に示すフレネルユニット45では、フ
レネル板46の上面をフレネル面46aとし、これに反
射層47を形成したフレネルミラー48が用いられてい
る。このフレネルミラー48上に、透明なガラス層49
が形成されている。このガラス層49は、薄いガラス板
を透明な接着剤で貼り合わせるか、又はガラス液を塗布
して形成することで作られる。ガラス層49は、フレネ
ルユニット45自身に平面性と強度とを与えるためのも
のであり、ガラス液を塗布して形成するする場合には、
0.2〜0.8mmの厚みとするのが好ましい。
レネル板46の上面をフレネル面46aとし、これに反
射層47を形成したフレネルミラー48が用いられてい
る。このフレネルミラー48上に、透明なガラス層49
が形成されている。このガラス層49は、薄いガラス板
を透明な接着剤で貼り合わせるか、又はガラス液を塗布
して形成することで作られる。ガラス層49は、フレネ
ルユニット45自身に平面性と強度とを与えるためのも
のであり、ガラス液を塗布して形成するする場合には、
0.2〜0.8mmの厚みとするのが好ましい。
【0032】ガラス層49としてガラス板を使用した場
合、このガラス層49の上に導電性被膜27及び誘電保
護層28とを順に層設し、そしてガラス層49の下にフ
レネルミラー48を貼り合わせる。また、フレネルミラ
ー48の上にガラス層49、導電性被膜27及び誘電保
護層28とを順に成膜して形成してもよい。なお、この
実施例では、フレネル面46aが上面となっているか
ら、フレネル板46を不透明な材料で作ることができ
る。また、導電性被膜27の厚みとしては、50Å〜1
0μm とするのがよい。
合、このガラス層49の上に導電性被膜27及び誘電保
護層28とを順に層設し、そしてガラス層49の下にフ
レネルミラー48を貼り合わせる。また、フレネルミラ
ー48の上にガラス層49、導電性被膜27及び誘電保
護層28とを順に成膜して形成してもよい。なお、この
実施例では、フレネル面46aが上面となっているか
ら、フレネル板46を不透明な材料で作ることができ
る。また、導電性被膜27の厚みとしては、50Å〜1
0μm とするのがよい。
【0033】図9に示すフレネルユニット52は、ガラ
ス層53の上に、導電性皮膜27と誘電保護層28とを
順次に形成してから、ガラス層53が上、すなわち原稿
9面側になるように向きを変え、誘電保護層28とフレ
ネルミラー48とを透明な接着材を介して接合してあ
る。このガラス層53としては、厚みが0.2〜0.8
mmのガラス板が用いられる。
ス層53の上に、導電性皮膜27と誘電保護層28とを
順次に形成してから、ガラス層53が上、すなわち原稿
9面側になるように向きを変え、誘電保護層28とフレ
ネルミラー48とを透明な接着材を介して接合してあ
る。このガラス層53としては、厚みが0.2〜0.8
mmのガラス板が用いられる。
【0034】交流を直流に変換するには、低周波トラン
スと整流器とが用いられるが、本実施例のように150
0Vの高電圧を得るには、トランスに銅芯を用いるとと
もに、コイルの巻線数を極端に多くしなければならな
い。これは、トランスの大型化と、重量化を招くことに
なるから、携帯形のオーバーヘッドプロジェクタには不
適当である。
スと整流器とが用いられるが、本実施例のように150
0Vの高電圧を得るには、トランスに銅芯を用いるとと
もに、コイルの巻線数を極端に多くしなければならな
い。これは、トランスの大型化と、重量化を招くことに
なるから、携帯形のオーバーヘッドプロジェクタには不
適当である。
【0035】図10は、小型・軽量化した電源回路30
を示すものである。原稿固定スイッチ31と直列にヒュ
ーズ60が接続されており、規定の電流値例えば200
mAを越える電流が流れたときに、電源回路30を断線
させる。ノイズフイルタ61は、容量が小さい2個のコ
ンデンサ62と、2個のコイル63とから構成されてい
る。このノイズフイルタ61は、商用電源(100Vの
交流)に含まれた高周波のノイズを吸収する他に、電源
回路30で発生したノイズも吸収し、商用電源にノイズ
を与えないようにしている。
を示すものである。原稿固定スイッチ31と直列にヒュ
ーズ60が接続されており、規定の電流値例えば200
mAを越える電流が流れたときに、電源回路30を断線
させる。ノイズフイルタ61は、容量が小さい2個のコ
ンデンサ62と、2個のコイル63とから構成されてい
る。このノイズフイルタ61は、商用電源(100Vの
交流)に含まれた高周波のノイズを吸収する他に、電源
回路30で発生したノイズも吸収し、商用電源にノイズ
を与えないようにしている。
【0036】ノイズがカットされた交流は、4個のダイ
オードをブリッジ結線した整流回路64に送られ、ここ
で脈流に変換される。この脈流は、4個のコンデンサを
直列接続した平滑化回路65で平滑化され、130〜1
40Vの直流になる。なお、平滑化回路65は、1個の
容量の大きな1個のコンデンサでもよいが、耐圧を高め
るために、容量の小さな4個のコンデンサを直列接続し
ている。
オードをブリッジ結線した整流回路64に送られ、ここ
で脈流に変換される。この脈流は、4個のコンデンサを
直列接続した平滑化回路65で平滑化され、130〜1
40Vの直流になる。なお、平滑化回路65は、1個の
容量の大きな1個のコンデンサでもよいが、耐圧を高め
るために、容量の小さな4個のコンデンサを直列接続し
ている。
【0037】低圧の直流を1500Vの直流に変換する
ために、トランス67とトランジスタ68とからなる自
走式ブロッキング発振器が用いられている。このトラン
ス67は、フェライト等の軽量なコア67aと、一次コ
イル67b,二次コイル67c,三次コイル67dとか
ら構成されている。
ために、トランス67とトランジスタ68とからなる自
走式ブロッキング発振器が用いられている。このトラン
ス67は、フェライト等の軽量なコア67aと、一次コ
イル67b,二次コイル67c,三次コイル67dとか
ら構成されている。
【0038】一次コイル67bには、ノイズ吸収回路6
9が並列に接続されており、一次コイル67bに発生し
た高周波のノイズを再び一次コイル67bへ流すること
で吸収している。抵抗70は、トランジスタ68を最初
にONさせるためのものである。また、トランジスタ7
1は、トランジスタ68のエミッタに2mA以上の電流
が流れたときに、トランジスタ68を強制的にOFFさ
せ、入力回路の過電流を防止する。
9が並列に接続されており、一次コイル67bに発生し
た高周波のノイズを再び一次コイル67bへ流すること
で吸収している。抵抗70は、トランジスタ68を最初
にONさせるためのものである。また、トランジスタ7
1は、トランジスタ68のエミッタに2mA以上の電流
が流れたときに、トランジスタ68を強制的にOFFさ
せ、入力回路の過電流を防止する。
【0039】ツェナーダイオード72と、電解コンデン
サ73は、トランジスタ68の印加電圧を設定するため
のものであり、電解コンデンサ73の容量によって発振
周波数が決められる。ダイオード74と抵抗75の直列
回路は、三次コイル67dに発生した電圧をトランジス
タ68に帰還する帰還回路を構成している。なお、符号
76はスピードアップコンデンサであり、符号77は放
電用ダイオードである。
サ73は、トランジスタ68の印加電圧を設定するため
のものであり、電解コンデンサ73の容量によって発振
周波数が決められる。ダイオード74と抵抗75の直列
回路は、三次コイル67dに発生した電圧をトランジス
タ68に帰還する帰還回路を構成している。なお、符号
76はスピードアップコンデンサであり、符号77は放
電用ダイオードである。
【0040】二次コイル67cに発生した交流は、ダイ
オード78で半波整流され、次にコンデンサ79で平滑
化されて1500Vの直流に変換される。この高電圧の
直流が導電性被膜で構成した一対の電極に印加される。
無負荷の場合には、二次コイル67cに電流が流れない
ために、自走式ブロッキング発振器の作動が不安定とな
るので、コンデンサ79と並列にダミー抵抗80が接続
してある。
オード78で半波整流され、次にコンデンサ79で平滑
化されて1500Vの直流に変換される。この高電圧の
直流が導電性被膜で構成した一対の電極に印加される。
無負荷の場合には、二次コイル67cに電流が流れない
ために、自走式ブロッキング発振器の作動が不安定とな
るので、コンデンサ79と並列にダミー抵抗80が接続
してある。
【0041】電源回路30は、コネクタを介して一対の
電極に接続されているが、このコネクタの接続が不充分
であると、感電する危険がある。また、誘電保護層に傷
が付いて導電性被膜が露出すると、やはり感電するおそ
れがある。この感電を防止して人体の安全を図るため
に、出力短絡時の保護のための抵抗81が設けられてい
る。人体の感知電流は、性別にもよるが、3.5mA程
度である。そこで、感電した時の電流を1.5mA程度
にするために、抵抗81の抵抗値を1Mオームとしてい
る。
電極に接続されているが、このコネクタの接続が不充分
であると、感電する危険がある。また、誘電保護層に傷
が付いて導電性被膜が露出すると、やはり感電するおそ
れがある。この感電を防止して人体の安全を図るため
に、出力短絡時の保護のための抵抗81が設けられてい
る。人体の感知電流は、性別にもよるが、3.5mA程
度である。そこで、感電した時の電流を1.5mA程度
にするために、抵抗81の抵抗値を1Mオームとしてい
る。
【0042】次に、電源回路の作用について簡単に説明
する。原稿固定スイッチ31をONにすれば、100V
の交流が整流器64で130〜140Vの直流に変換さ
れる。この直流によって、トランジスタ68のベースに
は、抵抗70を介してベース電流が流れ始めるから、ト
ランジスタ68がON状態となり、一次コイル67bを
介してコレクタ電流が流れ始める。
する。原稿固定スイッチ31をONにすれば、100V
の交流が整流器64で130〜140Vの直流に変換さ
れる。この直流によって、トランジスタ68のベースに
は、抵抗70を介してベース電流が流れ始めるから、ト
ランジスタ68がON状態となり、一次コイル67bを
介してコレクタ電流が流れ始める。
【0043】抵抗70を通った電流は、ツェナーダイオ
ード72を介して電解コンデンサ73に流れてこれを充
電するから、トランジスタ68はON状態に入る。この
時点で、ダイオード78側が負の極性となった逆起電力
が二次コイル67cに発生する。これに伴って、三次コ
イル67dには、ダイオード74側が正となった電圧が
発生し、トランジスタ68にベース電流が供給されるか
ら、トランジスタ68のコレクタ電流が更に増大する。
ード72を介して電解コンデンサ73に流れてこれを充
電するから、トランジスタ68はON状態に入る。この
時点で、ダイオード78側が負の極性となった逆起電力
が二次コイル67cに発生する。これに伴って、三次コ
イル67dには、ダイオード74側が正となった電圧が
発生し、トランジスタ68にベース電流が供給されるか
ら、トランジスタ68のコレクタ電流が更に増大する。
【0044】トランス67の一次コイル67bには、徐
々に増大するコレクタ電流が流れるから、二次コイル6
7cには巻線比に応じた高い電圧が発生する。この高電
圧は、ダイオード78,コンデンサ79によって直流に
変換される。この直流は、抵抗81を介して導電性被膜
で構成した一対の電極29a,29bに印加される。し
かし、抵抗70を通る電流は一定値であるから、トラン
ジスタ68のコレクタ電流が飽和状態となる。
々に増大するコレクタ電流が流れるから、二次コイル6
7cには巻線比に応じた高い電圧が発生する。この高電
圧は、ダイオード78,コンデンサ79によって直流に
変換される。この直流は、抵抗81を介して導電性被膜
で構成した一対の電極29a,29bに印加される。し
かし、抵抗70を通る電流は一定値であるから、トラン
ジスタ68のコレクタ電流が飽和状態となる。
【0045】三次コイル67dからベース電流が供給さ
れなくなるから、トランジスタ68のコレクタ電流が急
速に減少する。二次コイル67cのエネルギーが「0」
となると、バックスイングによって二次コイル67cに
はダイオード78側が正となる電流が発生する。再び、
二次コイル67cに逆起電力が発生するから、三次コイ
ル67dからベース電流の供給が開始される。このよう
にして、自走式ブロッキング発振器が発振を継続し、二
次コイル67cに高い電圧を発生する。
れなくなるから、トランジスタ68のコレクタ電流が急
速に減少する。二次コイル67cのエネルギーが「0」
となると、バックスイングによって二次コイル67cに
はダイオード78側が正となる電流が発生する。再び、
二次コイル67cに逆起電力が発生するから、三次コイ
ル67dからベース電流の供給が開始される。このよう
にして、自走式ブロッキング発振器が発振を継続し、二
次コイル67cに高い電圧を発生する。
【0046】自走式ブロッキング発振器の発振中に、エ
ミッタ電流が所定値を越えると、トランジスタ71がO
Nするから、トランジスタ68のベース電圧が低下して
OFFする。このトランジスタ68がOFFすると、ト
ランジスタ71もOFFする。この後は、抵抗70によ
ってトランジスタ68が再びONするから、自走式ブロ
ッキング発振器は発振を再開する。
ミッタ電流が所定値を越えると、トランジスタ71がO
Nするから、トランジスタ68のベース電圧が低下して
OFFする。このトランジスタ68がOFFすると、ト
ランジスタ71もOFFする。この後は、抵抗70によ
ってトランジスタ68が再びONするから、自走式ブロ
ッキング発振器は発振を再開する。
【0047】上記実施例は、光源がステージの上に配置
される反射式のオーバーヘッドプロジェクタであるが、
本発明は透過式のオーバーヘッドプロジェクタにも利用
することができる。この透過式では、透明なフレネルレ
ンズが用いられ、その下に45度に傾斜したミラーが配
置され、光源から放出された光がミラーを介してフレネ
ルレンズに入射する。
される反射式のオーバーヘッドプロジェクタであるが、
本発明は透過式のオーバーヘッドプロジェクタにも利用
することができる。この透過式では、透明なフレネルレ
ンズが用いられ、その下に45度に傾斜したミラーが配
置され、光源から放出された光がミラーを介してフレネ
ルレンズに入射する。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、フレネルユニットに透明な静電吸着層を設けたか
ら、原稿の滑り落ちや、原稿の浮き上がりを防止するこ
とができる。また、スイッチの操作だけで原稿が吸着保
持されるから、原稿のセットが簡単となる。更に、原稿
の全面を一様に吸着するから、スクリーン上に投影され
る画像のピント精度が向上する。更にまた、フレネル板
と静電吸着層とを一体化したから、組立や交換を簡単に
行うことができる。静電吸着層の電源回路として、自蔵
式ブロッキング発振器を用いたから、低周波トランスを
使用した場合に比べて、小型・軽量化することができ
る。
は、フレネルユニットに透明な静電吸着層を設けたか
ら、原稿の滑り落ちや、原稿の浮き上がりを防止するこ
とができる。また、スイッチの操作だけで原稿が吸着保
持されるから、原稿のセットが簡単となる。更に、原稿
の全面を一様に吸着するから、スクリーン上に投影され
る画像のピント精度が向上する。更にまた、フレネル板
と静電吸着層とを一体化したから、組立や交換を簡単に
行うことができる。静電吸着層の電源回路として、自蔵
式ブロッキング発振器を用いたから、低周波トランスを
使用した場合に比べて、小型・軽量化することができ
る。
【図1】フレネルユニットの要部断面図である。
【図2】オーバーヘッドプロジェクタの斜視図である。
【図3】オーバーヘッドプロジェクタの断面図である。
【図4】櫛形の電極を示す説明図である。
【図5】渦巻形の電極を示す説明図である。
【図6】静電吸着層とフレネルミラーとの間に下地層を
設けた実施例を示す要部断面図である。
設けた実施例を示す要部断面図である。
【図7】静電吸着層とフレネルミラーとの間にガラス層
を設けた実施例を示す要部断面図である。
を設けた実施例を示す要部断面図である。
【図8】図7のフレネルミラーのミラー面を上側にした
実施例を示す要部断面図である。
実施例を示す要部断面図である。
【図9】フレネルミラーとガラス層との間に静電吸着層
を設けた実施例を示す要部断面図である。
を設けた実施例を示す要部断面図である。
【図10】電源回路の回路図である。
2 原稿 3 ステージ 4 投影ヘッド部 5,35,40,43,45,52 フレネルユニット 22,48 フレネルミラー 23 静電吸着層 24 補強板 25,46 フレネル板 25a,46a フレネル面 27,36 導電性被膜 27a,27b,36a,36b 電極 28 誘電保護層 41 下地層 44,49,53 ガラス層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平4−152450 (32)優先日 平4(1992)6月11日 (33)優先権主張国 日本(JP)
Claims (16)
- 【請求項1】 原稿の画像をスクリーンに投影するオー
バーヘッドプロジェクタにおいて、片面をフレネル面に
形成したフレネル板と、このフレネル板の上に形成され
原稿を静電吸着する透明な静電吸着層とからフレネルユ
ニットを構成し、このフレネルユニットは静電吸着層側
が原稿に向けて配置されており、前記静電吸着層は、対
向配置された一対の電極を形成する導電性被膜と、これ
を覆う誘電保護層とから構成されていることを特徴とす
るオーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項2】 前記フレネル板は、下面がフレネル面で
あることを特徴とする請求項1記載のオーバーヘッドプ
ロジェクタ。 - 【請求項3】 前記フレネル板の上に透明な下地層が成
形され、この上に導電性被膜が形成されていることを特
徴とする請求項2記載のオーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項4】 前記フレネル板と静電吸着層との間に、
透明なガラス層を設け、この上に導電性被膜を形成した
ことを特徴とする請求項2記載のオーバーヘッドプロジ
ェクタ。 - 【請求項5】 前記フレネル面の下に補強板を一体的に
設けたことを特徴とする請求項3又は4記載のオーバー
ヘッドプロジェクタ。 - 【請求項6】 前記導電性被膜は、透明な導電性液を塗
布した後、熱硬化させることで形成したことを特徴とす
る請求項3ないし5いずれか記載のオーバーヘッドプロ
ジェクタ。 - 【請求項7】 前記フレネル板は、透明なポリメチルメ
タクリレート、又はアモルファスポリオレフィンで成形
したことを特徴とする請求項3ないし5いずれか記載の
オーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項8】 前記導電性被膜はマイクロ波プラズマス
パッタ法を用いて形成したことを特徴とする請求項7記
載のオーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項9】 前記フレネル板は、上面がフレネル面で
あることを特徴とする請求項1記載のオーバーヘッドプ
ロジェクタ。 - 【請求項10】 前記フレネル板と静電吸着層との間に
透明ガラス層が形成され、この透明ガラス層の上に導電
性被膜が形成されていることを特徴とする請求項9記載
のオーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項11】 前記静電吸着層は、フレネル板に対面
するように配置され、この静電吸着層の上に透明なガラ
ス層が配置されていることを特徴とする請求項9記載の
オーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項12】 前記ガラス層は、厚みが0.8mm 以下で
あることを特徴とする請求項10又は11記載のオーバ
ーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項13】 前記導電性被膜は、透明な導電性液を
塗布した後、熱硬化させることで形成したことを特徴と
する請求項10ないし12いずれか記載のオーバーヘッ
ドプロジェクタ。 - 【請求項14】 前記フレネル板は、透明なポリメチル
メタクリレート、もしくはアモルファスポリオレフィン
で成形したことを特徴とする請求項10ないし12いず
れか記載のオーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項15】 前記導電性被膜はマイクロ波プラズマ
スパッタ法を用いて形成したことを特徴とする請求項1
4記載のオーバーヘッドプロジェクタ。 - 【請求項16】 商用電源を直流に変換する第1の整流
器と、この直流で駆動され二次コイルに高電圧の交流を
発生する自走式ブロッキング発振器と、この二次コイル
に発生した交流を高電圧の直流に変換して一対の電極に
印加する第2の整流器と、一方の電極と直列に接続さ
れ、短絡時の電流値を規制する抵抗とからなる電源回路
を設けたことを特徴とする請求項1ないし15いずれか
記載のオーバーヘッドプロジェクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4966493A JPH0659338A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-10 | オーバーヘッドプロジェクタ |
| US08/034,463 US5317350A (en) | 1992-03-19 | 1993-03-19 | Overhead projector |
Applications Claiming Priority (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-63937 | 1992-03-19 | ||
| JP6393792 | 1992-03-19 | ||
| JP1493592 | 1992-03-19 | ||
| JP4-14935 | 1992-06-11 | ||
| JP15244992 | 1992-06-11 | ||
| JP4-152450 | 1992-06-11 | ||
| JP4-152449 | 1992-06-11 | ||
| JP15245092 | 1992-06-11 | ||
| JP4966493A JPH0659338A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-10 | オーバーヘッドプロジェクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659338A true JPH0659338A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=27519657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4966493A Pending JPH0659338A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-10 | オーバーヘッドプロジェクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659338A (ja) |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP4966493A patent/JPH0659338A/ja active Pending
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