JPH065977B2 - 扁平コイル型電機子の製造方法 - Google Patents
扁平コイル型電機子の製造方法Info
- Publication number
- JPH065977B2 JPH065977B2 JP59130054A JP13005484A JPH065977B2 JP H065977 B2 JPH065977 B2 JP H065977B2 JP 59130054 A JP59130054 A JP 59130054A JP 13005484 A JP13005484 A JP 13005484A JP H065977 B2 JPH065977 B2 JP H065977B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- temperature
- molding die
- flat coil
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, moulding insulation, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a.発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、例えば空調機の送風用、或はパワウインド
の駆動用として使用される扁平型電動機に組込まれる電
機子を製造する方法に関する。
の駆動用として使用される扁平型電動機に組込まれる電
機子を製造する方法に関する。
(従来の技術) 狭隘な場所に設置するためのモータとして、扁平型電動
機が使用されている。このような扁平型電動機として
は、金属薄板を帯状に切断したものを電機子として用い
るプリントモータと、導線をコイル状に巻回したものを
電機子として使用するものとがある。
機が使用されている。このような扁平型電動機として
は、金属薄板を帯状に切断したものを電機子として用い
るプリントモータと、導線をコイル状に巻回したものを
電機子として使用するものとがある。
このうち、コイル状に巻回した導線を電機子として使用
する扁平コイル型電機子の場合、巻回して円板状に重ね
合せた導線を合成樹脂により覆い(包埋し)、導線の位
置関係がずれたり、平坦な円板形であるべき電機子の形
が歪んだりしないようにしている。
する扁平コイル型電機子の場合、巻回して円板状に重ね
合せた導線を合成樹脂により覆い(包埋し)、導線の位
置関係がずれたり、平坦な円板形であるべき電機子の形
が歪んだりしないようにしている。
このようにコイル状に巻回して円板状に重ね合せた導線
を合成樹脂により覆って扁平コイル型電機子を製作する
方法も、従来から種々提案されている。まず第一に特開
昭52−23601号公報に開示されている方法は、7
0重量%以上のビスフェノールA系エポキシ樹脂を含む
エポキシ樹脂の全量に対して40〜90重量%の無機質
充填材を含有させた樹脂組成物により、コイル状に巻回
した導線を被覆するものである。
を合成樹脂により覆って扁平コイル型電機子を製作する
方法も、従来から種々提案されている。まず第一に特開
昭52−23601号公報に開示されている方法は、7
0重量%以上のビスフェノールA系エポキシ樹脂を含む
エポキシ樹脂の全量に対して40〜90重量%の無機質
充填材を含有させた樹脂組成物により、コイル状に巻回
した導線を被覆するものである。
第二に、特開昭51−36505号公報に開示されてい
る方法は、コイル状に巻回した導線との膨張係数の差が
1.5×10−5/℃以下となるような線膨張係数を有
するエポキシ樹脂組成物で上記導線を覆うものである。
る方法は、コイル状に巻回した導線との膨張係数の差が
1.5×10−5/℃以下となるような線膨張係数を有
するエポキシ樹脂組成物で上記導線を覆うものである。
第三に特開昭53−149603号公報に開示されてい
る方法は、コイル状に巻回した導線を、エチレングリコ
ース2モルト3・3′・4・4′−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸無水物1モルとを有機溶媒中でエステル化
して得られるジエステルジ酸無水物を硬化剤とし、この
硬化剤とビスフェノール型エポキシ樹脂との組成物を樹
脂含浸したプリプレグシートで被覆し、このプリプレグ
シートで被覆された上記導線を酸無水物硬化型エポキシ
樹脂で成形して一体剛体化するものである。
る方法は、コイル状に巻回した導線を、エチレングリコ
ース2モルト3・3′・4・4′−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸無水物1モルとを有機溶媒中でエステル化
して得られるジエステルジ酸無水物を硬化剤とし、この
硬化剤とビスフェノール型エポキシ樹脂との組成物を樹
脂含浸したプリプレグシートで被覆し、このプリプレグ
シートで被覆された上記導線を酸無水物硬化型エポキシ
樹脂で成形して一体剛体化するものである。
第四に特開昭53−149602号公報に開示されてい
る方法は、再軟化可能な樹脂と無機質充填剤とからなり
平板状で且つ突起を有する成形品とコイル状に巻回した
導線とを圧縮成形によって一体剛体化するものである。
る方法は、再軟化可能な樹脂と無機質充填剤とからなり
平板状で且つ突起を有する成形品とコイル状に巻回した
導線とを圧縮成形によって一体剛体化するものである。
第五に特開昭59−108332号公報には、電子部品
をポリフェニレンサルファイド封止する方法が開示され
ている。
をポリフェニレンサルファイド封止する方法が開示され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上述のように構成される従来の扁平コイル型
電機子の製造方法に於いては、いずれも次に述べるよう
な不都合があった。
電機子の製造方法に於いては、いずれも次に述べるよう
な不都合があった。
まず、特開昭52−23601号公報に開示された第一
の方法に於いては、エポキシ樹脂を硬化させるのに、8
0℃で15時間の加熱を行なった後150℃で15時間
の加熱を行なわなければならず、電機子製造に要する時
間が極めて長く、生産性が悪い。
の方法に於いては、エポキシ樹脂を硬化させるのに、8
0℃で15時間の加熱を行なった後150℃で15時間
の加熱を行なわなければならず、電機子製造に要する時
間が極めて長く、生産性が悪い。
又、特開昭51−36505号に開示された方法も、上
記第一の方法よりも短いとは言え、エポキシ樹脂組成物
を硬化させるのに150℃で10〜15時間加熱しなけ
ればならずやはり生産性が悪い。
記第一の方法よりも短いとは言え、エポキシ樹脂組成物
を硬化させるのに150℃で10〜15時間加熱しなけ
ればならずやはり生産性が悪い。
特開昭53−149603号公報に開示された第三の方
法は、工程が複雑で製造コストが高い。
法は、工程が複雑で製造コストが高い。
更に、特開昭53−149602号公報に開示された第
四の方法は、コスト及び製造に要する時間の面で不満足
なものである。
四の方法は、コスト及び製造に要する時間の面で不満足
なものである。
第五の特開昭59−108332号公報に開示された方
法は、静的に使用される電子部品をポリフェニレンサル
ファイドで封止するものであり、高温雰囲気中で高速回
転して使用される扁平コイル型電機子用の製造方法とは
別異である。
法は、静的に使用される電子部品をポリフェニレンサル
ファイドで封止するものであり、高温雰囲気中で高速回
転して使用される扁平コイル型電機子用の製造方法とは
別異である。
本発明は上述のような不都合を解消し、製造コストが安
く、しかも短時間で電機子を製作できる扁平コイル型電
機子の製造方法を提供することを目的としている。
く、しかも短時間で電機子を製作できる扁平コイル型電
機子の製造方法を提供することを目的としている。
b.発明の構成 (問題を解決するための手段) 本発明の扁平コイル型電機子の製造方法は、コイル状に
巻回した導線を熱可塑性合成樹脂の熱変形温度よりも低
い温度に加温した射出形成型の中に挿入し、次いでこの
射出形成型内に、無機質充填材を含有する熱可塑性樹脂
成形材料を800〜1000Kg/cm2の比較的低圧力で押
し込み、上記導線を封止し、一体剛体化するものであ
る。
巻回した導線を熱可塑性合成樹脂の熱変形温度よりも低
い温度に加温した射出形成型の中に挿入し、次いでこの
射出形成型内に、無機質充填材を含有する熱可塑性樹脂
成形材料を800〜1000Kg/cm2の比較的低圧力で押
し込み、上記導線を封止し、一体剛体化するものであ
る。
使用する熱可塑性樹脂としては、射出成形時に高流動性
を有するが、電機子としての使用時に十分な耐熱性と機
械的強度とを得られる材料を選択する。使用時の耐熱性
を確保するためには、熱交換温度が200℃以上である
事が必要であり、この条件と他の条件とをいずれも満す
材料として、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテ
ルサルフォン、芳香族ポリエステル、ポリエーテル・エ
ーテルケトンの1種又は2種以上を合せたものが使用で
きる。
を有するが、電機子としての使用時に十分な耐熱性と機
械的強度とを得られる材料を選択する。使用時の耐熱性
を確保するためには、熱交換温度が200℃以上である
事が必要であり、この条件と他の条件とをいずれも満す
材料として、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテ
ルサルフォン、芳香族ポリエステル、ポリエーテル・エ
ーテルケトンの1種又は2種以上を合せたものが使用で
きる。
無機質充填材は上記熱可塑性樹脂の射出成形時に於ける
流動性を向上させるとともに、寸法性と耐熱性とを向上
させるために混入するもので、混入量は20〜40重量
%とする。無機質充填材の種類としては、シリカ、クレ
ー、石英ガラス粉、炭酸カルシウム、カオリン、マイ
カ、水和アルミナ、ガラスビーズ、ガラス繊維、酸化ア
ルミナ繊維、シリコンカーバイド繊維等の1種又は2種
以上を混合して使用し、更に必要に応じてタルク、或は
ステアリン酸亜鉛等の金属塩等を加えて流動性、離型性
を向上させる。
流動性を向上させるとともに、寸法性と耐熱性とを向上
させるために混入するもので、混入量は20〜40重量
%とする。無機質充填材の種類としては、シリカ、クレ
ー、石英ガラス粉、炭酸カルシウム、カオリン、マイ
カ、水和アルミナ、ガラスビーズ、ガラス繊維、酸化ア
ルミナ繊維、シリコンカーバイド繊維等の1種又は2種
以上を混合して使用し、更に必要に応じてタルク、或は
ステアリン酸亜鉛等の金属塩等を加えて流動性、離型性
を向上させる。
本発明は、熱可塑性合成樹脂としてポリフェニレンサル
ファイド(以下PPSと称する)を使用するものであっ
て、このような無機質充填材を混入したPPSにより予
めコイル状に巻回した導線を被覆し、一体剛体化して電
機子とするには、上記導線を射出成形型内に挿入してか
ら型を閉じ、この型内に加熱して流動性を高めたPPS
を射出する。
ファイド(以下PPSと称する)を使用するものであっ
て、このような無機質充填材を混入したPPSにより予
めコイル状に巻回した導線を被覆し、一体剛体化して電
機子とするには、上記導線を射出成形型内に挿入してか
ら型を閉じ、この型内に加熱して流動性を高めたPPS
を射出する。
PPSの加熱温度は、流動性が高くなる温度とするが、
本発明では300〜350℃として、120〜150℃
に予熱した金型内に射出した。又、射出形成圧力は、良
好な成形を行なえる限り出来るだけ低い圧力で行なう。
これは、合成樹脂の射出圧力が高過ぎると、射出時にP
PSが流れる勢いによって予め成形型内に挿入されたコ
イル巻導線が変形し、電機子の性能が低下したり、外観
が悪くなって商品価値が低下したりするためである。本
発明では、この射出圧力を800〜1000Kg/cm2とし
た。
本発明では300〜350℃として、120〜150℃
に予熱した金型内に射出した。又、射出形成圧力は、良
好な成形を行なえる限り出来るだけ低い圧力で行なう。
これは、合成樹脂の射出圧力が高過ぎると、射出時にP
PSが流れる勢いによって予め成形型内に挿入されたコ
イル巻導線が変形し、電機子の性能が低下したり、外観
が悪くなって商品価値が低下したりするためである。本
発明では、この射出圧力を800〜1000Kg/cm2とし
た。
射出成形型内へのPPSの射出を終了したならば、PP
Sの温度が熱変形温度以下となるまで短時間だけ放置し
た後、型を開いて成形品を取り出す。取り出した成形品
は、射出成形時に生じたスプル等の余分な部分を切除す
ればそのまま電機子として使用でき、エポキシ樹脂を使
用した場合のような後処理は不要である。
Sの温度が熱変形温度以下となるまで短時間だけ放置し
た後、型を開いて成形品を取り出す。取り出した成形品
は、射出成形時に生じたスプル等の余分な部分を切除す
ればそのまま電機子として使用でき、エポキシ樹脂を使
用した場合のような後処理は不要である。
(実 施 例) 次に、本発明の実施例について説明する。
実施例 1 ポリフェニルサルファイドに40重量%の石英ガラス粉
を混入した。
を混入した。
上記混合物を310℃(300〜350℃ならば同様の
結果が得られる。)に加熱して溶融し、予めコイル巻導
線を挿入して150℃(120℃以上)に加温した射出
成形型内に1000Kg/cm2(800Kg/cm2以上ならば成
形可能。)の圧力で射出し、40秒後成形型を開いて成
形品を取り出した。成形型内へのコイル巻導線の挿入か
ら成形品の取り出しまでに要した時間は90秒であっ
た。
結果が得られる。)に加熱して溶融し、予めコイル巻導
線を挿入して150℃(120℃以上)に加温した射出
成形型内に1000Kg/cm2(800Kg/cm2以上ならば成
形可能。)の圧力で射出し、40秒後成形型を開いて成
形品を取り出した。成形型内へのコイル巻導線の挿入か
ら成形品の取り出しまでに要した時間は90秒であっ
た。
取り出された成形品の寸法は正確で形状の歪みもなく、
電動機に組付けて使用した場合に満足すべき性能が得ら
れた。
電動機に組付けて使用した場合に満足すべき性能が得ら
れた。
実施例 2 ポリエーテルサルフォンに20重量%のシリカを混入し
た。
た。
上記混合物を350℃に加熱して溶融し、予め120℃
に加温した射出成形型内に800Kg/cm2の圧力で射出
し、40秒後成形型を開いて成形品を取り出した。
に加温した射出成形型内に800Kg/cm2の圧力で射出
し、40秒後成形型を開いて成形品を取り出した。
本実施例の場合も取り出された成形品の寸法は正確で形
状の歪みもなく、電動機に組付けて使用した場合に満足
すべき性能が得られた。
状の歪みもなく、電動機に組付けて使用した場合に満足
すべき性能が得られた。
c.発明の効果 本発明の扁平コイル型電気子の製造方法は、以上のよう
に構成されるため、高温雰囲気中で高速回転するという
苛酷な条件で使用される扁平コイル型電機子を十分な強
度、剛性を持たせ、形状の不整もなく、迅速に能率よく
製造することができるので、作業人員とコストとを低減
できて生産性を高めることができる。
に構成されるため、高温雰囲気中で高速回転するという
苛酷な条件で使用される扁平コイル型電機子を十分な強
度、剛性を持たせ、形状の不整もなく、迅速に能率よく
製造することができるので、作業人員とコストとを低減
できて生産性を高めることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】予めコイル状に巻回した導線を射出成形型
中に挿入した後この成形型を閉じ、この成形型をポリフ
ェニレンサルファイドの熱変形温度よりも低い120〜
150℃の温度にまで加温しつつ、この成形型に、20
〜40重量%の無機充填物を含有し、300〜350℃
の温度で加熱溶融されたポリフェニレンサルファイドを
800〜1000Kg/cm2の圧力で射出し、このポリフェ
ニレンサルファイドが冷却され固化した後成形型を開け
て成形品を取り出す扁平コイル型電機子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59130054A JPH065977B2 (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | 扁平コイル型電機子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59130054A JPH065977B2 (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | 扁平コイル型電機子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6110949A JPS6110949A (ja) | 1986-01-18 |
| JPH065977B2 true JPH065977B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=15024943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59130054A Expired - Lifetime JPH065977B2 (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | 扁平コイル型電機子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065977B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59108332A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-22 | Dainippon Ink & Chem Inc | 電子部品の封止方法 |
-
1984
- 1984-06-26 JP JP59130054A patent/JPH065977B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6110949A (ja) | 1986-01-18 |
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