JPH0659361A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents
ハロゲン化銀カラー写真感光材料Info
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- JPH0659361A JPH0659361A JP23151292A JP23151292A JPH0659361A JP H0659361 A JPH0659361 A JP H0659361A JP 23151292 A JP23151292 A JP 23151292A JP 23151292 A JP23151292 A JP 23151292A JP H0659361 A JPH0659361 A JP H0659361A
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- silver halide
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- silver
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高感度で、優れた粒状性、鮮鋭性、さらには
経時安定性を付与する。 【構成】 乳剤層に、粒子表面の60%以上が(10
0)面である正常晶粒子を含む乳剤、および下記一般式
(1)または一般式(2)で表わされる化合物を含有す
る、支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を
有するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式(1) A−(L1 )j −(L2 )m −[(L3 )n −PUG]s 一般式(2) A−L4 −L5 −PUG 式中、Aはカプラー残基又は酸化還元基を表わし、L1
及びL3 は2価のタイミング基、L2 は3価以上のタイ
ミング基、L4 及びL5 は例えば−OCO−基、PUG
は写真性有用基を表わす。
経時安定性を付与する。 【構成】 乳剤層に、粒子表面の60%以上が(10
0)面である正常晶粒子を含む乳剤、および下記一般式
(1)または一般式(2)で表わされる化合物を含有す
る、支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を
有するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式(1) A−(L1 )j −(L2 )m −[(L3 )n −PUG]s 一般式(2) A−L4 −L5 −PUG 式中、Aはカプラー残基又は酸化還元基を表わし、L1
及びL3 は2価のタイミング基、L2 は3価以上のタイ
ミング基、L4 及びL5 は例えば−OCO−基、PUG
は写真性有用基を表わす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀カラー写真
感光材料に係り、詳しくは高感度で、粒状性、鮮鋭性に
優れ、さらに経時安定性に優れたハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関する。
感光材料に係り、詳しくは高感度で、粒状性、鮮鋭性に
優れ、さらに経時安定性に優れたハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】写真用のハロゲン化銀乳剤に求められる
基本性能は高感度でかぶりが低くかつ粒状が細かいこと
である。
基本性能は高感度でかぶりが低くかつ粒状が細かいこと
である。
【0003】ハロゲン化銀写真感光材料を構成するハロ
ゲン化銀乳剤には、立方体、八面体、14面体、菱12
面体などの正常晶乳剤、平板粒子など2重双晶を含む双
晶乳剤などさまざまな外形を持つ乳剤が知られている。
ゲン化銀乳剤には、立方体、八面体、14面体、菱12
面体などの正常晶乳剤、平板粒子など2重双晶を含む双
晶乳剤などさまざまな外形を持つ乳剤が知られている。
【0004】この中で、双晶乳剤である平板粒子は、そ
の外形による光散乱が小さい、比表面積が大きく多量の
増感色素が使用可能であり分光増感効率が高い、という
特徴を持つ。一方の正常晶乳剤は、その等方的な構造に
より、多重構造などの粒子形成を意図どうりに容易に行
える、比較的簡単に単分散化が可能であり粒子間で均一
な分光増感、化学増感を行うことができる、などの特徴
を有し、乳剤の量子感度を高め、硬調かつ発色濃度の高
い乳剤を提供する目的に対して適した乳剤である。
の外形による光散乱が小さい、比表面積が大きく多量の
増感色素が使用可能であり分光増感効率が高い、という
特徴を持つ。一方の正常晶乳剤は、その等方的な構造に
より、多重構造などの粒子形成を意図どうりに容易に行
える、比較的簡単に単分散化が可能であり粒子間で均一
な分光増感、化学増感を行うことができる、などの特徴
を有し、乳剤の量子感度を高め、硬調かつ発色濃度の高
い乳剤を提供する目的に対して適した乳剤である。
【0005】正常晶乳剤における代表的な乳剤は、表面
が(100)面により構成される立方体乳剤と表面が
(111)面により構成される八面体乳剤である。この
2種の乳剤に関しては古くより様々な基礎的な研究が行
われてきたが、Photogr.Sci.Eng.1
8:215−225(1974)において谷が述べてい
るように、(100)面を持つ立方体乳剤の方が八面体
に比べて増感色素を吸着させたときの固有減感が小さい
ことが知られており、立方体の方が色増感乳剤として優
れていると考えられている。
が(100)面により構成される立方体乳剤と表面が
(111)面により構成される八面体乳剤である。この
2種の乳剤に関しては古くより様々な基礎的な研究が行
われてきたが、Photogr.Sci.Eng.1
8:215−225(1974)において谷が述べてい
るように、(100)面を持つ立方体乳剤の方が八面体
に比べて増感色素を吸着させたときの固有減感が小さい
ことが知られており、立方体の方が色増感乳剤として優
れていると考えられている。
【0006】乳剤の感度を高めるためには、(1)一つ
の粒子に吸収される光子数を増加させること、(2)光
吸収により発生した光電子が銀クラスター(潜像)に変
換する効率を高めること、及び(3)できた潜像を有効
に利用するために現像活性を高めることが必要である。
大サイズ化は一つの粒子の吸収光子数を増加させるが、
画質を低下させる。現像活性を高めることも感度を高め
るのに有効な手段であるが、カラー現像のようなパラレ
ル型の現像の場合には一般に粒状悪化を伴なう。粒状悪
化を伴なわずに感度増加させるには光電子を潜像に変換
する効率を高めることつまり量子感度を高めることが一
番好ましい。量子感度を高めるためには再結合、潜像分
散などの非効率過程をできるだけ除去する必要がある。
現像活性のない小さな銀核をハロゲン化銀の内部あるい
は表面に作る還元増感の方法が再結合を防止するのに有
効であることが知られている。
の粒子に吸収される光子数を増加させること、(2)光
吸収により発生した光電子が銀クラスター(潜像)に変
換する効率を高めること、及び(3)できた潜像を有効
に利用するために現像活性を高めることが必要である。
大サイズ化は一つの粒子の吸収光子数を増加させるが、
画質を低下させる。現像活性を高めることも感度を高め
るのに有効な手段であるが、カラー現像のようなパラレ
ル型の現像の場合には一般に粒状悪化を伴なう。粒状悪
化を伴なわずに感度増加させるには光電子を潜像に変換
する効率を高めることつまり量子感度を高めることが一
番好ましい。量子感度を高めるためには再結合、潜像分
散などの非効率過程をできるだけ除去する必要がある。
現像活性のない小さな銀核をハロゲン化銀の内部あるい
は表面に作る還元増感の方法が再結合を防止するのに有
効であることが知られている。
【0007】還元増感の試みは古くから検討されてい
る。Carroll(キャロル)は米国特許第2,48
7,850号において錫化合物が、Lowe(ロウエ)
らは同第2,512,925号においてポリアミン化合
物が、Fallens(ファーレンス)らは英国特許第
789,823号において2酸化チオ尿素系の化合物が
還元増感剤として有用であることを開示している。さら
にCollier(コリアー)はPhotograph
ic Science and Engineerin
g 23巻113ページ(1979)において色々な還
元増感方法によって作られた銀核の性質を比較してい
る。彼女はジメチルアミンボラン、塩化第一錫、ヒドラ
ジン、高いpH熟成、低pAg熟成を行なう方法を採用
した。還元増感の方法はさらに米国特許第2,518,
698号、同第3,201,254号、同第3,41
1,917号、同第3,779,777号、同第3,9
30,867号にも開示されている。還元増感剤の選択
だけでなく、還元剤の使用方法に関しては、特公昭57
−33572号、同58−1410号、特開昭57−1
79835号などに開示されている。さらに還元増感し
た乳剤の保存性を改良する技術に関しても特開昭57−
82831号、同60−178445号に開示されてい
る。また、より有効な還元増感の方法が特開平2−10
5139号に提案されている。
る。Carroll(キャロル)は米国特許第2,48
7,850号において錫化合物が、Lowe(ロウエ)
らは同第2,512,925号においてポリアミン化合
物が、Fallens(ファーレンス)らは英国特許第
789,823号において2酸化チオ尿素系の化合物が
還元増感剤として有用であることを開示している。さら
にCollier(コリアー)はPhotograph
ic Science and Engineerin
g 23巻113ページ(1979)において色々な還
元増感方法によって作られた銀核の性質を比較してい
る。彼女はジメチルアミンボラン、塩化第一錫、ヒドラ
ジン、高いpH熟成、低pAg熟成を行なう方法を採用
した。還元増感の方法はさらに米国特許第2,518,
698号、同第3,201,254号、同第3,41
1,917号、同第3,779,777号、同第3,9
30,867号にも開示されている。還元増感剤の選択
だけでなく、還元剤の使用方法に関しては、特公昭57
−33572号、同58−1410号、特開昭57−1
79835号などに開示されている。さらに還元増感し
た乳剤の保存性を改良する技術に関しても特開昭57−
82831号、同60−178445号に開示されてい
る。また、より有効な還元増感の方法が特開平2−10
5139号に提案されている。
【0008】一方、画質に関しては、特に鮮鋭性を改良
する方法の1つの手段として現像抑制剤もしくはそのプ
レカーサー放出化合物(以下DIR化合物と略称する)
を使用することがよく知られている。
する方法の1つの手段として現像抑制剤もしくはそのプ
レカーサー放出化合物(以下DIR化合物と略称する)
を使用することがよく知られている。
【0009】このDIR化合物にあっても、例えば特開
昭51−146828号、同60−218645号、同
61−156127号、同63−37346号、特開平
1−280755号、同1−219747号、同2−2
30139号、欧州特許第348,139A号、同第3
54,532A号及び同第403,019A号に記載さ
れているように現像抑制性化合物を2つのタイミング基
を介して放出する化合物が知られている。また、欧州特
許第464,612A号には本発明に係る化合物の1部
が記載されている。確かにこれらのタイミングDIR化
合物を用いることにより、層間効果やエッジ効果が向上
して鮮鋭性がある程度改良されたが、実質的に現像抑制
性化合物の放出が1段であること、またその放出するタ
イミングが好ましくないことにより、その効果はまだま
だ不充分なものであり、さらに感光材料の経時保存性を
改良しなければならないことがわかった。
昭51−146828号、同60−218645号、同
61−156127号、同63−37346号、特開平
1−280755号、同1−219747号、同2−2
30139号、欧州特許第348,139A号、同第3
54,532A号及び同第403,019A号に記載さ
れているように現像抑制性化合物を2つのタイミング基
を介して放出する化合物が知られている。また、欧州特
許第464,612A号には本発明に係る化合物の1部
が記載されている。確かにこれらのタイミングDIR化
合物を用いることにより、層間効果やエッジ効果が向上
して鮮鋭性がある程度改良されたが、実質的に現像抑制
性化合物の放出が1段であること、またその放出するタ
イミングが好ましくないことにより、その効果はまだま
だ不充分なものであり、さらに感光材料の経時保存性を
改良しなければならないことがわかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高感
度で、粒状性、鮮鋭性に優れ、さらに経時安定性に優れ
たハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにあ
る。
度で、粒状性、鮮鋭性に優れ、さらに経時安定性に優れ
たハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下
(1〜)(6)に示す構成により達成される。
(1〜)(6)に示す構成により達成される。
【0012】(1)支持体上に少なくとも一層のハロゲ
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料
において、該乳剤層に粒子表面の60%以上が(10
0)面である正常晶粒子を含む乳剤、および下記化3に
示される一般式(1)または化4に示される一般式
(2)で表わされる化合物を含有するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料。
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料
において、該乳剤層に粒子表面の60%以上が(10
0)面である正常晶粒子を含む乳剤、および下記化3に
示される一般式(1)または化4に示される一般式
(2)で表わされる化合物を含有するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料。
【0013】
【化3】 (式中、Aはカプラー残基または酸化還元基を表わし、
L1 およびL3 は2価のタイミング基を表わし、L2 は
3価もしくはそれ以上の結合手を有するタイミング基を
表わし、PUGは写真性有用基を表わす。jとnはそれ
ぞれ独立に0、1または2を表わし、mは1または2を
表わし、sはL2 の価数から1を引いた数であり2以上
の整数を表わす。またL1 、L2 もしくはL3 が分子内
に複数個存在するとき、それらは全て同じであっても異
なっていても良い。また複数個存在するPUGは全て同
じであっても異なっていても良い。)
L1 およびL3 は2価のタイミング基を表わし、L2 は
3価もしくはそれ以上の結合手を有するタイミング基を
表わし、PUGは写真性有用基を表わす。jとnはそれ
ぞれ独立に0、1または2を表わし、mは1または2を
表わし、sはL2 の価数から1を引いた数であり2以上
の整数を表わす。またL1 、L2 もしくはL3 が分子内
に複数個存在するとき、それらは全て同じであっても異
なっていても良い。また複数個存在するPUGは全て同
じであっても異なっていても良い。)
【0014】
【化4】 (式中、AとPUGは一般式(I)と同義である。L4
は−OCO−基、−OSO−基、−OSO2 −基、−O
CS−基、−SCO−基、−SCS−基または−WCR
11R12−基を表わす。ここでWは酸素原子、硫黄原子ま
たは3級アミノ基(−NR13−)を表わし、R11および
R12はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表わし、
R13は置換基を表わす。またR11、R12及びR13の各々
が2価基を表わし、連結して環状構造を形成する場合も
含む。L5 は共役系に沿った電子移動によりPUGを放
出する基もしくはL4 で定義される基を表わす。) (2)上記(1)記載の感光材料において、粒子表面の
60%以上が(100)面である正常晶粒子を含む乳剤
が、ハロゲン化銀乳剤の製造工程中に還元増感を施され
ているハロゲン化銀カラー写真感光材料。
は−OCO−基、−OSO−基、−OSO2 −基、−O
CS−基、−SCO−基、−SCS−基または−WCR
11R12−基を表わす。ここでWは酸素原子、硫黄原子ま
たは3級アミノ基(−NR13−)を表わし、R11および
R12はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表わし、
R13は置換基を表わす。またR11、R12及びR13の各々
が2価基を表わし、連結して環状構造を形成する場合も
含む。L5 は共役系に沿った電子移動によりPUGを放
出する基もしくはL4 で定義される基を表わす。) (2)上記(1)記載の感光材料において、粒子表面の
60%以上が(100)面である正常晶粒子を含む乳剤
が、ハロゲン化銀乳剤の製造工程中に還元増感を施され
ているハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0015】(3)上記(2)記載の感光材料において
還元増感が、アスコルビン酸およびその誘導体のうち少
なくとも一種によって施されているハロゲン化銀カラー
写真感光材料。
還元増感が、アスコルビン酸およびその誘導体のうち少
なくとも一種によって施されているハロゲン化銀カラー
写真感光材料。
【0016】(4)上記(2)記載の感光材料におい
て、還元増感が、少なくとも一種の銀に対する酸化剤の
存在下で施されているハロゲン化銀カラー写真感光材
料。
て、還元増感が、少なくとも一種の銀に対する酸化剤の
存在下で施されているハロゲン化銀カラー写真感光材
料。
【0017】(5)上記(4)記載の感光材料におい
て、銀に対する酸化剤が、下記一般式(I)、(II)ま
たは(III)で示されるハロゲン化銀カラー写真感光材
料。
て、銀に対する酸化剤が、下記一般式(I)、(II)ま
たは(III)で示されるハロゲン化銀カラー写真感光材
料。
【0018】(I)R−SO2 S−M (II) R−SO2 S−R1 (III) R−SO2 S−Lm−SSO2 −R2 (式中、R、R1 、R2 は同じでも異なっていてもよ
く、脂肪族基、芳香族基、または複素環基を表わし、M
は陽イオンを表わし、Lは2価の連結基を表わし、mは
0または1である。一般式(I)ないし(III)の化合物
は、(I)ないし(III)で示す構造から誘導される2価
の基を繰り返し単位として含有するポリマーであっても
よい。また、R、R1 、R2 、Lが互いに結合して環を
形成してもよい。
く、脂肪族基、芳香族基、または複素環基を表わし、M
は陽イオンを表わし、Lは2価の連結基を表わし、mは
0または1である。一般式(I)ないし(III)の化合物
は、(I)ないし(III)で示す構造から誘導される2価
の基を繰り返し単位として含有するポリマーであっても
よい。また、R、R1 、R2 、Lが互いに結合して環を
形成してもよい。
【0019】さらに本発明の好ましい態様を述べると以
下(6)の通りである。
下(6)の通りである。
【0020】(6)上記(1)〜(5)記載のハロゲン
化銀カラー写真感光材料を用いる露光機能を賦与した感
光材料包装ユニット。
化銀カラー写真感光材料を用いる露光機能を賦与した感
光材料包装ユニット。
【0021】以下、本発明を詳細に説明する。
【0022】ハロゲン化銀の製造工程は粒子形成・脱塩
・化学増感・塗布などの工程に大別される。粒子形成は
核形成・熟成・成長などに分れる。これらの工程は一律
に行なわれるものではなく、工程の順番が逆になった
り、工程が繰り返し行なわれたりする。還元増感をハロ
ゲン化銀乳剤の製造工程中に施こすというのは基本的に
はどの工程で行なってもよいことを意味する。還元増感
は粒子形成の初期段階である核形成時でも物理熟成時で
も、成長時でもよく、また化学増感に先立って行っても
化学増感以降に行ってもよい。
・化学増感・塗布などの工程に大別される。粒子形成は
核形成・熟成・成長などに分れる。これらの工程は一律
に行なわれるものではなく、工程の順番が逆になった
り、工程が繰り返し行なわれたりする。還元増感をハロ
ゲン化銀乳剤の製造工程中に施こすというのは基本的に
はどの工程で行なってもよいことを意味する。還元増感
は粒子形成の初期段階である核形成時でも物理熟成時で
も、成長時でもよく、また化学増感に先立って行っても
化学増感以降に行ってもよい。
【0023】ここでいう化学増感とは、還元増感を含ま
ず、いわゆる金硫黄増感に代表される増感方法をさす。
通常は、金化合物とチオシアネート化合物を存在させ、
チオ硫酸ナトリウム、チオ尿素系化合物、ローダニン系
化合物などの硫黄含有化合物の存在下で行う。また硫
黄、セレン、テルル、金、白金、パラジウム、イリジウ
ムの各化合物の複数の組合せによる増感も、ここでいう
化学増感に含まれる。
ず、いわゆる金硫黄増感に代表される増感方法をさす。
通常は、金化合物とチオシアネート化合物を存在させ、
チオ硫酸ナトリウム、チオ尿素系化合物、ローダニン系
化合物などの硫黄含有化合物の存在下で行う。また硫
黄、セレン、テルル、金、白金、パラジウム、イリジウ
ムの各化合物の複数の組合せによる増感も、ここでいう
化学増感に含まれる。
【0024】金増感を併用する化学増感を行なう場合に
は、好ましくないかぶりを生じないよう化学増感に先立
って還元増感を行なうのが好ましい。最も好ましいのは
ハロゲン化銀粒子の成長中に還元増感する方法である。
ここで成長中とは、ハロゲン化銀粒子が物理熟成あるい
は水溶性銀塩と水溶性ハロゲン化アルカリの添加によっ
て成長しつつある状態で還元増感を施こす方法も、成長
途中に成長を一時止めた状態で還元増感を施こした後に
さらに成長させる方法も含むことを意味する。
は、好ましくないかぶりを生じないよう化学増感に先立
って還元増感を行なうのが好ましい。最も好ましいのは
ハロゲン化銀粒子の成長中に還元増感する方法である。
ここで成長中とは、ハロゲン化銀粒子が物理熟成あるい
は水溶性銀塩と水溶性ハロゲン化アルカリの添加によっ
て成長しつつある状態で還元増感を施こす方法も、成長
途中に成長を一時止めた状態で還元増感を施こした後に
さらに成長させる方法も含むことを意味する。
【0025】本発明において還元増感とはハロゲン化銀
乳剤に公知の還元剤を添加する方法、銀熟成と呼ばれる
pAg1〜7の低pAgの雰囲気で成長させるあるいは
熟成させる方法、高pH熟成と呼ばれるpH8〜11の
高pHの雰囲気で成長させるあるいは熟成させる方法の
いずれかを選ぶことができる。また2つ以上の方法を併
用することもできる。
乳剤に公知の還元剤を添加する方法、銀熟成と呼ばれる
pAg1〜7の低pAgの雰囲気で成長させるあるいは
熟成させる方法、高pH熟成と呼ばれるpH8〜11の
高pHの雰囲気で成長させるあるいは熟成させる方法の
いずれかを選ぶことができる。また2つ以上の方法を併
用することもできる。
【0026】還元増感剤を添加する方法によっても還元
増感を行なうことができる。
増感を行なうことができる。
【0027】還元増感剤として第一錫塩、アミンおよび
ポリアミン類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスル
フィン酸、シラン化合物、ボラン化合物およびアスコル
ビン酸誘導体を挙げることができる。本発明にはこれら
の化合物から選んで用いることができ、2種以上の化合
物を併用することができる。
ポリアミン類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスル
フィン酸、シラン化合物、ボラン化合物およびアスコル
ビン酸誘導体を挙げることができる。本発明にはこれら
の化合物から選んで用いることができ、2種以上の化合
物を併用することができる。
【0028】還元増感剤としては、二酸化チオ尿素、ジ
メチルアミンボラン、アルコルビン酸およびその誘導体
が好ましく、アスコルビン酸およびその誘導体が最も好
ましい。
メチルアミンボラン、アルコルビン酸およびその誘導体
が好ましく、アスコルビン酸およびその誘導体が最も好
ましい。
【0029】還元増感剤の添加量は乳剤製造条件に依存
するので添加量を選ぶ必要があるが、上記還元増感剤の
うちアスコルビン酸誘導体以外の還元増感剤の場合は、
ハロゲン化銀1モル当たり10-7〜10-2モルの範囲が
適当である。
するので添加量を選ぶ必要があるが、上記還元増感剤の
うちアスコルビン酸誘導体以外の還元増感剤の場合は、
ハロゲン化銀1モル当たり10-7〜10-2モルの範囲が
適当である。
【0030】上記アスコルビン酸およびその誘導体(以
下、「アスコルビン酸化合物」という。)の具体例とし
ては以下のものが挙げられる。 (A−1) L−アスコルビン酸 (A−2) L−アスコルビン酸ナトリウム (A−3) L−アスコルビン酸カリウム (A−4) DL−アスコルビン酸 (A−5) D−アスコルビン酸ナトリウム (A−6) L−アスコルビン酸−6−アセテート (A−7) L−アスコルビン酸−6−パルミテート (A−8) L−アスコルビン酸−6−ベンゾエート (A−9) L−アスコルビン酸−6−ジアセテート (A−10) L−アスコルビン酸−5,6−O−イソプ
ロピリデン 本発明に用いられるアスコルビン酸化合物は従来還元増
感剤が好ましく用いられている添加量に比較して多量に
用いることが望ましい。例えば特公昭57−33572
号には「還元剤の量は通常銀イオンgにつき0.75×
10-2ミリ当量(8×10-4モル/Ag×モル)を越え
ない。硝酸銀kgにつき0.1〜10mgの量(アスコ
ルビン酸として、10-7〜10-5モル/Ag×モル)が
多くの場合効果的である。」(換算値は発明者らによ
る)と記述されている。米国特許第2,487,850
号には「還元増感剤として錫化合物の用いることのでき
る添加量として1×10-7〜44×10-6モル」と記載
している。また特開昭57−179835号には2酸化
チオ尿素の添加量としてハロゲン化銀1モル当り約0.
01mg〜約2mg、塩化第一錫として約0.01mg
〜約3mgを用いるのが適当であると記載されている。
本発明に用いられるアスコルビン酸化合物は乳剤の粒子
サイズ、ハロゲン組成、乳剤調製の温度、pH,pAg
などの要因によって好ましい添加量が依存するが、ハロ
ゲン化銀1モル当り5×10-5モル〜1×10-1モルの
範囲から選ぶことが望ましい。さらに好ましくは5×1
0-4モル〜1×10-2モルの範囲から選ぶことが好まし
い。特に好ましいのは1×10-3モル〜1×10-2モル
の範囲から選ぶことである。
下、「アスコルビン酸化合物」という。)の具体例とし
ては以下のものが挙げられる。 (A−1) L−アスコルビン酸 (A−2) L−アスコルビン酸ナトリウム (A−3) L−アスコルビン酸カリウム (A−4) DL−アスコルビン酸 (A−5) D−アスコルビン酸ナトリウム (A−6) L−アスコルビン酸−6−アセテート (A−7) L−アスコルビン酸−6−パルミテート (A−8) L−アスコルビン酸−6−ベンゾエート (A−9) L−アスコルビン酸−6−ジアセテート (A−10) L−アスコルビン酸−5,6−O−イソプ
ロピリデン 本発明に用いられるアスコルビン酸化合物は従来還元増
感剤が好ましく用いられている添加量に比較して多量に
用いることが望ましい。例えば特公昭57−33572
号には「還元剤の量は通常銀イオンgにつき0.75×
10-2ミリ当量(8×10-4モル/Ag×モル)を越え
ない。硝酸銀kgにつき0.1〜10mgの量(アスコ
ルビン酸として、10-7〜10-5モル/Ag×モル)が
多くの場合効果的である。」(換算値は発明者らによ
る)と記述されている。米国特許第2,487,850
号には「還元増感剤として錫化合物の用いることのでき
る添加量として1×10-7〜44×10-6モル」と記載
している。また特開昭57−179835号には2酸化
チオ尿素の添加量としてハロゲン化銀1モル当り約0.
01mg〜約2mg、塩化第一錫として約0.01mg
〜約3mgを用いるのが適当であると記載されている。
本発明に用いられるアスコルビン酸化合物は乳剤の粒子
サイズ、ハロゲン組成、乳剤調製の温度、pH,pAg
などの要因によって好ましい添加量が依存するが、ハロ
ゲン化銀1モル当り5×10-5モル〜1×10-1モルの
範囲から選ぶことが望ましい。さらに好ましくは5×1
0-4モル〜1×10-2モルの範囲から選ぶことが好まし
い。特に好ましいのは1×10-3モル〜1×10-2モル
の範囲から選ぶことである。
【0031】還元増感剤は、水あるいはアルコール類、
グリコール類、ケトン類、エステル類、アミド類などの
溶媒に溶かし粒子形成中、化学増感前あるいは後に添加
することができる。乳剤製造工程のどの過程で添加して
もよいが、特に好ましいのは粒子成長中に添加する方法
である。あらかじめ反応容器に添加するのもよいが、粒
子形成の適当な時期に添加する方が好ましい。また水溶
性銀塩あるいは水溶性アルカリハライドの水溶液にあら
かじめ還元増感剤を添加しておき、これらの水溶液を用
いて粒子形成してもよい。また粒子形成に併って還元増
感剤の溶液を何回かに分けて添加しても、連続した長時
間添加するのも好ましい方法である。
グリコール類、ケトン類、エステル類、アミド類などの
溶媒に溶かし粒子形成中、化学増感前あるいは後に添加
することができる。乳剤製造工程のどの過程で添加して
もよいが、特に好ましいのは粒子成長中に添加する方法
である。あらかじめ反応容器に添加するのもよいが、粒
子形成の適当な時期に添加する方が好ましい。また水溶
性銀塩あるいは水溶性アルカリハライドの水溶液にあら
かじめ還元増感剤を添加しておき、これらの水溶液を用
いて粒子形成してもよい。また粒子形成に併って還元増
感剤の溶液を何回かに分けて添加しても、連続した長時
間添加するのも好ましい方法である。
【0032】本発明において銀に対する酸化剤とは、金
属銀に作用して銀イオンに変換せしめる作用を有する化
合物をいう。特にハロゲン化銀粒子の形成過程において
副生するきわめて微小な銀原子を、銀イオンに変換せし
める化合物が有効である。ここで生成する銀イオンは、
ハロゲン化銀、硫化銀、セレン化銀等の水に難溶の銀塩
を形成してもよく、又、硝酸銀等の水に易溶の銀塩を形
成してもよい。
属銀に作用して銀イオンに変換せしめる作用を有する化
合物をいう。特にハロゲン化銀粒子の形成過程において
副生するきわめて微小な銀原子を、銀イオンに変換せし
める化合物が有効である。ここで生成する銀イオンは、
ハロゲン化銀、硫化銀、セレン化銀等の水に難溶の銀塩
を形成してもよく、又、硝酸銀等の水に易溶の銀塩を形
成してもよい。
【0033】銀に対する酸化剤は、無機物であっても、
有機物であってもよい。無機の酸化剤としては、オゾ
ン、過酸化水素およびその付加物(例えば、NaBO2
・H2O2 ・3H2 O、2NaCO3 ・3H2 O2 、N
a4 P2 O7 ・2H2 O2 、2Na2 SO4 ・H2 O2
・2H2 O)、ペルオキシ酸塩(例えば、K2 S
2 O8、K2 C2 O6 、K2 P2 O8 )、ペルオキシ錯
体化合物(例えば、K2 [Ti(O2 )C2 O4 ]・3
H2 O、K2 SO4 ・Ti(O2 )OH・SO4 ・2H
2 O、Na3 [VO(O2 )(C2 O4 )2 ・6H
2 O]、過マンガン酸塩(例えば、KMnO4 )、クロ
ム酸塩(例えば、K2 Cr2 O7 )などの酸素酸塩、沃
素や臭素などのハロゲン元素、過マンガン酸塩(例え
ば、過沃素酸カリウム)高原子価の金属の塩(例えば、
ヘキサシアノ第二鉄酸カリウム)およびチオスルフォン
酸塩などがある。
有機物であってもよい。無機の酸化剤としては、オゾ
ン、過酸化水素およびその付加物(例えば、NaBO2
・H2O2 ・3H2 O、2NaCO3 ・3H2 O2 、N
a4 P2 O7 ・2H2 O2 、2Na2 SO4 ・H2 O2
・2H2 O)、ペルオキシ酸塩(例えば、K2 S
2 O8、K2 C2 O6 、K2 P2 O8 )、ペルオキシ錯
体化合物(例えば、K2 [Ti(O2 )C2 O4 ]・3
H2 O、K2 SO4 ・Ti(O2 )OH・SO4 ・2H
2 O、Na3 [VO(O2 )(C2 O4 )2 ・6H
2 O]、過マンガン酸塩(例えば、KMnO4 )、クロ
ム酸塩(例えば、K2 Cr2 O7 )などの酸素酸塩、沃
素や臭素などのハロゲン元素、過マンガン酸塩(例え
ば、過沃素酸カリウム)高原子価の金属の塩(例えば、
ヘキサシアノ第二鉄酸カリウム)およびチオスルフォン
酸塩などがある。
【0034】又、有機の酸化剤としては、p−キノンな
どのキノン類、過酢酸や過安息香酸などの有機過酸化
物、活性ハロゲンを放出する化合物(例えば、N−ブロ
ムサクシイミド、クロラミンT、クロラミンB)が例と
して挙げられる。
どのキノン類、過酢酸や過安息香酸などの有機過酸化
物、活性ハロゲンを放出する化合物(例えば、N−ブロ
ムサクシイミド、クロラミンT、クロラミンB)が例と
して挙げられる。
【0035】本発明の好ましい酸化剤は、オゾン、過酸
化水素およびその付加物、ハロゲン元素、チオスルフォ
ン酸塩の無機酸化剤及びキノン類の有機酸化剤である。
化水素およびその付加物、ハロゲン元素、チオスルフォ
ン酸塩の無機酸化剤及びキノン類の有機酸化剤である。
【0036】より好ましい酸化剤は、チオスルフォン酸
塩であり、下記一般式(I)ないし(III)で示される化
合物の中から選ぶことができる。この中で最も好ましい
のは一般式(I)で示される化合物である。
塩であり、下記一般式(I)ないし(III)で示される化
合物の中から選ぶことができる。この中で最も好ましい
のは一般式(I)で示される化合物である。
【0037】銀が存在するとチオスルフォン酸が下記の
反応式で銀を酸化し硫化銀を形成することが、S.Ga
hlerによってVeroff wiss.Photo
lab Wolfen X,63(1965)に報告さ
れている。
反応式で銀を酸化し硫化銀を形成することが、S.Ga
hlerによってVeroff wiss.Photo
lab Wolfen X,63(1965)に報告さ
れている。
【0038】RSO2 SM+2Ag→RSO2 M+Ag
2 Sこのような酸化がおこっていることが実験的に確認
されている。
2 Sこのような酸化がおこっていることが実験的に確認
されている。
【0039】(I) R−SO2 S−M (II) R−SO2 S−R1 (III) R−SO2 S−Lm−SSO2 −R2 (式中、R、R1 、R2 は同じでも異なってもよく、脂
肪族基、芳香族基、又は複素環基を表し、Mは陽イオン
を表す。Lは2価の連結基を表わし、mは0または1で
ある。一般式(I)ないし(III)の化合物は、(I)な
いし(III)で示す構造から誘導される2価の基を繰り返
し単位として含有するポリマーであってもよい。また、
可能なときはR、R1 、R2 、Lが互いに結合して環を
形成してもよい。)一般式(I)、(II)および(III)
のチオスルフォン酸系化合物を更に詳しく説明すると、
R、R1 及びR2 が脂肪族基の場合、飽和又は不飽和
の、直鎖、分岐状又は環状の、脂肪族炭化水素基であ
り、好ましくは炭素数が1から22のアルキル基、炭素
数が2から22のアルケニル基、アルキニル基であり、
これらは、置換基を有していてもよい。アルキル基とし
ては、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル、ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシ
ル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘ
キシル、イソプロピル、t−ブチルがあげられる。
肪族基、芳香族基、又は複素環基を表し、Mは陽イオン
を表す。Lは2価の連結基を表わし、mは0または1で
ある。一般式(I)ないし(III)の化合物は、(I)な
いし(III)で示す構造から誘導される2価の基を繰り返
し単位として含有するポリマーであってもよい。また、
可能なときはR、R1 、R2 、Lが互いに結合して環を
形成してもよい。)一般式(I)、(II)および(III)
のチオスルフォン酸系化合物を更に詳しく説明すると、
R、R1 及びR2 が脂肪族基の場合、飽和又は不飽和
の、直鎖、分岐状又は環状の、脂肪族炭化水素基であ
り、好ましくは炭素数が1から22のアルキル基、炭素
数が2から22のアルケニル基、アルキニル基であり、
これらは、置換基を有していてもよい。アルキル基とし
ては、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル、ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシ
ル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘ
キシル、イソプロピル、t−ブチルがあげられる。
【0040】アルケニル基としては、例えばアリル、ブ
テニルがあげられる。
テニルがあげられる。
【0041】アルキニル基としては、例えばプロパルギ
ル、ブチニルがあげられる。
ル、ブチニルがあげられる。
【0042】R、R1 及びR2 の芳香族基としては、単
環又は縮合環の芳香族基が含まれ、好ましくは炭素数が
6から20のもので、例えばフェニル、ナフチルがあげ
られる。これらは、置換されていてもよい。
環又は縮合環の芳香族基が含まれ、好ましくは炭素数が
6から20のもので、例えばフェニル、ナフチルがあげ
られる。これらは、置換されていてもよい。
【0043】R、R1 及びR2 の複素環基としては、窒
素、酸素、硫黄、セレン、テルルから選ばれる元素を少
なくとも一つ有し、かつ炭素原子を少なくとも1つ有す
る3ないし15員環のものであり、好ましくは3〜6員
環が好ましく、例えばピロリジン、ピペリジン、ピリジ
ン、テトラヒドロフラン、チオフェン、オキサゾール、
チアゾール、イミダゾール、ベンゾチアゾール、ベンズ
オキサゾール、ベンズイミダゾール、セレナゾール、ベ
ンゾセレナゾール、テルラゾール、トリアゾール、ベン
ゾトリアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、チ
アヂアゾール環があげられる。
素、酸素、硫黄、セレン、テルルから選ばれる元素を少
なくとも一つ有し、かつ炭素原子を少なくとも1つ有す
る3ないし15員環のものであり、好ましくは3〜6員
環が好ましく、例えばピロリジン、ピペリジン、ピリジ
ン、テトラヒドロフラン、チオフェン、オキサゾール、
チアゾール、イミダゾール、ベンゾチアゾール、ベンズ
オキサゾール、ベンズイミダゾール、セレナゾール、ベ
ンゾセレナゾール、テルラゾール、トリアゾール、ベン
ゾトリアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、チ
アヂアゾール環があげられる。
【0044】R、R1 及びR2 の置換基としては、例え
ばアルキル基(例えば、メチル、エチル、ヘキシル)、
アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、オクチル
オキシ)、アリール基(例えば、フェニル、ナフチル、
トリル)、ヒドロキシ基、ハロゲン原子(例えばフッ
素、塩素、臭素、沃素)、アリーロキシ基(例えば、フ
ェノキシ)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ、ブ
チルチオ)、アリールチオ基(例えば、フェニルチ
オ)、アシル基(例えば、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、バレリル)、スルホニル基(例えば、メチルス
ルホニル、フェニルスルホニル)、アシルアミノ基(例
えば、アセチルアミノ、ベンゾイルアミノ)、スルホニ
ルアミノ基(例えば、メタンスルホニルアミノ、ベンゼ
ンスルホニルアミノ)、アシロキシ基(例えば、アセト
キシ、ベンゾキシ)、カルボキシル基、シアノ基、スル
ホ基、アミノ基、−SO2 SM基(Mは1価の陽イオン
を示す)、−SO2 R1 基があげられる。
ばアルキル基(例えば、メチル、エチル、ヘキシル)、
アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、オクチル
オキシ)、アリール基(例えば、フェニル、ナフチル、
トリル)、ヒドロキシ基、ハロゲン原子(例えばフッ
素、塩素、臭素、沃素)、アリーロキシ基(例えば、フ
ェノキシ)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ、ブ
チルチオ)、アリールチオ基(例えば、フェニルチ
オ)、アシル基(例えば、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、バレリル)、スルホニル基(例えば、メチルス
ルホニル、フェニルスルホニル)、アシルアミノ基(例
えば、アセチルアミノ、ベンゾイルアミノ)、スルホニ
ルアミノ基(例えば、メタンスルホニルアミノ、ベンゼ
ンスルホニルアミノ)、アシロキシ基(例えば、アセト
キシ、ベンゾキシ)、カルボキシル基、シアノ基、スル
ホ基、アミノ基、−SO2 SM基(Mは1価の陽イオン
を示す)、−SO2 R1 基があげられる。
【0045】Lで表わされる二価の連結基としては、
C、N、SおよびOから選ばれた少なくとも1種を含む
原子又は原子団である。具体的にはアルキレン基、アル
ケニレン基、アルキニレン基、アリーレン基、−O−、
−S−、−NH−、−CO−、−SO2 −等の単独また
はこれらの組合せからなるものである。
C、N、SおよびOから選ばれた少なくとも1種を含む
原子又は原子団である。具体的にはアルキレン基、アル
ケニレン基、アルキニレン基、アリーレン基、−O−、
−S−、−NH−、−CO−、−SO2 −等の単独また
はこれらの組合せからなるものである。
【0046】Lは好ましくは二価の脂肪族基又は二価の
芳香族基である。Lは二価の脂肪族基としては例えば
芳香族基である。Lは二価の脂肪族基としては例えば
【0047】
【化5】
【0048】
【化6】 キシレン基があげられる。二価の芳香族基としては、例
えばフェニレン基、ナフチレン基などがあげられる。
えばフェニレン基、ナフチレン基などがあげられる。
【0049】これらの置換基は、更にこれまで述べた置
換基で置換されていてもよい。
換基で置換されていてもよい。
【0050】Mとして好ましくは、金属イオン又は有機
カチオンである。金属イオンとしては、例えばリチウム
イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオンがあげられ
る。有機カチオンとしては、例えばアンモニウムイオン
(例えばアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テ
トラブチルアンモニウム)、ホスホニウムイオン(テト
ラフェニルホスホニウム)、グアニジル基があげられ
る。
カチオンである。金属イオンとしては、例えばリチウム
イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオンがあげられ
る。有機カチオンとしては、例えばアンモニウムイオン
(例えばアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テ
トラブチルアンモニウム)、ホスホニウムイオン(テト
ラフェニルホスホニウム)、グアニジル基があげられ
る。
【0051】一般式(I)ないし(III)がポリマーであ
る場合、その繰り返し単位としては例えば以下のものが
あげられる。
る場合、その繰り返し単位としては例えば以下のものが
あげられる。
【0052】
【化7】 これらのポリマーは、ホモポリマーでもよいし、他の共
重合モノマーとのコポリマーでもよい。
重合モノマーとのコポリマーでもよい。
【0053】一般式(I)、(II)又は(III)で表され
る化合物の具体例を下記の化8〜化17にあげるが、こ
れらに限定されるわけではない。
る化合物の具体例を下記の化8〜化17にあげるが、こ
れらに限定されるわけではない。
【0054】一般式(I)、(II)および(III)の化合
物は、特開昭54−1019号;英国特許第972,2
11号;Journal of Organic Ch
emistry(ジャーナル オブ オーガニック ケ
ミストリー)53巻、396頁(1988)に記載され
ている方法で合成できる。
物は、特開昭54−1019号;英国特許第972,2
11号;Journal of Organic Ch
emistry(ジャーナル オブ オーガニック ケ
ミストリー)53巻、396頁(1988)に記載され
ている方法で合成できる。
【0055】
【化8】
【0056】
【化9】
【0057】
【化10】
【0058】
【化11】
【0059】
【化12】
【0060】
【化13】
【0061】
【化14】
【0062】
【化15】
【0063】
【化16】
【0064】
【化17】 一般式(I)、(II)又は(III)であらわされる化合物
はハロゲン化銀1モル当り10-7から10-1モル添加す
るのが好ましい。さらに10-6から10-2モル/モルA
g、特には10-5から10-3モル/モルAgの添加量が
好ましい。
はハロゲン化銀1モル当り10-7から10-1モル添加す
るのが好ましい。さらに10-6から10-2モル/モルA
g、特には10-5から10-3モル/モルAgの添加量が
好ましい。
【0065】一般式(I)〜(III)で表わされる化合物
を製造工程中に添加せしめるには、写真乳剤に添加剤を
加える場合に通常用いられる方法を適用できる。たとえ
ば、水溶性の化合物は適当な濃度の水溶液とし、水に不
溶または難溶性の化合物は水と混和しうる適当な有機溶
媒、例えばアルコール類、グリコール類、ケトン類、エ
ステル類、アミド類のうちで、写真特性に悪い影響を与
えない溶媒に溶解して得た溶液として、添加することが
できる。
を製造工程中に添加せしめるには、写真乳剤に添加剤を
加える場合に通常用いられる方法を適用できる。たとえ
ば、水溶性の化合物は適当な濃度の水溶液とし、水に不
溶または難溶性の化合物は水と混和しうる適当な有機溶
媒、例えばアルコール類、グリコール類、ケトン類、エ
ステル類、アミド類のうちで、写真特性に悪い影響を与
えない溶媒に溶解して得た溶液として、添加することが
できる。
【0066】化合物(I)、(II)又は(III)で表わさ
れる化合物は、ハロゲン化銀乳剤の粒子形成中、化学増
感前あるいは後の製造中のどの段階で添加してもよい。
好ましいのは還元増感が施こされる前、あるいは施こさ
れている時に、化合物が添加される方法である。特に好
ましいのは粒子成長中に添加する方法である。
れる化合物は、ハロゲン化銀乳剤の粒子形成中、化学増
感前あるいは後の製造中のどの段階で添加してもよい。
好ましいのは還元増感が施こされる前、あるいは施こさ
れている時に、化合物が添加される方法である。特に好
ましいのは粒子成長中に添加する方法である。
【0067】あらかじめ反応容器に添加するのもよい
が、粒子形成の適当な時期に添加する方が好ましい。ま
た、水溶性銀塩あるいは水溶性アルカリハライドの水溶
液にあらかじめ化合物(I)〜(III)を添加しておき、
これらの水溶液を用いて粒子形成してもよい。また粒子
形成に併って化合物(I)〜(III)の溶液を何回かに分
けて添加しても連続して長時間添加するのも好ましい方
法である。
が、粒子形成の適当な時期に添加する方が好ましい。ま
た、水溶性銀塩あるいは水溶性アルカリハライドの水溶
液にあらかじめ化合物(I)〜(III)を添加しておき、
これらの水溶液を用いて粒子形成してもよい。また粒子
形成に併って化合物(I)〜(III)の溶液を何回かに分
けて添加しても連続して長時間添加するのも好ましい方
法である。
【0068】本発明に対して最も好ましい化合物は、一
般式(I)であらわされる化合物である。
般式(I)であらわされる化合物である。
【0069】本発明の正常晶粒子は、好ましくは粒子表
面の80%以上が、より好ましくは90%以上が(10
0)面である。
面の80%以上が、より好ましくは90%以上が(10
0)面である。
【0070】本発明の粒子表面の60%以上が(10
0)面である正常晶粒子は、通常、立方体の形状を示す
が、他の面が一部共存することにより角、稜が欠けるあ
るいは丸みを帯びることは障害とはならない。
0)面である正常晶粒子は、通常、立方体の形状を示す
が、他の面が一部共存することにより角、稜が欠けるあ
るいは丸みを帯びることは障害とはならない。
【0071】正常晶粒子の面比率を測定する方法とし
て、粒子の配向性を利用したX線回折法による方法、あ
るいはハロゲン化銀粒子に吸着する増感色素の吸収スペ
クトルを利用したKublka−Munkの方法など公
知のものを用いることができる。
て、粒子の配向性を利用したX線回折法による方法、あ
るいはハロゲン化銀粒子に吸着する増感色素の吸収スペ
クトルを利用したKublka−Munkの方法など公
知のものを用いることができる。
【0072】次に、一般式(1)および一般式(2)で
示される化合物について詳しく述べる。
示される化合物について詳しく述べる。
【0073】一般式(1)において、Aは詳しくはカプ
ラー残基または酸化還元基を表わす。
ラー残基または酸化還元基を表わす。
【0074】Aで表わされるカプラー残基としては、例
えばイエローカプラー残基(例えばアシルアセトアニリ
ド、マロンジアニリドなどの開鎖ケトメチレン型カプラ
ー残基)、マゼンタカプラー残基(例えば5−ピラゾロ
ン型、ピラゾロトリアゾール型またはイミダゾピラゾー
ル型などのカプラー残基)、シアンカプラー残基(例え
ばフェノール型、ナフトール型、ヨーロッパ公開特許第
249,453号に記載のイミダゾール型または同第3
04,001号に記載のピラゾロピリミジン型などのカ
プラー残基)および無呈色カプラー残基(例えばインダ
ノン型またはアセトフェノン型などのカプラー残基)が
挙げられる。また、米国特許第4,315,070号、
同第4,183,752号、同第4,174,969
号、同第3,961,959号、同第5,171,22
3号または特開昭52−82423号に記載の複素環型
カプラー残基であってもよい。
えばイエローカプラー残基(例えばアシルアセトアニリ
ド、マロンジアニリドなどの開鎖ケトメチレン型カプラ
ー残基)、マゼンタカプラー残基(例えば5−ピラゾロ
ン型、ピラゾロトリアゾール型またはイミダゾピラゾー
ル型などのカプラー残基)、シアンカプラー残基(例え
ばフェノール型、ナフトール型、ヨーロッパ公開特許第
249,453号に記載のイミダゾール型または同第3
04,001号に記載のピラゾロピリミジン型などのカ
プラー残基)および無呈色カプラー残基(例えばインダ
ノン型またはアセトフェノン型などのカプラー残基)が
挙げられる。また、米国特許第4,315,070号、
同第4,183,752号、同第4,174,969
号、同第3,961,959号、同第5,171,22
3号または特開昭52−82423号に記載の複素環型
カプラー残基であってもよい。
【0075】Aが酸化還元基を表わすとき、酸化還元基
とは、現像主薬酸化体によりクロス酸化されうる基であ
り、例えばハイドロキノン類、カテコール類、ピロガロ
ール類、1,4−ナフトハイドロキノン類、1,2−ナ
フトハイドロキノン類、スルホンアミドフェノール類、
ヒドラジド類またはスルホンアミドナフトール類が挙げ
られる。これらの基は具体的には例えば特開昭61−2
30135号、同62−251746号、同61−27
8852号、米国特許第3,364,022号、同第
3,379,529号、同第3,639,417号、同
第4,684,604号またはJ.Org.Che
m.,29,588(1964)に記載されているもの
である。
とは、現像主薬酸化体によりクロス酸化されうる基であ
り、例えばハイドロキノン類、カテコール類、ピロガロ
ール類、1,4−ナフトハイドロキノン類、1,2−ナ
フトハイドロキノン類、スルホンアミドフェノール類、
ヒドラジド類またはスルホンアミドナフトール類が挙げ
られる。これらの基は具体的には例えば特開昭61−2
30135号、同62−251746号、同61−27
8852号、米国特許第3,364,022号、同第
3,379,529号、同第3,639,417号、同
第4,684,604号またはJ.Org.Che
m.,29,588(1964)に記載されているもの
である。
【0076】一般式(1)において、L1 は好ましくは
以下のものが挙げられる。
以下のものが挙げられる。
【0077】(1)ヘミアセタールの開裂反応を利用す
る基 例えば米国特許第4,146,396号、特開昭60−
249148号および同60−249149号に記載が
あり下記一般式で表わされる基である。ここで*印は一
般式(1)で表わされる化合物のAまたはL1 と結合す
る位置を表わし、**印はL1 またはL2 と結合する位
置を表わす。
る基 例えば米国特許第4,146,396号、特開昭60−
249148号および同60−249149号に記載が
あり下記一般式で表わされる基である。ここで*印は一
般式(1)で表わされる化合物のAまたはL1 と結合す
る位置を表わし、**印はL1 またはL2 と結合する位
置を表わす。
【0078】一般式(T−1) *−(W−CR11(R12))t −** (式中、Wは酸素原子、イオウ原子または−NR13−基
を表わし、R11およびR12は水素原子または置換基を表
わし、R13は置換基を表わし、tは1または2を表わ
す。tが2のとき、2つの−W−CR11(R12)−は同
じものもしくは異なるものを表わす。R11およびR12が
置換基を表わすときおよびR13の代表的な例は各々R15
基、R15CO−基、R15SO2 −基、R15(R16)NC
O−基またはR15(R16)NSO2 −基が挙げられる。
ここでR15は脂肪族基、芳香族基または複素環基を表わ
し、R16は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環
基を表わす。R11、R12及びR13の各々が2価基を表わ
し、連結し、環状構造を形成する場合も包含される。)
一般式(T−1)で表わされる基の具体的例としては下
記「化18」ないし「化20」で表されるような基が挙
げられる。
を表わし、R11およびR12は水素原子または置換基を表
わし、R13は置換基を表わし、tは1または2を表わ
す。tが2のとき、2つの−W−CR11(R12)−は同
じものもしくは異なるものを表わす。R11およびR12が
置換基を表わすときおよびR13の代表的な例は各々R15
基、R15CO−基、R15SO2 −基、R15(R16)NC
O−基またはR15(R16)NSO2 −基が挙げられる。
ここでR15は脂肪族基、芳香族基または複素環基を表わ
し、R16は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環
基を表わす。R11、R12及びR13の各々が2価基を表わ
し、連結し、環状構造を形成する場合も包含される。)
一般式(T−1)で表わされる基の具体的例としては下
記「化18」ないし「化20」で表されるような基が挙
げられる。
【0079】
【化18】
【0080】
【化19】
【0081】
【化20】 (2)分子内求核置換反応を利用して開裂反応を起こさ
せる基 例えば米国特許第4,248,292号に記載のあるタ
イミング基が挙げられる。下記一般式で表わすことがで
きる。
せる基 例えば米国特許第4,248,292号に記載のあるタ
イミング基が挙げられる。下記一般式で表わすことがで
きる。
【0082】一般式(T−2) *−Nu−Link−E−** (式中、Nuは求核基を表わし、酸素原子またはイオウ
原子が求核種の例であり、Eは求電子基を表わし、Nu
より求核攻撃を受けて**印との結合を開裂できる基で
ありLinkはNuとEとが分子内求核置換反応するこ
とができるように立体的に関係づける連結基を表わ
す。)一般式(T−2)で表わされる基の具体例として
は例えば下記「化21」および「化22」で表わされる
ものである。
原子が求核種の例であり、Eは求電子基を表わし、Nu
より求核攻撃を受けて**印との結合を開裂できる基で
ありLinkはNuとEとが分子内求核置換反応するこ
とができるように立体的に関係づける連結基を表わ
す。)一般式(T−2)で表わされる基の具体例として
は例えば下記「化21」および「化22」で表わされる
ものである。
【0083】
【化21】
【0084】
【化22】 (3)共役系に沿った電子移動反応を利用して開裂反応
を起こさせる基 例えば米国特許第4,409,323号、同第4,42
1,845号、特開昭57−188035号、同58−
98728号、同58−209736号、同58−20
9737号、同58−209738号等に記載があり、
下記「化23」で示される一般式(T−3)で表わされ
る基である。
を起こさせる基 例えば米国特許第4,409,323号、同第4,42
1,845号、特開昭57−188035号、同58−
98728号、同58−209736号、同58−20
9737号、同58−209738号等に記載があり、
下記「化23」で示される一般式(T−3)で表わされ
る基である。
【0085】
【化23】 (式中、*印、**印、W、R11、R12およびtは一般
式(T−1)について説明したのと同じ意味を表わす。
ただし、R11とR12とが結合してベンゼン環または複素
環の構成要素となってもよい。また、R11もしくはR12
とWとが結合してベンゼン環または複素環を形成しても
よい。また、Z1 とZ2 はそれぞれ独立に炭素原子また
は窒素原子を表わし、xとyは0または1を表わす。Z
1 が炭素原子のときxは1であり、Z1 が窒素原子のと
きxは0である。Z2 とyとの関係もZ1 とxとの関係
と同じである。また、tは1または2を表わし、tが2
のとき2つの−[Z1 (R11)x =Z2 (R12)y ]−
は同じでも異なっていてもよい。また**印に隣接する
−CH2 −基は炭素数1ないし6のアルキル基またはフ
ェニル基で置換されても良い。)下記「化24」ないし
「化27」に一般式(T−3)の具体例を挙げる。
式(T−1)について説明したのと同じ意味を表わす。
ただし、R11とR12とが結合してベンゼン環または複素
環の構成要素となってもよい。また、R11もしくはR12
とWとが結合してベンゼン環または複素環を形成しても
よい。また、Z1 とZ2 はそれぞれ独立に炭素原子また
は窒素原子を表わし、xとyは0または1を表わす。Z
1 が炭素原子のときxは1であり、Z1 が窒素原子のと
きxは0である。Z2 とyとの関係もZ1 とxとの関係
と同じである。また、tは1または2を表わし、tが2
のとき2つの−[Z1 (R11)x =Z2 (R12)y ]−
は同じでも異なっていてもよい。また**印に隣接する
−CH2 −基は炭素数1ないし6のアルキル基またはフ
ェニル基で置換されても良い。)下記「化24」ないし
「化27」に一般式(T−3)の具体例を挙げる。
【0086】
【化24】
【0087】
【化25】
【0088】
【化26】
【0089】
【化27】 (4)エステルの加水分解による開裂反応を利用する基 例えば西独公開特許第2,626,315号に記載のあ
る連結基であり以下の基が挙げられる。式中*印および
**印は一般式(T−1)について説明したのと同じ意
味である。
る連結基であり以下の基が挙げられる。式中*印および
**印は一般式(T−1)について説明したのと同じ意
味である。
【0090】一般式(T−4) *−OCO−** 一般式(T−5) *−SCS−** (5)イミノケタールの開裂反応を利用する基 例えば米国特許第4,546,073号に記載のある連
結基であり、下記「化28」で表わされる一般式(T−
6)で表わされる基である。
結基であり、下記「化28」で表わされる一般式(T−
6)で表わされる基である。
【0091】
【化28】 (式中、*印、**印およびWは一般式(T−1)にお
いて説明したのと同じ意味であり、R14はR13と同じ意
味を表わす。)一般式(T−6)で表わされる基の具体
的例としては下記「化29」で表わされる基が挙げられ
る。
いて説明したのと同じ意味であり、R14はR13と同じ意
味を表わす。)一般式(T−6)で表わされる基の具体
的例としては下記「化29」で表わされる基が挙げられ
る。
【0092】
【化29】 一般式(1)において、L1 として好ましくは一般式
(T−1)〜(T−5)で示されるものであり、特に好
ましくは一般式(T−1)(T−3)および(T−4)
である。
(T−1)〜(T−5)で示されるものであり、特に好
ましくは一般式(T−1)(T−3)および(T−4)
である。
【0093】一般式(1)において、jは好ましくは0
または1である。
または1である。
【0094】一般式(1)において、L2 で示される基
は3価以上のタイミング基を表わし、好ましくは次の一
般式(T−L1 )もしくは(T−L2 )で表わされるも
のである。
は3価以上のタイミング基を表わし、好ましくは次の一
般式(T−L1 )もしくは(T−L2 )で表わされるも
のである。
【0095】 一般式(T−L1 ) *−W−[Z1 (R11)x =Z2 (R12)y ]t −CH2 −** (式中、W、Z1 、Z2 、R11、R12、x、yおよびt
は一般式(T−3)について説明したのと同じ意味を表
わす。また*印は一般式(1)中のA−(L1)j −と
結合する位置を、**印は−(L3 )n −PUGと結合
する位置を表わす。ただし複数個存在するR11またはR
12のうちの少なくとも1つは置換もしくは無置換のメチ
レン基で−(L3 )n −PUGと結合する基を表わ
す。)一般式(T−L1 )として好ましくはWが窒素原
子を表わす場合であり、さらにに好ましくはWとZ2 が
結合して5員環を形成する場合であり、特に好ましくは
イミダゾール、もしくはピラゾール環を形成する場合で
ある。
は一般式(T−3)について説明したのと同じ意味を表
わす。また*印は一般式(1)中のA−(L1)j −と
結合する位置を、**印は−(L3 )n −PUGと結合
する位置を表わす。ただし複数個存在するR11またはR
12のうちの少なくとも1つは置換もしくは無置換のメチ
レン基で−(L3 )n −PUGと結合する基を表わ
す。)一般式(T−L1 )として好ましくはWが窒素原
子を表わす場合であり、さらにに好ましくはWとZ2 が
結合して5員環を形成する場合であり、特に好ましくは
イミダゾール、もしくはピラゾール環を形成する場合で
ある。
【0096】一般式(T−L2 ) *−N−(Z3 −**)2 (式中、*印と**印は一般式(T−L1 )と同義であ
る。Z3 基は置換基もしくは無置換のメチレン基を表わ
し、2つのZ3 基は同じであっても異なっていても良
い。また2つのZ3 基が結合して環を形成しても良
い。)下記「化30」ないし「化36」に一般式(T−
L1 )および(T−L2 )の具体例を挙げるが本発明は
これらに限定されるものではない。
る。Z3 基は置換基もしくは無置換のメチレン基を表わ
し、2つのZ3 基は同じであっても異なっていても良
い。また2つのZ3 基が結合して環を形成しても良
い。)下記「化30」ないし「化36」に一般式(T−
L1 )および(T−L2 )の具体例を挙げるが本発明は
これらに限定されるものではない。
【0097】
【化30】
【0098】
【化31】
【0099】
【化32】
【0100】
【化33】
【0101】
【化34】
【0102】
【化35】
【0103】
【化36】 但し、ここで具体例に挙げた基はさらに置換基を有して
いてもよく、そのような置換基としては、例えばアルキ
ル基(例えばメチル、エチル、イソプロピル、tert
−ブチル、ヘキシル、メトキシメチル、メトキシエチ
ル、クロロエチル、シアノエチル、ニトロエチル、ヒド
ロキシプロピル、カルボキシエチル、ジメチルアミノエ
チル、ベンジル、フェネチル)、アリール基(例えばフ
ェニル、ナフチル、4−ヒドロキシフェニル、4−シア
ノフェニル、4−ニトロフェニル、2−メトキシフェニ
ル、2,6−ジメチルフェニル、4−カルボキシフェニ
ル、4−スルホフェニル)、複素環基(例えば2−ピリ
ジル、4−ピリジル、2−フリル、2−チエニル、2−
ピロリル)、ハロゲン原子(例えばクロロ、ブロモ)、
ニトロ基、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ、
イソプロポキシ)、アリールオキシ基(フェノキシ)、
アルキルチオ基(例えばメチルチオ、イソプロピルチ
オ、tert−ブチルチオ)、アリールチオ基(例えば
フェニルチオ)、アミノ基(例えばアミノ、ジメチルア
ミノ、ジイソプロピルアミノ)、アシルアミノ基(例え
ばアセチルアミノ、ベンゾイルアミノ)、スルホンアミ
ド基(例えばメタンスルホンアミド、ベンゼンスルホン
アミド)、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシカル
ボニル基(例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル)、アリールオキシカルボニル(例えばフェノキシ
カルボニル)もしくはカルバモイル基(例えばN−エチ
ルカルバモイル、N−フェニルカルバモイル)が挙げら
れる。
いてもよく、そのような置換基としては、例えばアルキ
ル基(例えばメチル、エチル、イソプロピル、tert
−ブチル、ヘキシル、メトキシメチル、メトキシエチ
ル、クロロエチル、シアノエチル、ニトロエチル、ヒド
ロキシプロピル、カルボキシエチル、ジメチルアミノエ
チル、ベンジル、フェネチル)、アリール基(例えばフ
ェニル、ナフチル、4−ヒドロキシフェニル、4−シア
ノフェニル、4−ニトロフェニル、2−メトキシフェニ
ル、2,6−ジメチルフェニル、4−カルボキシフェニ
ル、4−スルホフェニル)、複素環基(例えば2−ピリ
ジル、4−ピリジル、2−フリル、2−チエニル、2−
ピロリル)、ハロゲン原子(例えばクロロ、ブロモ)、
ニトロ基、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ、
イソプロポキシ)、アリールオキシ基(フェノキシ)、
アルキルチオ基(例えばメチルチオ、イソプロピルチ
オ、tert−ブチルチオ)、アリールチオ基(例えば
フェニルチオ)、アミノ基(例えばアミノ、ジメチルア
ミノ、ジイソプロピルアミノ)、アシルアミノ基(例え
ばアセチルアミノ、ベンゾイルアミノ)、スルホンアミ
ド基(例えばメタンスルホンアミド、ベンゼンスルホン
アミド)、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシカル
ボニル基(例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル)、アリールオキシカルボニル(例えばフェノキシ
カルボニル)もしくはカルバモイル基(例えばN−エチ
ルカルバモイル、N−フェニルカルバモイル)が挙げら
れる。
【0104】なかでも、好ましくはアルキル基、ニトロ
基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アミノ基、アシル
アミノ基、スルホンアミド基、アルコキシカルボニル
基、およびカルバモイル基である。
基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アミノ基、アシル
アミノ基、スルホンアミド基、アルコキシカルボニル
基、およびカルバモイル基である。
【0105】また一般式(T−L1 )で**印に隣接す
る−CH2 −基は炭素数1ないし6のアルキル基または
フェニル基で置換されていても良い。
る−CH2 −基は炭素数1ないし6のアルキル基または
フェニル基で置換されていても良い。
【0106】一般式(1)においてmは好ましくは1で
ある。
ある。
【0107】一般式(1)においてL3 で表わされる基
はL1 と同義である。
はL1 と同義である。
【0108】一般式(1)においてnは好ましくは0ま
たは1であり、特に好ましくは0である。
たは1であり、特に好ましくは0である。
【0109】一般式(1)においてPUGで表わされる
写真性有用基は詳しくは現像抑制剤、色素、カブラセ
剤、現像薬、カプラー、漂白促進剤、定着促進剤などで
ある。好ましい写真性有用基の例は米国特許第4,24
8,962号に記載のある写真性有用基(該特許中、一
般式PUGで表わされるもの)、特開昭62−4935
3号に記載のある色素(該明細書中、カプラーより放出
される離脱基の部分)、米国特許第4,477,563
号に記載のある現像抑制剤、および特開昭61−201
247および特開平2−55号等に記載のある漂白促進
剤(該明細書中、カプラーより放出される離脱基の部
分)が挙げられる。本発明において、写真性有用基とし
て特に好ましいものは現像抑制剤である。
写真性有用基は詳しくは現像抑制剤、色素、カブラセ
剤、現像薬、カプラー、漂白促進剤、定着促進剤などで
ある。好ましい写真性有用基の例は米国特許第4,24
8,962号に記載のある写真性有用基(該特許中、一
般式PUGで表わされるもの)、特開昭62−4935
3号に記載のある色素(該明細書中、カプラーより放出
される離脱基の部分)、米国特許第4,477,563
号に記載のある現像抑制剤、および特開昭61−201
247および特開平2−55号等に記載のある漂白促進
剤(該明細書中、カプラーより放出される離脱基の部
分)が挙げられる。本発明において、写真性有用基とし
て特に好ましいものは現像抑制剤である。
【0110】現像抑制剤として好ましくは下記「化3
7」ないし「化42」に示す一般式(INH−1)〜
(INH−13)で表わされる基である。
7」ないし「化42」に示す一般式(INH−1)〜
(INH−13)で表わされる基である。
【0111】
【化37】
【0112】
【化38】
【0113】
【化39】 (一般式(INH−6)中R21は水素原子または、置換
もしくは無置換の炭化水素基(例えばメチル、エチル、
プロピル、フェニル)を表わす。)
もしくは無置換の炭化水素基(例えばメチル、エチル、
プロピル、フェニル)を表わす。)
【0114】
【化40】
【0115】
【化41】
【0116】
【化42】 (式中、*は一般式(1)で表わされる化合物のL2 も
しくはL3 で表わされる基と結合する位置を表わす。ま
た、**は置換基と結合する位置を表わし、置換基とし
ては置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、複
素環基、アルキルチオ基、アルキルまたはアリールオキ
シカルボニル基等が挙げられ、写真処理時に処理液中で
分解する基がこれら置換基中に含まれていることが好ま
しい。)具体的に置換または無置換のアルキル基として
は例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシ
ル、デシル、イソブチル、tert−ブチル、2−エチ
ルヘキシル、2−メチルチオエチル、ベンジル、4−メ
トキシベンジル、フェネチル、1−メトキシカルボニル
エチル、プロピルオキシカルボニルメチル、2−(プロ
ピルオキシカルボニル)エチル、ブチルオキシカルボニ
ルメチル、ペンチルオキシカルボニルメチル、2−シア
ノエチルオキシカルボニルメチル、2,2−ジクロロエ
チルオキシカルボニルメチル、3−ニトロプロピルオキ
シカルボニルメチル、4−ニトロベンジルオキシカルボ
ニルメチル、2,5−ジオキソ−3,6−ジオキサデシ
ルで表わされる基が挙げられる。
しくはL3 で表わされる基と結合する位置を表わす。ま
た、**は置換基と結合する位置を表わし、置換基とし
ては置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、複
素環基、アルキルチオ基、アルキルまたはアリールオキ
シカルボニル基等が挙げられ、写真処理時に処理液中で
分解する基がこれら置換基中に含まれていることが好ま
しい。)具体的に置換または無置換のアルキル基として
は例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシ
ル、デシル、イソブチル、tert−ブチル、2−エチ
ルヘキシル、2−メチルチオエチル、ベンジル、4−メ
トキシベンジル、フェネチル、1−メトキシカルボニル
エチル、プロピルオキシカルボニルメチル、2−(プロ
ピルオキシカルボニル)エチル、ブチルオキシカルボニ
ルメチル、ペンチルオキシカルボニルメチル、2−シア
ノエチルオキシカルボニルメチル、2,2−ジクロロエ
チルオキシカルボニルメチル、3−ニトロプロピルオキ
シカルボニルメチル、4−ニトロベンジルオキシカルボ
ニルメチル、2,5−ジオキソ−3,6−ジオキサデシ
ルで表わされる基が挙げられる。
【0117】置換もしくは無置換のアリール基としては
例えばフェニル、ナフチル、4−メトキシカルボニルフ
ェニル、4−エトキシカルボニルフェニル、2−メチル
チオフェニル、3−メトキシカルボニルフェニル、4−
(2−シアノエチルオキシカルボニル)−フェニル等が
挙げられる。
例えばフェニル、ナフチル、4−メトキシカルボニルフ
ェニル、4−エトキシカルボニルフェニル、2−メチル
チオフェニル、3−メトキシカルボニルフェニル、4−
(2−シアノエチルオキシカルボニル)−フェニル等が
挙げられる。
【0118】置換もしくは無置換の複素環基としては4
−ピリジル、3−ピリジル、2−ピリジル、2−フリ
ル、2−テトラヒドロピラニル、等が挙げられる。
−ピリジル、3−ピリジル、2−ピリジル、2−フリ
ル、2−テトラヒドロピラニル、等が挙げられる。
【0119】置換もしくは無置換のアルキルチオ基とし
てはメチルチオ、tert−ブチルチオ、1−メトキシ
カルボニルエチルチオが挙げられる。
てはメチルチオ、tert−ブチルチオ、1−メトキシ
カルボニルエチルチオが挙げられる。
【0120】置換もしくは無置換のアルキルまたはアリ
ールオキシカルボニル基としては、メトキシカルボニ
ル、ブトキシカルボニルメトキシカルボニル、イソペン
チルオキシカルボニルメトキシカルボニル、N−ヘキシ
ルカルバモイルメトキシカルボニル、フェノキシカルボ
ニルが挙げられる。
ールオキシカルボニル基としては、メトキシカルボニ
ル、ブトキシカルボニルメトキシカルボニル、イソペン
チルオキシカルボニルメトキシカルボニル、N−ヘキシ
ルカルバモイルメトキシカルボニル、フェノキシカルボ
ニルが挙げられる。
【0121】これらの中でINH(現像抑制剤)として
好ましくは一般式(INH−1)、(INH−2)、
(INH−3)、(INH−4)、(INH−9)およ
び(INH−12)であり、特に好ましくは一般式(I
NH−1)、(INH−2)および(INH−3)であ
る。
好ましくは一般式(INH−1)、(INH−2)、
(INH−3)、(INH−4)、(INH−9)およ
び(INH−12)であり、特に好ましくは一般式(I
NH−1)、(INH−2)および(INH−3)であ
る。
【0122】またINHと結合する置換基として好まし
くはアルキル基または置換もしくは無置換のフェニル基
またはアルキルもしくはアリールオキシカルボニル基で
ある。
くはアルキル基または置換もしくは無置換のフェニル基
またはアルキルもしくはアリールオキシカルボニル基で
ある。
【0123】一般式(1)で表わされる化合物として特
に好ましくは以下一般式(1a)もしくは(1b)で表
わされる化合物である。
に好ましくは以下一般式(1a)もしくは(1b)で表
わされる化合物である。
【0124】 一般式(1a) A(L1 )j −W−[Z1 (R11)x =Z2 (R12)y ]t −CH2 −PUG 一般式(1b) A−L1 −N−(Z3 −PUG)2 式中の記号は一般式(1)、(T−L1 )および(T−
L2 )と同義である。一般式(1a)においてjは0ま
たは1が好ましい。一般式(1a)および(1b)にお
いてL1 としては−OC(=O)−基が好ましく、また
PUGとしは現像抑制剤が好ましい。
L2 )と同義である。一般式(1a)においてjは0ま
たは1が好ましい。一般式(1a)および(1b)にお
いてL1 としては−OC(=O)−基が好ましく、また
PUGとしは現像抑制剤が好ましい。
【0125】但し複数の写真性有用基が異なる機能のも
のである場合、タイミング基は分子内求核置換を利用す
るものではない。
のである場合、タイミング基は分子内求核置換を利用す
るものではない。
【0126】またここで写真性有用基の機能とは現像抑
制剤、色素、カブラセ剤、現像薬、カプラー、漂白促進
剤、もしくは定着剤等が示す機能を意味する。
制剤、色素、カブラセ剤、現像薬、カプラー、漂白促進
剤、もしくは定着剤等が示す機能を意味する。
【0127】さらに、同一化合物中から放出されるふた
つ以上のPUGは同一現像抑制剤であることが特に好ま
しい。
つ以上のPUGは同一現像抑制剤であることが特に好ま
しい。
【0128】次に一般式(2)で表わされる化合物につ
いて説明する。一般式(2)においてAとPUGは一般
式(1)と同義である。L4 は−OCO−基、−OSO
−基−OSO2 −基、−OCS−基、−SCO−基、−
SCS−基または−WCR11R12−基を表わす。ここで
W、R11およびR12は一般式(1)で表わされる化合物
のL1 の説明における一般式(T−1)中の定義と同義
である。
いて説明する。一般式(2)においてAとPUGは一般
式(1)と同義である。L4 は−OCO−基、−OSO
−基−OSO2 −基、−OCS−基、−SCO−基、−
SCS−基または−WCR11R12−基を表わす。ここで
W、R11およびR12は一般式(1)で表わされる化合物
のL1 の説明における一般式(T−1)中の定義と同義
である。
【0129】L4 が−WCR11R12−基を表わすときの
好ましい例としてはWが酸素原子または3級アミノ基を
表わすときであり、さらに好ましくはL4 が−OCH2
−基またはWとR11もしくはR12が環を形成する基を表
わす場合である。
好ましい例としてはWが酸素原子または3級アミノ基を
表わすときであり、さらに好ましくはL4 が−OCH2
−基またはWとR11もしくはR12が環を形成する基を表
わす場合である。
【0130】またL4 が−WCR11R12−以外の基を表
わす場合好ましくは−OCO−基、−OSO−基、−O
SO2 −基であり、特に好ましくは−OCO−基であ
る。
わす場合好ましくは−OCO−基、−OSO−基、−O
SO2 −基であり、特に好ましくは−OCO−基であ
る。
【0131】L5 で表わされる基は、共役系に沿った電
子移動でPUGを放出する基もしくはL4 で定義される
基を表わす。共役系に沿った電子移動でPUGを放出す
る基は一般式(1)のL1 の説明の中の一般式(T−
3)で表わされる基と同義である。L5 として好ましく
は共役系に沿った電子移動によりPUGを放出する基で
あり、さらに好ましくは窒素原子でL4 と結合しうる基
である。
子移動でPUGを放出する基もしくはL4 で定義される
基を表わす。共役系に沿った電子移動でPUGを放出す
る基は一般式(1)のL1 の説明の中の一般式(T−
3)で表わされる基と同義である。L5 として好ましく
は共役系に沿った電子移動によりPUGを放出する基で
あり、さらに好ましくは窒素原子でL4 と結合しうる基
である。
【0132】一般式(2)で表わされる化合物のうち好
ましいものは下記「化43」で示される一般式(3)も
しくは下記「化44」で示される一般式(4)で表わさ
れる化合物である。
ましいものは下記「化43」で示される一般式(3)も
しくは下記「化44」で示される一般式(4)で表わさ
れる化合物である。
【0133】一般式(3)
【0134】
【化43】 (式中、Aは一般式(1)と同義である。R101 とR
102 はそれぞれ独立に水素原子もしくは置換基を表わ
す。R103 とR104 はそれぞれ独立に水素原子もしくは
置換基を表わす。INHは現像抑制能を有する基を表わ
す。R105 は無置換のフェニル基、1級アルキル基、ア
ルキルチオ基、アリール基以外の基で置換された1級ア
ルキル基または−CO2 C(R101 )(R108 )CO2
R106 で表わされる基を表わす。但しR101 〜R104 の
うち少なくとも1つは水素原子以外の置換基である。)
一般式(4)
102 はそれぞれ独立に水素原子もしくは置換基を表わ
す。R103 とR104 はそれぞれ独立に水素原子もしくは
置換基を表わす。INHは現像抑制能を有する基を表わ
す。R105 は無置換のフェニル基、1級アルキル基、ア
ルキルチオ基、アリール基以外の基で置換された1級ア
ルキル基または−CO2 C(R101 )(R108 )CO2
R106 で表わされる基を表わす。但しR101 〜R104 の
うち少なくとも1つは水素原子以外の置換基である。)
一般式(4)
【0135】
【化44】 一般式(4)において、A、INH、およびR105 は一
般式(3)と同義である。R111 、R112 およびR113
はそれぞれ水素原子もしくは有機残基を表わし、
R111 、R112 およびR113 の任意の2つが2価基とな
って連結し環を形成しても良い。)一般式(3)で表わ
される化合物について更に詳しく説明する。
般式(3)と同義である。R111 、R112 およびR113
はそれぞれ水素原子もしくは有機残基を表わし、
R111 、R112 およびR113 の任意の2つが2価基とな
って連結し環を形成しても良い。)一般式(3)で表わ
される化合物について更に詳しく説明する。
【0136】一般式(3)においてAは一般式(1)と
同義である。R101 およびR102 はそれぞれ独立に水素
原子もしくは置換基を表わす。置換基として具体的には
例えばアリール基(例えばフェニル、ナフチル、p−メ
トキシフェニル、p−ヒドロキシフェニル、p−ニトロ
フェニル、o−クロロフェニル)、アルキル基(例えば
メチル、エチル、イソプロピル、プロピル、tert−
ブチル、tert−アミル、イソブチル、sec−ブチ
ル、オクチル、メトキシメチル、1−メトキシエチル、
2−クロロエチル、ニトロメチル、2−シアノエチル、
2−カルバモイルエチル、2−ジメチルカルバモイルエ
チル)、ハロゲン原子(例えばフルオロ、クロロ、ブロ
モ、ヨード)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキ
シ、イソプロピルオキシ、プロピルオキシ、tert−
ブチルオキシ、イソブチルオキシ、ブチルオキシ、オク
チルオキシ、2−メトキシエトキシ、2−クロロエトキ
シ)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ、ナフトキ
シ、またはp−メトキシフェノキシ)、アルキルチオ基
(例えばメチルチオ、エチルチオ、イソプロピルチオ、
プロピルチオ、tert−ブチルチオ、イソブチルチ
オ、sec−ブチルチオ、オクチルチオまたは2−メト
キシエチルチオ)、アリールチオ基(例えばフェニルチ
オ、ナフチルチオ、またはp−メトキシフェニルチ
オ)、アミノ基(例えばアミノ、メチルアミノ、フェニ
ルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジイソプ
ロピルアミノ、またはフェニルメチルアミノ)、カルバ
モイル基(例えばカルバモイル、メチルカルバモイル、
ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、ジイソ
プロピルカルバモイル、エチルカルバモイル、イソプロ
ピルカルバモイル、tert−ブチルカルバモイル、フ
ェニルカルバモイルまたはフェニルメチルカルバモイル
など)、スルファモイル基(例えばスルファモイル、メ
チルスルファモイル、エチルスルファモイル、イソプロ
ピルスルファモイル、フェニルスルファモイル、オクチ
ルスルファモイル、ジメチルスルファモイル、ジエチル
スルファモイル、ジイソプロピルスルファモイル、ジヘ
キシルスルファモイル、またはフェニルメチルスルファ
モイル)、アルコキシカルボニル(例えばメトキシカル
ボニル、プロピルオキシカルボニル、イソプロピルオキ
シカルボニル、tert−ブチルオキシカルボニル、t
ert−アミルオキシカルボニル、またはオクチルオキ
シカルボニル)、アリールオキシカルボニル(例えばフ
ェノキシカルボニルまたはp−メトキシフェノキシカル
ボニル)、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ、プ
ロパノイルアミノ、ペンタノイルアミノ、N−メチルア
セチルアミノ、またはベンゾイルアミノ)、スルホンア
ミド基(例えばメタンスルホンアミド、エタンスルホン
アミド、ペンタンスルホンアミド、ベンゼンスルホンア
ミドまたはp−トルエンスルホンアミド)、アルコキシ
カルボニルアミノ基(例えばメトキシカルボニルアミ
ノ、イソプロピルオキシカルボニルアミノ、tert−
ブトキシカルボニルアミノまたはヘキシルオキシカルボ
ニルアミノ)、アリールオキシカルボニルアミノ基(例
えばフェノキシカルボニルアミノ)、ウレイド基(例え
ば3−メチルウレイド、または3−フェニルウレイ
ド)、シアノ基もしくはニトロ基が挙げられる。
同義である。R101 およびR102 はそれぞれ独立に水素
原子もしくは置換基を表わす。置換基として具体的には
例えばアリール基(例えばフェニル、ナフチル、p−メ
トキシフェニル、p−ヒドロキシフェニル、p−ニトロ
フェニル、o−クロロフェニル)、アルキル基(例えば
メチル、エチル、イソプロピル、プロピル、tert−
ブチル、tert−アミル、イソブチル、sec−ブチ
ル、オクチル、メトキシメチル、1−メトキシエチル、
2−クロロエチル、ニトロメチル、2−シアノエチル、
2−カルバモイルエチル、2−ジメチルカルバモイルエ
チル)、ハロゲン原子(例えばフルオロ、クロロ、ブロ
モ、ヨード)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキ
シ、イソプロピルオキシ、プロピルオキシ、tert−
ブチルオキシ、イソブチルオキシ、ブチルオキシ、オク
チルオキシ、2−メトキシエトキシ、2−クロロエトキ
シ)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ、ナフトキ
シ、またはp−メトキシフェノキシ)、アルキルチオ基
(例えばメチルチオ、エチルチオ、イソプロピルチオ、
プロピルチオ、tert−ブチルチオ、イソブチルチ
オ、sec−ブチルチオ、オクチルチオまたは2−メト
キシエチルチオ)、アリールチオ基(例えばフェニルチ
オ、ナフチルチオ、またはp−メトキシフェニルチ
オ)、アミノ基(例えばアミノ、メチルアミノ、フェニ
ルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジイソプ
ロピルアミノ、またはフェニルメチルアミノ)、カルバ
モイル基(例えばカルバモイル、メチルカルバモイル、
ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、ジイソ
プロピルカルバモイル、エチルカルバモイル、イソプロ
ピルカルバモイル、tert−ブチルカルバモイル、フ
ェニルカルバモイルまたはフェニルメチルカルバモイル
など)、スルファモイル基(例えばスルファモイル、メ
チルスルファモイル、エチルスルファモイル、イソプロ
ピルスルファモイル、フェニルスルファモイル、オクチ
ルスルファモイル、ジメチルスルファモイル、ジエチル
スルファモイル、ジイソプロピルスルファモイル、ジヘ
キシルスルファモイル、またはフェニルメチルスルファ
モイル)、アルコキシカルボニル(例えばメトキシカル
ボニル、プロピルオキシカルボニル、イソプロピルオキ
シカルボニル、tert−ブチルオキシカルボニル、t
ert−アミルオキシカルボニル、またはオクチルオキ
シカルボニル)、アリールオキシカルボニル(例えばフ
ェノキシカルボニルまたはp−メトキシフェノキシカル
ボニル)、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ、プ
ロパノイルアミノ、ペンタノイルアミノ、N−メチルア
セチルアミノ、またはベンゾイルアミノ)、スルホンア
ミド基(例えばメタンスルホンアミド、エタンスルホン
アミド、ペンタンスルホンアミド、ベンゼンスルホンア
ミドまたはp−トルエンスルホンアミド)、アルコキシ
カルボニルアミノ基(例えばメトキシカルボニルアミ
ノ、イソプロピルオキシカルボニルアミノ、tert−
ブトキシカルボニルアミノまたはヘキシルオキシカルボ
ニルアミノ)、アリールオキシカルボニルアミノ基(例
えばフェノキシカルボニルアミノ)、ウレイド基(例え
ば3−メチルウレイド、または3−フェニルウレイ
ド)、シアノ基もしくはニトロ基が挙げられる。
【0137】R101 とR102 は同じでも異なっていても
良いが、両者の式量の和が120未満であることが好ま
しい。また好ましい置換基としてアルキル基、ハロゲン
原子、アルコキシ基が挙げられ、好ましくはアルキル基
である。
良いが、両者の式量の和が120未満であることが好ま
しい。また好ましい置換基としてアルキル基、ハロゲン
原子、アルコキシ基が挙げられ、好ましくはアルキル基
である。
【0138】一般式(3)においてR103 とR104 で表
わされる基はそれぞれ独立に水素原子もしくはアルキル
基を表わす。アルキル基としては例えばメチル、エチ
ル、イソプロピル、tert−ブチル、イソブチル、ヘ
キシル、または2−メトキシエチルが挙げられる。R
103 およびR104 として好ましくは水素原子、メチル
基、もしくはエチル基であり、特に好ましくは水素原子
である。
わされる基はそれぞれ独立に水素原子もしくはアルキル
基を表わす。アルキル基としては例えばメチル、エチ
ル、イソプロピル、tert−ブチル、イソブチル、ヘ
キシル、または2−メトキシエチルが挙げられる。R
103 およびR104 として好ましくは水素原子、メチル
基、もしくはエチル基であり、特に好ましくは水素原子
である。
【0139】一般式(3)においてR105 で表わされる
基は無置換のフェニル基もしくは1級アルキル基、アル
キルチオ基、アリール基以外の基で置換された1級アル
キル基または−CO2 C(R107 )(R108 )CO2 R
106 で表わされる基を表わす。アルキル基としては例え
ばエチル、プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、
イソペンチル、2−メチルブチル、ヘキシル、2−メチ
ルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチ
ル、2−エチルブチル、ヘプチル、またはオクチルが挙
げられる。置換基としては、ハロゲン原子、アルコキシ
基、アルキルチオ基、アミノ基、カルバモイル基、スル
ファモイル基、アルコキシカルボニル基、アシルアミノ
基、スルホンアミド基、アルコキシカルボニルアミノ
基、ウレイド基、シアノ基もしくはニトロ基が挙げら
れ、それぞれの基の具体例としてはR10 1 およびR102
の置換基で挙げられたものの中でアリール基を含む基を
除いたものが挙げられる。
基は無置換のフェニル基もしくは1級アルキル基、アル
キルチオ基、アリール基以外の基で置換された1級アル
キル基または−CO2 C(R107 )(R108 )CO2 R
106 で表わされる基を表わす。アルキル基としては例え
ばエチル、プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、
イソペンチル、2−メチルブチル、ヘキシル、2−メチ
ルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチ
ル、2−エチルブチル、ヘプチル、またはオクチルが挙
げられる。置換基としては、ハロゲン原子、アルコキシ
基、アルキルチオ基、アミノ基、カルバモイル基、スル
ファモイル基、アルコキシカルボニル基、アシルアミノ
基、スルホンアミド基、アルコキシカルボニルアミノ
基、ウレイド基、シアノ基もしくはニトロ基が挙げら
れ、それぞれの基の具体例としてはR10 1 およびR102
の置換基で挙げられたものの中でアリール基を含む基を
除いたものが挙げられる。
【0140】またR106 は炭素数3ないし6の無置換ア
ルキル基(例えばプロピル、ブチル、イソブチル、ペン
チル、イソペンチル、ヘキシル)を表わす。R107 、R
108は水素原子、炭素数1ないし8の無置換のアルキル
基(例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル)を表わし、R
107 、R108 は同じであっても異なっていてもよい。
ルキル基(例えばプロピル、ブチル、イソブチル、ペン
チル、イソペンチル、ヘキシル)を表わす。R107 、R
108は水素原子、炭素数1ないし8の無置換のアルキル
基(例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル)を表わし、R
107 、R108 は同じであっても異なっていてもよい。
【0141】さらにR105 は2種以上の置換基で置換さ
れていてもよい。R105 の置換基ととして好ましくはフ
ルオロ、クロロ、アルコキシ基、カルバモイル基、アル
コキシカルボニル基、シアノ基もしくはニトロ基であ
る。これらのうちで特に好ましくはアルコキシカルボニ
ル基である。
れていてもよい。R105 の置換基ととして好ましくはフ
ルオロ、クロロ、アルコキシ基、カルバモイル基、アル
コキシカルボニル基、シアノ基もしくはニトロ基であ
る。これらのうちで特に好ましくはアルコキシカルボニ
ル基である。
【0142】またR105 として好ましくはフェニル基、
もしくは炭素数2ないし6の1級無置換アルキル基、−
CO2 C(R107 )(R108 )CO2 R106 においてR
106が炭素数3ないし6の無置換のアルキル基でしかも
R107 、R108 がともに水素原子からなる基または先程
R105 の好ましい置換基として挙げた基により置換され
た1級アルキル基である。特に好ましくは炭素数3ない
し5の1級無置換アルキル基またはアルコキシカルボニ
ル基で置換された1級アルキル基である。
もしくは炭素数2ないし6の1級無置換アルキル基、−
CO2 C(R107 )(R108 )CO2 R106 においてR
106が炭素数3ないし6の無置換のアルキル基でしかも
R107 、R108 がともに水素原子からなる基または先程
R105 の好ましい置換基として挙げた基により置換され
た1級アルキル基である。特に好ましくは炭素数3ない
し5の1級無置換アルキル基またはアルコキシカルボニ
ル基で置換された1級アルキル基である。
【0143】一般式(3)においてINHで表わされる
基は現像抑制剤を有する基を表わし、その具体例は一般
式(1)のPUGの説明で挙げた一般式(INH−1)
〜(INH−13)である。その好ましい範囲等も一般
式(1)と同じである。
基は現像抑制剤を有する基を表わし、その具体例は一般
式(1)のPUGの説明で挙げた一般式(INH−1)
〜(INH−13)である。その好ましい範囲等も一般
式(1)と同じである。
【0144】次に一般式(4)で表わされる化合物につ
いて詳しく説明する。
いて詳しく説明する。
【0145】まずR111 、R112 およびR113 それぞれ
が水素原子もしくは1価の有機基を表わす場合について
説明する。
が水素原子もしくは1価の有機基を表わす場合について
説明する。
【0146】R112 およびR113 が1価の有機基を表わ
す場合、有機基としてはアルキル基(例えばメチル、エ
チル)もしくはアリール基(例えばフェニル)が好まし
い。R112 およびR113 としては好ましくは少なくとも
いずれかが水素原子である場合であり、特に好ましくは
R112 とR113 が水素原子であるときである。
す場合、有機基としてはアルキル基(例えばメチル、エ
チル)もしくはアリール基(例えばフェニル)が好まし
い。R112 およびR113 としては好ましくは少なくとも
いずれかが水素原子である場合であり、特に好ましくは
R112 とR113 が水素原子であるときである。
【0147】R111 は有機基を表わし好ましくは以下に
挙げる基である。アルキル基(例えばメチル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec
−ブチル、ネオペンチル、ヘキシル)、アリール基(例
えばフェニル)、アシル基(例えばアセチル、ベンゾイ
ル)、スルホニル基(例えばメタンスルホニル、ベンゼ
ンスルホニル)、カルバモイル基(例えばエチルカルバ
モイル、フェニルカルバモイル)、スルファモイル基
(例えばエチルスルファモイル、フェニルスルファモイ
ル)、アルコキシカルボニル基(例えばエトキシカルボ
ニル、ブトキシカルボニル)、アリールオキシカルボニ
ル基(例えばフェノキシカルボニル、4−メチルフェノ
キシカルボニル)、アルコキシスルホニル基(例えばブ
トキシスルホニル、エトキシスルホニル)、アリールオ
キシスルホニル基(例えばフェノキシスルホニル、4−
メトキシフェノキシスルホニル)、シアノ基、ニトロ
基、ニトロソ基、チオアシル基(例えばチオアセチル、
ネオベンゾイル)、チオカルバモイル基(例えばエチル
チオカルバモイル)、イミドイル基(例えばN−エチル
イミドイル)、アミノ基(例えばアミノ、ジメチルアミ
ノ、メチルアミノ)、アシルアミノ基(例えばホルミル
アミノ、アセチルアミノ、N−メチルアセチルアミ
ノ)、アルコキシ基(例えばメトキシ、イソプロピルオ
キシ)、またはアリールオキシ基(例えばフェノキシ)
である。
挙げる基である。アルキル基(例えばメチル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec
−ブチル、ネオペンチル、ヘキシル)、アリール基(例
えばフェニル)、アシル基(例えばアセチル、ベンゾイ
ル)、スルホニル基(例えばメタンスルホニル、ベンゼ
ンスルホニル)、カルバモイル基(例えばエチルカルバ
モイル、フェニルカルバモイル)、スルファモイル基
(例えばエチルスルファモイル、フェニルスルファモイ
ル)、アルコキシカルボニル基(例えばエトキシカルボ
ニル、ブトキシカルボニル)、アリールオキシカルボニ
ル基(例えばフェノキシカルボニル、4−メチルフェノ
キシカルボニル)、アルコキシスルホニル基(例えばブ
トキシスルホニル、エトキシスルホニル)、アリールオ
キシスルホニル基(例えばフェノキシスルホニル、4−
メトキシフェノキシスルホニル)、シアノ基、ニトロ
基、ニトロソ基、チオアシル基(例えばチオアセチル、
ネオベンゾイル)、チオカルバモイル基(例えばエチル
チオカルバモイル)、イミドイル基(例えばN−エチル
イミドイル)、アミノ基(例えばアミノ、ジメチルアミ
ノ、メチルアミノ)、アシルアミノ基(例えばホルミル
アミノ、アセチルアミノ、N−メチルアセチルアミ
ノ)、アルコキシ基(例えばメトキシ、イソプロピルオ
キシ)、またはアリールオキシ基(例えばフェノキシ)
である。
【0148】また、これらの基は更に置換基を有してい
てもよく、置換基としてはR111 として挙げた基のほか
ハロゲン原子(例えばフルオロ、クロロ、ブロモ)、カ
ルボキシル基、スルホ基が挙げられる。
てもよく、置換基としてはR111 として挙げた基のほか
ハロゲン原子(例えばフルオロ、クロロ、ブロモ)、カ
ルボキシル基、スルホ基が挙げられる。
【0149】R111 としては水素原子以外の原子の数が
15以下であることが好ましい。
15以下であることが好ましい。
【0150】またR111 として更に好ましくは置換もし
くは無置換のアルキル基もしくはアリール基であり、特
に好ましくは置換もしくは無置換のアルキル基である。
くは無置換のアルキル基もしくはアリール基であり、特
に好ましくは置換もしくは無置換のアルキル基である。
【0151】次にR111 、R112 およびR113 で表わさ
れる基において、これらのうちの任意の2つが2価基と
なって連結し環を形成する場合について説明する。
れる基において、これらのうちの任意の2つが2価基と
なって連結し環を形成する場合について説明する。
【0152】形成する環の大きさとしては4ないし8員
環が好ましく、より好ましくは4ないし6員環を形成す
る場合である。
環が好ましく、より好ましくは4ないし6員環を形成す
る場合である。
【0153】2価基として好ましくは以下に挙げる基で
ある。
ある。
【0154】−C(=O)−N(R114 )−、−SO2
−N(R114 )−、−(CH2 )3−、−(CH2 )4
−、−(CH2 )5 −、−C(=O)−(CH2 )
2 −、−C(=O)−N(R114 )−C(=O)−、−
SO2 −N(R114 )−C(=O)−、−C(=O)−
C(R114 )(R115 )−、−(CH2 )2 −O−CH
2−である。
−N(R114 )−、−(CH2 )3−、−(CH2 )4
−、−(CH2 )5 −、−C(=O)−(CH2 )
2 −、−C(=O)−N(R114 )−C(=O)−、−
SO2 −N(R114 )−C(=O)−、−C(=O)−
C(R114 )(R115 )−、−(CH2 )2 −O−CH
2−である。
【0155】ここでR114 およびR115 は水素原子もし
くはR111 が1価の有機基を表わす場合と同義であり、
R114 とR115 は同じであっても異なっていてもよい。
くはR111 が1価の有機基を表わす場合と同義であり、
R114 とR115 は同じであっても異なっていてもよい。
【0156】R111 、R112 、R113 のうち2価基とし
て参与しない残りの基は水素原子もしくは1価の有機基
を表わし、有機基の具体例等は環を形成しない場合に示
したR111 、R112 、R113 の場合と同じである。
て参与しない残りの基は水素原子もしくは1価の有機基
を表わし、有機基の具体例等は環を形成しない場合に示
したR111 、R112 、R113 の場合と同じである。
【0157】R111 、R112 、R113 のうちの任意の2
つが結合し環を形成する場合、好ましくはR112 とR
113 のいずれかが水素原子であり、残りのR112 ないし
R113がR111 と環を形成する場合であり、更に好まし
くは先ほど挙げた2価基の左端が一般式(4)の窒素原
子と結合し、右端が炭素原子と結合する場合である。
つが結合し環を形成する場合、好ましくはR112 とR
113 のいずれかが水素原子であり、残りのR112 ないし
R113がR111 と環を形成する場合であり、更に好まし
くは先ほど挙げた2価基の左端が一般式(4)の窒素原
子と結合し、右端が炭素原子と結合する場合である。
【0158】またR111 、R112 、R113 として好まし
くは環を形成せず、それぞれが水素原子もしくは1価の
有機基を表わす場合である。
くは環を形成せず、それぞれが水素原子もしくは1価の
有機基を表わす場合である。
【0159】一般式(1)および(2)においてAとP
UGで表わされる基を除いた残基の式量は64以上24
0以下であることが好ましく、更に好ましくは70以上
200以下であり、特に好ましくは90以上180以下
である。
UGで表わされる基を除いた残基の式量は64以上24
0以下であることが好ましく、更に好ましくは70以上
200以下であり、特に好ましくは90以上180以下
である。
【0160】以下に本発明の一般式(1)〜(4)で表
わされる化合物の具体例を示すが、本発明はこれらによ
って限定されるものではない。
わされる化合物の具体例を示すが、本発明はこれらによ
って限定されるものではない。
【0161】なお、一般式(1)においてAがカプラー
残基を表わすものについては(CA)を頭につけた番号
で、一般式(2)〜(4)においてAがカプラー残基を
表わすものについては(CB)を頭につけた番号で、一
般式(1)〜(4)においてAが酸化還元基を表わすも
のについては(SA)を頭につけた番号で示した。
残基を表わすものについては(CA)を頭につけた番号
で、一般式(2)〜(4)においてAがカプラー残基を
表わすものについては(CB)を頭につけた番号で、一
般式(1)〜(4)においてAが酸化還元基を表わすも
のについては(SA)を頭につけた番号で示した。
【0162】
【化45】
【0163】
【化46】
【0164】
【化47】
【0165】
【化48】
【0166】
【化49】
【0167】
【化50】
【0168】
【化51】
【0169】
【化52】
【0170】
【化53】
【0171】
【化54】
【0172】
【化55】
【0173】
【化56】
【0174】
【化57】
【0175】
【化58】
【0176】
【化59】
【0177】
【化60】
【0178】
【化61】
【0179】
【化62】
【0180】
【化63】
【0181】
【化64】
【0182】
【化65】
【0183】
【化66】
【0184】
【化67】
【0185】
【化68】
【0186】
【化69】
【0187】
【化70】
【0188】
【化71】
【0189】
【化72】
【0190】
【化73】
【0191】
【化74】
【0192】
【化75】
【0193】
【化76】
【0194】
【化77】
【0195】
【化78】
【0196】
【化79】 本発明の化合物の合成は例えば米国特許第4,847,
383号、同第4,770,990号、同第4,68
4,604号、同第4,886,736号、特開昭60
−218645号、同61−230135号、特願平2
−37070号、同2−170832号、および同2−
251192号に記載の方法もしくは類似の方法を利用
することができる。
383号、同第4,770,990号、同第4,68
4,604号、同第4,886,736号、特開昭60
−218645号、同61−230135号、特願平2
−37070号、同2−170832号、および同2−
251192号に記載の方法もしくは類似の方法を利用
することができる。
【0197】以下に具体的合成例について述べる。 (合成例1) 例示化合物(CA−1)の合成 下記「化80」に示す合成ルートにより合成した。
【0198】
【化80】 上記「化80」で表わされるCA−1a(3.40g)
を塩化チオニル(30ml)中60℃で1時間反応させ
た後過剰の塩化チオニルを減圧下留去した。この残渣を
CA−1b(7.48g)とジイソプロピルエチルアミ
ン(10.5ml)のジメチルホルムアミド溶液(0
℃)に加え1時間撹拌した。その後この溶液を水(50
0ml)中にあけ生じた結晶を濾取することによりCA
−1cを粗結晶として9.8g得た。構造はNMRによ
り確認した。
を塩化チオニル(30ml)中60℃で1時間反応させ
た後過剰の塩化チオニルを減圧下留去した。この残渣を
CA−1b(7.48g)とジイソプロピルエチルアミ
ン(10.5ml)のジメチルホルムアミド溶液(0
℃)に加え1時間撹拌した。その後この溶液を水(50
0ml)中にあけ生じた結晶を濾取することによりCA
−1cを粗結晶として9.8g得た。構造はNMRによ
り確認した。
【0199】CA−1c(3.20g)とCA−1d
(1.38g)を1,2−ジクロロエタン(30ml)
中で1時間反応させた。そこに、CA−1e(3.20
g)の酢酸エチル(20ml)溶液を水冷下加え、続い
てジイソプロピルエチルアミン(4.5ml)を加えた
後1時間撹拌した。
(1.38g)を1,2−ジクロロエタン(30ml)
中で1時間反応させた。そこに、CA−1e(3.20
g)の酢酸エチル(20ml)溶液を水冷下加え、続い
てジイソプロピルエチルアミン(4.5ml)を加えた
後1時間撹拌した。
【0200】1規定塩酸で反応を止め、クロロホルム
(30ml)を加え反応液を希釈した。その後反応液を
水で3回水洗し、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し
た。有機溶媒を留去して得られた油状物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:
5)にて精製することにより例示化合物CA−1を1.
20gを得た。構造はNMRにより確認した。m.p.
133.0〜134.0℃。 (合成例2) 例示化合物(CA−12)の合成 下記「化81」に示す合成ルートにより合成した。
(30ml)を加え反応液を希釈した。その後反応液を
水で3回水洗し、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し
た。有機溶媒を留去して得られた油状物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:
5)にて精製することにより例示化合物CA−1を1.
20gを得た。構造はNMRにより確認した。m.p.
133.0〜134.0℃。 (合成例2) 例示化合物(CA−12)の合成 下記「化81」に示す合成ルートにより合成した。
【0201】
【化81】 CA−12a(10.7g)と37%ホルマリン水溶液
(30ml)を酢酸(100ml)中70℃で5時間反
応させた後溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:
1)にて精製することによりCA−12bを6.4g
(収率53%)得た。
(30ml)を酢酸(100ml)中70℃で5時間反
応させた後溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:
1)にて精製することによりCA−12bを6.4g
(収率53%)得た。
【0202】次にCA−12b(3.2g)とCA−1
2c(2.1g)をクロロホルム(40ml)に懸濁さ
せ、そこに沃化亜鉛(5.7g)を加え室温で2時間反
応させた。1N塩酸で反応を止めクロロホルム40ml
で希釈した後反応液を水で2回洗浄した。有機層を硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮後得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:
4)にて精製することにより例示化合物(CA−12)
を4.1g(収率25%)得た。構造はNMR、マス、
元素分析により確認した。 (合成例3) 例示化合物(CB−2)の合成 下記「化82」で表わされる合成ルートにより合成し
た。
2c(2.1g)をクロロホルム(40ml)に懸濁さ
せ、そこに沃化亜鉛(5.7g)を加え室温で2時間反
応させた。1N塩酸で反応を止めクロロホルム40ml
で希釈した後反応液を水で2回洗浄した。有機層を硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮後得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:
4)にて精製することにより例示化合物(CA−12)
を4.1g(収率25%)得た。構造はNMR、マス、
元素分析により確認した。 (合成例3) 例示化合物(CB−2)の合成 下記「化82」で表わされる合成ルートにより合成し
た。
【0203】
【化82】 CB−2a(10mmol)をクロロホルム(30m
l)に、懸濁させそこに塩化チオニル(20mmol)
を加え50℃で1時間反応させた後溶媒を留去する。こ
こで得られた残渣をCB−2b(10mmol)とジイ
ソプロピルエチルアミン(20mmol)のジメチルホ
ルムアミド(30ml)溶液に加え1時間反応させた後
氷水(200ml)中にあける。クロロホルム50ml
を加え撹拌した後水相を分離し、有機層を水(100m
l)で更に2回洗浄した後硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮
することによりCB−2cを得た。
l)に、懸濁させそこに塩化チオニル(20mmol)
を加え50℃で1時間反応させた後溶媒を留去する。こ
こで得られた残渣をCB−2b(10mmol)とジイ
ソプロピルエチルアミン(20mmol)のジメチルホ
ルムアミド(30ml)溶液に加え1時間反応させた後
氷水(200ml)中にあける。クロロホルム50ml
を加え撹拌した後水相を分離し、有機層を水(100m
l)で更に2回洗浄した後硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮
することによりCB−2cを得た。
【0204】得られたCB−2cをクロロホルム(30
ml)に溶かし、そこにクロロ炭酸ニトロフェニル(1
0mmol)を加え1時間反応させた後CB−2b(1
0mmol)の酢酸エチル(50ml)溶液を加え、更
にジイソプロピルエチルアミン(50mmol)を加え
た後1時間反応させる。1N塩酸(10ml)を加え反
応を止めた後酢酸エチル(10ml)で希釈する。有機
層を水で洗浄後硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮する。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
液 酢酸エチル:ヘキサン=1:3)にて精製すること
により例示化合物CB−2を1.94g(収率23%収
率)得る。m.p.101.5〜102.5℃。 (合成例4) 例示化合物(CB−3)の合成 下記「化83」で表わされる合成ルートにて合成した。
ml)に溶かし、そこにクロロ炭酸ニトロフェニル(1
0mmol)を加え1時間反応させた後CB−2b(1
0mmol)の酢酸エチル(50ml)溶液を加え、更
にジイソプロピルエチルアミン(50mmol)を加え
た後1時間反応させる。1N塩酸(10ml)を加え反
応を止めた後酢酸エチル(10ml)で希釈する。有機
層を水で洗浄後硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮する。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
液 酢酸エチル:ヘキサン=1:3)にて精製すること
により例示化合物CB−2を1.94g(収率23%収
率)得る。m.p.101.5〜102.5℃。 (合成例4) 例示化合物(CB−3)の合成 下記「化83」で表わされる合成ルートにて合成した。
【0205】
【化83】 (CB−3a)を原料として例示化合物CB−2と同様
の方法により合成することができる。収率31%。m.
p.68.0〜69.0℃。 (合成例5) 例示化合物(CB−11)の合成 下記「化84」で表わされる合成ルートにて合成した。
の方法により合成することができる。収率31%。m.
p.68.0〜69.0℃。 (合成例5) 例示化合物(CB−11)の合成 下記「化84」で表わされる合成ルートにて合成した。
【0206】
【化84】 (CB−11a)200gと(CB−11b)34.7
gを酢酸エチル(500ml)に溶解し、そこにジイソ
プロピルエチルアミン(142ml)を加え4時間撹拌
した。析出した結晶を濾取し酢酸エチルで洗浄すること
により(CB−11c)を176g(75%)得た。
gを酢酸エチル(500ml)に溶解し、そこにジイソ
プロピルエチルアミン(142ml)を加え4時間撹拌
した。析出した結晶を濾取し酢酸エチルで洗浄すること
により(CB−11c)を176g(75%)得た。
【0207】(CB−11c)53.6gとパラホルム
アルデヒド(27.9g)を1,2−ジクロロエタン
(500ml)と酢酸(54ml)の混合液中還流下4
時間反応させた。室温に冷却後反応液を水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後濃縮した。得られた残渣をクロロ
ホルムを溶出液とするシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製することにより(CB−11d)を2
3.2g(41.2%)得た。
アルデヒド(27.9g)を1,2−ジクロロエタン
(500ml)と酢酸(54ml)の混合液中還流下4
時間反応させた。室温に冷却後反応液を水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後濃縮した。得られた残渣をクロロ
ホルムを溶出液とするシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製することにより(CB−11d)を2
3.2g(41.2%)得た。
【0208】(CB−11d)23.2gと(CB−1
1e)6.78gをクロロホルム(250ml)に溶解
し、そこに沃化亜鉛26.88gを加え3時間撹拌し
た。1N塩酸を加えた後反応液を水洗した。有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮後、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:4)にて精製することにより例示化合物(CB
−11)を7.0g得た(23.9%)。m.p.11
7.0〜118.5℃。 (合成例6) 例示化合物(CB−13)の合成 合成例5と同様の方法により合成した。m.p.61.
5〜63.0℃。 (合成例7) 例示化合物(CB−19)の合成 特開昭60−218645号の合成例2と同様の方法に
より合成することができる。収率7%。m.p.115
℃。 (合成例8) 例示化合物(SA−5)の合成 下記「化85」に表わされる合成ルートにより合成し
た。
1e)6.78gをクロロホルム(250ml)に溶解
し、そこに沃化亜鉛26.88gを加え3時間撹拌し
た。1N塩酸を加えた後反応液を水洗した。有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮後、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:4)にて精製することにより例示化合物(CB
−11)を7.0g得た(23.9%)。m.p.11
7.0〜118.5℃。 (合成例6) 例示化合物(CB−13)の合成 合成例5と同様の方法により合成した。m.p.61.
5〜63.0℃。 (合成例7) 例示化合物(CB−19)の合成 特開昭60−218645号の合成例2と同様の方法に
より合成することができる。収率7%。m.p.115
℃。 (合成例8) 例示化合物(SA−5)の合成 下記「化85」に表わされる合成ルートにより合成し
た。
【0209】
【化85】 SA−5a(特開昭61−230135号に記載の方法
と同様の方法にて合成した)の11.6gを水冷下塩化
チオニル30mlに加え50℃で更に1時間反応させ
た。過剰の塩化チオニルを減圧下留去し析出した結晶を
少量の氷冷したクロロホルムで洗浄することによりSA
−5bを粗結晶として得た。次にSA−5b13.1g
をSA−5c7.2gとトリエチルアミン12.1gの
N,N−ジメチルホルムアミド(100ml)溶液に0
℃で加え、その後室温で1時間さらに反応させた。
と同様の方法にて合成した)の11.6gを水冷下塩化
チオニル30mlに加え50℃で更に1時間反応させ
た。過剰の塩化チオニルを減圧下留去し析出した結晶を
少量の氷冷したクロロホルムで洗浄することによりSA
−5bを粗結晶として得た。次にSA−5b13.1g
をSA−5c7.2gとトリエチルアミン12.1gの
N,N−ジメチルホルムアミド(100ml)溶液に0
℃で加え、その後室温で1時間さらに反応させた。
【0210】2N塩酸60mlと氷水300mlの水溶
液に反応混合物をあけ、更に酢酸エチル300mlを加
え撹拌した。その液を分液ロートに移し油層をとり、水
で数回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、
濃縮後残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて
精製(酢酸エチル−ヘキサン=1/4〜1/1(v/
v)を溶出液として用いた)することにより例示化合物
SA−5をアモルファスとして3.7g得た。
液に反応混合物をあけ、更に酢酸エチル300mlを加
え撹拌した。その液を分液ロートに移し油層をとり、水
で数回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、
濃縮後残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて
精製(酢酸エチル−ヘキサン=1/4〜1/1(v/
v)を溶出液として用いた)することにより例示化合物
SA−5をアモルファスとして3.7g得た。
【0211】本発明の一般式(1)または(2)で表わ
される化合物は感光材料中のいかなる層に添加してもよ
いが、感光性乳剤層および/またはその隣接層に添加す
ることが好ましく、赤感光乳剤層および/または緑感光
性乳剤層に添加することが特に好ましい。同一の感色性
層が感度の異なる2層以上に分かれている場合には、最
高感度層、最低感度層および中間感度層のいずれの層に
添加してもよい。
される化合物は感光材料中のいかなる層に添加してもよ
いが、感光性乳剤層および/またはその隣接層に添加す
ることが好ましく、赤感光乳剤層および/または緑感光
性乳剤層に添加することが特に好ましい。同一の感色性
層が感度の異なる2層以上に分かれている場合には、最
高感度層、最低感度層および中間感度層のいずれの層に
添加してもよい。
【0212】またその感光材料中への総添加量は0.0
01〜1.0g/m2 であり、好ましくは0.010〜
0.5g/m2 、より好ましくは0.020〜0.40
g/m2 、更に好ましくは0.030〜0.30g/m
2 である。
01〜1.0g/m2 であり、好ましくは0.010〜
0.5g/m2 、より好ましくは0.020〜0.40
g/m2 、更に好ましくは0.030〜0.30g/m
2 である。
【0213】一般式(1)と一般式(2)の化合物を併
用する場合、その混合割合は任意に選ぶことができ、特
にその制限はない。また、一般式(1)または一般式
(2)の化合物と本発明以外の現像抑制剤放出型化合物
を目的に応じて併用することもできる。
用する場合、その混合割合は任意に選ぶことができ、特
にその制限はない。また、一般式(1)または一般式
(2)の化合物と本発明以外の現像抑制剤放出型化合物
を目的に応じて併用することもできる。
【0214】本発明で使用するハロゲン化銀粒子は、塩
化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいず
れでもよいが、臭化銀、沃化銀20モル%以下の沃臭化
銀、又は塩化銀50モル%以下で沃化銀2モル%以下の
塩沃臭化銀及び塩臭化銀がより好ましく、混合ハロゲン
化銀における組成分布は均一でも局在化していてもよ
い。
化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいず
れでもよいが、臭化銀、沃化銀20モル%以下の沃臭化
銀、又は塩化銀50モル%以下で沃化銀2モル%以下の
塩沃臭化銀及び塩臭化銀がより好ましく、混合ハロゲン
化銀における組成分布は均一でも局在化していてもよ
い。
【0215】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤におい
て、ハロゲン化銀粒子の結晶構造は一様なものでも、内
部と外部とが異質なハロゲン組成からなるものでもよ
く、層状構造をなしていてもよい。これらの乳剤粒子
は、例えば英国特許第1,027,146号、米国特許
第3,505,068号、同第4,444,877号お
よび特開昭60−143331号に開示されている。ま
た、エピタキシャル接合によって組成の異なるハロゲン
化銀が接合されていてもよく、また例えばロダン銀、酸
化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合されていて
もよい。
て、ハロゲン化銀粒子の結晶構造は一様なものでも、内
部と外部とが異質なハロゲン組成からなるものでもよ
く、層状構造をなしていてもよい。これらの乳剤粒子
は、例えば英国特許第1,027,146号、米国特許
第3,505,068号、同第4,444,877号お
よび特開昭60−143331号に開示されている。ま
た、エピタキシャル接合によって組成の異なるハロゲン
化銀が接合されていてもよく、また例えばロダン銀、酸
化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合されていて
もよい。
【0216】本発明のハロゲン化銀乳剤が沃臭化銀乳剤
の場合、ハロゲン組成に関して均一構造を有する場合、
沃化銀20モル%以下の沃臭化銀が好ましい。また目的
に応じて、好ましい沃化銀含量は異なる。たとえば現像
進行の速い乳剤が要求される場合は沃化銀10モル%以
下が好ましく更には沃化銀5モル%以下が好ましい。ま
た階調がより軟調な乳剤が必要な時に、比較的沃化銀含
量の高い乳剤を設計することもあり、その場合沃化銀含
量が5モル%以上であることが好ましい。
の場合、ハロゲン組成に関して均一構造を有する場合、
沃化銀20モル%以下の沃臭化銀が好ましい。また目的
に応じて、好ましい沃化銀含量は異なる。たとえば現像
進行の速い乳剤が要求される場合は沃化銀10モル%以
下が好ましく更には沃化銀5モル%以下が好ましい。ま
た階調がより軟調な乳剤が必要な時に、比較的沃化銀含
量の高い乳剤を設計することもあり、その場合沃化銀含
量が5モル%以上であることが好ましい。
【0217】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、例え
ばEP−0096727B1号、EP−0064412
B1号に開示されているような粒子に丸みをもたらす処
理、あるいはDE−2306447C2、特開昭60−
221320号に開示されているような表面の改質を行
ってもよい。
ばEP−0096727B1号、EP−0064412
B1号に開示されているような粒子に丸みをもたらす処
理、あるいはDE−2306447C2、特開昭60−
221320号に開示されているような表面の改質を行
ってもよい。
【0218】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は表面潜
像型が好ましい。特開昭59−133542号に開示さ
れているように現像液あるいは現像の条件を選ぶことに
より内部潜像型の乳剤も用いることができる。また薄い
シェルをかぶらせる浅内部潜像型乳剤も目的に応じて用
いることができる。
像型が好ましい。特開昭59−133542号に開示さ
れているように現像液あるいは現像の条件を選ぶことに
より内部潜像型の乳剤も用いることができる。また薄い
シェルをかぶらせる浅内部潜像型乳剤も目的に応じて用
いることができる。
【0219】熟成を促進するのにハロゲン化銀溶剤が有
用である。例えば熟成を促進するのに過剰量のハロゲン
イオンを反応器中に存在せしめることが知られている。
それ故、ハロゲン化物塩溶液を反応器中に導入するだけ
で熟成を促進し得ることは明らかである。他の熟成剤を
用いることもできるし、これらの熟成剤は銀およびハロ
ゲン化物塩を添加する前に反応器中の分散媒中に全量を
配合しておくことができるし、また1もしくは2以上の
ハロゲン化物塩、銀塩または解膠剤を加えると共に反応
器中に導入することもできる。別の変形態様として、熟
成剤をハロゲン化物塩および銀塩添加段階で独立して導
入することもできる。
用である。例えば熟成を促進するのに過剰量のハロゲン
イオンを反応器中に存在せしめることが知られている。
それ故、ハロゲン化物塩溶液を反応器中に導入するだけ
で熟成を促進し得ることは明らかである。他の熟成剤を
用いることもできるし、これらの熟成剤は銀およびハロ
ゲン化物塩を添加する前に反応器中の分散媒中に全量を
配合しておくことができるし、また1もしくは2以上の
ハロゲン化物塩、銀塩または解膠剤を加えると共に反応
器中に導入することもできる。別の変形態様として、熟
成剤をハロゲン化物塩および銀塩添加段階で独立して導
入することもできる。
【0220】ハロゲンイオン以外の熟成剤としては、ア
ンモニアあるいは、アミン化合物、チオシアネート塩、
例えばアルカリ金属チオシアネート塩、特にナトリウム
及びカリウムチオシアネート塩、並びにアンモニウムチ
オシアネート塩を用いることができる。
ンモニアあるいは、アミン化合物、チオシアネート塩、
例えばアルカリ金属チオシアネート塩、特にナトリウム
及びカリウムチオシアネート塩、並びにアンモニウムチ
オシアネート塩を用いることができる。
【0221】本発明において用いるハロゲン化銀乳剤は
硫黄増感、金増感に代表される化学増感を施こすことが
できる。
硫黄増感、金増感に代表される化学増感を施こすことが
できる。
【0222】化学増感を施こす場合は乳剤粒子の組成・
構造・形状によって、またその乳剤が用いられる使用用
途によって異なる。粒子の内部に化学増感核をうめ込む
場合、粒子表面から浅い位置にうめ込む場合、あるいは
表面に化学増感核を作る場合がある。本発明の効果はど
の場合にも有効であるが、特に好ましいのは表面近傍に
化学増感核を作った場合である。つまり内部潜像型より
は表面潜像型乳剤でより有効である。
構造・形状によって、またその乳剤が用いられる使用用
途によって異なる。粒子の内部に化学増感核をうめ込む
場合、粒子表面から浅い位置にうめ込む場合、あるいは
表面に化学増感核を作る場合がある。本発明の効果はど
の場合にも有効であるが、特に好ましいのは表面近傍に
化学増感核を作った場合である。つまり内部潜像型より
は表面潜像型乳剤でより有効である。
【0223】化学増感は、ジェームス(T.H.Jam
es)著、ザ・フォトグラフィック・プロセス、第4
版、マクミラン社刊、1977年(T.H.Jame
s、The Theory of the Photo
graphic Process,4th ed,Ma
cmillan,1977)67−76頁に記載される
ように活性ゼラチンを用いて行うことができるし、また
リサーチ・ディスクロージャー、120巻、1974年
4月、12008;リサーチ・ディスクロージャー、3
4巻、1975年6月、13452、米国特許第2,6
42,361号、同3,297,446号、同3,77
2,031号、同3,857,711号、同3,90
1,714号、同4,266,018号、および同3,
904,415号、並びに英国特許第1,315,75
5号に記載されるようにpAg5〜10、pH5〜8お
よび温度30〜80℃において硫黄、セレン、テルル、
金、白金、パラジウム、イリジウムまたはこれら増感剤
の複数の組合せを用いて行うことができる。化学増感は
最適には、金化合物とチオシアネート化合物の存在下
で、また米国特許第3,857,711号、同第4,2
66,018号および同第4,054,457号に記載
される硫黄含有化合物もしくはハイポ、チオ尿素系化合
物、ローダニン系化合物などの硫黄含有化合物の存在下
で行う。化学増感助剤の存在下で化学増感することもで
きる。用いられる化学増感助剤には、アザインデン、ア
ザピリダジン、アザピリミジンのごとき、化学増感の過
程でカブリを抑制し且つ感度を増大するものとして知ら
れた化合物が用いられる。化学増感助剤改良剤の例は、
米国特許第2,131,038号、同第3,411,9
14号、同第3,554,757号、特開昭58−12
6526号および前述ダフィン著「写真乳剤化学」、1
38〜143頁に記載されている。
es)著、ザ・フォトグラフィック・プロセス、第4
版、マクミラン社刊、1977年(T.H.Jame
s、The Theory of the Photo
graphic Process,4th ed,Ma
cmillan,1977)67−76頁に記載される
ように活性ゼラチンを用いて行うことができるし、また
リサーチ・ディスクロージャー、120巻、1974年
4月、12008;リサーチ・ディスクロージャー、3
4巻、1975年6月、13452、米国特許第2,6
42,361号、同3,297,446号、同3,77
2,031号、同3,857,711号、同3,90
1,714号、同4,266,018号、および同3,
904,415号、並びに英国特許第1,315,75
5号に記載されるようにpAg5〜10、pH5〜8お
よび温度30〜80℃において硫黄、セレン、テルル、
金、白金、パラジウム、イリジウムまたはこれら増感剤
の複数の組合せを用いて行うことができる。化学増感は
最適には、金化合物とチオシアネート化合物の存在下
で、また米国特許第3,857,711号、同第4,2
66,018号および同第4,054,457号に記載
される硫黄含有化合物もしくはハイポ、チオ尿素系化合
物、ローダニン系化合物などの硫黄含有化合物の存在下
で行う。化学増感助剤の存在下で化学増感することもで
きる。用いられる化学増感助剤には、アザインデン、ア
ザピリダジン、アザピリミジンのごとき、化学増感の過
程でカブリを抑制し且つ感度を増大するものとして知ら
れた化合物が用いられる。化学増感助剤改良剤の例は、
米国特許第2,131,038号、同第3,411,9
14号、同第3,554,757号、特開昭58−12
6526号および前述ダフィン著「写真乳剤化学」、1
38〜143頁に記載されている。
【0224】本発明に用いられる写真乳剤には、感光材
料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のかぶりを防
止し、あるいは写真性能を安定化させる目的で、種々の
化合物を含有させることができる。すなわちアゾール
類、例えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール
類、ニトロベンズイミダゾール類、クロロベンズイミダ
ゾール類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチ
アゾール類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプ
トベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾール類、ア
ミノトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベ
ンゾトリアゾール類、メルカプトテトラゾール類(特に
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール)など;メ
ルカプトピリミジン類;メルカプトトリアジン類;たと
えばオキサドリンチオンのようなチオケト化合物;アザ
インデン類、たとえばトリアザインデン類、テトラアザ
インデン類(特に4−ヒドロキシ置換(1,3,3a,
7)テトラアザインデン類)、ペンタアザインデン類な
どのようなかぶり防止剤または安定剤として知られた、
多くの化合物を加えることができる。たとえば米国特許
第3,954,474号、同第3,982,947号、
特公昭52−28660号に記載されたものを用いるこ
とができる。
料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のかぶりを防
止し、あるいは写真性能を安定化させる目的で、種々の
化合物を含有させることができる。すなわちアゾール
類、例えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール
類、ニトロベンズイミダゾール類、クロロベンズイミダ
ゾール類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチ
アゾール類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプ
トベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾール類、ア
ミノトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベ
ンゾトリアゾール類、メルカプトテトラゾール類(特に
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール)など;メ
ルカプトピリミジン類;メルカプトトリアジン類;たと
えばオキサドリンチオンのようなチオケト化合物;アザ
インデン類、たとえばトリアザインデン類、テトラアザ
インデン類(特に4−ヒドロキシ置換(1,3,3a,
7)テトラアザインデン類)、ペンタアザインデン類な
どのようなかぶり防止剤または安定剤として知られた、
多くの化合物を加えることができる。たとえば米国特許
第3,954,474号、同第3,982,947号、
特公昭52−28660号に記載されたものを用いるこ
とができる。
【0225】本発明に用いられる写真乳剤は、メチン色
素類その他によって分光増感されてもよい。用いられる
色素には、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シア
ニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラーシアニ
ン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘミオ
キソノール色素が包含される。特に有用な色素は、シア
ニン色素、メロシアニン色素、および複合メロシアニン
色素に属する色素である。これらの色素類には、塩基性
異節環核としてシアニン色素類に通常利用される核のい
ずれをも適用できる。すなわち、ピロリン核、オキサゾ
リン核、チアゾリン核、ピロール核、オキサゾール核、
チアゾール核、セレナゾール核、イミダゾール核、テト
ラゾール核、ピリジン核など;これらの核に脂環式炭化
水素環が融合した核;及びこれらの核に芳香族炭化水素
環が融合した核、即ち、インドレニン核、ベンズインド
レニン核、インドール核、ベンズオキサドール核、ナフ
トオキサゾール核、ベンズチアゾール核、ナフトチアゾ
ール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイミダゾール
核、キノリン核などが適用できる。これらの核は炭素原
子上に置換されていてもよい。
素類その他によって分光増感されてもよい。用いられる
色素には、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シア
ニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラーシアニ
ン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘミオ
キソノール色素が包含される。特に有用な色素は、シア
ニン色素、メロシアニン色素、および複合メロシアニン
色素に属する色素である。これらの色素類には、塩基性
異節環核としてシアニン色素類に通常利用される核のい
ずれをも適用できる。すなわち、ピロリン核、オキサゾ
リン核、チアゾリン核、ピロール核、オキサゾール核、
チアゾール核、セレナゾール核、イミダゾール核、テト
ラゾール核、ピリジン核など;これらの核に脂環式炭化
水素環が融合した核;及びこれらの核に芳香族炭化水素
環が融合した核、即ち、インドレニン核、ベンズインド
レニン核、インドール核、ベンズオキサドール核、ナフ
トオキサゾール核、ベンズチアゾール核、ナフトチアゾ
ール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイミダゾール
核、キノリン核などが適用できる。これらの核は炭素原
子上に置換されていてもよい。
【0226】メロシアニン色素または複合メロシアニン
色素にはケトメチレン構造を有する核として、ピラゾリ
ン−5−オン核、チオヒダントイン核、2−チオオキサ
ゾリジン−2,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−
ジオン核、ローダニン核、チオバルビツール酸核などの
5〜6員異節環核を適用することができる。
色素にはケトメチレン構造を有する核として、ピラゾリ
ン−5−オン核、チオヒダントイン核、2−チオオキサ
ゾリジン−2,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−
ジオン核、ローダニン核、チオバルビツール酸核などの
5〜6員異節環核を適用することができる。
【0227】これらの増感色素は単独に用いてもよい
が、それらの組合せを用いてもよく、増感色素の組合せ
は特に、強色増感の目的でしばしば用いられる。その代
表例は米国特許2,688,545号、同第2,97
7,229号、同第3,397,060号、同第3,5
22,052号、同第3,527,641号、同第3,
617,293号、同第3,628,964号、同第
3,666,480号、同第3,672,898号、同
第3,679,428号、同第3,703,377号、
同第3,769,301号、同第3,814,609
号、同第3,837,862号、同第4,026,70
8号、英国特許1,344,281号、同第1,50
7,803号、特公昭43−110618号、特開昭5
2−110618号、同52−109925号に記載さ
れている。
が、それらの組合せを用いてもよく、増感色素の組合せ
は特に、強色増感の目的でしばしば用いられる。その代
表例は米国特許2,688,545号、同第2,97
7,229号、同第3,397,060号、同第3,5
22,052号、同第3,527,641号、同第3,
617,293号、同第3,628,964号、同第
3,666,480号、同第3,672,898号、同
第3,679,428号、同第3,703,377号、
同第3,769,301号、同第3,814,609
号、同第3,837,862号、同第4,026,70
8号、英国特許1,344,281号、同第1,50
7,803号、特公昭43−110618号、特開昭5
2−110618号、同52−109925号に記載さ
れている。
【0228】増感色素とともに、それ自身分光増感作用
をもたない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない物
質であって、強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよ
い。
をもたない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない物
質であって、強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよ
い。
【0229】色素を乳剤中に添加する時期は、これまで
有用であると知られている乳剤調製の如何なる段階であ
ってもよい。もっとも普通には化学増感の完了後塗布前
までの時期に行なわれるが、米国特許第3,628,9
69号、および同第4,225,666号に記載されて
いるように化学増感剤と同時期に添加し分光増感を化学
増感と同時に行なうことも、特開昭58−113928
号に記載されているように化学増感に先立って行なうこ
とも出来、またハロゲン化銀粒子沈澱生成の完了前に添
加し分光増感を開始することも出来る。更にまた米国特
許第4,225,666号に教示されているようにこれ
らの前記化合物を分けて添加すること、即ちこれらの化
合物の一部を化学増感に先立って添加し、残部を化学増
感の後で添加することも可能であり、米国特許第4,1
83,756号に教示されている方法を始めとしてハロ
ゲン化銀粒子形成中のどの時期であってもよい。
有用であると知られている乳剤調製の如何なる段階であ
ってもよい。もっとも普通には化学増感の完了後塗布前
までの時期に行なわれるが、米国特許第3,628,9
69号、および同第4,225,666号に記載されて
いるように化学増感剤と同時期に添加し分光増感を化学
増感と同時に行なうことも、特開昭58−113928
号に記載されているように化学増感に先立って行なうこ
とも出来、またハロゲン化銀粒子沈澱生成の完了前に添
加し分光増感を開始することも出来る。更にまた米国特
許第4,225,666号に教示されているようにこれ
らの前記化合物を分けて添加すること、即ちこれらの化
合物の一部を化学増感に先立って添加し、残部を化学増
感の後で添加することも可能であり、米国特許第4,1
83,756号に教示されている方法を始めとしてハロ
ゲン化銀粒子形成中のどの時期であってもよい。
【0230】添加量は、ハロゲン化銀1モル当り、4×
10-6〜8×10-3モルで用いることができるが、ハロ
ゲン化銀粒子サイズ0.2〜1.2μmの場合は約5×
10-5〜2×10-3モルがより有効である。
10-6〜8×10-3モルで用いることができるが、ハロ
ゲン化銀粒子サイズ0.2〜1.2μmの場合は約5×
10-5〜2×10-3モルがより有効である。
【0231】本発明のカラー感光材料は、支持体上に青
感性層、緑感性層、赤感性層又は赤外光に感応する層の
ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が設けられていれ
ばよく、ハロゲン化銀乳剤層および非感光性層の層数お
よび層順に特に制限はない。典型的な例としては、支持
体上に、実質的に感色性は同じであるが感光度の異なる
複数のハロゲン化銀乳剤層から成る感色性層を少なくと
も1つ有するハロゲン化銀写真感光材料は、撮影用に露
光寛容度を向上した感光材料に有用である。多層ハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単位感光
性層の配列が、支持体側から、赤感色性層、緑感色性
層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に応じて
上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中に異な
る感光性層が挾まれたような設置順をもとり得る。
感性層、緑感性層、赤感性層又は赤外光に感応する層の
ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が設けられていれ
ばよく、ハロゲン化銀乳剤層および非感光性層の層数お
よび層順に特に制限はない。典型的な例としては、支持
体上に、実質的に感色性は同じであるが感光度の異なる
複数のハロゲン化銀乳剤層から成る感色性層を少なくと
も1つ有するハロゲン化銀写真感光材料は、撮影用に露
光寛容度を向上した感光材料に有用である。多層ハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単位感光
性層の配列が、支持体側から、赤感色性層、緑感色性
層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に応じて
上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中に異な
る感光性層が挾まれたような設置順をもとり得る。
【0232】上記のハロゲン化銀感光性層の間および最
上層、最下層には各種の中間層のような非感光性層を設
けてもよい。
上層、最下層には各種の中間層のような非感光性層を設
けてもよい。
【0233】該中間層には、特開昭61−43748
号、同59−113438号、同59−113440
号、同61−20037号、同61−20038号明細
書に記載されるようなカプラー、DIR化合物が含まれ
ていてもよく、また通常用いられるように混色防止剤を
含んでいてもよい。
号、同59−113438号、同59−113440
号、同61−20037号、同61−20038号明細
書に記載されるようなカプラー、DIR化合物が含まれ
ていてもよく、また通常用いられるように混色防止剤を
含んでいてもよい。
【0234】各単位感光性層を構成する複数のハロゲン
化銀乳剤層は、西独特許第1,121,470号あるい
は英国特許第923,045号に記載されるように高感
度乳剤層、低感度乳剤層の2層構成を好ましく用いるこ
とができる。通常は、支持体に向かって順次感光度が低
くなる様に配列するのが好ましく、また各ハロゲン乳剤
層の間には非感光性層が設けられていてもよい。更に、
例えば特開昭57−112751号、同62−2003
50号、同62−206541号、同62−20654
3号に記載されているように支持体より離れた側に低感
度乳剤層、支持体に近い側に高感度乳剤層を設置しても
よい。
化銀乳剤層は、西独特許第1,121,470号あるい
は英国特許第923,045号に記載されるように高感
度乳剤層、低感度乳剤層の2層構成を好ましく用いるこ
とができる。通常は、支持体に向かって順次感光度が低
くなる様に配列するのが好ましく、また各ハロゲン乳剤
層の間には非感光性層が設けられていてもよい。更に、
例えば特開昭57−112751号、同62−2003
50号、同62−206541号、同62−20654
3号に記載されているように支持体より離れた側に低感
度乳剤層、支持体に近い側に高感度乳剤層を設置しても
よい。
【0235】具体例として、支持体から最も遠い側か
ら、低感度青感光性層(BL)/高感度青感光性層(B
H)/高感度緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層
(GL)/高感度赤感光性層(RH)/低感度赤感光性
層(RL)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH
/RLの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/R
Hの順等に設置することができる。
ら、低感度青感光性層(BL)/高感度青感光性層(B
H)/高感度緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層
(GL)/高感度赤感光性層(RH)/低感度赤感光性
層(RL)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH
/RLの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/R
Hの順等に設置することができる。
【0236】また、特公昭55−34932号公報に記
載されているように、支持体から最も遠い側から青感光
性層/GH/RH/GL/RLの順に配列することもで
きる。また特開昭56−25738号、同62−639
36号明細書に記載されているように、支持体から最も
遠い側から青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に
配列することもできる。
載されているように、支持体から最も遠い側から青感光
性層/GH/RH/GL/RLの順に配列することもで
きる。また特開昭56−25738号、同62−639
36号明細書に記載されているように、支持体から最も
遠い側から青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に
配列することもできる。
【0237】更にまた、特公昭49−15495号公報
に記載されているように上層を最も感光度の高いハロゲ
ン化銀乳剤層、中層をそれよりも低い感光度のハロゲン
化銀乳剤層、下層を中層よりも更に感光度の低いハロゲ
ン化銀乳剤層を配置し、支持体に向かって感光度が順次
低められた感光度の異なる3層から構成される配列が挙
げられる。このような感光度の異なる3層から構成され
る場合でも、特開昭59−202464号明細書に記載
されているように、同一感色性層中において支持体より
離れた側から中感度乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤
層の順に配置されてもよい。
に記載されているように上層を最も感光度の高いハロゲ
ン化銀乳剤層、中層をそれよりも低い感光度のハロゲン
化銀乳剤層、下層を中層よりも更に感光度の低いハロゲ
ン化銀乳剤層を配置し、支持体に向かって感光度が順次
低められた感光度の異なる3層から構成される配列が挙
げられる。このような感光度の異なる3層から構成され
る場合でも、特開昭59−202464号明細書に記載
されているように、同一感色性層中において支持体より
離れた側から中感度乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤
層の順に配置されてもよい。
【0238】その他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中
感度乳剤層、あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高
感度乳剤層などの順に配置されていてもよい。
感度乳剤層、あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高
感度乳剤層などの順に配置されていてもよい。
【0239】色再現性を改良するために、米国特許第
4,663,271号、同第4,705,774号、同
第4,707,436号、特開昭62−160448
号、同63−89850号の明細書に記載の、BL,G
L,RLなどの主感光層と分光感度分布が異なる重層効
果のドナー層(CL)を主感光層に隣接もしくは近接し
て配置することが好ましい。
4,663,271号、同第4,705,774号、同
第4,707,436号、特開昭62−160448
号、同63−89850号の明細書に記載の、BL,G
L,RLなどの主感光層と分光感度分布が異なる重層効
果のドナー層(CL)を主感光層に隣接もしくは近接し
て配置することが好ましい。
【0240】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
に使用できる公知の写真用添加剤は、2つのリサーチ・
ディスクロージャーに記載されており、下記の表に関連
する記載箇所を示した。
に使用できる公知の写真用添加剤は、2つのリサーチ・
ディスクロージャーに記載されており、下記の表に関連
する記載箇所を示した。
【0241】 添加剤種類 RD17643 RD18716 1 化学増感剤 23頁 648頁右欄 2 感度上昇剤 同 上 3 分光増感剤 23〜24頁 648頁右欄〜 強色増感剤 649頁右欄 4 増 白 剤 24頁 5 かぶり防止剤 24〜25頁 649頁右欄 および安定剤 6 光吸収剤、フ 25〜26頁 649頁右欄〜 ィルター染料 650頁左欄 紫外線吸収剤 7 ステイン防止剤 25頁右欄 650頁左〜右欄 8 色素画像安定剤 25頁 9 硬 膜 剤 26頁 651頁左欄 10 バインダー 26頁 同 上 11 可塑剤、潤滑剤 27頁 650頁右欄 12 塗布助剤、 26〜27頁 650頁右欄 表面活性剤 13 スタチック防止剤 27頁 同 上 また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を防
止するために、米国特許第4,411,987号や同第
4,435,503号に記載されたホルムアルデヒドと
反応して、固定化できる化合物を感光材料に添加するこ
とが好ましい。
止するために、米国特許第4,411,987号や同第
4,435,503号に記載されたホルムアルデヒドと
反応して、固定化できる化合物を感光材料に添加するこ
とが好ましい。
【0242】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
には、種々のカラーカプラーを使用することができ、そ
の具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(R
D)No.17643、VII −C〜Gに示された特許に
記載されている。
には、種々のカラーカプラーを使用することができ、そ
の具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(R
D)No.17643、VII −C〜Gに示された特許に
記載されている。
【0243】イエローカプラーとしては、ベンゾイルア
セトアニリド型およびピバロイルアセトアニリド型が好
ましく、例えば米国特許第3,933,501号、同第
4,022,620号、同第4,326,024号、同
第4,401,752号、同第4,248,961号、
特公昭58−10739号、英国特許第1,425,0
20号、同第1,476,760号、米国特許第3,9
73,968号、同第4,314,023号、同第4,
511,649号、欧州特許第249,473A号に記
載のものが好ましい。
セトアニリド型およびピバロイルアセトアニリド型が好
ましく、例えば米国特許第3,933,501号、同第
4,022,620号、同第4,326,024号、同
第4,401,752号、同第4,248,961号、
特公昭58−10739号、英国特許第1,425,0
20号、同第1,476,760号、米国特許第3,9
73,968号、同第4,314,023号、同第4,
511,649号、欧州特許第249,473A号に記
載のものが好ましい。
【0244】マゼンタカプラーとしては、5−ピラゾロ
ン系及びピラゾロアゾール系の化合物が好ましく、例え
ば、米国特許第4,310,619号、同第4,35
1,897号、欧州特許第73,636号、米国特許第
3,061,432号、同第3,725,067号、リ
サーチ・ディスクロージャーNo.24220(198
4年6月)、特開昭60−33552号、リサーチ・デ
ィスクロージャーNo.24230(1984年6
月)、特開昭60−43659号、同61−72238
号、同60−35730号、同55−118034号、
同60−185951号、米国特許第4,500,63
0号、同第4,540,654号、同第4,556,6
30号、国際公開WO88/04795号に記載のもの
が特に好ましい。
ン系及びピラゾロアゾール系の化合物が好ましく、例え
ば、米国特許第4,310,619号、同第4,35
1,897号、欧州特許第73,636号、米国特許第
3,061,432号、同第3,725,067号、リ
サーチ・ディスクロージャーNo.24220(198
4年6月)、特開昭60−33552号、リサーチ・デ
ィスクロージャーNo.24230(1984年6
月)、特開昭60−43659号、同61−72238
号、同60−35730号、同55−118034号、
同60−185951号、米国特許第4,500,63
0号、同第4,540,654号、同第4,556,6
30号、国際公開WO88/04795号に記載のもの
が特に好ましい。
【0245】シアンカプラーとしては、フェノール系及
びナフトール系カプラーが挙げられ、米国特許第4,0
52,212号、同第4,146,396号、同第4,
228,233号、同第4,296,200号、同第
2,369,929号、同第2,801,171号、同
第2,772,162号、同第2,895,826号、
同第3,772,002号、同第3,758,308
号、同第4,334,011号、同第4,327,17
3号、西独特許公開第3,329,729号、欧州特許
第121,365A号、同第249,453A号、米国
特許第3,446,622号、同第4,333,999
号、同第4,775,616号、同第4,451,55
9号、同第4,427,767号、同第4,690,8
89号、同第4,254,212号、同第4,296,
199号、特開昭61−42658号に記載のものが好
ましい。さらに、特開昭64−553号、同64−55
4号、同64−555号、同64−556号に記載のピ
ラゾロアゾール系カプラーや、米国特許第4,818,
672号に記載のイミダゾール系カプラーも使用するこ
とができる。
びナフトール系カプラーが挙げられ、米国特許第4,0
52,212号、同第4,146,396号、同第4,
228,233号、同第4,296,200号、同第
2,369,929号、同第2,801,171号、同
第2,772,162号、同第2,895,826号、
同第3,772,002号、同第3,758,308
号、同第4,334,011号、同第4,327,17
3号、西独特許公開第3,329,729号、欧州特許
第121,365A号、同第249,453A号、米国
特許第3,446,622号、同第4,333,999
号、同第4,775,616号、同第4,451,55
9号、同第4,427,767号、同第4,690,8
89号、同第4,254,212号、同第4,296,
199号、特開昭61−42658号に記載のものが好
ましい。さらに、特開昭64−553号、同64−55
4号、同64−555号、同64−556号に記載のピ
ラゾロアゾール系カプラーや、米国特許第4,818,
672号に記載のイミダゾール系カプラーも使用するこ
とができる。
【0246】ポリマー化された色素形成カプラーの典型
例は、例えば、米国特許第3,451,820号、同第
4,080,211号、同第4,367,282号、同
第4,409,320号、同第4,576,910号、
英国特許2,102,137号、欧州特許第341,1
88A号に記載されている。
例は、例えば、米国特許第3,451,820号、同第
4,080,211号、同第4,367,282号、同
第4,409,320号、同第4,576,910号、
英国特許2,102,137号、欧州特許第341,1
88A号に記載されている。
【0247】発色色素が適度な拡散性を有するカプラー
としては、米国特許第4,366,237号、英国特許
第2,125,570号、欧州特許第96,570号、
西独特許(公開)第3,234,533号に記載のもの
が好ましい。
としては、米国特許第4,366,237号、英国特許
第2,125,570号、欧州特許第96,570号、
西独特許(公開)第3,234,533号に記載のもの
が好ましい。
【0248】発色色素の不要吸収を補正するためのカラ
ード・カプラーは、リサーチ・ディスクロージャーN
o.17643のVII −G項、同No.307105の
VII −G項、米国特許第4,163,670号、特公昭
57−39413号、米国特許第4,004,929
号、同第4,138,258号、英国特許第1,14
6,368号に記載のものが好ましい。また、米国特許
第4,774,181号に記載のカップリング時に放出
された蛍光色素により発色色素の不要吸収を補正するカ
プラーや、米国特許第4,777,120号に記載の現
像主薬と反応して色素を形成しうる色素プレカーサー基
を離脱基として有するカプラーを用いることも好まし
い。
ード・カプラーは、リサーチ・ディスクロージャーN
o.17643のVII −G項、同No.307105の
VII −G項、米国特許第4,163,670号、特公昭
57−39413号、米国特許第4,004,929
号、同第4,138,258号、英国特許第1,14
6,368号に記載のものが好ましい。また、米国特許
第4,774,181号に記載のカップリング時に放出
された蛍光色素により発色色素の不要吸収を補正するカ
プラーや、米国特許第4,777,120号に記載の現
像主薬と反応して色素を形成しうる色素プレカーサー基
を離脱基として有するカプラーを用いることも好まし
い。
【0249】カップリングに伴って写真的に有用な残基
を放出する化合物もまた、本発明で好ましく使用でき
る。現像抑制剤を放出するDIRカプラーは、本発明の
前記一般式(1)および(2)で表わされる化合物の他
に前述のRD17643、VII−F項及び同No.30
7105、VII −F項に記載された特許、特開昭57−
151944号、同57−154234号、同60−1
84248号、同63−37346号、同63−373
50号、米国特許第4,248,962号、同4,78
2,012号に記載されたものを併用することができ
る。
を放出する化合物もまた、本発明で好ましく使用でき
る。現像抑制剤を放出するDIRカプラーは、本発明の
前記一般式(1)および(2)で表わされる化合物の他
に前述のRD17643、VII−F項及び同No.30
7105、VII −F項に記載された特許、特開昭57−
151944号、同57−154234号、同60−1
84248号、同63−37346号、同63−373
50号、米国特許第4,248,962号、同4,78
2,012号に記載されたものを併用することができ
る。
【0250】例えば、R.D.No.11449、同2
4241、特開昭61−201247号に記載の漂白促
進剤放出カプラーは、漂白能を有する処理工程の時間を
短縮するのに有効であり、特に、前述の平板状ハロゲン
化銀粒子を用いる感光材料に添加する場合に、その効果
が大である。現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進
剤を放出するカプラーとしては、英国特許第2,09
7,140号、同第2,131,188号、特開昭59
−157638号、同59−170840号に記載のも
のが好ましい。また、特開昭60−107029号、同
60−252340号、特開平1−44940号、同1
−45687号に記載の現像主薬の酸化体との酸化還元
反応により、例えばかぶらせ剤、現像促進剤、ハロゲン
化銀溶剤を放出する化合物も好ましい。
4241、特開昭61−201247号に記載の漂白促
進剤放出カプラーは、漂白能を有する処理工程の時間を
短縮するのに有効であり、特に、前述の平板状ハロゲン
化銀粒子を用いる感光材料に添加する場合に、その効果
が大である。現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進
剤を放出するカプラーとしては、英国特許第2,09
7,140号、同第2,131,188号、特開昭59
−157638号、同59−170840号に記載のも
のが好ましい。また、特開昭60−107029号、同
60−252340号、特開平1−44940号、同1
−45687号に記載の現像主薬の酸化体との酸化還元
反応により、例えばかぶらせ剤、現像促進剤、ハロゲン
化銀溶剤を放出する化合物も好ましい。
【0251】その他、本発明の感光材料に用いることの
できる化合物としては、例えば、米国特許第4,13
0,427号に記載の競争カプラー、例えば、米国特許
第4,283,472号、同第4,338,393号、
同第4,310,618号に記載の多当量カプラー;例
えば、特開昭60−185950号、特開昭62−24
252号に記載のDIRレドックス化合物放出カプラ
ー、DIRカプラー放出カプラー、DIRカプラー放出
レドックス化合物もしくはDIRレドックス放出レドッ
クス化合物;欧州特許第173,302A号、同第31
3,308A号に記載の離脱後復色する色素を放出する
カプラー;例えば、米国特許第4,555,477号に
記載のリガンド放出カプラー、特開昭63−75747
号に記載のロイコ色素を放出するカプラー;米国特許第
4,774,181号に記載の蛍光色素を放出するカプ
ラーを例示することができる。
できる化合物としては、例えば、米国特許第4,13
0,427号に記載の競争カプラー、例えば、米国特許
第4,283,472号、同第4,338,393号、
同第4,310,618号に記載の多当量カプラー;例
えば、特開昭60−185950号、特開昭62−24
252号に記載のDIRレドックス化合物放出カプラ
ー、DIRカプラー放出カプラー、DIRカプラー放出
レドックス化合物もしくはDIRレドックス放出レドッ
クス化合物;欧州特許第173,302A号、同第31
3,308A号に記載の離脱後復色する色素を放出する
カプラー;例えば、米国特許第4,555,477号に
記載のリガンド放出カプラー、特開昭63−75747
号に記載のロイコ色素を放出するカプラー;米国特許第
4,774,181号に記載の蛍光色素を放出するカプ
ラーを例示することができる。
【0252】本発明に使用するカプラーは、種々の公知
の分散方法により感光材料に導入できる。
の分散方法により感光材料に導入できる。
【0253】水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の
例は、例えば、米国特許第2,322,027号に記載
されている。水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点
が175℃以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フ
タル酸エステル類(例えば、ジブチルフタレート、ジシ
クロヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタ
レート、デシルフタレート、ビス(2,4−ジ−ter
t−アミルフェニル)フタレート、ビス(2,4−ジ−
tert−アミルフェニル)イソフタレート、ビス
(1,1−ジエチルプロピル)フタレート);リン酸ま
たはホスホン酸のエステル類(例えば、トリフェニルホ
スフェート、トリクレジルホスフェート、2−エチルヘ
キシルジフェニルホスフェート、トリシクロヘキシルホ
スフェート、トリ−2−エチルヘキシルホスフェート、
トリドデシルホスフェート、トリブトキシエチルホスフ
ェート、トリクロロプロピルホスフェート、ジ−2−エ
チルヘキシルフェニルホスホネート);安息香酸エステ
ル類(例えば、2−エチルヘキシルベンゾエート、ドデ
シルベンゾエート、2−エチルヘキシル−p−ヒドロキ
シベンゾエート);アミド類(例えば、N,N−ジエチ
ルドデカンアミド、N,N−ジエチルラウリルアミド、
N−テトラデシルピロリドン);アルコール類またはフ
ェノール類(例えば、イソステアリルアルコール、2,
4−ジ−tert−アミルフェノール);脂肪族カルボ
ン酸エステル類(例えば、ビス(2−エチルヘキシル)
セバケート、ジオクチルアゼレート、グリセロールトリ
ブチレート、イソステアリルラクテート、トリオクチル
シトレート);アニリン誘導体(例えば、N,N−ジブ
チル−2−ブトキシ−5−tert−オクチルアニリ
ン);炭化水素類(例えば、パラフィン、ドデシルベン
ゼン、ジイソプロピルナフタレン)を例示することがで
きる。また補助溶剤としては、例えば、沸点が約30℃
以上、好ましくは50℃以上かつ約160℃以下の有機
溶剤が使用でき、典型例としては、例えば酢酸エチル、
酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、2−エトキシエチルアセテー
ト、ジメチルホルムアミドなどが挙げられる。
例は、例えば、米国特許第2,322,027号に記載
されている。水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点
が175℃以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フ
タル酸エステル類(例えば、ジブチルフタレート、ジシ
クロヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタ
レート、デシルフタレート、ビス(2,4−ジ−ter
t−アミルフェニル)フタレート、ビス(2,4−ジ−
tert−アミルフェニル)イソフタレート、ビス
(1,1−ジエチルプロピル)フタレート);リン酸ま
たはホスホン酸のエステル類(例えば、トリフェニルホ
スフェート、トリクレジルホスフェート、2−エチルヘ
キシルジフェニルホスフェート、トリシクロヘキシルホ
スフェート、トリ−2−エチルヘキシルホスフェート、
トリドデシルホスフェート、トリブトキシエチルホスフ
ェート、トリクロロプロピルホスフェート、ジ−2−エ
チルヘキシルフェニルホスホネート);安息香酸エステ
ル類(例えば、2−エチルヘキシルベンゾエート、ドデ
シルベンゾエート、2−エチルヘキシル−p−ヒドロキ
シベンゾエート);アミド類(例えば、N,N−ジエチ
ルドデカンアミド、N,N−ジエチルラウリルアミド、
N−テトラデシルピロリドン);アルコール類またはフ
ェノール類(例えば、イソステアリルアルコール、2,
4−ジ−tert−アミルフェノール);脂肪族カルボ
ン酸エステル類(例えば、ビス(2−エチルヘキシル)
セバケート、ジオクチルアゼレート、グリセロールトリ
ブチレート、イソステアリルラクテート、トリオクチル
シトレート);アニリン誘導体(例えば、N,N−ジブ
チル−2−ブトキシ−5−tert−オクチルアニリ
ン);炭化水素類(例えば、パラフィン、ドデシルベン
ゼン、ジイソプロピルナフタレン)を例示することがで
きる。また補助溶剤としては、例えば、沸点が約30℃
以上、好ましくは50℃以上かつ約160℃以下の有機
溶剤が使用でき、典型例としては、例えば酢酸エチル、
酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、2−エトキシエチルアセテー
ト、ジメチルホルムアミドなどが挙げられる。
【0254】ラテックス分散法の工程、効果および含浸
用ラテックスの具体例は、例えば、米国特許第4,19
9,363号、西独特許出願(OLS)第2,541,
274号および、同第2,541,230号に記載され
ている。
用ラテックスの具体例は、例えば、米国特許第4,19
9,363号、西独特許出願(OLS)第2,541,
274号および、同第2,541,230号に記載され
ている。
【0255】本発明のカラー感光材料中には、フェネチ
ルアルコールや特開昭63−257747号、同62−
272248号、および特開平1−80941号に記載
の、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、n−ブ
チル−p−ヒドロキシベンゾエート、フェノール、4−
クロル−3,5−ジメチルフェノール、2−フェノキシ
エタノール、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾー
ルの各種の防腐剤もしくは防黴剤を添加することが好ま
しい。
ルアルコールや特開昭63−257747号、同62−
272248号、および特開平1−80941号に記載
の、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、n−ブ
チル−p−ヒドロキシベンゾエート、フェノール、4−
クロル−3,5−ジメチルフェノール、2−フェノキシ
エタノール、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾー
ルの各種の防腐剤もしくは防黴剤を添加することが好ま
しい。
【0256】本発明は種々のカラー感光材料に適用する
ことができる。例えば、一般用もしくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーペーパー、カラーポジフィルムおよ
びカラー反転ペーパーを代表例として挙げることができ
る。本発明は、カラーデュープ用フィルムにも特に好ま
しく使用できる。
ことができる。例えば、一般用もしくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーペーパー、カラーポジフィルムおよ
びカラー反転ペーパーを代表例として挙げることができ
る。本発明は、カラーデュープ用フィルムにも特に好ま
しく使用できる。
【0257】本発明に使用できる適当な支持体は、例え
ば、前述のRD.No.17643の28頁、同No.
18716の647頁右欄から648頁左欄、および同
No.307105の879頁に記載されている。
ば、前述のRD.No.17643の28頁、同No.
18716の647頁右欄から648頁左欄、および同
No.307105の879頁に記載されている。
【0258】本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の
全親水性コロイド層の膜厚の総和が28μm以下である
ことが好ましく、23μm以下がより好ましく、18μ
m以下が更に好ましく、16μm以下が特に好ましい。
また膜膨潤速度T1/2 は30秒以下が好ましく、20秒
以下がより好ましい。ここでの膜厚は、25℃相対湿度
55%調湿下(2日)で測定した膜厚を意味する。ま
た、膜膨潤速度T1/2 は、当該技術分野において公知の
手法に従って測定することができる。例えばエー・グリ
ーン(A.Green)らによりフォトグラフィック・
サイエンス・アンド・エンジニアリング(Photog
r.Sci.Eng.)、19巻、2号、124〜12
9頁に記載の型のスエロメーター(膨潤計)を使用する
ことにより測定できる。なお、T1/2 は発色現像液で3
0℃、3分15秒処理した時に到達する最大膨潤膜厚の
90%を飽和膜厚とし、飽和膜厚の1/2に到達するま
での時間と定義する。
全親水性コロイド層の膜厚の総和が28μm以下である
ことが好ましく、23μm以下がより好ましく、18μ
m以下が更に好ましく、16μm以下が特に好ましい。
また膜膨潤速度T1/2 は30秒以下が好ましく、20秒
以下がより好ましい。ここでの膜厚は、25℃相対湿度
55%調湿下(2日)で測定した膜厚を意味する。ま
た、膜膨潤速度T1/2 は、当該技術分野において公知の
手法に従って測定することができる。例えばエー・グリ
ーン(A.Green)らによりフォトグラフィック・
サイエンス・アンド・エンジニアリング(Photog
r.Sci.Eng.)、19巻、2号、124〜12
9頁に記載の型のスエロメーター(膨潤計)を使用する
ことにより測定できる。なお、T1/2 は発色現像液で3
0℃、3分15秒処理した時に到達する最大膨潤膜厚の
90%を飽和膜厚とし、飽和膜厚の1/2に到達するま
での時間と定義する。
【0259】膜膨潤速度T1/2 は、バインダーとしての
ゼラチンに硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時
条件を変えることによって調整することができる。ま
た、膨潤率は150〜400%が好ましい。膨潤率と
は、さきに述べた条件下での最大膨潤膜厚から、式:
(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚に従って計算できる。
ゼラチンに硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時
条件を変えることによって調整することができる。ま
た、膨潤率は150〜400%が好ましい。膨潤率と
は、さきに述べた条件下での最大膨潤膜厚から、式:
(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚に従って計算できる。
【0260】本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の
反対側に、乾燥膜厚の総和が2μm〜20μmの親水性
コロイド層(バック層と称す)を設けることが好まし
い。このバック層には、例えば前述の光吸収剤、フィル
ター染料、紫外線吸収剤、スタチック防止剤、硬膜剤、
バインダー、可塑剤、潤滑剤、塗布助剤、表面活性剤を
含有させることが好ましい。このバック層の膨潤率は1
50〜500%が好ましい。
反対側に、乾燥膜厚の総和が2μm〜20μmの親水性
コロイド層(バック層と称す)を設けることが好まし
い。このバック層には、例えば前述の光吸収剤、フィル
ター染料、紫外線吸収剤、スタチック防止剤、硬膜剤、
バインダー、可塑剤、潤滑剤、塗布助剤、表面活性剤を
含有させることが好ましい。このバック層の膨潤率は1
50〜500%が好ましい。
【0261】本発明に従ったカラー写真感光材料は、前
述のRD.No.17643の28〜29頁、同No.
18716の651頁左欄〜右欄、および同No.30
7105の880〜881頁に記載された通常の方法に
よって現像処理することができる。
述のRD.No.17643の28〜29頁、同No.
18716の651頁左欄〜右欄、および同No.30
7105の880〜881頁に記載された通常の方法に
よって現像処理することができる。
【0262】本発明の感光材料の現像処理に用いる発色
現像液は、好ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主
薬を主成分とするアルカリ性水溶液である。この発色現
像主薬としては、アミノフェノール系化合物も有用であ
るが、p−フェニレンジアミン系化合物が好ましく使用
される。その代表例としては、例えば、3−メチル−4
−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、3−メチル−4
−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニ
リン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−
メタンスルホンアミドエチルアニリン、3−メチル−4
−アミノ−N−エチル−β−メトキシエチルアニリン及
びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp−トルエンスルホ
ン酸塩が挙げられる。これらの中で、特に、3−メチル
−4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル
アニリン硫酸塩が好ましい。これらの化合物は目的に応
じ2種以上併用することもできる。
現像液は、好ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主
薬を主成分とするアルカリ性水溶液である。この発色現
像主薬としては、アミノフェノール系化合物も有用であ
るが、p−フェニレンジアミン系化合物が好ましく使用
される。その代表例としては、例えば、3−メチル−4
−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、3−メチル−4
−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニ
リン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−
メタンスルホンアミドエチルアニリン、3−メチル−4
−アミノ−N−エチル−β−メトキシエチルアニリン及
びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp−トルエンスルホ
ン酸塩が挙げられる。これらの中で、特に、3−メチル
−4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチル
アニリン硫酸塩が好ましい。これらの化合物は目的に応
じ2種以上併用することもできる。
【0263】発色現像液は、例えば、アルカリ金属の炭
酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩のようなpH緩衝剤、
塩化物塩、臭化物塩、沃化物塩、ベンズイミダゾール
類、ベンゾチアゾール類もしくはメルカプト化合物のよ
うな現像抑制剤またはカブリ防止剤を含むのが一般的で
ある。また必要に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチ
ルヒドロキシルアミン、亜硫酸塩、N,N−ビスカルボ
キシメチルヒドラジンの如きヒドラジン類、フェニルセ
ミカルバジド類、トリエタノールアミン、カテコールス
ルホン酸類の如き各種保恒剤;エチレングリコール、ジ
エチレングリコールのような有機溶剤;ベンジルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウム塩、
アミン類のような現像促進剤;色素形成カプラー、競争
カプラー、1−フェニル−3−ピラゾリドンのような補
助現像主薬;粘性付与剤;アミノポリカルボン酸、アミ
ノポリホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノカル
ボン酸に代表されるような各種キレート剤を用いること
ができる。キレート剤としては、例えば、エチレンジア
ミン四酢酸、ニトリル三酢酸、ジエチレントリアミン五
酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチ
ルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−
ジホスホン酸、ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホ
スホン酸、エチレンジアミン−N,N,N,N−テトラ
メチレンホスホン酸、エチレンジアミン−ジ(o−ヒド
ロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例として挙
げることができる。
酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩のようなpH緩衝剤、
塩化物塩、臭化物塩、沃化物塩、ベンズイミダゾール
類、ベンゾチアゾール類もしくはメルカプト化合物のよ
うな現像抑制剤またはカブリ防止剤を含むのが一般的で
ある。また必要に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチ
ルヒドロキシルアミン、亜硫酸塩、N,N−ビスカルボ
キシメチルヒドラジンの如きヒドラジン類、フェニルセ
ミカルバジド類、トリエタノールアミン、カテコールス
ルホン酸類の如き各種保恒剤;エチレングリコール、ジ
エチレングリコールのような有機溶剤;ベンジルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウム塩、
アミン類のような現像促進剤;色素形成カプラー、競争
カプラー、1−フェニル−3−ピラゾリドンのような補
助現像主薬;粘性付与剤;アミノポリカルボン酸、アミ
ノポリホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノカル
ボン酸に代表されるような各種キレート剤を用いること
ができる。キレート剤としては、例えば、エチレンジア
ミン四酢酸、ニトリル三酢酸、ジエチレントリアミン五
酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチ
ルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−
ジホスホン酸、ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホ
スホン酸、エチレンジアミン−N,N,N,N−テトラ
メチレンホスホン酸、エチレンジアミン−ジ(o−ヒド
ロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例として挙
げることができる。
【0264】また、反転処理を実施する場合は、通常黒
白現像を行なってから発色現像する。この黒白現像液に
は、例えばハイドロキノンなどのジヒドロキシベンゼン
類、例えば1−フェニル−3−ピラゾリドンのような3
−ピラゾリドン類、または、例えばN−メチル−p−ア
ミノフェノールのようなアミノフェノール類の公知の黒
白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用いることが
できる。これらの発色現像液及び黒白現像液のpHは、
9〜12であることが一般的である。また、これらの現
像液の補充量は、処理するカラー写真感光材料にもよる
が、一般に感光材料1平方メートル当たり3リットル以
下であり、補充液中の臭化物イオン濃度を低減させてお
くことにより500ml以下にすることもできる。補充
量を低減する場合には処理液の空気との接触面積を小さ
くすることによって液の蒸発、空気酸化を防止すること
が好ましい。
白現像を行なってから発色現像する。この黒白現像液に
は、例えばハイドロキノンなどのジヒドロキシベンゼン
類、例えば1−フェニル−3−ピラゾリドンのような3
−ピラゾリドン類、または、例えばN−メチル−p−ア
ミノフェノールのようなアミノフェノール類の公知の黒
白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用いることが
できる。これらの発色現像液及び黒白現像液のpHは、
9〜12であることが一般的である。また、これらの現
像液の補充量は、処理するカラー写真感光材料にもよる
が、一般に感光材料1平方メートル当たり3リットル以
下であり、補充液中の臭化物イオン濃度を低減させてお
くことにより500ml以下にすることもできる。補充
量を低減する場合には処理液の空気との接触面積を小さ
くすることによって液の蒸発、空気酸化を防止すること
が好ましい。
【0265】処理槽での写真処理液と空気との接触面積
は、以下に定義する開口率で表わすことができる。即
ち、 開口率=[処理液と空気との接触面積(cm2 )]÷
[処理液の容量(cm3)] 上記の開口率は0.1以下であることが好ましく、より
好ましくは0.001〜0.05である。このように開
口率を低減させる方法としては、処理槽の写真処理液面
に、例えば浮き蓋のような遮蔽物を設ける方法に加え
て、特開平1−82033号に記載された可動蓋を用い
る方法、特開昭63−216050号に記載されたスリ
ット現像処理方法を挙げることができる。開口率を低減
させることは、発色現像及び黒白現像の両工程のみなら
ず、後続の諸工程、例えば、漂白、漂白定着、定着、水
洗、安定化の全ての工程において適用することが好まし
い。また、現像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段
を用いることにより、補充量を低減することもできる。
は、以下に定義する開口率で表わすことができる。即
ち、 開口率=[処理液と空気との接触面積(cm2 )]÷
[処理液の容量(cm3)] 上記の開口率は0.1以下であることが好ましく、より
好ましくは0.001〜0.05である。このように開
口率を低減させる方法としては、処理槽の写真処理液面
に、例えば浮き蓋のような遮蔽物を設ける方法に加え
て、特開平1−82033号に記載された可動蓋を用い
る方法、特開昭63−216050号に記載されたスリ
ット現像処理方法を挙げることができる。開口率を低減
させることは、発色現像及び黒白現像の両工程のみなら
ず、後続の諸工程、例えば、漂白、漂白定着、定着、水
洗、安定化の全ての工程において適用することが好まし
い。また、現像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段
を用いることにより、補充量を低減することもできる。
【0266】発色現像処理の時間は通常2〜5分の間で
設定されるが、高温高pHとし、かつ発色現像主薬を高
濃度に使用することにより、更に処理時間の短縮を図る
こともできる。
設定されるが、高温高pHとし、かつ発色現像主薬を高
濃度に使用することにより、更に処理時間の短縮を図る
こともできる。
【0267】発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理さ
れる。漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし
(漂白定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理
の迅速化を図るため、漂白処理後に漂白定着処理する処
理方法でもよい。さらに、二槽の連続した漂白定着浴で
処理すること、漂白定着処理の前に定着処理すること、
又は漂白定着処理後に漂白処理することも目的に応じ任
意に実施できる。漂白剤としては、例えば、鉄(III)の
ような多価金属の化合物、過酸類(特に、過硫酸ソーダ
は映画用カラーネガフィルムに適する)、キノン類、ニ
トロ化合物が用いられる。代表的漂白剤としては鉄(II
I)の有機錯塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチ
レントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢
酸、メチルイミノ二酢酸、1,3−ジアミノプロパン四
酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸のようなアミ
ノポリカルボン酸類との錯酸、または、例えばクエン
酸、酒石酸、リンゴ酸との錯塩などを用いることができ
る。これらのうち、エチレンジアミン四酢酸鉄(III)錯
塩、及び1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)錯塩
を始めとするアミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩は、迅
速処理と環境汚染防止の観点から好ましい。さらに、ア
ミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩は、漂白液において
も、漂白定着液においても特に有用である。これらのア
ミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩を用いた漂白液又は漂
白定着液のpHは通常4.0〜8であるが、処理の迅速
化のためにさらに低いpHで処理することもできる。
れる。漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし
(漂白定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理
の迅速化を図るため、漂白処理後に漂白定着処理する処
理方法でもよい。さらに、二槽の連続した漂白定着浴で
処理すること、漂白定着処理の前に定着処理すること、
又は漂白定着処理後に漂白処理することも目的に応じ任
意に実施できる。漂白剤としては、例えば、鉄(III)の
ような多価金属の化合物、過酸類(特に、過硫酸ソーダ
は映画用カラーネガフィルムに適する)、キノン類、ニ
トロ化合物が用いられる。代表的漂白剤としては鉄(II
I)の有機錯塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチ
レントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢
酸、メチルイミノ二酢酸、1,3−ジアミノプロパン四
酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸のようなアミ
ノポリカルボン酸類との錯酸、または、例えばクエン
酸、酒石酸、リンゴ酸との錯塩などを用いることができ
る。これらのうち、エチレンジアミン四酢酸鉄(III)錯
塩、及び1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)錯塩
を始めとするアミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩は、迅
速処理と環境汚染防止の観点から好ましい。さらに、ア
ミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩は、漂白液において
も、漂白定着液においても特に有用である。これらのア
ミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩を用いた漂白液又は漂
白定着液のpHは通常4.0〜8であるが、処理の迅速
化のためにさらに低いpHで処理することもできる。
【0268】漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴に
は、必要に応じて漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる:例えば、米国特許第3,893,858号、西独
特許第1,290,812号、同第2,059,988
号、特開昭53−32736号、同53−57831
号、同53−37418号、同53−72623号、同
53−95630号、同53−95631号、同53−
104232号、同53−124424号、同53−1
41623号、同53−18426号、リサーチ・ディ
スクロージャーNo.17129号(1978年7月)
などに記載のメルカプト基またはジスルフィド基を有す
る化合物;特開昭51−140129号に記載のチアゾ
リジン誘導体;特公昭45−8506号、特開昭52−
20832号、同53−32735号、米国特許第3,
706,561号に記載のチオ尿素誘導体;西独特許第
1,127,715号、特開昭58−16,235号に
記載の沃化物塩;西独特許第966,410号、同2,
748,430号に記載のポリオキシエチレン化合物
類;特公昭45−8836号に記載のポリアミン化合
物;その他特開昭49−40943号、同49−596
44号、同53−94927号、同54−35727
号、同55−26506号、同58−163940号記
載の化合物;臭化物イオン等が使用できる。なかでも、
メルカプト基またはジスルフィド基を有する化合物が促
進効果が大きい観点で好ましく、特に米国特許第3,8
93,858号、西独特許第1,290,812号、特
開昭53−95630号に記載の化合物が好ましい。更
に、米国特許第4,552,884号に記載の化合物も
好ましい。これらの漂白促進剤は感材中に添加してもよ
い。撮影用のカラー感光材料を漂白定着するときに、こ
れらの漂白促進剤は特に有効である。
は、必要に応じて漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる:例えば、米国特許第3,893,858号、西独
特許第1,290,812号、同第2,059,988
号、特開昭53−32736号、同53−57831
号、同53−37418号、同53−72623号、同
53−95630号、同53−95631号、同53−
104232号、同53−124424号、同53−1
41623号、同53−18426号、リサーチ・ディ
スクロージャーNo.17129号(1978年7月)
などに記載のメルカプト基またはジスルフィド基を有す
る化合物;特開昭51−140129号に記載のチアゾ
リジン誘導体;特公昭45−8506号、特開昭52−
20832号、同53−32735号、米国特許第3,
706,561号に記載のチオ尿素誘導体;西独特許第
1,127,715号、特開昭58−16,235号に
記載の沃化物塩;西独特許第966,410号、同2,
748,430号に記載のポリオキシエチレン化合物
類;特公昭45−8836号に記載のポリアミン化合
物;その他特開昭49−40943号、同49−596
44号、同53−94927号、同54−35727
号、同55−26506号、同58−163940号記
載の化合物;臭化物イオン等が使用できる。なかでも、
メルカプト基またはジスルフィド基を有する化合物が促
進効果が大きい観点で好ましく、特に米国特許第3,8
93,858号、西独特許第1,290,812号、特
開昭53−95630号に記載の化合物が好ましい。更
に、米国特許第4,552,884号に記載の化合物も
好ましい。これらの漂白促進剤は感材中に添加してもよ
い。撮影用のカラー感光材料を漂白定着するときに、こ
れらの漂白促進剤は特に有効である。
【0269】漂白液や漂白定着液には上記の化合物の他
に、漂白ステインを防止する目的で有機酸を含有させる
ことが好ましい。特に好ましい有機酸は、酸解離定数
(pKa)が2〜5である化合物で、具体的には、例え
ば、酢酸、プロピオン酸、ヒドロキシ酢酸が好ましい。
に、漂白ステインを防止する目的で有機酸を含有させる
ことが好ましい。特に好ましい有機酸は、酸解離定数
(pKa)が2〜5である化合物で、具体的には、例え
ば、酢酸、プロピオン酸、ヒドロキシ酢酸が好ましい。
【0270】定着液や漂白定着液に用いられる定着剤と
しては、例えば、チオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエ
ーテル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩をあげる
ことができる。このなかではチオ硫酸塩の使用が一般的
であり、特にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用で
きる。また、チオ硫酸塩と、例えば、チオシアン酸塩、
チオエーテル系化合物、チオ尿素の併用も好ましい。定
着液や漂白定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩、重亜硫
酸塩、カルボニル重亜硫酸付加物あるいは欧州特許第2
94769A号に記載のスルフィン酸化合物が好まし
い。更に、定着液や漂白定着液には、液の安定化の目的
で、各種アミノポリカルボン酸類や有機ホスホン酸類の
添加が好ましい。
しては、例えば、チオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエ
ーテル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩をあげる
ことができる。このなかではチオ硫酸塩の使用が一般的
であり、特にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用で
きる。また、チオ硫酸塩と、例えば、チオシアン酸塩、
チオエーテル系化合物、チオ尿素の併用も好ましい。定
着液や漂白定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩、重亜硫
酸塩、カルボニル重亜硫酸付加物あるいは欧州特許第2
94769A号に記載のスルフィン酸化合物が好まし
い。更に、定着液や漂白定着液には、液の安定化の目的
で、各種アミノポリカルボン酸類や有機ホスホン酸類の
添加が好ましい。
【0271】本発明において、定着液または漂白定着液
には、pH調整のためにpKaが6.0〜9.0の化合
物、好ましくは、イミダゾール、1−メチルイミダゾー
ル、1−エチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール
の如きイミダゾール類を0.1〜10モル/リットル添
加することが好ましい。
には、pH調整のためにpKaが6.0〜9.0の化合
物、好ましくは、イミダゾール、1−メチルイミダゾー
ル、1−エチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール
の如きイミダゾール類を0.1〜10モル/リットル添
加することが好ましい。
【0272】脱銀工程の時間の合計は、脱銀不良が生じ
ない範囲で短い方が好ましい。好ましい時間は1分〜3
分、更に好ましくは1分〜2分である。また、処理温度
は25℃〜50℃、好ましくは35℃〜45℃である。
好ましい温度範囲においては脱銀速度が向上し、かつ処
理後のステイン発生が有効に防止される。
ない範囲で短い方が好ましい。好ましい時間は1分〜3
分、更に好ましくは1分〜2分である。また、処理温度
は25℃〜50℃、好ましくは35℃〜45℃である。
好ましい温度範囲においては脱銀速度が向上し、かつ処
理後のステイン発生が有効に防止される。
【0273】脱銀工程においては、撹拌ができるだけ強
化されていることが好ましい。撹拌強化の具体的な方法
としては、特開昭62−183460号に記載の感光材
料の乳剤面に処理液の噴流を衝突させる方法や、特開昭
62−183461号の回転手段を用いて撹拌効果を上
げる方法が挙げられる。更には、液中に設けられたワイ
パーブレードと乳剤面を接触させながら感光材料を移動
させ、乳剤表面を乱流化することによってより撹拌効果
を向上させる方法や、処理液全体の循環流量を増加させ
る方法が挙げられる。このような撹拌向上手段は、漂白
液、漂白定着液、定着液のいずれにおいても有効であ
る。撹拌の向上は、乳剤膜中への漂白剤および、定着剤
の供給を速め、結果として脱銀速度を高めるものと考え
られる。また、前記の撹拌向上手段は漂白促進剤を使用
した場合により有効であり、促進効果を著しく増加させ
たり、漂白促進剤による定着阻害作用を解消させること
ができる。
化されていることが好ましい。撹拌強化の具体的な方法
としては、特開昭62−183460号に記載の感光材
料の乳剤面に処理液の噴流を衝突させる方法や、特開昭
62−183461号の回転手段を用いて撹拌効果を上
げる方法が挙げられる。更には、液中に設けられたワイ
パーブレードと乳剤面を接触させながら感光材料を移動
させ、乳剤表面を乱流化することによってより撹拌効果
を向上させる方法や、処理液全体の循環流量を増加させ
る方法が挙げられる。このような撹拌向上手段は、漂白
液、漂白定着液、定着液のいずれにおいても有効であ
る。撹拌の向上は、乳剤膜中への漂白剤および、定着剤
の供給を速め、結果として脱銀速度を高めるものと考え
られる。また、前記の撹拌向上手段は漂白促進剤を使用
した場合により有効であり、促進効果を著しく増加させ
たり、漂白促進剤による定着阻害作用を解消させること
ができる。
【0274】本発明の感光材料の現像に用いられる自動
現像機は、特開昭60−191257号、同60−19
1258号、同60−191259号に記載の感光材料
搬送手段を有していることが好ましい。前記の特開昭6
0−191257号に記載のとおり、このような搬送手
段は前浴から後浴への処理液の持込みを著しく削減で
き、処理液の性能劣化を防止する効果が高い。このよう
な効果は、各工程における処理時間の短縮や処理液補充
量の低減に特に有効である。
現像機は、特開昭60−191257号、同60−19
1258号、同60−191259号に記載の感光材料
搬送手段を有していることが好ましい。前記の特開昭6
0−191257号に記載のとおり、このような搬送手
段は前浴から後浴への処理液の持込みを著しく削減で
き、処理液の性能劣化を防止する効果が高い。このよう
な効果は、各工程における処理時間の短縮や処理液補充
量の低減に特に有効である。
【0275】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
は、脱銀処理後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一
般的である。水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性
(例えばカプラーのような使用素材による)、用途、更
には、例えば、水洗水温、水洗タンクの数(段数)、向
流、順流の補充方式、その他種々の条件に応じて広範囲
に設定し得る。このうち、多段向流方式における水洗タ
ンク数と水量の関係は、Journal of the
Society of Motion Pictur
e and Television Engineer
s 第64巻、P.248〜253(1955年5月
号)に記載の方法で求めることができる。前記文献に記
載の多段向流方式によれば、水洗水量を大幅に減少し得
るが、タンク内における水の滞留時間の増加によりバク
テリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光材料に付着する
問題が生じる。本発明のカラー感光材料の処理において
は、このような問題の解決策として、特開昭62−28
8838号に記載のカルシウムイオン、マグネシウムイ
オンを低減させる方法を極めて有効に用いることができ
る。また、特開昭57−8542号に記載の、例えば、
イソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール類、塩素化
イソシアヌール酸ナトリウムのような塩素系殺菌剤、そ
の他、例えば、ベンゾトリアゾールのような、堀口博著
「防菌防黴剤の化学」(1986年)三共出版、衛生技
術会編「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術」(1982
年)工業技術会、日本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事
典」(1986年)に記載の殺菌剤を用いることもでき
る。
は、脱銀処理後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一
般的である。水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性
(例えばカプラーのような使用素材による)、用途、更
には、例えば、水洗水温、水洗タンクの数(段数)、向
流、順流の補充方式、その他種々の条件に応じて広範囲
に設定し得る。このうち、多段向流方式における水洗タ
ンク数と水量の関係は、Journal of the
Society of Motion Pictur
e and Television Engineer
s 第64巻、P.248〜253(1955年5月
号)に記載の方法で求めることができる。前記文献に記
載の多段向流方式によれば、水洗水量を大幅に減少し得
るが、タンク内における水の滞留時間の増加によりバク
テリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光材料に付着する
問題が生じる。本発明のカラー感光材料の処理において
は、このような問題の解決策として、特開昭62−28
8838号に記載のカルシウムイオン、マグネシウムイ
オンを低減させる方法を極めて有効に用いることができ
る。また、特開昭57−8542号に記載の、例えば、
イソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール類、塩素化
イソシアヌール酸ナトリウムのような塩素系殺菌剤、そ
の他、例えば、ベンゾトリアゾールのような、堀口博著
「防菌防黴剤の化学」(1986年)三共出版、衛生技
術会編「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術」(1982
年)工業技術会、日本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事
典」(1986年)に記載の殺菌剤を用いることもでき
る。
【0276】本発明の感光材料の処理における水洗水の
pHは、4〜9、好ましくは5〜8である。水洗水温お
よび水洗時間も、例えば感光材料の特性、用途に応じて
種々設定し得るが、一般には、15〜45℃で20秒〜
10分、好ましくは25〜40℃で30秒〜5分の範囲
が選択される。更に、本発明の感光材料は、上記水洗に
代えて、直接安定液によって処理することもできる。こ
のような安定化処理においては、特開昭57−8543
号、同58−14834号、同60−220345号に
記載の公知の方法はすべて用いることができる。
pHは、4〜9、好ましくは5〜8である。水洗水温お
よび水洗時間も、例えば感光材料の特性、用途に応じて
種々設定し得るが、一般には、15〜45℃で20秒〜
10分、好ましくは25〜40℃で30秒〜5分の範囲
が選択される。更に、本発明の感光材料は、上記水洗に
代えて、直接安定液によって処理することもできる。こ
のような安定化処理においては、特開昭57−8543
号、同58−14834号、同60−220345号に
記載の公知の方法はすべて用いることができる。
【0277】また、前記水洗処理に続いて、更に安定化
処理する場合もある。その例として、撮影用カラー感光
材料の最終浴として使用される、色素安定化剤と界面活
性剤を含有する安定浴を挙げることができる。色素安定
化剤としては、例えば、ホルマリンやグルタルアルデヒ
ドのようなアルデヒド類、N−メチロール化合物、ヘキ
サメチレンテトラミンあるいはアルデヒド亜硫酸付加物
を挙げることができる。この安定浴にも、各種キレート
剤や防黴剤を加えることもできる。
処理する場合もある。その例として、撮影用カラー感光
材料の最終浴として使用される、色素安定化剤と界面活
性剤を含有する安定浴を挙げることができる。色素安定
化剤としては、例えば、ホルマリンやグルタルアルデヒ
ドのようなアルデヒド類、N−メチロール化合物、ヘキ
サメチレンテトラミンあるいはアルデヒド亜硫酸付加物
を挙げることができる。この安定浴にも、各種キレート
剤や防黴剤を加えることもできる。
【0278】上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオ
ーバーフロー液は脱銀工程等他の工程のような他の工程
において再利用することもできる。
ーバーフロー液は脱銀工程等他の工程のような他の工程
において再利用することもできる。
【0279】例えば自動現像機を用いた処理において、
上記の各処理液が蒸発により濃縮化する場合には、水を
加えて濃縮補正することが好ましい。
上記の各処理液が蒸発により濃縮化する場合には、水を
加えて濃縮補正することが好ましい。
【0280】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
には、処理の簡略化及び迅速化の目的で発色現像主薬を
内蔵させても良い。内蔵させるためには、発色現像主薬
の各種プレカーサーを用いるのが好ましい。例えば、米
国特許第3,342,597号記載のインドアニリン系
化合物、例えば、同第3,342,599号、リサーチ
・ディスクロージャーNo.14,850及び同No.
15,159に記載のシッフ塩基型化合物、同No.1
3,924号に記載のアルドール化合物、米国特許第
3,719,492号に記載の金属塩錯体、特開昭53
−135628号に記載のウレタン系化合物を挙げるこ
とができる。
には、処理の簡略化及び迅速化の目的で発色現像主薬を
内蔵させても良い。内蔵させるためには、発色現像主薬
の各種プレカーサーを用いるのが好ましい。例えば、米
国特許第3,342,597号記載のインドアニリン系
化合物、例えば、同第3,342,599号、リサーチ
・ディスクロージャーNo.14,850及び同No.
15,159に記載のシッフ塩基型化合物、同No.1
3,924号に記載のアルドール化合物、米国特許第
3,719,492号に記載の金属塩錯体、特開昭53
−135628号に記載のウレタン系化合物を挙げるこ
とができる。
【0281】本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、
必要に応じて、発色現像を促進する目的で、各種の1−
フェニル−3−ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型
的な化合物は、特開昭56−64339号、同57−1
44547号、および同58−115438号等に記載
されている。
必要に応じて、発色現像を促進する目的で、各種の1−
フェニル−3−ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型
的な化合物は、特開昭56−64339号、同57−1
44547号、および同58−115438号等に記載
されている。
【0282】本発明における各種処理液は、10℃〜5
0℃において使用される。通常は33℃〜38℃の温度
が標準的であるが、より高温にして処理を促進し処理時
間を短縮したり、逆により低温にして画質の向上や処理
液の安定性の改良を達成することができる。
0℃において使用される。通常は33℃〜38℃の温度
が標準的であるが、より高温にして処理を促進し処理時
間を短縮したり、逆により低温にして画質の向上や処理
液の安定性の改良を達成することができる。
【0283】また、本発明のハロゲン化銀感光材料は、
例えば米国特許第4,500,626号、特開昭60−
133449号、同59−218443号、同61−2
38056号、欧州特許210,660A2号などに記
載されている熱現像感光材料にも適用できる。
例えば米国特許第4,500,626号、特開昭60−
133449号、同59−218443号、同61−2
38056号、欧州特許210,660A2号などに記
載されている熱現像感光材料にも適用できる。
【0284】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1) 乳剤 Em−1〜Em−10の調製 平均ヨード含量2モル%、平均球相当径0.30μmの
立方体粒子((100)面が90%)を種晶にしてゼラ
チン水溶液中で、コントロールダブルジェット法により
コア・シェル比が1:2、シェルのヨード含量が1モル
%になるような平均球相当径0.40μmの立方体粒子
((100)面が90%)からなる乳剤を形成した。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1) 乳剤 Em−1〜Em−10の調製 平均ヨード含量2モル%、平均球相当径0.30μmの
立方体粒子((100)面が90%)を種晶にしてゼラ
チン水溶液中で、コントロールダブルジェット法により
コア・シェル比が1:2、シェルのヨード含量が1モル
%になるような平均球相当径0.40μmの立方体粒子
((100)面が90%)からなる乳剤を形成した。
【0285】粒子形成後、乳剤を通常の脱塩水洗工程を
経て、40℃でpAg8.9、pH6.3の条件で再分
散した。この乳剤をEm−1とする。
経て、40℃でpAg8.9、pH6.3の条件で再分
散した。この乳剤をEm−1とする。
【0286】一方、Em−1の種晶およびシェル調製時
のコントロールダブルジェット法のコントロール電位を
調製する(電位を下げる)ことにより(100)面比率
が40%のEm−a、60%のEm−b、80%のEm
−cを調製した。Em−a、b、cはEm−1に対して
(100)面比率以外は、粒子サイズ、平均ヨード含
量、コア・シェル比、コア及びシェルのヨード含量等す
べて同じである。
のコントロールダブルジェット法のコントロール電位を
調製する(電位を下げる)ことにより(100)面比率
が40%のEm−a、60%のEm−b、80%のEm
−cを調製した。Em−a、b、cはEm−1に対して
(100)面比率以外は、粒子サイズ、平均ヨード含
量、コア・シェル比、コア及びシェルのヨード含量等す
べて同じである。
【0287】Em−1に対し、還元増感剤R−1、R−
2、R−3を「表1」に示す表1−1に記した量をシェ
ル形成開始と同時に最適量添加し、Em−2〜Em−4
を作成した。
2、R−3を「表1」に示す表1−1に記した量をシェ
ル形成開始と同時に最適量添加し、Em−2〜Em−4
を作成した。
【0288】また、Em−1に対し、シェル形成開始1
分前に銀に対する酸化剤として、H2 O2 を下記「表
1」に示す表1−1に記した量添加し、シェル形成開始
1分後に還元増感剤R−1、R−2、R−3を下記「表
1」に示す表1−1に記した最適量を添加し、Em−5
〜Em−7を作成した。
分前に銀に対する酸化剤として、H2 O2 を下記「表
1」に示す表1−1に記した量添加し、シェル形成開始
1分後に還元増感剤R−1、R−2、R−3を下記「表
1」に示す表1−1に記した最適量を添加し、Em−5
〜Em−7を作成した。
【0289】更に、Em−1に対し、シェル形成開始1
分前に銀に対する酸化剤として、チオスルホン酸化合物
(1−2)を下記「表1」に示す表1−1に記した量添
加し還元増感剤R−1、R−2、R−3を下記「表1」
に示す表1−1に記した再適量添加し、Em−8〜Em
−10を作成した。
分前に銀に対する酸化剤として、チオスルホン酸化合物
(1−2)を下記「表1」に示す表1−1に記した量添
加し還元増感剤R−1、R−2、R−3を下記「表1」
に示す表1−1に記した再適量添加し、Em−8〜Em
−10を作成した。
【0290】
【表1】 このようにして作成した乳剤Em−a、b、c、Em−
1〜Em−10を以下のようにして、最適に化学増感し
た。すなわち、乳剤Em−a、b、c、Em−1〜Em
−10それぞれに対し、本実施例中に示した増感色素E
xS−1、ExS−2およびExS−3を各々銀1モル
当り4.5×10-4モル、1.5×10-5モル、および
4.5×10-4モル添加し、しかる後にチオ硫酸ナトリ
ウムと塩化金酸を用いて、各乳剤に最適な金、硫黄増感
を施した。 多層カラー感光材料試料101〜132の作成 化学増感した乳剤Em−a、b、c、Em−1〜Em−
10を順に下記に示すような組成の各層よりなる多層カ
ラー感光材料の第3層に適用することにより試料101
〜113を作成した。
1〜Em−10を以下のようにして、最適に化学増感し
た。すなわち、乳剤Em−a、b、c、Em−1〜Em
−10それぞれに対し、本実施例中に示した増感色素E
xS−1、ExS−2およびExS−3を各々銀1モル
当り4.5×10-4モル、1.5×10-5モル、および
4.5×10-4モル添加し、しかる後にチオ硫酸ナトリ
ウムと塩化金酸を用いて、各乳剤に最適な金、硫黄増感
を施した。 多層カラー感光材料試料101〜132の作成 化学増感した乳剤Em−a、b、c、Em−1〜Em−
10を順に下記に示すような組成の各層よりなる多層カ
ラー感光材料の第3層に適用することにより試料101
〜113を作成した。
【0291】下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム
支持体上に、下記に示すような組成の各層を重層塗布
し、多層カラー感光材料である試料101〜113を作
製した。 (感光層組成)各層に使用する素材の主なものは下記の
ように分類されている; ExC:シアンカプラー UV :紫外線吸収
剤 ExM:マゼンタカプラー HBS:高沸点有機
溶剤 ExY:イエローカプラー H :ゼラチン硬
化剤 ExS:増感色素 各成分に対応する数字は、g/m2 単位で表した塗布量
を示し、ハロゲン化銀については、銀換算の塗布量を示
す。ただし増感色素については、同一層のハロゲン化銀
1モルに対する塗布量をモル単位で示す。 (試料101〜113) 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 銀 0.18 ゼラチン 1.40 ExM−1 0.18 ExF−1 2.0×10-3 HBS−1 0.20 第2層(中間層) 乳剤G 銀 0.065 2,5−ジ−tert−ペンタデシルハイドロキノン 0.18 ExC−2 0.020 UV−1 0.060 UV−2 0.080 UV−3 0.10 HBS−1 0.10 HBS−2 0.020 ゼラチン 1.04 第3層(低感度赤感乳剤層) 乳剤Em−a,b,c, 銀 0.50 Em−1〜Em−10 (試料101〜113) ExS−1 4.5×10-4 ExS−2 1.5×10-5 ExS−3 4.5×10-4 ExC−1 0.17 ExC−3 0.030 ExC−4 0.10 ExC−5 0.0050 Cpd−2 0.025 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.87 第4層(中感度赤感乳剤層) 乳剤D 銀 0.80 ExS−1 3.0×10-4 ExS−2 1.2×10-5 ExS−3 4.0×10-4 ExC−1 0.15 ExC−2 0.060 ExC−4 0.11 Cpd−2 0.023 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.75 第5層(高感度赤感乳剤層) 乳剤E 銀 1.40 ExS−1 2.0×10-4 ExS−2 1.0×10-5 ExS−3 3.0×10-4 ExC−1 0.095 ExC−3 0.040 ExC−6 0.020 Cpd−2 0.050 HBS−1 0.22 HBS−2 0.10 ゼラチン 1.20 第6層(中間層) Cpd−1 0.10 HBS−1 0.50 ゼラチン 1.10 第7層(低感度緑感乳剤層) 乳剤A 銀 0.17 乳剤B 銀 0.17 ExS−4 4.0×10-5 ExS−5 1.8×10-4 ExS−6 6.5×10-4 ExM−1 0.010 ExM−2 0.33 ExM−3 0.086 ExY−1 0.015 HBS−1 0.30 HBS−3 0.010 ゼラチン 0.73 第8層(中感度緑感乳剤層) 乳剤D 銀 0.80 ExS−4 2.0×10-5 ExS−5 1.4×10-4 ExS−6 5.4×10-4 ExM−2 0.16 ExM−3 0.045 ExY−1 0.01 ExY−5 0.030 HBS−1 0.16 HBS−3 8.0×10-3 ゼラチン 0.90 第9層(高感度緑感乳剤層) 乳剤E 銀 1.25 ExS−4 3.7×10-5 ExS−5 8.1×10-5 ExS−6 3.2×10-4 ExC−1 0.010 ExM−1 0.015 ExM−4 0.040 ExM−5 0.019 Cpd−3 0.020 HBS−1 0.25 HBS−2 0.10 ゼラチン 1.20 第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀 銀 0.010 Cpd−1 0.16 HBS−1 0.60 ゼラチン 0.60 第11層(低感度青感乳剤層) 乳剤C 銀 0.25 乳剤D 銀 0.40 ExS−7 8.0×10-4 ExY−1 0.030 ExY−2 0.55 ExY−3 0.25 ExY−4 0.020 ExC−7 0.01 HBS−1 0.35 ゼラチン 1.30 第12層(高感度青感乳剤層) 乳剤F 銀 1.38 ExS−7 3.0×10-4 ExY−2 0.10 ExY−3 0.10 HBS−1 0.070 ゼラチン 0.86 第13層(第1保護層) 乳剤G 銀 0.20 UV−4 0.11 UV−5 0.17 HBS−1 5.0×10-2 ゼラチン 1.00 第14層(第2保護層) H−1 0.40 B−1(直径 1.7μm) 5.0×10-2 B−2(直径 1.7μm) 0.10 B−3 0.10 S−1 0.20 ゼラチン 1.20 更に、各層に適宜、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・
防菌性、帯電防止性及び塗布性をよくするために W−
1ないしW−3、B−4ないしB−6、F−1ないしF
−17及び、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、イリジウム
塩、パラジウム塩、ロジウム塩が含有されている。
支持体上に、下記に示すような組成の各層を重層塗布
し、多層カラー感光材料である試料101〜113を作
製した。 (感光層組成)各層に使用する素材の主なものは下記の
ように分類されている; ExC:シアンカプラー UV :紫外線吸収
剤 ExM:マゼンタカプラー HBS:高沸点有機
溶剤 ExY:イエローカプラー H :ゼラチン硬
化剤 ExS:増感色素 各成分に対応する数字は、g/m2 単位で表した塗布量
を示し、ハロゲン化銀については、銀換算の塗布量を示
す。ただし増感色素については、同一層のハロゲン化銀
1モルに対する塗布量をモル単位で示す。 (試料101〜113) 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 銀 0.18 ゼラチン 1.40 ExM−1 0.18 ExF−1 2.0×10-3 HBS−1 0.20 第2層(中間層) 乳剤G 銀 0.065 2,5−ジ−tert−ペンタデシルハイドロキノン 0.18 ExC−2 0.020 UV−1 0.060 UV−2 0.080 UV−3 0.10 HBS−1 0.10 HBS−2 0.020 ゼラチン 1.04 第3層(低感度赤感乳剤層) 乳剤Em−a,b,c, 銀 0.50 Em−1〜Em−10 (試料101〜113) ExS−1 4.5×10-4 ExS−2 1.5×10-5 ExS−3 4.5×10-4 ExC−1 0.17 ExC−3 0.030 ExC−4 0.10 ExC−5 0.0050 Cpd−2 0.025 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.87 第4層(中感度赤感乳剤層) 乳剤D 銀 0.80 ExS−1 3.0×10-4 ExS−2 1.2×10-5 ExS−3 4.0×10-4 ExC−1 0.15 ExC−2 0.060 ExC−4 0.11 Cpd−2 0.023 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.75 第5層(高感度赤感乳剤層) 乳剤E 銀 1.40 ExS−1 2.0×10-4 ExS−2 1.0×10-5 ExS−3 3.0×10-4 ExC−1 0.095 ExC−3 0.040 ExC−6 0.020 Cpd−2 0.050 HBS−1 0.22 HBS−2 0.10 ゼラチン 1.20 第6層(中間層) Cpd−1 0.10 HBS−1 0.50 ゼラチン 1.10 第7層(低感度緑感乳剤層) 乳剤A 銀 0.17 乳剤B 銀 0.17 ExS−4 4.0×10-5 ExS−5 1.8×10-4 ExS−6 6.5×10-4 ExM−1 0.010 ExM−2 0.33 ExM−3 0.086 ExY−1 0.015 HBS−1 0.30 HBS−3 0.010 ゼラチン 0.73 第8層(中感度緑感乳剤層) 乳剤D 銀 0.80 ExS−4 2.0×10-5 ExS−5 1.4×10-4 ExS−6 5.4×10-4 ExM−2 0.16 ExM−3 0.045 ExY−1 0.01 ExY−5 0.030 HBS−1 0.16 HBS−3 8.0×10-3 ゼラチン 0.90 第9層(高感度緑感乳剤層) 乳剤E 銀 1.25 ExS−4 3.7×10-5 ExS−5 8.1×10-5 ExS−6 3.2×10-4 ExC−1 0.010 ExM−1 0.015 ExM−4 0.040 ExM−5 0.019 Cpd−3 0.020 HBS−1 0.25 HBS−2 0.10 ゼラチン 1.20 第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀 銀 0.010 Cpd−1 0.16 HBS−1 0.60 ゼラチン 0.60 第11層(低感度青感乳剤層) 乳剤C 銀 0.25 乳剤D 銀 0.40 ExS−7 8.0×10-4 ExY−1 0.030 ExY−2 0.55 ExY−3 0.25 ExY−4 0.020 ExC−7 0.01 HBS−1 0.35 ゼラチン 1.30 第12層(高感度青感乳剤層) 乳剤F 銀 1.38 ExS−7 3.0×10-4 ExY−2 0.10 ExY−3 0.10 HBS−1 0.070 ゼラチン 0.86 第13層(第1保護層) 乳剤G 銀 0.20 UV−4 0.11 UV−5 0.17 HBS−1 5.0×10-2 ゼラチン 1.00 第14層(第2保護層) H−1 0.40 B−1(直径 1.7μm) 5.0×10-2 B−2(直径 1.7μm) 0.10 B−3 0.10 S−1 0.20 ゼラチン 1.20 更に、各層に適宜、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・
防菌性、帯電防止性及び塗布性をよくするために W−
1ないしW−3、B−4ないしB−6、F−1ないしF
−17及び、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、イリジウム
塩、パラジウム塩、ロジウム塩が含有されている。
【0292】
【表2】 表1−2において、 (1)乳剤A〜Fは特開平2−191938号の実施例
に従い、二酸化チオ尿素とチオスルフォン酸を用いて粒
子調製時に還元増感されている。 (2)乳剤A〜Fは特開平3−237450号の実施例
に従い、各感光層に記載の分光増感色素とチオシアン酸
ナトリウムの存在下に金増感、硫黄増感とセレン増感が
施されている。 (3)平板状粒子の調製には特開平1−158426号
の実施例に従い、低分子量ゼラチンを使用している。 (4)平板状粒子には特開平3−237450号に記載
されているような転位線が高圧電子顕微鏡を用いて観察
されている。
に従い、二酸化チオ尿素とチオスルフォン酸を用いて粒
子調製時に還元増感されている。 (2)乳剤A〜Fは特開平3−237450号の実施例
に従い、各感光層に記載の分光増感色素とチオシアン酸
ナトリウムの存在下に金増感、硫黄増感とセレン増感が
施されている。 (3)平板状粒子の調製には特開平1−158426号
の実施例に従い、低分子量ゼラチンを使用している。 (4)平板状粒子には特開平3−237450号に記載
されているような転位線が高圧電子顕微鏡を用いて観察
されている。
【0293】
【化86】
【0294】
【化87】
【0295】
【化88】
【0296】
【化89】
【0297】
【化90】
【0298】
【化91】
【0299】
【化92】
【0300】
【化93】
【0301】
【化94】
【0302】
【化95】
【0303】
【化96】
【0304】
【化97】
【0305】
【化98】
【0306】
【化99】
【0307】
【化100】 更に試料101〜113の第3層に前述の本発明の化合
物CB−13を0.020g/m2 添加した以外は試料
101〜113と同様にして試料114〜126を作成
した。
物CB−13を0.020g/m2 添加した以外は試料
101〜113と同様にして試料114〜126を作成
した。
【0308】また試料101、104、113の第3層
に前述の本発明の化合物CA−5を0.020g/m2
添加した以外は、試料101、104、113と同様に
して試料130〜132を作成した。
に前述の本発明の化合物CA−5を0.020g/m2
添加した以外は、試料101、104、113と同様に
して試料130〜132を作成した。
【0309】また試料101、104、113の第3層
に前述の本発明の化合物CB−25を0.020g/m
2 添加した以外は試料101、104、113と同様に
して試料127〜129を作成した。
に前述の本発明の化合物CB−25を0.020g/m
2 添加した以外は試料101、104、113と同様に
して試料127〜129を作成した。
【0310】これらの試料101〜132は下記の現像
処理にて、以下に示す諸性能を調べた。 (処理方法) 工程 処理時間 処理温度 発色現像 3分15秒 38℃ 漂 白 3分00秒 38℃ 水 洗 30秒 24℃ 定 着 3分00秒 38℃ 水洗 (1) 30秒 24℃ 水洗 (2) 30秒 24℃ 安 定 30秒 38℃ 乾 燥 4分20秒 55℃ 次に、処理液の組成を記す。 (発色現像液) (単位g) ジエチレントリアミン五酢酸 1.0 1−ヒドロキシエチリデン 3.0 −1,1−ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム 4.0 炭酸カリウム 30.0 臭化カリウム 1.4 沃化カリウム 1.5mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4 4−[N−エチル−N−β 4.5 −ヒドロキシエチルアミノ]−2 −メチルアニリン硫酸塩 水を加えて 1.0リットル pH 10.05 (漂白液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸 100.0 第二鉄ナトリウム三水塩 エチレンジアミン四酢酸 10.0 二ナトリウム塩 3−メルカプト−1,2,4 0.08 −トリアゾール 臭化アンモニウム 140.0 硝酸アンモニウム 30.0 アンモニア水(27%) 6.5ミリリットル 水を加えて 1.0リットル pH 6.0 (定着液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸 0.5 二ナトリウム塩 亜硫酸アンモニウム 20.0 チオ硫酸アンモニウム水溶液 290.0ミリリットル (700g/リットル) 水を加えて 1.0リットル pH 6.7 (安定液) (単位g) p−トルエンスルフィン酸 0.03 ナトリウム ポリオキシエチレン−p 0.2 −モノノニルフェニルエーテル (平均重合度10) エチレンジアミン四酢酸 0.05 二ナトリウム塩 1,2,4−トリアゾール 1.3 1,4−ビス(1,2,4 0.75 −トリアゾール−1− イルメチル)ピペラジン 水を加えて 1.0リットル pH 8.5 調べた諸性能は以下の通りである。 (1)感度 白色の階調露光を与え、処理後その濃度測定を行ない、
シアン濃度の特性曲線から最小濃度+1.7の濃度を与
える露光量の逆数の対数値を求め、試料101を基準に
とってその差(ΔS1 )を算出した。 (2)粒状性 白光の階調露光を与え、処理後最小濃度+1.7のシア
ン濃度の部分のRMS粒状度を48μmφのアパーチャ
ーを用いて、赤色フィルターで測定した。このRMS値
×1000をRMS粒状度と定義する。この値が小さい
ほど粒状性が良いことを表わしている。 (3)鮮鋭性 黒白のシャープコントラスト像及び、それと同じ濃度差
を有する直線縞状の繰返しパターンを有するフィルター
(周波数30サイクル/mm)を通して白色露光し、上
記と同様の処理をした。これをミクロ濃度計で、Gフィ
ルター及びRフィルターを通して濃度測定し、下記式で
定義される矩形波レスポンス関数[Squarewav
e Response Function(SRF)]
を求めた。
処理にて、以下に示す諸性能を調べた。 (処理方法) 工程 処理時間 処理温度 発色現像 3分15秒 38℃ 漂 白 3分00秒 38℃ 水 洗 30秒 24℃ 定 着 3分00秒 38℃ 水洗 (1) 30秒 24℃ 水洗 (2) 30秒 24℃ 安 定 30秒 38℃ 乾 燥 4分20秒 55℃ 次に、処理液の組成を記す。 (発色現像液) (単位g) ジエチレントリアミン五酢酸 1.0 1−ヒドロキシエチリデン 3.0 −1,1−ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム 4.0 炭酸カリウム 30.0 臭化カリウム 1.4 沃化カリウム 1.5mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4 4−[N−エチル−N−β 4.5 −ヒドロキシエチルアミノ]−2 −メチルアニリン硫酸塩 水を加えて 1.0リットル pH 10.05 (漂白液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸 100.0 第二鉄ナトリウム三水塩 エチレンジアミン四酢酸 10.0 二ナトリウム塩 3−メルカプト−1,2,4 0.08 −トリアゾール 臭化アンモニウム 140.0 硝酸アンモニウム 30.0 アンモニア水(27%) 6.5ミリリットル 水を加えて 1.0リットル pH 6.0 (定着液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸 0.5 二ナトリウム塩 亜硫酸アンモニウム 20.0 チオ硫酸アンモニウム水溶液 290.0ミリリットル (700g/リットル) 水を加えて 1.0リットル pH 6.7 (安定液) (単位g) p−トルエンスルフィン酸 0.03 ナトリウム ポリオキシエチレン−p 0.2 −モノノニルフェニルエーテル (平均重合度10) エチレンジアミン四酢酸 0.05 二ナトリウム塩 1,2,4−トリアゾール 1.3 1,4−ビス(1,2,4 0.75 −トリアゾール−1− イルメチル)ピペラジン 水を加えて 1.0リットル pH 8.5 調べた諸性能は以下の通りである。 (1)感度 白色の階調露光を与え、処理後その濃度測定を行ない、
シアン濃度の特性曲線から最小濃度+1.7の濃度を与
える露光量の逆数の対数値を求め、試料101を基準に
とってその差(ΔS1 )を算出した。 (2)粒状性 白光の階調露光を与え、処理後最小濃度+1.7のシア
ン濃度の部分のRMS粒状度を48μmφのアパーチャ
ーを用いて、赤色フィルターで測定した。このRMS値
×1000をRMS粒状度と定義する。この値が小さい
ほど粒状性が良いことを表わしている。 (3)鮮鋭性 黒白のシャープコントラスト像及び、それと同じ濃度差
を有する直線縞状の繰返しパターンを有するフィルター
(周波数30サイクル/mm)を通して白色露光し、上
記と同様の処理をした。これをミクロ濃度計で、Gフィ
ルター及びRフィルターを通して濃度測定し、下記式で
定義される矩形波レスポンス関数[Squarewav
e Response Function(SRF)]
を求めた。
【0311】SRF=(Dmax −Dmin )÷ΔD Dmax :縞状パターン像のミクロ濃度の最大値 Dmin :縞状パターン像のミクロ濃度の最小値 ΔD :シュープコントラスト像の、最大濃度と最小濃
度の差 SRF値が大きいほど鮮鋭度が良好である。 (4)経時安定性 試料を2組準備し、1つの組は40℃、相対温度80%
条件下に7日間保存し、もう1つの組は5℃、相対温度
30%の条件下に同期間保存したのち、この両組に白光
の階調露光を与えて同時に処理を行った。処理済みの試
料は(1)に記載した方法に従って感度を求め、試料を
高温・高湿の条件に保存したときと、低温・低湿の条件
に保存したときの写真性の感度(シアン濃度の最小濃度
+1.7の感度)の変動(ΔS2 )を同一試料間で調べ
た。
度の差 SRF値が大きいほど鮮鋭度が良好である。 (4)経時安定性 試料を2組準備し、1つの組は40℃、相対温度80%
条件下に7日間保存し、もう1つの組は5℃、相対温度
30%の条件下に同期間保存したのち、この両組に白光
の階調露光を与えて同時に処理を行った。処理済みの試
料は(1)に記載した方法に従って感度を求め、試料を
高温・高湿の条件に保存したときと、低温・低湿の条件
に保存したときの写真性の感度(シアン濃度の最小濃度
+1.7の感度)の変動(ΔS2 )を同一試料間で調べ
た。
【0312】以上の結果を下記「表3」に示す表3−1
および下記「表4」に示す表4−1にまとめた。
および下記「表4」に示す表4−1にまとめた。
【0313】表3−1および表4−1より本発明の試料
は高感度で粒状性、鮮鋭性に優れさらに、経時安定性に
優れていることが明らかである。
は高感度で粒状性、鮮鋭性に優れさらに、経時安定性に
優れていることが明らかである。
【0314】
【表3】
【0315】
【表4】 実施例2) 実施例1の試料101〜132を、特公平−3261
5、実公平3−39784などに記載されているレンズ
付フィルムユニットに適用した。本発明による感光材料
を使用することにより、より良好な写真が得られ、本発
明の効果が顕著であった。
5、実公平3−39784などに記載されているレンズ
付フィルムユニットに適用した。本発明による感光材料
を使用することにより、より良好な写真が得られ、本発
明の効果が顕著であった。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料にお
いて、該乳剤層に粒子表面の60%以上が(100)面
である正常晶粒子を含む乳剤、および下記化1に示され
る一般式(1)または化2に示される一般式(2)で表
わされる化合物を含有することを特徴とするハロゲン化
銀カラー写真感光材料。 【化1】 (式中、Aはカプラー残基または酸化還元基を表わし、
L1 およびL3 は2価のタイミング基を表わし、L2 は
3価もしくはそれ以上の結合手を有するタイミング基を
表わし、PUGは写真性有用基を表わす。jとnはそれ
ぞれ独立に0、1または2を表わし、mは1または2を
表わし、sはL2 の価数から1を引いた数であり2以上
の整数を表わす。またL1 、L2 もしくはL3 が分子内
に複数個存在するとき、それらは全て同じであっても異
なっていても良い。また複数個存在するPUGは全て同
じであっても異なっていても良い。) 【化2】 (式中、AとPUGは一般式(I)と同義である。L4
は−OCO−基、−OSO−基、−OSO2 −基、−O
CS−基、−SCO−基、−SCS−基または−WCR
11R12−基を表わす。ここでWは酸素原子、硫黄原子ま
たは3級アミノ基(−NR13−)を表わし、R11および
R12はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表わし、
R13は置換基を表わす。またR11、R12及びR13の各々
が2価基を表わし、連結して環状構造を形成する場合も
含む。L5 は共役系に沿った電子移動によりPUGを放
出する基もしくはL4 で定義される基を表わす。) - 【請求項2】 前記粒子表面の60%以上が(100)
面である正常晶粒子を含む乳剤が、ハロゲン化銀乳剤の
製造工程中に還元増感を施されている請求項1に記載の
ハロゲン化銀カラー写真感光材料。 - 【請求項3】 前記還元増感が、アスコルビン酸および
その誘導体のうちの少なくとも一種によって施されてい
る請求項2に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。 - 【請求項4】 前記還元増感が、少なくとも一種の銀に
対する酸化剤の存在下で施されている請求項2に記載の
ハロゲン化銀カラー写真感光材料。 - 【請求項5】 前記銀に対する酸化剤が、下記一般式
(I)、(II)または(III)で示される請求項4に記載
のハロゲン化銀カラー写真感光材料。 (I)R−SO2 S−M (II) R−SO2 S−R1 (III) R−SO2 S−Lm−SSO2 −R2 (式中、R、R1 、R2 は同じでも異なっていてもよ
く、脂肪族基、芳香族基、または複素環基を表わし、M
は陽イオンを表わし、Lは2価の連結基を表わし、mは
0または1である。一般式(I)ないし(III)の化合物
は、(I)ないし(III)で示す構造から誘導される2価
の基を繰り返し単位として含有するポリマーであっても
よい。また、R、R1 、R2 、Lが互いに結合して環を
形成してもよい。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23151292A JPH0659361A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23151292A JPH0659361A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659361A true JPH0659361A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16924654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23151292A Pending JPH0659361A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659361A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7138036B2 (en) | 2001-05-30 | 2006-11-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Monitoring device |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP23151292A patent/JPH0659361A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7138036B2 (en) | 2001-05-30 | 2006-11-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Monitoring device |
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