JPH0546669U - 車体の前部構造 - Google Patents
車体の前部構造Info
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- JPH0546669U JPH0546669U JP10825291U JP10825291U JPH0546669U JP H0546669 U JPH0546669 U JP H0546669U JP 10825291 U JP10825291 U JP 10825291U JP 10825291 U JP10825291 U JP 10825291U JP H0546669 U JPH0546669 U JP H0546669U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上開きカウルを備えた車両のカウル−ダッシ
ユパネル系のボデー共振を、ボデーの重量増を極力抑え
つつ、効果的に防止することである。 【構成】 上開きカウル5の後面の車幅方向全長に設け
たリインフォースメント6と、ダッシュパネル1の上端
を接合した上記カウル5の前面ダッシュパネルとの接合
部の下部とを、車幅方向の一部において他のリインフォ
ースメント7で連結する。上記他のリインフォースメン
ト7に代えて、カウル5内にバルクヘッドを設けてもよ
い。
ユパネル系のボデー共振を、ボデーの重量増を極力抑え
つつ、効果的に防止することである。 【構成】 上開きカウル5の後面の車幅方向全長に設け
たリインフォースメント6と、ダッシュパネル1の上端
を接合した上記カウル5の前面ダッシュパネルとの接合
部の下部とを、車幅方向の一部において他のリインフォ
ースメント7で連結する。上記他のリインフォースメン
ト7に代えて、カウル5内にバルクヘッドを設けてもよ
い。
Description
【0001】
本考案は車体の前部構造、特に車室とエンジンルームとの仕切り部の構造に関 するものである。
【0002】
図6に示すように車室Rの前部はダッシュパネル1によりエンジンルームと仕 切られている。またフロントガラス4を設けたフロントウインド3の下端にはこ れに沿って両端を左右のフロントピラーに結合したカウル5が設けてある。そし てダッシュパネル1の上端はカウル5の前面に、後方へ屈曲した下端はフロント フロア2にそれぞれ結合されている。更にカウル5、特に図示のように上開きカ ウルでは、剛性を強化するために、その後面に両端を左右のフロントピラーに結 合したリインフォースメント6が接合されている。
【0003】 ところでダッシュパネル1はエンジン振動の影響を受けやすい場所にあり、車 両のエンジン支持部および足まわりからの振動が伝達されて、ダッシュパネル1 、カウル5およびこれ等に接続するフロントフロア2、フロントガラス4が共振 し、車室Rにおけるこもり音発生の原因となる。図の破線はボデーの共振モデル を示す。
【0004】 そこで、このカウルーダツシュパネル系のボデー共振の発生を防ぐために、傾 斜面としたダッシュパネル1の下端コーナ部に図示鎖線の如く断面L字形のリイ ンフォースメント9を設けてダッシュパネル1とで三角形の閉断面を形成し、ダ ッシュパネル1の剛性を強化する対策がなされている。(例えば実開平2−10 3882号)。
【0005】
ダッシュパネル1の下端に設ける上記リインフォースメント9は、両端を左右 のサイドメンバに結合して設けられるもので、重量が3kg程度の部材となる。そ こで本考案は、更に軽量でカウル−ダッシュパネル系のボデー共振を防ぐ構造を 提供することを課題としてなされたものである。
【0006】
本考案は、カウル−ダッシュパネル系が共振する中で、カウル5の後面に接合 したリインフォースメント6はほとんど共振しないこと、およびダッシュパネル 1の上端が接合されたカウル5の前面部および底面部にかけての部分で最も共振 動が大きいことに着目してなされたものである。
【0007】 しかして本考案では、ダッシュパネル1の下部に設ける従来のリインフォース メント9を廃止し、図1ないし図3に示すように上記リインフォースメント6と カウル5の前面下部とを、車幅方向の一部で他のリインフォースメント7により 結合することにより上記の課題を解決するものである。
【0008】 また、本考案は上記他のリインフォースメント7に代えて、図4および図5に 示すように、カウル5内の車幅方向の一部にバルクヘッド8を設けることにより 上記の課題を達成するものである。
【0009】
カウル5、特にダッシュパネル1との接合部の剛性が強化されることで、カウ ル−ダッシュパネル系のボデー振動が抑制されるとともに共振点が高められ、エ ンジン振動による共振の発生が防止される。
【0010】
【実施例1】 図1ないし図3に示す実施例において、1はダッシュパネルで、下端部102 は傾斜面としてあり、その後端がフロントフロア2の前縁に接合してある。ダッ シュパネル1の垂直部101の両側縁は左右のフロントピラー10(図1はその 一方のみを示す)に結合せしめてあり、下端部102の両側縁は左右のロッカイ ンナパネル11に結合せしめてある。
【0011】 フロントウインド3の下縁にはこれに沿って、左右のフロントピラー10間に 断面ほぼU字形の上開きカウル5が架設してある。そして、ダッシュパネル1の 垂直部101の上端がカウル5の前面下部に接合してある。カウル5の後面には 、両端を左右のフロントピラー10に結合した断面ハット形のリインフォースメ ント6が接合してあり、カウル5とリインフォースメント6とで閉断面を形成し ている。
【0012】 カウル5の底部は車幅方向中央位置で他のリインフォースメント7により補強 してある。即ち、他のリインフォースメント7は四角形の上開きの箱状で、前後 端には上方へ突出するフランジ70a、70bが形成してある。この他のリイン フォースメント7は、車幅方向中央位置でカウル5の底部下面に沿うように配さ れ、後端フランジ70bがカウル5と一体にリインフォースメント6の下端に溶 接され、前端フランジ70aがカウル5の前面に、ダッシュパネル1との接合部 の直下位置で溶接されている。
【0013】 以上のように構成した車体の前部構造において、エンジン振動による共振動が 大きい車カウル5とダッシュパネル1との結合部をリインフォースメント7で補 強し剛性を大きくしたことで、カウル−ダッシュパネル系のボデー振動が抑制さ れるとともに共振点が上げられるから、エンジン振動による共振の発生、および これに基因するこもり音の発生が防止される。
【0014】 また、本考案ではダッシュパネル1の下部に設けた従来のリインフォースメン ト9(図6)よりも遙かに軽量(200g程度)の上記他のリインフォースメン ト7により従来と同等のボデー共振防止効果を奏し得るとともに、上記従来のリ インフォースメント9を廃止したことで、シフトケーブル、フューエルチューブ 等の配線、配管の設置スペース上、有利となる。
【0015】 リインフォースメント7の位置は車幅方向中央位置が防振上、最も望ましいが 、中央位置に他の部材を設ける必要があるときは端方向にずらせてもよく、この 場合、左右の両方にリインフォースメント7を設けてもよい。
【0016】
【実施例2】 図4および図5に示す実施例では、実施例1の他のリインフォースメント7に 代えて、上開きカウル5に1対のバルクヘッド8A、8Bを設けた点において実 施例1と異なる。即ち、カウル5内には車幅方向中央位置に、周縁フランジ80 aを形成した1対のバルクヘッド8A、8Bが上記フランジ80aにより溶接し てある。他の構造は実施例1と同じである。
【0017】 本実施例は、上記実施例1と実質的に同様の作用効果を奏する。
【0018】
しかして本考案の構造によれば、従来の共振対策用の部材よりも遙かに軽量で 、かつスペースを要しない部材を付設することで、カウル−ダッシュパネル系の ボデー共振を防止することができる。
【図1】本考案の車体前部構造の第1の実施例の斜視図
である。
である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】第1の実施例に用いる他のリインフォースメン
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【図4】本考案の車体前部構造の第2の実施例の縦断面
図である。
図である。
【図5】第2の実施例に用いるバルクヘッドの斜視図で
ある。
ある。
【図6】従来の車体前部の共振モデル図である。
1 ダッシュパネル 2 フロントフロア 3 フロントウインド 4 フロントガラス 5 カウル 6 リインフォースメント 7 他のリインフォースメント 8A、8B バルクヘッド 9 従来のリインフォースメント 10 フロントピラー 12 サイドメンバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森 秀雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 フロントウインドの下縁に沿って設けた
上開きカウルの前面に、エンジンルームと車室とを仕切
るダッシュパネルの上端を結合し、上記カウルの後面に
は車幅方向全長にリインフォースメントを接合し、かつ
該リインフォースメントと上記カウルの前面下部とを、
車幅方向の一部において上記カウルの底部下面に沿って
配した他のリインフォースメントにより連結したことを
特徴とする車体の前部構造。 - 【請求項2】 フロントウインドの下縁に沿って設けた
上開きカウルの前面に、エンジンルームと車室とを仕切
るダッシュパネルの上端を結合し、上記カウルの後面に
は車幅方向全長にリインフォースメントを接合し、か
つ、上記カウル内には車幅方向の一部にバルクヘッドを
設けたことを特徴とする車体の前部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991108252U JP2583114Y2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 車体の前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991108252U JP2583114Y2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 車体の前部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0546669U true JPH0546669U (ja) | 1993-06-22 |
| JP2583114Y2 JP2583114Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14479950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991108252U Expired - Fee Related JP2583114Y2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 車体の前部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583114Y2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020034497A (ko) * | 2000-11-02 | 2002-05-09 | 이계안 | 충격 흡수구조의 오픈박스형 카울패널 |
| JP2010247743A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
| WO2011142281A1 (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-17 | 日産自動車株式会社 | 自動車の車体構造 |
| JP2014201084A (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-27 | スズキ株式会社 | 振動抑制構造 |
| JP2016060456A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車両カウル構造 |
| JP2017001621A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | 車両前部構造 |
| JP2017121914A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車両側部構造 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62108117U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | ||
| JPS62108175U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | ||
| JPS6419579U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-01-31 |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP1991108252U patent/JP2583114Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2017121914A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車両側部構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2583114Y2 (ja) | 1998-10-15 |
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Legal Events
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