JPH0659548B2 - ワイヤインチング制御方法 - Google Patents
ワイヤインチング制御方法Info
- Publication number
- JPH0659548B2 JPH0659548B2 JP7162984A JP7162984A JPH0659548B2 JP H0659548 B2 JPH0659548 B2 JP H0659548B2 JP 7162984 A JP7162984 A JP 7162984A JP 7162984 A JP7162984 A JP 7162984A JP H0659548 B2 JPH0659548 B2 JP H0659548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- feeding
- control method
- time
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 54
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/12—Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
- B23K9/124—Circuits or methods for feeding welding wire
- B23K9/125—Feeding of electrodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は消耗性電極ワイヤあるいは溶加ワイヤを溶接部
に送給しながら溶接を行うアーク溶接において、溶接開
始前の準備作業としてこれらのワイヤを手動の押ボタン
スイツチによつて溶接トーチ先端から適当量だけ突出す
るまで寸動送給(ワイヤインチング)するときの制御方
法に関するものである。
に送給しながら溶接を行うアーク溶接において、溶接開
始前の準備作業としてこれらのワイヤを手動の押ボタン
スイツチによつて溶接トーチ先端から適当量だけ突出す
るまで寸動送給(ワイヤインチング)するときの制御方
法に関するものである。
従来技術 自動あるいは半自動アーク溶接においては、溶接時のワ
イヤ送給は溶接電流や溶接電圧などに対応して速度が決
定されて自動的に送給される。しかしコイル状に巻かれ
たワイヤリールから溶接トーチの先端までワイヤを新た
に送り込むとき、あるいはワイヤの先端はすでに溶接ト
ーチまで達しているもののなお先端形状の不良部分の切
除やワイヤ送給状態の確認などのために溶接時とは別に
ワイヤのみを任意量だけ送給したい場合がある。このよ
うな要求に対して通常な別個にワイヤインチング指令用
のスイツチが設けられており、作業者はこれを適宜押す
ことによつてワイヤを寸動送給して上記の各作業を行つ
ている。従来、このインチング送給時には、実際の溶接
時にアークスタートを良好にするために設けられている
ワイヤスローダウン速度(溶接開始のために溶接開始指
令,例えばトーチスイツチを押してからワイヤが被溶接
物の表面に接触してアークが発生するまでに低速で送る
ときの速度)の設定器を共用し、インチング時はこのワ
イヤスローダウン速度にてインチング指令スイツチを押
している間のみワイヤを溶接トーチ先端側に向つて送る
ようになつていた。しかしこのワイヤスローダウン時に
おける送給速度は、アークスタートを良好にするため
に、通常の溶接時に比較して極端に遅い速度に設定され
ている。したがつてワイヤがすでに溶接トーチの先端部
に達しているときはこのような低速でもよいが、例えば
ワイヤリールに巻かれたワイヤが使用し尽されたときや
ワイヤの交換時においては極めて非能率な作業となる。
即ちワイヤを送給するための駆動部と溶接トーチとの間
は数メートルないしは十数メートルもの長い経路があ
り、しかもこの間は通常可撓性の導管内を通る構造のも
のが多く、人力によつてはワイヤをこの中に挿入できな
い。このために長い送給経路をワイヤ送給駆動部の電動
機によりインチング操作により送らざるを得ず、このと
きに上述のような遅い速度であれば長時間を要すること
になる。もちろんワイヤスローダウン速度はこれを設定
するための可変抵抗器があり、任意に変更することがで
きるが、このワイヤスローダウン速度は本来アークスタ
ートが良好に行なわれる値に、使用するワイヤや溶接電
流に対応して適値に定められるべきものであり、これを
ワイヤインチングのためにその都度変更することは、使
い勝手が悪いのみならず誤設定の原因ともなり望ましく
ない。しかも同じワイヤインチング操作にあつても前述
のように、すでにワイヤの先端が溶接トーチの先端部に
達していてほんの少しだけ送り出せばよいときと、ワイ
ヤ取り替え時のように長い送給経路を送るときとがあ
り、万一少量を送るべきときに高速に設定されていてし
かもインチング指令スイツチを押している時間継続して
送給されると送給量の調整が難しくなるばかりでなく、
作業者にとつて危険でもある。さらに、長い送給路の始
端からワイヤを新たに送り込むときには、ワイヤが溶接
トーチの先端から突出すると直ちに送給を中止すべく、
溶接トーチの先端を長い送給時間の間常に監視している
必要がある。このために、この長い送給時間の間中作業
者はワイヤインチング指令スイツチの操作し得る位置に
拘束されることになる。また送給始端部から溶接トーチ
先端部が見通せるときはよいが、これが困難な場合,例
えば送給始端部と溶接トーチとの間に他の機器が設置さ
れているようなときには、インチング指令スイツチを操
作する作業者と、溶接トーチ部でワイヤの突出を監視す
る者との二人作業とするか、またはインチング指令スイ
ツチを2ケ所に設けるなどの工夫が必要となる。
イヤ送給は溶接電流や溶接電圧などに対応して速度が決
定されて自動的に送給される。しかしコイル状に巻かれ
たワイヤリールから溶接トーチの先端までワイヤを新た
に送り込むとき、あるいはワイヤの先端はすでに溶接ト
ーチまで達しているもののなお先端形状の不良部分の切
除やワイヤ送給状態の確認などのために溶接時とは別に
ワイヤのみを任意量だけ送給したい場合がある。このよ
うな要求に対して通常な別個にワイヤインチング指令用
のスイツチが設けられており、作業者はこれを適宜押す
ことによつてワイヤを寸動送給して上記の各作業を行つ
ている。従来、このインチング送給時には、実際の溶接
時にアークスタートを良好にするために設けられている
ワイヤスローダウン速度(溶接開始のために溶接開始指
令,例えばトーチスイツチを押してからワイヤが被溶接
物の表面に接触してアークが発生するまでに低速で送る
ときの速度)の設定器を共用し、インチング時はこのワ
イヤスローダウン速度にてインチング指令スイツチを押
している間のみワイヤを溶接トーチ先端側に向つて送る
ようになつていた。しかしこのワイヤスローダウン時に
おける送給速度は、アークスタートを良好にするため
に、通常の溶接時に比較して極端に遅い速度に設定され
ている。したがつてワイヤがすでに溶接トーチの先端部
に達しているときはこのような低速でもよいが、例えば
ワイヤリールに巻かれたワイヤが使用し尽されたときや
ワイヤの交換時においては極めて非能率な作業となる。
即ちワイヤを送給するための駆動部と溶接トーチとの間
は数メートルないしは十数メートルもの長い経路があ
り、しかもこの間は通常可撓性の導管内を通る構造のも
のが多く、人力によつてはワイヤをこの中に挿入できな
い。このために長い送給経路をワイヤ送給駆動部の電動
機によりインチング操作により送らざるを得ず、このと
きに上述のような遅い速度であれば長時間を要すること
になる。もちろんワイヤスローダウン速度はこれを設定
するための可変抵抗器があり、任意に変更することがで
きるが、このワイヤスローダウン速度は本来アークスタ
ートが良好に行なわれる値に、使用するワイヤや溶接電
流に対応して適値に定められるべきものであり、これを
ワイヤインチングのためにその都度変更することは、使
い勝手が悪いのみならず誤設定の原因ともなり望ましく
ない。しかも同じワイヤインチング操作にあつても前述
のように、すでにワイヤの先端が溶接トーチの先端部に
達していてほんの少しだけ送り出せばよいときと、ワイ
ヤ取り替え時のように長い送給経路を送るときとがあ
り、万一少量を送るべきときに高速に設定されていてし
かもインチング指令スイツチを押している時間継続して
送給されると送給量の調整が難しくなるばかりでなく、
作業者にとつて危険でもある。さらに、長い送給路の始
端からワイヤを新たに送り込むときには、ワイヤが溶接
トーチの先端から突出すると直ちに送給を中止すべく、
溶接トーチの先端を長い送給時間の間常に監視している
必要がある。このために、この長い送給時間の間中作業
者はワイヤインチング指令スイツチの操作し得る位置に
拘束されることになる。また送給始端部から溶接トーチ
先端部が見通せるときはよいが、これが困難な場合,例
えば送給始端部と溶接トーチとの間に他の機器が設置さ
れているようなときには、インチング指令スイツチを操
作する作業者と、溶接トーチ部でワイヤの突出を監視す
る者との二人作業とするか、またはインチング指令スイ
ツチを2ケ所に設けるなどの工夫が必要となる。
また、少量を送給するときにはその送給量は正確に制御
できることが必要である。例えば、テイーチングプレイ
バツク式のアーク溶接ロボツトにおいては溶接前に溶接
線を正確にロボツトに教示(テイーチング)する必要が
あるが、このときにはアーク発生点を教示するものであ
るから溶接トーチから突出しているワイヤ先端の位置
(溶接トーチに対する位置)は常に一定に定められなけ
ればならない。このためにあらかじめインチング操作に
よってワイヤを送ることになるが、この送り出し長さが
正確でないと正しいテイーチングは行なうことができな
い。従来は単に押ボタンスイツチにより送給、停止を決
定しているだけであつたから余分に突出しておいて適当
な位置でペンチなどによつて切断する他に方法がなく、
このために精度が悪く、また作業が面倒であつた。また
サブマージアーク溶接においては通常スチールウールの
小塊をワイヤの先端と被溶接物との間に挾んでアークス
タートを行うが、このためにはスチールウールを軽くワ
イヤで押しつける程度にしなければならない。もしこの
押しつける力が強すぎると太いワイヤと被溶接物とが強
く接触してしまつて、溶接電圧を印加したときにこの部
分が直ちに溶隔飛散することができずにアークスタート
に失敗することになる。逆にこの押圧力が少なすぎると
フラツクスを散布したときにスチールウールが位置ずれ
を起したりスチールウールとワイヤとの間にフラツクス
が侵入して両者を絶縁したりして同様にアークスタート
に失敗することになる。したがつてこれらのいずれの場
合においても正確に位置決めすべきワイヤ先端をインチ
ング指令スイツチを押す時間によつて調整する従来の方
法では、インチング速度を十分に遅くして、かつスイツ
チを離すタイミングをワイヤ送給装置の惰走量を加味し
て体験的に知ることが必要となり、熟練を要した。
できることが必要である。例えば、テイーチングプレイ
バツク式のアーク溶接ロボツトにおいては溶接前に溶接
線を正確にロボツトに教示(テイーチング)する必要が
あるが、このときにはアーク発生点を教示するものであ
るから溶接トーチから突出しているワイヤ先端の位置
(溶接トーチに対する位置)は常に一定に定められなけ
ればならない。このためにあらかじめインチング操作に
よってワイヤを送ることになるが、この送り出し長さが
正確でないと正しいテイーチングは行なうことができな
い。従来は単に押ボタンスイツチにより送給、停止を決
定しているだけであつたから余分に突出しておいて適当
な位置でペンチなどによつて切断する他に方法がなく、
このために精度が悪く、また作業が面倒であつた。また
サブマージアーク溶接においては通常スチールウールの
小塊をワイヤの先端と被溶接物との間に挾んでアークス
タートを行うが、このためにはスチールウールを軽くワ
イヤで押しつける程度にしなければならない。もしこの
押しつける力が強すぎると太いワイヤと被溶接物とが強
く接触してしまつて、溶接電圧を印加したときにこの部
分が直ちに溶隔飛散することができずにアークスタート
に失敗することになる。逆にこの押圧力が少なすぎると
フラツクスを散布したときにスチールウールが位置ずれ
を起したりスチールウールとワイヤとの間にフラツクス
が侵入して両者を絶縁したりして同様にアークスタート
に失敗することになる。したがつてこれらのいずれの場
合においても正確に位置決めすべきワイヤ先端をインチ
ング指令スイツチを押す時間によつて調整する従来の方
法では、インチング速度を十分に遅くして、かつスイツ
チを離すタイミングをワイヤ送給装置の惰走量を加味し
て体験的に知ることが必要となり、熟練を要した。
発明の目的 本発明は、上記従来装置の欠点を解消し、ワイヤインチ
ングを比較的少なる一定量ずつ定寸送りをするようにし
て少量の送給時におけるスイツチ操作を簡単にし、かつ
大なる送給量を要する場合にはインチング指令スイツチ
を一定時間以上押しつづけることによつて以後に指令ス
イツチを押す操作をやめても設定量に達するまで継続し
てワイヤを送給した後に停止するようにして、ワイヤイ
ンチング送給量の大小に応じてそれぞれ最適の送給状態
とすることができ、しかも1人の作業者により、単一の
インチング指令スイツチによつて容易に長い送給経路に
ワイヤを送給することができる理想的な高能率のワイヤ
インチング方法を提案したものである。
ングを比較的少なる一定量ずつ定寸送りをするようにし
て少量の送給時におけるスイツチ操作を簡単にし、かつ
大なる送給量を要する場合にはインチング指令スイツチ
を一定時間以上押しつづけることによつて以後に指令ス
イツチを押す操作をやめても設定量に達するまで継続し
てワイヤを送給した後に停止するようにして、ワイヤイ
ンチング送給量の大小に応じてそれぞれ最適の送給状態
とすることができ、しかも1人の作業者により、単一の
インチング指令スイツチによつて容易に長い送給経路に
ワイヤを送給することができる理想的な高能率のワイヤ
インチング方法を提案したものである。
発明の要旨 本発明は、ワイヤインチング指令スイツチが閉路される
度毎に比較的少なる一定量だけワイヤを送給し、この指
令スイツチの閉路が一定時間を超えて継続したときには
先の一定量の送給に加えてこの一定時間経過後にワイヤ
を大なる一定送給量に達するまで連続的に送給するよう
にして送給量の大小いずれの場合にも操作が簡単であ
り、さらに大なる送給量のときに送給状態を保持したり
あるいは速度を高速とし、かつ必要量の送給後に自動的
に停止することによつて高能率化を実現したものであ
る。
度毎に比較的少なる一定量だけワイヤを送給し、この指
令スイツチの閉路が一定時間を超えて継続したときには
先の一定量の送給に加えてこの一定時間経過後にワイヤ
を大なる一定送給量に達するまで連続的に送給するよう
にして送給量の大小いずれの場合にも操作が簡単であ
り、さらに大なる送給量のときに送給状態を保持したり
あるいは速度を高速とし、かつ必要量の送給後に自動的
に停止することによつて高能率化を実現したものであ
る。
実施例 第1図は、本発明の方法を実施するときの例を示す装置
の接続図である。同図において、1はワイヤインチング
指令スイツチであり、通常は溶接電流、溶接電圧の各設
定器などとともに遠隔操作箱や溶接操作盤あるいは溶接
トーチに設けられている。2はインチング速度設定器で
あり、短かい定寸送給のときの設定器VR1および長い
定寸送給時の設定器VR2を含む。3はタイマであり入
力端子Tへの入力信号の立下り時から時間設定器3aに
てあらかじめ設定された時間だけ高レベル信号(以下H
信号という)を出力する。4,5,6は、フリツプフロ
ツプ回路であり、4は入力端子Tの入力信号の立下りに
より、また5および6は入力信号の立上りにより、それ
ぞれトリガーされて出力信号が反転してH信号となる。
7はワイヤインチング送給状態保持後のワイヤ送給量を
定めるためのタイマであり、入力端子Tへの入力信号の
立上り時から時間設定器7aにてあらかじめ設定された
時間だけH信号を出力する。8,9,10はANDゲー
ト、11,13はモノマルチバイブレータであり11は
入力信号の立上りにより、また13は入力信号の立下り
により、それぞれトリガーされて設定時間の間H信号を
出力する。12,15,16は信号反転用インバータ、
14はORゲート、17a,17bは自動停止“入−
切”切替スイツチ、18,19,28,29はアナログ
スイツチ、20は増幅器であり、入力信号に応じてワイ
ヤ送給用電動機21の回転速度を決定する。22はスロ
ープ制御回路であり、スロープ“入−切”選択スイツチ
23が閉路されたときには増幅器20の入力信号がステ
ツプ状に変化しても出力をなめらかに変化させるもので
ある。このスロープ制御回路22としては、例えば増幅
器20の入出力間にコンデンサを接続して時間遅れ要素
をもたせることによつて実現できる。24は電動機21
によつて駆動されるワイヤ送給用ロールであり、ワイヤ
25をワイヤリール26から送給経路27を経て溶接ト
ーチ34および被溶接物35に向つて送給する。30は
溶接時のワイヤ送給速度設定器であり、溶接開始時にア
ークが発生するまでの低速の送給速度を設定するワイヤ
スローダウン速度設定器VR3およびアーク発生後の正
常溶接時におけるワイヤ送給速度の設定器VR4などか
らなる。31は溶接開始指令スイツチであり、図示しな
い操作盤に設けられるか、または溶接トーチ34に取付
けられたトーチスイツチである。33は溶接制御回路で
あり、溶接開始指令スイツチ31が押されたときからワ
イヤ25が被溶接物35に接触して電流が流れ溶接アー
クの発生が検出されるまでは、ワイヤ25をワイヤスロ
ーダウン速度設定器VR3にて定められた低速で送給す
るようにアナログスイツチ28を導通させ、またアーク
発生検出後はこれより高速となる溶接時のワイヤ送給速
度設定器VR5の出力を増幅器20に供給するようにア
ナログスイツチ29を導通させるように制御するととも
に図示を省略した出力設定器によつて定まる出力指令信
号を溶接電源33に供給する公知の機能を有するもので
ある。
の接続図である。同図において、1はワイヤインチング
指令スイツチであり、通常は溶接電流、溶接電圧の各設
定器などとともに遠隔操作箱や溶接操作盤あるいは溶接
トーチに設けられている。2はインチング速度設定器で
あり、短かい定寸送給のときの設定器VR1および長い
定寸送給時の設定器VR2を含む。3はタイマであり入
力端子Tへの入力信号の立下り時から時間設定器3aに
てあらかじめ設定された時間だけ高レベル信号(以下H
信号という)を出力する。4,5,6は、フリツプフロ
ツプ回路であり、4は入力端子Tの入力信号の立下りに
より、また5および6は入力信号の立上りにより、それ
ぞれトリガーされて出力信号が反転してH信号となる。
7はワイヤインチング送給状態保持後のワイヤ送給量を
定めるためのタイマであり、入力端子Tへの入力信号の
立上り時から時間設定器7aにてあらかじめ設定された
時間だけH信号を出力する。8,9,10はANDゲー
ト、11,13はモノマルチバイブレータであり11は
入力信号の立上りにより、また13は入力信号の立下り
により、それぞれトリガーされて設定時間の間H信号を
出力する。12,15,16は信号反転用インバータ、
14はORゲート、17a,17bは自動停止“入−
切”切替スイツチ、18,19,28,29はアナログ
スイツチ、20は増幅器であり、入力信号に応じてワイ
ヤ送給用電動機21の回転速度を決定する。22はスロ
ープ制御回路であり、スロープ“入−切”選択スイツチ
23が閉路されたときには増幅器20の入力信号がステ
ツプ状に変化しても出力をなめらかに変化させるもので
ある。このスロープ制御回路22としては、例えば増幅
器20の入出力間にコンデンサを接続して時間遅れ要素
をもたせることによつて実現できる。24は電動機21
によつて駆動されるワイヤ送給用ロールであり、ワイヤ
25をワイヤリール26から送給経路27を経て溶接ト
ーチ34および被溶接物35に向つて送給する。30は
溶接時のワイヤ送給速度設定器であり、溶接開始時にア
ークが発生するまでの低速の送給速度を設定するワイヤ
スローダウン速度設定器VR3およびアーク発生後の正
常溶接時におけるワイヤ送給速度の設定器VR4などか
らなる。31は溶接開始指令スイツチであり、図示しな
い操作盤に設けられるか、または溶接トーチ34に取付
けられたトーチスイツチである。33は溶接制御回路で
あり、溶接開始指令スイツチ31が押されたときからワ
イヤ25が被溶接物35に接触して電流が流れ溶接アー
クの発生が検出されるまでは、ワイヤ25をワイヤスロ
ーダウン速度設定器VR3にて定められた低速で送給す
るようにアナログスイツチ28を導通させ、またアーク
発生検出後はこれより高速となる溶接時のワイヤ送給速
度設定器VR5の出力を増幅器20に供給するようにア
ナログスイツチ29を導通させるように制御するととも
に図示を省略した出力設定器によつて定まる出力指令信
号を溶接電源33に供給する公知の機能を有するもので
ある。
第2図(a)ないし(i)はそれぞれ上記の第1図の実施例の
動作を時間の経過とともに説明するための線図であり、
同図の(a)はインチング指令スイツチ1の開閉状態を示
し、(b)はタイマ3、(c)はフリツプフロツプ回路4、
(d)はフリツプフロツプ回路5、(e)はフリツプフロツプ
回路6、(f)はタイマ7、(g)はモノマルチバイブレータ
10、(h)はモノマルチバイブレータ13の各出力の様
子を示し、(i)は増幅器20の出力の様子を示す。また
図中破線はスロープ制御回路22を有効にしたときの様
子を示すものである。
動作を時間の経過とともに説明するための線図であり、
同図の(a)はインチング指令スイツチ1の開閉状態を示
し、(b)はタイマ3、(c)はフリツプフロツプ回路4、
(d)はフリツプフロツプ回路5、(e)はフリツプフロツプ
回路6、(f)はタイマ7、(g)はモノマルチバイブレータ
10、(h)はモノマルチバイブレータ13の各出力の様
子を示し、(i)は増幅器20の出力の様子を示す。また
図中破線はスロープ制御回路22を有効にしたときの様
子を示すものである。
次に第1図の装置の動作を第2図によつて説明する。
第1図において、インチング指令スイツチ1を押す以前
はタイマ3,7フリツプフロツプ回路4,5,6および
モノマルチバイブレータ11,13はすべてリセツトさ
れており、各出力はすべて低レベル(以下L信号とい
う)出力であるとすると、アナログスイツチ18,19
はともに開いており、したがつて増幅器20の入力は零
であり、電動機21は停止している。第2図の時刻t1に
おいてインチング指令スイツチ1を押すとタイマ3の入
力は接地されてL信号となり、この入力信号の立下りに
よつてタイマ3が起動して一定時限T1の間H信号を出力
する。この間フリツプフロツプ回路4,6の出力はL信
号のままであり、このためインバータ12,15,16
によつて反転されたANDゲート10の入力はすべてH
信号となつてその出力もH信号となり、モノマルチバイ
ブレータ11はこのH信号の立上りによつてトリガされ
て一定時限T2の間H信号を出力する。このモノマルチバ
イブレータ11のH出力によつてアナログスイツチ19
は導通する。この結果、増幅器20にはインチング速度
設定器2の定寸送給時の設定器VR1の出力が供給され
ることになり、電動機21はこの設定器VR1の出力に
よつて定まる比較的低速度でワイヤ25を時間T2の間だ
け送給する。タイマ3の時限T1の終了前にワイヤインチ
ング指令スイツチ1を開放するとタイマ3は直ちにリセ
ツトされ、ANDゲート10は開きすべてが初期の状態
に戻る。このためワイヤインチング指令スイツチ1の閉
路時間が短かいときにはその実際の閉路時間の長短にか
かわらずマルチバイブレータ11の設定時間T2と速度設
定器VR1の設定値とによつて定まる一定量のワイヤが
送られることになる。
はタイマ3,7フリツプフロツプ回路4,5,6および
モノマルチバイブレータ11,13はすべてリセツトさ
れており、各出力はすべて低レベル(以下L信号とい
う)出力であるとすると、アナログスイツチ18,19
はともに開いており、したがつて増幅器20の入力は零
であり、電動機21は停止している。第2図の時刻t1に
おいてインチング指令スイツチ1を押すとタイマ3の入
力は接地されてL信号となり、この入力信号の立下りに
よつてタイマ3が起動して一定時限T1の間H信号を出力
する。この間フリツプフロツプ回路4,6の出力はL信
号のままであり、このためインバータ12,15,16
によつて反転されたANDゲート10の入力はすべてH
信号となつてその出力もH信号となり、モノマルチバイ
ブレータ11はこのH信号の立上りによつてトリガされ
て一定時限T2の間H信号を出力する。このモノマルチバ
イブレータ11のH出力によつてアナログスイツチ19
は導通する。この結果、増幅器20にはインチング速度
設定器2の定寸送給時の設定器VR1の出力が供給され
ることになり、電動機21はこの設定器VR1の出力に
よつて定まる比較的低速度でワイヤ25を時間T2の間だ
け送給する。タイマ3の時限T1の終了前にワイヤインチ
ング指令スイツチ1を開放するとタイマ3は直ちにリセ
ツトされ、ANDゲート10は開きすべてが初期の状態
に戻る。このためワイヤインチング指令スイツチ1の閉
路時間が短かいときにはその実際の閉路時間の長短にか
かわらずマルチバイブレータ11の設定時間T2と速度設
定器VR1の設定値とによつて定まる一定量のワイヤが
送られることになる。
次にタイマ3の時限T1の終了時にもワイヤインチング指
令スイツチ1が継続して閉路されているときを考える。
時刻t2から時刻t4までの間(ただしt4−t2>T1)インチ
ング指令スイツチ1が閉じられていると、時刻t3におけ
るタイマ3の時限終了により、フリツプフロツプ回路4
がトリガされてその出力はH信号となる。この結果イン
バータ12の出力はL信号となり、ANDゲート10は
閉じる。一方フリツプフロツプ回路4のH信号によつて
タイマ7が設定器7aによつて設定されたT3の時間の間
H信号を出力し、これによつてアナログスイツチ18が
導通し、増幅器20にはワイヤインチング速度設定器2
の設定器VR2の出力が供給される。この結果ワイヤ2
5は設定器VR2にて設定された速度で送給されること
になる。この状態となつた後にインチング指令スイツチ
1を開放すると、ANDゲート8の入力はすべてH信号
となり、この結果フリツプフロツプ回路5の出力もH信
号となる。タイマ7の時限の間はアナログスイツチ18
は導通のままであり、電動機20は設定器VR2の出力
に応じた速度で回転をつづける。時刻t5にてタイマ7の
時限が終了すると、その出力はL信号となり、このため
アナログスイツチ18は開放する。この結果、電動機2
1は停止し、またタイマ7の出力信号の立下りによつて
モノマルチバイブレータ13は一定時間H信号を出力
し、このH信号によりフリツプフロツプ回路4、フリツ
プフロツプ回路5およびタイマ7はそれぞれリセツトさ
れて再び最初の状態に戻る。ワイヤインチング送給をタ
イマ7の時限内に停止するには、時限T2の間に再度ワイ
ヤインチング指令スイツチ1を押すとよい。時刻t6にお
いて、ワイヤインチング指令スイツチ1を押すと先と同
様にタイマ3の時限の間はアナログスイツチ19が導通
して速度設定器VR1の設定値に応じた速度でワイヤ2
5が送給されてモノマルチバイブレータ11の時限の後
に停止する。タイマ3の時限終了後フリツプフロツプ回
路4の出力が反転してH信号となるとタイマ7が時限を
開始してアナログスイツチ19は開放し、アナログスイ
ツチ18が導通して設定器VR2にて設定された速度で
再びワイヤ25が送給される。この状態で時刻t7におい
てワイヤインチング指令スイツチ1を一旦開放するとフ
リツプフロツプ回路5の出力がH信号となり、インチン
グ指令スイツチが一度開放されたことを記憶する。タイ
マ7の時限内の時刻t8にて再度インチング指令スイツチ
1を閉路すると、この2度目の閉路によつてANDゲー
ト9の両入力はともにH信号となりフリツプフロツプ回
路6の出力も反転してH信号となる。このフリツプフロ
ツプ回路6のH信号出力によりフリツプフロツプ回路
4,5およびタイマ7はそれぞれリセツトされてその出
力はL信号となりアナログスイツチ18は開放し、また
インバータ回路16によつて反転されてL信号がAND
ゲート10に入力されるためにアナログスイツチ19も
開いたままとなる。このため増幅器20の入力は零とな
り、電動機21は停止し、ワイヤインチングは終了す
る。フリツプフロツプ回路6はワイヤインチング指令ス
イツチ1を開放することによつてリセツトされ、再び最
初の状態に戻る。ここでモノマルチバイブレータ11の
設定時間T1をワイヤ25が数10mm程度送られるに要す
る時間としておくとワイヤを少量送るときにはこの時間
内にワイヤインチング指令スイツチON−OFFするこ
とによつて任意量を送給することができる。したがつて
このときの送給速度を比較的低速度となるように設定器
VR1を設定しておくとよい。またこの設定時間を経過
した後までインチング指令スイツチ1を押しつづけると
きは、相当長い距離をインチングによつて送給する場合
であるから、例えばタイマ7の時限をワイヤ送給経路2
7の長さ分だけ送給する時間に設定しておけば、ワイヤ
25の先端がトーチ34に達したころに自動的に停止す
るようにできる。またこのときの速度設定器VR2を比
較的高速となるように設定しておけば作業能率を向上さ
せることができる。一方スロープ“入”−“切”選択ス
イツチ23を“入”側にするとスロープ制御回路22が
有効となり送給速度の変化が滑らかに行なわれるように
なる。この場合、スロープ“入”−“切”選択スイッチ
23を第1図に破線にて示すようにフリップフロップ回
路4の出力によって閉じる(“入”とする)ようにして
おくと第2図(i)に破線で示すように低速から高速に移
行するときだけ速度変化をなめらかに移行させることが
できるようになる。
令スイツチ1が継続して閉路されているときを考える。
時刻t2から時刻t4までの間(ただしt4−t2>T1)インチ
ング指令スイツチ1が閉じられていると、時刻t3におけ
るタイマ3の時限終了により、フリツプフロツプ回路4
がトリガされてその出力はH信号となる。この結果イン
バータ12の出力はL信号となり、ANDゲート10は
閉じる。一方フリツプフロツプ回路4のH信号によつて
タイマ7が設定器7aによつて設定されたT3の時間の間
H信号を出力し、これによつてアナログスイツチ18が
導通し、増幅器20にはワイヤインチング速度設定器2
の設定器VR2の出力が供給される。この結果ワイヤ2
5は設定器VR2にて設定された速度で送給されること
になる。この状態となつた後にインチング指令スイツチ
1を開放すると、ANDゲート8の入力はすべてH信号
となり、この結果フリツプフロツプ回路5の出力もH信
号となる。タイマ7の時限の間はアナログスイツチ18
は導通のままであり、電動機20は設定器VR2の出力
に応じた速度で回転をつづける。時刻t5にてタイマ7の
時限が終了すると、その出力はL信号となり、このため
アナログスイツチ18は開放する。この結果、電動機2
1は停止し、またタイマ7の出力信号の立下りによつて
モノマルチバイブレータ13は一定時間H信号を出力
し、このH信号によりフリツプフロツプ回路4、フリツ
プフロツプ回路5およびタイマ7はそれぞれリセツトさ
れて再び最初の状態に戻る。ワイヤインチング送給をタ
イマ7の時限内に停止するには、時限T2の間に再度ワイ
ヤインチング指令スイツチ1を押すとよい。時刻t6にお
いて、ワイヤインチング指令スイツチ1を押すと先と同
様にタイマ3の時限の間はアナログスイツチ19が導通
して速度設定器VR1の設定値に応じた速度でワイヤ2
5が送給されてモノマルチバイブレータ11の時限の後
に停止する。タイマ3の時限終了後フリツプフロツプ回
路4の出力が反転してH信号となるとタイマ7が時限を
開始してアナログスイツチ19は開放し、アナログスイ
ツチ18が導通して設定器VR2にて設定された速度で
再びワイヤ25が送給される。この状態で時刻t7におい
てワイヤインチング指令スイツチ1を一旦開放するとフ
リツプフロツプ回路5の出力がH信号となり、インチン
グ指令スイツチが一度開放されたことを記憶する。タイ
マ7の時限内の時刻t8にて再度インチング指令スイツチ
1を閉路すると、この2度目の閉路によつてANDゲー
ト9の両入力はともにH信号となりフリツプフロツプ回
路6の出力も反転してH信号となる。このフリツプフロ
ツプ回路6のH信号出力によりフリツプフロツプ回路
4,5およびタイマ7はそれぞれリセツトされてその出
力はL信号となりアナログスイツチ18は開放し、また
インバータ回路16によつて反転されてL信号がAND
ゲート10に入力されるためにアナログスイツチ19も
開いたままとなる。このため増幅器20の入力は零とな
り、電動機21は停止し、ワイヤインチングは終了す
る。フリツプフロツプ回路6はワイヤインチング指令ス
イツチ1を開放することによつてリセツトされ、再び最
初の状態に戻る。ここでモノマルチバイブレータ11の
設定時間T1をワイヤ25が数10mm程度送られるに要す
る時間としておくとワイヤを少量送るときにはこの時間
内にワイヤインチング指令スイツチON−OFFするこ
とによつて任意量を送給することができる。したがつて
このときの送給速度を比較的低速度となるように設定器
VR1を設定しておくとよい。またこの設定時間を経過
した後までインチング指令スイツチ1を押しつづけると
きは、相当長い距離をインチングによつて送給する場合
であるから、例えばタイマ7の時限をワイヤ送給経路2
7の長さ分だけ送給する時間に設定しておけば、ワイヤ
25の先端がトーチ34に達したころに自動的に停止す
るようにできる。またこのときの速度設定器VR2を比
較的高速となるように設定しておけば作業能率を向上さ
せることができる。一方スロープ“入”−“切”選択ス
イツチ23を“入”側にするとスロープ制御回路22が
有効となり送給速度の変化が滑らかに行なわれるように
なる。この場合、スロープ“入”−“切”選択スイッチ
23を第1図に破線にて示すようにフリップフロップ回
路4の出力によって閉じる(“入”とする)ようにして
おくと第2図(i)に破線で示すように低速から高速に移
行するときだけ速度変化をなめらかに移行させることが
できるようになる。
溶接時は、インチング指令スイツチ1は開放とし、かわ
りに溶接開始指令スイツチ31を閉路することにより、
通常のワイヤスローダウン速度によるワイヤ送給、アー
ク発生、通常溶接の一連の動作が行なわれるが、これら
の動作は公知の方法と特に異なるところはないので詳細
は省略する。
りに溶接開始指令スイツチ31を閉路することにより、
通常のワイヤスローダウン速度によるワイヤ送給、アー
ク発生、通常溶接の一連の動作が行なわれるが、これら
の動作は公知の方法と特に異なるところはないので詳細
は省略する。
本発明は、第1図の実施例に限定されるものではなく、
ワイヤインチング指令スイツチの短時間の閉路により、
比較的少なる一定寸法のワイヤ送給を行ない、またワイ
ヤインチング指令スイツチ1が閉路されたときからあら
かじめ設定された時間内に開放されなければ送給状態を
保持し、かつこの送給量があらかじめ定められた比較的
大なる値になつたときに自動的に停止するものであれば
よく、例えば初期速度で送給を開始した後に速度を徐々
に上昇させる方式のもの、あるいはワイヤインチング速
度をあらかじめ設定した速度変更プログラムに従つて変
化させるものでもよい。
ワイヤインチング指令スイツチの短時間の閉路により、
比較的少なる一定寸法のワイヤ送給を行ない、またワイ
ヤインチング指令スイツチ1が閉路されたときからあら
かじめ設定された時間内に開放されなければ送給状態を
保持し、かつこの送給量があらかじめ定められた比較的
大なる値になつたときに自動的に停止するものであれば
よく、例えば初期速度で送給を開始した後に速度を徐々
に上昇させる方式のもの、あるいはワイヤインチング速
度をあらかじめ設定した速度変更プログラムに従つて変
化させるものでもよい。
さらにワイヤインチング速度設定器を単一の設定値を出
力するものを用いて定寸送給時および連続送給時ともに
同じ速度としてもよく、また、これらのいずれの場合に
おいても各信号をデイジタル化し得ることはもちろんで
ある。
力するものを用いて定寸送給時および連続送給時ともに
同じ速度としてもよく、また、これらのいずれの場合に
おいても各信号をデイジタル化し得ることはもちろんで
ある。
さらにこれらの連続送給機能が不要なときにはこれを無
効とするように、例えば第1図に破線にて示したよう
に、自己保持“入−切”切替スイツチ36を設けてフリ
ツプフロツプ回路6をバイパスすればよい。この場合は
最初の定寸送りの後の連続送給時は当然インチング指令
スイツチ1を開放した時点で停止する。また連続してワ
イヤインチング指令スイツチ1を押しつづけると、タイ
マ7にて設定された時間の後に自動的に停止することに
なる。
効とするように、例えば第1図に破線にて示したよう
に、自己保持“入−切”切替スイツチ36を設けてフリ
ツプフロツプ回路6をバイパスすればよい。この場合は
最初の定寸送りの後の連続送給時は当然インチング指令
スイツチ1を開放した時点で停止する。また連続してワ
イヤインチング指令スイツチ1を押しつづけると、タイ
マ7にて設定された時間の後に自動的に停止することに
なる。
また連続送給の後に自動停止するまでのワイヤ送給量の
設定は第1図に示したように、送給時間によつて決定す
るものの他に、実際の送給長さを設定するものでもよ
く、この場合にはタイマ7のかわりに、送給長さ設定器
と送給長さ検出器、例えば送給速度と送給時間との乗算
器によるものや、電動機21または送給ロール24の回
転数を計数するものなど、とこれらの両信号を比較して
一致を見出す比較回路を設ければよい。
設定は第1図に示したように、送給時間によつて決定す
るものの他に、実際の送給長さを設定するものでもよ
く、この場合にはタイマ7のかわりに、送給長さ設定器
と送給長さ検出器、例えば送給速度と送給時間との乗算
器によるものや、電動機21または送給ロール24の回
転数を計数するものなど、とこれらの両信号を比較して
一致を見出す比較回路を設ければよい。
さらにこれらのタイマや送給長さ検出器を設けるかわり
に、送給経路27の終端部、即ち溶接トーチ34の近く
にワイヤ検出器を設けて、ワイヤの先端がこの位置まで
達したときに連続送給を自動停止するようにしてもよ
く、また上記各手段を組合せて、いずれかの設定値に達
したときに停止するものとすればさらに安全性を向上さ
せることができる。
に、送給経路27の終端部、即ち溶接トーチ34の近く
にワイヤ検出器を設けて、ワイヤの先端がこの位置まで
達したときに連続送給を自動停止するようにしてもよ
く、また上記各手段を組合せて、いずれかの設定値に達
したときに停止するものとすればさらに安全性を向上さ
せることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、ワイヤインチング指令スイツチ
が短時間閉路されたときにはその閉路時間にかかわらず
一定量だけワイヤを送り、この指令スイツチが一定時間
以上続けて閉路されたときには先の一定量の送給に加え
て以後は連続的に送給を行ない、この送給量があらかじ
め設定された量に達すると自動的に停止するので、少量
の送給時にもワイヤインチング指令スイツチを押す時間
を微妙に変更する必要がなく、正確なワイヤ先端の位置
決めが可能となり、かつ大量のワイヤを送給するときに
は指令スイツチを押しつづける必要がないので作業性に
優れた高能率の制御が実現できる。
が短時間閉路されたときにはその閉路時間にかかわらず
一定量だけワイヤを送り、この指令スイツチが一定時間
以上続けて閉路されたときには先の一定量の送給に加え
て以後は連続的に送給を行ない、この送給量があらかじ
め設定された量に達すると自動的に停止するので、少量
の送給時にもワイヤインチング指令スイツチを押す時間
を微妙に変更する必要がなく、正確なワイヤ先端の位置
決めが可能となり、かつ大量のワイヤを送給するときに
は指令スイツチを押しつづける必要がないので作業性に
優れた高能率の制御が実現できる。
第1図は、本発明の方法を実施するための装置の実施例
を示す接続図、第2図(a)ないし(i)は第1図の装置の動
作を説明するための線図である。 1……インチング指令スイツチ、2……インチング速度
設定器、3,7……タイマ、4,5,6……フリツプフ
ロツプ回路、11,13……モノマルチバイブレータ、
21……電動機、25……ワイヤ、34……トーチ、3
5……被溶接物。
を示す接続図、第2図(a)ないし(i)は第1図の装置の動
作を説明するための線図である。 1……インチング指令スイツチ、2……インチング速度
設定器、3,7……タイマ、4,5,6……フリツプフ
ロツプ回路、11,13……モノマルチバイブレータ、
21……電動機、25……ワイヤ、34……トーチ、3
5……被溶接物。
Claims (9)
- 【請求項1】消耗性電極ワイヤあるいは溶加ワイヤを溶
接部に所定の速度で送給しながら溶接を行うアーク溶接
機のワイヤインチング制御方法において、ワイヤインチ
ング指令スイッチの閉路の度毎にあらかじめ定めた比較
的小なる一定送給量だけワイヤを送給し、前記指令スイ
ッチの閉路が一定時間以上継続したときは前記一定時間
の経過後からワイヤをあらかじめ設定された比較的大な
る一定送給量に達するまで連続的に送給した後に停止す
るワイヤインチング制御方法。 - 【請求項2】前記一定時間経過後の連続的なワイヤ送給
時の速度は、前記比較的小なる一定長さだけ送給すると
きの速度よりも高速である特許請求の範囲第1項に記載
のワイヤインチング制御方法。 - 【請求項3】前記一定時間の経過後の連続的送給期間内
においては、途中で一旦前記指令スイッチの閉路が解除
された後に再び閉路されたときには、前記設定された送
給量に無関係に停止する特許請求の範囲第1項に記載の
ワイヤインチング制御方法。 - 【請求項4】前記一定時間の経過後は、ワイヤの送給量
に対応して送給速度を所定の勾配で増加させる特許請求
の範囲第1項に記載のワイヤインチング制御方法。 - 【請求項5】前記一定時間の経過後は、ワイヤの送給量
に対応して送給速度をあらかじめ定めたプログラムに従
って変化させる特許請求の範囲第1項に記載のワイヤイ
ンチング制御方法。 - 【請求項6】前記あらかじめ設定された比較的大なる一
定送給量は、ワイヤ送給経路の長さに対応して設定され
る特許請求の範囲第1項に記載のワイヤインチング制御
方法。 - 【請求項7】前記各送給量は、送給時間により決定され
る特許請求の範囲第1項に記載のワイヤインチング制御
方法。 - 【請求項8】前記各送給量は、実際に送給されるワイヤ
の長さにより決定される特許請求の範囲第1項に記載の
ワイヤインチング制御方法。 - 【請求項9】前記あらかじめ設定された比較的大なる一
定送給量に達したことを送給経路の末端部附近に設けら
れたワイヤ検出手段により知る特許請求の範囲第1項に
記載のワイヤインチング制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162984A JPH0659548B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | ワイヤインチング制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162984A JPH0659548B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | ワイヤインチング制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60213361A JPS60213361A (ja) | 1985-10-25 |
| JPH0659548B2 true JPH0659548B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=13466135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7162984A Expired - Fee Related JPH0659548B2 (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | ワイヤインチング制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659548B2 (ja) |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP7162984A patent/JPH0659548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60213361A (ja) | 1985-10-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2300552C (en) | Method and apparatus for welding with a trigger hold | |
| WO1984001732A1 (fr) | Procede de soudage dans une machine a souder automatique | |
| US3662147A (en) | Welding gun trigger control circuit | |
| US4645902A (en) | Automatic circumferential welding apparatus | |
| JP3192457B2 (ja) | 非消耗電極アーク溶接方法および装置 | |
| JPH0659548B2 (ja) | ワイヤインチング制御方法 | |
| JPS6365433B2 (ja) | ||
| JPH062315B2 (ja) | ワイヤインチング制御方法 | |
| JPH0659547B2 (ja) | ワイヤインチング制御方法 | |
| JPH062314B2 (ja) | ワイヤインチング制御方法 | |
| JPS6114080A (ja) | 消耗電極式ア−ク溶接装置 | |
| JPH01138063A (ja) | 直流アーク溶接におけるアークスタート方法及びその装置 | |
| JP2000202629A (ja) | 半自動溶接法及びそれに用いる半自動溶接機 | |
| US3346715A (en) | Electrical control system for stud welding | |
| JPH062313B2 (ja) | ワイヤインチング速度制御方法 | |
| JP2000079472A (ja) | 自動溶接機 | |
| JP2000102864A (ja) | 消耗性電極式アーク溶接方法 | |
| JPS6210752B2 (ja) | ||
| JPS6127152B2 (ja) | ||
| JPH08309540A (ja) | 半自動tig溶接装置 | |
| JPH0530852Y2 (ja) | ||
| JPH0513669U (ja) | 半自動アーク溶接機 | |
| JPS6338270B2 (ja) | ||
| KR0135557B1 (ko) | 로보트형 아크용접 시스템의 용접 와이어 유무 검출장치 | |
| JPH024394B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |