JPH066017Y2 - 蓋部開閉式無菌包装容器 - Google Patents

蓋部開閉式無菌包装容器

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JPH066017Y2
JPH066017Y2 JP1988125947U JP12594788U JPH066017Y2 JP H066017 Y2 JPH066017 Y2 JP H066017Y2 JP 1988125947 U JP1988125947 U JP 1988125947U JP 12594788 U JP12594788 U JP 12594788U JP H066017 Y2 JPH066017 Y2 JP H066017Y2
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lid
container
weight
antibacterial
aseptic packaging
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JP1988125947U
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JPH0245914U (ja
Inventor
輝義 三宅
Original Assignee
中国パール販売株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として肉類、魚介類、野菜果物類、菓子類
等の食品を収納するパック式の包装容器に関するが、特
に容器部と蓋部とを一体成形して蓋部の開閉を自在にす
ると共に、包装容器内を半永久的に無菌状態に保持する
ことができる蓋部開閉式無菌包装容器に関するものであ
る。
[従来の技術] 合成樹脂製のフィルムやシートを圧空真空成型方法によ
り容器部と蓋部とを一体成形して、パック式の包装容器
を形成する加工方法は従来からあり、これらの成形方法
により加工された蓋部開閉式の包装容器もすでに市販化
されており、特に生鮮食品を包装する容器としては種々
のものが開発されている。
例えば、第5図に示すように容器本体12と蓋体13とを連
着するヒンジ部18は、半円形状に形成されているが、こ
のヒンジ部18の両側に形成されている折曲部16、16′、1
9の形状、位置と、容器本体12及び蓋体13の周縁側の折
曲部15、20の形状とがほぼ直角状に形成されているの
で、蓋体13を容器本体12に閉じる場合は、蓋体13が180
度回転されてヒンジ部18が円形状になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第5図に示す包装容器では、閉じる
際、容器本体12の折曲部16、16′と蓋体13の折曲部19と
が密着状態で重ね合わせることができず、ヒンジ部18が
多少楕円形となるばかりか、連着される部分に隙間が生
じ完全に密着させることができなかった。また、容器縁
片14の位置と蓋縁片21との位置とが水平状に形成されて
いるので、ヒンジ部18を折曲し両縁片14、21を重ね合わ
せた際に、蓋体13側のヒンジ部18の縁面が容器本体12側
ヒンジ部18の縁面角部(折曲部16′のコーナー部分)に
接触するために容器縁片14と縁蓋片21との完全密封が不
可能となる。したがって、容器本体12と蓋体13の周縁面
に隙間が生じて完全かつ確実な蓋体13の閉封ができない
ことになる。その結果、この隙間から塵埃や湿気が侵入
し易く非衛生的であると共に容器外観も損なうばかり
か、この隙間をなくすために両縁片14,21を無理な状態
でホッチキスなどで閉じていた。
そこで、本考案は、上記のかかる従来の問題点に鑑み
て、すなわち、容器本体と蓋体の連着部の構造及び容器
本体と蓋体の周縁面の位置を変えることによって、閉蓋
時に容器本体と蓋体の閉縁面を完全かつ確実な状態で密
封させることと、容器内面を半永久的に無菌状態に保持
することの出来る蓋部開閉式無菌包装容器を提供するこ
とを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の蓋部開閉式無菌包装容器は、上記のような課題
を解決するために開発したものであって、抗菌性素材を
圧空真空の成型方法により、容器本体2及び蓋体3の一
の側部に相互に嵌合する折曲部6及び9を設けると共
に、これら折曲部6と9との間にヒンジ部8を設けるこ
とで前記容器本体2と前記蓋体3とを連着し、かつ前記
容器本体2及び前記蓋体3の残りの側部に相互に嵌合す
る折曲部5及び10を設けて一体形成してなる蓋部開閉式
無菌包装容器において、前記折曲部5及び10の周縁に段
着H及びH′をそれぞれ有しかつ重ね合わせる容器縁片
4及び蓋縁片11を設けると共に、前記ヒンジ部8と前記
折曲部6との間を前記容器縁片4に至るテーパ部7と
し、前記抗菌性素材は、熱可塑性樹脂25′及び抗菌性ゼ
オライト26より主として成り、前記熱可塑性樹脂25′の
総重量に対して前記抗菌性ゼオライト26が0.1〜5重量
%の範囲にあるシート27に、少なくとも1枚の熱可塑性
樹脂シート28を融着若しくは接着した多層シート29であ
るとしたものであり、 また、前記抗菌素材は、発泡性樹脂25″、抗菌性ゼオラ
イト26、発泡剤及び核剤30より主として成り、前記発泡
性樹脂25″の総重量に対して前記抗菌性ゼオライト26を
0.1〜5重量%、前記発泡剤を5〜15重量%及び前記核
剤30を0.1〜5重量%の範囲にある発泡体31であって
も良い。
〔作用〕
上記構成によれば、容器本体2に蓋体3を被せる際、段
差分だけヒンジ部8の曲げ角度が少なくすむから、その
分ヒンジ部8に曲げ負荷が減少し、ヒンジ部8に近い位
置の容器縁片4と蓋縁片11とを重ね易くなり、その部分
のすきまが生じにくく、更に、容器本体4側のテーパ部
7が蓋体3側の折曲部9に当ることにより、すきまが生
じにくくなる。また、容器本体2及び蓋体3を構成して
いる多層シート29の抗菌性ゼオライト26を含有したシー
ト27上に付着した微生物は、抗菌性ゼオライト26中の殺
菌作用をするイオンにより死滅し、これらの面が無菌状
態となり、食品を包装する際の強度的な支持は熱可塑性
樹脂シート28にて行なう。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は、本考案の蓋部開閉式無菌包装容器
を示したものである。1は蓋部開閉式無菌包装容器を示
し、この蓋部開閉式無菌包装容器1は、第1図に示すよ
うにフィルム状の抗菌性素材を圧空真空成形方法によ
り、容器本体2と蓋体3とを一体成形して成る蓋付の包
装容器であり、この成形方法は従来からあるものであ
る。以下、本考案の蓋部開閉式無菌包装容器の特徴につ
いて詳述する。第2図に示すように、本考案の特徴は、
容器本体2及び蓋体3の連着部分であるヒンジ部8の構
造と、容器縁片4及び蓋縁片11の構造にある。まず、第
1の特徴であるヒンジ部8が半円形状に形成されてお
り、このヒンジ部8の両側、つまり容器本体2側の周縁
部分に断面L字状の折曲部6とテーパ部7とが形成され
ており、一方蓋体3側の周縁部分には断面L字状の折曲
部9が形成されていると共に、その先端部分が断面台形
状になるように蓋体3の周縁面に連結されている。この
場合の折曲部6と9との位置は、蓋体3の方が上の位置
になるように構成されており、また、テーパ部7はヒン
ジ部8の先端面に沿って容器本体2の周縁面の上方向に
傾斜されるように構成されている。次に、第2の特徴で
ある容器縁片4と蓋縁片11の位置であるが、第2図から
も明らかのように、容器本体2の折曲部5が断面逆L字
状に形成されて、上面が容器縁片4となるように構成さ
れている。そして、一方蓋縁片11の方は、蓋体3の折曲
部10が断面台形状に形成されて、下面に蓋縁片11が形成
されるように構成されている。したがって、容器縁片4
は折曲部5の段差Hだけ上部に形成されているのに対し
て、蓋縁片11の方は折曲部10の段差H′だけ下部に形成
されている。つまり、容器縁片4と蓋縁片11とを重ね合
わせる場合、蓋縁片11の方が容器縁片4よりもH′(段
差の長さはHとH′は同じ)だけ上方部で重ね合わされ
ることになる。その結果、ヒンジ部8の曲げ角度は、18
0度よりも少ない角度となる。
このようにして、容器本体2の周縁面にテーパ部7設け
かつ容器縁片4と蓋縁片11に段差H、H′を設けたこと
によって、第3図及び第4図に図示してあるようにヒン
ジ部8の曲げをスムーズにできると共に、蓋部を閉じた
際にヒンジ部8の周縁面と容器部との周縁面とを完全に
密封状態で閉じることができる。
なお、この作用構成については、第5図に示されている
従来の構造図と第2図に図示されている本考案の構造図
とを対比すれば、より明確になる。
次に、第6図及び第7図により、本考案から成る蓋部開
閉式無菌包装容器の素材特性について説明する。
本考案の蓋部開閉式無菌包装容器1に使用されている抗
菌性素材は、第6図に示すように、熱可塑性樹脂25′及
び抗菌性ゼオライト26より主として成り、熱可塑性樹脂
25′の総重量に対して抗菌性ゼオライト26が0.1〜5重
量%の範囲にあって、且つ0.03mm〜0.1mm厚みのシート2
7に、少なくとも1枚の熱可塑性樹脂シート28を融着若
しくは接着した多層シート29である。この多層シート29
の抗菌性ゼオライト26を含んだシート27を内側にして所
望形状の蓋部開閉式無菌包装容器1に成型する。このよ
うに多層シート29を使用する理由は、蓋部開閉式無菌包
装容器1の内面に抗菌性を付与すれば良く、抗菌性ゼオ
ライト26の使用量を減らしてコストダウンを図るためで
ある。
この熱可塑性樹脂25′は、前記抗菌性ゼオライトを混合
することができ、食品用の包装容器として必要とされる
特性、例えば、ある程度の低温及び高温に耐えることが
できること及び保温性があること、ある程度の剛性があ
ること、食品に臭いがついたりしないこと、又、耐水性
があり、且つ毒性のないものであれば、いかなるもので
も良い。例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ABS樹脂等である。
又、この蓋部開閉式無菌包装容器1に使用されている抗
菌性素材は、第7図に示すように、発泡性樹脂25″、抗
菌性ゼオライト26、発泡剤及び核剤30より主として成
り、発泡性樹脂25″の総重量に対して抗菌性ゼオライト
26を0.1〜5重量%、発泡剤を5〜15重量%及び核剤30
を0.1〜5重量%の範囲にあり、且つ発泡体31に形成し
たものでも良い。この発泡体31は特に保冷性に優れ、し
かも軽量である。この発泡性樹脂25″は、例えば、ポリ
スチレン、ポリエチレン及びABS樹脂等が使用され、
発泡剤は、例えば、フロン12、ブタン、プロパン及びペ
ンタン等が使用され、核剤30は、例えば、タルク、炭酸
カルシウム及びクレー等が使用される。
尚、本考案の蓋部開閉式無菌包装容器1について、大腸
菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオの抗
菌力試験の方法とその結果は、次のとおりである。
1)試験菌株 Escherichia coli IFO 3301(大腸菌) Staphylococcus aureus ATCC 6538P (黄色ブドウ球菌) Salmonella typhimurium(実験室分離株) (サルモネラ菌) Vibrio parahaemolyticus IFO 12711 (腸炎ビブリオ) 2)菌数測定用培地 大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌用……0.2%肉
エキス加普通寒天培地 腸炎ビブリオ用……3%食塩含有、0.2%肉エキス加普通
寒天培地 3)菌液の調製 大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌 ;普通ブイヨン培地で37℃一夜培養した後、滅菌生理食
塩水を用いて1ml当りの菌数が104〜5個となるように
調製した。
腸炎ビブリオ ;3%食塩含有普通ブイヨン培地で37℃一夜培養した
後、滅菌3%食塩水を用いて1ml当りの菌数が104〜5個
となるように調製した。
4)試験操作 エタノール洗浄後の実施例の供試品片(4.8cm×4.8cm)
及び比較例の供試品片(4.8cm×4.8cm)の一面に菌液を
一定量噴霧し、37℃で保存した。保存開始0(噴霧直
後)、24および48時間後にSCDLP液体培地(大五栄養化
学)で、供試品片上の生残菌を洗い出し、この洗い出し
液について菌数測定用培地による混釈平板培養法(37℃
2日間)により生存菌数を測定して、供試品片1枚当り
の生菌数に換算した。なお、供試品片に噴霧したのと同
量の菌液をシャーレに分注後、37℃で保存し、直後、
24、48時間後の生菌数を測定して対象とした。
実施例1 ポリスチレン(PS)に抗菌生ゼオライトを1.
0重量%を添加混合したものにて供試品片を作る。
比較例1 ポリスチレン(PS)のみにて供試品片を作
る。
試験結果を別表−1に示す。
実施例2 高密度ポリエチレン(HDPE)に抗菌性ゼオラ
イトを1重量%を添加混合したものにて供試品片を作
る。
比較例2 高密度ポリエチレン(HDPE)のみにて供試品
片を作る。
試験結果を別表−2に示す。
実施例3 低密度ポリエチレン(LDPE)に抗菌性ゼオラ
イトを0.7重量%を添加混合したものにて供試品片を作
る。
比較例3 低密度ポリエチレン(LDPE)のみにて供試品
片を作る。
試験結果を別表−3に示す。
実施例4 ポリプロピレン(PP)に抗菌性ゼオライトを
1重量%を添加混合したものにて供試品片を作る。
比較例4 ポリプロピレン(PP)のみにて供試品片を作
る。
試験結果を別表−4に示す。
実施例5 ポオリプロピレン(PP)に抗菌性ゼオライト
を0.7重量%を添加混合したものにて供試品片を作る。
比較例5 ポリプロピレン(PP)のみにて供試品片を作
る。
試験結果を別表−5に示す。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したことにより、従来閉蓋時
に生じていた容器部と蓋部との間に生じていた隙間を無
くすことができ、更にこの隙間部よりの塵埃や湿気等の
侵入を完全かつ確実に防ぐことができる。
また、本考案から成る包装容器の素材には抗菌性ゼオラ
イトを用いてあるので、容器の内面を完全に無菌状態で
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図乃至第4
図は本考案の蓋部開閉式無菌包装容器の斜視図と断面
図、第5図は従来の包装容器の断面図、第6図及び第7
図は本考案から成る蓋部開閉式無菌包装容器の抗菌性素
材の一部拡大断面図である。 1……蓋部開閉式無菌包装容器 2、12……容器本体、3、13……蓋体 4、14……容器縁片 5、6、9、10、15、16、16′、19、20……折曲部 7……テーパ部、8、18……ヒンジ部 11、21……蓋縁片 25′……熱可塑性樹脂 25″……発泡性樹脂 26……抗菌性ゼオライト 27……シート 28……熱可塑性樹脂シート 29……多層シート、30……核剤 31……発泡体 H、H′……段差

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】抗菌性素材を圧空真空の成型方法により、
    容器本体2及び蓋体3の一の側部に相互に嵌合する折曲
    部6及び9を設けると共に、これら折曲部6と9との間
    にヒンジ部8を設けることで前記容器本体2と前記蓋体
    3とを連着し、かつ前記容器本体2及び前記蓋体3の残
    りの側部に相互に嵌合する折曲部5及び10を設けて一体
    形成してなる蓋部開閉式無菌包装容器において、前記折
    曲部5及び10の周縁に段着H及びH′をそれぞれ有しか
    つ重ね合わせる容器縁片4及び蓋縁片11を設けると共
    に、前記ヒンジ部8と前記折曲部6との間を前記容器縁
    片4に至るテーパ部7とし、前記抗菌性素材は、熱可塑
    性樹脂25′及び抗菌性ゼオライト26より主として成り、
    前記熱可塑性樹脂25′の総重量に対して前記抗菌性ゼオ
    ライト26が0.1〜5重量%の範囲にあるシート27に、少
    なくとも1枚の熱可塑性樹脂シート28を融着若しくは接
    着した多層シート29であることを特徴とする蓋部開閉式
    無菌包装容器。
  2. 【請求項2】前記抗菌性素材は、発泡性樹脂25″、抗菌
    性ゼオライト26、発泡剤及び核剤30より主として成り、
    前記発泡性樹脂25″の総重量に対して前記抗菌性ゼオラ
    イト26を、0.1〜5重量%、前記発泡剤を5〜15重量%
    及び前記核剤30を0.1〜5重量%の範囲にある発泡体31
    である請求項(1)記載の蓋部開閉式無菌包装容器。
JP1988125947U 1988-09-27 1988-09-27 蓋部開閉式無菌包装容器 Expired - Lifetime JPH066017Y2 (ja)

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JPH0245914U JPH0245914U (ja) 1990-03-29
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